フリーレンとフェルンが精液をしぼり取ろうとするので、俺みたいな陰キャ大学生じゃ身がもたない件について 作:a-su
イエス・キリストの生誕から二千と二十年後。
この世界にエルフの魔法使いフリーレンが現れた日の夜、ジョウの自宅、居間。
「えっちだ。すごい。えっちすぎるよっ」
紫の少女フェルンが、アダルトビデオを見ながら上ずった声を出していた。暑そうな黒い
「なんだこの状況」
そして、外出から帰宅したばかりのジョウは困惑の極みにあった。
なんせ異世界から来た可愛い女の子が鼻息を荒くして、AVをガン見しているのだから。まるで男子中学生みたいである。
「おい、えーっと、フェルン」
「呼び捨てにしないでください」
振り返りもせずにフェルンが答えた。冷気が含まれているような声色で、ジョウを突き放そうとする。
もっとも、夢中でAV見ながらお尻をもぞもぞさせているから、迫力もへったくれもありゃしない。
「じゃあフェルンちゃん」
「ちゃん付けも止めてください」
「えー。じゃあ、フェルンさん?」
「それで手を打ちましょう」
「うむ、ところでフェルンさんや」
「なんですか」
「フリーレンはどこに」
「気安く呼ばないで」
フェルンは弾かれたように立ちあがり、振り向いた。傍らに置いていた木の
「動き速すぎて怖いんだけど」
「私は実戦を経験していますので」
「杖、それ、殺人光線出るヤツだよね」
「人を殺す魔法です」
「そう、それ。ゾルトラークとかいうやつ。さっきフリーレ、いやごめん、お師匠様にめっちゃ怒られてたよね、俺に向けて撃つなって」
ジョウは天井を見上げ、フェルンの
向こう側にある星空を見上げながら、なんでこんなことになったのかを思い出す。
(フリーレンに精液絞られたところを見られて、殺されかけたのをフリーレンに取りなしてもらって、とりあえず今日は泊めてやることになって、おばあちゃんのお見舞いついでに実家で布団借りて、戻ってきたらフェルンがAVを見てた、と)
回想終了。
「俺、悪くなくない?」
「フリーレン様の前で『ぴゅっぴゅ』していた変態が悪いんです」
「ぴゅっぴゅて」
なぜか幼児言葉で糾弾してくる高校生くらいの美少女。まさか射精のことを「ぴゅっぴゅ」と表現しているのだろうか。
「何か問題がありますか」
「分かった。あんな所を見せてごめん」
ジョウは両手を上げて降参する。
その態度に、フェルンは毒気を抜かれたような顔をした。杖を下ろし、ふたたび液晶テレビの前に正座する。
「これを見て勉強しているのです。『ぴゅっぴゅ』が必要なことだと知らなかったせいで、フリーレン様に恥をかかせてしまったのですから」
ジョウが外出している間に、フリーレンはちゃんと事情を説明してくれたらしい。
そうかと返して、ジョウもフェルンの隣に座る。
「なぜ隣に座るのですか」
「いや、なんとなく」
フェルンは腰を浮かせてジョウから距離を取った。
「近寄らないで、変態」
「ひどくない?」
フェルンの眉がつり上がって、またさっきみたいな冷気が漂い始める。
ジョウも仕方なく距離を取り、フェルンに背中を向けた。
そっぽを向き続けていると、背後からため息が聞こえてくる。
「失礼しました。ひどい事を言ってしまって」
「別に。『ぴゅっぴゅ』した俺が悪いんだ」
「いいえ、私がいけないのです。あなたが気持ち悪いからといって、魔法で攻撃したり、脅したり、ひどい言葉を使ったり。あなたはただ、気持ち悪くて不快なだけなのに」
「もうちょっとオブラートに包んでくれる?」
さすがに振り返って抗議すると、フェルンはバツが悪そうに目をそらした。紫の長い髪を指でいじりながら、言葉を継ぐ。
「ごめんなさい。ご迷惑をおかけしているのはフリーレン様で、ひどい事を言っているのは私なのに。それでもやっぱり、あなたの、せいえ……せい……」
フリーレンの弟子だという美少女は、まだ幼さが残る顔を赤く染めた。恥じるようにうつむいて、かすかに唇を動かす。
「……『ぴゅっぴゅ』が、私たちにとって必要不可欠だなんて、不快です」
言葉のナイフで胸をえぐられつつも、そりゃあそうだとジョウは思い直した。
フェルンはエルフではなく、異世界の人間なのだという。フリーレンと違って、見た目通りの精神年齢なのだ。いきなり精液がどうのと言われて、自分の暴言を謝れるだけ立派でさえある。
(だとしても精液が『ぴゅっぴゅ』だなんて。箱入りすぎ、というか、ウブすぎないか?)
