意識が戻った後……次の拷問へ移動するより先に、看守が『それ』を持ってきた。
インペルダウンで何度も見た、3つの穴が開いた板を。
もう慣れたもんだ。少しだけ前かがみになって……頭を差し出すような姿勢を取る。
同時に、両手をその横に並べるように上げる。
看守がその3つを一度に板で『ガチャン』と挟んで固定すれば、ギロチン拘束の出来上がりだ。
当然、服装は全裸のままなので――変に配慮されたのか、精液の汚れだけは拭き取られて清められていたけど――全裸ギロチンである。上手く動けず、どこも隠せない、無力で、無様で、哀れな姿になっていた。
そのまま歩かされて連れていかれ、到着した拷問部屋で、設置されていた器具に固定される。
これももう何度もやった……腰を折って、上半身が床と平行になるように固定される、まさしく『ギロチン』の姿。
乳房は下に垂れてぶるんと揺れ、オマンコもお尻も後ろから丸見え。さっきまで以上に淫らで無様な姿勢で、さっきまで以上に身動きは取れない。
(恥ずかしいのはもう今更だけど……この姿勢は、この後どうなるかが二通りあるんだよね……。今日はどっちだ……?)
そんな私の背後に回るのは……男ではなく、女の看守。
手には、鞭。
ああ……痛い方だったか。
今日もうすでに『鞭打ち』の拷問は受けたのにな……
固定されて後ろを見ることができない私の死角にさっさと歩いていき……恐怖心をあおるように、わざと『スパァン!』って音を立てて、鞭を素振りしたり、いやに優しい手つきで私のむき出しのお尻をなでたり、軽くぺちぺちと叩いたりする。
たっぷり1分ほどもそんな風にじらした後、突然、
―――ピシャアン!!
「っ……くあっ、ぐぅ……!!」
お尻に衝撃。まっすぐ体を通り抜けて、頭まで抜けていった。
そして、遅れてやってくる、お尻が焼けるような熱と……激痛。びりびりと、じんじんと、痺れるような焼けるような痛みが……
背中より皮膚が薄くて柔らかいから、すごく痛い……
痛みのあまり息が苦しくなる気すらする。
1発1発が十分に、泣きそうなくらいに痛いのに加えて……ギロチン拘束で鞭打ちは、打たれる部位がお尻と太ももに集中しちゃうから……どんどん痛みが増していくのが……
―――ピシャアン!!
―――ピシャアン!!
―――ピシャアン!! パァン!! ビシィッ!!
「っ……っっ!! ぐぅ……んぎ、うぅぅっ……!!」
悲鳴を上げる暇もないくらいに苛烈な攻め。
お尻と太ももに何回も、何十回も、切り裂かれるような激痛が走り……その痛みが消えないうちに次が来て、2倍どころじゃない痛みがさらに……奥へ奥へと突き刺さって……
そんな風になってないっていうのはわかるけど、それでも体感的には……お尻や太ももの奥まで鞭が届いてずたずたにされてるみたいに痛―――
―――ビタァッ!!
「ぁがひっ……! か、ぁ……」
「あら、ごめんなさいね、ちょっと外れちゃった」
手元が狂ったのか、それともわざとか……看守の振るった鞭が、『まっすぐ』に振り下ろされてしまい……お尻の穴と、オマンコに一度にあたるような、一直線の軌道でたたきつけられた。
お尻とオマンコが、例えようがないくらいの衝撃と痛みに襲われて……一瞬といわず呼吸が止まってしまった。
下半身が、いや全身ががくがくと震え、嫌な汗がぶわっと噴き出す。
体の奥で、オマンコとお尻だけじゃなく……その奥にある子宮や腸まで響いてびっくりしてしまっているのがわかった。変な音がお腹から聞こえて……
―――しょわぁぁあああ……
漏れ出てしまったのが小さいほうだけだったのは、むしろ幸いだったかも。
食事からもっと時間がたっていたら……もっと濁った汚い音が響いて、違う穴から、もっと見るに堪えないものを出してしまってたかも。
漏れ出たおしっこが太ももやふくらはぎを濡らし、その感触すらヒリヒリと痛む中……
―――ピシャアン!!
