※この作品はR-18です。

夏休みの思い出~田舎で いとこ とエッチするはなし~   作:霧里

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さわりっこ(Hシーン

寝られなかった。

 

寝られる訳がない。

 

どうしても昼間にしでかした事が頭から離れず、寝返りを打っては悶々と、時間だけが過ぎていく。

 

何より酷いのは、すぐ隣に唯が寝ていた事だ。

 

あんな事があった後。あんな事をしてしまった後。

あの場はなんとか取り繕っては見せたけど、正直上手く誤魔化せた自信なんて無い。食事中に皆の前でバラされるんじゃないかって、ずっと気が気じゃなかった。

 

けれど唯は、俺の言い訳に口を挟むでもなく、本当に気づいていないかのように振る舞っていた。そうでなきゃ、俺となんか一緒に寝れる訳がない。

 

すぅ…すぅ…。

 

聞こえてくる唯の寝息。

 

まるで安心しきった様子に、俺のほうがどうして良いか分からなくなる。

まただ、またこのイラ立ちだ。カチ、カチ…。聞こえてくる時計の音さえ煩わしい。

 

きっと眠れないせいだから、そう自分に言い聞かせ続けてどれだけ時間が経ったんだろう。

 

ゴロリ…。

 

何度目かの寝返りを打った後、ぼんやりと唯の寝顔を眺めていた。

 

ピンク色をしたパジャマらしいパジャマ。如何にも女の子らしくて、昼間に見ていた性的な視線からは少し遠ざかりながらも、その姿が女の子らしく見えた分だけ堪らなくもなってくる。

 

どうしろって言うんだよ、こんなの…。

 

胸の内がモヤモヤとする。ムラムラと沸き立った劣情に体が熱くなってくる。昼間の唯の姿を思い出し、無防備なその寝顔を見ているだけでもう、俺の心臓は爆発しそうになっていた。

 

あぁ、可愛いなって。認めるしかない。

 

寝返りを打ち直し、興奮を鎮めようと息を吸って吐いてを繰り返す。

漫画や雑誌の中には居ない。すぐ手の届く所に居る女の子に向けられる初めての興味を持て余して仕方が無かった。

 

トイレにでも行こうか。

 

昼間にもしておいて、懲りないものかと呆れるけれど。

一度抜いてしまえば、今夜位は何とか我慢ができるだろう。

 

そう思って、布団から抜け出そうとした時だった。

 

「起きてる?」

 

その呼びかけに、心臓が跳ね上がった。

 

何とか寝ている振りをしたつもりでも、その実はただ動けなかっただけ。また、唯にエッチな妄想を重ねようとしていた。そんな罪悪感を見透かされたんじゃないかって、背中に嫌な汗が流れてくる。

 

カチ、カチ…。

 

時計が針を回し続ける間にも、俺の心臓はドキドキと鳴り止まなかった。

 

うるさい、静かにしてくれ。

 

こんな小さな胸の音でさえ聞かれるんじゃないかって気が気じゃない。

 

「ねっ、和樹ってば」

 

だけど、それも。名前を呼ばれたその瞬間にはお手上げだ。

 

「…なに?」

 

完全にバレていた。俺が起きてるって、分かった上で話しかけられているのに気づくと、もう観念するしか無い。

 

「やっぱり、起きてるんじゃん」

「起こされたんだよ…」

「うそ。ゴロゴロ寝返りばっかりだったくせに。そんな寝相悪くなかったでしょ?」

 

それから少しの間。意外というか、肩透かしというか、俺たちは何でもない話を続けていた。昼間できなかった話。お互いの近況とか、何が流行ってて、今はどんな事に興味があるかだなんて。たまに冗談を言ったり茶化したり、子供らしい他愛なさ。

 

もしかして、昼間にしていた事を問い詰められるんじゃないかって思っていけれど。特にそういう様子もないまま、しばらくして話題も落ち着いた頃だった。

 

