これは、まだ私が賞金稼ぎとして新米も新米だった頃の失敗の話。
今更説明するまでもないことだけど……賞金稼ぎというのは、危険な商売だ。
この大海賊時代、指名手配されている海賊なんてそこら中にいるから、飯のタネがいくらでもそのへんに転がっている一方で……犯罪者を相手にするわけだから、一歩間違えば即座に身の破滅につながる。
血も涙もない海賊が相手なんだ。失敗が何を意味するかくらい、想像しなくてもわかる。
もちろん私もそれは理解していたし、そうならないように注意して活動していた。
強くなるために修行は欠かさなかったし、無関係な市民や奴隷とかがいたら、まず救助してから戦うようにしていた。人質とられるのが怖いし……それを見捨てられるほど、私自身、割り切りができてない人間だってわかってたから。。
自分では、そうして堅実に戦い、成長して、生活していっているつもりだった。
けれど、100%不測の事態を排除することなんて、できはしない。
不測の事態っていうのは、予測できないことが起きるからこそ、怖いものなんだから。
そのことを、私は……ある時、身をもって思い知らされることになった。
(……失敗した……。もっとちゃんと、よく調べておけば……)
賞金首を狩るために乗り込んだ、とある海賊のアジト。
そこで私は、目の前の海賊達を相手に……手を出せなくなってしまっていた。
状況は簡単だ。
海賊達が、無関係な市民……どこかからさらってきたらしい、孤児っぽい小さな子供達を人質にして、私に『抵抗をやめろ!』って言ってきている。それだけ。
おそらく、アジトの奥の方で監禁されていたんだろう。
事前に『見聞色』で、人質になりそうな人はいないと確認したはずだった。
さっきもちらっと言った通り、そのへんは私、気をつけてるから。
けど、その子はどうやら、満足に食べさせてもらえていないのか、かなり衰弱していて、生命力そのものが弱い。加えて、小さな子供はまだ『声』が小さくて聞き取りづらい。
それに、もしかしたら気絶とかしてたのかもしれない。『見聞色』の錬度次第にもよるんだけど……気絶している人間の『声』は、聞き取れなくなってしまうことが多い。
そういう、『声』が聞き取りづらい条件が重なっていたらしい、子供の人質の存在に気づけず……こうなってしまったわけだ。
私の未熟さゆえの自業自得である。言い訳のしようもない。
喉元に刃を突き付けられている、まだ小さい、その痩せた少年は、おそらく10歳とかそこらだろう。そんな子を、これ以上怖がらせるのも、傷つけるのも忍びない。
これもさっきも言った通り……私はそういう子を見捨てられるほど、人間できちゃいないのだ。
もちろん、それで何もかも諦めるってわけじゃないけど、前後左右を囲まれて死角がない状態の今、下手なことはできない。隙を伺わないと……。
そう考えて私は、要求通り、武器である番傘を捨てた。
☆☆☆
Side.三人称
そのまますぐに拘束されるかと思っていたスゥだったが……海賊達はそうせずに、彼女を取り囲んだまま、さらに要求し始めた。
「服を脱げ」
「?」
「他にも武器を隠し持ってるかもしれないだろ? 油断させておいて不意打ちされちゃたまんねえからな……全部脱いで裸になりな」
そう言い放つ海賊達だが、その顔にはすでに、欲望まみれのにやついた笑みが浮かんでいる。
武装解除の名目でただ恥ずかしい目に合わせようとしているのか、それとも本当に用心して言っていることなのか、どちらなのかはわからなかったが……どちらにしろ従うしかない。
スゥはそう判断して、はぁ、とため息をついた。
要求通り、1枚ずつ服を脱いでいく。
警戒されないように、ゆっくりと。
上着として着ているジャケット。1本ずつ袖から腕を引き抜いて脱いでから、片手で持つと……足元ではなく、自分から届かない位置に放り捨てる。
これも、余計な邪推をされないように。
腰につけている、太めのベルト。小物入れ用のサイドポーチやナイフなどがついているそれ。
