※この作品はR-18です。

キヴォトスの美少女たちが男に狙われまくってるけれど、ことごとく先生の女だった件   作:ココナポッカ

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〜トリニティ生徒が金髪チャラ男にナンパされた場合〜

 

 

 トリニティ自治区にとある男が訪れていた。

 顔つきは俗に言うイケメンで髪は金色、その見た目から彼は幼少の頃より今に至るまでかなりモテていた。

 男は自身の容姿に過剰な自信をもっており、趣味はナンパ。彼にナンパされた女は誰もがあっさり落ちてしまい、自分に落とせない女はいないと思い込んでいた。

 男がトリニティに訪れたのも、トリニティの少女たちをナンパするためである。

 

 自分にかかれば、トリニティ生徒など抱きたい放題モテ放題。

 男はそう意気込んで、トリニティ生徒へ性欲にまみれた魔の手を伸ばす。

 

 自分が目に付けた少女達が、既に他の男のものになってるとも知らずに──

 

 

 

 

 

 

 

〜聖園ミカが金髪チャラ男にナンパされた場合〜

 

 

 

 

 

 

 先生に会うためにお出かけしてる最中だった。

 トリニティの近くにある街でバスを待っていると、私──聖園ミカは、突然声をかけられた。

 

「やあ君、ちょっといいかな」

 

 整った顔立ちをした、金髪の男の人は私にそう言った。

 ……知らない人だけど、私に何の用事だろ?

 

「君、今ひとりだよね? 俺も今ひとりなんだけど、良かったらお茶でも一緒にどう? もちろん俺が奢るよ」

 

 あ、これナンパってやつだ。うわあ、めちゃくちゃ分かりやすい

 

「ナンパかな? 悪いけど、私あなたに興味無いから諦めてくれる?」

「いやいや、ナンパとかそんなつもりはないよ! 君のような可愛い女の子がひとりなのはちょっと放っておけなくてね。俺と一緒なら寂しい思いはさせないよ。だからさ、一緒にどう?」

 

 いやだからそれってナンパじゃん? これ以上ないくらいに分かりやすいナンパだったじゃん?

 清々しい笑顔を浮かべているけれど……私には分かる。

 チャラそうなのは見ての通りだけど、この人は面の良さで自分の軽薄そうな性根を隠せているつもりだ。それに視線がときどき私の胸のほうに向いてるし、もう身体目的だってバレバレ。

 しかもその人は、私に触れようと手を伸ばしてきた。だから私はその手をパシンっと弾いてやった。……あ、もちろん軽くだよ。

 

 

「へ?」

 

 

 一瞬何が起きたか分からなかったのか、その人は絶句していた。

 たぶん私の肌とか顎とかに優しく触れれば、それだけで私があっさりと落ちるとでも思ったかな。

 

「今さっき、私に触ろうとしたよね? やめてよ。初対面の女の子にいきなり触れるとか、ちょっと常識無さすぎじゃない?」

「ああ、ごめんよ。そういうの苦手なタイプだったかな」

「タイプも何もいきなり知らない男の人に触られて、イヤな思いしない女の子とかいないと思うんだけど? それにもう一度言うけどやっぱりこれナンパだよね」

「あー……まあうん、そうだな。君から見たらナンパにも見えるかもな」

「あはは☆ 変なこと言うね。私がじゃなくて、誰がどう見たってこれナンパでしょ」

「うんうん、そうだよなナンパだよな。だけどさ、俺は君をひとめ見た時から思ったんだ。ナンパするような俺でも君のような素敵な子となら、きっと本当の意味で素敵な関係を築けるかもって……だから」

「うーん、何言ってるのか私にはよくわかんないや。そういうのはセイアちゃんで間に合ってるから、さっさとどっか行ってくれないかな」

「そう冷たいこと言わずにさ、俺とゆっくりお喋りでもしようよ。な?」

「あなたとおしゃべりって……うーん、自覚なさそうだから言ってあげるね。

 あなたとのお喋りだなんて、絶対につまんないよ☆ よくそれで赤の他人とお喋りしようって思えたね。あははっ!」

「な、な、な……」

 

 あーあ、よっぽど私の言葉が刺さったんだろうね。男の顔、面白いくらい歪んでるもん。それに顔真っ赤だし、まるでタコみたい。あはは、陸を歩くタコさんだ!

 

「や、優しくしてりゃあ調子に乗りやがって! このくそ女が!」

 

 なんか怒っちゃってる。煽ったのはわざとだけど、少し言いすぎたかな?

 でもあまり大きな声あげるのはやめてほしいかな。さっきから私たちの横を通り過ぎてる人達がこっちをチラチラ見てるし。特に私はティーパーティの除籍処分を受けたりとかで、悪名高いことで有名なんだからあまり目立ちたくないんだよね。

 

 そう思っていると、道路の向こうからバスがやってくる。

 ナイスタイミング! しかもちゃんとD.U行きのバスだし、あれに乗って逃げようっと!

 

「俺がせっかく、てめぇみてえな見るからに面倒そうでメンヘラな女を相手してやるって言ってるんだぞ! それをよくもお前は」

「別にあなたみたいな人に相手してもらう必要はないかな。私も自分で自分のこと面倒な女だって自覚してるけど、こんな私でも見捨てないでいてくれる素敵な人がいるからね。あなたなんか足元にも及ぼないくらいとてもかっこいい人なんだよ。それじゃ、じゃあねー☆」

 

 私はひらひらと手を振りながら、バスへと乗り込んだ。男の人はバスのドアが閉まったあとも、私に向かって何かキャンキャンと吠えていた。

 バスが出発し、ようやくその人から遠のいていく。……ふう、やっと静かになった。

 

 あの人は今までもああやって女の子を何人もナンパしてきたんだろうね。で、一応顔は良かったから大抵の女の子はそれに騙されて、何人もの女の子を落としてきたと。でも残念だけど、私はそんなんじゃ騙されないから☆

 そもそも、たとえあの人がどんなに甘い言葉を吐こうとも私の心は籠絡できないし、どれだけルックスが良くても私はそれに靡いたりしない。それは絶対にありえない。

 

 なぜって? だって私は……聖園ミカという女は────

 

 

 

 

 

 

 ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ!!