普通に話せていたせいだろう。夜が更けてきたのもあったかもしれない。

あれだけ気になっていた唯の事よりも、だんだんと眠気が強くなり、丁度瞼も落ちかけてくる。

 

「ね、えっち…してみよっか?」

 

夢かと思った。

 

うつらうつら としていたせいで、見えてしまった都合の良い夢。

 

「え、ごめん…なに?」

 

こんなのは漫画でも良く合って、そういう風に聞こえただけの勘違いだと自分に言い聞かせる。

 

「だから…えっち。昼間、一人でしてたでしょ?」

「起きてた、の?」

「起こされたの…。だって、あんなのさ…分かるよ。匂いだって、なんか凄かったし? 寝てる振りするの大変だったんだから…」

「…」

 

ごめんと、言えたかどうか。その時の俺は、刑の執行を待つ罪人のような面持ちだった事だろう。

 

そうだよな、漫画みたいになんか行くわけがない。

あんな隣で、ガサゴソやって。起こす振りをしながら、唯の肌に掛かってしまった精液をティッシュで拭っては見たものの。あの匂いまでは誤魔化しきれるものじゃない。

 

「別にね、怒ってるわけじゃないんだよ?」

「どうしてさ? だって、俺あんな…唯に」

「そりゃ、まったく気にしてないって言ったら嘘だけど…」

 

確かにそうなんだろう。唯の口調は、照れて、困って、戸惑うようではあったけど、嫌がるような素振りはなかった。それよりも興味が勝るのか、何か手探りで俺の様子を伺っているみたいに見える。

 

「和樹は、私と、その、エッチな事がしたかったんだよ、ね…?」

 

唯の手が俺の背中に触れていた。

 

じんわりと伝わってくる体温に、心臓の音がドキドキと高められていく。

 

何か言おうとして、でも言えなくて。自然と開いた唇の隙間から漏れた言葉はもう、ただの願望でしかなかった。

 

「したいって…言ったら?」

「…」

 

返事はないままに、気配だけが近づいてきていた。

布団の擦れる音と、それが重なる音。そっぽを向いて固まっていた俺の頬に、唯の柔らかい髪の毛が、一つ二つと落ちてくる。

 

「いいよ」

 

微かに震える声に耳元をくすぐられた。

 

熱の籠もった吐息に心臓が大きく跳ねる。

 

「こっち…きて?」

「え、あ、おい…唯」

 

重なった布団の隙間から、唯の手が俺の布団の中へと忍び込んできた。

開いた布団の隙間から入り込んでくるエアコンの風の冷たさに、自分の興奮を自覚させられながらも、次に触れた唯の指先は、柔らかくて、温かくて、小さい頃に繋いだ手の感触が思い返された。

 

手を取られ、引っ張られる。

 

横になって、背中を向けていた体はそのまま唯の方へと向き直り、転がった視線の先で、ばったりと彼女の顔を見つめてしまっていた。

 

重なった視線はそのままに、2度3度とまばたきを繰り返す。

 

どちらからでもない。恥ずかしさに負けて視線が逸れた。頬を染め、俯いて、耳まで真っ赤になっているのが分かるほどの距離。

 

冗談だよって言うなら今だった。

 

あの時はごめんって、謝るなら今しかない。

 

絵日記には描けない。夏休みのちょっとエッチな思い出で終わらせる為に。

 

「ぁ…っ」

 

口を開いて、でも、上手く言葉が出てこなかった。俺の腕を捕まえる唯の手を振りほどこうとして、けれどどうしてか、体は固まったままに動かない。

 

唯の布団の中へと吸い込まれていった指先が、柔らかくて温かい、彼女の体温に包み込まれる。

 

少しだけ、落ち着いてしまった。

 

人肌のせいか、女の子の体温がそう思わせたのか。

 

