インペルダウンR18編もそろそろ終盤ということで、今回、久々にエロ控えめ+サディちゃん大歓喜のガチ気味拷問回になります。
しかも苦痛系の拷問回の中でトップクラスにきつい回になったかもです。けっこう痛々しい描写があるので苦手な方要注意。
……なのに思いついたら書いてしまう、作者のこらえ性のなさをどうか許して……
ここ、インペルダウンで今までうけた数々の拷問。
どれもこれもつらいものばかりだった、痛かったり、苦しかったり、恥ずかしかったり……あるいは、そのうちのいくつもが合わさったものだったり。
心と体に傷を刻み込んでくるようなものばかりで……この先ずっと忘れられないだろうし、なんなら夢に見てうなされるんじゃないかってくらいに、つらい日々を過ごしている。
……そんな拷問の中で、最もつらかったものは何か、と聞かれると……種類が豊富すぎて、即答はできない感じである。
鞭打ちや棒叩き、宙づりも痛くて痛くて、毎度泣いて絶叫するくらいだし……
水責めも毎回溺死しそうになって苦しいし……毒ガスや毒入りご飯も、体の中から責め立てられる感じでずっと苦しいし……
『さらし者』……というか、もうさらされるだけじゃ済んでないな。
毎回、竿役の囚人や怪物に、これでもかってくらいに犯されて、それを看守達に嘲笑われて……尊厳ごとぐちゃぐちゃにされてるんだけど……それも、肉体的にはもちろん、精神的にもきつい。
……けど、あえてその中で『最悪』を上げるとしたら……やっぱり、あれかな。
肉体的にも、精神的にも……トップクラスにきつかった。
……何がきついって、あの拷問、被害に遭うのが私だけじゃないんだよな……。
☆☆☆
拷問室に連れてこられるなり、毎度のごとく服を全てはぎとられる私。
全裸にされ、手錠の鎖を引き上げられて、天井から吊るされる。
どこも何も隠すことができない、全てをあらわにした状態で……ギリギリ足が床につくくらいの高さで……『鞭打ち』の拷問の準備が整った。
……ここまでは、いつも通り。
そして、何時も通りなら、ここからサディちゃんなり獄卒なりが、鞭を手にして……私の背中とお尻を滅多打ちにし始めるんだけど……今日は、いつもと違う点がある。
同じ拷問室に、ブルーメとビューティも来ているのだ。
けど、2人は別に拘束されているわけじゃなく、服も脱がされていない。手錠はつけてるけど、それだけだ。普通に立たされている。
てっきり自分達も吊るされるんだと思っていたらしい2人は、困惑している様子だったが……そんな2人に、獄卒達があるものを手渡した。
普段自分達が使っている、拷問用の鞭である。
そして、こう言った。
「それを使って、お前達がこの囚人を叩いて痛めつけろ」
言われた2人も……それが聞こえていた私も、予想外過ぎる言葉に、目を見開いて絶句した。
☆☆☆
つまり、だ
今日の拷問……私達3人を同時に責める、っていうところまでは、合っていたというか、こちらの予想通りだったわけだ。
ただし、肉体的に痛い目を見るのは私だけで……残り2人、ビューティとブルーメにとっては……精神的に責められる類の拷問だったらしい。
それも、これまでで最悪クラスに悪趣味と言っていいようなやり方で。
「ごめん……スゥ……っ!!」
―――ピシャアン!
「うっ……ぎ……!」
苦しそうな、悔しそうなビューティの声が聞こえて……その直後に、鞭が空を切って唸る音。
そして、私の背中に、切り裂かれるような痛みが走り……こらえきれずに私はうめき声を上げ、苦痛から体をよじった。
「…………っ……!」
―――ピシャアン!
