夏休みの思い出~田舎で いとこ とエッチするはなし~ 作:霧里
『はぁっ…はぁっ…』
どちらからでもなく熱い息を吐き出して、それが俺たちの全部になっていく。
多分、見惚れていたんだろう。
さっきまで、あんなに顔を近づけていた おまんこよりも。絶頂の後、興奮に染まりきった唯のだらしない顔が、俺の視線を惹きつけて離さない。
ゴクリ…。
生唾と一緒に飲み込んだ愛液が、乾いた喉を潤していく。その味に、その匂いに、ムクムクと湧き上がってくる衝動は、射精を終えて落ち着いていたはずの おちんちんに勃起を思い出させていた。
「ね、和樹? 私、さ…女の子らしくなってるよね?」
「な、なんだよ…急に?」
「だって、前に…男みたいだなって、言われたもん…」
その問いかけに心臓が跳ねた。
男みたいな格好だなって。確かに言った、去年に言った。その時は舌を出されてそれだけで、お互いそんな気にしてもいないと思っていたのに。
ズルい…。
今そんな事言われたら、今更そんな事を蒸し返す唯が可愛く見えて仕方がない。
きっと、少しだけ髪を伸ばしてみせたのだってそうなんだろう。可愛い浴衣を選んでみせたのだって、そうなんだろう。
「和樹…。私の事、ちゃんと可愛いって思う? まだ男みたいって…」
「唯…っ」「ぁ…」
唯の肩に触れて、掴まえて、抵抗が無いのを良い事に押し倒した。
言葉を返す余裕もない。もう、我慢の限界だった。何が俺をそこまでさせているのかも分からない。
だって、それでもう良いじゃないか。
おちんちんを触ってもらって気持ち良くて、おまんこにも触らせてくれて、唯だって気持ちよかったはずだ。昨日と同じで、それでおしまいで良いはずで。
なのに、我慢できずに唯を押し倒していた。
乱れた浴衣姿から目を離せず、乱暴な欲望ばかりが大きくなっていく。
今から、唯の中に俺のを挿れる。
今から、おまんこにおちんちんを挿れる。
今から、唯とセックスする。
見下ろした唯の顔は、俺の方を見てはいなかった。
一度だけ、チラリと俺の股間へと視線を向けて、それっきり顔をそらすと、赤く染まった頬を差し向けたまま乱れた呼吸を繰り返す。
嫌だって。セックスはまだダメだって言ってくれればいいのに。
そうすれば俺だって、まだ正気に戻れたのかもしれないのに。
唯のせいだ。唯が悪いんだ。
俺がこんな風になってるのはだって、唯がエッチな事を誘ってきたからで。
俺はあんなに我慢してたのに、昨日までは出来てたのに。
緩く閉じていた唯の足の間に手を入れて、浴衣の合わせ目と一緒に開かせた。
手の平いっぱいに広がる太ももの感触は、指が沈み込むほど柔らかい。吸い付いて、じっとりと、重ねた肌との間に滲んだ汗が俺を更に興奮させた。
開かせた足の間に腰を寄せていく。
勃起したおちんちんの先端が縦筋を触れただけで、ビクッと大きく跳ね上がった。
押し込もうとして、失敗して、開いた割れ目に沿うように おちんちんが滑った瞬間、バチバチと頭の裏側で電気が弾けるような感覚に襲われる。
正直、おちんちんをそのまま擦りつけていたかった。
中に挿れるって事さえも、一瞬忘れかけるほどの快感だ。
ぐっと、息を飲み込み、暴発しそうになった精液を抑え込むのに苦労させられる。思わず唯を抑えつける手にも力が入り、痛がる彼女に気付いてすらやれなかった。
「うそ…だろ。これ、やっば…」
飲み込まれていく。本当に、その言葉がぴったりだった。
暴れるおちんちんを押さえつけ、なんとか狙いを付けて腰を進ませた。
割れ目が広がり、おまんこの入り口に先端が沈んでいくと、ざわざわと蠢く柔肉に包み込まれていく。
それは、中へ、中へと、誘い込むように。
勃起したおちんちんに、愛液で濡れそぼった唯のおまんこが絡みついてくる。
自分から挿れたはずなのに、それすらももう分からない。
ただ、おまんこの柔肉に手招かれるままだった。腰を引くことすら忘れるほどに、じわじわと、おまんこの中へ沈んでいく感覚がひたすらに気持ちがいい。
ぷつっと、おまんこが狭まったその先で、何か薄い膜を破ったような感触がした。
一瞬、唯の体が固まったかと思えば、肩で大きく息を吐き出している事にようやく気づく。
「唯?」
「平気…。だって、初めてだし、うん。大丈夫だよ、思ってたよりもずっと…ね」
「あ、ごめ…ん。おれ、忘れてて…」
処女膜だったんだ。
ただ、通り過ぎただけじゃ何とも思わなかったのに。
唯を傷つけてしまった。唯の初めてを奪ってしまった。
達成感? 支配欲?
