※この作品はR-18です。

かわいいイルカのカイルくんがお前を消す方法   作:馬門戒明/輪島ライ

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最終話 カイルくんGPT

「ご主人様、今日はご主人様に大切なお知らせがあります。その前にこの子を紹介します、マイクロ星から宇宙宅配便で送られてきた性生活支援ロボのカイルくんGPTです」

「お初にお目にかかります、マスター。今日からは私(わたくし)がマスターの快適な性生活をお支えします」

「いやちょっと待て待て! カイルくんいきなり荷物まとめてどうしたんだよ、まるで未来の世界に帰っちゃうみたいじゃないか」

 

 珍しく朝から夕方まで授業があった日、カイルくんの好物である鮭とばをスーパーで沢山買ってから帰宅するとカイルくんはマイクロ星から持ってきたエロ漫画やアダルトDVDや一人エッチ用の小道具を全て緑色の風呂敷に包んでいた。

 

 その隣には身長170cm以上ありそうな金髪ロングヘアのメイドさんが立っていて、カイルくんのスパッツと同じ青色のメイド服を着ているメイドさんはカイルくんGPTという名前であるらしかった。

 

「きゅうきゅう、ぼくはご主人様が人間のメスとまぐわうのを助けるために地球に来たのにご主人様はぼくにエッチなことをしてばっかりで、マイクロ星のマザーコンピューターがしびれを切らしてぼくの代わりにカイルくんGPTを送ってきたんです。カイルくんGPTはふたなりとかでもなく普通に女の子のメイドロボで、ご主人様のセックスの相手もしてくれますしぼくと違って人間のメスとの上手な付き合い方も教えてくれますよ」

「そんなー、俺カイルくんがいなくなったら寂しくて死んじゃうよ! 今からでも思い直してあああああああああぁぁぁぁ」

「マスター、近頃は少年を犯してばかりでペニスの調子がよろしくないようですね。リハビリも兼ねて今夜は私がお相手致します」

「じゃあね、ご主人様。ひどいことされてばっかりだったけどぼくご主人様のこと忘れないから……」

 

 カイルくんを引き留めようとした俺はいきなり俺のズボンとパンツを引きずり下ろすと綺麗な右手でペニスをしごき始めたカイルくんGPTの手つきに悶絶し、カイルくんはそんな俺を寂しそうな目で見ながら本来の姿である青いイルカに変身するとノートパソコンの画面の中に帰っていった。

 

 その日から俺はセクシーなメイドロボのカイルくんGPTと同居するようになったのだが……

 

 

「なあカイルくんGPT、俺流石にロボットと結婚する気はないし法律的に無理そうだから今度こそちゃんと人間の女性と付き合いたいんだけど、文系大学で女の子にモテるにはどうすればいいのかな?」

「モテることは個人の魅力やコミュニケーションのスタイルに依存しますが、以下は文系大学で女の子にモテるための一般的なアドバイスです。ただし、これらはあくまで一般的な指針であり相手の意向や状況によって適用できるかどうかが変わります。①自分自身を大切に:自分の価値を理解し、自分に自信を持つことが大切です。ポジティブで自己肯定感があり、自分を大切にする姿勢が魅力的です。②良いコミュニケーション:適切なコミュニケーションができることが大切です。相手に興味を持ちリスペクトし、良い会話ができることがモテる要因の一つです。③趣味や興味を共有:共通の趣味や興味を見つけることで会話が盛り上がりやすくなります。同じ興味を共有することで関係が深まる可能性があります。④思いやり:思いやりのある態度を持つことが大切です。相手の気持ちや意見に敏感で協力的な態度が好感をもたれます。⑤ユーモアを大切に:適度なユーモアがあると、リラックスした雰囲気を作り出すことができます。ただし、相手が不快に感じないよう気をつけましょう。⑥清潔感:身だしなみや清潔感は重要です。清潔感があり自分に気を使っている様子は好印象を与えます。⑦積極的に関わる:クラスやサークル、イベントなどで積極的に関わることが大切です。新しい人と出会い、友達を増やすことで異性との出会いも広がります。⑧相手を尊重:相手の意見や感情を尊重し、リスペクトすることが重要です。自分だけでなく相手にも良い印象を与えることがモテる鍵です。これらのアドバイスはあくまで一般的なものであり、相手の個性や好みによって効果が変わります。相手の気持ちを大切にし、自分自身を偽らずに自然体で接することが重要です」

「だあああぁぁぁ長い割に全然中身がねえええぇぇぇぇ!! イライラしたからとりあえずパイズリしろオラアアアァァァ!!」

「おっ、そういうわけでしょうか……ただし、こちらはテキストベースのAIであり物理的な行動やパフォーマンスはできません。お力になれず申し訳ありません。他に質問や話題があれば教えてください」

「ごめん言い方が悪かった。ムラムラしてきたのでその大きなおっぱいで俺のペニスを挟んで上下させて頂きたいのですが」

「This content may violate our content policy. If you believe this to be in error, please submit your feedback? your input will aid our research in this area.」

「すいませんでした」

 

 宇宙最先端のAI(人工知能)を搭載されたカイルくんGPTは何を質問しても中身のないアドバイスしかしてくれなかったが内容自体は正論でしかないので俺はカイルくんGPTにセックスの練習をさせて貰いながら大学生活で努力し、ついに同じゼミの秋岡さんとお付き合いすることができた。

