二人目の四魔将アスタロトと対峙した一行、全力を尽くしアスタロトを追い詰めるも、セレナの体についているふたなりチンポが勃起したことで形勢が逆転。ソフィア、ミラ、アリサが犯されてしまう。そしてその状況をチサは見ることしか出来ないでいた。
チサ「私は…なんて無力なの…!」
その悔しさに、思わず涙を流してしまう。
チサ「みんなが苦しんでいるのに、私だけ何もできないのが情けない!守る力が、助ける力が欲しい…!」
チサは犯されるアリサをを見つめながらそう呟いた。
その時、何かを感じ取った。
チサ「これは……?」
チサの股間に淡い光が宿っていた。
チサ「ふたなり…チンポ…」
その光を握りしめ、自分の胸元に引き寄せた。セレナと同じふたなりチンポ。無限の魔力を生み出す…希望。
チサ「お願い……みんなのために役立てて……!」
そして、光が弾けた。
チサの手に握られていたものは、聖剣『アスカロン』だった。
チサ「これが、聖剣……?」
それは聖なるオーラを放っていた。
チサ「こんなところで寝てるわけにはいかないよね……!行こう!みんなを助けに!」
チサは駆け出した。美食殿のみんなを、そして、姉を救うために。
アスタロト「ほらほら!また中に出すわよ!」
アリサに中出ししようとするアスタロトにチサが切りかかる。
チサ「はああああ!!!」
チサが切りつけた攻撃でアスタロトが怯む。
アスタロト「くっ……お前は!?邪魔立てするな!!」
チサ「黙りなさい!あなたみたいな悪者に、負けないんだから!」
再び聖剣を構えるチサ。
アスタロト「でもいいのかしら?私は今アリサちゃんを抱きかかえているのよ?攻撃する気なら、この子を盾にするわよ?」
チサに脅迫をするが……。
チサ「それがどうしたのよ!!そんなこと絶対にさせない!!!」
チサがそう叫ぶと、辺りに風が巻き起こった。
チサ「なんだろ、これ……?体が軽い……?」
アリサ「お願いします…チサ様…」
アリサの魔法だ!ギリギリでつなぎとめていた魔力を使って私に力をくれた!この力、無駄にはしない!チサは再び聖剣を構えた。
チサ「いくよっ!疾風迅雷!」
チサはアスタロトに向かって突進をした。その速さはアスタロトが目で追うことが出来なかった。
アスタロト「今…何を…!?しまった!」
アリサがいないことに気が付く。今の一瞬で捕らえられていたアリサを救出したのだ。
アリサ「ありがとうございます…さあ…アスタロトを倒してくださいまし…」
チサ「うん。任せて!」
アスタロト「ふぅん……まだ勝てないと分かってる相手に戦いを挑むのね……まあいいわ。セックスはもうおしまい。あなたたち全員皆殺しよ。」
そういうと、アスタロトは戦闘態勢に入った。チサもそれに呼応するように構えをとった。そして二人は同時に動いた。
チサとアスタロトの激しい戦いが始まった。二人のぶつかり合う剣と魔法。激しい攻防が繰り広げられたが、やがてチサが優勢になっていった。単純な近接戦闘ならチサの方が上手なのだろう。チサの攻撃がアスタロトを圧倒していく!
チサ「優勢ではあるけど一手詰められない。やっぱりホワイトサンクチュアリがあるから…」
近づくものをすべて凍らせるアスタロトの奥義。これがある限りとどめを刺そうとすると逆にこっちがやられてしまう。しかし飛び道具を仕掛けようにも相手は四魔将。なかなか当たってはくれない。
アスタロト「あら?どうかしたのかしら?先ほどまでの威勢はどこにいったの?」
余裕の表情を見せるアスタロトにチサは怒りをあらわにした。
チサ「うるさい!!卑怯者!!」
挑発に乗ったチサが再び切りかかった。
アスタロト「ふふ…かかったわね?凍りなさい。ホワイトサンクチュアリ!」
触れれば即全身が凍る不可侵の聖域。アスタロトは勝利を確信した。
チサ「挑発に乗った振りで油断している今が千載一遇!狙うべきは…あの一点!はぁああ!!」
チサは全身全霊の一撃をアスタロトに与える…直前で聖剣を手放した。聖剣は即座に凍り付くが…
アスタロト「えっ!?」
理解不能の行動に戸惑うアスタロト。そのすきを見逃さずチサは一気にアスタロトへ突っ込んだ。そして、チサは両手でアスタロトのチンポを掴んだ!
