これは、まだスゥが『七武海』になる前……どころか、『原作開始』よりも前の、とある日の一コマ。
スゥがアリスに『修行してもっと強くなれたら、いろんなシチュエーションでしてあげる』と言って発破をかけた……そのしばらく後くらいの時期。
その『ご褒美』として行われたもの……その、一部の記録である。
☆☆☆
とある人気のない場所にある、廃屋の中。
そこにスゥは立っていた。
その目の前には、ぽつんと置かれた椅子に腰かけて……ニヤニヤとした笑みを浮かべながらスゥの方を見ているアリスが。
目に入れても、それ以外の場所に入れても痛くないくらいに可愛い『娘』ではあるが……今だけは、彼女はスゥにとって怨敵だった。
怨敵である、と思い込んで……表情を作る。なるべく悔しそうに……辛そうに。
これが、今回アリスに披露する『シチュエーション』だからだ。
思い出すのは、かつての賞金稼ぎ時代……海賊を追い詰めたはずが、人質を取られて抵抗できなくなり……言う通りにするしかなくなってしまった時の、苦い記憶。
その時のように、武器である番傘を放り捨てて手放し……その次は……
『服を脱げ。全部脱いで裸になりな』
あの時の海賊の声を、記憶から呼び起こして、脳内に響かせる。
そして……悔しそうにしながら、その通りにする。……娘の、目の前で。
(……着てる服はあの時とは違う奴だけど……まあ仕方ないよね)
アリスが見ている前で、スゥは服に手をかけた。
まず、ノースリーブのベストのボタンを上から順番に1つずつ外していく。
ゆったり目というほどでもない大きさのそれは、服の上から多少なり胸を抑えていたようで、ボタンを2つ、3つ外したと同時にわずかに胸が内側から押しのけるように上がってきたように見えて……そのまま最後まで外し、脱ぎ捨てる。
続いて、その下の半そでのカッターシャツ。これもややきつそうに胸元を隠していたのを、ボタンをはずして前を開く。
以前の……賞金稼ぎ時代のストリップショーの時よりも大きく育った胸が、シャツの前から姿を現し、これでもかと存在感を主張する。
次に手をかけたのはズボン。ジーンズ地の七分丈。
ベルトを外し……それでもサイズ的にやや脱ぎにくそうなそれを、ウエストの部分に手をかけてグイッと引き下ろす。形のいいお尻や、やわらかそうな太ももがあらわになる。
しゃがんだ拍子に胸も……ブラジャーに支えられながらでも分かるくらいに大きく揺れた。
ズボンをとってこれも遠くに投げ、立ち上がる。
これで身に纏っているのは、上下の下着だけ。大事な部分以外はさらけだされて隠れていない。
そしてその胸から、支えていたブラジャーが取り払われる時が来た。
手をかけたとたん……またしてもあの時の、海賊達の下卑た視線や、せかすような声が思い出される。上下の下着だけになった自分を、完全に自分のものにしたつもりの声だった。
目の前にはアリスしかいないのに……その時の海賊達の視線があちこちに突き刺さってくるようなむず痒さや興奮を、スゥは感じていた。
あの時もそうだった。これを脱いだら、全部見られてしまう。
そして、見られるだけで済むわけもなく……ひどいことをされてしまう。女としての地獄を味わうことになる。
それがわかっていても、そうしなければならなかった恐怖と、屈辱。
思わずそれを表情に出しながらも――より演技に熱が入った、と解釈したアリスはより興奮した――スゥは、胸元に手をやる。今つけているブラジャーは前開きなのだ。
胸元の金具を外し、開くようにして外す……と同時に、支えられていた胸がぼろん、と零れ落ちて……その先端まで含めた全体があらわになった。
その先端は……触ったりする前からもう硬くなっていた。
ささえられずとも、ぴん、と上を向いた形のいい乳房。見慣れているもののはずなのに、アリスはごくりと唾をのんだ。
その背後から、海賊達の歓声が聞こえてきたような気がした。
そして最後の1枚、大事なところを守る小さな布を……ゆっくりと脱ぐ。
1本ずつ足を抜き取り……わずかにかがんだ姿勢のせいで、後ろにいる者にお尻と恥部を見せつけるような形になってしまう。
