※この作品はR-18です。

知識と日陰の姫   作:黒きオーラ

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姫、善戦するも卑怯な手で…

魔王と悪の軍勢にたった一人立ち向かう、可憐な美少女。

パチェルートの凛と気高き姿に見とれ、強大な魔力にビビる、万を超える魔王軍。

 

「王女様が一人で俺様の軍勢に刃向かうだって…?こんな事普通じゃ考えられない…!

それにしても、なんて美しい…可愛すぎるんだぜパチェルート姫…欲しいぜ!絶対に俺様のモノにしてやるんだぜぇ!」

 

ズーン大陸中を蹂躙しあらゆる魔導書やマジックアイテム、美女たちを掠奪してきた魔王であったが、パチェルートの美しさはそれら全てが霞んでしまう程だった。

自らの掌中に飛び込んできた極上の可憐な美少女に、魔王ミストレインの邪悪な欲望が滾る。

「何だっていい!王女を捕えるチャンスだ!ぜーっぜっぜっぜっ!」

 

 

「魔王様…ここは、あたいに任せな!魔王軍最京の、このあたいにね!」

「ほう、頼もしい奴だぜ…氷結妖将サークルQよ!」

冷酷ヒジョーと恐れられる、魔王軍四魔貴族が一人、サークルQ登場。

「ふん!こんな紫もやし、らくしょーね!死ねェェ!」

「ちょ、殺しちゃダメだぜ!?」

と、慌てる魔王を無視し、凶悪なる魔導符術が放たれる。

 

凍符「パーフェクトフリーズ」!!!

 

氷結系さいきょーの暗黒魔法が絶対零度の凍てつく波動となりてパチェルートに迫る。

強大な軍事帝国モーリヤすら為す術なく壊滅させた、一級軍用攻性魔法。

だがパチェルートは心穏やかに呪文を詠唱、魔導書に魔力を込める。

「火の精霊よ、汝の灼熱で冬を溶かせ!契約の元、パチェルートが命じる!」

 

火符「○○○…」!!!!

 

パチェルートの火の精霊魔法が冷酷なる氷結魔法を迎撃。

その深き知識そして無垢で心清らかな美少女に、精霊は最大限の力を貸してくれている。

ゴゴゴゴゴオォオォォォ!!!

灼熱の弾幕が暗黒凍気を相殺。精緻な魔法誘導によりて、街には一切の被害を出さず、悪意のみを薙ぎ払っていく。

王女の正義のスペルカードに部下が圧倒されるのを見て驚愕する魔王。

「ぜぜっ!?この威力…火の精霊魔法最強のアグニレイディアンス!

Qの最強魔法では王女の最強魔法には敵わんのぜ!?」

と、解説するミストレイン。そんな魔王軍に、パチェルートは静かに凛と言い放つ。

 

「…今のはアグニレイディアンスではないわ…

アグニシャインよ!」

 

「なにィ!あたいのさいきょー魔法があの姫の下級魔法に負けた…つ、強すぎるー!」

ピチューン(一回休み)

 

雑魚毛玉兵A「バカな!魔王軍最強のサークルQ様が破れた!?」

雑魚毛玉兵B「強い…ムチャクチャ可愛いのに強すぎるー!」

雑魚毛玉兵C「ていうか、Q様の流れ弾幕で味方の被害の方が甚大ウボァー!(ピチュチュチューン)」

と、動揺が広がる魔王軍。ちなみに損害の全ては冷酷ムジョーな妖将の、味方を巻き込んだ暗黒符術によるもの。

例え悪であっても、決して誰かを傷つけたくはない。心優しきパチェルートは魔法誘導で無益な殺生は避けていた。

幹部を倒され(味方の誤射で⑨割壊滅し)士気が下がる闇の軍勢に、心正しき美少女は知識と平和の護り手として尚も立ち向かう。

だが…

 

「はぁ…はぁ…っ…ぁ…」

(んっ…魔力は精霊の力を貸してもらえるけれど…私の、体力が…っ)

毅然と結ばれた口元からは苦しげに吐息が漏れ、ドレス越しに胸が上下する。

本と知識と日陰の姫パチェルートは、あまり体が丈夫ではなかった。

15歳にして強大な魔力を持つ天才魔術師だが、魔導符術の詠唱と行使の負担が華奢な体に重くのしかかる。

(くっ…まだ魔王と千を超える軍勢がいる…けれど、私は…絶対に負けない!)

