アリスと一線を越えた関係になってから、その後のことをちょっと説明しよう。
あれ以降、アリスはきちんと欲望を落ち着かせた。我慢して苦しむようなこともなくなったし、それが限界に達してレオナやスズを襲ってしまうような心配もなくなった。
その代わりと言っていいのかどうか……より一層私の方にお熱になったけどね。
姉2人の目がないところで……ちょくちょく『おねだり』されるようになった。
「あ……っ……! お母さん、また出る……出るよ……っ!」
今日もこんな感じ。
お風呂の中で、お尻を突き出して四つん這いになり、アリスのおちんちんを受け止めている私に……より一層激しくピストンをぶつけた後、一番奥で精液が吐き出された。
それを一滴残らず膣内と子宮内に注ぎ込んで――これで今日5発目である――ふぅ、と満足した様子で息をつくアリス。
どうにか落ち着いたおちんちんを、ずるりと膣内から引き抜いた。
「はァ……気持ちよかった」
「やれやれ……またたくさん出してくれたねもぉ……私のこと妊娠させる気?」
「させられるもんならね。でもお母さん、お薬飲んでるんでしょ?」
そりゃもう。
こんだけ濃厚なセックスを毎度かまされるんじゃ、そのへんの備えはしておかないと……いつ新しい命がお腹の中に芽吹いちゃうかわかったもんじゃない。
以前犯られた時と違って、くるとわかってるなら、きちんと備えはしないとね。
ひとまず今日の分は終わりで、満足したみたいなので……そのまま体を洗って、汗や精液その他を洗い流し、一緒に湯船につかる。
湯船の中でも、嬉しそうに幸せそうに、アリスは私に抱き着いてくる。
体を慰め合う関係になった私達だけど……今のところ、アリスがこれで性格変わったり、私との付き合い方を変えるようなことにはなっていない。
例えば、『もうこの女はボクのものだ』的に考えて彼氏面するようになったり、態度に傲慢なものが混じったりとかね。
あくまでアリスはアリスのままだし、私との関係は、仲のいい親子のままだ。
……親子でありつつエロい関係ってのもまあ、そもそも色々問題ありそうではあるけど……。
「ねえお母さん……聞いてもいい?」
「? 何を?」
「……お母さんってさ……最初に僕とセックスした時、もう処女じゃなかったよね? それって……過去にそういう相手がいたってこと? それとも……」
「ああ、そういう話ね……」
私はそれを聞かれて、少し考えて……まあ別に話してもいいか、と思った。
少々刺激が強い話になるけど、アリスなら大丈夫でしょ。……彼女自身、色々と『経験豊富』な身の上だし。
「いや……私の場合は、どんな幸せというか喜ばしい感じじゃないんだよね。むしろ……そういう相手がいたことは一度もないから。若い頃から作家一筋で、そんなの考えもしなかったな」
「……! でも、ということは……」
「……まあ、私も昔は全然弱っちかったからね……色々あったんだよ。……聞きたい?」
「……正直、興味はある」
「正直でよろしい」
言った通り興味と、あと覚悟もあるみたいなので、話してあげた。
まあ簡単に言えば、色々失敗してたびたび襲われて、犯されてましたって話だ。
海賊と戦おうとして返り討ちにされて、そのまま犯されたのが一番最初か。
その後、海賊船にとらわれて代わる代わる犯されて……痛みだけでなくすっかり快楽を感じるまでになってしまって。
そのまま奴隷商人に売られて、そこからさらに『ご主人様』になる闇商人に売られて。
そこでも、護衛兼肉奴隷として毎晩のように犯されてた。
そこでは、ご主人様以外にも犯された。闇取引の商談相手の接待や、賄賂代わりに海兵の相手をさせられたりね。
男を喜ばせる方法も、先輩の肉奴隷にそこで指導されたりしてた。
その後、賞金稼ぎになって以降も……最初の方は弱かったし、詰めが甘い部分もいくつもあったから、何度も負けたり捕まったりして犯された。
町の人を人質にされて目の前で犯されたこともあったし、食事に薬を盛られて気づいたら地下牢の中、なんてこともあった。
守ろうとした町の人が密告して、そこを既に縄張りにして支配してた海賊に売られたりもした。
天竜人に聖地に連れていかれた時には、性的に奉仕させられたのに加えて……それ以上に色々と玩具扱いで辱めをうけたっけな。
部下に貸し与えられたり、奴隷や犬と交尾させられたり、子供のおもちゃにされたり……
まあ、最近はきちんと強くなって、降りかかる火の粉も払いのけられるようになったので、そういうこともなくなったけど……それまではもう、散々に犯されまくってたわけよ。
もうなんていうか、私の体も汚れまくっちゃってたのよね。
「……軽蔑した? こんな汚れちゃった体で」
「まさか。……大変だったんだね、お母さんも」
声音は変わってない。
内心では色々と思って、心配と化してくれてるのかもしれないけど……少なくとも私が今はもう気にしていないのを悟って、アリスも自然体で変わらず接してくれるつもりのようだ。
ただ、さっきよりぎゅっと強めに抱きしめてきたあたりに、彼女の隠しきれない感情を感じた。
なんてことを思っていると……ふと、アリスがもぞもぞと身を震わせるように動いているのに気づいた。
顔も少し赤くて、恥ずかしそうにしてるけど……どした?