……今は誰もいないが、例によって……まるで今も海賊達に見られているような羞恥心がスゥの中に湧き上がっていた。
そして、そのパンツを……よく見えるように持って、そして捨てる。
生まれたままの姿になったスゥは、幻想の中で聞こえる海賊達の大歓声に全身を打たれながら……精一杯虚勢を張るように、正面から目をそらしながらも、吐き捨てるように言った。
「……好きに、すれば? 抵抗なんか……しないから」
そこにはいない海賊達の代わりに……一部始終を見ていたアリスの喉が、ごくりと鳴った。
☆☆☆
『指示』されたとおりに、壁に両手をつくスゥ。自然と前かがみになり……その分、うしろにお尻を突き出して見せつけるような形になる。
もちろん、全裸のままなので……後ろから見れば、何もかもが丸見えだった。
下半身だけではない。形のいい胸が重力にひかれて、牛のようにだらんと下に下がり……ぴんと硬くなった乳首からは、今にも母乳が出てもおかしくないようにすら見える。
「もう少し腰を落として。ガニ股になるように」
「……っ……わかった……」
言われたとおりにスゥが腰を落とし、膝を外側に開いてガニ股になる。
やや中腰の姿勢は、それ自体が特につらいようなものではないが、姿勢として恰好が悪く……率直に言ってしまえば、全裸でそれを『やらされている』こともあって、『無様』と言っても差し支えないような状態だった。
外側に引っ張られたせいで、普段は尻たぶに隠れている菊穴までよく見える。
先程までにもましていやらしい光景に、もうとっくに我慢できなくなっていたアリスは、スゥの腰をがしっと掴んで……欲望のままに、後ろから挿入した。
ずぶっ! と膣口をこじ開けて肉棒が沈み込み、ぱんっ! と肉と肉がぶつかり合う子気味いい音が鳴る。
「ぅぐ……っ……!!」
弱い姿を見せないようにか、声を必死にこらえ……体も、震えたり動かないように耐えるスゥ。
しかし、それでも抑えきれずに……突くたびに小さくびくびくと震えて、「んっ」「う…」と声が漏れるのが……アリスの耳にはしっかりと届いていた。
単純に大きな声であえぐのとは違う、これはこれで、背徳感や征服感で心地いいBGMだった。
いくら気丈に見せようとしても、アリスの肉棒から伝わってくる感触……スゥの膣内がドロドロに、湿っているを通り越して濡れてしまっているはごまかせない。
犯されて、こんな形で辱められて感じているのは明らかで……そんな気丈さが、アリスの嗜虐心をあおる。
―――ぱぁんっ!
「ひぐ……っ!?」
突くたびにたぷん、たぷん、と揺れ動いて絶景を見せてくれるスゥのお尻に、不意にアリスの平手打ちが当たって、軽快な音を立てた。
突然の衝撃と、遅れてやってくる痛み……そして、熱い感触。
いきなりのことで驚くあまり、スゥは思わず演技をやめてアリスの方を振り返ってしまう。
その目に映ったアリスは……熱に浮かされたようにとろんとした目をしていて、幸か不幸かスゥが素の表情や態度で振り返ってしまったことには気づいていないようだった。
代わりに、そのスゥを慮ることもなく……ごりゅっ、とより強く、より深くまで突き入れてきて……本物の快感でスゥは否応なしに、演技も何もなく身じろぎさせられる。
頭を元に戻して壁の方を向き、息を整えようとして……再び『ぱぁんっ!』と衝撃が、今度は反対側のお尻に打ち付けられた。
「あははっ、すごいね、面白い……叩くといい音が鳴って、オマンコきゅって締まるんだ」
―――ぱぁんっ!
―――ぱぁんっ!
―――ぱぁんっ!
「う、ぐ……!」
1回1回は大したことはなくても、何度も打ち付けられれば……ひりひりしてくるくらいにはなってしまう。滲む汗が、わずかにしみて痛むくらいに。
わずかに……演技でもなく顔がゆがむ。
それを見たからかはわからないが、アリスはよりいっそう上機嫌になって腰を動かし、肉棒を出し入れしてスゥの膣を蹂躙する。いつの間にか前かがみになり、前側に体重をかけて……スゥの顔や体が壁に押し付けられるような形になっていく。
(痛っ、ちょ、顔痛い……壁硬いからちょっと……あ、アリスこれ、なんか暴走してる? え、このシチュエーションそんなにハマった!?)