「はぁ…はぁっ…けほっ、魔王よ!精霊は正しき者の味方です。悪しき野望を悔い改め、引きなさい!」

パープルの瞳に強き決意。疲労するも凛々しい美声に一点の曇りなし。

だがそんなパチェルートに、更なる脅威が迫る。

 

「ちんちんちん(笑い声)サークルQがやられたか…♪」

「かさかさかさ(笑い声)だが奴は我ら四魔貴族では一番の小物…」

「お姫様ごときに負けるなんて、四魔貴族の面汚しなのかー?」

 

「おお!まだお前等が残ってたのぜ!早く姫を捕えるんだぜ!」

「お任せを魔王様!ぐひょひょひょ可愛い…疲れてる王女なんて三人掛かりで犯してやるわー!」

「ちょ、話を聞け王女を犯るのは俺様なんだぜ!?」

(まともな部下なんて魔王軍には数えるほどしかいないんだぜ…)

と嘆く魔王を無視し、一人一人がサークルQと同等の力を持つ四魔貴族が、疲れ切ったパチェルートに襲いかかる。

魔導書を持つ細腕が鉛のように重い。それでも。

「はぁっ…はあっ…はぁ…くっ!私が、皆を…守ら…なきゃ…!

お願い…本よ、精霊たちよ…私に、力を貸して!」

 

水符「ベリーインレイク」

木符「グリーンストーム」

土符「トリリトンシェイク」

金符「シルバードラゴン」

 

四魔貴族「な、なにー!最上級属性魔法を4発同時に!?オギャパーーー!!」

ピチューンピチューンピチューン。

パチェルート渾身の精霊魔法が四魔貴族を圧倒する。だが…

「はぁ…はぁ…はぁ……は…ぁ…っ…」

(くっ…力が…抜けて…だめ…もう…魔力…が…)

くらっ…。消耗の激しい上級魔導符術を連発し、限界を超える疲労に崩れそうになるパチェルート。

 

「ぜっーぜっぜっぜ!役立たずな幹部共は全員ピチュらされたが、まだ千匹の毛玉兵がいるのぜ!

よく頑張ったがここまでなんだぜ!最早抵抗する力はあるまいパチェルート王女ォォ!

さあ闇の軍勢よヤってしまうのぜェェェ!」

 

雑魚毛玉兵「ゲヘヘヘお任せを魔王様ぁ」

(だめ…体が動か…ない…眠…い…意識…が…)

魔力を使い果たした無力な美少女に雲霞の如く悪の軍勢が群がり、蹂躙せんと迫る。

(ここまで、なの…?……いいえ!ここで私が負けたら、本が…街が…大切な民たちが…っ

そして…ココアも…いけない!本と知識と平和は…私が、守るッ!!)

限界を超え薄れゆく意識の中、最後の力を振り絞る。

「この世界の全ての本よ!知識と平和を愛する人々よ!一度だけ…私、パチェルートに力をください!」

 

「ぜーっぜっぜっぜっ!これでパチェルートは俺様のモノだーっ!

…な、なんだこのケタ違いな魔力は!?ボロボロの王女の何所にそんな力が…!」

 

驚愕する魔王。

パチェルートの天高く掲げられた両手に、ズーン大陸中から平和を愛する者たちの魔力が終結していく。

 

日符「ロイヤルフレアーーーーッ」!!!!