反対側からは、押し殺すというかかみ殺すような音がしたかと思うと……直後に同じように背中に痛みが走った。おそらくは、ブルーメだろう。
今日だけは、2人が私を責める拷問役ということらしい。
2人に無理やり鞭を握らせて……もう何十分もずっと、こうして私を打たせている。
言うまでもというか、考えるまでもないことだけど……これはつまり、私達3人が仲がいいことを逆に利用した拷問である。
仲間ないし友達と言っていい関係にある囚人を、自分の手で苦しめさせる。あるいは、その仲間の手で痛めつけられる。
そんな残酷な状況を作って、心を追い詰めるための拷問メニューだ。……私に限っては、体も一緒に追い詰められるけど。
正直……きつい。
いやもちろん、2人に悪感情や恨みも何もありゃしないけど……それでも、気分は悪いし……。
そのせいもあって、『心を強く持つ』ってことが今、しづらくて……そのせいで余計に、鞭の痛みが体の芯まで響く……ような気がする。
加えて、2人にとってもやはりきついようだ。
私は2人に背中を向けてるから、表情を見ることはできないけど……聞こえてくるうめき声や、押し殺したような嗚咽が、彼女達の苦しみを伝えてくる。
「……っ……ごめん……!」
「……ぅぅ、っ……!」
―――ピシャアン! ピシャアン!!
けどそれでも、2人はやめるわけにはいかない。
逆らったり拒否すれば、余計にひどい目に遭うからだ。彼女達も、私も。
わざと手加減したり、ペースを緩めて手心を加えたり……あるいは、そうでなくても、鞭の音や威力が甘かったりすると……
「もうっ、何やってるの2人とも! 全然なってないわ! ん~~~、仕方ない、お手本を見せてあげるわ、こうよ!」
「……っ!? 待っ……」
―――ヒュン! バシィィイィッ!!
「あっ……ぐぅぅううぅぅっ!?」
そんな声と共に、風切り音も直撃の音も……そして、威力も段違いの一撃が私を襲った。
その道のプロらしく、それまで受けていたビューティの鞭よりも断然強力なサディちゃんの鞭は……いともたやすく私を絶叫させた。
体の反応も段違い。びくんっ!と大きく体が跳ねて……吊られている両手の手錠がガシャン、と音を立てた。
ひっぱられて手首も痛むけど……背中の痛みが圧倒的過ぎて気にならな……
―――バシッ! バシッ! バシィィイィッ!!
「……っ……~~~っ!!」
1回だけじゃ終わらなかった。
さらに何発も容赦なく叩き込まれて……痛みのあまり体が硬直する。息が止まる。
悲鳴を上げる余裕もなく……痙攣するように体がガクガク震える。
「ン~~~わかったわね!? さあ、同じようにやってみなさい!」
そしてそれでも、私は休めるわけじゃない。
さっきも言った通り、反抗すれば余計にひどい目に遭う。言われた通りにして従っていた方が、結局は被害は少なく済むのだ。
……それで結局、ひどい有様になったとしても、だ。
言われるままに、ビューティとブルーメは鞭を構えなおす。嚙みしめられた歯がギリッ、と音を立てたのが聞こえた気がした。
―――パァン!
―――バシィッ!!
―――ピシャアン!!
―――バシィィイィッ!
「いっ、ぐ……あぁああっ!? あっ、あー……はぁ……はぐっ!? うぎ……あぁあ゛あぁっ!?」
立て続けに襲ってくる鞭の衝撃。
背中に、肩に、腰に、お尻に、太ももに……滅多打ちにされてるように鞭がこれでもかと叩き込まれて……痛みのあまり、口からもう……よくわからない声しか出ていない。
口もそうだけど、体も、とっくに私自身が思い通りに動かせるラインを超えてた。
叩かれるたびに……筋肉や神経の反射とかで、びくんっ、と勝手に動く。もう、それしかできない。自力で動かす余裕がもう、ない。痛みだけが私の体を動かしている。
手首を固定されて動けない状態で、陸に挙げられた魚みたいに、じたばたと、びくんびくんと、無様に震えて動く。
震えるたびにお尻が、乳房が揺れる。汗が飛び散る。
私の体は焼けるような熱を帯び始めていた。背中が、お尻が、燃えているように痛い。
ひりひりして……流れる汗すら染みて、じくじく痛む。
それでも、
―――バシィィイィッ!!
