※この作品はR-18です。

ふたりはふたなり   作:太陽一成

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前回のあらすじ
最後の四魔将、レアを倒したものの、その代償としてソフィアが犠牲になる。
しかし悲しんでいる暇はない。全ての四魔将を倒したことで女神の塔への道は開かれたのだった。


新章~女神の塔編1~

~~~第6部 女神の塔編~~~

ソフィアは、夢を見ていた…

ソフィア「あれ…ここは…?私は確か、暴走してダークマターになったレアからセントリアを守るためにレアを上空に運んで、それで一緒に死んだはず…」

ソフィアは辺りを見渡す。見知らぬ空間だった。

ソフィア「もしかして、ここがあの世ってやつですか!?あの世は実在したんですか!ヤバいですね☆」

ルミナ「ここはあの世じゃないわよソフィアちゃん?」

ソフィア「うわぁっ!びっくりしました☆あなたは誰ですか?」

ルミナ「どうも。私は光の女神のルミナよ。」

ソフィア「あ、ルミナって、レオン君やセレナさんがお話が出来るって言う、女神さまですか!?でも何で…」

ルミナ「私もよくわからないんだけどね。でもソフィアちゃんって、レオンから力を貰って変身してたわよね。」

ソフィア「はい。女神の巫女ですね。」

ルミナ「その女神の巫女になって、私が封印されている女神の塔の真横まで来てたわよね。」

ソフィア「そうです。レアからセントリアを守るために上空に…」

ルミナ「多分、レオンから女神の子の魔力を貰っていたのと、私の近くまで移動していたおかげでなんか通信が通ったみたい。それで今こうやって夢の世界で話せてるっぽいわね。」

ソフィア「なるほど。わかりました。ところで、どうしてここにいるのか教えてください。」

ルミナ「一番はやっぱり…あなたを助けるため…かな?あなたはレオンの大切な仲間。いなくなったらレオンが悲しむでしょ?」

ソフィア「あの、つかぬ事をお聞きしますけど、私って現実世界ではどうなってるんですか?」

ルミナ「ああ、木端微塵に吹っ飛んで塵になったわよ。」

ソフィア「えぇー!?じゃあ今の私は幽霊なんですか!?」

ルミナ「いいえ。幽体離脱中って感じかしら。肉体はバラバラだし、魂ももう消えかかってるわ。」

ソフィア「そんな……!」

絶望するソフィア。そこでルミナは解決策を出す。

ルミナ「あなたを生き返らせる方法はあるわ。女神の塔に封印されている私の本体を復活させれば女神の力であなたの塵になった体を再生できる。それまでに魂が残っていれば蘇生できるわ。それに、レアが死んだことで女神の塔の封印を守っていた四魔将は全滅した。だから、後は仲間を信じてあげて。」

ソフィア「そうですね…私は仲間を信じています。必ず女神の塔でルミナ様を復活させ、私も生き返らせてくれると。」

ルミナ「いい仲間を持っているわね。それじゃあ通信はここまでかな…」

ソフィア「あの、通信が切れたら今の私はどうなるんですか?」

ルミナ「夢の世界に来たことで一時的に魂が形を持ってるだけだから…通信を切ればあなたの意識は消えるでしょうね。怖いだろうけど、我慢してもらうしか…」

ソフィア「そうなんですか……でも、怖くないですよ。だって、レオンくんやセレナさんたちならきっと助けてくれますし、私は信じて待っています。」

ルミナ「強いのね。あなたは。じゃあ、バイバイ。次に会う時は、お互い生き返った時になるかしら。」

ソフィア「はい!さようなら!」

 