悔しがり、苦しみながら犯される演技は続けつつも……内心戸惑っているスゥ。末娘の変なスイッチが入ってしまった、あるいは新たな性癖が開いてしまったかもしれない。
そんな困惑など知る由もないアリスは、こらえきれずに漏れるスゥの苦悶の1つ1つも聞き逃すまいと……後ろから体を密着させてのしかかり、抱きしめるような形になりながらつき回す。
腕は腰から移動して胸に。我が物顔で揉みしだいてその豊かな乳房を変形させつつ……ふいに、硬くなった先端をつまんで潰す。
「ひぎぅっ!?」
演技ではなく、衝撃と痛み、そして快感で大声が出た。
それが何かのとどめになったのか……アリスはひと際深くまでがつん、と肉棒を突き入れ……体全体をびくびくと震わせて……
そこから一拍遅れて、肉棒を通って精液が迸り、スゥの膣内に流れ込んだ。
乳首をつまみ潰されて軽く絶頂してしまったところに、特大の追撃。下腹部に叩き込まれる熱と甘い感触が、今しがた走った快感を……収まるどころかさらに燃え上がらせ、胸と下腹部、そして体全体にあっという間に広がって、果てさせた。
そんなスゥの体の震えを抑え込むように、ぎゅっと力強く抱き着きながら……アリスはどくん、どくん、と精液を注ぎ込んでいく。
崩れ落ちないように必死で姿勢を保たせているスゥは、もちろん抵抗することなどできず……最後の一滴まで膣内で受け止めた。
ようやく噴出が止まったあたりで、力尽きたスゥがゆっくりと崩れ落ち……息を乱したまま、廃屋の床にごろんと転がる。
全裸で汗だくのスゥの股間から、今アリスが注ぎ込んだばかりの精液がとろりと流れ出てくる。
しかし、乱れた息を整える暇すら、スゥには与えられなかった。
―――がしっ ぐいっ!
(……うぇっ!? あ、アリス!?)
スゥのプラチナブロンドの髪が乱暴に捕まれ、上に引っ張られ……強引に体を起こさせる。
さすがに驚いた表情になってスゥが見上げると、アリスが……さっきの、熱に浮かされたような顔のままで笑っていた。息は荒くして、まさにというか、いかにも『発情』しているといった様子に見える。
いやらしい単語や会話は困ったものであっても、基本的に家族にはやさしいアリスが……まさか髪を掴んで思い切り引っ張ってくるとは思わず、戸惑っていたスゥだったが……今のアリスと目が合ったとたんに、また違う理由で戸惑うことになった。
(うわ、これちょっとヤバいか……海賊連中のガチの凌辱の時と同じ目してる……)
「ハァ……ハァ……まだ、全然足りない……こっち来て、お母さん……!」
一応、私を母と呼ぶ程度の知能は残っているようだと安心する半面、そう認識しつつもああいう目になっていることに、スゥの戸惑いは続く。
アリスは、これから行われる、全力、あるいはそれに近いのであろう強姦を……仮にもきちんと母親だと認識している相手にやろうとしている。
シチュエーションを『えさ』にして誘ったのは自分だし、好きにしていいというのは本気で言ったわけなので文句も何もないが、『さすがに少しだけ怖いかも……』とは思ってしまうスゥ。
髪が抜けるのは嫌だし痛いので、引っ張られるままに移動していく。
アリスの暴走気味の性欲を、親としてきちんと受け止めるために。
(……いや、親が子供の性欲受け止めるってのがそもそも……まあいいか、もう)
☆☆☆
がちゃり、と音を立てて……スゥが手錠をかけられ、身動きが取れないように拘束されたところから、第2ラウンドは始まった。
海楼石ではないので、その気になればいつでも抜けだせはするが……今のスゥは『人質を取られて海賊に従うしかない無力な小娘』だ。そんなことはできない。
そんな無力なスゥをあざ笑うように、アリスは欲望をぶつけていった。
「ん、ぐっ、うぐ、んごっ……んぉ……!!」
「あははっ、すごいね……こんなに深くまで入っちゃうんだ? 喉の奥まで届いちゃってる? 苦しい?」
