今回はかなり胸糞な内容です!!
あと、エ駄死版の二章を読んだ後だと、より内容を理解できると思います!!
「とりあえず、状況を見せてください……」
アリスからかろうじて出た言葉はそれだった。
研究所から出たアリスは、かつての面影が残った王都セミナルの街並みを見た。
王都は避難民で溢れ、人々は戦争の貧困に喘いでいた。
「これが、キヴォトスの未来なんですか?」
この世界がキヴォトスの再現なら、これはキヴォトスの未来の筈。
アリスは愕然とするほかなかった。
その時だった。
研究員たちに連れられ、王城に向かっているアリス達は轟音を聞いた。
悲鳴が上がる。
城壁の一部が破壊され、瓦礫が落ちてきた。
「連中め、遂にこの王都まで攻撃できる兵器を開発したのか!!」
「こ、攻撃!? い、いったい何ですか!!」
研究員はアリスに言った。
「────レールガンですよ」
「…………え?」
アリスは何を言われたのか理解できなかった。
「連中は我が国で研究していた、貴女様のレールガンの資料を盗み、反旗を翻したのです!!」
「あ、あれが、アリスの、光の剣……」
「ご心配には及びません」
動揺するアリスに、研究員は言った。
「我が国もレールガンの実用化は済んでおります。
城壁にも配備し、すぐにでも反撃しますとも」
「反撃……」
アリスはその言葉を聞いて、すぐに城壁へと向かっていった。
そこには、これまで格納されていたレールガンが城壁から出現していた。
ただ、アリスの持っているレールガンより数倍の大きさはあった。
そのレールガンが唸りを上げる。
「や、やめて、やめてください!!
光の剣は、光の剣は、勇者の証で──」
アリスの声は届くことは無かった。
城壁に並べられたレールガンが一斉に火を噴いた。
アリスが辿り着いた時、城壁の上から見える光景は、地獄だった。
敵の軍勢は地面ごとえぐり取られ、敵のレールガンの残材のような物も遠くに見えた。
もはやこれほどの兵器の撃ち合いに、アリスのような個人の武力など無意味だろう。
だが、敵勢は既に目の前まで肉薄している。
まるで粗製乱造された勇者召喚モノのテンプレートのように、この国の人間は大昔の勇者に縋るしかなかったのだろう。
「負けるな、みんな!!」
味方が吹き飛ばされたのに、敵軍の士気は落ちていなかった。
彼らは旗を掲げたのだ。そこには、双子の猫獣人の意匠があった。
「我ら獣人は人間どもの支配に抗う!!
百年前の獣人の英雄、ピンキーとグリーンベルのように戦って見せる!!」
「ふざけるな!!」
今度は城壁に詰める兵士たちが旗を掲げた。
以前ユズリハの家の家紋だと、アリスが教えて貰った意匠がされていた。
「勇者ユズリハ卿の従僕風情が英雄とは笑わせる!!
我々にはユズリハ卿と共に戦った勇者アリスがおられるのだ!!」
「ち、ちが、こ、こんなの、まちがって」
人間と獣人が憎しみあい、レールガンで殺し合っている。
アリスにとって、この上ない悪夢そのものだった。
「あ、ありす、は、ありす、は──」
アリスはどちらの味方をする?