でも、それはほんの一時。瞬きをするような短い時間だけ。

幼心に感じた安心と温もりは、すぐにも性的な興奮に晒され消えていく。

 

「少し、まって…。ん、いいよ」

 

モゾモゾと唯が布団の中で体を動かしていた。それはまるで、パジャマのズボンを脱いでいるみたいな動き方で、腰が浮かんで、足をずらして、聞こえてくる衣擦れの音が耳に纏わりついて離れない。

 

再び、掴まえられた俺の手は、唯に手招かれるまま彼女の肌に触れていた。

 

「ぅぁ…」

 

思わず、声が漏れてしまう。

 

初めて触れる柔らかさ。指先から電気が流れ込んできたみたいに体が震え上がる。

 

なんだこれ、なんだこれ…。

 

溝があった。柔らかい肌との間に出来た谷間は、少し力を入れただけで割れ目を開く。

 

温かい。ううん、むしろ熱いくらいで、それになんだか…。

 

指先が濡れていた。そのままヌルリと何かに滑った指先が、唯の中に沈み込んでいく。奥に沈むほどに中は熱く、それと同時に、纏わりついてくる水気も増えてくる。

 

これが、多分、愛液なんだって。

 

濡れてるんだ。唯、なんで、興奮して、えっちな気分になってるのか?

 

「んっ…はぁ、ぅっ、や…。えへへ、変な声でちゃった。人に触れられるって、こんな感じするんだ、ぁ」

 

割れ目の入り口で遊ばせていた指先が、ちゅっと柔肌に包まれると、唯の口から悩ましい声が漏れてきた。照れ隠しのような笑い声に混ざる熱っぽい吐息。はにかんだ彼女の頬が赤く染まっていく。

 

「唯っ、俺…っ」

 

布団の中で見えもしない。ただ指先だけが、唯のおまんこに触れている確かな感触を伝えてくる。

 

もう限界だった。

 

唯になんの断りも無いまま指先が動く。

 

自分ですら止められない衝動が頭の中でガンガンと響き、勢いのままに押し倒そうとした所で、唯に押し留められてしまった。

 

「まってっ。触るだけ、はぁ、ぁっ…だけ、だから。見せない、から、ね? 触ってみるだけだったら、ひゃっ、んはぁ…はぁ、はぁ…いいから、だから…んっ」

 

これは、一体なんの夢なんだろう?

 

煮詰まった俺の興奮が見せるただの夢なのか。朝起きればパンツの中が濡れるほど射精をしているんじゃないかって。

 

でも、それにしたって感触がやけに生々しい。触れれば触れるほどに、唯の鼻息が甘く上ずり、恥ずかしそうに体を揺らす姿は、俺の想像の何倍もの興奮を掻き立ててくる。

 

中指で割れ目の隙間を撫でながら、動かせる指の全部を使って唯の肌をくすぐってやった。

 

思い返せばきっと、随分と気持ちの悪い指の動かし方をしていただろう。例えばイソギンチャクみたいに、イカとかタコみたいにウネウネと指をくねらせては、唯の肌の感触と、その反応を楽しんでいく。

 

お互い布団にくるまったまま、指だけで唯のおまんこを弄ぶ。

割れ目の中。愛液に浸る指先。ゆっくり、ゆっくり、熱いくらいの彼女の中で指を遊ばせている内に、その先の想像が頭の中で膨らんでくる。

 

ほんとに、穴があるんだ。ここに、俺のが挿るんだ。

 

指先から伝う唯の感触だけで、もう射精だって出来そうだった。

 

固くなり、大きく膨らんで、パンツに擦れる刺激にさえ快感を受け取ってしまう。先っぽから溢れだした先走りは、唯の流した愛液みたいに、俺のモノ濡らしながらジワジワとパンツにまで染み出してきていた。

 

扱きたい。

 

もう滅茶苦茶におちんちんを掴んで、訳もないくらい強く擦ってしまいたい。

きっと、昼間より出るんだろう。それが絶対に気持ちがいいって分かってしまう。

 