~~~現実世界~~~

ソフィアがレアと共に爆発した様子を見たレオンは絶望に打ちひしがれていた。

レオン「嘘だろ……ソフィアが……死……」

ミラ「嘘よ!ソフィアは生きてるんだもん!絶対!ぜーったい!」

レオンに抱きつくミラ。ソフィアのことが心配なレオンと、ソフィアが生きていると信じているミラ。その時、空から何かが落ちてくる。それは、ソフィアのティアラだった。

ミラ「あ…ああ…」

それは、ありありとソフィアがもう生きてはいないことを物語っていた。

レオン「うぅ……」

涙を流すレオンと、泣き崩れるミラ。すると、突然、アリサが叫ぶ。

アリサ「レオン様、泣いている場合ではありません!ソフィア様が命を懸けて頑張ったのに、私たちが頑張らないでどうするのですか!?」

レオン「アリサ…」

そこへ、別働隊として動いていたセレナたちがやってくる。

セレナ「おい!今の爆発は何だ!空が光ったと思ったら空中で大爆発だぞ。ん?ソフィアはどこだ?」

レオン「ソフィアは…死んだよ。セントリアを守るために…俺たちのために……。」

セレナ「何だと……クソッ!」

チサ「ソフィアさんが……そんなことになってたなんて……知らなかったです。」

セレナ「それで、四魔将は?」

ミラ「そっちは倒したわ。これで四魔将は全員倒したんだけど…」

その時、女神の塔が段々と地面に降りてくるのが見える。

セレナ「塔が降りてきたのか。」

アリサ「はい。恐らく、四魔将の封印が解かれたからでしょう。あと、ソフィア様が女神の塔の目の前で大爆発を起こされたのもあるかと。」

セレナ「これで念願の女神の塔へ行けるというわけか。行くぞ!」

レオン「ああ。行こう。」

チサ「行きましょう。ソフィアさんの分まで。」

ミラ「うん。」

こうして、ミラ、アリサ、レオン、セレナ、チサの五人は女神の塔へと向かうのであった。

 

~~女神の塔内部~~

女神の塔の中に入ると、そこには石像があった。その石像はどこか見覚えのある人物に見えた。

アリサ「あれは……ルミナ様にそっくりですね。」

セレナ「確かに。それに、この辺りにルミナの気配を感じる。やはり、ここにルミナが封印されているのは本当らしい。」

塔の中には敵も存在せず、ただ、上へと続く一本道があるだけだった。

レオン「不気味なくらい順調だ。ここが敵の本拠地かもしれないって言うのに。」

ミラ「そうね。」

そして、一本道を進んでいくと大きな扉があり、そこに鍵穴のようなものがついているのを発見した。

セレナ「これは……行き止まりか?それとも何か仕掛けがあるのか?」

アリサ「おそらく、ここは開けることができないように施錠されているのではないでしょうか。」セレナは試しに剣で叩いてみたがビクともしなかった。

セレナ「ダメみたいだな。鍵がないと開かないみたいだけど…」

ミラ「ねえ、これじゃない?」

すると、ミラが一つの宝箱を見つけた。

セレナ「お、さすがだな!よし、早速開けてみよう。」

アリサ「はい。」

宝箱を開けると中には紙が一枚入っていた。その紙にはこう書かれている。

『鍵は『愛の結晶』です。』

セレナ「愛……結晶?」

セレナは頭を悩ませる。

ミラ「愛の結晶なんて聞いたことないわよ!」

アリサ「私にもわかりません。しかし、この紙にはまだヒントがあります。」

アリサは紙に書かれた内容を読み上げる。

アリサ「『愛の結晶』。それが鍵となるのでしょう。それは男と女が交わって出来る…え?」

チサ「あ、あの……。その、『愛の結晶』って…」

セレナ「セックスしたら出来る子供のことだろうな。ふざけているのか!私たちをからかっているつもりなのか!!」

セレナが激怒する中、チサとアリサは顔を真っ赤にして俯いている。

セレナ「ん、どうしたんだ?二人共顔が赤いけど。」

アリサ「ですので…鍵を開くには子供を…単刀直入に言いますと、『今この場でセックスをすれば扉が開く』ということです。」

レオン「よし!竿役は任せろ!僕はもう準備万端だからいつでも大丈夫だよ!」

ミラ「何言ってんの!?こんなところでできるわけないでしょ!!バカじゃないの!?」

セレナ「そうだぞ。それに、仮にできたとしてもすぐに産めるわけないだろう。」

レオン「でもやってみないことにはわからないじゃないか。とりあえず相手は誰が…あれ、チサちゃんは?」

アリサ「先程までいたのですが、どこかへ行ってしまいました。」

ミラ「まぁ、あんな話聞かされたら逃げたくなる気持ちはわかるわ。」

レオン「じゃあ仕方ないか。ミラ、マンコ出して?ほら早く。」

ミラ「死ねっ!!!!」

レオンは全力で拒否された。

セレナ「仕方ない…私がやろう。アリサはまだ幼いし、ミラはあの調子じゃ説得は無理だ。私のようなふたなりが相手だが…平気か?」

レオン「うん。むしろ大歓迎だ。よろしく頼むよ、騎士団長さん。」

セレナ「ああ、こちらこそ。」

そして二人は服を脱ぎ始めた。

レオン「セレナさんのマンコやばっ…!ふたなりなのに綺麗だし、締まりもすごくいい……くっ、気持ちよすぎる……!」

セレナ「そう言ってもらえると光栄だな…!レオンのおちんちんも大きくて、太くて、熱くて、私の奥まで突いてきて……すごいいいぞ……!レオン……出すなら一番深いところにお願いする……!」

レオン「わかった……!射精る…!」

ドピュッ!ビュルルルーーーー!!!ビュッ!ビューッ!ドクッドクッ!