「ぉぁあああぁぁああ―――っ!?」
そんな私の事情なんて知ったことじゃないとばかりに、女看守は再び鞭を振るい始める。
打たれて揺れるお尻。濡れていたところに衝撃がきて、おしっこが飛沫になって飛び散って、床や壁、さらに私自身のお腹やおっぱいにもかかる。
ふいに鞭を撃つのをやめたかと思えば……むんず、と私のお尻をわしづかみにしてきて……力いっぱい握りしめてきて、ぐにぐにと握りつぶすように揉んできて……痛い。
「うふふふっ……こんなに真っ赤に晴れてしまって、可哀想だけどかわいいお尻ね。でも……これからもっともっと、かわいがってあげるから……ねっ!」
―――ばしぃん!
鞭ではなく平手で、快音を響かせて私のお尻を思いっきりビンタする女看守。
鞭よりも痛みは小さいけど勢いがあるその一撃のせいで、私の体は前後にがくん、と大きく揺れて、お尻と、ぶらさがったままのおっぱいがまたぶるんと揺れた。
頭も少し揺れて……垂れ流しになっている涙とよだれが、床にぽたたっ、と散って滴った。
☆☆☆
お尻の感覚がなくなるんじゃないかってほどに打ち据えられ、何度か意識が飛ぶほど痛めつけられた私は、その後、ほんの少しだけ休憩をもらえた。……拘束されたままで、だけど。
それで楽になったかと言われればぜんぜん否で……打たれた痛み自体は徐々に引いていったものの、真っ赤にはれ上がった(直接は見えないけど)私のお尻は、直接的な痛みが引いた分、焼けるような熱さと、じりじりと後を引く痛みが残り……さっきまでとは違うつらさを味わわせ続けていた。
瞬間的な激痛とその残滓じゃなく、体に叩き込まれて内側から熱を帯びて焼いてくる痛みだ。
これがまたつらくて……もう少しましになってくれないと、仮に拘束を解かれたとしても、床にお尻で座ることもできないんだよね……。寝転んで回復を待つことしかできない上に、少し身じろぎして太ももやお尻を動かしたり、擦れたりするだけでも痛いから……。
けれど、それがましになるよりも先に……『次』が来た。
そもそも、この『休憩』自体、次の拷問の準備だったのだと、すぐに知らされた。
―――めり……めりめりめりっ……!
「ひっ……ぎぃぃいいぃぃっ!?」
ギロチン拘束されたままの私のお尻に……裂けるような激痛が走る。
実際、裂けてしまいそうな目に合ってるので、そのまんまの感想なんだけど……この拷問、相変わらずきつい……!
拡張……とかいうジャンルの拷問になるんだろうか。
私は今、お尻の穴に小さな棒を挿しこまれている。
大きさや太さは、鉛筆くらいだ。素材は、金属製。角は取れてつるっとしてるので、引っかかって傷ついたりとか、そういうのはない。
これだけ聞けば、挿入されても大したことなさそうかもだが……それが何本も一度に、ということになれば……話は別。
1本入れ終わったら次の1本、また次の1本……という風に、次々に私のお尻に金属の棒が差し込まれていく。
めりめりと音を立てて、お尻の穴が広げられていく。
(お、お尻の穴、壊れる……壊れちゃうっ……!!)
もう何本飲み込んだのか覚えてもいない。
きっと私のお尻は今、何本、あるいは十何本もの棒が差し込まれた、異様な状態になってることだろう。
もう入らないくらい、限界までお尻が広がって、これ以上は広がらないってところまで詰め込まれて……実際に押しても入って行かないくらいになってしまっても、
―――コン、コン、コン……
「あっ、ぐ……きぁ……あぁああ……っ!」
棒と棒の隙間に次の棒をあてがっておしつけ……それをハンマーでたたいて押し込んでくる。
お尻の穴……どころか、内側の粘膜まで巻き込んで破滅的な音を響かせ、悲鳴を上げるけど、止めてはくれず……1本、また1本、追加されていく。
多分、いや絶対……インペルダウンで『身体検査』された時より……ドミノに手をお尻に直に突っ込まれたあの時より広がってる……!
