この間の『ゴブリン』の時は、まず、あいつらから逃げるところから始まった。
あいつらのいるフロアに放されて、見つかって、逃げて……そして逃げきれず捕まって犯されるところまでがワンセットで。
けど今回のこいつらの場合は……『逃げる』ことも許されなかった。
いきなり、こいつらのいるフロアという名の『巣穴』に連れていかれて放置された。
そこは、狭くてうす暗くて、とても走り回って逃げられるような場所じゃなかったのだ。最初から捕まって……そして、犯されるのが目に見えていた。
『逃げられないなら隠れればいい』とか、そういう選択肢ももちろんない。
何せこいつら、ゴブリンより鼻が利くのだ……見た目通り、と言えばそれまでだけど。
―――ブヒブヒィ! ブヒィ―――!
―――プギャギャギャギャ!
「は、放せ……このぉっ……!」
私の足をしっかりとつかんで離さないのは、ゴブリンどころか人間と比べてもかなり大きな、3m近い体格を持つ、豚頭の怪物。
ぼっこりと出た腹部に脂肪を蓄えながら、その体は少なくない筋肉にも覆われていて……ひ弱な女性の腕力なんかじゃ抗うことができない馬力を持っている。
ゴブリンと違って腰布すらない。既に全裸で、その股間には……子供の腕ほどもある巨大なペニスが、すでに勃起してそびえたっていた。
『オーク』。それが、この怪物の名前だ。
ゴブリンと同等かそれ以上に『そういう用途』で有名な怪物であり……これからこいつの手にかかって私がどうなってしまうかなんて、想像するまでもなくわかる。
海楼石の手錠のせいで抵抗もろくにできない私は、簡単につかまり、押さえつけられた。
邪魔な囚人服はさっさと破り捨てられ、裸体があらわになると……オーク達はクンクンと鼻を鳴らして、私の体のあちこちの匂いを嗅ぎ始める。
ゴブリンみたいにいきなり凌辱に入らないのか、とどうでもいいことを考えたりもしたが……なんだか品定めでもされてるみたいな気分で、どっちみち気分はよくはない。
それに、この後どうなるかが変わるわけでもないだろうし。
頭や腕、胸にお腹、首元にわきの下……それに、股間やお尻と……ひとしきりオークは私の匂いを堪能した後……その長い舌を伸ばして、べろべろと体中をなめ始めた。
ぬるりとした感触が体を伝って、オークの唾液が塗りたくられていく。
すさまじい嫌悪感に鳥肌が立つけれど……同時に私の体は、その場所から徐々に、びりびりと痺れのような感覚が走るようになっていった。
(っ……! そういえば、看守達が……オークの唾液には、メスを逃がさないように麻痺させつつ発情させる、毒みたいな媚薬みたいな成分が含まれてるって……あれ、ホントだったのか……!)
痛みがあるわけじゃないけれど、海楼石をつけられてるにしても、徐々に体に力が入らなくなっていき……代わりにあちこちが敏感になっていく。
触れられるだけでびりっと体が反応し、ふんふんとかかる鼻息すらくすぐったく敏感に感じる。
本当に、媚薬でも飲まされたみたいに……私の体、出来上がり始めてる……!
「はぁ――ぐぅっ! やっ……そ、そんなとこ……舐めないでっ!」
野蛮な怪物にしては念入りに『準備』をするオーク達は、私の体中をべとべとにした挙句……しまいには体の中まで舌を侵入させてくる始末。
両足を抑えつけられて広げられた股間。そこにあるオマンコに……肉壁をかき分けて舌が入ってきた。同じようにべろべろと嘗め回されて、唾液が……媚薬が塗りたくられていく。
もともと他の場所とは比べ物にならないくらいに敏感な場所であるそこは、入ってきた瞬間からひくひくと震え始めて……まるで挿入されたおちんちんを迎え入れるようにきゅうきゅうと締め付けが強まっていく。
媚薬のせいで感覚が高まってしまってる私の体は、エッチの時におちんちんにするような奉仕をオークの舌に対して行っていた。
それなりの強さで締め付けてるはずなのに、全く苦にした様子もなくオークはその舌を出し入れして蠢かせて、奥の奥までじっくり嘗め回し、唾液を刷り込んでいった。
「うっ、あっ、ぐぅ……ひぎ、うぎぃっ!?」
太さ的にもそれくらい普通にあるから……もうすでにおちんちんを挿入されているみたいな気分になってしまって……しかも媚薬で快感も増してる。
いつの間にか私は、犯されてる時みたいに声を上げて、身をよじって反応してしまっている始末だ。……言うまでもなく、オークの手を振りほどくことなんてできてはいないが。
じっくり奥まで……それこそ、子宮口の入り口までその長い舌は届いて、挿入と勘違いしてきゅんきゅん動く底にまで唾液の媚薬を塗り込まれ……それでようやく、私の中からずりゅん! と舌が抜き取られた。
すでに人間のおちんちんくらいに太いそれが抜き取られたことで、瞬間的な強い快感と、わずかな喪失感を私の股間は覚える。
気分的には言うまでもなく安堵しているのに、体は寂しがっているように感じるあたり……雌の体っていうのはつくづく弱いんだなと思い知って……
―――にゅるり……ずにゅうぅっ!