いわゆるイラマチオ。
口の中に突き込んだペニスを、スゥの頭を掴んで大きく動かしつつ……自分も腰を動かしてがつんがつんと突き回すアリス。
指摘された通り息が苦しい上に、喉の奥まで肉棒の硬い感触が届いて……生理現象として吐き気が襲ってくる。
しかし、えづく暇もない。そんな暇も与えられずに『使われて』いる。
涙が出るくらいに休みなく突き回され、ノンストップで続いたピストンは……普通入るべきではない穴を盛大に嬲り回した後、仕上げとばかりに白濁を吐き出して喉の奥に流しこんだ。
根元まで口元に密着するほどに突き込まれた状態での、どくん、どくん、と噴き出す、熱いどろりとした感触。直接喉の奥に流し込まれているにもかかわらず、逆流した分が口の中にもあふれて精液の味が広がり、においが鼻に抜ける。
最後まで出し切った後、ふぅ、と息をついてアリスが引き抜いた後になって……
「んえっ、ほ……げほ、げっほげほ……おぇっ……!」
ようやくスゥは、せき込んでえづいて、息を整えることを許された。
しかし、
「ぇあ……きゃっ!?」
整いきる前に押し倒される。
まだ、終わらない。
☆☆☆
「はあ゛っ……ぁ……うっ、あ……あ、アリス……そこ、違っ……きたな……」
「汚くなんかないよ……お母さんの体で、汚い所なんてないよ……っ!」
こじ開けた菊門に肉棒をねじ込み……ひりだそうと直腸がうごめくのを押し返して、無理やりにその穴を使うアリス。
入り口付近に限って言えば、膣穴以上の……食いちぎられそうな締め付けを強引に振りほどきながら、しかし抜き取りはしない。肛門の筋肉をあざ笑い、虐げながら、血管の浮き出た肉棒が我が物顔で出入りする。
そこを使われた経験ももちろんあるが、さすがに前の穴に比べれば回数も少なく……久しぶりであることも手伝って、演技する余裕もないスゥ。
彼女の素の、生のリアクションは、余計にアリスを興奮させて……こっちの穴も残さず穢してしまいたいというアリスの欲望を一層燃え上がらせた。
両側の尻たぶをわしづかみにして、うつぶせに寝かせたスゥに体重をかけて抑えつけ、腰を勢いよく前後に振って、自分の肉棒を突き入れ、欲望を叩きつける。
ほどなくして、何度目かの射精が注がれ……スゥの直腸のさらに先にまで、熱くねばついた感触が届き、逆流していく。
不浄の穴をもねっとりと汚され、染め上げられ……その感触と、演技であっても覚えてしまう屈辱に、スゥの反応から……その『演技』が自然と剥がれ落ち始めていた。
☆☆☆
体の中で、外で、何度も何度もアリスの激しい欲望を受け止めたスゥ。
一切抵抗せず、最後まで『シチュエーション』を貫いた彼女は……手錠で牢屋につながれ、身動きもできない状態で脱力していた。
前も、後ろも、上も……これでもかと使い倒されて注ぎ込まれて、どろりとした白濁液が全ての穴から零れ落ちている。こぼれて、体を伝って、床に流れ出していく。
その体も……なんどもぶっかけられて白濁に染まっていた。
演技も何もない。容赦なく犯し尽くされた1人の女の、ただただ無残な姿がそこにあった。
それを見下ろすアリスは……まだ、息が荒い。
性欲は収まっている。ようやく肉棒が大人しくなり……スゥの裸体を前にしても、しぼんで下を向いているようすは、わかりやすく『もう出ません』と主張していた。
それでもアリス自身の息が荒いのは……性欲というよりは、胸の奥に湧き上がる熱、ないし性癖ゆえにだった。
拘束され、力なく横たわり、さんざんに体をもてあそばれて……涙さえ流して転がっているスゥの姿をみて……ほとんど無意識にだろうか、ぽつりと一言。
「……すごいや……かわいそうなお母さんも、こんなに綺麗なんだ……初めて知った……」
この時のアリスの目覚め、ないし、開いてしまった扉が……後々、スゥにとっても想定外の、ある『サプライズ』につながるのだが……それはまた、別な時の話である。