「フリーレン様があんな魔導書を開いてしまったばっかりに、異世界まで来てしまって。帰るためにはあなたの協力が必要です。分かってはいるのです。でも、やっぱり」
「まあ、しょうがない」
ジョウは苦笑いしつつ立ち上がった。押し入れから薄っぺらい座布団を二つ出し、フェルンにも勧めてやる。
「ありがとうございます」
フェルンはおずおずと座布団の上に座りなおした。きちんと正座して、今度こそジョウの方をしっかりと見る。
「今さらだけど、俺のアレが必要って本当なのか」
「本当です」
眉根を寄せた真剣な顔で、フェルンは語る。
事の発端は、ある遺跡でフリーレンが手に入れた魔導書にあるらしい。中には「世界を渡る魔法」が記されていて、不用意に読んだフリーレンを引きずり込んでしまった。
取り残されていたフェルンは、とつぜん活性化した魔導書に慌てて「飛び込み」、フリーレンを追ってきたらしい。
そして、その魔導書と同じ波長の魔力が、ジョウから検知できるのだと言う。
「冗談きついぞ」
「はい、冗談でも何でもありません。こちらに私が来れたタイミングと、フリーレン様があなたの『ぴゅっぴゅ』を媒介にして魔法を発動させたタイミングの一致。その時に感じた魔導書と同じ波長の魔力。それがその、あの、ええと」
はきはきとまくし立てていたフェルンが急に
ジョウは黙って自分の股間を指さした。
「は、はい、そうです」
フェルンはうなずくと、男の股間をちらっと見やり──すぐに目をそむけた。見ていられないという風に、大きな紫の瞳を泳がせる。
「これからどうするんだ?」
「フリーレン様がおっしゃっていました。私たちの世界から、例の魔導書を呼び寄せることが先決だと。今日のように当てずっぽうで魔法を使えば、今度はもっと危険な存在を呼び寄せて、大惨事になるかもしれないと」
「あれ当てずっぽうだったんだ」
ジョウは相づちを打ちつつ、内心ホッとしていた。フリーレンとの別れは当分先送りだと分かったからだ。
「じゃあ、その魔導書から何か、手がかりを?」
「はい。ですから、今後とも『ぴゅっぴゅ』の提供をお願いいたします」
フェルンの瞳や光彩は、落ち着いた紫色だ。不純物など一つもなくて、この上なく真剣に「あなたの精液が必要なんです」と訴えかけていることが分かる。
そしてそれはたぶん、彼女たちが元の世界に戻るため、本当に必要なことなのだ。
「そのために、私も勉強しますから」
フェルンが居ずまいを正し、液晶テレビの方へ向き直った。
ちなみにこの場合、勉強とはアダルトビデオを鑑賞することに他ならない。
「この流れでAV見るの? 俺の前で?」
「何か問題でも?」
いつの間に覚えたのか、フェルンはリモコンを使って再生を始める。そして映像が流れ出すと、食い入るように凝視し始めた。
「やっぱりえっちだ」
「そうかなあ」
ジョウにとっては見飽きたAVだ。女優がショーツの上から股間をなぞるだけの眠たいシーンが流れている。
「すごい。すごい」
だがウブな乙女は、そんなのにも興味津々らしい。語彙力が失われたみたいに、ひたすらに「すごい」を繰り返す。手のひらをぴたっと頰にあて、紫の瞳をきらきらさせて画面に見入っている。
「なにこれ、なにこれ」
「何してんだ」
フェルンは下半身をもじもじさせていた。正座したまま、もどかしそうに身じろぎしては、内ももをすりよせている。
「なんだか、おまたが熱くて」
「お、おまたって」
幼児語を使うことに何のてらいもないらしい。
こいつもしかして、いやまさかそんなはずは、と思いながらもジョウは尋ねてしまう。
「した事ないのか」
「何をですか?」
「えっちな、ていうか、体の仕組みの話」
「ない、です」
「学校で習ったりとか、友達と話したりとか」
「学校、行ってません。友達は」
フェルンの横顔に、沈んだ微笑が浮かんだ。