おぼつかない感情がグルグルと胸の中に渦巻いていた。でもそれは一気に股間に集まり、心配する心とは裏腹に俺のモノを大きく膨らませる。
「ん、あっ。はぁ…まだ、大きくなるんだ、その、おちんちん?」
「え、あ、うん。ごめん、唯が、えっちだったから、かな?」
「ははっ。なにそれ…褒めてるの?」
そう言って、息苦しそうに。それでも、ちょっと嬉しそうに微笑んだ唯の目尻には涙が浮かんで見えた。
「痛い?」
「少し、はね? お腹変に広がっちゃって、ちょっと苦しいかな」
「えと…ごめん。今、抜くから…」
「平気…。いいよ、和樹、私は大丈夫だから…ね? 途中でやめられるのも、なんかやだ」
頷きの後、ぎこちなくも唯の体から力が抜けていった。
いつの間にか掴まれていた手首から細い指が解け、開かせていた太ももから抵抗が無くなっていく。
すっかりと、俺の形に広がったおまんこの隙間からは、おちんちんに押し出された愛液に混ざって赤い糸が滲んでいた。
唯の初めての証。
痛い思いをさせてしまった。
悪いとは思う。けど、後悔よりも興奮が勝ると、我慢しきれずに腰が動く。
溢れた愛液は密着した肌と肌の間にも広がり、ねちゃっと、腰を引いただけで粘ついた水音が伝ってくる。
ああ、すごい…。
唯の中が見えてもないのに良く分かる。
指だけじゃ分からなかった感触だ。まっすぐかと思えば少し曲がっていたり、柔肉で出来た襞が、おちんちんの出っ張りに伸ばされていくのすらも、感覚で分かってしまう。
ヌルリと滑ったかと思えば、ざわざわと柔らかく引っ掻かれ、吸い付いてきたり、吸い込まれそうになったり。おちんちんをちょっと動かしただけでも、容赦のない快感に襲われて、今すぐにも射精してしまいそうな刺激に耐えるのに必死だった。
「ここ、だったよな?」
でも、それでもだ。
ここで射精してしまったら、次も勃起出来るかわからない。
大体一人でする時なんか、一回したらそれまでなのに、こんなすぐに2回目なんて状況がおかしいんだ。
唯にも気持ちよくなって欲しかった。
上手く出来るか分からないけれど、一緒にイケたらって思う。エロ本でみた恋人たちみたいに出来たら良い。俺たちも二人で気持ちよくなって、幸せそうに出来たらって頑張りたくもなる。
指先で触れた感覚を思い出しながら、おちんちんを動かしていく。
入り口を少し進んだ所。お腹の裏側、多分丁度、あの唯が気持ちよくなる しこりの真下。そこに、おちんちんの出っ張りが引っ掛かるように腰を引いて、撫で上げるような抽挿を繰り返す。
「んっ、ぁっ。ふぁっ、あ、あ、それ、そこ…わた、し。かず…きぃ…」
お腹の裏側を擦り上げていると、最初は漏れるだけだったか細い嬌声が、だんだんと熱を上げてくる。そんな仕草が堪らなく愛おしかった。うわ言の様に名前を呼ばれるだけで、胸の内が張り裂けそうになる。
「きもち、良いんだな? 唯は、こんな風にされるのが…よくって」
「しらなっ、わかんないよっ。初めてだもん、そんな、恥ずかしいことなんか、しらなっ、きゃっ…」
いやいやって、子供がそうするみたいに唯は小さく首を振り、だけど、やめてってまでは口にしない。それどころか、まるでもっととねだるみたいに、俺の動きに合わせて腰を揺らし始めてさえいた。
「唯っ、唯っ!」
思わず、唯の腰を押さえる手に力が込もった。痛がったのか、唯の手が俺の手に重なると、指先が滑り込むように絡みついてくる。
「手、握ってて…ね? ちょっと、こわい…から。わたし、だから、手、繋いでて欲しい」
「ダメ?」と小首を傾げる仕草に、心臓を撃ち抜かれた。
上目遣いに見上げてくる視線。痛みとか、快感だとかで、おぼつかないながらも、涙で潤んだ瞳が俺を堪らなく興奮させる。
ダメじゃない。ダメなもんか。
すぐに唯の手を強く握り返すと、少し困ったような顔をして「ちょっと痛いよ?」と、笑われてしまった。
ぐちゅっ…ぐちゅっ…。
夏の夜。神社の境内。