アスタロト「きゃあっ!!」
チサはアスタロトの弱点を見抜いていた。股間を掴まれて力が入らない様子のアスタロトだったが、すぐさま反撃に出た。チサの顔に向けて氷柱を投げつける。だが……。
チサ「はああああ!」
チサはチンポを両手で思いっきりしごいた。渾身の手コキにたまらずアスタロトは喘ぐ。
アスタロト「おおおおおっ♡」
チサ「どうだー!」
チサの手コキ攻撃にアスタロトは快感を覚える。それによって集中力が失われたためホワイトサンクチュアリも解除された。チサはそのままアスタロトのもう一つの弱点、おまんこに狙いを定めた。
チサ「ふたなりなのはあなただけじゃない。私もなの!」
チサは自分のふたなりチンポをアスタロトのおまんこに深々と突っ込んだ!
アスタロト「んほぉおおおっ!」
チサ「気持ちいい……やっぱりお姉ちゃんの体……凄い……!」
途轍もない感覚に二人は酔いしれた。
チサ「動くよ!」
そう言ってチサは激しく腰を振り始めた。パン!パン!と肌を打つ音が響き渡る。チサは必死だった。自分のふたなりチンポにセレナを救う力があると信じてひたすらにピストンを行う。じゅぷっじゅぷっ!と激しい水音を立てながらチサのふたなりチンポがおまんこをかき乱す。
チサ「お姉ちゃんが持っている性行為による浄化の力。妹である私でも使えてもおかしくない…!お願い……出て!」
しかしアスタロトも黙っていなかった。
アスタロト「こんなの知らないぃいっ!私は四魔将なのよ!魔王軍の幹部なのよ!それがこんな…!チンポに犯されてぇ!あひぃいいん!感じるぅううううう!!!!!」
アスタロトは未知の快楽に絶頂を迎えようとしていた。その体は痙攣しっぱなしであった。セレナの体は自分のチンポによる攻めにはめっぽう強いが、おまんこはとてつもなく弱い。男らしいセレナが女性らしくあえぐ姿は見た人は少ないだろう。しかしチサはその弱点を知っていた。
チサ「イって!早くイッちゃって!そして浄化されちゃえ!お姉ちゃんのために!!はぁああああ!!!」
アスタロト「イグゥウウッ!!」
ビクンッと体を跳ね上げてアスタロトは絶頂を迎えた。その瞬間をチサは見逃さない。完璧な体勢で射精に入る。
チサ「これで決める!」
チサは再び全力で腰を打ち付けた。アスタロトの体が再びビクンと震える。
アスタロト「嫌ぁ!イきたくない!浄化されたくない!死にたくない!あひぃいいっ!!!イクッイックゥウウー!!」
チサ「出すよ!!お姉ちゃん!!行けええええええええええええ!!!!!」
ドビューーーーーッ!!!と勢いよく膣内に射精する。チサが持っていた光の魔力がアスタロトの体に注ぎ込まれる。そしてそれは魔物が持つ闇の魂を浄化し、消滅させる。
アスタロト「消えちゃう…私の魂が…シェイド様の元に帰れなくなる……そんなのいやだぁあ……ああっ……」
アスタロトの魂がセレナの体内で消滅した。それによって髪の色もセレナの髪色である金髪に戻った。
チサ「はあ、はあ……勝った……?」
チサのふたなりチンポは精子を出し切ったのかすっかり小さくなってしまった。
チサ「あはは…お姉ちゃんだったら、まだまだ元気だったのかな…」
急に性行為の疲れが襲ってきたのかチサは倒れそうになるが、それを抱きかかえたのは元に戻ったセレナだった。
セレナ「チサ…ありがとう。よく頑張ったな。」
チサに優しく語りかける。チサも笑顔になる。二人はしばらくの間そのまま抱きしめ合っていた。
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しばらくして、二人が落ち着きを取り戻した後、チサはセレナに質問をする。
チサ「ねえ、お姉ちゃんは憑依されていた間はどうなっていたの?何か覚えている事はないの?」
セレナは思い出しながら答える。
セレナ「憑依されている間は私の記憶は途切れていて……。気が付いた時には私はこんな姿になっていて、射精したり射精されたりした感覚が急に襲ってきたからびっくりしたよ。」
チサ「じゃあお姉ちゃんも、その……自分の性欲の事を知らなかったのね。でも、良かった。元に戻らなかったらと思うと怖かった。本当にごめんなさい。」
セレナ「もう大丈夫だよ。今はこうしてチサも助けてくれたし。それに、”収穫”もあった。」
チサ「何?」
セレナ「その答えは他のみんなを助けてからだな。」
そう言ってセレナは美食殿のメンバーを回復した。レオンの腹の傷はルミナの力を再び使ってもらえれば治せるだろう。そして、アスタロトに囚われていたアルマも救出した。氷の塊に封印されて牢に放り込まれていたが、アスタロトが死んだことで封印が溶けたようだった。