「私が小さいとき、戦争でみんな死にました。家族も。そのあと引き取ってくれた養い親は男性で、その方が亡くなってからは、ずっとフリーレン様と旅を」
ジョウは黙って立ちあがり、台所から冷たい緑茶のポットを持ってきた。コップに注いでフェルンの前に置いてやる。
「よろしければ、どうぞ」
「あの、そんな」
「
「はい。…………ありがとうございます」
フェルンは一息に飲み干した。ぷはぁ、と息を吐いてから額の汗をぬぐう。紫の髪がサラサラと音を立てた。
まだ梅雨入りはしていないが、初夏の夜はすでに蒸し暑い。エアコンもないこの部屋ではなおさらだ。
「暑いだろ。上着、脱げよ」
「あ、はい」
フェルンは特に抵抗もなく、黒い長衣を脱ぎ去った。
その下は白いワンピースのような服だ。胸元から布が垂れて、ウエストが太く見えてしまっている。
「はあ…………」
しかし太っていない事はすぐにわかった。フェルンが自分の体を抱くようにすると、両腕が乳房の下に深々と入り込んだからだ。こんもりと盛り上がった白い布の下には、豊満なバストと細いウエストが隠されているのだろう。
ジョウがごくりと喉を鳴らした、その瞬間だ。
「おーい」
「うわっ」「フリーレン様っ」
ふすまが開いて、フリーレンがひょっこり顔を出す。
「なに、魔物でも見たみたいに」
「ど、どこ行ってたんだよ」
「この周辺を見て回っていたんだ。しばらく滞在させてもらうわけだから、土地の様子も知っておきたいと思ってね」
ジョウは「しばらくなんて聞いてない」と抗議するのも忘れて、戦々恐々としていた。フェルンへの劣情を見透かされたかと思ったのだ。
しかしフリーレンはそれ以上追及する事もなく、フェルンと反対側に座る。そしてリモコンをいじり、テレビの音量を上げた。
『ああ~ん♪』
AV女優のウソくさいあえぎ声が大音量で響き渡る。
「なんで音上げたの!?」
「勉強のため」
「ご近所迷惑だろ!」
「周り、ぜんぶ空き家じゃん」
ちなみに今見ているチャプターのタイトルは、「ムラムラしてきたお姉ちゃんと、オナニーの見せ合いっこ♪」だ。女優と男優が股間で激しく手を動かしている。
フリーレンは画面に見入ったまま、ぼそっとつぶやく。
「えっちだ」
「えっちですね。とても、えっちです」
フェルンも同調して、胸が大きいだとか声がえっちだとか、師弟によるAV品評会が始まった。ジョウにとって居心地の悪い時間がしばらく続く。
(俺、なんか悪い事したっけ)
『ああ~♪ いっちゃういっちゃう♪』
画面の中の女優が、びくびくと体を震わせている。絶頂を迎えたフリだが、さすがプロだけになんとも官能的だ。
「ふーん。ほう、ほう」
「う、うう」
フリーレンは平然と観察を続けているが、フェルンは明らかに欲情していた。正座を崩した女の子座りで、もじもじと内ももをこすり合わせている。
「ふう、ふう」
頰は上気して、口からは熱い吐息が漏れていた。形良い眉はへにょりと下がり、目元もとろけたように緩んでいる。
(エロい)
ジョウだって、発情した美少女が近くにいればチラ見せずにはいられない。頬を伝う汗や、上下する胸の曲線が視界の端にちらついて、股間に血液が集まっていく。
「どうしたのフェルン」
「あの、体が、変で」
フェルンはしかし、よこしまな視線にまるで気づいていなかった。ぱたぱたとワンピースのえり元をはためかせ、胸元の布を引っ張って風を送り込む。
「すごく熱くて」
そのたびに胸がふにふにと揺れ、汗で湿った鎖骨が見え隠れする。揺れる空気に乗って、フェルンの体臭と体温がジョウの鼻先に
「お、おまたが、ぬるぬる、していて」
「それ、たぶん性欲だね。人間らしい反応だ」
「助けてください、フリーレン様」
「ごめん無理」
涙を浮かべて懇願する弟子を、フリーレンは突き放す。それから、ジョウの肩をたたいた。
「よろしく」
「何が!?」