唯の前でオナニーをする。

 

唯のおまんこを触りながら自分のモノを慰める。

 

訳の分からない状況に、まともな判断なんて出来るはずがなかった。

本当に、こんなの、ただの夢みたいで、だけど指先に触れる唯のおまんこの感触は どこまでも本物だった。

 

妄想するだけだったのとは違う。確かな女の子の肌触りに興奮が加速していく。

理性はどんどんと脇に追いやられ、欲望に俺の全てが支配されると、一瞬の躊躇いなんて、すぐにもはち切れてしまった。

オナニーを始めようと空いた手が動かく。だけど、俺より先に股間に触れたのは唯の方だった。

 

「ぁっ、すご…。こんな、固くなるんだ…ぇぁ、っ」

「なっ、ゆい…おまっ、くっ、あ、なにして…」

「何って、だから…えっち。和樹ばっかりずるいし、私だって触ってもいいよ、ね…?」

「まてって…そんな、触り方は…うわっ、くっ…ぅ!」

 

唯の指先が、ズボンの上から俺のモノに触れていた。

固く上向いた俺のモノをなぞりあげる様にして、下から上へと指が伝っていく。

 

ゾクゾクとした。頭の中にチカチカと火花が飛んだ気さえする。

堪らず飛び出た声に驚いた唯の手が、おっかなびっくりと止まってしまっていた。

 

「え、なにっ!? ごめ、いた…かった?」

「ちが、くて…それ…やばっ」

「え、と? このままでいいの? 男の子の、その…おちんちんって、分かん、ないし」

 

言葉が、声が出ない。強すぎる興奮に喉が震えて、なんとか頷いてそれきり。

「おちんちん」唯の口から聞こえるエッチな言葉が、何かの冗談見たいだ。

 

ビクッと、震えたおちんちんから先走りが溢れ出す。

それは、ドクン、ドクンと、大きく染みを広げていって、唯の指先が先端に触れると同時に、くちゅっと濡れた感触も伝えてくる。

 

「え、あ、これ…。和樹、もう射精しちゃった、感じ?」

 

ズボンから滲むほどに溢れた先走りは、しっかりと唯の指先を汚してしまっていた。驚きと、困惑と、だけど興味の混ざる声を前に どうにか首を振り、喉を絞るみたいに声をだす。

 

「ちが、これ…そうじゃなくって…。これ、は…はぁっ。唯とおんなじで、男も気持ちいいと濡れてくるって、先走りって、そういうやつで」

「そう、なんだ。和樹は私に触られて、気持ちよかった…ってこと?」

 

頷いて、そうするだけが限界だった。

早く、早く、続きをして欲しい。「唯…」と、強請る様な言い方に、情けない声まで出してしまう。

 

「えと。うん、じゃあ…もっと、触ってみる、ね?」

 

唯の手の平にお腹を撫でられながら、指先がズボンの隙間に入ってきた。

一本、二本と、伸びた指先が下腹をくすぐりながら、パンツのゴムの間をくぐり抜けていく感触に、俺の股間はドクンっと大きく反応をしてしまう。

 

恐る恐る、見えない布団の中で不自由したのもあっただろう。唯がしてくれたみたいに手を引かず、任せっきりにした俺が悪かったのはそう。

 

手の甲が竿の部分を掠める。指の腹が、ちょんっと触れては遠のいて行くばっかりで、いつまでも満たされない欲望に募った苛立たしさが、俺を理不尽な衝動に駆りたてていた。

 

「唯っ、もっと…こっちっ!」

「ゃっ…!」

 

小さな悲鳴が聞こえてきた時にはもう、俺は唯の細い手首を捕まえていた。もどかしく股間を弄っていたその手を、完全に勃起したおちんちんに押し付け、握らせる。

 

