元の作者様お許しください!(頭の中に爆弾)
Wake
その日の晩、私は些細なイザコザが拗れに拗れて彼氏と別れ、盛大にヤケ酒をあおって大の字でベッドに寝転んでいた……そのハズだった。
「……は?何、ここ?軍艦島?」
ギャアギャアとかキャァァとか酷い悲鳴や、非常警報みたいなサイレン音で目が覚める。そんな私の目の前に広がっていたのは、アチコチから火の手が上がり続けている真夜中の古い町並みを逃げ惑っていく人々の姿。
そして、その人達が逃げてきた方を見る。
そこには明らかに重傷で痛々しい姿であるにも関わらず、アーだのウーだの呻きながら両手を前に出してヨタヨタと逃げ惑う人々に襲いかかっていく、さながら青白い死体みたいな奴らがいた。
こんなシチュエーション、まるで何処ぞのウィルス災害みたいじゃないか。
「いやいや、こんな島でゾンビとかバイオのロックフォートじゃないんだから……って、な〜んか私の声、聞き覚えあるような声してるな?」
まるでデレステの渋○凛を幼くしたような声質に違和感を感じ、私は迫るゾンビ共から逃げながら窓に反射する自分の姿を確認する。
そこに映った自分は、ボサボサな長い銀髪に眠そうでクマのある細い目をしていた。帽子が無く、姿かたちこそ多少成長しているとはいえ、これは間違いなく……
「G11、になってる……?」
私が好きだったアプリのゲームのキャラクターと同じ容姿にビックリしたと同時に、私は建物に掛けられた"ある看板"を見つけた。
――ロックフォート島アンブレラ刑務所
それを見た瞬間、私の頭の中でゾンビだらけの現状について可能な限りの超速理解が組み立っていく。
やはり、ここはバイオハザードの世界で間違いないらしい。
頬を引っ張って痛みがあるという事は夢じゃない訳だけど、私は日本人で彼氏と喧嘩別れして……といった所より前の記憶が思い出せない。
私が覚えてる情報といえば、今の自分はG11……という変態銃の擬人化キャラそっくりになっていて、どういう訳かバイオハザードの世界に放り込まれてるという事くらいだ。
「とはいえ……ナイフの1本も持ってないし、ここは何とか見つからないように隠れていくしかないかな」
身体を屈めて姿勢を低くし、腰ほどまである建物の土台の陰からゾンビ共の様子を伺いながらコソコソと人気の無い方へ進んでいく。
それにしても……人間、こういう危機的状況になっていると、ゾンビからでも気配とかそういったものを感じ取れるんだな。
「さて、と……こんな茂みの所まで来れば、とりあえずアイツらには見つからないよね」
そう小さく呟いた瞬間、背後から何かが覆いかぶさってきたと同時にガブリ!と右肩に鋭い痛みが走った。
「い"っ!?……しまった、ゾンビ犬が!!」
ゲームを経験してた私とした事が、なんでコイツらの存在を忘れてしまっていたんだろう。というか、噛み付かれたから感染がヤバいかもしれない!
「この、離れ……あぁぁ!!」
すぐに振りほどこうと身体に力を込めようとするも、それに勘づいたゾンビ犬は更に噛み付く力を強めて、すっかり私の上へ乗りかかっていた。
すると、そこで私は自分の尻にグニッ、グニュッと棒状の何かが押し付けられている事に気付く。
いや……気付かない方が幸せだったかもしれない。
「ひっ……こ、これ……まさか、犬のチンチン!?」
何で死んでいるハズなのに……私の頭は理解が追いつかなくなり始め、徐々にオーバーフローを起こしだす。ゾンビ犬は私の様子など気にも留めずに、カクカクと腰を揺らして熱く勃起しているそれを私の股の間で前後させ始めた。
「何とか抜け出さないと……ひぅぅ、先端がクリトリスにぶつかって……ふぁぁ♥」
だが、そんな私の身体は「逃げる」という自分の意思とは真逆に、ゾンビ犬のペニスが秘裂の間を擦る度にマッチで火を着けようとするかの如く発情してしまう。
そして、自分でも分かるくらいに愛液が湿りだした瞬間――ついにショーツの隙間からペニスの先端が膣口に潜り込む。
「あ"っ♥ち、違っ……私、感じてなんか……んっ♥」
その事実を受け入れたくなく、私は必死に自分は無理やり犯されているだけだと頭で認識しようとする。しかし、一度火が着いてしまった劣情は収まるどころか、ゾンビ犬がペニスを抜き挿ししていく毎に激しく燃え上がっていってしまう。
「ひ、うぅ……♥やだ、やだよぉ……犬に、犬に犯されるなんてぇ……あぁっ♥やぁぁっ♥」
気付けば、私は声を殺すのも忘れて淫らな嬌声を上げ始めていた。
そんな時、膣の入り口近くでボコリと何かが膨れ上がるのを感じる。
「お"ぅっ♥♥」
――あっ、これヤバいやつだぁ……♥犬のペニスって、交尾中に抜けないように亀頭球があったんだっけ。
今更その事に気付く私だったが、上に乗りかかっていたゾンビ犬はグルリと身体を反転させて、尻と尻をくっつけるような姿で脱力した私を引っ張り始めた。
「あ"♥だめっ♥グイグイッてするの、だめっ♥おまんこ、このまま抜け落ちちゃうぅ……♥♥」
痛みと快感に耐えながら、私は人の尊厳を投げ捨てたように四つん這いの後ろ歩きでゾンビ犬と共に茂みの中を移動していく。
そして、ゾンビ犬が立ち止まった瞬間――ビュク♥ビュルルル♥という音が下腹部越しに聞こえ、私の膣内……いや子宮へ直に熱くドロドロとした精液が流し込まれた。
「う"っ♥お"、ほぉぉぉぉぉ……っ♥♥♥」
それと同時にペニスはみるみる内に萎んでいき、ズルンッ♥と簡単に抜ける。
そんな四肢に力が入らなくなった私を捨て置くかのように、そのままゾンビ犬は何処かへと走り去っていってしまった。
「ぁ、え♥へぇぇ……♥」
そして、とてつもない快感に晒され続けた私はガニ股うつ伏せで倒れたまま、尻を突き出した姿勢で茂みの中で意識が薄れていくのであった。