インペルダウンには様々な処刑や拷問が存在するけど……その中でもあまり執行されることのない、珍しいそれがいくつかある。
設備が大掛かりだったりするものや、他の囚人を使う――それも、『使い捨て』で――ものなんかがそれにあたるけど……今こうして、私が受けさせられているのも、その1つだ。
今私は、海楼石の手錠をつけたまま、1本の剣を持たされている。
囚人なのに武器を持たされて……円形の、広い、縦にも横にも大きな部屋に入れられている。
そして、目の前には……下卑た笑みを向けてくる、大柄な男性の囚人が、同じく剣を持って構えている。
どちらの剣も、刃をつぶした訓練用のものだけど……殴られればそれなりに痛いし、怪我につながることだって十分ある。
私は今、海楼石で能力も覇気も封じられているから……防ぐ手段も何もないしね。
そんな私達の姿を、360度全方向に設けられた観客席から、看守や獄卒達がヤジを飛ばしながら見物している。
ここは、インペルダウン内部にある、囚人闘技場。
その名の通り、拷問あるいは処刑の一環として、囚人達を放って戦わせる施設だ。
戦う相手は様々だ。囚人同士戦わせることもあれば、看守や獄卒が相手をすることもある。
というか、人間に限らない。時には、ブルゴリだったり、レベル2の怪物だったり、レベル5の軍隊ウルフだったり……獄卒獣であることもある。
相手はこの闘技場に出される囚人の強さや、刑の重さ次第で変わる。
拷問で済ませるつもりなら、囚人とかが使われるし……そのまま処刑する、死ぬまで戦わせるつもりなら、猛獣になるし……という感じで。
仮にも囚人を、手錠あり、コロシアムの中だけとはいえ解放して武器を持たせるわけなので、警備とかを万全に整える必要があり、手間がかかるらしく……あまりここが使われることはない。
痛めつけるだけなら普通に拷問すればいいし、猛獣に襲わせて処刑……殺させるだけなら、レベル2に放り込めばそれで終わりなわけだしね。
ここが使われるのは、より強く囚人達に無力感を植え付けさせ、より大きな屈辱や絶望を与える時……であるらしい。
あからさまに『見世物』にする形で行うため――それこそ、『晒し者』の拷問以上に――囚人達の心を折るのに効果的なんだとか。
また、闘技場で惨めに、無様に敗北してなぎ倒される囚人の姿や、
そんな闘技場に突き出された私は……海楼石で力が入らない中でも、どうにか必死で剣を使い、敵の囚人の攻撃をさばいていたんだけど……やはり、まともに戦えるはずもなかった。
―――ギィン!
―――ドゴォッ!
「あが……あぁあっ!」
『あーっとコレは強烈な一撃が決まってしまったぁ―――! 懸賞金額7600万ベリー、『海賊文豪』スゥ、懸賞金もかかっていない、怪力だけが自慢の名もなき海賊に手も足も出ませんっ!』
剣を弾き飛ばされ、丸腰になった私の胴体に、横なぎに振るわれた相手の剣がクリーンヒット。
その衝撃で吹き飛ばされて転がる私。
そんな私を煽り、バカにするようなアナウンスが闘技場に響く。
痛みに加えて、衝撃で肺の空気が抜けて……苦しさで動けない。息も上手くできない。
『起き上がれない、このままでは……残り3……2……1……決まったぁ―――試合終了! 10カウントで勝敗が決しました、“海賊文豪”敗れる! 勝者はマウンテン海賊団戦闘員、マルクスだぁ! 誰も知らないような小物が、海賊界のアイドルの一角を討ち取ったぁ!』
動けず、起き上がれずに時間が経過し……そのまま、10カウント。ルールにより、敗北になってしまった。
そして、この闘技場の刑罰は……ここからが本番だ。
『さあ皆さん、決着はつきましたが目を話しませんように…ご存じの通り、ここでの戦いはここからが本番! 勝者が敗者の全てを自由にできる、蹂躙の時間が始まります!』
「へへへ……こいつは夢みたいだぜ、あの『海賊文豪』サマの体を、俺みたいなケチな小物海賊が好きにできるなんてよ……!」