大きい上にがっちりと固定されれていて少々外しづらく、ガチャガチャとなるが、それも外して放り捨てる。
その後、そのベルトで固定されていたハーフパンツも。このあたりから、海賊達の視線により一層わかりやすく欲望が乗り始めた。
気にせず、スゥはそれに手をかけて……ゆっくりと引き下ろし、片方ずつ足を抜き取る。これも同じように、捨てる。
それから、防寒を兼ねたインナーとして着ていた薄手のシャツも……裾の部分に手をかけて、ゆっくりと上に脱ぐ。
その下に隠されていた、大きく実った形のいい乳房が顔をのぞかせた。
それも捨てると、あっという間にスゥの姿は……靴や靴下を除けば、上下にごくわずかな布2枚を残すのみの、あられもないものになってしまった。
前後左右から突き刺さる、欲望まみれの視線。
頼りない薄手の布だけでは、それを遮断することなど到底できはしない。それを貫いてまじまじと自分の体が見られている不快感を、スゥは感じていた。
そして、だからといって今の状態で海賊達が満足してくれるわけもない。
『まだ残ってるだろ?』『おら早く全部脱げよ!』と、声が飛んでくる。
その声には……さっきまでの、確かに『武装解除』が目的の1つだった彼らの慎重さや緊張感はもう乗っていない。
ただ、目の前でストリップショーを披露する哀れな女に対してのヤジそのものだった。
警戒されないために、スゥがゆっくりと、よく見えるように1枚1枚脱いでいった様子も、かえって煽情的に見えてしまい、彼らの欲望や嗜虐心を刺激してしまったのも、その要因の1つだったのかもしれない。
そして、ここまでくるとさすがにスゥ自身も、まったくのポーカーフェイスではいられず……顔に確かな羞恥や悔しさの感情が出てしまっていることも、また。
スゥは言い返さず、抵抗もせず……靴と靴下を放るように脱ぎ捨てる。
そして、背中に手を回して……ほんの一瞬ためらった後、ブラジャーのホックを外した。
それも、ゆっくりと取り外す。
支えを失った乳房が二つ。ふるん、と揺れながら放り出された。
しかし、垂れるようなこともなく……自らのハリとみずみずしさだけで形を保ち、ぴんと立った先端は変わらず上を向いていた。
下品な歓声が上がる中で、スゥはブラジャーも遠くに放り捨てる。
そして、最後に残った1枚も……腰に手を当て、ゆっくりと下ろす。
ズボンと同様に、1本ずつゆっくり足を抜き取って脱ぎ捨てた。
もう隠すものがないために、脱ぐ時に足を上げたことで、女性にとって一番隠さなければならない部分がもろに見えてしまっていた。
再び上がる歓声。誰かが口笛を吹いて茶化しまでしてくる。
最後の1枚を放り捨てて……もう何も残っていない、生まれたままの姿になったスゥ。
さすがに羞恥心から、ほとんど無意識に両手を使って、胸元と股間を隠そうとするが……海賊の『隠すなよ、よく見せろ』の一言でそれも断念した。
手は体側。『きをつけ』の姿勢。
先程まで以上に全身に遠慮なく突き刺さる視線。
気のせいか、視線が当たっている個所がじりじりと焼けるように熱い、まさに視線が『突き刺さる』という感触を、肌で本当に感じている気すらした。
海賊達だけでなく……人質にされている少年すらも、恐怖を忘れた、あるいはやわらいだかのように……スゥの裸体に釘付けになっていた。
それはかえってよかったかもしれないが、この後起こることを考えると、スゥとしては安心できるものではない。
ここまでやらせた海賊が、裸をさらした程度で終わってくれるわけもないとわかっていた。
その予想を裏付けるように、背後から海賊の1人がゆっくりと近づいてくるのに、スゥは気づいていた。
迷いなく歩みを進め、すぐ後ろ……それこそ、手を回せば抱き着けてしまうくらいのところにまで寄ってきて……背後から前に手が回る。
―――むぎゅっ
「……っ……!」
何も言われないまま、唐突に……むき出しの乳房2つにその手がかかった。
無遠慮にわしづかみにされ、柔らかさをわかりやすく示すように変形する。指はずむずむと沈んで柔軟に形を変え……見ている側から見ても、さぞかしいい感触だろうというのがわかった。