「前から悩んではいたんだ。わたしはエルフだから、人間の性がよく分からない。ジョウに教えてもらう方が、きっとフェルンのためになる」
フェルンの方を見ると、首を横に振っていた。しかし、救いを求めるように紫の瞳を揺らしている。
「私には、フリーレン様しかいません。そのフリーレン様がおっしゃるなら──」
「れ、冷静になろう冷静に」
性知識のほとんどない肉感的な美少女が、明らかに発情して目の前にいる。ワンピース一枚の姿で無防備に体の線をさらし、下着の中のぬるぬる具合を告白までしていた。
「頼むよ、ジョウ。弟子を導いてあげられないなら、せめて適切な指導者を与えてあげたいんだ」
しかも、保護者であるはずのフリーレンが背中を押してさえいるのだ。
(据え膳ってやつなのか、これ)
もしかすれば、このまま初体験ができるのかもしれない。乳も尻もよく実った若い娘の無知につけ込んで、コンドームも使わない生の営みを堪能できる。
それに責任を取る必要など少しもない。何しろ彼女たちは、遠くないうちに帰ってしまうのだし──。
ジョウは腰を浮かせ、フェルンに手を伸ばしかけ、そして引っ込めた。振り向いて、フリーレンの目をまっすぐに見る。
「フリーレン、やっぱさ、よくない」
「わたしの話、聞いてた?」
「聞いてた。けど、無知につけこむのはイヤだ」
ジョウはテレビを消した。コップに冷たい緑茶を注いでフェルンに差し出す。
「飲んで」
「え、あの」
「いいから飲め」
「は、はい」
フェルンは素直に受け取り、ごくごくと飲み干す。そしてコップを両手で持ったまま、うつむきがちに礼を言う。
「ありがとうございます」
「いいよ。……フリーレン」
「なに」
「俺、これでも大学生なんだ。この国の歴史を学んで、『知』を
ジョウの熱弁にも、フリーレンは眉一つ動かさない。きれいなばかりで感情の読めない美貌が、ジョウには少し恐ろしい。
「大きく出たね」
「俺は半人前だけど、それでも気持ちは」
「じゃなくって」
フリーレンはジョウのズボンに手を伸ばし、テントを張った股間を爪の先で軽くつつく。
「大きいのはこっちだけかと思ってた」
「やめれ」
「ジョウが指導するのは、悪い事なんだね?」
「当たり前だろ、俺は男だぞ」
そこで初めて、フリーレンは少しだけ微笑んだ。
「そっか。当たり前を教えてくれてありがとう」
「もうちょっと警戒しろよ、二人とも可愛いんだから」
「…………じゃ、こうしよう。わたしがフェルンを指導する。わたしはジョウに指導してもらう。それならどう?」
問い掛けながら、フリーレンはジョウの股間を撫で始めた。下から上にさわさわ、あるいは左右にすりすりと。
もどかしい刺激に、ジョウは腰が浮きそうになる。
「これって気持ちがよくて、ジョウにとって素敵な事なんでしょ。対価に知識を授けるくらい、安いものじゃないかな」
「う、や、でも」
「わたしは、フェルンほど、無知じゃない。少なくとも精液を吐き出させる方法は知っている」
「それ今日からだろっ、あ、あっ」
「ほら、ほら。教えてよ。わたしたち女の子の体について、たくさん。教えて?」
「ま、ちょ、あ、ああ」
声でも手でもフリーレンになぶられ、ジョウはどんどん理性を削られていく。理屈がめちゃくちゃなような気もするが、もう逆らう気力が沸いてきそうにない。
「フェ、フェルンがいいなら」
なにせフェルンは、掛け値なしの美少女なのだ。髪や目の色は非現実感を、ミルクを煮詰めたような肌やまっすぐな髪型は無垢さを感じさせる。少し丸顔だが、そこが表情の薄さを補って、かわいらしさを引き立ててもいた。
「フェルン、いいね」
「…………フリーレン様がおっしゃるなら」
それに師匠であるフリーレンとのコントラストもいい。髪も目も濃い紫色で、肉感的なフェルン。髪も肌も色素が薄く、小さくてほっそりとしたフリーレン。濃淡という言葉を体現したような師弟だった。
「決まりだね。頼むよ、ジョウ」
