ヘリの最後の通信があった座標へ急いで駆け付けた私とギークは、そこで炎上するヘリの残骸とパイロットと思われる遺体を見つけた。
――そして、その周囲にはバイクで次々と迫り来る暴徒達を迎撃するデルタチームの姿もある!
「デルタが苦戦してる!私達も加勢しなくちゃ!」
「分かった!それなら……皆、目を閉じて!フラッシュを投げる!」
坂から建物の屋根へ飛び移ったギークが何かを投げたと同時に、すぐさま私は目を閉じる。その瞬間に瞼の向こうがパッと光り、暴徒達が苦しむ声を上げながら転げ落ちた。
「よし、今だ!」
そしてデルタチームの隊長が叫んで、転げ落ちた暴徒達を一斉に蜂の巣にしていった。
それから数分くらい警戒するが……どうやら、襲ってきていた連中は今ので全て倒したらしい。
「……打ち止めのようだな。突然だったとはいえ協力に感謝するぞ」
「お初にお目にかかります、ギークです。貴方がデルタチームの……?」
「ああ、隊長のジョッシュだ。そして……久しぶりだな、メーズィ」
「えっ……知り合いなんですか!?」
その言葉にギークは目を丸くして驚き、私の方とジョッシュを交互に見てくる。
「あっ、ちゃんと紹介してなかったね。私、他の方に派遣される前は彼らから訓練を受けてたんだ〜」
「懐かしいな。お前もシェバと同じくらい、俺達チームの妹みたいなもんだ。しかし……その格好、奴らから随分と好き勝手されたみたいだな」
「ああ、コレね……とりあえずは動けるから大丈夫だけど、そっちは一体何が?」
「先程、シェバと本部から派遣されてきたクリス・レッドフィールドを送り出した所だ。2人は鉱山に向かったから、もし援護するなら――」
その瞬間、私の下腹部から何かが出て来そうな強い違和感が発せられる。しまった……お腹でも冷やしたかな?
「ちょ、待って!ちょっと……トイレに行ってくる!」
「あ、ああ……気を付けろよ」
そう苦笑いするジョッシュに背を向け、私は一目散に現場から少し離れた建物の陰へとダッシュした。
タイツやショーツは破けているから脱ぐ手間は省けたけど、どうして急に……!?
「ふ、くぅ……っ」
下腹部に力を入れていきんでみると、その違和感は腸内ではなく子宮の中から出てこようとしている感覚である事に気付いた。
まさか、さっき植え付けられたのが成長してきている!?
「早く……出て、いってぇ……はきゅっ!?」
すると、更に下腹部へ力を込めた瞬間に子宮内でニュルリ♥と感じた事の無い快感が電撃のように走り、その気持ち良さに思わず変な声を上げてしまった。
今の声、ギークやジョッシュ達には聞かれなかったみたいだけど……早い所、こんな物は引っ張り出さないと!
「この……逃げ、るな……ぁぁぁ♥」
意を決して私は自らの膣内へ右手を挿入し、穴が裂けそうな痛みに耐えながらも胎内で暴れ回るものを指で絡め取る。
「ひ、ぎぃぃぃぃぃ……っ♥♥」
そして、それを一気に引っ張り出した瞬間――私は声を押し殺しながらも、子宮口から膣内を引っ張り出されるような快感に激しい絶頂感で堪らず失禁してしまった。
「はぁ、はぁっ……えっ?」
だが……私は自身の膣穴から飛び出てきたものを見た時、それがあの時に見た男の口から出てきた触手に酷似していると嫌でも気付いてしまう。
触手を触ってみると、ちゃんと感覚もあるし……既に成長してしまったのは明らかだ。
「そんな……これ、もう私に取り付いて一体化してるの……!?」
あの寄生生物"プラーガ"については、かつて本部から送られてきた"レオン・レポート"で生態は把握していたつもりだったけど……コイツ、私の意識を奪っていない状態で寄生しているなんて!
すると……そんな私の頭の中に、今度は「男とセックスしろ」「受胎して子供を増やせ」といった欲望がムクムクと湧き上がってくる。
「ふぅ、ふっ……♥駄目だ私、意識をちゃんと持て……♥こんな奴に自我なんて渡さない……っ♥」
その劣情を何とか抑えるべく、私は本能的にクリトリスや膣口……そして膣内から出ているプラーガの触手にも指を這わせ、グチュグチュッ♥と音が出るくらい乱暴にシゴき始めた。
「はぁ♥ひぅっ……♥コレ、ヤバっ♥触手のクセして、クリトリスみたいに敏感……お"ぅっ♥」
我慢だ、私♥あ、あまり声を出したら駄目だっ♥こんな姿を見られたら……色んな意味で終わる♥でも、もうイッちゃいそう――
「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……んっ♥♥はぁ♥はぁっ……♥」
すると、その一瞬で快感が一気に込み上げて絶頂したと同時に、膣口から出ていた触手は引っ込んでいく。
良かった……♥とりあえず、絶頂すれば今の情欲は触手と一緒に何とか抑える事が出来るみたいだ……♥
◇◇◇
「遅かったな、メーズィ。腹の調子でも悪かったのか?」
「ちょっ……ジョッシュさん、その言い方は……少しはオブラートに包んでください」
「あ〜、えっと……2人とも、そんな心配しなくても大丈夫だよ。ちょっと、便秘気味だっただけだから……」
それから息を切らして戻ってきた私に、ギークやジョッシュは心配そうな眼差しを向けてくる。
彼らに事情を隠すのは気が引けるが、今の状況で私にプラーガが取り付いているという事がバレれば、これから更に敵の逃走を許してしまうかもしれない。
だからアーヴィングを捕まえるまでは、私だけで体内のプラーガを何とか抑えていかないと……。