 

「あっ♡ やあっ♡ 先生、先生っ♡♡」

 

 

 ────────先生のためならいつでもその身を差し出してもいいと思っているくらいに、先生に身も心も預けた、先生のことを愛してやまない、先生一筋の女の子なんだから♡

 

「あっ、あああっ、ひゃ、やあぁぁ……!!」

 

 私はショーツのみを脱いで残りは着たままの格好で壁に背を預け、先生に左足を持ち上げられた体勢になっている。大きく開かれた私のお股のあいだに向かって、先生は何度も腰をぶつけていた。

 私はおまんこの奥を先生のおちんちんで突かれる感覚があまりにも気持ち良くて、真っ昼間のシャーレの執務室であられもない喘ぎ声が響かせていた。

 

 ずぶずぶっ、ぐちゅっ、ぬぷっ、ずぶぶっ

 

「ああっ♡ やあっ♡ ふぅああっ♡ あ、だめ♡ 先生のおちんちんに奥突かれるのっ、気持ち良くて……♡ 先生、とっても素敵だよ♡」

「ミカの膣内もすごく良いよ。ミカのような可愛くて素敵な女の子とこういうことができて、私は幸せだな」

「えへへ……先生のためならいつだってウェルカムだよ♡」

 

 ああ……先生のおちんちんでおまんこぐちゅぐちゅになるくらい濡らされて、先生の優しい言葉に脳が蕩かされて、わたし、本気でダメになっちゃう♡

 でも、いいのかな。私がこんなに幸せで……。

 私が自分勝手なことをしたせいで、大切な友達を傷つけたり、先生に迷惑をかけたり、たくさんの人に恨まれてもおかしくないことしてきたのに……こんな私が本当に幸せになっていいのかな。

 うん……今の私、ちょっとおかしいかも。先生とこうして過ごしてる時は、こんな不安感じていなかったのに。一体どうしてだろ?

 すると、不意に先生の腰の動きが止まった。

 

「えっ……あ、先生?」

「ミカ、もしかして今なにか思い悩んだりしてる? 嫌なことでもあった? 今言うのもなんだけど、何かあるなら私に相談していいんだよ」

 

 どうやら先生は私の顔を見て、私に何かあったと察したみたい。

 ……先生ってほんとにすごい人だな。不安を口に出したりしていないのに、もう見透かされちゃった。それとも私が分かりやすいだけ?

 

「……先生、実はね」

 

 私は例のナンパされた件について話した。

 チャラそうな金髪の男にナンパされて、断ったら激怒されて、メンヘラとか面倒そうな女だって罵倒されたこと。

 最初は気にしてなかったんだけど、ナンパ男の暴言が今になって刺さったんだと思う。

 ううん、きっと今だから気になった。

 私みたいな、面倒くさくて先生に迷惑ばかりかけるメンヘラ女が、先生に幸せにしてもらっていいのかな……だなんて。

 

「そんなことがあったのか。酷いこと言ってくる人もいたもんだな」

「でも仕方ないよ。だって男の人が言ってたこと、全部本当だし。先生も見てきたでしょ。私がどれだけ酷いことをして、トリニティを混乱に陥れたか……こんな私、本当は幸せになるのも許されな……ん、んむっ!?」

 

 暗い気持ちが言葉となって止まらないでいると、突然先生が私に口付けしてきた。

 でもそれは優しいキスとかじゃなくて、舌を口に入れられて、舌と舌を絡められる……私の暗い気持ちを全部吸い出すような濃厚なキスだった。

 口の中が二人分のヨダレでどろどろに濡れるくらいまで濃厚な口付けをして、唇が離れた時、先生はこう言ってくれた。

 私を安心させるように、とても優しい声色でね。

 

「幸せになっちゃいけないだなんてそんなことないよ。ミカは学生で、将来はまだまだこれからなんだ。それに私はミカが本当は優しい子だってことも知ってるよ。アリウスを受け入れようとしたのも、ミカの優しさによるものだからね」

「先生……でも、私」

「そうだね。……ミカ、今日はちょっと激しめにするよ」

「え、先生? ──やっ、ああっ♡♡ ちょ、ちょっと待ってせんせ、あんっ♡ あああっ♡」

 

 話の途中で先生がまた腰を動かしてきて、私のおまんこの奥におちんちんを力強く叩きつけられる。

 

 ぱんぱんっ、ずぶぶっ、ぬちゃっ、ぬぷぷっ

 

「ひゃあっ、あああっ♡ やんっ♡ やああっ♡ やっ、くぅ……♡♡」

 

 あっ、ああっ……こんな激しくされたら、まともに喋れないよ先生っ!

 トリニティの中でもトップクラスに強いって言われてる私でも、こんなの無理ぃ……エッチな声、抑えられないよぅ……♡ 先生のおちんちん熱くてっ、硬くてっ……おまんこの奥きゅんきゅんしちゃってるぅ♡

 

 おまんこの奥を突かれる感覚に喘ぎ声を抑えられないでいると、先生が私の耳元にまで口を近づけてこう伝えてくる。

 ──今日は一段と激しくして、幸せなこと以外考えられなくなるくらい、ミカを気持ち良くしてあげるから。

 先生のその言葉を聞いた途端、私の悩みはもうどうでもよくなっちゃっていた。

 

 ああ、もう♡ 先生ってほんとどうして……♡♡

 

 私は一度幸せになることを諦めたはずなのに。これから先どれだけ虐げられても、自業自得だって一人で耐えるつもりでいたのに。

 先生はこんな馬鹿な女を救ってくれて、幸せにしてくれて……辛いことがあった時は慰めてくれて……本当に素敵でかっこいい先生だなあ。

 

 こんな人、好きにならない方が無理な話じゃんね?