遠くの祭り囃子の事なんかとっくに忘れていた。虫たちの冷やかしだって今更 耳に入ってこない。
俺の耳に聞こえてくるのは、おちんちんを動かす度に聞こえる水音と、快感に濡れた唯の声だけだった。
その声がもっと聞きたい。
俺の、俺だけの、俺にしか見せない唯の姿がもっと見たくなって、おちんちんの動きが熱を上げていく。ぱつ…、ぱつ…と、肌と肌とが打つかって、押し出された愛液が小さな飛沫を作る。
痛いんじゃないかって。俺が思っているよりも我慢させてるんじゃないかって。ぼんやりと浮かんでくる気遣いも、快感に塗れた唯の鳴き声に掻き消されていった。
お腹の裏側を擦り上げながら、ますます勃起を強くしたおちんちんが根本まで飲み込まれていく。先端が柔らかい肉の壁に埋もれて、唯の深い所を押し上げると、艶めいた声が返ってきた。
「あっ! はっ、あ、ふぅ、お、くに…おち、ん、ゃぁぁぁっ…ぬけちゃ、はぁはぁっ、んふぅ、ふぅっ、ふぁっ、うごいて、て、あ、あ、あ、やっ!」
唯の体が大きく震え、細い喉から次々と嬌声が沸き立った。
強すぎる快感に意識が朦朧としてくる。それは唯も同じのようで、快感を誤魔化すように何かを口にしても、それが上手くは形にならないみたいだった。
ただ、時折、呆けた声で「かずきぃ…」と名前をよばれ、繋いだ手が離れないように、ぎゅぅっと力が込もる。
「唯…っ」
名前を呼び返して、繋いだ手を握り返す。
その瞬間だけは、ほぅっと、快感でぐちゃぐちゃになっていた唯の顔から力が抜けて、どこかくすぐったそうな笑みを零していた。
「おねが、やくそく…して? 来年も、ちゃんとくるって…ね? わたし、スマホも、買ってもらうから。はぁっ、あっ…そしたら、ずっと、ちゃんと、毎日だって、おしゃべりできるし…だから、だから、あ、やっ…。かずき、かずきぃ…。さびしくも、させないから…だから、やくそく、して? おねがい、だから…。そしたら、そしたら、あぁ…っ」
浮ついていて、朦朧としていて、一体何を言いたいのか、まるでまとまりがなくって。でも、その言葉だけは、嫌なくらいハッキリと俺の耳に届いていた。
「いいよ、中に出しても…」
ぶちっと、その瞬間にずぅっと我慢していたものが切れた。
唯の事を感じたい。唯にも気持ち良くなって欲しい。僅かばかりに残っていた、理性や気遣いが音を立てて崩れていった代わりに、獰猛な欲望が俺の体を支配する。
「するっ、さっ。約束なんかいくらでもっ。ちゃんと来年も来るし、毎日だって連絡するし…っ」
逃さない、離さない。
約束なんかどうでも良かった。唯は俺のものなんだから、そんなの当たり前じゃないかって、その意味を深く考えることすら止めていた。
ただ、唯の中に出したかった。
それは、とっても気持ちのいい事だと、強い性欲に焚き付けられる。
唯の体を乱暴に抱き寄せて、繋いだ手が白くなるほど握りしめ合った。
ぐちゅっ…ぐちゅっ…。
ぱんっ…ぱんっ…。
おまんこの中。溢れた愛液を混ぜっ返し、まるで拍手でもするような勢いで腰を打ち付ける。
射精寸前のおちんちんは限界まで勃起していた。
唯の小さなおまんこが俺の形に広げられていく。ギチギチと、それは少し狭いぐらいで。でも、絡みついてくる柔肉を押しのけながら、唯の中に おちんちんを擦り付けるのは最高に気持ちが良かった。
おちんちんがおまんこの奥にまで入り込む。
先端が柔肉に包まれて、何度も、何度も、お腹の奥を突き上げる。
ここに、ここに、今から出すんだって、的を狙うように、助走をつけるみたいに、だんだんと、だんだんと、力強く、勢いをまして。
その最後の瞬間。俺は唯のおまんこの中に思いっきり おちんちんを突っ込んでいた。
深…と。
あまりの静けさに耳鳴りがしたみたいだった。
おちんちんが、ドクンっ、ドクンっと、強く波打っているのは分かるのに、それが何にも感じられていない。
俺、出してるんだよな? 唯とエッチして、射精して…いま、そうなんだよな?