セレナ「ああっ、イクッ!イッちゃう!おまんこイックゥウウーーー!!」

プシャー!ジョロロッ!ブシャァアアーー!

レオン「ふぅ……満足した。」

セレナ「気持ちよかったな……ん?なんだこれは?」

床に紙が落ちているのを見つけた。そこにはこう書かれていた。

『鍵は満たされた。さあ扉を開けるがよい。』

セレナ「どうやら、塔の主さんの願いは叶えたらしい。よっと…」

セレナは起き上がり精液を拭きとる。

セレナ「扉が開いたぞ。チサも戻ってこい。進むぞー。」

チサ「は、はい……!」

こうして4人は先へと進んだ。

アリサ「皆さん、お疲れ様です。お茶をご用意しましたので、一休みしてくださいませ。」

ミラ「ありがと、アリサ。塔に入って30分くらい登ったわよね。今半分くらい?」

チサ「大体そんな感じかも。」

セレナ「休憩したらまた上に行くか。まだ先は長いしな。」

レオン「そうだね。それにしてもこの階段、段が緩やかで登りやすいけど、なんか変な感じがする。」

アリサ「確かに妙ですね。言葉では表せない違和感と言いますか…やはり不気味なくらい順調なのが原因でしょうか?」

セレナ「余りにも静かすぎる。魔物の一匹でもいれば物音くらいしてもいいはずだがそれすらない。本当に誰もいないのか?それともこの先に何かいるのだろうか?」

ミラ「嫌なこと言わないでよ……!」

チサ「怖いこと言わないでよ……!お姉ちゃん。」

レオン「よし、じゃあそろそろ行こうか。」

チサ「うん……!」

5人はさらに先へ進む。しかし、登れど登れど何もない。そして20分ほど登り続けたとき、最上階の扉の前へとたどり着いた。

レオン「この扉を開けたら最上階か…恐らくルミナがいるとしたらここだ。みんな、準備はいいかい?」

チサ「私はいつでも大丈夫だよ。」

ミラ「あたしもオッケーよ。」

アリサ「私も問題ありません。」

セレナ「ルミナと対面といこう。」

レオン「よし、開けよう!」

ギィイイーー! 扉が開くと、そこには花畑のような庭園が広がっていた。中央には川が流れており、奥には花のつぼみのようなオブジェもある。そしてそこには。

レオン「ルミナ!」

封印されているルミナの水晶があった。レオンはルミナのところへ駆け寄る。後追って4人もルミナの元へ急ぐ。

ミラ「これがルミナ…?水晶の中で眠ってるの?」

セレナ「ああ。闇の神、シェイドによって封印されたんだそうだ。」

アリサ「なるほど。そうだったんですね……。」

チサ「綺麗な女の人……。」

レオン「さあ、早く目覚めさせよう。きっとその方が喜ぶと思うから……。」

レオンがルミナに触れると、突然ルミナの声が聞こえてきた。

ルミナ『そこにいるのはレオン…?レオンなのね!?遂にここまでたどり着いたのね…!?よかった…!』

その声は脳内に直接語られた声だった。そしてそれはその場にいた全員が聞こえていた。

アリサ「この声がルミナ様なのですか!?ですが、どうして私たちにも?女神の子しかルミナ様と通信できないのでは…」

ルミナ『私の目の前にいるおかげで、普通に口で話すように会話できるみたいね。時間もないから無駄な話をしている余裕はないわ。用件だけ伝えるわね。私をここから出すためには、四魔将の討伐が必要なの。私が目覚めるための条件の一つがそれだから。』

レオン「そんなことわかっているよ。もう四魔将は全員倒した。」

ルミナ『そう。そして二つ目に必要なこと。それは……』

セレナ「なんだい?なんでも言ってくれ。」

ルミナ『それは、あなたたち『女神の子』が性行為をすること。それも特別な相手と。そして精液を受け止めるのは、最も相性の良い異性である必要があるわ。』

チサ「えっ、性行為なら塔の途中でやってきたけど…」

ルミナ『それはレオンとセレナの『女神の子』同士でセックスしただけでしょ?それでは条件は満たせない。女神の子の精液を受け取った女性は、その魔力によって一時的に、『女神の巫女』になるの。その『女神の巫女』だけが私を復活させることが出来るのよ。』

