部屋のハンターμを殴り殺したタイラントが実験管理室から出ていった後、それに続いて私とユウも奴の後ろを追いかける形で施設内のハンターμ達を退治していく。
新しく入手したFNCやクロスボウの威力が高く、そのお陰で先程よりは比較的楽にハンターμを倒せるようにはなった……とはいえ、それでも殆どはタイラントに任せきりではあるのだが。
しかも、胸も両手で抱えきれないくらい更に大きくなってきている……やっぱり、さっきユウから搾り取ったのが影響を与えているのだろうか?
今や、もうFカップを越えそうな程の大きさだ。
「よし!これで、こっちの倒し漏らしは片付いた!」
「ユウ、この辺りのハンターはタイラントに任せよう!私達は他の所に残ってる奴をやるよ!」
――そうして5分から10分程かけて施設内に確認出来た全てのハンターμを倒し終えた私達は、事前にリンダが脱出ルートとして見つけてくれていた東出口に移動した。
「お待たせ、リンダ!」
「皆……よく戻ってきたわね」
「あのタイラントのお陰で、何とかハンターは全部片付いたぞ!それにしても……はぁ〜、疲れた〜!」
すると、そこで丁度良くカーターも私達より少し遅れて到着する。その彼の様子は心做しか、自分の作戦が上手くいってご満悦といった感じだ。
「ほらね、僕の予想通り上手くいっただろう?こういう状況で、余計な心配はするだけ無駄だと――がはっ!?」
「カーター!?」
だが次の瞬間――なんとカーターの後ろからタイラントが姿を現し、いきなり彼をアッパーで殴り飛ばしてしまったのだ。
「そいつから離れろ、リンダ!何か変だ!」
「なっ――キャァァァァ!!」
そんなユウの警告を無視してリンダは急いでカーターに駆け寄るが、タイラントは彼女すら裏拳で吹き抜けの下に叩き落としてしまう。
「こんな、ハズは――ギャッ!!」
転がった試薬と共にカーターの首を踏み折ったタイラントは、次なるターゲットとして武器を構えた私達へと向き直った。
「クソッ、試薬が……!ベリー、とりあえず一旦ここから逃げるぞ!」
「了解!こんな狭い所じゃあ、あれを避けて通り抜けられないものね!」
そう言って目眩しに培養室で拾った灰色の液体が入った薬瓶をタイラントへ投げ付け、ユウと共に通ってきた道を逆走していく。
バルンッ♥ブルンッ♥と激しく胸が跳ねる快感に悶えそうになりつつも、私はクロスボウを背負って胸の谷間から取り出したマグナムリボルバーとハンドガンを両手に持った。
これがハンターを殴り殺すような奴に通用するとは思ってないけれど、せめて少しの足止めくらいにはなって欲しい……!
そうこうして逃げ回っている内にスタミナを切らした私達は、とうとう特殊研究室でタイラントに追いつかれてしまった。
私がムチムチッ♥とした両胸を押さえてクーパー線の痛みを和らげている中、ユウは息を切らしながらもタイラントを睨みつけてFNCを構え直す。
「はぁ、はぁ……やっぱり足の速さもスタミナも段違い過ぎるな……これが息切れとかを無視した、本来の生理的リミッターを外した生物兵器の力か……!」
「うっ、くぅ……ユウ、迎え撃とう!下に落ちていったリンダを助けるには、ここでアイツを怯ませて距離を離すしかない!」
「おうともよ!」
その言葉と共に私はユウとV字になる形でタイラントの猛突進を回避し、それぞれ撃てるだけの弾丸を全て頭部に向かってブチ込んでいく。
……この際、巨乳で動きずらいとかそういったのは完全に無視だ!