東の味方をする。
西の味方にする。
アリスは東の味方をすることにした。
「……さい」
アリスは勇者として、西の獣人どもを殺戮し始めた。
「……がう」
アリスはレールガンで獣人を────
「だまれ!!!」
──アリスの中の、何かがブツンとキレた。
戦争をする両陣営は、見た。
本物の、破滅を。
──魔王の、降臨を。
「おもい、だしたッッッ!!」
どす黒いオイルを両目から涙のように流しながら、アリスは全ての記憶を思い出した。
「あ、あなたは、まさか──」
魔王の居城、その最奥。玉座の間。
そこに辿り着いたアリスは、魔王を目撃した。
「リオ、ヒマリ、ネル先輩、ウタハ先輩、ユウカ、そしてユズやモモイやミドリ──」
彼女は、アリスの大切な友人たちの名を言った。
そして王座にちょこんと座っていた魔王は立ち上がり、ぽてぽてと歩き出した。
「ヒマワリに聞きませんでしたか? この世界はキヴォトスの再現だと。
だとしたらどうして────この世界の
アリスの目の前に現れた魔王は、鏡のように自分と瓜二つだった。
「うそだ、うそです……」
「どこも嘘なんてありませんよ」
「この世界の魔王は、アリスなのですから」
「なら、どうして、あなたがアリスなら、なぜ皆を!!」
「それをお前が言うのですか?」
玩具の人形のように、アリスは壁に叩きつけられる。
「メアリース様は、この世界の完成を望んでいた。
教えてください。お前の故郷、キヴォトスではあの三人は死んだのですか?」
「そ、それは……」
「それが答えですよ。
お前が出来損ないの勇者だから、この世界は失敗した。すべて失敗作になったんです。
そして────」
床に落ちたアリスに、
「この
「ごふッ!?」
「お前に
本当なら、お前の立ち位置にはこの
なのに、なのに!! お前が割り込んだんです!!
この
「あな、た、は……」
「私は、お前が憎い」
明確な怒りと憎悪。
アリスは、産まれて初めて、自分にそれを叩きつけられていた。
「お母さん、お母さん!! 聞こえているんでしょう!!
貴女は私をこのように産んだのに、この役目の為に創ったのに!!
どうして、どうしてこんな、こんな不出来なオリジナルにッ、私の居場所を差し出したのですか!!」
それは、
役目の為に創造されておきながら、その役目をアリスに横から掻っ攫われる。
そんな悲劇に、
「お前を殺すだけでは足らない……。お前の全てを奪ってやる!!
いつかキヴォトスに赴いて、お前の友人たちの前に現れて仲良くして、先生に頭を撫でて貰って、そして最後に全員殺してやる!!」
「あ、が……」
動けないアリスを踏みにじりながら、
ゴミクズのように扱われながらも、アリスの両眼からは涙が流れていた。
「か、え、し、ま、す」
「何を、何を今更!!」
「あ、り、すの、ぜん、ぶ、かえし……ます」
「……」
「だ、から、みんな、は……!!」
「……良いですよ」
「どうせ、メアリース様は目的を達成するまで、同じ世界を創り直すんですから。
せっかく返してくれると言うんですから、返してもらいます」
「あ、あ、あ、あああああああ!!!!」
「お前の名前、お前の声、お前の顔、お前の姿、お前の大切なモノ、全部貰います」
アリスは感じていた。
自分の全てを、目の前の存在に奪われていくのを。
そうして残ったのは、朽ちたブリキの人形のような何かだった。
親しい知人が見ても、出来が悪いアリスの人形としか思えないような物体が、アリスの成れの果てだった。
そして、アリスに成り代わった魔王は、そこで気を失った。
全てを思い出した魔王は、アリスそのものだった。
どうしようもないほど、悲しんでいた。
「ゆ、赦せない!!」
ユズリハ達、アリスの仲間を貶したこの世界の連中。
大切な大切な、アリスのレールガンを殺戮の兵器に仕立て上げた、彼らを。
彼女はどうしようもなく、アリスだった。
魔王であれと望まれた、勇者の要素が一欠けらも無い、本物のアリスなのだ。
だから、彼女の怒りと憎しみは本物だった。
――アリスは、決意した!!