レオン「僕がソフィアに精液を与えた時みたいにか…」

ルミナ『『女神の子』は『女神の巫女』にはなれない。だから他の人が必要なんだけど…」全員が一斉にミラの方を見る。

ミラ「…え…?もしかして、私…?ちょっと待って、なんで私を見るの?」

レオン「『女神の子』であるセレナさんは除外して、残るのはアリサ、ミラ、チサの3人なんだけど、チサはさっきの通りセックスとかが苦手みたいだし、アリサちゃんとミラはどうなのかなって思って。」

アリサ「私はレオン様となら性行為など造作もありません。」

ミラ「だったらアリサとやればいいじゃない!私はパス!絶対いや!無理!」

セレナ「ところでなんだが、レオン、さっき私とセックスした時に結構精液を出していたが、また出るのか?」

レオン「うーん…ちょっと微妙…儀式にいっぱい精液がいるとかだったらきついかも…」

アリサ「そうですか。もしレオン様が厳しい場合、私もパスさせていただきます。私はレオン様としかセックスはしたくありませんので。」

レオン「えぇ!?そ、そこまでなんだ…じゃあ竿役はセレナさんに任せて、相手は消去法で…ミラ。やっぱりお願い。」

ミラ「だからなんでそうなるのよぉ~!!」

レオン「ミラしかもう頼める人がいないんだ!この通りだから!!」

ミラ「この変態!!バカ!!スケベ!!もういいわ、私がやる!やってやる!セックスでもなんでもやってやろうじゃない!かかってこい、ふたなりチンポ!」

レオン(なんか知らないけど急にやる気になったぞ。)

儀式を行うのがセレナとミラに決まったところで、二人は服を脱いで全裸になる。またこの最上階には儀式用のベッドがなぜか用意されていたのでその上でセックスをすることになった。

セレナ「ミラ…大丈夫か?無理しなくても……」

ミラ「うるさいわね、ここまで来て引き下がれるわけないでしょうが!早くそのチンポ出しなさいよ!今すぐヤッてやるから!」

レオン「よし、それじゃ始めようか。まずはキスからだ。」

ミラ「あんたは黙ってて!!気が散るから!!……ちゅっ、んぅ……れろ、じゅぷ、ぐちゃぁ……」

セレナとミラがディープキスをする。舌を入れながら唾液を交換しあう。そしてセレナがミラの乳首をいじり始める。

ミラ「ひゃうん!?あっ、ふああ、だ、だめ、いきなりそんなことしないで、気持ちよくなっちゃう、感じちゃうぅぅ~♥」

セレナ「緊張はほぐれたか?次は手マンをしていくぞ。」

ミラ「ちょっ、こ、声が漏れるからダメだってば!……ふあ、あん、いやん、はぁ、はぁ、はぁ……」

ぐちゅぐちゅとミラの秘所を指でかき混ぜていく。

ミラ「んっ……はぁ、気持ちいいのが全身に広がっていくみたい……。ねぇ、もっと激しくしてもいいのよ。遠慮しなくていいの。」

セレナ「分かった。では、ここからは本気でいこう。」

セレナはミラのクリトリスを舐め始めた。

ミラ「ひゃん!?あっ、やばっ、今一瞬意識跳びかけ…はあああん!そこ敏感だから、強くしすぎないでぇ~!」

セレナ「おいおい、まだ始まったばかりなのに随分と乱れてるじゃないか。これなら心配なさそうだな。」

ミラ「んなこと言ったって、こんなの我慢できるわけ無いじゃない。それに、優しくしないとぶっ殺すわよ?さっきもいったけど、私は繊細なんだから。」

セレナ「そうか。では、本番を始めよう。挿入するぞ。」

ミラ「う、うん……。きてきてぇ!」

セレナ「ああ、安心しろ。私がお前を愛してやる。だから、今はただ快楽に身をゆだねるといい。動くぞ。」

ゆっくりとチンポを動かしていく。

ミラ「来て、セレナ♥中に出して。」

セレナ「分かった。射精すぞ…!」

ジュプッ!ドピュルルルーー!!

