投獄されたセレナは拷問を受け、満身創痍になってしまう。
そしてソフィアの死刑執行の日、ミラによって救出されたセレナ、そこに合流したアリサとレオンはソフィアを助け出すため走り出すのだった。
そしてソフィアの首を切る刃は振り下ろされ…
死刑執行人が刃を振り下ろす。
しかし、その刃はソフィアに届くことはなく、空を切る。レオンが、横から剣で薙ぎ払ったのである。
レア女王「誰?!貴様ら!!」
レオン「レア女王。お前はもう、僕たちの敵だ!」
レア女王「ふんっ!愚かな……!全員殺せ!」
衛兵たち「ハッ!」
その場にいた衛兵たちが襲い掛かる。
アリサ「ミラさま!戦闘開始でございます。」
ミラ「いいわ。ちょっと住人のみんな!今からここでドンパチやるから、巻き込まれたくなかったら今すぐ逃げなさい!死にたい奴だけかかってきなさい!」
レオン「行くぞ皆!レア女王を倒すんだ!」
アリサ「はい。レオン様。」
ソフィア達はレア女王に挑みかかる。ソフィアも拘束を外してもらい、奪われていた武器も返してもらった。
レア女王「何をしているの!相手は子供よ!早く捕まえて!」
衛兵「はっ!」
レオン「遅い!」
衛兵の攻撃をひらりとかわし、反撃を加える。
衛兵「くそっ、ガキの分際で!」
レオン「アリサ、ミラ、ソフィア!僕の力を使って!はああああ!セイクリッド・ブレイク!」
アリサ「レオン様、感謝致します!」
ミラ「ナイスよレオン!サンキューね♪」
ソフィア「ありがとうございます。さすが私のレオンくんですね☆」
レア女王「何をしているの!?こいつらああああ!」
衛兵の大軍を次々と処理していくソフィアたち。
ミラ「まとめて吹っ飛びなさい!魔力解放!『グランドバーストノヴァ』!!」
アリサ「わたくしも参ります。我が刃の前にひれ伏せ、『ホーリーナイトシーフ』!!」
ソフィア「私も行きますよ☆必殺!『ライトニングフラッシュ』!!」
レア女王「なんなんだこいつらは!こんなに強いなんて聞いてない!」
衛兵「女王陛下助けてえー!!」
レア女王「うるさい黙ってなさい!あいつらのせいだわ!おい、誰か、あの男を止めろ!」
レオン「もう、終わりにしようか……。『アウロラ・レイン』!!」
レオンが剣を天に掲げると、無数の光線が降り注ぎ、残っていた衛兵を一気に殲滅した。
レア女王「ああっ、あなたぁ!よくもおおお!!」
レア女王が剣を抜いて襲い掛かってくる。
アリサ「させません!覚悟!レア女王!」
ミラ「あんた、マジで往生際が悪いわね!」
ソフィア「お仕置きの時間ですよ?」
レオン「レア女王。お前は、ここで倒す!!」
レア女王「うぬぅ、貴様らあ!!」
レオン「これでとどめだ!はああ!!秘技、双月斬!」
レオンの必殺の一撃がレア女王に直撃する。
レア女王「きゃああああ!」
レア女王は吹き飛び地面に倒れる。レオンはレア女王の前に立つ。
レオン「終わりだ、レア女王。」
レア女王「ふふふ…それはどうかしらね…!」
レア女王は立ち上がり、両手を天に掲げ叫ぶ。
レア女王「さあ!衛兵たちよ!この女王へと、その命を献上なさい!」
その声が響いた直後、次々と衛兵たちが剣を手に取り、それを自分の腹へと突き刺していく。
レオン「なああああ!?」
ソフィア「何をしてるんですかああああ!!??!?」
アリサ「まさか!?」
ミラ「ちょっ、冗談よね!?」
レア女王「私は…最期の四魔将…!『運命の皇帝』レア!今こそ復活の時!ふははははははは!!!」
ソフィア「ちょっと待ってくださいよ~!まだレオンくんとラブラブしたり冒険したり美味しいものを食べたりしたいんですよぉ!」
アリサ「これは、まずい気配が…!」
死亡した衛兵たちから光の玉が浮かび上がり、それがレアに集まっていく。
レオン「まさか…命を吸収しているのか…!くそ!」
ミラ「なんかヤバそうじゃないのこれ……」
レア「ふはは!あはははは!!!」
レアの体が黒く輝いていく。そして光が消えると、レアの服が真っ黒のドレスとなり、左目からは炎が燃えている。
レア「私は生まれ変わったのよ……!」
レオン「その姿は……?」
レア「見ての通りよ。これが魔王軍の四魔将『運命の皇帝』レアとしての真の姿!私の力を思い知りなさい!」