そう言いながら、ニヤニヤとした笑みを隠そうともせず、にじり寄ってくる男の囚人。
そのズボンの前の部分は、もう辛抱たまらないとばかりに大きく膨らんで自己主張していた。
この闘技場では……勝った方が負けた方を好きにしていいことになっている。そういうルールの元……女囚を参加させ、惨めな慰み者・晒し者にしてしまう。
そこまで全部含めて、この『闘技場』という名の拷問なのだ。
長い禁欲生活で溜まりに溜まっているんだろう。もう1秒だって我慢できないといった様子で、倒れて動けない私めがけて駆け寄ってきて……私の服に手をかけ、上下両方とも破り取る。
下着をつけていないせいで、私の裸体がそのまますぐに露わになった。
『これは美しい! かの海賊文豪のシミ一つない球の肌があらわになりました! 形の良い柔らかそうな乳房、なめらかな曲線美のヒップに太もも……まさにセックスアピールの塊だぁ! 男に抱かれるために生まれて来たのかと思えてしまうような見事な肉体です!』
「い、いや……やめて……っ!!」
「やめるわけねえだろ……お前は負けたんだよ、大人しく俺の好きなようにされてりゃいいんだ……っ!」
私の懇願なんて全く聞き入れられず、男は強引に私の足を左右に開かせる。
隠すこともできず、大股開きで衆目にさらされる私の股間。その入り口は……すでにとろりと濡れていて、蜜のような愛液を一筋、こぼしてしまっていた。
「おいおい、何だよコレ……もう準備万端じゃねえか! 何だ、期待してたならそう言えよ……へへへっ!」
そう言いながら男は自分もズボンを脱ぎ、勃起して上を向き、血管が浮き出るまでになった肉棒を取り出した。
これから、私の体を中まで、奥まで抉ってくる……拷問用の凶器を。
『ズボンの形からまるわかりではありましたが、マルクス選手の肉棒も準備万端! 今か今かとその時を待っています! これから自分の下半身を蹂躙する凶悪な肉棒の登場に、スゥ選手もさすがに顔を青ざめさせるっ!』
「違っ……これは……変な、薬でっ……!」
強がりじゃない、本当だ。
この『闘技場』に送られる前、コップ1杯の水を飲まされたんだけど……いかにもって感じで怪しかったし、味も変だった。あれに、変な薬が入ってたんだと思う。
恐らく……発情しやすくなる、媚薬みたいなそれが。
しかし、そんなことを言っても男は信じてくれず……いや、そもそも信じられようが信じられまいが、やることは変わらないんだから、意味はないのか。
私にできることは、このまま、男に犯されることだけ……っ……!!
「う、ぐぅ……っ……!」
準備が整ってしまっている私の膣内に、狙いを定めて……一気に突き刺さる。
既にグズグズになっていた肉壁肉ひだをかき分けて、大柄な男の大きな逸物は、一気に奥まで到達し……ごつん、と子宮口をノックした。
「おぉぉ……すげぇっ、久しぶりの女っ……! これが……これが、『海賊文豪』のオマンコかよっ!」
そしてそのまま、抵抗できないように私を抑えつけ、のしかかり……ガツンガツンと勢いよく腰を振り、突き上げる。
一発ごとに子宮口がノックされ、衝撃が子宮を、内臓を伝って体を突き抜ける。ハイペースで快感がぶち込まれる感触に、私はまともに言葉を発することもできなくなった。
『入ったぁ――見事に突き刺さりましたっ! そしてそのまますぐさまピストン開始! 7600万の極上の女のオマンコが、名もなき海賊に蹂躙されています! なんという光景だぁ!』
男の言う通り、本当に久しぶりのセックスだったからか、男自身も余裕はなさそうで……ただただ快感をむさぼって乱暴に出し入れし続ける。体力に任せて、ペースも何も考えずに、全力で私の膣内を蹂躙する。
その乱暴さ、逞しさすら、私の中の雌の本能は好ましく思ってしまうようで……きゅんきゅんと膣内が、子宮がうずいて、男の逸物を締め付けることで奉仕する。