それでも、まだまだ……終わらない。
☆☆☆
それからさらに続く、ビューティとブルーメの2人による拷問。
いっそ背中の感覚がなくなってくれればよかったんだけど、そうもいかないみたい。
じりじりと痛んで染みてうずいて、今までにあまり感じたことがないような感覚が私の背中やお尻を覆ってるんだけど……そんな状態でも、『痛み』はきちんと感じてしまうのだ。
加えて、拷問初心者である2人ならではのつらさ、というものもあった。
鞭という武器に慣れてないからなんだろうな……数回、あるいは十数回に1回くらい……変なところにあたるのだ、
―――バシィッ!!
「うっ、ぎひぃっ……!?」
「っ、ぁ……! す、スゥ……ごめ……っ!」
手元が狂ったビューティの鞭が、背中から外れて……脇腹にあたる。
切り裂かれるような痛みに加えて、衝撃がお腹の中にまで響いて……内臓が痛めつけられたような鈍く重い苦痛が体を貫き……横隔膜まで届いて息をせきとめた。
わなわなと震えながら、お腹の痛みをこらえながら……必死で息を吸う。
どうにか窒息は免れたけど、痛みはまだ残っていたので……すぐ浅い息になってしまった。
それ以外にも、
お尻から外れて内ももにあたったり、
背中からずれてわきの下や、さらにその向こう……乳房にあたったりすることもあった。
背中やお尻よりも、皮膚が薄くて弱いので、その分痛みも強くて……悲鳴を上げながら、ガシャァン! と音を立てて鎖を鳴らして……
脂汗が、涙が、よだれがだらだら流れて……
……中でも一番ひどかったのは……ブルーメが、お尻を打とうとして……縦方向に振るった鞭が外れて……股間に吸い込まれてしまった時だった。
両足の間と……その先の膣口に、巻き付くような動きで吸い込まれた鞭が……溜まっている汗のせいでびしゃっ!と鈍い音を立てて……けど、とんでもなく痛くて……
「……っ……あ゛……!」
悲鳴すら上げることができなかった。息が止まった。
ガクガク震えて、白目をむいて、泡を吹いて……
そのまま気絶……するかと思ったけど、気絶すらできなかった。痛すぎて。
体の中を、股間から脳天まで突き抜けた痛みが、全然抜けていってくれなくて……
意識があるような内容な不思議な状態で、体が反射とかだけでぴくぴく動いてるのだけ感じながら……脱力して、天井からの鎖に吊り下げられ続けていた。
ホントに体中の力が抜けてしまったんだろう。股間から、しょわぁぁ……って水音がして、失禁してしまっているのがわかった。
「ん~~~! いいお顔になったわね、スゥちゃん! ねえほら見て見て、あなた達もそう思うでしょ?」
そう言いながら、私の体をぐるんと回して前後をひっくり返し……後ろにいた2人に見せる。
汗も涙もよだれもおしっこも垂れ流して、顔から股、足元まで凄惨な有様になっている私を。
「ひっ……!?」
「あ……あぁ……」
ビューティもブルーメも、そんな状態になった私の姿を見て……目を見開いて愕然としてしまっていた。
2人とも、泣きながら私を打っていたんだろう。顔には涙の跡があって……けど、後から後からさらに涙が出て来ていた。
……今、この姿を見てだろうか、さらにまた出て来ていた。
私の後ろ側も、さぞ赤くなって酷いことになってたんだろうけど……それでも、痛みと苦しみでもうだめってところまで歪み、涙その他でぐちゃぐちゃになってしまった私の顔は……どうやら、見れたものじゃなかったみたいだ。
そして、
そんなになってしまっても……拷問は終わってくれなかった。
元通り、鎖で吊り下げられた姿になっている私。
その後ろに、さっきと同じように、しかしビューティ1人が立っている。鞭を持って。
そして、その逆側……私の目の前に……つまりは前側に、ブルーメがいる。
手には……あの、何本にも先端が分かれた、小さな鞭……『バラ鞭』が持たれていた。
……ああ、そういえばそうか。
ここまで……後ろ半分しか打たれてなかったね。
最近は、それを使って……前半分も打たれてるの、忘れてたよ。
「す、スゥ……ご、ごめ……なさ……っ!」
目の前で、涙ぐみながら、ブルーメがバラ鞭を振りかぶる。
この軌道だと……おっぱいかお腹にあたるな。……乳首にダイレクトで当たらないといいな、あれ痛いんだよね。
大丈夫だよ、ブルーメ。私は大丈夫。
……いや、まあ、大丈夫じゃないかもしれないし、確実に泣きさけぶだろうけど……少なくともあなた達を恨んだりすることはないから。
だから……
―――ピシャアン!!