途切れ途切れの意識と、感覚とを繋ぎ合わせて、現実が色を取り戻していく。ドクンっとおちんちんが強く跳ねた瞬間、沸騰した快感が湧き上がる。
「うっ、ぐあっ…あ、あ、あ、ゆ、い…くぅぅぅっ!!」
眼の前がチカチカとか切り替わっていく。白と黒に、快感を感じて、意識が飛んで、快感に叩き起こされて、また意識を飛ばしていた。
ガクガクと、壊れたオモチャみたいに腰が震える。
おまんこの中で、おちんちんが何度も爆発して精液を吐き出していく。
その度に、射精の絶頂感に襲われて、強すぎる快感に耐えるために、俺は目の前にあった唯の体に掴まるしか出来なくなっていた。
抱きしめるどころか。本能的に抑えつける。
繋いだ手を押さえつけ、掴んだ腰を抱き寄せる。硬い床の上で抑え込み、噴き出す精液の全部を唯の中に届かせようと、打ち込んだおちんちんに体重を掛けていく。
どうにもならなくて、どうにかなってしまいそうで。
ぐぃっと、唯のおまんこに俺のモノが突き刺さる感触がイヤに生々しく、その肉感に変な汗が吹き出してくる。
「うぐっ…あぁぁっ…!!」
もう出ないから、そう思っていたはずなのに。
「かずきっ、かずっ、っ、はっ、あつ、あ、で、でて…る。お腹に、わたし、やっ、くる、きちゃ…あ、あぁぁぁぁぁぁっ!!」
唯の大きな嬌声が夜の神社に響き渡った。
大きな絶頂の波に襲われる唯。今度は俺の体が引き込まれるくらいに、強く掴まれると、快感に震えた おまんこにおちんちんを締め付けられた。
きゅぅ…きゅぅっ…と、吸い付かれ、絞り出される。
もう無理だって、出ないって思って。それでも、求めるようにおちんちんを吸われると、体の奥から快感と一緒に精液が吹き出してしまう。
射精と、絶頂と、二人で大きすぎる快感の波にさらわれて、どうにもならいまま、どうにかなりそうで。初めての、セックスの快感を前に、ただただ流され続けるだけだった。
抱きしめて、抱き返されて。
二人、一緒に、一つになって、溶け合って。
ドクンっ…!!
最後に一つ、大きく震えたおちんちんから精液が滲んで出るのが分かる。
噴き出すほどにはもう出ない。だけど、それでも、絶頂を続ける唯のおまんこは俺のモノを刺激し続け、全部の全部を絞り出されてようやく、俺たちの体から力が抜けていった。
「ぁ…」
ぽつりと漏れる唯の声。
ひゅぅ…と音が走ると、背中を叩くほどの大きな音が夜空を賑わせた。
「ね…やくそく、忘れてない?」
「約束…。あ、あぁ…もちろん」
むっと、不満そうな顔をした唯は正しい。今に問い直されるまで、射精の快感に流され、忘れていたのは事実だった。
「向こうで、彼女とか作ったら嫌だからね?」
「分かってる。唯だってそうだろ? なんか、モテるみたいだし?」
「そんなのは。和樹だって…」
「俺は、そんな別に…」
「うそ。女の子たちに、きゃーきゃー言われて照れてたじゃん。私のこと無視して行っちゃうし」
「ちがっ、あれはだって。唯が手を振ってくるから…」
「ん…それは、なに? 照れてたってこと?」
「…」
質問に沈黙で返す。単純に恥ずかしかった。
上手い言い訳が思いつくまでの時間稼ぎも、唯にとっては良い時間になったようで、ちょんっと、そむけた頬を指で突かれてしまった。
「ね、和樹ったら? 照れてたの? そんな恥ずかしかったの?」
ね、ね、ね?
何度も、何度も、赤くなった俺の頬を突っつき続ける唯。そんな彼女の悪戯を止めたのは、再び大きく上がった花火の音だった。
「ふふっ…。来年、長いなぁ…」
「きっとすぐだよ。スマホも、買ってもらうんだろ?」
「うん、そうだけど…。和樹は寂しくないの?」
「俺は…お年玉貯めて会いに来るよ」
「えへへ。無理しちゃって、でも…んっ」
唯の両手に頬を掴まえられる。
夏祭りのその夜空、遠くで花火の音が響く夜。
ほんのりと、快感の熱が残る指先に引き寄せられるまま、俺たちの唇は重なっていた。