 

「う、うん……ありがとう先生♡ うれしい♡ 先生、好き♡ 大好きだよ♡♡ だから私のおまんこたくさん突いて♡ 一緒にもっと気持ち良くなろ……ああっ、んやぁっ、んううっ♡♡」

 

 先生におまんこの奥を突かれるたびに脳が痺れる。あのウザったらしいナンパ男の顔と、そいつに言われた酷い言葉が記憶から薄れていく。

 あ、そうだ! あの人に先生みたいな優しくて素敵な人がいるってこと、教えてあげたらどうかな?

 私と先生がエッチしてるとこ見せつけて、自分がモノにできなかった女が他の男の人にこんなにもメロメロになってるって知ったら、どんな反応するのかな? 面白そうだしちょっと見てみたいかも。

 うーん……でもやっぱり、あんな人どうでもいっか。

 

 だって私の目の前には、私を大切にしてくれる素敵な人がいるんだから♡♡

 あんなどうでもいい人のこと忘れて、今は先生と幸せな時間を過ごすべきだよね☆

 

「──ああっ♡ や、やあぁ……♡♡ せんせっ、いいよっ♡ これ、っごく良い♡ お願い先生っ、このまま膣内に出してっ♡♡ 先生の温かい精子、ほしいーっ♡♡」

「……ああ、もちろんだよ」

 

 やあっ、あっ……す、すごい♡ 先生のおちんちん、また大きくなってきてる。本当に私の膣内で出そうとしてくれてるんだ……♡♡

 先生の精子を欲してる私のおまんこが、それを見逃さずにおちんちんを膣肉でしっかりと絡めて捕まえる。

 次の瞬間、だった。

 

 びゅるるっ、びゅびゅくっ、どぷどぷっ!

 

 そんな激しい音が似合うくらいの勢いで、私の身体の奥に先生の温かくてどろどろとした精液が注ぎ込まれるのを感じた。

 

「んんーっ♡♡ あああっ、はぁっ、はぁっ……♡♡ んくっ、あっ、やああああ……♡♡」

 

 自分のものとは思えないくらいだらしない喘ぎ声をあげて、私は絶頂した。

 や、やだ……♡♡ 先生に精液注がれる感覚、これっ、本当に気持ち良い♡♡

 先生のおちんちんを前に、私の高い戦闘能力なんて無意味だよぅ……♡ 先生のおちんちんに突かれるだけで、ただ気持ち良くなりたいだけのメスになっちゃうんだから……♡♡

 でも、私をそんなふうに幸せにしてくれる先生が好き♡ 大好きだよ先生♡♡

 

「はぁ、はぁ……先生、私を幸せにしてくれてありがとう♡ 先生が幸せをくれた分だけ、私からも先生にたくさんの愛をぶつけるからね♡ だから──」

 

 

 

 ──全部受けとめてね、先生☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ミカをナンパするのに失敗し、自分に惚れない女の子がいることを思い知った金髪の男。

 数日後、彼は気持ちを切り替えて、ふたたびトリニティの地区へと訪れていた。

 

 彼が次に狙いをつけたトリニティの少女は──。

 

 

 

 

 

 

〜下江コハルが金髪チャラ男にナンパされた場合〜

 

 

 

 トリニティ地区内にあるショッピングモール。

 私──下江コハルはその中にあるお店のひとつ、本屋の入口の前で立ち止まると、近くに知り合いがいないか確認した。

 

「左、いない……。右も大丈夫……。知り合いが付けてきたりは、していない……」

 

 ひとまずは一安心。でも、本題はここからよ。

 私は早足で本屋に入ると、奥にあるとあるコーナーにまで近づいた。そのコーナーは壁で区切られて、入口には『18歳未満立ち入り禁止』と書かれたカーテンがかけられている。

 

「……入るなら、今ね」

 

 私は速る鼓動を抑えながら、店員や他のお客さんにバレないようにカーテンの下をくぐり抜ける。そして、コーナーの中に置いてある本棚の中から気になる本がないか探し始めた。

 とりあえず本棚から適当に本をひとつ抜き取り、表紙を確認した。

 

「教え子との秘密の授業、誰もいない教室は誘惑の香り……?」

 

 な、なによコレ!? こんなのどう見たってエッチな本じゃない!? 

 い、いえ。エッチな本なのは当然よね。ここエッチな本をまとめたコーナーだし……。

 そ、そうじゃなくて! エッチな本の中にはこういうジャンルもあるの!? タイトルを見る限りだと、先生とその教え子がエッチなことするやつよねこれ!? き、気になる……。

 

「誰も見ていないわよね……」

 

 私は再度、まわりを確認する。誰もいない。向こうの棚から誰かがこっそり見てる気配もない。

 

 ……ううっ、このコーナーに入ったのも初めてじゃないし、何ならエッチな本を買ったことだってあるのになのに今回はどうしてか、かなり緊張しちゃう。

 やっぱりこの本のジャンルのせいかな? 教え子と先生がエッチなことする本なんてまだ読んだことないし、私はまだ生徒だから、余計に意識しちゃって……!

 て、違う違う!! 私があの人と……先生とエッチなことする想像なんてしてない!? それに別にこの本が、生徒と先生がエッチなことする内容って決まった訳じゃないし!

 

「そ、そう。この本の中身がどんなものなのか、確認するため。決して今後の参考にしようとか、ジャンルが気になるとかそんなんじゃ……」

「やあ、君。こんなところで何してるの?」

「ひゃっ!」

 

 本を開こうとした瞬間、後ろから声をかけられる。私は裏返った声をあげながら振り返った。

 

「君、まだ学生だよね。ダメだよ。学生がこんなところに入ったら」

 

 後ろにいたのは金髪の男の人だった。店員ではないみたいだけど……あ、お客さんか。

 注意しにきたのかな? ううっ、こんなところ注意されるなんて恥ずかしい……知り合いに見つかるよりはまだマシだけど。

 

「ご、ごめんなさい」

「まあ別にいいけどね。学生だからって何でもかんでもルールで縛られるのも鬱陶しいし、君のことは店員には黙っておくよ? ……それよりも君、もしかしてそういうことに興味があるの?」

 

 男の人は私の持っていた本を指さして言った。

 あれ、私がこのコーナーにいることを注意しにきた訳じゃないの……? そうじゃないなら、なんで声をかけてきたんだろ。

 

「俺さ、見ての通り君より大人だからさ。まあ君より経験がある訳よね。それで君がそういうことに興味があるならなんだけど……良かったら、俺が手伝ってあげようか?」

「え、え……」

 

 手伝うって……や、やだ。つまりはそういうことよね。

 わ、分かっちゃった! この人、私にエッチなことするつもりで話しかけてきたんだ。

 ど、どうして……! なんでこの人は初対面の私にそんなことを、それも平気そうな顔で言えるの?