「よろしくお願いします」
その美少女コンビがジョウの精液を求め、しかも性教育してくれとまで迫っている。
男の本能が、理性を上回ろうとしていた。
◆◆◆
「それが
「このプニプニしているところ?」
「そう、割れ目の両側」
フリーレンは、興味津々といった様子だった。紫色のちぢれた毛をかき分け、その下にあるフェルンの割れ目をなぞっていく。
「顔から、火が、出そうです」
フェルンは布団に横たわっていた。上下が一体の下着姿で膝を立てて足を開き、太ももの間に陣取ったフリーレンに秘所を指で弄られている。
ジョウはフリーレンの傍らに膝立ちとなり、スマホでWikipediaを見ながら二人に解説をする役だ。
もちろん股間はガチガチである。もしあのままOKしていたら、きっとフェルンをレイプしていただろう。
「上の方は、ちょっと盛り上がってるんだね」
「恥ずかしい丘って書いて、
Wikipediaにある無修正のまんこ写真を見るのは初めてだ。ホンモノの割れ目なんて、妹のしか見たことがない。それでもジョウは、案外冷静に解説できていた。
それはやはり、平然として「へえ、そうなんだ」などと答えているフリーレンがいるからかもしれない。こいつの前で醜態をさらすわけには、と気を張っていられるのだ。
「ん」
フェルンが鼻から抜けるような声を出す。フリーレンに割れ目を開かれつつあるせいだろう。脂肪組織に富んだ陰唇に指をかけられ、大切な秘密を少しずつ暴かれていく。
「あっ、あ」
「力を抜いて。痛くしないから」
小さく悲鳴をあげるフェルンを励ましながら、フリーレンは指先で割れ目を押し広げていく。
貝のようにパックリと口が開き、中からピンクの粘膜が顔を見せた。いささかも色素の沈着はなく、鮮やかに色づいている。
「ジョウ、鏡を」
「ほい」
「見える? これがフェルンの女の子だよ」
「はい、フリーレン様、はい、見えます」
フリーレンは、手鏡でフェルン自身にソコを見せはじめる。
フェルンは息を荒げ、目を潤ませていた。自分の一番秘めたる場所を師とともに観察し、そして学習していく変態的な行為に、興奮を加速させているようだ。
「これが、私の……」
フェルンの秘所は十分な湿り気を帯びて、チーズのような匂いを立ち上らせている。肉と肉のすき間には、洗い切れていない
「すごく濡れてるね。ジョウ?」
「愛液だ。
「なんの役に立つの?」
ジョウは、努めて淡々と答える。
「主に、濡れることで
「摩擦。何との摩擦?」
(おいやめろ)
内心勘弁してくれと思いつつ、ジョウは目を閉じた。とてもではないが、フェルンの様子をうかがいながら答える勇気はない。
「だ、男性器」
「なるほど、男性と交尾するためだね」
「フリーレン様!?」
「フェルン、ジョウと交尾してみたいの?」
「したくありません、フリーレン様のばかっ!」
「むっ」
「おたんこなす! 寝ぼすけエルフ!」
「フリーレン、あんまりイジめてやるなよ」
「教育しているつもりなんだけど」
異性の前で性器をさらけ出すだけでも、フェルンにとっては羞恥の極みに違いない。まして今日会ったばかりの男と交尾するだのしないだのという話になれば、なおさらだろう。
(しかしこの子、マジでかわいいな)
ぷるぷると羞恥に震えるフェルンは、乙女の初々しさに満ち満ちていた。両手で口元を隠し、ただただ恥辱に耐えるばかりだ。大きなバストを呼吸に合わせて上下させ、太ももに汗を伝わせている。
「ジョウ、この花びらみたいなお肉はなに」
「
「今は開いてるね。やっぱり交尾したいんだ」
「うう~っ」
清純な乙女であるフェルンの発情を示す、淫らな花弁が咲いている。粘液にまみれた花びらは艶やかに光り輝き、ひくつくたびに淫靡な香りを振りまいているようだ。
「ふーっ」
「ひぃんっ」
フリーレンが息を吹きかけた。
フェルンは悲鳴を上げ、太ももでフリーレンの頭を抱え込む。