(もう、無理……入らないっ……裂ける、裂ける、絶対裂け……)
―――めりめりめり………………ぶち
「はっ……あ゛…………」
聞こえてはいけない音が、体の中から聞こえた気がした。
☆☆☆
さらに次の拷問。
(……何だろ、この装置……インペルダウンでも見たことない)
「あら、もしかしてこの拷問は初めてかしら? ふふっ、気に入ってくれるといいけど」
前にも言った通り、ここ『ゴッホカーニ島』の職員は、元・インペルダウンの職員だ。
だから、インペルダウンでやっていた拷問の内容を知っていて、それを再現して私を痛めつけてくれるわけだけど……こんな風に時々、私も知らない拷問が出てくることがある。
私がインペルダウンにいる時に、うけたことのない拷問を、彼ら彼女らが用意するのだ。
まあ私も、インペルダウンの拷問を全部受けたことがあって知ってるわけじゃないから、それも仕方ないと言えばそうなんだけどね。
彼らも、単に拷問にバリエーションを持たせようとしてくれているだけで、そういうのを狙って出してるわけじゃないだろうし。
そして今回、どんなのが用意されていたのかというと……ぱっと見は、水責めみたいに見えた。
インペルダウンにもあった、全身を水の中に沈めて溺れさせるタイプの奴。そういう用途に使えそうな、大きな水瓶が用意されていた。
けど……
(大きい、けど……私の体全部が沈むにはちょっと小さい、ような……?)
多分、あの中に私が沈められたとして……足がついて、肩が入るか入らないか、ってくらいの大きさだ。水没させるには、微妙に大きさ、というか深さが足りないと思う。
ああでも、頭から沈めれば問題はないか……いやでも、それなら逆に大きすぎるか。
疑問をそのままに、私はそこに、両腕を手錠ごと鎖で上に巻き上げられて……ちょうど、鞭打ちの拷問をされる時みたいな姿勢で、吊り上げられた。
そのまま、クレーンゲームのアームになったように、上側からその水瓶の真上に連れていかれて……その中が見えた瞬間、ぎょっとした。
水で満たされていると思っていた水瓶の中。
そこには、確かになみなみと水が入っていたけど……水以外にも入っているものがあったのだ。
それは、おびただしい数の、蛇……いや、違うな……ウナギ?
にょろにょろと細くて長い、ぬるぬるした何かが大量に蠢いていた。
「な、何、コレ……?」
「うふふっ、かわいいでしょ? とある海域にのみ存在する、ヌルヌルビリーっていうウナギよ。大丈夫、蛇じゃないんだから、噛まれたり締め付けられたりするわけじゃないし、もちろん毒もないわ。……それよりもっと刺激的なことは起こるけどね」
……なんか、名前の中に気になる響きというかフレーズがあったんだけど……!?
しかし、何かを言う前に、女看守は指示を出し……真上につられていた私は、ゆっくりと水瓶の中に入れられていく。
足先から、ひんやりと……しかしそこまで冷たくはない水の中に沈められていく。
足首、膝、太もも、お尻――まだ痛みが引いていないので、すごく痛いししみる――腰、お腹、胸……そして、鎖骨のあたりでちょうど水瓶の底に足がつき、滑車も止まった。
これまた鞭打ちの拷問の時と同じで、ギリギリ足がつく高さで吊られている形になる。
中にいるウナギ……『ヌルヌルビリー』は、私が水に入ってきた瞬間、ばっと散って逃げてしまい、最初の数秒間は触れてこなかったけど……その後すぐに、水に沈んだ私の周囲に戻ってきて、その、名前通りにぬるぬるした体でまとわりついてくる。……感触が……気持ち悪い。
そのうちの何匹かが、私のお尻のあたりでにょろにょろと動いて、太ももに絡みついて擦れるように動いて……いくら体の表面がぬるぬるしてても、こすれたり当たってしまうと痛い。
そのせいで、びくっ、と体が反応して震えるように動いてしまった……その瞬間、
「っ、ぐ、が……ああがががあがぁあぁあっ!?」
ちょうどその、お尻と太もものあたりから……強烈な電撃が私の体に流れ込んだ。
比喩じゃない、ホントにコレ……電気ショックの拷問の時と同じ……
ってことは、このウナギ……やっぱり『電気ウナギ』か!
「あらあら、あなたが急に動くからびっくりしちゃったのね。『ヌルヌルビリー』は臆病な魚で、驚いたり敵に出会ったりすると放電するの。威力はそれほど強くないけど、生身で受ければそれなりに強烈だから、あんまり激しく動くと危ないわよ? それに……」
「あが、うぎ……がががっ!? うあぁああがぁああ!?」
「一匹が放電すると、それに驚いて他のも放電し始めるから……しばらくつらいわよ?」
女看守の声なんかもうほとんど聞こえてこない。聞く余裕がない。
お尻の周辺から始まった電気ショックが、瞬く間にその周囲に広がって……全身に……水に浸かってるところ全部から……!