 

「な。どうかな? もちろんすぐにって訳じゃないよ。まずはお互いのことを知っていって、それからそういう経験を手伝ってあげるから」

「あ、あの……っ」

「とりあえず一緒にご飯でもどうかな? もちろん金なら俺が払うよ」

「ち、違……そうじゃなくて」

 

 男の人が、まるで友達にするスキンシップみたいに私の肩に手を乗せてくる。怖い。緊張で動けない。

 これが先生やハナコみたいなやつなら、いつもみたいにエッチ! 変態! 死刑! って言えてるはずなのに……言えない。口が開かない。

 い、いや! やだよ。こんな知らない人と……怖い人とそんなことしたくない!

 それに私にはあの人が、先生が……助けて先生!

 

「そうだ。まだ名前聞いてなかったよね。君の名前はなんて言うの? 俺は──」

「──すみませんお客さま、そちらで二人で何を……て、ひとりはまだ子どもじゃないか」

 

 男の人が一方的に話を進めようとしていると、今度は別の人が声をかけてくる。その人はこの店のエプロンを身につけていて、店員は私を見て驚き、金髪の人は店員を見て舌打ちした。

 た、助かった……! 逃げるなら今のうちね!

 

「あ、君ちょっと待ちなさい!」

 

 止めようとしてくる店員の横をすり抜ける途中で私は「ごめんなさい!」とだけ言って、急いで本屋から出る。

 私はそのままの足取りでショッピングモールを抜けて、あの人がいるシャーレへと向かった。

 

 

 

 

 

 

「うぐっ、ひぐっ……本当に怖かったんだから!」

「よしよし大丈夫だよ、コハル。私がいるからもう安心して」

 

 シャーレオフィスに着くと、私は先生に飛びついて、先生の胸に顔を寄せながらむせび泣いていた。さっき何があったのか、私がこっそり未成年禁止コーナーに立ち入ってたことも全部ちゃんとぶちまけて説明した。

 いつもは恥ずかしくて先生にこんな私見せたりしないんだけど、本当に怖い思いをしたから、そんなの気にする余裕もなかった。

 私の頭に先生の手が乗って、優しく撫でてくれる。あの金髪の人には肩を触れられただけで全身が凍りつきそうなくらい怖かったけど、先生に触れられるのはすごく落ち着く。

 

 ……先生、もう少しだけこのままでいさせて。

 

 

 それから少しして、私はようやく平常な私に戻ることができた。

 

 

「こ、今回のことはみんなには秘密なんだからね!」

「もちろんだよ。誰にも言わない。私とコハルの秘密だ」

「やけに物わかりがいいわね……?」

 

 なんか怪しい。……はっ!? ま、まさか!

 

「分かったわ! さては秘密にする代わりに、私にエッチな要求してくるつもりなんでしょ! 言うことに従わなかったら秘密をバラすぞーって脅迫してきて……先生のエッチ! 変態! 最低よ」

「ええ……そんなこと言ってくるなら、私もコハルにいじわるしちゃおうかな」

「ひゃ……い、いったい何してくるつもりなのよ?」

「何かするというよりも、質問するだけなんだけどね。今回は気に入る本が見つかったのかなって」

 

 私が本屋のどのコーナーにいたのかは先生に説明したばかり。だとすると、先生も私がどのような本を探していたのかある程度把握できるわけで……。

 

「せ、先生最低! 私に……生徒にエッチな本のタイトルを言わせようとするなんてド変態! 死刑になっちゃえ!」

「あ、やっぱりエッチな本が目的だったんだね」

「う、うるさい! 悪い? 気になった本はあったけど残念なことに買えなかったわよ。ふん!」

 

 先生にいつもの私らしく振る舞う。

 もう先生ったら。せっかく先生はやっぱり頼れる人だなーて見直してたのに、すぐこれなんだから。

 

「うんうん。コハルがいつものコハルで良かったよ」

 

 先生が言いながら、私の頭をまた撫でてくる。

 

「な、なんでまた頭撫でてくるの? もう泣いてないから慰めようとしなくても平気よ」

「コハルがいつも通りのコハルに戻ったことが嬉しいんだよ」

「えっ、えぇっと……」

 

 私は知ってる。先生は誰に対しても平気でドキってするようなことを言ってきたり、嬉しくなることをしてくれる人だって。

 いつもみたいに先生に厳しく接しようと思ったのに、こんなふうに優しくされたら、そんな気力さえ沸かなくなってしまう。

 

「……先生。私が今日、どんな本を見つけたか気になる?」

「え? 別に言いたくないなら言わなくていいけど」

「私がどうとかじゃなくて、先生が気になるか気にならないか言ってるの!」

「そりゃ少しは気になるけど……」

「なら教えてあげる。タイトルは思い出せないけど、本の内容はね……先生と生徒がエッチなことする本なの」

 

 先生の身体が静かにぴくりと動く。

 先生が意地悪してくるなら、今度は私の番。私は先生に抱きついて、その大きな背中に両手を回した。

 私は上目遣いで先生を見つめ、震える声で話を続ける。

 

「先生は……今日はイヤ? 私とエッチなことするの?」

「……いいの? 今さっき、怖いめにあったばかりなんでしょ?」

「たしかに怖かったけど……先生が相手なら怖くないから。むしろ、して欲しいかも。男の人に肩触れられたから……それが気にならないようにしてほしい」

「……コハル」

「……先生」

 