その体の持ち主である私の気持ちなんか無視して、快楽を与えてくれるおちんぽに媚びを売って、もっと、もっと、とおねだりしていた。
そして男は、いやおちんぽは、そんなおねだりに気前よく、むしろ期待以上に応えてくれる。私のオマンコに、絶え間ない快楽を叩き込んで……力はもちろん、抵抗の意思も何もかも奪い去っていく。
今、押さえつけられている両腕を解放されても……私はもう、抵抗することはできないだろう。
「なすすべなし! スゥ選手、全く抵抗できずにいいように突き回されまくっています! やはり女は男の肉棒には逆らえないようにできているのでしょうか……格下も格下の雑兵ちんぽに、されるがままで快楽漬けだぁ!」
そして、そんな姿を……360度に広がる観客席にいる看守達・獄卒達に、あざけりや蔑みの入り混じった視線とともに、見物されている。
司会者も、そんな私の無様な姿をもっと見ろとばかりに、煽る煽る。
「お……おっとぉ? これはどうしたことでしょうか、わざとなのかそれとも無意識か、スゥ選手の足がマルクス選手の腰に回されている! もっと奥に頂戴、離れないでと言わんばかりのおねだりの姿勢ではないか! 何ということだ、これはどう見てもスゥ選手、快楽に溺れてしまっています! そしてそんな雌犬の体に、どうだこの野郎思い知れとばかりに、マルクス選手の肉棒が奥へ奥へと突き刺され、哀れな敗者に身の程を思い知らせていきますっ!」
男の職員は最高のショーに興奮し、女の職員は私の醜態に、侮蔑するように顔をしかめている。
(嫌だ……こんな姿、嫌……見てほしくないのに……! なのに何で、こんなに興奮して……気持ちいいい……のぉ……っ!?)
もう全く私の言うことを聞いてくれず、快感にくるってそれを求めるままになってしまった体。
それが、何かを察して疼き……期待するようにひくひくと蠢き始めた。
「おぉ……だめだ、もう我慢できねえ……出るっ、出るぞっ……このまま……!」
うわごとのようにそう言いながら、一層速く、強くピストンを叩きつけてくる男。
体と耳、両方から『それ』を感じ取った私は……それだけは、と必死に抵抗する。
「だめ……やめて……中は、だめ……外に……っ!」
「バカ言うんじゃねえよ、そんな、もったいないこと……できるかっ! このまま、出してやる……中に出してやるよっ!」
『マルクス選手、全く聞く気はありません! それに気づいているのでしょうか、スゥ選手、口ではそんなことを言いながらも足はがっちりとマルクス選手の腰をホールドしたままです。外に出さないで、中に出してといわんばかり、完全に体が堕いてしまっている! 快楽に抗えていない―――! 無様だ、なんと無様だ! これが世界中で愛される女海賊のあさましい本性かぁ―――!』
男の言う通り、私は口でそんな風に言いながらも……体は男に、男のちんぽに媚び媚びのままで……むしろ歓迎する気満々だった。
回した足も放せていないし、子宮も膣もより一層激しく蠢いている。
今か今かとその瞬間を待ちわびてうずいてるのがはっきりわかる。私の言うことを聞いて動いてくれたのなんて、口だけだ……それすら、男を興奮させる助けになっている。
そしてそのまま、自分の体すら味方してくれないままに……私の膣内に、一層強くおちんちんが突き込まれ……その瞬間、一番奥で熱い感触が弾けた。
「うぅ……いぎ、ぐぅぅうぅっ……お、お腹の中、熱いぃっ……!」
「おぉ……うおぉぉおおぉっ! すげえ……き、気持ちいいっ……! 出る……全部出ちまうっ……ぉおおおお!」
どくん、どくん、と脈打つリズムで吐き出される精液。
どれだけ溜め込んでいたのか……あっという間に膣内を満たし、子宮の中に注ぎ込まれ、その壁にべっとりとこびりついていく。
