※この作品はR-18です。

かわいいイルカのカイルくんがお前を消す方法   作:馬門戒明/輪島ライ

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サプリメント2 カイルくんのあまーいあまーいホワイトチョコソース

「はい、これバレンタインのプレゼント。あくまで義理チョコだけどちゃんとお店で買ってきたのよ」

「ありがとう秋岡さん。でもどうして俺に?」

 

 2月14日のゼミの帰り、俺は最近あまり話していなかった大学同期の秋岡さんから小さい箱に入ったチョコレートを手渡された。

 

「うーん、何でか分かんないけどあなたにはこれ渡さないといけないような気がしたのよね。こんな理由であげちゃってごめんなさい」

「いや全然いいよ、俺女の子からチョコ貰うのなんてこれが初めてだし! 大切に食べるね」

 

 俺は秋岡さんと以前ベッドイン寸前まで行ったのだが秋岡さんはとある理由からそれまでの記憶を消されており、俺も元の関係には別に戻りたくないのでそのままそそくさと大学を後にした。

 

 そして……

 

 

「きゅうきゅう、ご主人様今日は何の日か知ってますか?」

「もちろん知ってるよ。カイルくんのあまーいあまーい……」

「そう、ぼくからご主人様に素敵なプレゼントです! これ銀河でもすごく有名なお店のチョコレートなんですよ」

「やったー! どんな女の子よりカイルくんから貰うチョコレートが一番嬉しいよ。今日は寝る前にラブラブエッチしようね~」

 

 いつものようにコンビニで鮭とばを買って帰宅した俺はいつものように少年ジャンプを読みながらゴロゴロしていたカイルくんからおしゃれな包装の箱に入ったプレゼントを手渡され、その中身は言うまでもなくチョコレートだった。

 

 今日はカイルくんと恋人同士になってから初めてのバレンタインデーで、俺は2月に入った時からこの日をずっと心待ちにしていたのだった。

 

 

「今から晩ご飯作るけどその前に一個だけ食べちゃおうかな。こうやって包みを明けて……あれっ、何か手紙が入ってる?」

「あっ、ご主人様それはっ!」

 

 ひょっとするとカイルくんはチョコレートに俺へのラブレターまで付けてくれていたのではと思い、俺は慌てるカイルくんを無視してA5サイズの用紙1枚の手紙に目を通した。

 

 よく見ると電子ペーパーだったその手紙には謎の言語が表示されていたが、俺が目を向けた瞬間にその文面は突然日本語へと切り替わった。どうも宇宙人の高度に発達した科学の産物らしい。

 

 

>拝啓 あたしの敬愛するカイル様へ

 

>突然のお手紙失礼します。あたしは機械化惑星ピーツーピーの機械貴族の娘、ウィニー・ワナワナ・トレントレント・ビットコメート・アニーチューブ・クロスビデオズ・マンガムランと申します。

>この度はあたしの地球人の現地夫から聞いた話を受けて、今は地球にお住まいというカイル様に地球の文化に合わせたプレゼントをお届けしました。

>とても小さくて可憐なカイル様の素敵な同性愛動画には銀河に生きる腐女子(←地球人のマニア用語です)の一人としていつも深い感動を与えられており……

 

 

 やたら長いカタカナの名前には見覚えがないがともかくこれはカイルくんのファンの女の子(多分宇宙人)から送られた手紙らしく、カイルくんは自分宛てに届いたチョコレートを俺へのプレゼントにそのまま転用したようだった。

 

「きゅうきゅう、ごめんなさいご主人様……ご主人様に素敵なチョコレートをプレゼントしてあげたかったけど、ぼく地球で自由に使えるお金があんまりなくて……流石にチ○ルチョコとかじゃ申し訳ないと思って……」

「カイルくん、そんなこと全然気にしなくていいよ! 自分で買ったものじゃなくても俺のための素敵なプレゼントには変わりないし、そもそも俺はカイルくんと一緒に過ごせるだけで幸せだから!」

「そうなんですか!? ありがとうご主人様、それなら他にも一杯あるので!!」

「ええっ!?」

 

 カイルくんはそう言うと冷蔵庫で冷やしていた他のファンからのチョコレートを次々に俺に差し出した。

 

 

「例年こんな感じなんですけどご主人様が貰ってくれるならそれが一番です! ぼくもちょっとだけ食べますけど大学にもぜひ持っていってください!!」

「あ、ありがとうカイルくん。すごいねー……」

 

 自分へのプレゼントを俺にくれるのは構わないが、俺が秋岡さんからしかチョコレートを貰えていないのに俺のかわいいお嫁さんであるはずのカイルくんが何十個も女の子からチョコレートを貰っている事実に俺は複雑な気持ちになっていた。

 

 その日はカイルくんといつも通りのラブラブエッチをしてから仲良く添い寝して、その翌日から俺は普通の文系大学生としての生活に戻った。

 

 

 そして1か月後……

 

「ただいまカイルくん。今日は何の日か知ってるかな?」

「ええー、何でしたっけ? 地球の3月14日って言えば……」

「そう、今日はホワイトデーだよね。実はカイルくんに素敵なお返しのプレゼントがあるんだよ。これを開けてごらん」

「きゅうきゅう、ありがとうご主人様。どんなお菓子が入ってるのかなー……ってこれは!?」

 

 大学から帰ってきてワンルームの下宿の玄関を上がるなり出迎えてくれたカイルくんに俺は黄色いビニールとガムテープで包まれたあるものを手渡し、その包装を嬉々として開封したカイルくんは驚きの声を上げた。

 

 

