2022年11月27日。
つまり異界召喚士が勇者ギルドの依頼でパーティを組みダンジョン攻略から帰還したアサアケの前に現れた同時期に起きたチョウマは「ガンダムジオラマフロント」の世界の上層部にある金髪碧眼の美青年のいる目の前に空間の歪みを発生させた後に入り、彼の前に出現した。
「エム・シーナリー、久しぶりだな」
「お…お前は!?」
エムが答える前にチョウマは右手の念動力を放って彼を吹き飛ばした。
「俺がいないのをいい事に好き勝手やってくれたな! その上、『最低のオリ』というサイトに絵まで掲載してもらいやがって!」
「さ…最後はどうでもいいだろ…」
エムのツッコミにチョウマは逆ギレした。
「今の俺は帝王チョウマだ! 帝王である俺の威厳溢れる絵が掲載されて然るべきだ」
「訳わからん…」
エムは気を失った。
エムが目を覚ますと、目の前にチョウマが嬉しそうな笑みを浮かべて椅子にふてぶてしく座っていた。
「気がついたようだな、エム」
「ここは総帥の部屋。チョウマ、総帥はどうした!?」
「彼には退場してもらった。あいつには用はないからな」
激昂するエムだが、チョウマの念力に束縛されて身体が動かない。
「では始めるか、エム・シーナリー。俺の名を言ってみろ」
「チョウマ…」
エムの至極まっとうな答えにチョウマは笑った。
「そう答えると思ったよ、エム」
「どう答えればいいんだ?」
「それでいい。そうじゃなければ楽しめないからなァ」
チョウマは指をパチンッと鳴らした。すると、その音に誘われて彼の前の空間がグニャリと歪んで何かが姿を見せる。それを見たエムは驚きで目を見開いた。その何かとはエムが愛した女性であるエマ・シーンであるからだ。
「そこで見ているがいい。俺の女に手を出したらどうなるか思い知れ。そして呪うがいい、己の迂闊さを」
チョウマはそう言うと、エマの唇を奪った。そして、己の舌で彼女の舌を無理矢理絡めることで存分に楽しむと、唾液を彼女の喉に流し込んだ。チョウマは彼女が飲み込んだのを確認すると口を離した。
「では、かの有名なエマ・シーンの全裸を拝ませてもらおう」
チョウマはわざとらしくそう言うと、彼女の服をゆっくり丁寧に脱がして裸にした。
「おお! 流石ガンダムシリーズで人気ヒロインの一人だけのことはある! エムが手を出したくなるのもよぉく分かる! 次にエマ・シーンのおっぱいを味わわせてもらおう」
チョウマはエマの乳房を揉んだ。
「いい、いいおっぱいだぜ、エマ」
じっくり揉みしだく内にエマの呼吸が乱れてきた。
「や、止めろ!」
「分かった、分かったよ、エム。おっぱいを揉むだけじゃ芸がないからな。お前のご要望に応えてかの有名なエマ・シーンが俺の女であることをお前に証明してやろう」
チョウマはズボンを下着ごと脱ぐと、肉槍を取り出した。そして、エムに見せつけるかの如くエマの秘部に男根を侵入させる。一瞬で貫いて処女を奪うのもいいが、それだけでは面白くないのでエムの泣き顔を少しでも長く楽しむためにゆっくり侵入させてエマの処女膜を貫通した。そして一つになった。
「はあぁ…。気持ちいい、気持ちいいぜ、エマ・シーン。さあ、始めるぞ」
チョウマは腰を動かし始めた。その度にエマの口から悲痛な声が上がるが、チョウマは気にしない。これまでなら腰を早く動かして腟内射精するのだが、今回はエムになるべく長く見せつけるために敢えて早く動かさない。その内に彼女の秘洞から徐々に愛液が染み出し始めて、腰を打ち付ける音にも水音が混ざり始めた。
「いい音がしてるぜ、エマ・シーン。やっぱり俺じゃないと満足できないよなァ」
エマはその言葉に涙を流しながら首を懸命に振って拒絶する。そしてとうとう絶頂の時が訪れた。
「中に出すぞ」
「や、止めて!!」
「そう言うな、エマ・シーン。俺の熱い想いを子宮で素直に受け止めろ!!」
チョウマはエマの腰をしっかり押さえ込み、限界寸前の肉棒を奥深く突き入れた。そして彼女の中に大量の欲望液を放出した。
「イ、イヤあぁぁッ!!」
エマは悲鳴を上げ、エムは愛する人を救えないことに涙する。
「さあ、エマ・シーン。お前の恋人とお前の主は誰だ?」
チョウマは肉棒を引き抜くと、エマに優しく問いかけた。
「両方ともチョウマ様、あなたです。これからも私を可愛がって下さい」
その答えにチョウマは勝ち誇った表情をエムに向けて言い放った。
「聞いたか、エム。エマ・シーンはお前の女ではない、俺の女だ!」
「ふざけるな、チョウマ! エマを何らかの力で洗脳させておいてよく言うよ」
「寝取りヘタレがいっちょ前に吠えるな。耳障りだ」
「何だと!」
気色ばむエムに、鬱陶しそうな視線を向けたチョウマだが、すぐに何かを思いついた表情を顔に浮かべた。
「そいつは悪いことをしたな、エム。俺とエマのラブラブを見て寂しくなったか。お詫びにその寂しさを埋めてやろう」
チョウマはエムにそう告げると、指をパチンッと鳴らした。すると、その音に誘われて彼の前の空間がグニャリと歪んで一人の少女が姿を見せる。その少女はチョウマを見ると、彼を睨みつけた。
「エムにネーナ・トリニティよ、お互いに愛し合って寂しさを埋めるがいい。俺はエマと愛し合っている内にな」