「和樹…っ。痛いって。そんなしなくても、ちゃんと触るから…。だから、ね?」

「え、あ…ごめん、おれ」

「良いよ、良いから。喋ってるのも…なんか恥ずかしいし…。和樹も、手、止まってる…から、その…うん」

 

無理に手を引いた事を謝ろうとして、手が止まっていた事を指摘される。

ごめんと言えたまでは良いものの、すぐに俺のモノを刺激する快感に促され、慌てて唯のおまんこにも刺激を返した。

 

指先に伝う甘い痺れ。おまんこの入り口に浸っていた指先を、くいと動かすと、唯の口からほわっとした吐息が漏れる。

 

「唯は、これ、気持ちいいのか?」

「え、あ、うん。けっこう、ね? お股ムズムズしてきて、どうしようって感じでさ。なんか、やめたくなくなってきて…なんか、なんか、ね? 都会にいると、こういうのも上手くなるの?」

「いや、関係ないと思うけど…」

「うん、そうだよね。じゃあきっと、和樹が上手いから、かな?」

 

おだてられて、簡単に調子に乗ってしまった。今までよりももっと丁寧に、動かす指に意識を向けていると、くすっ…と、楽しげな笑い声が聞こえてくる。

 

「ふふっ…♪」

「なんだよ…?」

「ううん、べつに。ん、あっ…ちょっ、そんな急に」

「気持ちいいんだろ? こういうのがさ…ぅっ」

「なんで、怒って、もうっ! 和樹だって、さ、こうされるのが良いんだよ、ねっ!」

 

馬鹿にされているとまでは思わないけど、なんか少しだけ恥ずかしい。

昼間に勉強を教えた時だってそう。少しばっかり早く生まれたからって、年下にでも見られたみたいな反応が引っ掛かる。

 

それで意地になるから笑われるんだって。

 

そんな事にも気づかないまま俺は、おまんこの中を強くかき回すと、仕返しとばかりに おちんちんが強く擦られた。

 

甘い痺れに全身を支配されていく。勃起したおちんちんだけが俺の全てだった。もう、唯の指先無しじゃ生きていけない。そう盲信できるだけの快感は、あっさりと俺の口から言葉を奪う。

 

はぁっ…はぁっ…。

 

熱く、粘ついた吐息を、交互に、時には一緒に吐き出してながら、お互いの快感を高め合っていく。

 

夜も深く、カーテンの向こうから月の明かりが差し込んでくる部屋の中。

 

カチ、カチ…。時計の音を掻き消すように、ぶわぁーっと広がるエアコンの風が、熱の籠もった部屋を冷やかしていった。外では虫たちが、チリリ、チリリと鳴いていて、その様子はきっと、今の俺達と何も変わらないんだろう。

 

「ぁっ、やっ…んぅ」

 

聞こえる甘い吐息を手がかりに、唯のおまんこを弄っていく。愛液に浸った指先で、唯の入り口を掻き混ぜる。開いた割れ目の内側を軽く擦ってやると、くすぐったそうに腰を逃がす仕草が可愛らしい。

 

離れていくおまんこを追いかけて、指先をちょいっと奥へと進めてやった。

 

関節を越えて飲み込まれていく指先に、おまんこ柔肉が纏わりついてくる。

きゅっと、吸い付くように包まれて「ぁぁっ…」と、気の抜けた唯の声が俺の胸をざわつかせた。

 

その声をもっと聞きたい。唯を俺の手で気持ちよくして、イカせてやれたら、その時は、どんなに可愛い反応が見られるんだろう。

 

おまんこの入り口より少し深く。

 

纏わりついてくる柔肉を掻き分けるように指先を動かしていく。

 

溢れる愛液は量を増し、くちゅり…くちゅり…と、布団の中から指先を伝わってまで卑猥な音を響かせてくるようだった。

 

もっと、唯が、気持ち良くなれるように。

 