「んぎひうぅっ!? な、な……」
油断していたところに……追撃が来た。
もう1つの穴の方も忘れてはいないとばかりに、オークの舌が入り込んでくる。
オマンコよりも固く閉じているはずのお尻の穴に、そんなことは知らない、問題ではないと言わんばかりにこじ開けて入ってきて……
「あっ、あっ……あぁ、あぁっ……! だめ、やっ……お尻、うあ……あぁあぁっ!!」
直腸内をざらざらとした感触がこすり上げて、また、奥の奥にまで媚薬まみれの舌が……
股間の全部が内側からピンク色に染められていき、快感以外の感触が奪われてく……!?
いつからもうそうだったのか、最早わからないし思い出すこともできないけど……私の体は、オークの唾液でもう、うちも外もトロトロになっていて……ひたすら快感に身をよじることしかできなくなっていた。
☆☆☆
満足いくまでお尻も嘗め回され、ぐったりした私は……割ともう息も絶え絶えになっていた。
さっきも言ったけど、オークの舌が太さだけなら人間のおちんちん並だ。それがオマンコにもお尻にも突き刺さってかき回されたことで、もう体的には一仕事終えた感覚になっていた気がする。
何度も絶頂もさせられたし、割といっぱいいっぱいだ。
けど当然ながら、そんな私の気持ちをオークがくみ取ってくれるはずもなく……
「う、あ……?」
体に力は入らず、されるがままの私。
そんな私の目の前に……冗談のような大きさのペニスが突きつけられた。目の前で力強く反り返り、血管をビキビキと浮き上がらせているそれを前に……私の、疲れ切って虚ろになっていた頭も否応なしに覚醒させられる。
洗ってなんかいないんだろう。強烈な匂いが……不潔な悪臭と、同時に『雄』を感じさせる香ばしい独特の匂いが私の鼻に届いて、脳がしびれるような衝撃が走った。
入れられたくないという生理的な嫌悪感と……この棒で滅茶苦茶にされることを期待する、雌の体の期待感がごっちゃになっているのを感じて……屈辱的な気分にさせられた。
そんな私の頭の中の葛藤など知らないとばかりに、オークは私の足を左右に大きく広げて固定したまま……股間にその肉槍の切っ先を突き付ける。
どう見ても入らないとしか思えないサイズ。
裂ける。壊される。さすがにそんな風に思ってしまった私だったけど……もう、その状態からできる抵抗なんて、何一つなくて……
―――メリッ……メリメリメリメリ……ずぶぶぶぅっ!!
「うっ……ぎひぃぃいいぃっ!?」
体が内側から押し広げられる、とんでもない圧迫感と共に……私の膣にペニスが突き刺さる。
大きさからしてどう考えても入らないと思っていたのに……大きく広げられ、こじ開けられた形ではあるにしても、私の肉壺は、オークの巨根を受け入れていた。
力任せに突き刺さった肉棒は、あっという間に一番奥まで到達し、子宮口にあたってごつっ、と音を響かせた。内臓を、体の中を伝わってその衝撃が脳天まで届いた。
恐ろしいのは、そんな……拷問じみた巨根を突きさされているにもかかわらず、私の体は……苦痛よりも快感を感じて、思いっきり喜んでいるというところだった。
今もこうして、膣内にオークちんぽがあるというだけで、全身がビクビク快感に震えている。
オークの唾液の媚薬効果って、強力なんだなあ……っ!