アリサ「これは……強いですね。」
ソフィア「強敵です!気を引き締めていきましょう!」
レア「ふん、雑魚どもが!かかってきなさい!」
レアが腕を振ると巨大な黒い火の鳥が現れて、アリサたちへ襲いかかった。アリサはそれをかわす。
ソフィア「おっと!すごい魔法ですね。」
レア「ほらほら、どうしたの?逃げてるだけじゃ勝てないわよ?」
ソフィア「だったら攻撃するまでですよー!」
ソフィアがレアに向かって突撃する。
ソフィア「えいやー☆」
ソフィアの攻撃がレアに炸裂する。しかしレアはその攻撃をひらりとかわす。
レア「遅いわね。」
ソフィア「そんなぁ!?」
レア「ふっ、死ね!」
レアの手から衝撃波のようなものが放たれて、ソフィアを吹き飛ばす。
ソフィア「きゃん!?」
アリサ「ソフィアさま!?」
ソフィア「うぅ……今の技は一体なんですか……。私も知らない攻撃でしたよ。」
レア「この世界は私が支配するべき世界!これが私の能力、「運命視線」!!私は全ての未来が見える。その力を使えば、全てを支配し、操ることができる!お前たちも例外ではないのよ!」
アリサ「なるほど。だから先ほどから避けているのですね。」
ミラ「なら、これならどうかしら!ソフィア!」
ソフィア「了解です!ミラちゃん!」
ソフィアが剣を構えるとレアに向かって駆け出した。
ソフィア「必殺!クレールスラッシュ!」
ソフィアは剣を高速で振り回して斬撃を放った。
レア「無駄なことを!」
レアが腕を払うと、レアの前に闇が出現して、ソフィアの攻撃を受け止めた。
ソフィア「むぐ!?」
ソフィアの必殺技を受け止めるほどの威力だ。ソフィアが弾き飛ばされる。
ミラ「今よ!サンダーブレイク!!」
ミラが雷の魔法をレアに放つ。
レア「ふっ、甘いわね!」
レアが手を広げるとミラが放った雷が全てレアに吸収された。
レア「言ったでしょう?未来はすべて私のものだと。」
ミラ「くそ……全部防がれちまったわね……。」
レア「次はこちらの番よ!喰らいなさい!」
レアの手の平から闇の波動が放たれてミラとアリサを襲う。
ミラ「ちょ、ちょっとぉ!?」
ミラとアリサはそれを避ける。しかし、
レア「視えてるわよ。それも。」
避けた先に待ち伏せたかのように追撃が飛んでくる。避けることが出来るミラとアリサはそれに直撃する。
ミラ「きゃああああっ!?」
アリサ「あうう……!」
ソフィア「ミラちゃん!アリサちゃん!」
レア「あら?まだ立っていられるなんてすごいじゃない。でも、もう限界のようね。」
アリサ「申し訳ございませんレオン様。」
ソフィア「アリサちゃん、大丈夫ですよ。」
アリサ「ソフィアさま?」
ソフィア「最後の最後まで諦めちゃダメです。希望さえあれば、どんな状況だって覆せるんですから!」
アリサ「はい、そうですね。ありがとうございます。ソフィアさまのおかげで元気が出ました。」
レア「まだやるつもりかしら?あなたたちの力では私には勝てないわよ?それに…!」
レアが指を鳴らすと、魔物を召喚した。
レア「さあシャドウたち、セントリアを破壊しなさい。」
レオン「まずい!」
レオンは魔物を倒そうと突撃するが、それを邪魔するようにレアが立ち塞がった。
レア「あなたの相手は私よ?」
アリサ「レオン様、ここは私が食い止めますのでどうか!」
ソフィア「アリサちゃん、でもそんな余裕…!」
その時だった。
チサ「魔物は私たちに任せて!」
アルマ「皆さんは、女王を!」
ミズチ「あのムカつく女王をぶっ飛ばしてこい!」
別働隊の3人が救援に来てくれた。
ソフィア「みんな……!ありがとうございます。行きましょう、レオンくん!」
レオン「ああ。行こうソフィア。これで心置きなくレアと戦える。」
ソフィア「はい。一緒に戦いましょう!」
ソフィアとレオンはレアに向かっていく。
ソフィア「さぁ、決着をつけますよ。レア女王。」
ソフィアが剣を構える。
レア「その自信に満ちた顔、気に入らなかったのよね。」
ソフィア「そうですか。では、どうしますか?」
レア「力づくで屈服させてあげるわ!」
ソフィア「いいでしょう。受けて立ちます。」
二人が一気に接近し、刃がぶつかる!