「……えっと、もう1回する?」
「あ、いや、そういうんじゃなくて……ええとお母さん、ちょっと相談なんだけど」
「?」
「……今のお母さんの、若い頃のつらい話とか聞かされておいて、不謹慎かもなんだけど……その……お母さんって、闇商人の時とか天竜人の時に、ご主人様に対しての『ご奉仕』的なプレイもしてたんだよね? ……次の時でいいから、ボクにもそれ、してほしい……」
「おう……実に欲望に正直に言ってくるね、あんた」
「それと、これもできればなんだけど……お母さんが辱められた時のシチュエーションと似たような感じでも犯してみたい」
「しかも追加要求来たし……っていうか、え? ……もしかして、『花瓶』とか『犬』も?」
「そこまではさすがにないよ! ってうかお母さんの体を動物とか植物に使わせるようなもったいない真似絶対しないから! お母さんはボクのです!」
ホント欲望に正直だな。
いや、そこまではっきり言ってくれるともうなんか嬉しくすらあるけど。
「えっと、何ていうかさ……ボク自身が興味あってしてみたい、ご奉仕されてみたいっていうのはもちろんあるんだけど……お母さん的にもさ。いや、もう気にしてないってのはもちろんわかったんだけど、それでも……お、思い出の上書きって言うか……その分ボクが、つらい思い出も忘れちゃうくらいにいい思い出にしてあげたくて……」
おぉ……なるほど、そういうこと。
エロい手段で固定なのはちょっとツッコミどころだけど……嬉しいというか優しいというか、きちんと考えて提案してくれてるじゃん。
私としても、そんな風に言ってもらえるのは嬉しいし……なんなら興味もある。
愛も何もない、欲望だけで辱められた過去。
今アリスが言った通り、もう私自身は吹っ切ってるけど……同じことを、愛してると言える相手に愛情たっぷりにやってもらったら……嬉しさと幸福感で、苦い思い出も、うん、文字通り上塗りしちゃえるかもしれない……な。
でも……
「うーん……ひとまずはいいかな」
「え!? な、何で? ……やっぱり、思い出すのはつらい、から?」
断られるとは思ってなかったのか、驚いて聞き返してくるアリス。
「いや、全然もうそう言うのはないってば。ただ……アレもアレで私の大事にしてる『経験』の1つではあるし……塗り潰すまではしなくていいやって。教訓の意味も込めてきちんと付き合えてる記憶の1つだよ」
「そ、そっか……ごめん、余計なこと言って」
「ううん、気持ちはうれしかったよ。……あ、でもそうだ、こんなのはどう?」
ふと思いついたことがあるので、アリスに続けて『提案』してみた。
「これからもいつも通り、アリスが我慢できなくなっちゃったときは、セックスでもなんでも相手してあげるつもりではいるけどさ……もしアリスが今後もっと頑張って色々修行して、もっと強くなれたら……その時にご褒美としてしてあげるっていうのは?」
「!? ご、ご褒美として……『して』あげるって、つまり……」
「そりゃもちろん、『ご奉仕』もそうだし……後は、私がレイプされた体験の中で、興味あるものについても……かな。塗り潰すとかそういうのは別に考えなくてもいいから……正直、興味はあるんでしょ? そっちについても」
「…………(こくり)」
無言の首肯。そうだね、あんたはそういう性格だよね。
とっても優しいけど、それはそれとして下半身は乱暴者だもの。
「縄や手錠で縛ってみてもいいし……目隠ししてもいい。色々なオモチャとか使ってみてもいいし……恥ずかしいことを言わせたり、させたりしてもいい。まあ、あんまり痛いのは遠慮してほしいけどさ。……どう?」
「…………~~っ!」
返事の代わりに……もうとっくに出し切って萎えていたはずのおちんちんが変形して、抱き着いている私のお腹にこつん、と当たった。
アリス、いろいろ恥ずかしくてか……顔、真っ赤。
そんなアリスを湯船の中で立たせて……どれ、ちょっとだけ『体験版』でもさせてあげようか。
立ったアリスの足元に跪く形で、上目遣いで見上げながらおちんちんを手に取って……
「ご奉仕させてもらいますね……ご主人様♪」
数分後。
6発目とはおもえないくらいに元気な射精を、私の口の中に吐き出して……今度こそ限界らしいアリスは、くたくたになって湯船につかって休んでいる。
まだ息が洗い。目は空中の何もない位置を見つめてぼーっとしている。
しかし、意識は一応きちんとしているみたいで……というか、欲望が実に正直にまだ働いているようですらあり……
「……お母さん」
「? 何?」
「強くなったら……もっとご褒美というか、ご奉仕してもらえて……お母さんを玩具みたいに犯してもいいんだよね?」
……どうやら、色々な意味で『やる気』になったようだ。
その後、この条件に奮起したアリスは……鬼気迫る様子で修行を続け、他の2人の姉をしのぐ勢いでどんどん強くなっていく。
そしてそれに伴って、私も色々な形でアリスの相手をすることになるんだけど……それはまた、別のお話ということで。