その声が聞きたくて、指先がまた少し奥へと進む。柔肉を撫ぜていた指先が、ふと、おまんこの天井を引っ掻いた時だった。

 

「ふあっ!? や、ぁぁっ…ぁ、ぁっ!!」

 

ざらりと、指の腹から伝わる感触。同時に、大きく体を震わせた唯は、今までよりも高い声を上げていた。

 

「ちょっ、おま…声、大きいって、母さん達、起きちゃうだろ?」

「へ、あ、ごめ…でも、そこ、触られたら、私」

「きもち、よかったのか?」

「わかんないけど…うん、たぶん。なんか、すごかった…し?」

「じゃあ、ちゃんと…声、我慢しとけよな」

「…うん。へ? あ、まって…かず、ひゃっ…ぁっ」

 

不安も、あったのかもしれない。強すぎた快感に戸惑うように、俺を掴んだ唯の指先から震えが伝わってくる。

 

「あっ、やっ…ふぁっ、だ、だめ…こえ、でちゃ、わた、わたし…んんぅぅっ!!」

 

おちんちんから手を離し、慌てて口元を抑えてみても、我慢しきれなかった嬌声が指の隙間から漏れ出してきていた。

 

「唯、手が、離れてる…っ。俺のもちゃんと、触って欲しい…」

「う、うん。ごめ…わかってるけど、あんまつよくしちゃ…ぁっ」

 

意地悪だ。仕返しと言ってもいい。

 

今の唯に、それだけの余裕なんか残ってないのは見れば分かる。なのに、おずおずと、自分の快感に戸惑いながらもゆっくりと。口元を抑えていた手を下ろし、俺のモノに触れてくる仕草が堪らなく愛おしい。

 

もう止まれなかった。

 

おちんちんがグチャグチャいっていて、おまんこだってグチャグチャになっている。

 

もっと、もっと、気持ちよくなりたい。早く、早く、出してしまいたい。

なのに、もっとこの快感を味わっていたいと、矛盾する欲望に心が掻き乱される。

 

ついには耐えきれなくなった俺は、自分を繋ぎ止めるのに必死だった。

 

乱暴に唯の体を抱き寄せると、同じ様に唯が俺に抱きついてくる。

 

薄く開いた唇から、繰り返えされる甘い吐息に耳をくすぐられた。

頬と頬とが擦れ合い、重なった肌の上、パジャマ越しにも心臓のドキドキが伝わってくる。

 

今までで、一番近い距離で唯の事を感じていた。

 

好きだって、自分のものにしたいんだって、興奮と快感に塗れた好意が大きくなっていく。

 

「ぃっ…あ、はぁ、ん、や…ぅぅぅぅっ!!」

 

一瞬の戸惑い。むずがるような体の震えと同時に、俺の胸元に唯の顔が押し付けられた。慣れない快感に襲われながら、それを我慢をしようとして、必死に声を抑え込もうと唇を震わせる。

 

「んっ、くっ…は、ぁっ、ふぁっ…あ、やっ…♥」

 

それでも、時折聞こえる嬌声は鳴り止まないどころか、大きくなるにつれて直接俺の心臓を脅かし始めていた。

 

唯、唯、唯…。

 

頭の中が、唯だけでいっぱいになる。

 

胸元で嬌声を受け止めながら、勃起したおちんちんを刺激され続けた。

先走りでドロドロになった唯の手の平。興奮しきった彼女の熱い体温に包まれながら、拙く動いた指先が絡みつき、そのまま上下へと扱かれる。

 

ビクっ、ビクっと、自身の快感に指先を震わせながら、おちんちんを強く握られる。唯の指先から、俺のモノへ。唯の快感と俺の快感が混ざりあったみたいで、頭の中が溶けそうだった。

 

「かず…かず、きぃ。わた、ひゃ、あ、もう…なんか、きて、て…あっ。やだっ、わかんないっ、わかんなくなるっ…これ、これ…もうっ」

 