アルマ「あぁ……やっと出られた……。助かりました。セレナさん。あと申し訳ございません。敵に囚われて力になれず。」
セレナ「気にすることはないさ。皆生きててよかった。」
チサ「それでお姉ちゃん。収穫ってのは?」
チサが気になっていたことを問いかける。
セレナ「ああ、その前にだ。アスタロトは氷の魔法を使う敵だったが、私の体に憑依している間、私の超越武装は使わなかったよね?」
ソフィア「はい。一度も。」
セレナ「それはアスタロトの憑依がその人間に”なる”のではなく”操る”だけでしかないからだ。すなわち、どんな体になろうと知らない魔法は使えない。だから自分が元から知っている氷魔法と魅了魔法でしか戦えなかったんだ。」
ソフィア「つまりどういうことですか?」
セレナ「知らない魔法は使えない。ならばその逆も可能ということだ。すなわち…」
セレナは手を壁に当てるとつぶやいた。
セレナ「凍れ」
セレナの手の平から冷気があふれ出すと、氷の壁がみるみると凍っていく。
セレナ「このように、アスタロトの魔法を私が使える。氷の帝王と呼ばれるだけあってすごい威力のようだな。」
チサ「凄い!流石お姉ちゃん!」
ミラ「これ、やばいことじゃないの?四魔将の一人の技を丸ごとコピーしたってことよね?大幅戦力アップ間違いなしじゃない!」
アルマ「確かに。四魔将の一人の力を完全に手に入れたとなれば……。」
ソフィア「うわ~、やっぱり凄いですね☆」
チサ「えっ?なんでそんな反応?」
セレナ「まぁいいじゃないか。しかしありがたいことだったよ。私の体でさんざん魔法を使ってくれたから、私の体にアスタロトが残した魔力の扱い方が残っている。もっと解析をすれば、ホワイトサンクチュアリとやらも使えるかもしれないな。とにかくこれで次の戦いでは幾分か有利になるだろう。ひとまずは、セントリアに帰って疲れを癒すか。」
チサ「わかった。じゃあ早速帰ろう!」
レオン「待った。ちょっと休ませてくれ。腹が痛くて死にそうだよ。」
レオンの傷口はふさいだがまだ体が痛むらしい。
チサ「あっ、ごめんなさい!早く帰って回復させなくちゃ。」
ソフィア「大丈夫ですよー☆わたしも少し休みますから。それより、あの子たちはどうしましょうか?」
チサ「あの子たち……あっ!」
チサは思い出したように話す。
チサ「アスタロト、ほかにも人を攫ってるって話聞きましたね!」
アルマ「私たち以外にも被害者が?」
ソフィア「ひどいことをしますねぇ。」
チサ「私、ちょっと探してきます!すぐに戻りますから。」
そう言ってチサは駆けだしていった。
レオン「いやいや、一人は危ないぞ。」
ソフィア「レオン君は寝ていてください。私が探してきますので。」
レオン「そっか、ありがとう。」
チサとソフィアで他にも攫われている人がいないか探すことになった。氷の神殿を探索すると、そこには裸で倒れている人が3人ほどいた。
ソフィア「見つけました!」
ソフィアたちが助けようと近づくと、三人の顔には生気がなかった。
チサ「死んでいますね。」
ソフィア「かわいそうに。酷いことをしますね。」
ソフィアが遺体を見て呟くと、チサが悲しそうな顔をする。
チサ「おそらく、アスタロトに憑依させられて限界を超えて魔力を使われていたんでしょう。そして魔力欠乏症になったら体を捨てて別の体へ…そうやって生きていたんですね、アスタロトは。」
ソフィア「許せませんね。」
チサ「でも、もう犠牲者は出ません!」
チサは希望に満ちた目をしていた。
ソフィア「チサちゃんの言う通りです。悲劇の螺旋は私たちが終わらせましたからね!」
チサ「ありがとうございます。私は犠牲になってしまった人たちのお墓を作ります。」
ソフィア「手伝いますよ。」
チサ「はい。よろしくお願いします。」
チサとソフィアで遺体を運び出し、墓地を作って弔うことにした。
ソフィア「よし、お墓ができましたね!」
チサ「はい。ソフィアさんも手を合わせてあげてください。」
ソフィア「はい、もちろんです!」
ソフィアとチサは目を閉じて黙祷をする。それが済んだら二人はセレナが待つ場所へ帰ってきた。
チサ「ただいま戻りました!」
セレナ「おかえり、無事だったか。」
ソフィア「はい。それじゃあ帰りましょうか!私たちのセントリアへ!」
セレナ「そうだな。さっさと帰ろう。」
こうして一行はセントリアへと帰ったのであった。
第3部 北の神殿編:完
『西の砂漠編』に続く。