「あ、す、すみませっ」
「大丈夫だよ。続けていい?」
「はい、はい」
フェルンは必死にうなずいて、また脚を開いていく。目を閉じて、師に与えられる生まれて初めての恥辱に耐えようとしていた。
「濡れてるね」
「はい、はい」
「この小さい穴は?」
「
「そんなの教えないでぇ」
「じゃあ、この大きい穴は」
「
「フェルンの赤ちゃんが出てくるところだね」
「~~~~~~~っ」
生々しい光景だ。広げられた脚の間、ぷっくりした肉ひだの間には、ピンク色の粘膜がてらてらと光っている。その中心では、フェルンの膣口が小さく口を開け閉めしていた。
(エロすぎ)
恥辱にもだえながらも脚を閉じようとはしないフェルン、その秘所に触れ、いじり、暴き立てていくフリーレン。
その対比はあまりに刺激的で、ジョウは視界の暴力に今にも射精してしまいそうだ。ズボンの中はパンパンで、今すぐにも開放されなければ苦しいほどである。
「ジョウ、この豆みたいなのは?」
「
生真面目そうな処女が、下着の中に隠し持ったいやらしい突起物。フェルンのクリトリスは、存在感があった。包皮に包まれたままでもはっきり分かるほど大きいのだ。
「何のためにあるの」
「ええと……役割は特にないらしい。ペニスが退化したものだって」
「へぇ……え、ないの? じゃあなんで残ってるの? 意味ないじゃん」
これも答えにくい質問である。ジョウはフェルンの顔色をうかがいながら、恐る恐る口にした。
「その……交尾の時に快感を感じるためだけに、残ってるらしい。男のペニスが入りやすくなるように、ココを濡らすためのスイッチ的な」
「ああ、なるほどね。人間は寿命が短いから、子孫を残したがる。それでこんな無駄な器官が、男と交尾するために残ってるのか」
「フリーレン様の、バカぁ。男の人の前でなんてこと言うんですか」
フリーレンは納得し、抗議するフェルンの豆を指先でツンツンとつつき始めた。
「ひっ、ひっ」
充血した肉芽がぷるぷると震え、フェルンの口から短い悲鳴が漏れる。澄んだ声が裏返り、甲高く弾む。
「痛い? 触るとイヤかな」
「え、い……いえ」
「じゃあどういう感覚? 教えて」
「あの、ピリッとして……しびれるみたいな」
「気持ちいい?」
「い、言えませんっ」
「ふぅん」
フリーレンは、フェルンのクリトリスを二本の指でつまんだ。そして、ぷにっ、ぷにっ、と弾力を確かめるように揉んでいく。声を漏らしてのけぞるフェルン。
「うあ、あっ、ああっ」
「やっぱり気持ちいいんだ」
「やめっ、フリーレン様っ」
「どうして?」
「そ、その……刺激が強すぎて、困りますっ」
フェルンはフリーレンの手首をつかみ、なんとかクリトリスをもてあそばれまいとする。
しかしフリーレンは、しれっとした顔で首をかしげるだけだ。
「フェルン。わたしたちは性欲を発散する方法を勉強しているんだよ。ジョウも言っていたけど、この豆は快感を感じるためだけにある。なら、ここの使い方を学ばないと。ね、ジョウ」
同意を求めてくるフリーレンに、ジョウはうなずくしかない。羞恥に震えるフェルンの顔を記憶に焼き付けつつ、「そ……うだな」と同意した。
「だけど、自分でさせてやれよ」
「どうして?」
「女の子のペニスだって言っただろ。男と同じでデリケートなんだよ。乱暴に扱うと痛いんだ」
「へぇ、そうなんだ」
フリーレンは素直にうなずくと、クリトリスをいじっていた手を引っ込めた。そしてフェルンの表情をうかがう。
「ごめんねフェルン」
「い、いえ……大丈夫です」
「じゃあ、自分で」
「は……はい。でもどうしたら…………」
「ジョウ」
「あー、最初は先っぽじゃなくて、周りから触っていくといいらしい。あっためて、ゆっくりほぐしていってやると喜ぶって」
「……こうですか?」