うわ言の様に名前を呼ばれ、縋るように体を抱きしめられた。

絶頂の間際、強張った唯の体は俺のモノを強く掴まえたまま、ズルリと竿を擦り上げてくる。その刺激に、射精の瞬間が一気に喉元まで迫ってくると、もうそれ以外が考えれなかった。

 

「ゆいっ…!」

 

名前を声にだして、その瞬間に頭が真っ白になる。

 

ドクンっ、ドクンっと、おちんちんが別の生き物の様に跳ね上がり、まるでお漏らしでもしてしまったみたいな量の精液が、パンツの中で、おちんちんを掴む唯の手を汚していく。

 

「くうっ、うっ、あ、あ、あ、とま、んなっ…!」

 

呻くように声を漏らしながら、でも、射精は一度では収まらない。

ドクンっとおちんちんが跳ねる度に、バクンっと心臓が胸を打ち、強烈な快感に全身を締め上げられる。

 

「く、ぁ、ごめ、ごめん…っ。は、はっ、かず、き。こえ、こえ、だめ…がまんむり、むりぃっ、ふぁ、あ、あ、あぁぁぁぁぁっ…♥」

 

堪らなくなった唯に体を抱き寄せられると、大きな嬌声が胸の内を響かせた。

小さな肩が何度も跳ね上がり、背中を引っ掻かれる見たいな痛みが走ると同時に、唯に中に包まれていた指先が きゅぅと吸い付かれる。

 

気持ちいい。だけど、それが苦しい。

 

快感に流されるまま、訳がわからないまま、お互いの体を強く抱きしめ合う。

 

昼間に一人でした時よりも強い快感だった。あの時の快感がまるでお遊びみたいに感じてしまうほどの衝撃に襲われ続け、ようやくと、射精がおさまってもまだ、絶頂の名残が抜けきらない。

 

ぼぅっと…。

 

ただぼぅっと…。

 

腕の中で唯の体温を感じながら、まぶたが落ちかけたその時だった。

 

ぺろ…っ。

 

聞こえてきた音に、ぼんやりと顔をあげる。

 

みれば、ドロドロに汚れた自分の指先を、唯がぺろりと舐めている所だった。

俺の精液が、唯の唇を汚している。伸びた舌に舐め取られて、喉の奥へと落ちていく。

 

その光景はあんまりにも刺激的で、射精が終わったばかりの おちんちんがぴくっと、思わず力を取り戻しそうだった。

 

「うぇ、へんなあじ…」

「おま…なにして」

「だって、気にならない? ほら?」

「うっ…」

 

唯のおまんこを弄っていた手を掴まえられて、俺の顔の前に持ってこられる。トロリと、指先から滴る愛液を前にして思わず喉が鳴ってしまった。

 

誘惑に抗えない。唯に促されたのもあったし、快感に惚けた頭が考えるのをやめたまま、舌を伸ばして、ぺろりと舐めて…。

 

「うぇ、へんなあじ…」

「ね?」

 

クスクスと笑う唯の仕草に、昂ぶっていた体もだんだんと落ち着いてくる。

 

「はぁ…ぁ。しちゃった、ね?」

「う、うん」

 

大きな溜息。だけどそれは、後悔とは違っていて、気持ちよかったなと、心の奥から漏れ出た満足感のようだった。

 

「あ、お母さん達には絶対内緒だから?」

「わ、わかってるよ。言えるかって、こんな…」

「ふふっ。そうだね、言ったら和樹が一方的に悪者だろうし」

「うっ…怖いこと言うなよ」

「くす…。冗談、でも約束…ね?」

 

子供っぽいなって思いながらも、絡めた小指が少しくすぐったい。

 

指切りげんまんと手を振って。

 

絡めあった俺たちの指先を伝った愛液と精液とが混ざり合い、ポタリと、布団の上へと落ちていった。

 

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