声が出そうになるのを咄嗟にこらえた際の、スゥの耐えるような表情も相まって、もうその姿をみている海賊達の視線は、完全に欲望に染まっていた。
いや、それは元からではあったのだが……ここに来て完全に、スゥは『脅威』ではなく『獲物』として全員に見られ始めていた。
その間もせわしなくその手は動き、ぐにぐにとスゥの乳房の形を変えて……それに伴ってスゥの表情も反応させ、見ている者達を楽しませていく。
抵抗できないまま、胸を玩具にされるのを甘んじて受け入れるスゥ。
(……警戒が緩んできた……後は、人質の子供を放してくれれば……)
しかし、そう上手くことは運ばなかった。
☆☆☆
その後、気のすむまでスゥの乳房をもてあそんだ海賊……どうやら、ここのボスだったらしい男の次の指示は、『抵抗せずについてこい』だった。
言われるままにアジトの中に連れ込まれたスゥは、両手を背中に回された状態で縛られる。もちろん、服は着せてもらえず、裸のままで。
もちろんこの程度の拘束は、スゥには抜け出すのは簡単だ。能力でいくらでも無効化できる。
人質の少年から手が離れたら、すぐにでも……と考えていたが、それより先にさらなる辱めが向こうからやってきた。
命令されて床に跪いたスゥ。その目の前に、海賊の親玉が立ち……
「ほら、しゃぶれ」
ズボンを脱いで丸出しに肉棒を、目の間に突き付けられる。
むわぁっ、とした臭気が鼻を突き、思わず顔をしかめるスゥは……ちらっと、横で見ている少年に目をやる。
変わらず、スゥのあられもない姿に……あるいは、これから起こることを予想してか、その視線は釘付けだった。
これからすることも見られてしまうのは恥ずかしかったが、チャンスをうかがう上では、見える範囲にいてくれた方がかえってありがたいのも事実。
腹をくくって、スゥは……口を開けて、それを飲み込むように口に含んだ。
「おぉ……っ……上手いじゃねえか、姉ちゃんよぉ……」
(……奴隷時代に仕込まれた技が変なところで生きたな……嬉しくないけど)
そのまま、舌や頬の肉を……口全体を使って奉仕していく。
敏感な先端や、その裏側部分を重点的に……しかし、硬く反り返った竿の部分や、付け根もおろそかにせず。全体をいたわるように、優しく、しかし激しく。
肉棒全体を、感じる部分も感じにくい部分も、くまなく全部に奉仕されていく感触。
その持ち主である海賊の親玉は、肉棒を通して、自分という男そのものに奉仕されているかのような満足感を味わっていた。
「こりゃ想像以上じゃねえか……さては姉ちゃん、普段から遊んでやがるな?」
「マジかよお頭、こりゃとんだ拾い物だな!」
「へへっ……殴り込みに来やがった時は、とんでもねえ女だと思ったが……」
下卑た声が周りから飛んでくる中、
「こりゃ楽しめそうだぜ……下の方も期待できるな。おい、アレ持ってこい」
「へい!」
(? 『アレ』……?)
そんな指示と共に走り去った部下の1人が、ほどなくして戻ってきたとき……その手には、妙な小瓶があった。
それを受け取る前に、親玉はスゥの頭を掴んでより一層深くまで肉棒を押し込み……『んぐっ!?』とえづくように怯んだスゥに、欲望をぶちまける。
「そら……出すぞ、全部飲めよ……っ!」
言うと同時に、喉に直接かかるほど深い位置で……どばっ、と白濁があふれ出した。
急すぎて飲み込むことができずに逆流し、口の中にあふれかえる精液。喉にも下にも絡みつき、ひどい味と匂いが広がり、匂いは鼻にまで抜けていく。
それでも、ほとんど反射的に……言われたとおりにスゥは、口を離さないようにして精液を全て受け止め、こぼさずに口に全て納めて含んだ。
そして、ゆっくりと、少しずつ飲み込んでいき……喉の奥に流し込む。
その際の動きが刺激になって、心地よく2度、3度と脈打つようにさらなる余韻的な射精があったものの、それらも含めて全て飲み込んだ。