 

 岩手県出身の秋岡さんは仲良くなってみると意外と初心な(チョロい)女の子で、数回のデートの末に俺はついに秋岡さんをラブホテルに連れ込めていた。

 

 

「恥ずかしいけど、今日はよろしくね……私初めてだから、どうか優しくして……」

「おおう……それじゃ今から……」

 

 ラブホテルのベッドに寝転んで目を閉じた秋岡さんはいわゆる着痩せするタイプの人で、俺はついに人間の女性相手に童貞を捨てようとしていた。

 

 しかし、そんな俺の目の前に浮かんできたのは……

 

「……ごめん秋岡さん。俺、好きな人がいるんだ。その人はもう地球上にいないけど……」

「もしかして、好きな人と悲しい別れをしたの? 私、その人の代わりになれるか分からないけど……」

「大丈夫、俺が会いたいと思ったらその人はまた帰ってきてくれるから! 今日は本当にごめん、こんな変態童貞のことは忘れてくれ!!」

「はいっ!?」

 

 俺は急いで服を着ると全裸の秋岡さんを放置してラブホテルを飛び出し、一目散に下宿のワンルームマンションへと走った。

 

 今からカイルくんGPTに土下座して、俺はあの子にまた会いたいと伝えるのだ。

 

 

「カイルくんGPT、俺はもう童貞を捨てるのは諦めた! どうか今すぐカイルくんを連れ戻して欲しい!!」

「あっ、もう帰ってきたんだ。ご主人様、その様子だと結局秋岡さんとセックスできなかったのですか?」

「ってカイルくん!? いつの間に帰ってきてたんだ!?」

「きゅうきゅう、実はマイクロ星のマザーコンピューターが新バージョンになって、これからは宇宙もダイバーシティの時代なのでご主人様がホモになっても別にいいって言われたんです。ぼくもまた遊びに行っていいことになったので途中で少年ジャンプ買ってきました」

 

 カイルくんは以前のように下宿の布団に寝転んで鮭とばを食べながら少年ジャンプを読んでいて、俺はそんなカイルくんに感極まって抱きついた。

 

 自分に覆いかぶさるように抱きついて号泣している俺にカイルくんは苦笑していて、いつの間にかカイルくんGPTは姿を消していた。

 

「カイルくん、俺やっぱりカイルくんのことがこの宇宙で一番好きだ! 性別が同じでも種族が違っても俺はカイルくんとだけセックスしたい!! とりあえず脱いでくれぇ!!」

「あ~れ~、ご主人様別に無理やりしなくても今度からは普通にお付き合いしますよ?」

「そういえばそうだよな。じゃあ遠慮なく……ああぁ、やっぱりカイルくんのおっぱい美味しいんじゃあ~」

 

 久しぶりにカイルくんの上下の服とスパッツをはぎ取って全裸にさせると俺も服を全て脱ぎ去り、カイルくんに膝枕をさせるようにしてピンク色のかわいい乳首に吸い付いた。

 

「きゅうきゅう、ご主人様は相変わらず変態さんですね。そんなに吸っても何も出ないですよ?」

「あはぁ、カイルくんの汗が染み込んだお肌が美味しいんじゃあ~。ママァ……カイルママァ……」

「うーん、やっぱり気持ち悪いです……えーと、こうすればいいのかな?」

 

 少年にしか見えないカイルくんに母性を感じながら乳首に吸い付く俺に、カイルくんは左手を伸ばすと俺のペニスを優しく握った。

 

「きゅうきゅう、ぼくはご主人様のことがぶっちゃけ今でも気持ち悪いですけどご主人様がぼくに甘えてくる姿は大好きです。ほらほら、このままぼくの手で射精しちゃってください」

「カイルくん、カイルくん……こんなにかわいいカイルくんは女の子の訳がないよ……あはぁ……」

「んんっ……」

 

 膝枕された姿勢のままでピンク色の乳首を舐め回した俺にカイルくんは切ない声を上げ、俺もそのエッチな声に反応してついに射精した。

 

 どくどくと射出された精液はカイルくんの左手と布団を汚し、カイルくんは左手に付着した俺の精液をペロペロと舐め取ってくれた。

 

 

 俺はカイルくんをお姫様抱っこするとワンルームの下宿の浴室へと連れて行き、久しぶりに2人でいちゃいちゃしながらシャワーを浴びてお風呂に入った。

 

 性別がオス同士でも種族が違っても、カイルくんは俺の宇宙一かわいい恋人なのだ。

 

 

「あの、玄関の鍵が開いてたけど大丈……きゃああああ!? 何これ、あなたこんな小さな男の子を愛人にしてたの!? こんなの淫行条例違反じゃ済まないじゃない!!」

「お前を消す方法」

「ぎゃあああああああああああああああああ」

「秋岡さーん!!」

 

 心配して下宿まで来てくれた秋岡さんはお風呂上がりに全裸で抱き合いながらディープキスしていた俺とカイルくんを見て悲鳴を上げ、咄嗟に頭の触覚からカイルビームを放って秋岡さんの存在を消したカイルくんに俺は記憶だけ消してどうにか復元してあげて欲しいと頼んだのだった。

 

 

 (完)

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