 

温かき太陽の輝きが邪悪な者達を照らし、包み込む。

その光は心優しき王女の想いに引き寄せられた正義の力。

集まった光はパチェルートを中心に拡散していき…

魔王の軍勢を飲み込んでいく。

「おのれェェ恋符!魔星素破悪…ぐおお~バカなァァァァ!!!」

マスタースパークが掻き消され、ミストレインの断末魔が響く…

光が消える。魔王軍は壊滅し、立っていた者は、正義と悪の魔術師のみだった。

 

満身創痍ながらも、残機1で何とか持ち堪える魔王ミストレイン。

最後の力を使い果たしたパチェルート。

それでも。ボロボロの美少女は尚も凛と毅然と立っていた。

「はぁ…ふぁ…魔王…ミストレイン!貴方の負けです。

貴方なんかに…大切な皆を…ココアを…傷付けさせはしません!!!!」

 

「ぐっ…ぐぬぬ~!」

悔しがる魔王。誰がどう見ても、指先一本で崩れ落ちそうな美少女ひとり。

だが大胆小心な魔王ミストレインは内心、焦っていた。

(さすがに最早奇跡はおきまい?俺様の勝ちだぜ!だが…

パチェルート姫がルナティックモードだなんて聞いてなかったぜ…

俺様はノーマルシューターな魔王なんだぜ…ヤバイかもだぜ…)

 

「…さあ魔王!ヴワル王女・パチェルートが命ずる!貴方の悪事も、ここまでよ!!

侵略を止め、罪を悔いよ!!!」

「あわわわ…ちょっと待ってなんだぜ…」

 

だが、その時……

 

「きゃああああっ!!!」

「…!この悲鳴…ココア!?」

悲鳴にハッとパチェルートが振りかえると…

ココアが、パチェルートにとって妹のように大切な少女が、三人の下衆共に囚われていた。

 

ルナジャー「イーッヒッヒッヒッ!!ミストレイン様ぁ…ここはこのルナジャーにお任せを…グェヘヘヘヘヘ!!!」

ザニミル「ルナジャーの言う通りザマス!!」

ズダザファー「とにかく拷問だ、拷問にかけろ!!」

 

「おお、お前等は…魔王軍隠密機動・闇の三妖将!でかした!お前等の事すっかり忘れてたぜ!」

「ココア!くっ…やめなさい!ココアを、放して!」

パチェルートの凛としたパープルの瞳に、初めて動揺の波紋が広がる。

それを狡猾な魔王は見逃さない。

「ぜーぜっぜっぜっ!そうか、そんなにその小娘が大事かぁ?

王女パチェルートよ…その小娘の命が惜しくば、抵抗するなだぜ?ぜーっぜっぜっぜっ!」

「くっ…ココア…わかりました。魔王…」

 

「パチェ様!?…パチェ様!いけません!私はどうなっても良いですから…どうか…」

「煩いザマスこのガキがァ魔王様の御前ザマスよ!」

グイっといたいけな美少女の紅い髪が下衆に掴まれ、か細い腕が剛腕に捩じられる。

「っ!ああっ!」

痛みと恐怖で震えるココア。だが。

「パチェ様…姫様…姫様はこの国を、世界の本と平和を守るのでしょう?

でしたら…私なんか…身捨てて…お願い…」

 

「ココア…嫌、よ」

「パチェ様!?」

 

「私は…世界の全ての本と人々を守りたい…その中にはココア、貴女も居るの。

貴女一人も守れないのなら、私は…王女失格よ!」

優しさと決意に満ちた瞳。そして…

 

「魔王ミストレイン!私を好きになさい!その代わりココアを、我が民全てを傷つけないと約束してください!」

 

「ぜっぜっぜっ!いいぜ。俺様はお前以外に手を出さんと約束するぜ(って言っとかないと後で面倒だからな…)」

気高き美少女の決意に、卑劣な魔王の口元が醜く歪む。

「パチェルートよ動くなよ?出でよ…淫魔のキノコよ!」

 

ズズ…ドチャ…ぐにゅにゅにゅにゅ~!