「きゅうきゅうきゅうきゅう! ご主人様これってあの瀬戸環奈さんのデビュー作じゃないですか! ぼくずっと観てみたかったんです、ご主人様はこれを一体どこで!?」

「はははは、前の竹○○いさんのやつは友達に譲って貰ったけどこれはちゃんと自分で買ったやつだよ。もちろん新品!」

 

 俺が今日カイルくんにプレゼントしたのは2025年にデビューした超一流新人AV女優である瀬戸環奈さんのアダルトDVDで、定価で3000円近くもするこのデビュー作をカイルくんはずっと観たがっていたのだった。ちなみにカイルくんは俺の恋人になってからも両性愛者である点は変わっていないので今でも昼間は爆乳お姉さんもののAVを観て過ごしている。

 

 FANZAのデジタル版でもHD版にすると同じぐらいの値段なのでカイルくんにはこれまで買ってあげられずにいたが、今日はホワイトデーなので俺は貯めておいたバイト代でカイルくんにこの名作をプレゼントしてあげたのだった。

 

 

「ぼくこれずっと観てみたかったんです。ご主人様、今日は何でも好きなプレイにお付き合いしますよ!」

「そうだねえ、じゃあ晩ご飯食べたら一緒に観ようか。俺カイルくんと一緒にAV観るの大好きなんだよねー」

 

 そうして晩ご飯を済ませた俺はカイルくんをいつものように裸にひん剥き、自分も全裸になると液晶モニタに向かって座りカイルくんを膝の上にちょこんと乗せた。

 

 そして液晶モニタにHDMI接続してあるプレイステーション4にAVのディスクを入れ、映像が流れ始めるとカイルくんのかわいいペニスは少しずつ勃ち上がってきた。

 

 

「きゅうきゅう……瀬戸環奈さんの高身長Jカップが綺麗すぎるよお……これじゃ精液を絞られ尽くしちゃうよお……」

「俺も久々に女優さんの身体で興奮してきたよ。おおっ、カイルくんの先っちょから透明な液体が出てきたぞ……」

「んんっ……ご主人様手つきがすっごくエッチです……気持ちよすぎてぼくこのまま死んじゃいそう……」

 

 俺は画面の中で爆乳をぷるんぷるんと揺らす瀬戸環奈さんの演技を観て興奮しているカイルくんの勃起ペニスを優しく握り、いつものように静かに上下させ始めた。

 

 普段ならカイルくんが後処理に困らないように最後はティッシュで精液を受け止めてあげるのだが、今日の俺は違った。

 

 

「きゅうきゅう、ああいく、いくよお……きゅうっ!」

「おおー、見事な射精だ。カイルくんの身体精液まみれになっちゃったねぇ……」

 

 俺はカイルくんが絶頂に達する寸前にカイルくんの勃起ペニスをしごきながら上方に持ち上げ、勢いよく放たれた精液はカイルくんのすべすべの肌にとろとろと降り注いだ。

 

 カイルくんは自分の精液が小さくてかわいい顔に飛散したことに驚いていて、俺はそんなカイルくんに愛しさを感じながらぷっくりと膨らんだ乳首を両手の指でくりくりとしてあげた。

 

 

「ご主人様、これは一体……?」

「ふふふふ、カイルくんは気づいてないみたいだけど俺とカイルくんはあくまで男同士だよね。だったらカイルくんからもお返しのチョコが欲しくてねぇ……」

「ひゃんっ! きゅうきゅう、ご主人様そんな風に舐めたら汚いですよ! あああぁ……」

「あぁ~カイルくんのホワイトチョコソースが美味しいんじゃ~。あまーいあまーいホワイトチョコを美味しく舐め取ってあげるからねぇ……」

 

 俺はカイルくんを床に押し倒すとすべすべの白い肌に付着した精液をホワイトチョコに見立ててねっとりと舐め取り始め、カイルくんはその行為の恥ずかしさに顔を真っ赤にしていた。

 

 

「カイルくんのかわいい精液が汚い訳ないよ。おおっ、まだおちんちんの先端に一杯残ってるねぇ……」

「あああぁ……ご主人様、ぼく今すっごく幸せですぅ……んんっ……」

 

 俺がカイルくんのかわいいペニスの先端を咥えて舌で舐め回してあげるとカイルくんは両目に幸せの涙を浮かべて、俺はそれから精液まみれの口でカイルくんと優しくキスを交わしたのだった。

 

 その後はカイルくんと一緒にお風呂に入って汚れた身体を洗い合い、お風呂から出た俺はもう一つのプレゼントを下着姿のカイルくんに手渡した。

 

 

「きゅうきゅう、ご主人様このチョコレートすっごく美味しいですね。本当に手作りなんですか?」

「そうだよ、実はバレンタインにカイルくんから貰ったチョコを溶かして混ぜ合わせて作ったんだ。ごめんね、AV買ったから新しくチョコを買うお金がなくて」

「そんなの全然いいですよ! きゅうきゅう、こんなに風味豊かな手作りチョコをデザートにできてぼく嬉しいです。明日からも毎日食べますね」

「ありがとう! 実はそのチョコ、カイルくんへの愛の証に俺の精液を沢山練り込んであるんだ」

「お前を消す方法」

「ぎゃあああああああああああああああああ」

 

 俺の手作りチョコを美味しく食べていたカイルくんは隠し味について聞かされた瞬間に激怒して頭の触覚から必殺のカイルビームを放ち、俺はそれからカイルくんが瀬戸環奈さんのデビュー第2作が欲しくなるまで存在を消されてしまったのだった。

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