「食らえ!コイツはカーターの礼だ!!」
「この人間モドキ……いい加減、倒れてよ!!」
そう叫びながら、私達はタイラントの拳や蹴りを回避しては撃ち込むのを繰り返し……ハンドガン15発とマグナム4発、それからクロスボウの矢を3本にユウのFNCを十数発も頭部に食らって、ようやくタイラントは膝をついて動きを止めた。
「よし、やった!今の内に逃げるぞ!」
「OK!ユウ、ナイスファイトだったよ!」
それからすぐ、私達は倒れたタイラントに追い討ちの薬瓶を投げ付けつつ培養室を後にしたのであった。
◇◇◇
タイラントの追跡を振り切った私とユウは急いで東通路のエレベーターで地下水路の排水エリアに降り、そこで流れ着いたゴミに倒れ込んでいるリンダを発見する。
ふと、その傍を見ると……先程カーターが取り落としたタイラントの爆弾用のリモコンも落ちていた。
「良かった……まだ生きていたみたいだな」
「ええ、辛うじてね……カーターの方は?」
そのリンダの言葉に、彼女を担いだユウは無言で首を横に振った。それを見た彼女は、やっぱりと言いたげに何処か沈んだ顔で俯く。
「そう……ごめんなさい、2人とも。こんな事に貴方達まで巻き込んでしまって……結局、頼みの綱の試薬も失ってしまうなんて……」
「もう良いんです、リンダさん……今はそれより、奴が追ってくる前に水路から脱出しないと!」
「そう言ってる内に、もう奴さんは到着しちまったみたいだぜ……!」
ズシン、ズシン!という地響きが止んだかと思った瞬間――そのユウの言葉通り、タイラントは天井をブチ破りながら私達の目の前へ降りたってきた。
それを見たユウは意を決した様子で私とリンダの前に立ち、スポーツバッグに差し込んでいたハンマーを引っこ抜いた。
「悪いがベリー、リンダを頼む……コイツは俺が引き付け――」
「あ、その必要は無いよ。ちょうど今、そこに奴を始末する為の物が落ちてたから」
「……へっ?」
ユウが素っ頓狂な声を上げたのを他所に、私は今さっき拾ったばかりの爆弾用リモコンのスイッチを押す。
その瞬間にタイラントの胸部は激しく爆発し、奴は突然の出来事に狼狽した様子を見せながら汚泥に倒れ伏したのであった。
「えぇぇぇぇ!?ちょっ、ベリー……そんな物も落ちてたんなら先に言ってくれよ〜!!」
「まぁ、あまり説明してる余裕も無かったからね……でも、これでカーターの予定通りにはなったでしょ?」
「えぇ〜……な〜んか腑に落ちねぇ〜……変に格好付けちゃったじゃんか……」
そう言って、ユウは何とも言えなさそうな表情でガックリ項垂れていた。
うん……さては君、カーターの話をマトモに聞いて無かったね?ちゃんと聞いていたなら、あのタイラントには爆弾が仕込まれてるって話は知ってたと思うんだけど……。
まぁ、それはさておき……タイラントを退治した私はユウにゾンビ共の露払いを任せつつ、落下の衝撃で足を怪我したリンダを担いで地下水路を進んでいった。
◇◇◇
そうして辿り着いた水路の北側から梯子を昇った先は、なんと大通りの南側のマンホールに繋がっていた。
「よっしゃラッキー!あそこにロドリゲスのヘリも見えるし、間に合わなくなる前にさっさと乗っちまおうぜ!」
「ふぅ、良かった……まだ待っていてくれたのね……」
ユウは先程までの慎重な様子が嘘みたいなバカ喜びをし、リンダも私に支えられたままホッと安堵の息を吐く。
そして、私も喜びを隠しきれない声色でヘリの近くに待機していたロドリゲスに呼び掛けた。
「おーい!約束通り、何とか一緒に戻ってきたよ!」
「むっ……お前達、よく間に合ったな」
ヘリのキャビンで腕を組んで待っていた彼は、サングラス越しに少し驚きつつも私達に向けてサムズアップを送ってくる。
「先程、国がラクーンシティに対する滅菌作戦を発動した。色々気になる事はあるだろうが……今は積もる話は後だ。全員ヘリに乗り込め!すぐに脱出するぞ!」
「OKだ!安全なフライト、期待してますぜ〜!」
すっかり陽気に戻ったユウに苦笑いしながら、私もリンダを肩で支えたままヘリに乗り込んだのであった。
それから間もなく、重要そうなコンテナを懸架して輸送ヘリは離陸していき……見慣れた街並みもアチコチで燃え盛り続ける炎も、徐々に一枚絵のように小さくなっていく。
――あんなに住み慣れて色んな人達と知り合った街が、もう跡形も何も無くなってしまうなんて……。
さっきロドリゲスから説明されたラクーンシティの行く末を思い出し、気付けば自然と私はポロポロと涙を零していた。
すると、隣に座っていたユウは真剣な眼差しで静かに私を抱きしめ、ポン……ポン……と背中を優しく叩いてくれた。
「ごめんな、ベリー……アンタの好きな街、助けてやる事が出来なかった……」
「ううん、ユウは悪くない……分かってる、けど……う、うぅ……ひっく、ぐす……っ!」
そんな一本筋なユウの優しさに、私は今夜のこれまでに我慢してきた分を出すかのように泣きじゃくる。
物心ついた時から世話になった孤児院も、週末に知り合いの人達とスイーツを味わい合ったバーも……かつて私の故郷とも言えた街は、もはやゾンビや化け物だらけの地獄になってしまった。そして、それも核ミサイルで全部……!