チョウマは嬉しそうに言うと、エマは彼の逸物を嬉しそうに咥えた。エムとネーナは当然拒否したかったが、チョウマの力により強引に互いの身体を密着させた後、唇を触れ合わせ、舌を絡めあった。
それから、しばらくしてエムは口を離すと、ネーナの服を脱がせ、裸にした。
「いいおっぱいをしているよ、ネーナ・トリニティ」
「嬉しいわ、エム」
ネーナは微笑んだ。当然エムとネーナは強制的にふざけた言動をさせられているため、チョウマを憎悪している。
「ネーナ、好きだよ」
「あたしもよ」
エムはネーナの乳房を揉みつつ、右手の人差し指で左の乳首を触り、右の乳首を唇で吸った。すると、ネーナの呼吸が乱れてくる。
「エム、私…あなたと一つになりたい」
ネーナの願いにエムは頷き、ズボンを下着ごと脱いで、逸物を取り出した。そして、彼女の秘部に押し当て、一気に膣を貫いた。
「一つになれて…嬉しい」
「いくよ、ネーナ」
エムはネーナと目を合わせた後、腰を動かした。その度にネーナは喘ぎ声を上げる。エムの腰の動きは徐々に早くなり、絶頂の時が訪れた。
「中に出すよ」
「お願い、エム。私の中をエムので一杯にして!」
エムはその言葉に頷くと、ネーナの膣内に大量の精液を放出した。その後、彼女と共に快楽の余韻に耽った。そんな彼らに対してチョウマは唇の両端を吊り上げた。
「エム・シーナリーよ、お前のネーナ・トリニティとのラブラブっぷりをカメラに撮らせてもらった。ガンダムジオラマフロントに出て来ない女との性行為は禁止されているのにしたということにより、お前は主人公の地位を剥奪、世界は滅亡したも同然。そして死刑になってもらうぞ」
こうして2022年11月27日に『ガンダムジオラマフロント』の世界は滅んだ。
元『ガンダムジオラマフロント』の世界を自分が帝王である世界に作り変えたチョウマは自らの姿と縄で拘束されているエムの姿をあらゆる機器を使って投影した。当然、エムがネーナと性行為した場面もだ。
「聞け、司令官達や愚民共!」
囚われのエムの前に立つチョウマは大きな声で言い放った。
「エム・シーナリーは見ての通りガンダムジオラマフロントに出ていない悪女と凌辱ならまだしも和姦という主人公としてあるまじき大罪を犯した! それにより彼は辞職、よってこの世界はこの俺帝王チョウマの世界として支配する!」
彼の言葉に人々は野次を飛ばした。訳のわからないことを言うなと。しかし、チョウマは動じない。
「今にわかる。そしてお前達はガンダムシリーズのキャラクターと共にこの俺帝王チョウマの前に跪くであろう!」
言い終えた後、チョウマは高笑いを上げた。
そして異界召喚士の活躍を楽しみながらエム処刑の算段を考えるべく自分の本拠地に戻ったその時、
(ワ、ワシはまだ死にたくない!!)
以前聞き慣れた悲鳴が聞こえた。
「おいおい、またかよ…まあお前にはまだ利用価値があるからな。ククク…」
チョウマはため息混じりにパチンと指を鳴らすと目の前で空間の歪みが発生し、その中から異界召喚士が出現した。
「チッ…またもお主に借りが出来てしもうたのぉ…」
「気にする必要はない。次のお前の売り込み先を探せばいい。安心しろ、次は今回のように悪口を言わないでお前を褒めるから」
「それはありがたいのォ。さっさと売り込み先を探してもらおうか」
「そう急かすな。お前は傷ついているから一端休め。お前の傷が癒えた後でお前を売り込むから。俺は用事があるから一旦ここを離れる」
「気遣いありがたいのォ」
と、異界召喚士は笑顔で答えたのでチョウマは目の前に空間の歪みを発生させて入ると、歪みが消える。
(その借りはいずれ返そうぞ……お主の死という形でなぁチョウマよ! キィッヒヒヒ!)
チョウマがいなくなったのを見てそう思う異界召喚士であった。
元エム・シーナリーが使っていた部屋に戻ってチョウマがエムの処刑を考えようとした時、一人の男と一人の女が立っていた。
「何事だ、刹那・F・セイエイ」
「帝王チョウマ様、大変です。エム・シーナリーがガンダムスローネドライに奪われました。彼を右手で掴むと逃げました」
チョウマの眉がピクリと動いた。
「で、その場所を特定できたか?」
「はい。方角からですが大雑把ですがアメリカのシアトルです。そこから探せば場所をより特定できるかと」
「なら、工作員に命じて反乱地域であるシアトル周辺を探せ! 見つけ次第エム・シーナリー諸共殺せ!」
「はい、チョウマ様」
刹那はチョウマに敬礼すると、退出した。
「チョウマ様、エム・シーナリー処刑は中止ですね」
「ああ。残念だよ、エマ。折角の楽しみを台無しになったので俺の気分は悪くなった。自室に引き籠もるので後始末を頼むぞ。その後、俺の部屋にハマーンと共に来るのだ」
「はい、チョウマ様」
「後でたっぷり可愛がってやるから仕事を頑張って早く済ませろよ」
チョウマはそう言った後で「前祝い」と称してエマの唇に軽くキスした。エマの頬が少し赤くなり、「頑張ります」と返して退出した。
(まさか面従腹背のネーナが使えない道具とも言えるエムを必要とするなんて思ってもいなかったよ。命拾いしたな、エム・シーナリーにネーナ・トリニティ。俺にはやることが色々あるからな)
そう思うと地団駄踏むチョウマであった。