ソフィア「ふっ!せいやー!!」
ソフィアの一撃がレアに直撃する。
レア「くぅ……。なかなかやるわね。ならこれはどうかしら?」
レアが手をかざすと巨大な火球が現れた。そしてソフィアに向けて放つ。
ソフィア「な!?」
ミラ「させない!!」
ソフィア「ミラちゃん!ありがとうございます!やあ!!」
ソフィアが放った光の斬撃が火球をかき消した。
ソフィア「まだまだいきますよ!」
ソフィアがレアに斬りかかる。
レア「ふん。この程度かしら?」
そう、レアには未来が見える運命視線がある。それを破らない限りレアを倒すことはできない。
ソフィア「はぁ!!たあっ!!!やぁ!!!」
ソフィアの攻撃は全て防がれてしまう。
ミラ「ちぃ……。あいつ強すぎじゃない?未来が見えるとか反則でしょ!?」
アリサ「でしたら、未来が見えても関係ないように動きを止めるとか…」
ミラ「誰が!?どうやって!?あんな化け物相手にそんなことできるわけないでしょ!?」
アリサ「そ、それは確かに……」
ソフィア「はぁ……はぁ……。まだです。私は負けませんよ。」
レア「しぶといわねぇ。もう諦めたらどうなのかしら。何があなたをそこまで突き動かすの?」
レアはソフィアに問う。
ソフィア「私は…私の信じる道を行くだけです!」
レア「あなたの信じる道ですって?笑わせてくれるわね。」
ソフィア「えぇ、笑いたいなら笑ってください。でも私にとってはそれが全てですから。」
レア「くだらない。本当に下らないわ。こんなもののために命をかけるなんて愚かだわ。」
ソフィア「なんと言われようと構いません。私は信じていますから。」
レア「……。」
ソフィア「さぁ、続きを始めましょうか!」
再びソフィアがレアに向かっていこうとする。それを止めたのはレオンだった。
レオン「ソフィア!下がって!」
アリサ「レオン様!?」
レオンはソフィアの肩をつかんで引き寄せた。
ソフィア「レオン君?何ですか?」
レオン「説明してる時間が惜しい。いいからソフィア!マンコを出してくれ!早く!」
ソフィア「え!?」
アリサ「ちょ!?何を言っておられるんですか!?」
レオン「説明している時間がないんだ!いいから早くしてくれ!」
ソフィア「わ、わかりました。」
ソフィアは自分のスカートとパンツを下した。そしてそこにレオンがチンポを挿入する!
ソフィア「んひゃああああ!!!」
レア「はっ!?な、何をしているの!?」
ソフィア「うぅ……。こ、これでいいでしょうか?」
レオン「あぁ!それでいい!そのまま動くぞ!」
ソフィア「はい!あああん♡やん♪」
レア「くっ!こいつら…!」
レアがセックスをしている二人に攻撃を仕掛けるが、ミラとアリサが立ちふさがる。
ミラ「行かせないわよ?」
アリサ「通しません!」
レア「貴様らああああ!!」
一方その頃、レオンとソフィアはセックスをしている。
ソフィア「あん♡あん♪あぁ~~~ん♥」
レア「き、気持ち悪い……。」
アリサ「ま、まさか、このような場所でするなんて……。」
敵も味方も絶句するしかないあまりにも奇怪すぎる行為。しかしそれにはレオンの狙いがあった。
ソフィア「あっ♪イクッ!!イッちゃいますぅ~!!!」
レア「ふん!馬鹿みたいに腰振っちゃって……。」
アリサ「ソフィアさま……!」
アリサは心配そうに見つめている。
レオン「うっ…ソフィア…膣内に射精すぞ…!うぉおおおっ!!!」
ソフィア「はいぃぃいっ!!お願いしますぅぅうううううう。はぁぁぁぁぁああああん!!!」
ドピュッドピューービュルルルーービュービュッ
レア「嘘でしょ!?」
アリサ「ソフィアさまの中にあんな量の精液を……。」
ミラ「あの男……とんでもない変態ね……。」
その場にいた全員が呆れかえった次の瞬間、果てたソフィアに異変が起こる。
ソフィア「はぁ……はぁ……はぁ……。」
アリサ「ソフィアさま!?」
ミラ「ソフィア!?」
レオン「ふぅ……。よし!成功だ!」