こんな悲しいショックの中、これからはどう生きていけば良いんだろう……私、分からないよ……。
――だが次の瞬間、ガグンッと私達は落下のように激しい衝撃を身体に受けた。
「うぉっ!?な、何だ!急にヘリが揺れて……!?」
咄嗟に私はユウと共にキャビン内の取っ手へ掴まりながら、コックピットに座る2人に叫ぶ。
「ロドリゲス、リンダ!何が起こっているの!?」
「分からないわ!ラクーンシティから抜けたと思った直後、どこからか地対空ミサイルが飛んできて……」
「くっ……制御出来ん!墜落するぞ!」
そんな、ここまで来て……!
しかし……そう思った時には私とユウの乗っていた機体後部は、既にバキバキと甲高い音を立てながらコックピットと千切り離されていた。
「あっ……!」
「う、ぐぅぅぅぅ……!」
グルグルと空か地面かも分からない感覚で空中から堕ちていく中――最後に私が見たのは、機体後部に懸架されていたコンテナと、生い茂った植物に埋もれかかった廃墟の姿だった。
◇◇◇
それから次に私が目を覚ますと……目の前には半壊した病院らしき廃墟と、その近くに突き刺さっていた輸送ヘリやコンテナの残骸があった。
あれだけ茂っていた植物は何処へやら……今では殆どが焼き払われてしまったようだ。
だが、どういう訳か身動きが出来ない……正確には上半身こそ動かせるものの、下半身は膝から下がセメントのように固まっているようだ……。
ふと周辺を見ると、割れたガラスに自分の姿が写っていた。
「えっ……何、これ……?」
――しかし、そこに映し出されていたのは翠色の肌頭頂部に咲くバラの花、動かない足元には巨大な花……見慣れたトランジスタグラマーなFNCっぽい姿を、そのまま伝承にある人型植物"アルラウネ"のようにした姿だったのだ。
しかも、以前よりも更に胸や尻が大きくなっていて、乳首からはトプトプッ♥と黄金色の蜜が母乳のように溢れている……。
私の足元で咲いている花をよく見れば……その隣にも、人1人がスッポリ入っているくらいの巨大なツボミがポフン、ポフン……と黄色く光る花粉を放出させていた。
そして、それがゆっくりと開花した中に居たのは……パッと見の外見こそユウだと一目で分かったものの、その姿は私と同じように可愛らしい植物の幼い少女へと変貌してしまっていた。
「ん、ぅ……あれ?ここ、どこ……?」
「ユウ……?」
「んぇ?だれ……?」
しかも、記憶までスッカリ消えている……だけど、そのトロンとした目は私を嫌ってはいないみたいだ。
とはいえ、これから一体どうしたものか……とりあえず、目の前でキョトンとしているユウ"ちゃん"の面倒を見ていかないと……。
◇◇◇
――それから数年後。
私は廃病院でユウちゃんと共に成長していく中、試行錯誤の末に自分と繋がる植物を操る術を身に付け、この緑が戻った廃病院内ならば何一つ不自由なく動けるようになった。
廃墟内を探索して見つけたアンブレラ関係の書類やパソコン類を調べた結果……どうやら私達が"生えている"巨大な花は、あのコンテナの中身が周辺の植物を取り込んで突然変異したものであるという結論に至った。
私とユウがこんな身体になったのも、その取り込む段階で一緒に取り込まれたから……だと私は推測している。
――パソコンのネットワークから調べたついでに言えば、私達が植物として隠居している間にアンブレラが倒産したという事も知った。
それを目にした当初こそはラクーン出身ですらなく顔も知らない人間が、荒らし目的のイタズラとして書き込んだものかと思っていたのだが……。
その実は、何とか生き延びたリンダ達やラクーンから脱出した人達の証言……そして、他にもアンブレラが関わったと見られる事件が後に幾つも露見したりして全面敗訴になっていたそうだ。
これには私も「ざまぁみろ」と心の内で喜んだ。
……閑話休題。
そんな訳で、今も私達は緑を取り戻しつつある旧アークレイ山地の廃墟にひっそりと暮らしている。
良いニュースもある……つい最近に接触してきた反バイオテロ組織と話し合いの末、T-ウィルスを浄化出来る植物という意味が込められた"プラント44"のコードネームで協力者として認められたのだ。そして、彼ら独自の経路でネット環境や生活に必要な物も揃えてくれるようになったのだ。
