今回はマリージョアでもインペルダウンでもなく、それ以外の場所で『もしも~だったら』とか『こんなことが起こっていたら』という感じのIFストーリーになります。
今回の話だと、本編で言えば第7話で、町が海賊に襲われた時に、そこで海賊に負けて、しかもそいつがそっち方向のゲヘヘな奴だったら……という感じの状況。
気まぐれというか思いついたものをそのまま描いた感じになります。お目汚しかもしれませんが。
では、どうぞ。
海賊に全てを奪われた少女の末路
「このガキィ!」
「き――あぐぁあっ!?」
しまった、と思ったときにはもう遅かった。
めりっ、と音を立てて、海賊のつま先が私のみぞおちにめり込んで……まるでサッカーボールか何かみたいに、私の体は勢いよく蹴り飛ばされた。
そのまま地面に落ちて転がる。痛い。蹴られたところも……落下で地面に打ち付けたところも、両方すごく痛い。
しかも、蹴られたのがみぞおちだったせいで、上手く息ができなくて苦しい。
蹴られた拍子に剣は手放してしまい、最悪の形で丸腰にされてしまった。
……もっとも、痛みと苦しみに耐えるので精いっぱいで、持ってたところで役に立ったとは思えないけど。
「おい、大丈夫か相棒?」
「痛てて……ああ、こんくらい平気だ。お前こそ足は平気かよ?」
「どうってことねえよ、少し歩きづれえけどな」
海賊2人がゆっくり歩いて近寄ってくる。痛くて目が開けられないけど、足音が聞こえる。
逃げないと……逃げないと、殺される! 動け、動け私の体!
這ってでも逃げようとして、必死に手足を動かして……しかし、ほとんど動くことはできなくて。
「いやあぁあ……」
「やめて、お願い……許して……!」
「やめろ、妻を……妻に、触れるなぁっ……」
「いやぁ……こんな、こんな……んあぁっ……!」
「痛い、痛いっ……!」
「無理よ、そんなの……入らない……!」
「あっ、あ……ぅあっ……!」
動けなくなった私の耳に……気づけばあちこちから届いてくる、そんな声。
戦って、しかしかなわずに殺されてしまったのか、男の人の悲鳴や叫び声はもう今はほとんど聞こえなくなっていた。
代わりにその多くを占めていたのは……女の人の悲鳴。助けを求める声。
そしてその中には、妙な艶を帯びたような声音のそれも多く含まれていた。
海賊に襲われた町で、何が起こるか。海賊達が、何をするか。
殺人や強盗、破壊……その他にもある。海賊が、男が、その欲望のままにふるまうと考えれば……自然と思いつくものが、もう1つある。
見ると、今私を蹴り飛ばして転がした2人の海賊も、そのことに気づいたようだった。
抵抗する愚か者達の排除は、もうあらかた終わった。あとは、町にある財を奪いつくすだけ。
しかしその前に、戦いで昂った熱を発散するために、仲間達はもうお楽しみ中らしい。
「ちっ、このガキ……生意気に噛みついてきやがって。殺してやろうか」
「まあ待てよ。どうせ殺すならよ……へへっ、ちょっと遊ぼうぜ?」
「あ? ……おいおい、お前こんなガキが趣味なのか?」
そんな会話が聞こえて、私は、動かない体をどうにか動かして振り返る。
呆れたような声音の男の視線の先……もう1人の男が、その股間を膨らませていた。
倒れた私を見て、にやにやと笑いながら。
「そう言うなって、ガキだって穴はあるんだからよ……むしろ、狭くていい具合なんだぜ?」
「ひっ……!?」
あまりにもわかりやすく、これから何をするつもりなのかを私に教えてくるその態度。
周りで同じことが起こっているこんな状況で、それを察するのは、残酷なほど簡単だった。
そして、それから逃げようがないと理解するのも。
男は、まだ動けない私に近づいてきてそのそばに立ち……腰のベルトからナイフを抜いて、『動くと殺すぞ』と脅してくる。
そしてそのナイフで、私が着ている服をびりびりと切り裂いて……上も下もはぎとってしまった。
まだ日も高い時間に、道の真ん中で。私はその肌をさらされる。
「へへへ、動くなよ……痛い思いしたくなかったらなぁ」
男はズボンをずり下げて、自分のモノを取り出した。
既に勃起しているそれは……上を向いて反り立っていて、赤黒くて、血管が浮いていて……グロテスクな外見だった。
匂いもひどい。顔を近づけて嗅いでいるわけでもないのに、むわぁっ、と漂ってきてそれがわかる。
海賊は私の両足を掴んで強引に開き、ぴたっと閉じた秘裂にその剛直をあてがう。
そして、何の準備もなしに……いきなりそこに突き刺した。
「あ、ぐぅっ……!?」
準備もできていないどころか、今まで1度も、異物と呼べるものが入ったこともないそこに、男の肉棒が、めりめりと音を立てて沈み込んできた。
快感なんてない。痛みと苦しみで私は悲鳴を上げる。
男はそれを目にしても興奮するだけで、げへへへ、と下品に笑いながら腰を動かす。私のことなんてはなから考えるつもりはなく、ただ自分が気持ちよくなることだけを考えている顔で。
「うほっ……やっぱりまだ未経験のガキはいいなぁ! 小さくて、締め付けてきやがる……この、食いちぎられそうなきつさがたまんねえんだ!」
「あっ、あっ……あ、ぎぃ……やめ、抜いてっ……痛いっ……!」
「我慢しなお嬢ちゃん、すぐに気持ちよくなるからよ! 女の体はそういう風にできてんだ!」