親玉が肉棒を抜き取ると、スゥの唇と肉棒の先端との間に、とろりとした糸がひいた。
「へへへ……上手だったぜお嬢ちゃん。さて、当たり前だがまだ終わらねえぞ……それじゃあいよいよ、本番と行くか」
しかし、呼吸を整える暇も満足に与えられず……スゥはそのまま、どん、と押されて床に倒された。
手が縛られているため、ほとんど頭から倒れそうになるところを、どうにかかばって頭は打たないようにしたが……うつぶせに倒されて身動きが取れなくなる。
その状態で親玉はスゥを膝立ちにさせた。
上半身は床についているせいで、お尻だけを上に突き出しているような卑猥な姿勢になる。
このまま犯される、と思ったスゥだったが……その前に親玉が、部下が持ってきた瓶を開けて、中からドロッとした何かを手に出した。
そして……びちゃっ、とスゥの股間に塗り付ける。
嫌な予感がしたスゥだったが……予想するよりも早く、異変はすぐに起きた。
「……え、ぅ……!?」
突然、スゥの恥部を……焼けるような熱さが襲ってきた。
それは、決して苦痛ではなく、どちらかと言えば疼きだった。しみこんできた何かが、強制的にスゥの恥部を、心を、ざわつかせて……それがわかりやすく熱に変わっている。
すぐにこれが媚薬の類だと察したスゥだったが、考えている間にどんどんその刺激は強く……どころか、範囲が広がっていく。
あまりにも急激に、触れられていない胸などまでも疼きだし、困惑するスゥ。
「おいおいお頭、それ禁制品のやべえ奴でしょ? 大丈夫すかそんなに使って」
「問題ねえよ、この姉ちゃんくらい強え奴なら平気……あ、やっぱやべえかも。薄めて使うはずなのに原液塗っちまったわ」
「うわ、何やってんすか。ただでさえ違法な成分の薬なのに……これ頭壊れるんじゃねっすか?」
そんな海賊達の会話も、半分聞き取れず理解できず……というような状態にまで、瞬く間にスゥは追い詰められていた。
既に『疼き』は体中に広がっていて、よく見ると小刻みに、びくびくと震えている。
息は荒くなり、口は開いて舌を出し、空気を、酸素を求めてはぁはぁと浅い呼吸を繰り返す。
「はっ、はっ、は、ひっ……く、き……ゅ、ひゅ……! あぁ……!?」
(コレ、ホントにやばい……こんな、状態で、挿れられたら……!)
疼きに耐えかねて身じろぎ一つするだけで、恥部がわずかに自分で擦れるだけで、びくん、と信じられない快感が襲ってくるその感覚に、スゥは自分で恐怖してすらいた。
しかし、そんなスゥの心中など知らない海賊達は、知らぬ間に『まあいいか』と雑に納得し……むんず、と突き出されたスゥの腰を掴んだ。
挿入されてもいないうちから、その刺激だけで悲鳴を上げそうになり、びくんっ、と震えるスゥだったが……それを見てかえって満足そうにする親玉。
「へへっ、さすがによく効いてるな……もう、ぐちょ濡れじゃねえか。これならもう、前戯もいらねえだろ」
一回出したくらいでは収まらず、なおも硬く勃起している肉棒を……一気に突き刺した。
「うぁぁああぁぁっ!?」
たまらず飛び出す悲鳴。
挿入の衝撃で、一瞬スゥは意識が飛んだかのような感覚に陥って……しかし、気絶することもできずにすぐさま覚醒した。
目の奥がちかちかするような激しい刺激の中でも、股間に刺さった逞しい肉棒の硬さと熱さははっきりとわかる。
「っ……思った通り、こっちも最高の感触だぜ! おら、動くぞ!」
返事を待たず、欲望のままに腰を振り始める親玉。
しっかりとスゥの細い腰を掴んで、自分の腰を、体ごとぶつかってたたきつけるように。
出し入れされるたびに、ごりごりと肉壁が擦られて削られそうな圧迫感がスゥを襲う。
奥まで届いたそれが子宮口をノックして、衝撃がさらに奥まで届く。
それはどれも、苦痛ではなく快楽となって―――苦痛だったとしても快楽に置き換えられてしまっていたのだろう―――股間を中心に電撃のように走っていた。
「あぁっ、あっ、ぐ……ひぐっ、んぅ……は、が……激しっ……んっ……!」
ふいに、ぐいっと後ろに体ごと引っ張られた。