 先生が身長の低い私に合わせようと、頭を下げてくる。私も背筋を伸ばせるだけ伸ばして、先生に顔を近づけていく。

 唇と唇が重なり、すぐに離れる。

 普段は恥ずかしい言葉も、今の雰囲気でなら先生に言えた。

 

「んっ、ちゅ……先生。続きはベッドでしよ?」

 

 

 私は先生と手を繋いでオフィスを出る。

 

 そして────

 

 

 

 ずちゅっ、ずぽっ、ぐちゅっ、ずぷっ、ずちゅっ

 

「あああっ、先生、気持ちいいっ、いいよぉっ♡ ああっ、やあんっ♡♡」

 

 

 ────私たちは裸になって、私は先生と正面から抱きしめあいながらエッチなことを始めてしまっていた。

 

 

「ああっ♡ やあっ♡ あああっ♡」

 

 先生の膝に座っている私を、先生が下から何度も突き上げてきて、その大きなおちんちんで私のおまんこの奥をぐちゅぐちゅに犯してくる。膣壁が出たり入ったりしてくるおちんちんに何回も押しやられ、私はそのたびにエッチな声をあげていた。

 

 本当は分かってる。先生とエッチなことするのはよくないことだって。でも先生の魅力を知って、先生の優しさに何度も助けられていくうちに私は先生を好きになっちゃってた。

 ことある事に周りにエッチなことはダメって言ってたくせに、気がつけば先生に本気でエッチなことされたいって思うようになっていた。

 

 ……だから、しかたないじゃん。

 エッチなことがダメなのは分かってるし今もそう思ってるけど、一度でいいから先生とそういうことしてみたかったもん。……結局、一度で収まらなくて、先生ともう何回もエッチなことしちゃってるけど。

 

 

「ひゃああっ、ああ……先生、先生っ♡ ああっ、はぁぁっ、はあっ♡♡」

 

 先生におまんこの奥をグイグイって硬いおちんちんで突かれるの、ほんと好きっ♡ すごく気持ちいいっ♡ 

 私、先生のこともどんどん好きになっちゃってる♡ 先生と離れなくなくて、先生の背中に回していた両手をぎゅっと力を強めてしまう。

 

「今日のコハルはいつもより素直で可愛いね」

「ひゃ、んんっ♡ ……な、なによそれ。普段は素直じゃなくて可愛くないって言いたいわけ?」

「まさか。普段もすごく可愛くて素敵だよ。私が言いたいのは今日のコハルはいつもより甘えんぼで、それも魅力的に見えるってこと」

 

 

 先生の温もりを全身で感じながら、たしかに今日の私は甘えんぼになってるかもしれないと思い返す。だけど、不思議とそれを指摘されて恥ずかしくはならなかった。

 

「甘えんぼなのは仕方ないでしょ。 私、今日ほんとすごく怖い思いしたんだから……」

 

 金髪の男の人にエッチなことが目的で話しかけられたって分かった時、私は怖くて動けなかった。

 単にその人が怖かったのもあるけど、私が恐怖を感じた理由は実はもうひとつあった。

 

 

 ……それがなんなのか、先生には分かる?

 

 

 それはね、私の身体が先生以外のものにされるのが恐ろしくて、イヤだったから。

 私はエッチなことはダメって言いながら、先生とエッチなことしちゃってるけど……私がエッチなことしたいのは先生だけ。私にエッチなことしていいのも先生だけなの。

 

 私は先生以外の誰かとエッチなことなんてしたくない。

 

 んっ……♡ 先生のおちんちん、また大きくなってきてるね。

 え? 私が怖がってた理由が可愛くて嬉しかったから興奮しちゃった?

 さ、最低よ! 人が怖がってた理由で興奮するなんて……こうなったら私からも先生を攻めてやるんだから。

 

 

「ん、んむっ……」

 

 

 私は不意打ち気味に先生に唇を重ねる。ついでに先生の左右の頬を両手で抑えて、顔を動かせなくしてやった。

 もちろん、それだけで終わらない。

 私は先生の口の中に強引に舌を入れる。先生は驚いているみたいだけど、無視して先生の舌に私の舌を絡めてやった。

 

「んむっ、ちゅぷっ、れろろっ……んんんっ! んぁっ、ああんっ♡ ちょ、ちょっと先生っ! 腰動かしてくるのはひきょ……やんっ♡ ひゃああっ、ああ……き、聞いてるの!?」

 

 先生の舌を貪っていると、先生が腰を動かしてきて抵抗してくる。下から腰を勢いよく叩きつけられ、私の身体が小刻みに浮いてしまう。

 

「ああっ、ひゃううっ……♡ こ、こんなの無理よっ。そんな大きくて熱いおちんちんで、弱いところ突かれたらっ、かなうわけないじゃない……♡ せ、先生のばかぁっ♡♡」

 

 頭が快感にやられて、視界がチカチカしてて、おまんこのヒダもピクピク震えちゃってる。喘ぎ声も抑えきれないくらい大きくなってて……先生が手加減してくれなかったせいで、私の全てが壊れていってる。

 

 全部よ。全部、先生が悪いんだから……私がこんなにエッチになったのも先生のせいなんだから。

 このエッチ! 変態! すけべ! 節操無し!

 

 …………うん。

 …………でも、私だよ先生。

 私も、先生とこうしてる時間がすごく幸せ。

 だから今日はどんなにエッチなことしてきても、死刑にしないであげる。代わりに、今日の怖い思いした時の記憶を……先生との思い出で上書きして♡♡

 私は思いきって全ての気持ちをそのように伝えると、先生は息を荒くし始めた。

 

「くっ……コハル、可愛すぎるよ」

「えへへ、甘えんぼな私も好きなんでしょ?