腕に絡みついたウナギ、
お腹に体をこすりつけるウナギ、
わきの下を狭そうに通り抜けているウナギ、
肩を乗り越えようとしている最中のウナギ、
右の乳房にぐるりと巻き付いたウナギと、左の乳首をつんつんとつつくウナギ、
股間を前から後ろに潜り抜けている最中で、オマンコに触れているウナギ、
あっちにもこっちにも、どこにでもウナギがいて、まとわりついてて……そいつらが一斉に放電するから、全身から電撃が流し込まれて……っ!
意識が飛ぶ。
けど、その直後にまたショックで叩き起こされる。
何度もそれが繰り返される。
繰り返されるうちに、だんだんウナギ達が落ち着いてくれたのか……徐々に感じられる電撃は弱くなっていって……やがて、収まった。
……収まるまでに、何回気絶と覚醒を繰り返したかわからない。もう、自分が起きているのか気絶しているのかすら曖昧なところまで一気に追い込まれた。
(こ、この拷問、やばい……!)
一気に余裕がなくなった私だったが……恐ろしいことに、そう恐怖する時間すら与えてはもらえないのだった。
流し込まれ続けた電撃のせいで、まだ体がびくびく痙攣してて……小刻みに震えてるんだ。
しかも、時々びくっ、と微妙に大きく震える。
この震え、どちらも……私の意思で止められなくて……
何とかしなきゃ、止めなきゃ、って私が焦ってる間に……すっかり落ち着いたウナギの1匹が、私のわきの下のあたりにやってきて……触れた瞬間、タイミング悪く私の体がびくっと……
「っ……あがががぁあぁあっ!!」
そして、また始まる放電。気絶と覚醒の連続。真っ白になる頭。
水瓶の中、吊り下げられた私の体が、全身を襲う電撃で痙攣し、ばしゃばしゃと水音を立て、それが原因で余計にウナギ達が興奮して放電して……その悪循環。
しばらくして、震える余裕もないくらいに私が衰弱すると、ようやくそれでウナギ達が落ち着いてくれるけど……そう間を置かずに、何かのきっかけでまた放電が始まる。
私の体がびくっと震えたのに驚いて放電。
必死に酸素を求めて深呼吸して……失敗してせき込んで、その音に驚いて放電。
看守がわざと鎖を揺らして私の体を動かし、それにウナギが驚いて放電。
他のウナギとぶつかって驚いて放電。
脱力するあまり、私が水瓶の中でおしっこをもらしてしまい、その匂いに驚いて放電。
落ち着くまで電撃責めにさらされ、動けなくなるまで待って、ウナギがおちついて……そしてまた放電。
これが、ひたすら繰り返される。
地獄のような無限ループ。
これだけでももちろん十分つらいんだけど……それに最悪の形で追い打ちをかけたのは……
「う゛あぁあ゛あ゛あぁっ!! だめ゛……そこ、あ゛……は、入って、こな゛いで……!」
このウナギ、狭くて暗い穴を巣穴にする修正があるらしくて……
そして、女の体には、『穴』といえるものが2つほどあって……
もうわかったよね?
このウナギ……私のオマンコとお尻に潜り込んでくるんだよ……!
特に、お尻の方はさっきの拡張拷問でバカになってて、ゆるゆるだから……余計に入りやすい見たい。
もしかして、後でこの拷問を行うことも込みだった……?
ぬるぬるでよく滑る体を生かして、入り口をこじ開けて、ぬるっと中に……そのまま、全身をくねらせて奥の方に……
……しかも、1匹1匹が細くて小さいのを生かして、何匹も……
……そして、その中で……
そもそもの狭さ、きつさとか……ぎゅうぎゅうに入ってくる他のウナギとか……奥の方で痙攣する私の肉壁とかに驚いて……
「―――っ!! ――、――っ、―――――っ!!」
……最早、悲鳴にもならない。
内側から電撃が迸って、私の体が中から焼かれる感触が……
しかも、オマンコとお尻の中でぬるぬるのウナギが蠢いて……肉壁を乱暴にこすり上げて、責め立てる感触が……
苦しいのに……気持ちいいのが、確かにあって……
お尻も、オマンコも、バカになっちゃう……!