戸惑いながら、フェルンは自らの股間に手を伸ばす。そして割れ目を開き、クリトリスの根元に触れた。そしてゆっくりと、カタチを確かめるように撫で始める。
フェルンの唇が微かに開いた。指の動きに合わせ、鼻にかかった声が漏れる。
「ん……」
「優しくだ」
「フェルン、優しくするんだよ」
こくんと小さく、フェルンはうなずいた。クリトリスの根元にゆっくりとリズミカルな圧迫を加える。ぷにぷにとマッサージして、今まで使っていなかった快楽神経を目覚めさせていく。
「変です、感覚が、なにか、変です」
「変じゃない。それが気持ちいいってことだ」
「らしいよ」
「っ、これが、気持ちいい……?」
根元をこねられ、フェルンの肉豆が膨らんでいく。交感神経の高まりで海綿体が張り詰めているのだ。根元だけでは満足できないというように、包皮を押し上げて自己主張を始める。
「はぁ……あぁ……」
「フェルン、見せてあげるね」
「ああ、やだ、やだっ」
フリーレンが、また手鏡を手に取った。フェルンの秘部を写し、本人に見せつける。清楚な弟子がクリトリスを勃起させる様を、赤裸々に映し出してしまう。
「大きくなってるね」
「言わないでぇっ」
「あれ、皮の中から何か……」
「うぅううッ」
皮の下から、真珠にも似た薄桃色の先端部が顔を出す。フェルンの亀頭だ。セックスの役にしか立たない、ウーマン・ペニスの先端。快楽神経と海綿体でできた、乙女にとって最もエクスタシーを得やすい器官。
それを目の当たりにして、ジョウはごくりとつばを飲み込む。興奮のあまり、目まいさえ覚えた。
(なにこのプレイ。俺、なんか良い事した?)
自慰行為さえ知らないような少女が、淫らに花開きつつある。少し大きめのクリトリスを撫で、発情し、血を集めて膨らませているのだ。
「はーっ、これ、これがクリトリスっ」
フェルンは顔中うっすらとピンク色に染めて、膨らみきった肉の真珠を見つめている。小鼻を広げ、荒い呼吸を隠そうともしない。
「先端もいじってみて」
フリーレンから指示されると、フェルンは先端に指を近づけていった。つん、と触れた瞬間、ぴくっ、と腰を跳ねさせる。
指を止め、助けを求めるようにジョウを見あげてきた。
「なに?」
「……すごく敏感みたいで」
「………………」
「どうしたら……」
「ジョウ」
フリーレンが沈黙をとがめてくる。弟子の官能的な姿にもほとんど表情を変えず、長い耳にも朱色は浮かんでいない。
ジョウはかぶりを振って、スマホの情報を口から垂れ流す。
「あー。優しく、ソフトに、何回もした方がいいらしい。ちょんちょんつついたり、軽くつまんでやるぐらいがいいみたいだぞ。優しく、ソフトに、何回もだ」
はいと答えて、フェルンは指を近づけていった。つん、つん、と触れるか触れないかの強さで、クリトリスの先端をつついていく。そのたびに、ふぅうん、ふぅうんと切なげに喘ぐ。
「いいぞ……気持ちいいか?」
「言わせないでください、変態……」
唇を嚙み締めてうつむくフェルンの姿はあまりにも可憐で、罪悪感を覚えるほどに愛らしくもあった。
だから、ジョウは欲望を抑えられない。フェルンをもっと乱れさせたい、思うままに導きたいと、ついつい口を開いてしまう。
「続けるんだ。おまたの液をクリトリスに塗って、滑りをよくして」
「こう、ですか?」
フェルンの指が、割れ目からこぼれる愛液をすくい取り、クリトリスに塗りたくっていく。指の腹で丹念に、まんべんなく塗り込んでいく。
クリトリスがぬらぬらと輝きだし、淫靡な輝きを放ち始めた。
「あ……っ、ぬるぬるします……っ」
「今度は指を当てて、ゆっくりコネるように回してみろ」
言われるままにフェルンが指先を動かすと、粘液にまみれた肉芽がつるんと逃げ回る。それを追いかけて指が動く。その度に、くちゅり、ぷちゅっと音を立てて粘っこい糸が引いた。
「ひっ、逃げないでっ、くふゅっ」