当然のように、また奥まで強く肉棒が刺さって、快感に悲鳴が上がるものの……そこからさらに引っ張り上げられたスゥ。
うつぶせに倒された状態から、強引に上体を起こされて、前のめりの膝立ちのような状態に。
体には力が入らず、そのまま倒れてしまいそうだが、腰をしっかりつかんで親玉が支えているせいでそうなることはなかった。
そのまままた始まるピストン。
先程まで床に押し付けられ、つぶれるように変形していた乳房が……ぶるんぶるんと豪快に揺れる。突かれるたびに、その衝撃で前後に揺れる。揺れる様子からでも、さぞかし柔らかくて触り心地もいいのだろうというのがわかった。
その光景は、見ている海賊達はもちろん、人質の少年も視線を離せない。
自分を助けるために犠牲になっている目の前の美女の恥態から、目が離せない。
よくよく見れば、そのズボンが徐々に変形してきていることにも気づけただろうが、海賊達はそんなもの見ていないし、スゥも気づく余裕はもはやない。
「あっ、おっ、おぉ……おっおっお……んおぉおっ!?」
「ははは、すげー声」
「こりゃもうまともに頭回ってねーな。全神経、またぐらに集中してるぜ」
「乳首もビンビンに立ってやがるし、いい眺めだな!」
周りから飛んでくる下品なヤジも、もう聞こえていない。
ただただ快楽に耐えながら必死で呼吸し続けるだけのスゥは、周りの様子などもう見る余裕はどこにもなくなっていた。
もしここで子供の喉から刃が離れても、気づけなかっただろう。
もっとも、気づけたとしても、今ここから何かする余裕も残ってはいなかったが。
「おら、出すぞ……受け止めろっ!」
ゆえに、直前にかけられたそんな言葉の意味も理解できないまま……彼女からすれば、前触れもなく突然膣内にあふれかえった熱い精液の感触に、さらに脳を焼かれた。
「……っ……~~~~っ!!」
親玉の射精と同時に、自らも絶頂に追い込まれてしまったスゥ。
しかし、頭の中が真っ白になったにもかかわらず、対照的に下半身の感覚は鋭敏なままだった。
不意打ちそのものといった具合に注ぎ込まれた白濁液が、子宮口を通り抜けて子宮の壁にまで勢い良く届き、叩きつけられ、そのままどろりと下に流れて子宮内にたまっていく。
そんな、体の奥底で起こっていることを……薬の影響だろうか、残酷なまでに、スゥはやたらと鮮明に感じ取ることができてしまった。
それだけに集中して……集中させられて、もう他のことを考える余裕などなかった。
たっぷりと出して満足した海賊の親玉は、最後にごしごしと膣内で肉棒をこすってしごき上げ、尿道の中に残っていた精液も絞り出すと……ようやく抜き取った。
ふう、と満足したように息をついて、スゥを雑に放り出す。
べしゃ、と床に倒れたスゥは、こんどは受け身もとれずに倒れ……その股間からは、注がれた精液がどろどろとこぼれだしていた。
まだ絶頂の余韻が残り、びくん、びくん、と時折震えるように反応しているスゥだが……
「さて……次は誰だ?」
まだ、終わらない。
その後も、相手を変え、体位を変え、凌辱は続いた。
「うっほぉ! お頭の言う通りだぜ……この女すげえ上物だ!」
「うっ、ぐ……うぅ……いやぁ……っ!」
仰向けに寝かされて足を開かされ、正常位でのしかかられて犯された。
股間を遠慮なく突き回されるのはもちろんのこと、目の前でゆれる胸も、揉みしだかれ、乳首をなめられ吸われ、好き放題弄ばれた。
のしかかられて身動きもろくに取れないまま、びゅるるる……とまた深いところで、種付けでもするかのように大量の射精を受け止めた。
「こっちの穴の具合も極上だな……へへっ、チンポ食いちぎられちまいそうだぜ」
「ぐっ、う……そ、そっちは、違っ……痛い、だめぇ……!」
「違わねえよ、女の穴なんてのは全部、男が遊ぶためについてんのさ!」
膣穴だけでなく、もう1つの穴……後ろについた菊穴にねじ込まれ、前よりもさらに締まるそこを乱暴に出し入れされた。