魔王が邪道魔術を詠唱。パチェルートの足元から醜悪で巨大なキノコが生え、キノコから枝分かれした触手に美少女の体は囚われてしまった。

「…っ!?」

グチャ…ズル…ドヂャ…

小柄なパチェルートの数倍はある淫魔キノコからはドロドロの粘液が滴り、王女の清らかな身を穢していく。

その不快さにビクっと震えるも唇をキュッとかみ締め、気丈に魔王をにらむパチェルート。

「いやぁ…パチェルート姫は強敵だったぜ…だがもうこっちのもんよ!ぜーっぜっぜっぜっ!」

勝利を確信し、この極上の美少女を犯せる悦びに哄笑する魔王。

「パチェ様!そんな…そんな…私の、私のせいで……っ」

無力感と罪悪感。ココアの紅い瞳からポロポロと涙がこぼれ落ちる…。

 

「…うっ…ぐすっ…パチェ様ぁ…ごめんなさい…ごめんなさい…っ」

「ココア…泣かないで…貴女は、幸せになりなさい…」

泣いているココアに微笑み…紫紺の瞳は魔王をキッとにらむ。

「さあ魔王!約束です!ココアを放しなさい!」

 

 

「ぜっぜっぜっ、さぁて……お前等、その小娘を好きに犯っていいぜ!」

「なっ……!?」

 

「流石はミストレイン様ぁ!我らにも御馳走を下さるとはグェヘヘヘ!」

「グフフ、素晴らしい…王女に劣らぬ上玉ですねぇココアちゃん?」

「フンガー!とにかく凌辱だ!!凌辱をしろ!!」

魔王のお許しに歓喜する三下衆共の穢れた腕がココアに迫る。

「い…いやああああーーーっ!!」

 

「ココアァーッ!だめぇ!お願いやめて!くっ、約束が違うわ!ココアに手を出さないで卑怯者!」

「ぜーっぜっぜっ!卑怯だって…?とんだ言い掛かりだぜ王女様よ…

『俺様は手を出さない』とは言ったが、俺様の手下どもが凌辱しないとは言ってないんだぜ?

安心しろ、この国の民共も全員俺様の残党共が皆殺しなんだぜ!ぜーっぜっぜっぜっ!」

「なっ!?そんな…っ!騙したのね…魔王ッッ!!!」

「ぜーっぜっぜっ!大賢者サマといっても所詮小娘よ…頭でっかちで役に立たないお姫様だぜ!ぜーっぜっぜっぜっ!」

「くっ……」

誇り高き王女の気丈な瞳から、悔し涙が滲む。

(ごめんね、みんな…ココア…私が甘かった…でも…貴女だけは、助けてみせる!)

既に魔力も体力も尽き果て、あまりの疲労に動かない体は触手に絡め縛られている。

それでも、最期の力で、ココアだけでも…

 

「火の精霊よ、汝の灼熱で…」

消え入りそうな声で必死にスペルカードを詠唱するパチェルート。しかし。

ボフッ!!!

 

「えっ!?」

巨大淫魔キノコの傘から、大量の胞子が弾け、上から降りかかる。

「んっ…くふっ!か…はぁ!…けほっ!けほっ…!」

胸一杯に淫魔胞子を吸い込み、むせて詠唱が中断してしまった。

「おっと、抵抗するなと言ったはずだぜ?」

ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべる魔王。

「けほっ…はぁ…はあっ!約束を破ったのは貴方よ魔王!私は貴方を許さない!」

「ぜっぜっぜっ許さんだぁ?自分の身を心配した方がいいのぜ王女様ぁ?」

「卑怯者!私は決して負け…」

ズズ…ドチャ…ニュルルルッ!

淫魔キノコの触手がパチェルートの胸を一撫でした瞬間。

「え?ふあぁあっ!?」

ピクン。ゾクゾクゾクゥゥ…!

無垢で清らかな王女パチェルートの身を、快感が蝕む。

疲れ切った体に闇の快楽が染み込み…なけなしの魔力も霧散してしまった。

「ふぁ…ぁ…こ、これは…?」

「ぜっぜっぜっ俺様の淫魔キノコは魔界最強の媚薬なのぜ!パチェルートお前はもう俺様の虜なんだぜェ!

これからタァーーップリと愉しませてくれよ?ぜーっぜっぜっぜっ!」

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