ソフィア「はい……。受け取りましたよ。レオン君の女神の力を、精液に乗せて!!!」
ソフィアの体が光り輝く。
ソフィア「私の中に宿った女神の力よ!今こそ目覚めなさい!はぁああああああ!!!」
アリサ・ミラ「きゃあ!?」
アリサとミラを吹き飛ばすほどの衝撃波が巻き起こる。そしてソフィアの姿が変わる。
ソフィア「我、女神の巫女なり。『変身』完了です!」
そこには美しい金髪の美少女がいた。
ソフィア「さて、それではレアさん!あなたを倒します!!」
レア「何がどうなってんのか全然わかんないけど……。とりあえずぶっ殺す!!」
レアがソフィアに襲いかかる。しかし、ソフィアの姿が瞬間的に消え去る。
レア「!?どこへ行った…!」
ソフィア「こっちですよ!スーパーストライク!!」
剣を振ると、レアを斬りつける。
レア「ぐっ……!」
ソフィア「まだまだ行きますよ!スーパーナックル!!」
今度は拳で叩きつけ、吹き飛ばす。
レア「くそっ!調子に乗るな!!」
レアが魔法を放つ。
ソフィア「魔法なんてこうです!スーパー吸込み!からの、スーパー放出!!」
レアの魔法を口から吸いこみ勢いよく吐き出して跳ね返す。
レア「うわぁあああ!!!」
アリサ「凄まじい魔力がレアさまを襲っております……。」
ミラ「ソフィア……あんた、本当に人間?」
ソフィア「はい!レオン君のおかげです!」
レオン「セレナさんのセックスからヒントを得たんだよ。僕もあの人みたいに精液に魔力を乗せられないかって。僕は『女神の子』の能力で他人を強化出来る。その魔力を体内に直接流し込めたら途轍もない強化が出来るかもと考えたんだ。」
アリサ「なるほど……。確かにレオンさまの能力は、他者を強化するものでございます。」
ミラ「でも、そんなことしたらソフィアが死んじゃうんじゃないの?だって他人の体に直接魔力を流し込むんでしょ?」
ソフィア「それがですね、私とレオン君は普段からセックスをしていたおかげで体の相性がいいみたいなんです。だから私の体にレオン君の魔力が流れても大丈夫だったんですよね。」
ミラ「へー…って、普段からセックスしてたの!?私そんなところ見てないんですけど!?隠れてやってたの!?!?」
レオン「魔力を乗せた精液を膣内射精すればソフィアの強化ができるかもしれないと思ったんだけど……。まさかあんなにパワーアップするとは思わなかったよ……。」
などと話していると、レアが怒り狂っている。
レア「ふざけないで!そんな下品な連中が私に勝てるわけがない!!こんな奴ら、すぐに殺してやる!!」
レアが再び巨大な火球を生み出して放つ。
ソフィア「レアさん、あなたの負けです!これで決めます!!セイクリッドブレード!!」
ソフィアの一撃が魔法を貫き、レアに必殺の一撃を決める。
レア「嫌あああ!!!私は負けないのにぃい!!」
レアの体が爆散する。
ソフィア「ふぅ……。なんとか倒せましたね……。」
アリサ「さすがはソフィアさまでございます。」
ミラ「つえぇ……。マジぱねぇっす……。」
レオン「まだだ!レアは生きてる!早くとどめを…」
レオンが指示を出したのも束の間、レアは全身から黒い霧を噴き出していた。
レア「もういいわ。負けを認めてあげる。だけど、死ぬのは私だけじゃないわ。こんな国、もういらない。この国の住民全員を巻き添えに死んであげる!!!」
レアは体を巨大化させ、真っ黒な魔物へと姿を変えた。
アリサ「これは……ダークマターの気配がします!」
レオン「なんなんだ、それは?」
ソフィア「レアさんの魂が闇に染まったことで、ダークマターという闇の力に変質したようですね……。」
ミラ「なんかヤバそうな雰囲気じゃん……。これ、ほっといたらやばい奴よね!?」
アリサ「おそらく、爆発すれば被害はこの周辺どころではない、セントリア全てを更地にする魔力です。」
レオン「どうしよう……。このままじゃセントリアが滅ぶぞ……。」
ソフィア「レアさんを止めましょう!」
アリサ「はい。」