 ──んっ、やあっ……せ、せんせいっ、ああっ♡ ああんっ♡♡ あああ、んぅっやああぁぁっ♡♡」

 

 先生の両手が私のお尻に回されて、がっちりと固定される。さっきよりも激しくて速い突き上げをされてしまい、私は喘ぎ声を止められない。

 私のおしりと先生の腰がぶつかるたびにパンパンッて乾いた音が鳴って、おまんこにおちんちんが出し入れされるたび結合部からずぶずぶっとイヤらしい音が鳴り響く。

 そこに私のエッチな声も加わって、私と先生はどんどんヒートアップしていった。

 

「ひゃあっ♡ あ、あぅぅ♡♡ 先生、動きすっごいはげしいっ、あんっ、ああっ♡♡ そんな、本気ピストンでおまんこぐちゅぐちゅにされたらっ、我慢なんてできないよぉ♡♡ せ、先生! もうイっちゃうからぁ!!」

「うっ、コハル……!」

「ひゃあっ、あああっ……先生ももうイきそうなの? い、いいよっ♡ 私のおまんこに直接中出ししてぇっ、子宮の奥に先生のせーえきっ、ビューってしてぇ……!! やあっ、あああっ、ひぐぅぅ、ぁぁぁああっ♡♡」

 

 びゅるるっ、びゅくくっ、びゅーっ、どくっ、どぷどぷっ

 

「はあっ、ああっ……♡♡ 膣内にでてるっ♡ せんせいのせーしっ、熱っ、きっ、気持ちいいよ……♡♡」

 

 子宮の奥まで先生の温かいので満たされる感覚に私は酔いしれる。私の背中と頭の羽が無意識にパタパタと震える。おまんこのヒダで先生のおちんちんを締めつけて、その感覚をもっとねだった。

 

 はぁ……ひぅっ……♡ こ、今回はたくさん乱れすぎちゃったかも……♡

 私、本当にエッチな女の子になっちゃってる。先生のおちんちんが欲しくて欲しくてたまらない、エッチな女の子に……♡♡

 

「んっ……♡ あの、そのっ、先生……」

「どうしたの?」

「おまんこの奥がまたきゅんきゅん……しちゃって。だから、その……」

「いいよ。今日はたくさんしようか」

「……う、うん。先生も私でたくさん気持ち良くなってね♡」

 

 先生の膝からおりて膣内に埋まっていたおちんちんを引き抜くと、私はそのままベッドに横になった。

 先生の大きな身体が上から覆いかぶさってきて、私の全身が先生の肌と直接触れ合う。……先生、いつもは優しいのに今はすごく息荒くしてて、なんだか肉食の獣みたい。

 でも、うん……先生なら怖くない。

 今日みたいに先生以外の男の人に、エッチなことされそうになるのは怖くてたまらないけど……先生は私の大好きな人だから♡

 先生がエッチなことしたいって言うなら、私は全然……いいからね♡

 

 あ、でもいつでもエッチなことしていいって訳じゃないからね。

 もしところ構わず私に発情してきたら、死刑にしてやるんだから。

 

 

 ────分かった? 先生♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一度ならず二度までもトリニティ生徒のナンパに失敗した金髪の男。

 男は二度の失敗から、トリニティでは今までのようなやり方では女の子はナンパできないと考え、次は多少強引のやり方で事に及ぶことにした。

 ナンパ男が見つけた次のターゲットは────

 

 

 

 

 

 

〜伊落マリーが金髪チャラ男にナンパされた場合〜

 

 

「さすがに来るのが少し早かったかもしれませんね……」

 

 私は──伊落マリーは今、トリニティの地区にある小さな公園に来ていました。

 今日は先生とこの公園で朝早くに待ち合わせして、一緒にランニングをする予定です。ですがどうやらかなり早くに来すぎてしまったようで、公園にはまだ誰も来ていませんでした。日もまだ登り始めたばかりで、空もうっすらとした水色です。

 先生はきっとまだシャーレにいるのでしょう。

 

「先生が来るまでもう少しかかるかもしれませんね。その間に他の誰かが公園に訪れなければいいのですが……」

 

 今の私はいつものシスター服ではなく、運動がしやすいジャージとショートパンツに着替えています。体操着は露出が多く、普段はベールで隠れている獣耳も普通に見えてしまっていました。

 晄輪大祭で慣れたつもりでいましたが、やはりこの格好でいるのは少し気恥ずかしいですね。

 

「おまたせ。待ったかな?」

「あ! 先生、おはようございま────」

 

 私は後ろから声をかけられて後ろを振り返ります。先生が来てくださった──そう思ったのですが、そこにいたのは先生ではありませんでした。

 

「えーと……どなたでしょう?」

 

 その人は金髪の男性でした。

 まるで私と待ち合わせをしていたかのように声をかけてきましたが、私は彼と一度でも関わった記憶がありません。今回が初対面のはずです。

 

「君、トリニティの子だよね?」

「はい。トリニティ一年の伊落マリーです。シスターフッドで見習いのシスターをやっております」

「シスターか! いいね!」

「あ、ありがとうございます?」

 

 何がいいのか分かりませんが、一応褒め言葉だと思ってお礼をいいます。

 ところでこの方が、さっきから私の足元を……特にショートパンツで露出しているふくらはぎや太ももをじっと見つめているような気がするのですが、これは私の気のせいでしょうか? い、いえ! そんなわけないですよね。初対面の方をそのように疑うだなんて、よくありません。

 

「それよりも先ほど、どうして私と待ち合わせをしていたかのような言い方をしていたのでしょうか? 私たちは面識がないはずですが……」

「ああごめんね。初対面なのに、いきなりあんな声のかけられた方したら気になるよね」

「え、えーと……」

 

 ますます意味が分からなくなってしまいました。初対面だと分かっているなら、どうしてあのような言い方をしたのでしょうか。

 

「君がこんな朝早くから公園で一人でいたもんだからさ。一人が寂しくて誰かに声をかけられたいのかなって思ってたんだけど、違うかな?」

「ち、違いますね……。私はここで人と待ち合わせをしているだけです」

「待ち合わせってそんな格好で?」

「はい、一緒にランニングをする約束なので……」

「ランニング? シスターさんなのにすごいなあ。あ、なら良かったらこれ飲みなよ」

 

 男性が私にペットボトル飲料を渡そうとしてきました。中身はスポーツドリンクのようです。

 なぜこの人は初めて会った私に親切に接してくれるのでしょうか。この人のお心遣いはとても良いものだと思いますが、さすがに初対面の人に物を貰うのは申し訳ないのでお断りすることにしました。