そして、成長した妹のユウちゃんはというと――
「はぁ!?な〜にが"草草の草"だゴラァ!こちとら何年アルラウネやってると思ってんじゃ!この○☆□野郎!」
「はぁ……ユウ、まーたネット掲示板で喧嘩してるの?いくら周辺に誰も住んでないからとはいっても、女の子がそんな言葉遣いしちゃダメじゃない?」
「むぅ〜……お姉ちゃんったらイジワル……」
私の育て方が変な方向に作用してしまったのか、今ではすっかり元のヤンチャな僕っ子になってしまっていた。
身体こそ私くらい派手な発達はしていないが、そのCカップの胸や程よいサイズの尻からくるモデル体型は見る人を全て振り向かせそうな美しさがある。
……あれから何度となく記憶の事を尋ねてはみたものの、妹は「ユウとして私と出会った時の記憶」をボンヤリとしか覚えていないようだった。
それが以前までの彼を知っていた私には少し寂しかったが……それでも彼女が私に向けてくれる元気な笑顔を見る度、私にとって生きる気持ちの支えとなっている。
「あぁ〜!またクソみて〜な書き込みしやがったコイツ!アドレス変えても喋り方で僕にはバレバレなんだよ!」
「はいはい、熱くなるのはそこまでにしておきましょうね〜ユウちゃ〜ん……♥」
そう言って、私は後ろから妹の胸と股間に手を差し込んでキュッ♥と力を入れた。
その瞬間、ユウちゃんはブルリ♥と全身を震えさせながら、ウットリ蕩けた顔で私に振り返ってくる。
「あっ♥ひ、やぁ♥お姉ちゃん、ごめんなさいっ♥僕、もう汚い言葉使わないからっ♥おっぱいとおまんこ弄らないで、ぇぇぇ……っ♥♥」
「ふふ……ちゃんと謝れて良い子、良い子♥じゃあ、今日もいっぱい可愛がってあげるね♥」
そうして私はパソコンの前から妹を引き離し、新たな人生の幕を開けた廃墟の屋上で真正面から抱きしめる。
「んっ♥ちゅ♥ぷぁ♥れろ♥じゅる♥じゅ♥れろ♥あっ♥んぅ……ちゅぅ♥」
「れろ♥はぁ♥んっ♥じゅ♥ちゅっ♥れろ♥れろ♥ちゅ♥じゅる……はむっ♥」
――満月の光が屋上を照らす中、私と妹は恥も外聞も投げ捨てて交わい始めた。
はぁ……♥この胸と胸がムニュンってくっつく感じ、たまらなく気持ちイイ♥それに両手も恋人繋ぎでクチュクチュ♥レロレロ♥って、はしたなく舌を絡ませまくるキスも……思わず頭の中までドロドロになっちゃいそう♥
ユウちゃん、ドンドン私とのエッチも上手になってきてる……でも、まだまだ甘いね♥
「ほら♥上のお口ばっかり♥れろ♥夢中になっちゃ♥じゅる♥ダメだよぉ♥んっ♥それっ♥ちゅぅ♥」
「はぁっ♥ひゃぁん♥お姉ちゃん、ちゅ♥キス、しながら♥はむ♥右手で、おまんこ弄らないでぇぇ♥♥」
何せ、私がスルリ♥と股間に手を当てて中をほぐしてやれば……ほら、この通り♥ユウちゃんは物欲しそうな顔をして子犬のように鳴いちゃうんだから♥
その快感で完全にキスする余裕すら無くなって身を震わせる妹に、私はトドメを刺すように秘所を弄る指先を"ある一点"に集中させる。
「あっ♥あっ♥やっ……あ♥おしっこの穴、チュクチュクするのダメっ♥そこ弄られたら♥いぃ♥ほ、ほんとに♥漏れちゃうのぉ……っ♥♥」
「ふふっ……♥相変わらず、ユウちゃんはココがヨワヨワだね♥ほら、イけ♥イけ♥情けなく私の指で失禁アクメしながら派手にイっちゃえ……っ♥♥」
そして、クリュゥゥッ♥と人差し指で弱点の尿道口と膣口の間を深く押し込んだ瞬間――
「やっ♥ひっ♥あ、ひゃぁぁぁぁぁぁ……♥♥」
プシッ♥プシシッ♥♥プシャァァァァァァッ♥♥♥
ユウちゃんは失禁したように潮を噴き散らし、私に抱きつくようにしながら腰から下をガクガクガクッ♥と震わせた。
――こうして、また今日も私達の甘くも歪んだ"日常"は過ぎ去っていく……きっと、その生命が果てるまで一緒だろう♥
はい、そんな訳でFNCのそっくりさんことベリー編は終わりです。前2人とは違ってメリーバッドエンドっぽい……でも本人達が幸せなら良いです。
次の更新に関しては特に決めてもないので、またモチベーションが回復してきた頃にでもゆったりやっていこうと思います〜。