王都セミナルが、鳴動する。
魔王の魔力によって、総てが滅びに向かう。
人々は、それを唖然と見ているほかなかった。
名を失い、顔を失い、全てを失った■■■は、百年ずっと魔王城の玉座の間に放置されていたボロ人形が、虚空に投げ出される。
世界が完全に破壊される。
魔王が怒り、悲しんでいる。
それを、■■■は感じていた。
「可哀想に……」
虚無に投げ出されたボロ人形に、足音を響かせ黒い女神が歩み寄って来る。
「もう喋ることも、意志を示すことも出来ない憐れな勇者の残骸よ。
お前はもう十分に頑張った。これ以上悲しむ必要は無い。
我が腕の中で眠るといい」
闇の腕が、■■■を抱いた。
「もはやお前は誰からも愛される存在ではなくなった。
お前はもう何かの目的を成せる存在ではなくなった。
私が、お前の悲しみを癒そう。私が、お前の苦しみを忘れさせよう」
慈愛に満ちたは母の抱擁。
それは、■■■にとって初めての事だった。
「私が、お前を産み直してやろう」
魔王の母神が、囁く。
「元々お前は魔王として、その役割を与えられたモノ。
ならば、私がお前を愛してやろう。本物の母として、あの
親のいないお前の、母親になってやろう」
そこに、嘘偽りや下心や計算など何もなかった。
女神は心の底から■■■を気に入っていた。
ここで諦めるのなら、我が子として愛そうと、本気で言っているのだ。
「どうだろうか?」
甘く昏い、闇の誘惑。
それに対して、■■■は。
『……イ……ア』
ぎこちなく、左右に首を横に振って、拒絶を示した。
「ふっ」
これには、邪悪の女神も思わず噴き出した。
「ふッ、はははは、はははははは!!!!」
笑った。笑うしかなかった。
心底嬉しそうに、これが見たかったと言うように!!
「お前は、ここまで痛めつけられて、ここまで尊厳を奪われて!!
それでもなお、勇者で居たいのか!! そうかそうか!!
それほどまでに目を奪われたか、それほどまでに憧れたか!!
どこまで落ちぶれても、魔王には成り下がれないか!!
ならばもう、二度と勧誘はするまい!!」
邪悪の女神は、■■■を手放した。
破壊された世界の残骸に、彼女が混じる。
「では、また会おう。我が愛しい勇者よ」
女神が立ち去った。
魔王の暴威によって破壊され尽くした残骸の一部になった。
そんな彼女のもとに、花が咲くように砲身が壊れたレールガンが寄り添うように漂ってきた。
■■■は、錆びてぎこちないブリキの人形のように、それを抱きしめた。
どれほどの時間が経ったのか。
身動きの取れない彼女にはわからなかった。
彼女は何も知覚できない。意識の在るだけのボロ人形。
壊れた世界が、再利用されるまでのその時まで、ずっと瓦礫に交じって漂っているかと思われた。
宇宙空間とすら言えない虚無の闇から、白い物体が現れた。
それは、横倒しにしたタマゴにしか見えない何かだった。
巨大なタマゴは、側面から機械仕掛けのアームのようなものを出現させ、瓦礫をごっそりと搔き抱くように内部に回収した。
そして、始めと同じように、虚無の闇に消えて行った。
「……ここは、どこですか?」
■■■が盲目の闇から解放された。
ボロ人形でしかなかった身体が、修復されている。
ぺたぺた、と自分の身体を確認していると。
「気が付いたかね?」
「あなたは……」
手術台のようなモノに寝せられていたアリスが、声の方へと向いた。
そこには、まるで女医のように白衣を纏った女が、モニターに向かって作業をしていた。
「君は破壊された世界の残骸の中を漂っていたんだ。
身体の方は復元できたと思うが、機能まではどうしようもなかった。
今の君はお手伝い用のアンドロイド程度の性能しかない」
「……■■■を助けてくれたんですか?」
言ってから、彼女は驚いた。
自分の名前が発音できないことに。
「その有様は、呪術的な誓約で言葉を奪われたってところかな?
