かわいいイルカのカイルくんがお前を消す方法 作:馬門戒明/輪島ライ
「はむ、ちゅぷぅ……ご主人ひゃま、こんなので泳ぎの練習になるのれしゅか?」
「はあぁ……そうだよカイルくん、地球では泳げない男の子はこうやって息継ぎの練習をするんだよ……はああぁ……」
金曜日の朝からワンルームにしては広めの浴槽に風呂を沸かし、俺はカイルくんを上手く言いくるめて潜望鏡をして貰っていた。
カイルくんは宇宙イルカであるものの人間に変身している時は泳げないらしく、俺は息継ぎの練習になるからと言って浴槽に寝転んで水面に浮かべたペニスをカイルくんにしゃぶらせていた。
「きゅうきゅう、どうせぼくにエッチなことをさせたいだけだと思いますけどご主人様の情けない表情を見るのは悪くないですね。はむちゅっ、れろれろ……」
「あちゃー、やっぱり気づいてたかぁ……んああっ!!」
「むー!? むー!!」
俺の勃起したペニスをくわえて舌で舐め回したカイルくんに俺はついに絶頂に達し、素早くカイルくんの頭を両手でつかむとカイルくんの喉の奥に精液をどくどくと射出した。
俺に頭を押さえつけられたカイルくんは射出された大量の精液を飲み込まざるを得ず、手足をジタバタさせながらも精液をごくりと飲み込むとはぁ、はぁとあえぎ声を上げた。
「あぁ~カイルくんかわいいんじゃあ~、お礼に今度はかわいいおちんちんをペロペロしてあげるねぇ~」
「お前を消す方法」
「ぎゃあああああああああああああああああ」
まだ本題に入っていないのに俺はマジ切れしたカイルくんに頭の触覚から必殺のカイルビームを放たれ、数日間存在を消されてしまった。
はずが今日のカイルくんは数時間程度で俺の実体を復元してくれて、カイルくんは全裸のままの俺を布団の上に正座させると叱りつけ始めた。
「きゅうきゅう、ご主人様さっきみたいにぼくにエッチなことばかりしてると本当にホモになっちゃいます! 明日は休みですから川崎のソープに行って童貞を捨ててきてください。これは命令ですよ!!」
「ええー、でも俺バイトしてないから貯金あんまりないし、いきなり一人で行くのも怖いし……」
「初めては好きな人としたいとかバカみたいなこと言わないのは偉いですけどそうやって言い訳をしてはいけません! ぼくが一緒に行く訳にもいかないんですから勇気を出して行ってきてください。あらかじめブックマークしておいたのですがここのお店は朝10時ぐらいに行けば1万5000円ぐらいで65分間楽しめます。これだけあればご主人様が遅漏でも大丈夫です。今から電話で予約して、来店1時間前にも必ず予約の電話を入れてくださいね」
「やたら詳しいなカイルくん! そこまで言うなら明日行くけどさっき射精しまくったばっかりだから明日出せるか不安なんだよな。何かコツとかない?」
「ぼくの調べではそういう時はお酒を飲んでいくといいそうです。酔っている状態でエッチした方が気持ちいいですし気が大きくなるので風俗嬢とも気楽に話せますよ。といってもご主人様は未成年なのでお酒の代わりにこの
「いや怖いなオイ!! 分かった分かった、頑張って童貞を捨ててくるよ」
そして翌朝6時に起床した俺はカイルくんが昨日から冷蔵庫で冷やしておいてくれた宇宙ハイを350mL缶で2本飲み、まだ布団ですやすやと寝ているカイルくんの頬にこっそりキスをすると家を出た。
電車で神奈川県川崎市まで移動する途中に昨日予約しておいたソープランド「バーニング・ラヴ」に電話で予約を確認し、俺は問題なく最寄り駅から自家用車でソープまで送り届けられた。
ところが……
「夏希ひゃ~ん、今日はよろしくお願いしますぅ~。ボク童貞なんで夏希ひゃんに優しく食べて貰いたいのれしゅう~」
「あの……泥酔されてますよね? とりあえず身体洗ってもいいですか……?」
「その前にお風呂入っちゃうもんねぇ~。はあぁ気持ちいい……」
「ちょっとお客さん寝ないでください!! 誰か来てー!!」
宇宙ハイで泥酔していた俺は勝手に湯船に浸かるとそのまま寝てしまい、ベテラン風俗嬢の夏希さんが慌てて内線電話で黒服のお兄さんを呼ぶと俺は眠ったままお兄さんたちに自家用車で最寄り駅まで連れて行かれた。
酔いが冷めた俺が駅前のベンチで目覚めると頭の横には黒服のお兄さんの書き置きが残っており、申し訳ございませんが今後のご来店はお断り致しますとものすごく綺麗な字で書かれていた。
「ちょっと待てやそこのイルカァ!! お前宇宙ハイとか言ってたけどどう考えてもあれただの酒だろうがぁ!!」
「きゅうきゅう、だって地球上にある成分だと日本国の法律に違反しちゃうし……放射性同位体だから厳密には同じ成分じゃないし……」
「こんなショタホモ小説でコンプラ意識してんじゃねぇ!! とりあえず脱げやコラァ!!」
「あ~れ~」
やはり激怒しながら帰宅した俺は俺のアカウントでFANZAにログインして人妻もののAVを見ていたカイルくんを布団の上に押し倒し、例によって上下の服とスパッツを脱がせると全裸になったカイルくんを持ち上げて浴室に連れて行った。
自分もさっさと服を脱ぐと俺はシャワーのスイッチを入れ、冷水が身体にかかって悲鳴を上げるカイルくんをよそに両手にボディソープを取った。
「きゅうきゅう、ご主人様いくらぼくでも子供に無理やり冷水を浴びせるのは児童虐待です! そんなことしたらにゃああああああああ!!」
「大丈夫、もうすぐお湯になるから。いつも適当なアドバイスばっかりするカイルくんは心を綺麗にしてあげないとねぇ……」
「ひゃうっ!! ご主人様それは流石にまずいですうぅぅぅ!!」
俺は冷水からお湯に変わったシャワーをカイルくんに浴びせながらボディソープを付けた両手をカイルくんのすべすべとした体幹に這わせ、乳首を指でくりくりと刺激されたカイルくんはその気持ちよさに快感の悲鳴を上げる。
「駄目だもう出そうだ。カイルくんは全身がエッチだから背中の肌だけでも抜けるよ……」
「きゅうきゅう、ご主人様思ったより早いですねって何してるんですかああああああああああああああ」
「あぁよく出た。エッチなカイルくんには俺の特製ボディソープをすり込んであげないとねぇ……」
「いやああああああああ気持ち悪いいいいいいいぃぃぃぃぃ」
カイルくんの身体を両手で洗いながらあっさり射精した俺はカイルくんの背中に射出された精液を両手ですくうとカイルくんの全身に塗りたくり、カイルくんはその気持ち悪さに恐怖の悲鳴を上げる。
一通りカイルくんの身体にボディソープと精液をすり込むと俺はカイルくんの全身を撫で回しながらシャワーで洗い流し、あまりの恐怖で泣いているカイルくんに背後から抱きついた。
「カイルくん、今日は本当にありがとうね。これでもう風俗行かなくてもいくらでも気持ちよくなれるよ!!」
「お前を消す方法」
「ぎゃあああああああああああああああああ」
背後から首筋に吸い付いていた俺にカイルくんはガチ泣きしながらそう言うと頭の触覚から必殺のカイルビームを放ち、俺はそれから数週間存在を消されてしまったのだった。