 

「ありがとうございます。でも、飲み物はちゃんと用意していますので、そちらはあなたがお飲みになってください」

「いいからいいから、遠慮しないで」

「で、ですが……」

「俺聞いたことあるんだけど、トリニティのシスターさんっていつも誰かのために頑張ってるんだろ? なら、これはそのご褒美だと思って受け取ってほしいな」

「そこまで言ってくださるなら……ありがとうございます」

 

 私は押しに負けてしまい、ペットボトルを受け取って中の飲料を飲んでいきます。

 ごくごく……っ。スポーツドリンク特有の甘さと塩味が絶妙なバランスの味が喉を通っていきます。

 それになんだか体がぽかぽかしてきました。頭も痺れてきて……。

 あ、あれ……ど、どうしてでしょう。急にお股がジンジンしてきました。まるで性欲が突然沸きあがってきたかのようで、抑えきれそうにありません。

 んんっ……だ、ダメです! 私はシスターで、不埒な考えは抱いてはならないというのに……!

 

「お、薬がもう効いてきたみたいだね。こんなに早く効くなんてエッチなシスターさんだなあ」

 

 薬……まさかこの飲み物の中に薬が混ぜられていた? だとしたら私の身体が急に火照り始めたのは、薬のせい……ん、んぅぅ♡

 

「マリーちゃんって言ったよね。マリーちゃん、その状態だと辛くて人と会うどころじゃないでしょ。約束は諦めて、俺と一緒にどこか休める場所にいかない? 俺がすぐに楽にしてあげるからさ」

 

 そこまで言われて、私はようやく分かりました。

 この方は性的なことが目的で私に近づいてきて、そのために私に薬を盛った飲み物を渡してきたのでしょう。

 た……大変なことになってしまいました。頭がクラクラして、意識が性欲に上書きされてしまいそうです。

 

「はぁ、はぁ……♡ たとえ薬でおかしくされても、私は決してあなたのような人と身体の関係を持ったりなんかしません!」

「うっひょ、意外と強がりだねマリーちゃん。強がりなシスターとかむしろ最高だよ。ベッドの上でいつまでその強がりが続くか楽しみだな」

「うっ、はぁ、はぁ……♡」

「俺、実はこの間からトリニテの自治区でナンパしてんだけど、今日まで上手くいかなくてさ。おかげでかなり溜まってんだ。悪いけどマリーちゃんにはたっぷり相手してもらうよ」

「い、イヤです。お断りします……」

「何言ってるの。言っておくけど、今の状態は一人でどうにかできるもんじゃないよ」

 

 薬で頭がおかしくなっている最中、金髪の男性が私の肩に手を乗せようとしてきます。

 しかし私はその場から逃げ出し、男性の手は空を掴みました。

 

「ちょっと、マリーちゃん!? その状態で逃げると危ないよ! 俺が助けてあげるから戻っておいで!!」

 

 呼び止めようとする声を無視し、私は公園を走り抜けます。着るのに若干の抵抗のある体操着ですが、今はただ体操着の動きやすさに感謝するばかりでした。

 

「はぁ、はぁ……♡♡ 興奮が抑えられそうに、ありません。早く、どうにかしないと……♡♡」

 

 男性から逃げることはできましたが、火照った身体だけはどうにもできそうにありませんでした。

 このままだと私は性欲にとらわれ、淫らな部分を公衆の面前でさらけ出す事態となってしまう。それだけは避けなければなりません。

 ふぅ、ふぅ……♡♡ そうならないためには……。

 

「せ、先生……♡♡」

 

 私は公園を抜け出したあとも走り続け、そのままシャーレへと向かいます。

 

 そして、無事にシャーレに着くことはできたのですが────

 

 

 

 

 

 ずっ、ぐぷっ、ずぷぷっ、ぐちゅっ、ずぽっ、ずぽずぽっ

 

「ああっ♡ はぁぁ♡ やああっ……!!」

「ちょっ、ちょっと落ち着いてマリー!? 朝からいきなりこれは……!!」

 

 ────シャーレに着いた頃には、私は先生とまぐわいたい欲求でいっぱいの、理性を失ったケモノと化しており。

 私は先生を無理やりベッドに押し倒し、襲ってしまっていました。

 

 

「も、申し訳ございません先生っ♡ 私を、マリーを……淫らでエッチなシスターだと思っても構いませんっ♡♡ だから、どうか今だけは先生のおちんちんに無礼を働く私を許してください♡♡」

 

 私は先生にまたがった体勢で腰を振って、自らのおまんこの奥に先生のおちんちんをぶつけていきます。

 今の私は全裸で、先生は下半身だけを露出してます。私が全裸なのは自分で服を脱いだからで、先生がズボンとパンツを履いていないのは私が強引に脱がしたからです。

 先生がまだシャーレにいたということは、私は本当に待ち合わせの公園に早く来すぎていたんですね……。ですが今の私にとって、それは些細なことです。

 私は腰を振って、何度も激しく先生と交わっていきます。

 

 

「あぁ♡♡ はっ、はああんっ♡♡ 先生、すみませんっ……やっぱり怒っていますよね♡♡ いきなり襲われて、無理やり犯されて……私に失望しましたよね」

 

 今になって罪悪感が芽生えていきます。それでも……んっ、やっぱりダメです♡♡ 薬でイヤでも興奮してしまって、腰を抑えることが、できません……♡♡

 私は全身の肌から汗を流し、先生のおちんちんの周囲をおまんこできつく締めつけていきます。

 

「……くっ、マリー。どうして急にこんなことを。なにかあったの?」

「ああっ、んんっ……♡ わ、訳を聞いてくださるのですか? 先生を力づくで犯している私の訳を聞いてくださるのですか?」

「明らかにマリーの様子がいつもと違うからね。理由を聞かずに怒ることはできないよ」

「せ、先生……。実は先ほど、先生と会う約束をしていた公園で知らない男性に声をかけられたのですが……」

 