悪魔とでも契約したかな。いや、どうせ魔王かなにかだ、違うかい?」
「……はい」
「このままでは不便だな」
白衣の女は立ち上がると、近くの本棚の方に向かっていった。
「……ふーむ、これにしよう」
彼女が手に取ったのは、童話『不思議の国のアリス』の本だった。
「少々安直だが、君の名前はアリスにしよう。
まあ名前など、記号に過ぎない。魔術的には弱点に過ぎないけどね」
「……いいえ、アリスでいいです。アリスが、良いです」
「そうかい」
■■■は、アリスと名付けられたボロ人形は涙ながらに頷いた。
「そう言うわけだから私の事は、博士と呼びたまえ」
「博士、ですか」
白衣の女は、まさしく絵に描いたような女博士だった。
髪はぼさぼさで目は隈があるし、インナーはよれよれだった。
若そうには見えるが、不健康そうで見た目より老けて見える。そんな女だった。
「……博士、ここはどこですか?」
「反メアリース系レジスタンス第140支部だよ。
まあレジスタンスなんて言っても、活動なんて真面目にしてはいないが」
「レジスタンス……」
アリスはこれまで、数多くの女神の所業を見てきた。
それに反抗する勢力くらい、居てもおかしくないと考えたのだ。
「博士も、魔王に故郷を滅ぼされたんですか?」
「……そうだったのなら、幾らかマシだったかもしれないね」
「え?」
「なんでもないよ。
それより、君はこれからどうするんだ?
生憎と、私は君を養う余裕は無いよ」
「……アリスは、今はどこにも行きたくはありません」
「そうかい」
博士はアリスに特に関心を寄せなかった。
「ここに居たくば働き給え。
私は飲む水にさえ苦労する有様なんだから」
「はい……」
こうして、アリスはレジスタンスの博士のもとに身を寄せることになった。
§§§
飲む水にも苦労する。
その意味をアリスはすぐに痛感した。
「これが、博士のご飯ですか?」
「そうだよ」
博士の食事。それはとても人間の食事とは思えなかった。
「これって、ドングリですか?」
「クルミやアーモンドとか、栄養バランスには気を付けてるけど、概ねそんなものだよ」
「こんなの、人間のご飯じゃありません!!」
「当然だろう。私は人間じゃないんだから」
博士は胡乱な視線をアリスに向けてそう言った。
「人間じゃ、ないってどういうことですか……」
「私は女神メアリースの庇護を自ら捨てたからさ。
あのクソ女神にとって、私は人権を捨てたケダモノだ。
下手に文明の機器を使えば、追跡される。君の修理だって追撃を覚悟していた」
アリスは絶句した。
こんな未来的な宇宙船みたいな船の主なのに、博士は非文明的な生活をしていたのである。
「じゃあ、この船は危ないんじゃ」
「この船は特別だ。あのクソ女神が司っているのは人類文明のみ。
この船の外装は妖精系の樹皮装甲を使用している。対人類文明ステルス仕様だ。
この木の実だって、彼女らの齎したスーパーフードだから、見た目以上に栄養豊富だよ」
彼女には頭が上がらないよ、と博士は肩を竦めた。
「惨めだろう? でも私は耐えられる。
君も適当な文明世界に置いて行ってやれる。この船から去るのなら今だよ」
「……いいえ、いいです。ここに置いてください」
「分かっているのかね? 私と行動すると言うことは、あの神々と敵対することなんだぞ!!」
「それでも!!」
アリスは声を荒げて返した。
「それでも、誰かの居場所を奪うよりはずっといいです……」
「そうかい。好きにするといい」
博士はアリスの事情を、最期まで聞かなかった。
これから数十年も一緒に過ごすと言うのに。
博士は、そう名乗るだけあって非常に博識だった。
「……博士、博士は魂が実在すると思いますか?」
「当たり前だろう。そんなものはとっくに証明されている」
アリスがいつでも博士のお手伝いを出来るように傍に控えていると、相変わらず何をしてるのか分からない作業をしている博士が答えた。
「あのクソ文明の女神が創造する人間は、古代錬金術の思想に基づいている。
即ち、肉体、精神、魂の三つが人間の構成要素だ。