ミラ「ふああぁん、イクゥウウー!!」

セレナとミラは同時に果てた。

ミラ「はぁ、はぁ、すっごく気持ちよかった。ありがと。セレナ。」

セレナ「ああ…私の魔力をありったけ注ぎ込んだ。これでお前は…」

言葉通り、ミラの体に変化が起こる。『女神の子』の魔力を受け取ったことで、ミラの体が変化を始めたのだ。

ミラ「感じるわ…女神の魔力…これなら!」

ミラの全身が光り輝く。そして光が収まった時、そこにいたのは……

セレナ「その姿は!?」

ミラ「我、女神の巫女なり。ふふん、どうよ。驚いたでしょ。これが女神の力を受け継いだ『女神の巫女』の姿よ。」

黒い装束を身にまとい、青い炎が体から吹き出している。目の色も青くなり、目つきも変わっている。

ミラ「ルミナは私が解放する。そこで見ていなさい。」

女神の巫女として覚醒したミラはルミナが封印されている水晶のところへ行き、手を当てる。

ミラ「『女神の巫女』が命じる!この世界に存在する全ての聖力を使い、ルミナを解放しなさい!」

すると、水晶が砕けて、ルミナが現れる。

レオン「やった…!ルミナ様が解放されたぞ!」

セレナ「ミラ、よくやってくれた。ありがとう。」

ミラ「当然でしょ。あんたが私を救ってくれたんじゃない。それに、感謝するのはこっちの方よ。あなたのおかげでこの姿になれた。」

セレナ「それは良かったな。だが、まだ戦いは終わっていない。」

ミラ「分かってるわ。ルミナは解放したけど、目が覚めないかしら…?」

そう思っていると、ルミナが意識を取り戻す。

ルミナ「ここは…女神の塔…そう。あなたが私を解放してくれたのね。」

ミラ「ルミナ様!」

ルミナ「ミラ。ご苦労だったわね。あなたのおかげで私は再び蘇ることができた。」

ミラ「いえ、そんな。それよりどうか、お力添えをお願いします。」

ルミナ「私は神様だけどそんなかしこまらなくていいわよ。私のことはルミナと呼び捨てでいい。」

レオン「じゃあルミナ。僕たちはあなたを復活させるために旅をしてきたんです。あなたを解放し、闇の神シェイドを討伐するために。」

ルミナ「そう。でもその前にやるべきことがあるわ。」

チサ「えっと、それはどういうこと?あたしたちは今すぐにでもシェイドと戦いたいんだけど……」

ルミナ「ソフィアを、生き返らせるの。」

その言葉に、全員が驚く。

ミラ「どうして!?だってソフィアちゃんはもう……」

ルミナ「確かに彼女は死んだ。でも、あなたたちの力があれば、きっと彼女も復活できるはず。まずは爆発でバラバラになった肉体を復元するわ。何か、ソフィアとかかわりが深いものがあればいいんだけど…」