 懺悔室で悩みや真実を打ち明ける方々のように、私は先生に今日あった出来事を全て話しました。

 私もあの男性の思惑に巻き込まれた形とはいえ、先生を襲ってしまったのは私の意思の弱さが原因です。ですから、真実を話したからと言って先生に許しを乞うつもりはありません。

 

「そんなことが……そっか。どうしてマリーがこんなことしてきたのかびっくりしたけど、大変なことに巻き込まれたんだね。いいよマリー、興奮が収まるまで私も付き合うから」

「よ、よろしいのですか? 私は先生を襲ってしまっているんですよ? なのに……」

「それで生徒が助かるのなら私は構わないよ。今はマリーのしたいようにしていい」

「先生……ありがとうございます♡♡ それではもう少し、私の身体の熱が落ち着くまで付き合ってくださると嬉しいです……♡♡」

 

 ああ……この人が私の先生で本当に良かった♡ 私の処女を捧げた殿方が、先生で本当に良かったです♡

 

 私は先生の優しさに感謝して、腰を振り続けました。

 

 ぱんぱんっ、ずぶぶっ、ぐちゅっ、ずぶずぶっ

 

「あんっ♡ あんっ♡ やっ、やんんっ♡ あああっ、うぅうっ♡♡」

 

 す、すごい……先生のおちんちんが、私の興奮に負けないくらいに大きくなっていくのが分かりますっ♡ ……ふぅ、うぅっ♡ 金髪の男性に薬を盛られたあと、急いで先生の元に向かって正解でしたね。そうしなかったら今頃どうなっていたか……そんなこと、想像するだけでも恐ろしいです。

 

 いえ……そもそも私が、愛すると決めたのは先生だけです。男女の契りを交わしたのも先生だからです。たとえ薬で頭がおかしくなっても、先生以外の殿方に股を開くことも、愛を捧げることも絶対にありえません。

 だって、そう誓いましたから♡♡

 

「──んん、はぁ、はぁはぁっ♡♡ せ、せんせいっ♡ 勝手ばかりで申し訳ないのですが、私、そろそろ……っ♡♡」

「私もだよ。でもゴムしてないけど、このままいいのかな?」

「はいっ♡♡ ぜひ、私のおまんこの奥に先生の精液を注ぎ込んでください♡♡ 私が、先生のものであるという証を刻み込んでください♡♡」

 

 私は先生の精液を追い求め、腰を振っては膣肉で先生のおちんちんをぎゅうぎゅうと締めつけていきます。

 あぁ、いいですっ♡ 素敵です……♡ 先生のおちんちんが私の中でどんどん硬くなって、熱くなっていく感覚♡ とても気持ち良い♡♡

 先生のおちんちんに奥を突かれるたびに喘ぎ声が漏れて、本来の私では無くなっていくようです。

 それこそ私の頭が薬でやられたみたいに、おかしくなりそうで……こんな姿、先生以外の誰かにお見せすることなどできませんね♡♡

 いいえ、むしろ先生だから見せられるのでしょうか……んんっ、ああっ、ひぃぃっ、あああっ……♡♡

 

「はぁーっ、はぁーっ♡ ああっ、先生、先生っ……どうかこのまま私に、お情けを……っ!」

 

 子宮の奥が渦をまくようにキュンキュンしていき、全身が震え始めます。それでも私は先生の上で腰を振るのをやめず、飢えた獣のようにおまんこでおちんちんを激しく締めつけ、先生をただひたすらに犯していきました。

 

「マリー、そろそろ出る……!!」

 

 びゅるるっ、びゅるっ、どろどろっ、どぷぷっ、びゅるっ

 

「やっ、やあぁぁぁぁ……っ!! ああっ、ひぅぅっ、ああんっ♡」

 

 興奮で気が狂っていた私のおまんこに先生の精液が叩きつけられていき、私はついに絶頂をむかえます。

 

 はぁ、ふぁ、はぁ……ふふっ♡ 私の奥が先生の精液で満たされていくのが分かりますよ♡ 私だけじゃなくて、先生も気持ち良くなって頂けたようでなによりです。

 ……先生、キスしてもよろしいでしょうか?

 

「んむっ、ちゅうっ……」

 

 

 私は全身をかけめぐる快楽の余韻に浸りながら、先生と唇を重ねます。興奮がやっと落ち着いたこともあり、余裕ができた私は先生と優しいキスを繰り返しながら、心地良くて幸せな時間を過ごします。

 

 んっ、ちゅっ……ちゅぷっ♡ 先生の唇、優しくて素敵な味がしますね♡

 

 ……あ、あれ。おかしいですね。なぜだか、また身体が熱くなってきました。

 私のおまんこの中は先生の精液でいっぱいに満たされているのに、おまんこの奥がまたキュンって高鳴って……んんっ!

 

「んっ、ううっ!? はぁはぁ……せ、先生!」

「マリー、大丈夫! もしかしてまだ興奮が引きそうにない?」

「は、はいっ。どうやらそのようで……一度だけは全然落ち着かないみたいです」

 

 私はふたたび体の奥底から性欲が込み上がってくるのを感じ、理性が薄くなっていくのを感じます。ですが、最初に薬を飲まされて興奮してしまった時に感じていた不安だけは、今はありませんでした。

 

 今の私は、愛する殿方の上に跨っていますから♡ その人は本当に優しくて、素敵で……わがままなのは承知の上ですが、それでもどうしても甘えたくなってしまうほどの不思議な魅力があるお方なのです♡

 

「先生。もし良かったら、あと数回ほど私に付き合ってくださると……」

「分かった。でもマリー、いきなり激しくされるとちょっと大変だからもっとゆっくり……ま、マリー!?」

 

 

 すみません、先生。そのお願いは応えられそうにありません。どうか未熟なマリーをお許しください。

 

 もう頭の中が、先生を犯したい淫らな気持ちと、今なら先生と好きなだけ交われるという悦びでいっぱいなんです♡♡

 

 ですから。

 

 

「────もう少しのあいだだけ、淫らでわがままなマリーでいさせてくださいね♡ 先生♡♡」

 

 

 

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