もしかしたらこうでもしないと、人間なんて簡単に圧迫感と痛みでショック死しちゃうからかもしれないけど……。それでも、こんなお腹の中がパンパンになるような感覚をほとんど快楽に変えちゃうなんて……!
体中念入りにそうしていたことといい……知能が高い風には見えないし、女性を気遣う神経とかだって間違いなくないだろうに……本能レベルで凌辱に適した生態なのか……。
―――ずりゅっ! ずりゅっ! ずりゅっ!
「あぐ! ん……ひぅ、ぎ……んぐぁぁああぁっ!?」
しばし締め付けの感触だけを堪能していたオークが、さらなる快感を求めて動き始めた。
サイズ差のせいで、まるでラブドールみたいに私は扱われている。動かないように抑え込まれて……それでもオークが激しく腰を振るたびに、がつんがつんと突き上げられて体が上に、上にと動きそうになる。
お腹はオークのちんぽの形そのままに変形している。
抜き取られると引っ込んで、突き入れられると妊婦みたに膨れ上がって……人間の体って、こんな風に膨らんだり引っ込んだりできるもんだっけ……!?
「めく、れるっ……おまんご、めくれちゃう……壊れるっ! 裂け……ひ、がぐぅっ!?」
孕ませる気……あるのか、ホントに。
これ、普通に女の子が壊れちゃうレベルの……っ!
膣内がはちきれ、子宮がつぶれ、衝撃で内臓が蹂躙され、オマンコがめくれ上がり……女の子の機能全部がバカになる。
そうなってると思えてしまうくらいの、乱暴なピストン。
耐え切れなかった女は実際にそうなるんだろうけど、オークはそんなことは頭にないんだろう。お構いなしにただただ腰を振る。雌の肉体を本能そのままにむさぼっていく。
興奮してるのか、私に覆いかぶさっているオークの唾液がぽたぽたとこぼれて来て……この上さらに体に垂らされ、染み込んでいく。
既に極限まで敏感にされている上に、今まさに快楽ではちきれそうになっている私の体は、そのぽたぽた垂れてくる感触だけでも悶絶しそうなくらいだった。
上から媚薬の染みわたる快感、下からはペニスの乱暴な快感。
2つに挟まれて、何が何だかもうわからない。
そんないっぱいいっぱいの私だが……オマンコの中で、徐々にオークちんぽが膨らんできている感覚だけはバカに敏感に感じ取ることができた。
「あ……っ、あ……あ゛……!?」
(やばい、くる……嘘でしょ、こんな……無理だって、壊れるって……!)
声なきそんな叫びが、性欲しか頭になさそうなオークに届くはずもない。
最後の一振りと同時に、オークは力いっぱいその腰を私に押し付けて……肉棒を押し込み、切っ先を子宮口に押し付けて……射精した。
体の内側から焼かれるような熱さ。
あっという間に膣内を見たし、子宮の中に流れ込んでくるその量。勢い。
どれか1つとっても、人間とのセックスなんかじゃ絶対に体験できない、異次元じみた感覚が私を内側から蹂躙し……媚薬まみれの体は、その全てを快楽として受け止めた。
オークちんぽを突き入れられた時以上に変形し……臨月の妊婦以上に膨れ上がったお腹は、今にも裂けてしまいそうな有様だった。
人間の体にありえない変形の仕方してるもの……むしろこれでどうして壊れてないのかの方が不思議なくらいだ。
膣内を内側から焼き尽くしてくる勢いの熱。
体の中が快感だけで満たされて、破裂しそうなくらいになって……それでも気を失うこともできなくて。
私はただただ、壊れそうで壊れない肉袋になって、その精液と共に注がれる快楽を受け止め続けるしかなかった。
そしてそれがどうやら……1回で終わりそうもないことを、オークの腰がゆっくりと動き出した時に悟ることになって、
さらに、周囲にいるオーク達の数の分、私にもたらされるんだろうということを理解した時……私は、何も考えることができなくなり……目の前が真っ暗に……
―――ずんっ!
「ひぎぃっ!?」
……真っ暗にすら、させてもらえなかった。
閉ざされたと思った意識が、強引に呼び戻されてまた真っ白になり……私の体は、再びその暴力的な快感の中、息も絶え絶えにあえぎ続けることになったのだった。