本来はそういう用途で使うはずもない穴だろうと構わず、海賊達は、使えるものは何でも好きに使うとばかりに弄んだ。摩擦だけでは決してない熱が、アナルの入り口で焼けるような感触となってスゥを焦がし、悶えさせる。
そのさらに奥にまで肉棒が届き、そこでどばっと白濁がぶちまけられて、お腹の中を逆流していく感触は、スゥに自分が内臓ごと犯されているような感触を覚えさせ……さらに思考力を奪った。
「おら、こっちもしごいてくれよ」
「お口がお留守だぜ、しっかりやりな」
縛っていた縄をほどかれ、手が自由になったスゥに、海賊達はその手と口を使った奉仕を強要した。
抵抗など考えられず、スゥは言われるままに、手でもって肉棒をしごき、口でも奉仕した。右から左から突き出されるそれらを、2本も3本も同時に。
口に注がれたり、顔や胸にかけられたり……中も外も汚され、精液の匂いで全部が塗り潰されていく。
「うっ、ぎ……ぎぅっ……こ、んなっ……無理ぃ……!」
「おいおい情けねえなあ、なんだよそのひっぴり腰はよ」
「気持ちよくしてやってるのに、自分で動くこともできねえのか?」
仰向けに寝そべる男の股間にまたがり、騎上位になって自分が動け、という命令。
その通りに動こうとするも、足腰にほとんど力が入らない上、感じすぎてがくがくと震える。
たっぷり1分ほどもかけて、数回往復させるのはやっとという有様。
「ったく……しょうがねえ、なっ!」
「んっ……んぐあぁああっ!?」
動きがぎこちない上に、何度も抜けて肉棒が外に出てしまい……業を煮やした男は、スゥの腰を掴んで一気に挿入し突き上げ、結局自分で動き始めた。
もっとも、最初からこうなることを予想ないし期待していたようで、にやついた笑みで満足そうに腰を振っている。
ガツンガツンと下から突き上げられ、脳天まで衝撃と快感が届いて、先ほどまで以上にガクガクと震えるスゥ。
その奥に、男は噴水のような勢いで白濁をぶちまけた。
気が付けば、海賊達は総出でスゥへの輪姦に参加していた。
オマンコとアナルに2本挿しにしてよがり狂わせ、
口とオマンコに前後から突き刺して串刺しにし、
上半身を倒して机に乗せて、お尻を突き出させて固定したところを並んで犯し続け、
気絶しても目覚めても、関係なしに体をもてあそび続けた。
もう、人質の少年に刃を突き付けることすらしていない。
それをしていた者も皆、輪姦に参加している。
しかし、もう反撃するだけの力も頭も残っていないスゥは、ただただ無力な症状になって、海賊達に体を玩具にされ続けた。
……しまいには、
「おいガキ、どうだ、お前もやってみるか?」
「え……えっ!?」
「うらやましそうに見てたもんな。……よく見りゃチンポももう用意万端じゃねえか」
「ははっ、お姉さんお前のためにズタボロにされちまってんのにな!」
「仕方ねえよ、男ならこうなっちまうのも無理ねえさ。ほら……遠慮すんな、男になれよ」
「……っ……! ぅ……は、はい……!」
まだ女を知らなかった1人の少年を受け止め、童貞を捨てさせた。
そのことにスゥが気づけていたかどうか、それすらも定かではない。
―――ガシャン!
何時間も休みなく犯され、ひとかけらも体力が残っていない状態にまで追い込まれ……最後に連れていかれた先は……地下牢。
そこでスゥは、裸のまま、精液まみれのままで放り捨てるように倒れこんだ。
そのままカギがかけられ、海賊達は歩き去っていく。
「思わぬ拾い物だったな」
「ああ、明日からまた楽しくなりそうだ」
そんな話をしながら、スゥを放っておいて海賊達は去っていく。
このまま休んで体力が戻れば、スゥがここを脱出するくらいは訳はないだろう。
しかし、いざ目が覚めて力も戻った時……快楽漬けにされてふやけた脳で、あるいはまだ体に残っているかもしれない強烈な媚薬のせいで、果たしてそれができるかどうか……。
あるいは、力が戻る前にまた力を奪われることになるのではないか。
結果は……その時になってみないとわからない。
わからないし……今のスゥには、それを考えることすらできないのだ。