「うぎぃっ……!!」
(っ……やっぱり、痛いなあ……!)
乳房。
お腹。
胸の付け根。
脇腹。
太もも。
そして……股間。
そして、後ろからも……背中。
腰。
肩。
お尻。太もも。
そして……股間。
頭と足以外に、打たれていないところがなくなるくらいまで……ボディペイントでもしたのかってくらいに、私の全身が真っ赤になるまで……拷問は続いた。
最後の仕上げとばかりに、全身真っ赤の私に……『念のため消毒しましょ』とか言って熱湯をぶっかけたうえで、全身に塩をすり込んできた。
そしてもちろん、それをやらされたのはビューティとブルーメだった。
激痛に暴れて泣き叫ぶ私を抑えながら……自分達も泣きながら塩を刷り込んでいく姿は……激痛のあまり狂乱状態にあった私の目にすら、痛々しく映っていた。
その後さらに命令されて……床に倒れこんで動かなくなった私に……2人そろっておしっこをばしゃばしゃと引っ掛けて……そこでようやく、私は解放された。
☆☆☆
ようやく拷問が終わり、私は……歩くこともできなかったので、ビューティにお姫様抱っこで抱えられて牢に戻された。
ゆっくりと床に寝かせてくれて……それでも痛くて『うぅっ……!』って呻いてしまう私を見て、2人ともすごくつらそうにしてた。
もちろん、私は……2人に対して怒ってなんかいない。
彼女達だって、こんなことやりたくなかっただろうし……そうしないとひどい目に合うから、仕方なくやっただけだ。
何より……こんなにもつらそうにしている2人を責めることなんてできないし、したくない。
だから、今回のことに関して……私は1つ、約束をした。
今回みたいに、誰かが誰かを拷問する……命令して拷問させられる、というようなことがあった時は……した方もされた方も、『謝る』のはやめよう、と。
どっちにしても、つらいだけだろうから。
無意識に口にしちゃうパターンもありそうではあるけどね……精神的につらすぎて。
ただ、愚痴を言い合うのはOK。
看守とか獄卒、そしてサディちゃんの悪口大会で盛り上がって憂さ晴らしするのは全然アリ。
……それに、私の予想だけど……このパターン、これだけじゃ終わらない気がするんだよ。
私がこれからもビューティとブルーメに叩かれる、あるいはその他色々されるのはもちろん……『その逆』もね……ある気がするんだ。
だから、もしそうなっても……誰が誰を責めることになっても、誰も恨まずに、言われた通りやって……耐えようと決めた。
その分の痛み、悔しさ、哀しみ、怒り……そういったものを、そっと心の奥にしまい込んで、蓋をして。
いつか、それらを爆発させて力に変える時のために。
……この回、実はもう少し描写を抑えた状態で、全年齢版の方で書こうかと思ってたものなんですが、『さすがにやべえかな』と思って中止にした内容だったりします。
英断……だったのだろうか?
なお、本編中であんな風に書いといてなんですが、ブルーメとビューティの回は……まだ考え中です。書こうかどうかも含めて。
けどなかなかいい感じに考えがまとまらないので、もしかしたら一旦インペルダウン編しめてから思いついた時に書くかも。