こんなひどい……死にそうなくらいにつらい状況なのに、そんな中でも気持ちよくなれてしまうのかって……自分の体に驚いて、呆れてしまう。
全身が悲鳴を上げる中で、お尻とオマンコの肉壁が確かに、電撃とは別な熱さを帯びて、ウナギの体液じゃないぬるぬるを出して、震えてるんだ……。
(こわ、こ……壊れちゃう……ううん、コレ、私もう、壊れ、てるん、じゃ……)
「あおおぉぉっ!? おぁ、おあぁぁあ―――っ!!」
そして数時間後。
「ぁぁ……おぉ、ほぉっ……」
「あらあら……壊れちゃったかしらね、うふふっ……」
鎖で吊り上げられ、数時間ぶりに水瓶から引き揚げられた私。
喋る力も残されておらず、呼吸に混じってうめき声をあげることしかできない。……一応意識はある……と思うけど、それも……まともにものを考えることができないレベルにまで追い込まれてしまっていた。
後で聞いたら、目の焦点も微妙に合ってなかったんだってさ。
そんな状態で引き上げられた私のお腹は、オマンコにもお尻にも、何匹もの『ヌルヌルビリー』が潜り込んだせいで、ぽっこりと膨れてしまっていた。
そいつらは、私の穴の中が気に入ったのか、中々出て来てくれない。
しかし、インペルダウンではそう言う時の対処法もきちんと確立されていた。
てっきり、拷問よろしくお腹を殴るとか蹴飛ばすとか、締め付けて追い出すんだと――そしてその時にまた電撃で中から灼かれるんだと――思ってたんだけど、違った。
看守が持ってきたのは、数種類のハーブを煎じて作った薬湯だった。
ウナギはこの匂いとか成分が苦手だそうで、コレを飲んでしばらく待てば……
「ぅぅっ、ぐ……あ゛……で、出る……出てくるぅっ……! お腹、苦し……お、オマンコからも、お尻からも……うなぎぃ、いっぱい……ん、ん゛あぁあああぁっ!!」
嫌なハーブの成分が効いてきて、ウナギ達が暴れ出す。
それに合わせてお腹に力を入れると……ボトボトボトッ! ドババババッ! と……排泄するみたいに勢いよくウナギ達が、私の穴から飛び出してきた。
水瓶の上で、鎖で宙づりにされたまま。下半身の2つの穴から大量のウナギを吐き出して、真下にある水瓶に放流した。
その時の、何匹ものウナギがオマンコとお尻を通り抜けて、ひりだされていく感触で……盛大に絶頂してしまった私。
そのラスト一回の絶頂で、完全に体力も気力も使い果たして……私の意識は、そこで途切れた。
☆☆☆
その後、意識を取り戻してからも……私への責め苦は続いた。
大の字の形で裸体を台に固定され、熱く溶けたろうそくを全身に垂らされた。
後ろ手に『指錠』で拘束され、腕と指がちぎれそうな痛みの中、何時間も放置された。
しかも正座で座らさせられ、身動きすることも許されなかった。
抵抗する力も残っていない状態で、シンプルに輪姦された。
服を脱いで裸になった男たちが群がってきて――多分全員、獄卒課職員だろうと思うけど――そのまま思い思いに私の体を使い始めた。口も、胸も、前後の穴も……好き勝手使って、吐き出して、汚していった。
何回目かに挿入してきた男が、私の膣内で射精した後……そのまま放尿までしてきた。暖かくて……精液と違ってさらさらで粘性のない液体が子宮内を満たし、その後簡単に逆流して……ばしゃばしゃとこぼれだした。
全身ドロドロの上、おしっこの匂いで汚くて仕方ないからって、洗浄のために熱湯のシャワーを浴びせられた。
オマンコやお尻にたたきつけるような勢いの水流(熱湯)をくらって、苦痛に狂うかと思った。
そのまま今度は、ホースをお尻に突っ込まれ、大量のお湯を注ぎ込まれ……栓をされた。
お腹の中がたぷんたぷんになって、苦しくて……そのまま何分か放置された挙句に……栓を抜かれると同時に『ぶっぱなす』瞬間を皆で鑑賞された。
ホカホカのお湯がたらいいっぱいになるほどの量、私のお尻からじゃばじゃば出てきたのを笑いものにされた。
手足を縛られて身動きできなくさせられ、狭い部屋の中に押し込まれて……そのまま毒ガス。
息を吸っても、息を止めても苦しい。涙も鼻水も止まらない。