ミラ「わかったわよ!」
レオン「よし、行こう!」
ソフィア「待ってください!ちょっと変身が切れそうなので、レオン君、精液もう一回ください!お願いします☆」
レオン「え、あぁ……。はい……。」
ソフィア「レオンくん、ありがとうございます♪」
レオン「う、うん……。それじゃあ行くよ!」
ソフィア「いつでも来てください!」
そして…パンパン!と音を立ててレオンはピストン運動をする
ソフィア「んひぃいいいっ!!気持ち良すぎますぅうううっ!!!」
ミラ「はあ…あんたらほんとに何やってんだか……。」
アリサ「お二人とも、遊んでいる場合ではございません。」
ミラ「そ、そうだった!レアのやつ、今にも大爆発しそうなんだけど!」
ソフィア「はい!わかっています!ですから早く射精してください!私も頑張りますから!」
レオン「ソフィア……。わかった。いくよ……。」
ソフィア「はい☆」
レオン「くぅ……。出る!!」
ドピュッと音がしてレオンの股間から白い液体が出る。
ソフィア「精液来ました~~~☆」
ビクンと震えながらソフィアは絶頂を迎える。
ソフィア「ふぅ……。レオン君のおかげで元気が出ました☆さて、行きましょう!」
アリサ「はい。」
ミラ「ほら、行くわよ!」
レオン「ああ!」
その時、ソフィアが3人の首筋を叩き、気を失わせた。
アリサ「え…」
ミラ「何を…」
レオン「ソフィア…?」
ソフィアは悲しそうな顔をして答える。
ソフィア「ごめんなさい。私はわかっていたんです。暴走したレアを止められるのは私だけだって。だから、皆さんはここにいてください。私がレアをはるか上空へと運んで、一緒に死にます。」
アリサ「そんな……いけません!」
ミラ「そうよ!アンタだけ死なせるわけにはいかないわ!」
レオン「そうだ!僕達も戦う!」
しかし、ソフィアは首を横に振る。
ソフィア「ダメです。これは、私の問題なんです!セントリアを、国を背負う王としての仕事なんです!それに、レアの力は強すぎて、今の私でないと対処できません。皆さんを巻き込んでしまうだけです!どうか、分かってください……。」
アリサ「ソフィア様……。」
レオン「ソフィア…僕たちの約束は…仲間を見捨てないことだろ…!だから僕は、ソフィアを見捨てない…!」
ソフィア「ありがとうございます。ソフィアとして生きていられたあの時間は、とても幸せな時間でした。」
ミラ「別れの言葉みたいに言うんじゃないわよ…!舐めてると…本当にぶっ殺すわよ…!」
ソフィア「すみません。でも、もう時間がありません。レアがダークマターになってから既に10分以上経過しています。いつ爆発してもおかしくありません。」
アリサ「ソフィア様……。」
ソフィア「それじゃあ、行ってきますね☆皆さん、お元気で☆」
ミラ「ソフィア!!!」
アリサ「ソフィアさまぁーっ!」
レオン「ソフィア……。」
ソフィア「大丈夫ですよ。きっとまた会えますから☆」
ソフィアは笑顔を見せる。そして、ダークマターとなったレアを怪力で持ち上げ、そのまま上空へ飛行する。
ソフィア「私がやらなきゃ、セントリアの人達はみんな死んでしまいます。だから、私が食い止めないと……。」
ソフィアは遥か天空まで飛んでいく。
ソフィア「あとは……お願いします。皆さん。」
そして地上では…
アリサ「ソフィア様……。」
ミラ「なんでこんなことに……!」
レオン「クソッ!!僕にもっと力があれば……!」
レオン達はただ見ていることしかできなかった。ソフィアがレアを連れていった場所は、セントリアの上空に浮かぶ巨大な塔だった。その名は『女神の塔』。アルディラ大陸の中心に位置する空中の巨大建造物である。この塔には、ルミナという神が封印されているとされている。レアとソフィアは今、その目の前にいる。そして…
ソフィア「ミラちゃん…アリサちゃん…レオン君…さよなら…」
レアの体は爆発し、塵となって消えた。
第5部 セントリア編:完
『女神の塔編』に続く。