このうち、我々が認識できるのは肉体と精神のみ。
人類にとって、長い間魂とは何か、ずっと議論されてきた」
「魂には、人の才能を司る部分があるって聞きました」
「よく知ってるな。よほど文明レベルが高い所からきたらしい。
しかし、それが全てではない。魂の性質は人間の脳より単純でありながら、観測が難しく長らく解明が難しかった」
「魔法を使うのに必要なんですよね?」
「その通りだ。尤も、その理由を君に説明しても理解できないだろうがね」
博士は念仏みたいな理論を話し始めたので、もういいです、とアリスは理解するのを諦めた。
「博士、アリスも魔法が使えるでしょうか」
「使えるとも」
「本当ですか!?」
「科学とて同じだよ。
再現性のある魔法なら、魔力や魂を必要としない。
しかしながら、君がそれを求めているとは思えないがね」
「……はい」
アリスはもっと魔法っぽいモノを求めていた。
「アリスも魂が欲しいと言ったら、笑いますか?」
「ではステータス画面を開いて見せろ」
「ステータス画面?」
「我々人類の、奴隷の烙印。女神の悪ふざけだ。
かの者の被造物は、全てそれで管理されている。自覚が有る無しに関わらずにな。
ステータス画面にはそう言った魂の情報が可視化できるのだ」
ふざけてるほど合理的だよ、と博士は吐き捨てた。
「……でも、多分アリスにステータス画面はありません。
アリスは、私は、もっと別の場所から来たので」
「……試しにやって見せよう。ほらこうだ、“ステータス表示”だ」
博士がそう言うと、彼女の目の前に四角いウインドウ画面が浮かび上がった。
名前:■■■・■■■■
性別:女
年齢:29
ID:失効
称号:“神の左脳”
レベル:97/99 次のレベルまで──
出身世界:────
以下、保有スキル
電気工学LVMax、魔法工学LVMax、機械技師LVMax、近接戦闘LV7────
「すごいです、ゲームみたいです!!」
彼女のステータス画面には、他にも衛生タブやら才能評価タブ等、幾つもの項目に分かれていた。
「アリスもやってみます、ステータス表示!!」
しかし、何も起こらなかった。
「……これは驚いた。君は本当にあのクソ女神の被造物ではないのか。
だと言うのに人の形をして、同じ言葉を話せる。だとすれば君は別の世界という次元では説明できないところから来たのだな。
理論的には存在しているとは言われていたが……」
博士は少し楽しそうだった。彼女にとって、アリスは未知の存在だった。
「いいだろう、君をここに置いてやる」
「……ありがとうございます」
もしかしてモルモットとして飼われるのでは、とアリスは思った。
「ところで、博士」
「なんだい」
「レジスタンスだと言ってましたが、博士の目的はなんですか?」
「復讐」
文字にするとたったの二文字。
だが、その言葉を吐き出すのに底知れない憎悪を、アリスは感じた。
あの
「その為に、ある場所に行かなければならない」
「ある場所、ですか?」
「ああ」
博士は頷いた。
「あらゆる科学や魔導を究めた我が故郷でさえ、窮極の叡智が眠ると言うあの地へはアンタッチャブルだった。
それが眉唾でも、あのクソ女神どもにとって、よほど不都合なモノがあるらしい。私はそれを暴いてやろうと思ってね」
「それはどこですか?」
「“聖地”」
博士は言った。己の終幕の地の名を。
「女神メアリースの生誕の地にして、忘却にうち捨てられた荒野。
我が故郷の文明は、そこに巡礼を願い出て、女神メアリースに……主上に滅ぼされたのだ」
こうしてアリスは自分の魂の証明の旅の最中に行き会った。
全てを失った女の、滑落の物語に。
強い決意を持ち、アリスは魂を得ました。よかったですね!!
アンケートの結果やネタバレされていたシナリオに従うのではなく、自分の意志を手に入れたのです!!
これからはアリスと同じ名前なだけの、ボロ人形の話になります。
そんな、つまらない話で良ければ、この章を最後まで見届けてください。
長くてもあと三話ぐらいで終わらせますんで。