手を拘束されていて、口をふさいだり目をかばうこともできない。呼吸のたびに毒を吸い込んでしまい、あっという間に全身に回って……痛い、苦しい、痛い、苦しい。
気が付けば……もう何度目かになる輪姦をされているところ。
けど、本当にもう、私には……わずかな力も残っていない。指一本動かせない。
ただただされるがままのラブドール状態。
そんな私に興味を失ったのか、男たちは……それでもまたドロドロになるまで犯された――せっかくさっき洗ったのに――私を放置して、拷問室の外へ行ってしまった。
残された私は……いつかインペルダウンで『晒し者』にされた時と同じように、台車に乗せられて独房まで運ばれていった。
そして、牢屋の中に放り込まれ……そのまま放置。ガチャン、と音を立てて扉が、鍵が閉められ……しばしこのまま放っておかれるみたい。
……しばらくそのままじっとしていて――というか、ただ動けなかっただけだけど……――多少体力が回復した。
ほんの少し体を動かせて、余計なことを考える思考力が戻ってきた程度だけど。
このままじっとしていれば、あともう少しは休めるだろう。
けど、それが終われば……また拷問だ。果てしない苦痛と屈辱が続けられる。
……幸い、といっていいのかわからないけど……今ならまだ、間に合う、と思う。
このペースで拷問を続けられれば、何もかも擦り切れる。抵抗する力も気力も残らなくなるほどに、この心身が弱ってしまうまで、そう長いことない……と思う。
だから……その前に……何とか……
(逃げなきゃ……っ!?)
動きの悪い頭で、そう思って……何かにすがるように、ただ必死に、虚空に手を伸ばす。
その瞬間……
―――がしっ
「…………え?」
私の手は、何もなかったはずの空中から……1本の剣をその手に取っていた。
翡翠の刀身に、7つの宝石が輝く……聖剣を。
剣を手にした瞬間、私の体は……それまでの消耗が嘘のように力を取り戻した。
私は、剣を手に……力の限り暴れた。
手錠を断ち切って、両手を自由にした。
牢獄の扉の鉄格子を断ち切って脱出した。
脱獄した私を制圧、あるいは射殺しようと襲ってくる獄卒や職員達。
三又槍や銃を手にしてかかってくる彼ら、彼女らを、片っ端から斬り払ってなぎ倒し、強行突破を繰り返す。壁という壁を斬って壊して通り抜け、どんどん外へ向かっていく。
銃弾……弾幕、猛獣、大砲、さらには悪名高き『監獄弾』……全てかわして、あるいは斬って、突破して……
そして、最後の扉……鍵のかかった大きくて頑丈な扉を真っ二つにし……私は、監獄の外に飛び出した。
直後に、私が暴れすぎた成果……背後で、監獄の建物そのものが崩れ落ちた。
独房からそのまま駆け抜けてきたせいで、服も着ていない全裸だけど……構いやしない。
背中に翼を生やし、空へ飛び上がって……見渡す限り何も遮るもののない、開けた世界を、思いっきり……全身に風を感じながら飛び回る。
誰かに見られるかもしれないなんてことは考えず、オールヌードのまま、青空を翔ける。
少し冷たい……けれど、新鮮で美味しい空気を思いっきり吸い込んで……全身に思いっきりお日様の光を浴びながら飛んで……
……そして……
「…………ふぅ」
ベッドの上で、目が覚めた。
目が覚めた私は、全裸で大空を翔けているでもなく、全裸で独房にいるでもなく……ふかふかのベッドに横になって休んでいた。
服装は、囚人服じゃなく……着心地のいい上質な寝間着だ。
日付と時間は……私がこの『ゴッホカーニ島』に来て、『監獄ごっこ』を始めてから……ほぼぴったり24時間後だった。
ゆっくりと体を起こす私。
ベッドから立ち上がって、腕や足を軽く動かしてみる。
どこにも不調はない、寝起きだからある程度しかたないそれを除けば……痛みも倦怠感も、特に何も感じない。絶好調だ。
そして、精神面は……体以上に絶好調だった。
すごくスッキリしてる。ストレスとかそういうのを、根こそぎ洗い流して、心地いい風が私の中を吹き抜けているかのような……そんな気分だ。