私の秘裂を大きく押し広げて出入りする肉棒は、明らかにこの子供の体には大きすぎた。いくら私が、年齢の割に大柄な方だと言ってもだ。
色々な意味で、男を迎え入れる準備なんてできていない。
容赦なく突き入れてくるけれど、肉棒は全部入りきらずに、8分目くらいで止まってしまう。ごつごつと肉壺の一番奥が突き上げられて、その圧痛で私は悲鳴を上げる。
官能小説なんかでは、途中から快楽に押し流されて、苦痛が上書きされて……みたいな展開があるけど、さすがに早すぎたんだろう。苦痛以外のものを感じる機能が、まだ私の体には備わっていないんだろう。
そう確信できるくらいに、ひたすら私は、痛みと苦しみに支配されていた。声に艶なんて乗るはずもない。息が乱れるのも、ただただ苦しくて、上手く呼吸ができない体。
それでもかまわずに突き回してくる男は、きっと、私の悲鳴や涙も自分の快楽に変えているんだろう。さっきから聞こえ続ける下卑た笑い声を聞いていれば、考えるまでもなく分かった。
徹頭徹尾、自分の快楽以外は頭にないんだ。
その証拠に、
「はぁ、はぁ……うっ!」
突然、ひときわ強くその肉棒を私の中に押し込んできた感触。
それと同時に、さっきまでにまして熱い感触が、どばっと私の中に広がったのが感じられて……気のせいかと思ったそれは、目の前で男が腰の動きを止め、体をびくびくと震わせているのを見て……気のせいじゃないと私は察してしまった。
今、何が起こったのか。男が、私の中で、何をしたのか。
それを裏付けるように、海賊は私の膣から肉棒を抜き取る。
色々な液体で――当然ながら、破瓜の血も混じっている――どろどろに汚れているその肉棒。
さっきまでよりも心なしか硬さを失ってしんなりしているその先端から……ぽたぽたと、白濁の液体が垂れているのが見えた。
私の中に注ぎ込んだ、男の精液の残りが。
「へへへ……最高だったぜお嬢ちゃん。見ろよ、途中からちゃんと濡れ始めて……しっかりお前も感じてたんじゃねえか。やっぱり女だな」
どうやら、私の膣内では、ちゃんと潤滑油が……途中かららしいけど、出始めていたらしい。男の肉棒には、それも一緒に混ざってついているようだ。
けど、私自身はそんなの気付かなかったし、快感だってなかった。痛くて、苦しかっただけだ。
実際に快感なんて湧き出ていなかったのか、それとも、私が気付くことができなかったのかはわからないけど……。
特に私からの返事は期待してなかったんだろう。男は笑いながら自分の肉棒をしまい、身なりを整える。
隣に歩いてきたもう1人の男……レイプが終わるのを待っていた海賊の片割れが、呆れた様子で話しかけた。
「楽しんだんだから、そいつはお前が運べよ。見た目はいいし、多分売り物になるだろ」
「わかってるよ、へへっ……船に乗せた後も、かわいがってやるからな、お嬢ちゃん」
「まだ足りねえのかよ、お前……」
男は私を、荷物みたいにわきに抱えて持つと――当然、服を直してくれることも、恥ずかしい場所を隠してくれることもない。丸出しのままだ――そのまま自分達の海賊船に歩いていった。
その途中、私と同じように犯されている女の人や、犯された後の女の人を何人も見た。
道端に放置されているままの人もいれば、連れ去られている最中の人もいた。
死体はそれ以上に多く見た。知っている人も何人もいた。
悔しさや悲しさ、憎さ、怒り……その他色々な感情で頭がぐちゃぐちゃになりながらも、何もできずに私は運ばれていった。
☆☆☆
海賊船に乗せられ、檻の中に入れられた後も、私は慰み者にされ続けた。
もうすでに服としての機能をはたしていなかったそれをはぎとられ、ぼろ布でできた貫頭衣みたいな粗末な服を着せられた。下着も何もない、それ一枚だけ。見た目も着心地も最悪。
おまけに、少し裾の部分をめくるだけで、大事なところが全部丸出しになる。
鎖でつながれ、抵抗できない私を、海賊達は思い思いの時間にやってきて、好きなように犯した。
最初に私の純潔を奪った男以外にも、こんな子供の体に欲情する男は、何人かこの海賊団にいたみたいだ。毎日のように私の体は辱められ、雌穴に生臭い白濁液を注がれる日々が続いた。
そんなことが続くうちに……いつからかはわからないが、私の体は、あまりうれしくない成長を遂げてしまったらしい。
苦痛しか感じなかった穴の中で、いつしか、男の肉棒が出入りするたびに……きちんと快感を覚えるようになっていた。
それに気づいた男たちは、一層喜んで私を汚し、嬲っていった。
それが、本当に私に女としての機能が備わったことによるものだったのか、それとも苦痛から逃れるための防衛本能、ないし錯覚だったのかはわからない。
しかし、男達にはどうでもいいことだったし、私も深くは気にしなかった。気にする余裕もなかったし。
海賊船が、奴隷商人のいる島に到着して、ボロボロになるまで犯された私を売り渡してしまうまで……そんな地獄のような日々は続いた。
そしてきっと、これからも。
飼い主が変わるだけで、終わらない。
首に、がちゃりと音を立てて首輪がつけられるのを感じながら、私はどこか他人事のように、全てを諦めてそんな風に思っていた。
もう数話くらい、こういう感じの単発のIF的なの書く……かも。
今後ともよろしくです。