レオン「それならこれを。」

レオンが取り出したのはソフィアのティアラだった。あの時回収してから持ち歩いていたのだ。

ルミナ「それならいいわね。このティアラに残されたソフィアの思念から肉体を復元するわ。そして、魂を呼び戻すの。」

すると、ルミナの手元が光り輝き、ソフィアの肉体が再生していく。

ルミナ「これでよし……。あとは彼女の魂を呼び戻して、目覚めさせるだけね。」

レオン「ルミナ、ソフィアさんは目を覚ますのかい?」

ルミナ「大丈夫。あなたのソフィアへの思いが強ければ必ず復活するわ。」

レオン「分かった。ありがとう、ルミナ。」

ルミナ「どういたしまして。それじゃあ始めるわね。」

ルミナが念じると、目の前に光の輪が現れてその中にソフィアの身体が浮かび上がっていく。そして、ソフィアの意識が覚醒した。

ソフィア「うっ……あれ?ここはどこですか?」

ミラ「ソフィア!」

アリサ「ソフィア様!」

レオン「ソフィア!!」

ソフィア「みなさん!無事でよかったですー!!って、なんで裸なんですかね☆」

アリサ「ソフィア様、お目覚めになられたのですね。私、とても心配しておりました。」

ソフィア「ごめんなさい、私、あの時本当に死んだんです。でも、皆さんが生き返らせてくれるって信じてました。」

ミラ「このバカ。あんたはいつもそうやって一人で突っ走るんだから。」

アリサ「ソフィア様。今はゆっくりと休んでくださいまし。」

ソフィア「はい、分かりました。」

こうして、ソフィアも復活した。そしていよいよ、残すはシェイドだけだ。

セレナ「ルミナ。シェイドは今どこにいるんだ?」

ルミナ「シェイドは神の世界にいるはず。だから、そこに行ければいいんだけど…」

その時、ルミナの背後から何者かが襲い掛かり、ルミナの胸を貫いた。

ルミナ「ぐふぅっ!?あなたは……。」

セレナ「お前…チサ!?何をやっているんだ!?」

そこには剣を手にしたチサがいた。

チサ「うふふふ…」

ルミナ「チサちゃん……。なぜこんなことを…?」

剣を抜かれたルミナは地面に倒れこむ。

チサ「笑っちゃうよ。いつ”ばれる”かワクワクしてたのに、最後の最後まで誰も気が付かないんだもん…みんなバカみたいに騙されちゃってさぁ。私は最初から気づいてたんだよ。だって、私が本当のシェイドなんだから。」

ルミナ「えっ……どういうこと?」

チサ「私のこの身体は『チサ』という少女の体をコピーして作ったもの。本物のチサは今頃王都でのんびり姉の帰りを待ってるんじゃないの?」

セレナ「まさか、最初にアルディラ大陸で会った時から、お前はチサに成りすましていたのか!?」

チサ?「そう、初めまして。『女神の子』♪それにしても、『チサ』のふりをして、ずーっとみんなの近くに潜んでいたのに、誰一人として疑わなかったなんて、ちょっとショックだったよ。」

ソフィア「あなたがシェイドだとしたら、何故そんなことをして私たちに近づいたんですか?何のために、あんな嘘までついて……」

チサ?「決まってるじゃない。ルミナの封印を解除して、殺すためよ。」

アリサ「なんと……ルミナ様はシェイド様が封印したのでは!?」

チサ?「違う違う。それは嘘。ルミナは私に殺されないために自己防衛として自分を水晶に封印したの。あの水晶はあらゆる攻撃を無効化し、中の人間にダメージを与えられなくなるから。だから『女神の子』に近づいて封印を解除してもらう必要があったのよ。ルミナを今度こそこの手で殺すためにね。」

ミラ「なにそれ、意味分かんないし!ふざけんなし!」

レオン「ルミナは僕に言ったんだ。封印を解除してくれって。あれが嘘だったと?」

チサ?「厳密にいうと、私は人の思考を書き換える力があるの。それで、あなたたちの頭に干渉して、『ルミナの封印を解除させる』事を旅の目的にさせてたのよ。」

アリサ「では、四魔将は?あれはあなたが設置した番人では…」

チサ?「四魔将は昔、女神の塔という神聖な場所を守るために生まれた守護神たち。ルミナはそれを想定して女神の塔に自身を封印したの。私にとってもそれは都合が悪かった。だから書き換えた。『四魔将はシェイドのしもべだ。倒せば女神の塔に入れるようになる』と。」

ミラ「じゃあ、その四魔将もアンタが操っていたの!?」

チサ?「そういう事。全てはルミナを水晶の中から引きずり出し、殺すための計画だったの。」

ソフィア「なぜ、ルミナ様を殺そうとするのですか。その理由を教えてください!」

チサ?「決まっているじゃない。邪魔だからよ。世界に神は二人もいらない。このシェイドこそが唯一神なのよ!!!私が世界を支配する!!」

アリサ「違います!ルミナ様とシェイド様は互いに支え合い、世界を統治しているのです!」

ミラ「そうよ!アンタなんかより、ルミナの方がずっとすごいんだし!」

ソフィア「確かに、あなたのような人にルミナ様が負けるとは思えません。ですが、あなたの目的のためにルミナ様を殺す事は、私たちが許しません!」

チサ?「そう…それじゃあ案内するわ。神の世界に。そこで決着をつけましょう?『女神の子』くん。」

レオン「……」

ソフィア「行きましょう、みなさん!必ずルミナ様を助け出さなくてはいけません!」

アリサ「はい、レオン様!」

ミラ「ふんっ、仕方ないわね。」

セレナ「チサの姿を騙り、私を欺いたことへの怒り!たっぷりとぶつけてやるから覚悟しろ!」

ソフィア「ルミナ様に手を出したこと後悔させちゃいますよー☆」

レオン「ルミナ…」

アリサ「レオン様、ご安心ください。ルミナ様があの程度で死ぬとは思えません。それに、先ほどの混乱に乗じてバレないように傷を治しておきました。」

レオン「ありがとうアリサ。おかげで敵に集中できる。」

ソフィア、ミラ、アリサ、レオン、セレナはシェイドに導かれ、神の世界へと誘われる…

 

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