強いて言うなら……ちょっと寝汗かいたから、その始末はさっさとしたいかも。
「おはようございます、スゥお嬢様。お加減はいかがでしょうか?」
「うん……おはよう。シャワー浴びたらご飯食べて、その後出るよ。用意して」
「かしこまりました」
どういうことなのかを説明してしまうと、だ。
私が『飼って』いる職員の中に……『夢』を操る能力者がいるんだよね。
ウタちゃんの『ウタウタの実』や、ビューティのところのノコ君の『ネムネムの実』と同じように……寝ている人に任意の夢を見せたり、複数人で夢を共有させたりできる能力者が。
この『監獄ごっこ』にはそれを応用して使っている。
私がこの島に来て、自分から海楼石の手錠をつけて牢屋に入ったところは、正真正銘、夢じゃなくて現実に起こったことだ。
その後、むち打ちとか水責めとか、そのへんも多分、実際にこの身に起こったことだ。職員達が見事な手練手管で私を痛めつけて、辱めてくれたはずだ。
そして……そこから先、何度か気絶して、起こされて……っていうのを繰り返してきたわけだが……そのどこかのタイミングで、私は『夢の世界』に放り込まれたのだ。
そこからは、夢の世界で何もかも自由にできるのをいいことに、さらに拷問はエスカレート。
現実の世界では、ダメージが大きすぎて軽い気持ちではやれないような内容もやれる。何せ、夢だから。
さらに、時間の流れさえある程度自由になる。
あんなに多くの拷問を、何十時間、何日間かかったかもわからないくらいの時間、ぶっ続けでやれたのも……『夢』だったからだ。
この間中ずっと、私は夢の中にいたわけだが……それを頭ではほとんど認識できていなかった。
何せ、職員の皆が、元インペルダウン勤務の経験を生かして、的確に苦痛を与えてくれてるものだから、そんなことを考える余裕はなかったからね。
ただただ歯を食いしばって苦痛と恥辱に耐えるだけの時間を送っていた。
このノンストップの拷問が終わる条件は2つ。
1つは、時間切れ。『監獄ごっこ』開始から、現実時間で24時間が経過すること。
そしてもう1つ。私が精神的に限界というところに至って……それこそ、これが『監獄ごっこ』だってことすら半ば忘れて、ここからの脱出を望み、救いを求めると……あらかじめ設定されていたことが起こる。
私の手に『七星剣』が現れ、それを振るって全てをぶっ壊して『脱出』できるようになる。
夢なので何でもアリだ。海楼石をぶった切るなんて真似までできる。
そのまま脱出して、外に飛んで……その瞬間だ。私が……最高にスカッとするのは。
この監獄ごっこの醍醐味。私が『息抜き』にしている理由。
思いっきり、地獄のような苦痛を味わった後に解放されることで―――特に、それが自分で障害を突破して脱出した場合だとなおよし―――すごく気分が晴れる。
サウナの後の水風呂、そしてそこからの外気浴で『整う』アレみたいに。
一気に心と体が回復して、ストレスが溶けて消えたみたいになくなるのを感じられる。
どうしてそうなるのかはわかんないけど……苦痛と解放の落差?
それとも、インペルダウンを脱獄した時と同じような感覚がカタルシスに変わるのかな?
ま、何でもいいや。
ともあれ……ああ、今回もすっごくスッキリできた~!
シャワーで寝汗を流し、
食事をしっかり食べ、
この『ゴッホカーニ島』に来た時に着ていた服にびしっと着替えて……正面玄関から、職員達に送り出されて普通に外に出る。
さすがに現実ではね、全部ぶっ壊して出るような真似はしないよ。
外に出て風を感じながら、思いっきり伸びをして……
「……~~~~っ!! っ、はぁ! あー……大満足! 今回もありがとね」
「はい、お楽しみいただけたようで何よりでございます、スゥ様。またいつでもお申し付けくださいませ」
「ありがと。またストレス溜まったらお願いするかもね。それじゃ!」
そう言って私は、背中から翼を生やして……秘密の島『ゴッホカーニ島』から飛び立った。
さーて……気分転換、つつがなく終了!
今日からまた、きちんと切り替えて……『七武海』と『提督』の仕事、頑張らなきゃな!