『皆さんご覧いただけていますでしょうか! 射精されている、あの『海賊文豪』が、圧倒的格下の海賊の精液を注がれて絶頂していますッ! びくん、びくんと震えるたびに、あの美しい体の中に、白くて臭くてどろっとしたザーメンが注ぎ込まれているのだ! 汚れてしまった、海のアイドルがこれでもかと汚されてしまっています!』
流し込まれた熱い精液。その熱が徐々に広がっていく感触。
それらが気持ちよくて、とどめになって……私も大きく体を震わせて絶頂してしまった。
『しかしっ……それを、それをなんと気持ちよさそうに受け止めるのかこの淫乱女! 清楚で凛としたイメージに隠された雌の顔が今、ここにあらわになっています! 子宮の中を精液でたぷたぷにされて、恍惚の表情を浮かべるこの女こそ、『海賊文豪』ベネルディ・トート・スゥだぁっ!』
「はー…………はー…………」
快感に痺れて震える体は、もう自分の意思じゃろくに動かせない。
せめて、大きく息を吸って吐いて…………ガクガクでガタガタになってしまっている体を少しでも早く落ち着かせるようにするばかりだった。
快感と熱がじんわりと体中に広まる中……少しずつ余裕が戻ってきた。
相変わらず力は入らないから、それで何ができるわけでもないけれど……ふと周囲を見ると……
(ビューティ……ブルーメ……)
「ぅ……ぐふっ……ぢくじょ……っ!? こいつら、覚えてろ……殺じでやる、っ……!」
「ははははっ、できもしねえことを言うんじゃねえよ……第一、お前の体はこんなに喜んじまってるだろうが!」
「そうそう、強情張ってねえで素直に楽しめばいいんだよ……オラッ!」
「んぐぅうぅぅっ!? やめ……オマン、ゴっ……お尻っ……動ぐなぁ……!」
自分の体格に見合った大柄な囚人を、しかも2人同時に相手をして惨敗し……オマンコとお尻に同時に挿入されて蹂躙されているビューティ。
「やめでぇ……壊れ……こんなの、無理ですっ……入らない……! 壊れる! 私の、オマンコ、壊れちゃいますぅっ……!!」
「大丈夫大丈夫……もうちゃんと奥まで入ってるじゃねえか、人間の体は頑丈にできてるから、そう簡単に壊れねえよ……まあでも、もしガバガバで戻らなくなったら……ごめん、なっ!」
「ぎひぃぃいいぃっ!? あ、あ゛―――広がっ、おまっ……し、子宮、つぶれるぅ―――!!」
こちらは逆に、明らかに……小柄な彼女の体格に合ってないサイズの肉棒が、杭みたいに彼女の股間に突き刺さっている。
ブルーメの体を掴んで前後に動かし、オナホみたいに強引に出し入れする、大柄な囚人は、彼女の涙にまみれて苦痛と快感に歪んだ顔を、それはそれは楽しそうに眺めて堪能していた。
(2人とも……なんて姿に……っ!!)
3人でこの闘技場に連れてこられて、別々な相手と戦うことになって……
同じように負けて、そして……こうして地獄を見せられている。
しかし、2人を心配してる余裕もない。
一息ついて回復したらしいのは……私だけじゃない。
私の中で、むくむくとまた肉棒が膨らんできているその感触が……その事実を嫌でも突き付けてきた。
「へへへ……まだまだ終わらねえぜ、『海賊文豪』さんよ……。もっともっとブチ犯して、たっぷり注いでやるから、覚悟しろよ……!」
大きさと硬さをすっかり取り戻したちんぽが、ぐいぐいと体の中から私の子宮を押し上げてくるのを感じながら……私もまだまだ、この快楽まみれの地獄が続くことを悟る。
そして、心の準備ができるかできないかというところで……ガツン! と衝撃がきて……考える余裕は、またどこかに飛んで行った。
☆☆☆
この後、男性囚人達が満足するまで犯された後で……ようやく『闘技場』の拷問は終了。
当然ながら、自力で歩いて牢に戻る気力も体力も、私達には残っていない。
さらには、体は汗まみれ精液まみれで汚れてしまっている。
私達は獄卒達に闘技場の外に運び出された後、犬か何かをそうするように雑に体を洗われ……囚人服を着せられて、牢屋まで運ばれて放り出された。
そのまま三人とも、夕食の時間までぴくりとも動けなかった。