フェルンが喘ぎ、お尻を布団から浮かせた。逃げ回るクリトリスをとらえようとした、無意識の動きだ。あたかも男性器を求めるかのような動きを見せながら、クリトリスでオナニーしようと奮闘しているのである。
「ひんっ、ひぅうっ、あっ、ふぁあっ」
フェルンの下半身はしっかり肉がついていた。フリーレンとの旅は徒歩だったらしいから、自然と発育が進んだのだろう。太ももはむっちりとした肉付きを見せており、その間で白い尻肉がぶるっ……ぶるっ……と揺れる。
「腰振ってるな。そんなにいいのか?」
「ひっ、ひぃっ、それはぁっ」
「答えて。気持ちいいの?」
「はいっ、いいっ、いいですぅっ」
「いい子だね、フェルン」
「えらいぞ、フェルン」
フェルンは口を大きく開いた。粘ついた唾液をぽってりした唇と唇に橋渡しさせながら、「あ゛っ」と濁点つきの喘ぎ声を漏らす。
「あぁあ゛っ、こんなの初めてぇえっ!」
フェルンはぐぃーっと身体をのけぞらせた。もはや恥も外聞もないといった様子で、必死になってクリトリスをしごき回す。肉付きのよい太ももを、尻肉を、小刻みに震わせながら、人生初オナニーを心ゆくまで堪能している。
「ひーっ、ひーッ!」
自慰という禁断の果実を知った無垢な処女は、今やとりこにされていた。顔つきはどこか動物的で、人間らしい理性を感じさせない。快楽電流で脳細胞を一つ一つ死滅させながら、乙女の尊厳を投げ捨て、女としての喜びに耽溺している。
「フェルン、性欲は解消できそう?」
「はひぃーっ、ひぃーっ」
そんな痴態にも眉ひとつ動かさず、フリーレン先生は真顔のまま弟子に問いかける。
フェルンは目を白黒させ、何度もうなずく。声にならない声だが、はいと答えたのだろう。
(クソ、エロ、チンポ射精したいっ)
清純な美少女のマンコ見ながらナマの性教育、それからフェルンのオナニーショー。それほど刺激的なシチュエーションが、オスの本能を煽らないはずはない。
「フリーレン、俺もっ」
ジョウは下着ごとズボンを脱ぎ捨て、フリーレンの眼前に勃起チンポをつきつける。
若い娘の痴態に煽られ、ジョウの知能指数はサル並みに低下していた。童貞の理性が溶け落ち、向こう見ずな性欲だけがむき出しになっている。
「いいよ。ジョウの精液をちょうだい」
フリーレンが両手で肉棒を包み込んでくれる。ガマン汁でベトベトのチンポを、滑らかな手でゴシゴシとしごき始めた。
指と指との段差が、オナホみたいにジョウのオス棒を圧迫ピストンする。オナる処女の嬌声が、童貞の耳にからみついて離れない。
「あぁ……フリーレン、フェルンっ」
「ん……なんか、大きい」
滑らかな手でコかれながらチンポをデカいと言われては、未使用の童貞ペニスなど一たまりもない。あっという間に男の限界がやって来た。
「出る、出そうっ」
「もう? 昼間とぜんぜん違うじゃん」
わずかに不満そうなフリーレンの口ぶりに、ジョウは思わずケツ穴を引き締めた。強烈な射精感をなんとかこらえようとして、内ももや尻をプルプル震わせる。
「だって、フェルンが」
「フェルンが、なに」
フェルンが、ジョウたちのすぐ下でクリオナにドハマリしているのだ。
濡れ濡れの処女マンを指でくつろげ、ピンク色したスケベ粘膜をびしょびしょにして、お豆ちゃんをくちゅくちゅ言わせながら、女子高生くらいの美少女が腰をへこへこさせている。
(ああ……気持ちいい……)
フリーレンの手の中で脈動を繰り返す男根からは、どくんどくんと音が聞こえてきそうだ。フリーレンの小さな手が竿をしごきあげるたびに、鈴口からカウパー腺液が溢れ出てくる。
「なにか来るっ、来そうですっ、あ、あぁぁっ」
フェルンがひときわ高い嬌声をあげた。そしてクリトリスをしごく指に自ら力を込める。
精液と口にすることさえためらったウブな美少女魔法使いが、いま、初めてのアクメを迎えようとしている。
「くうぅ────っ」
フェルンの全身が硬直した。わずかな時間を置いて、豊満な若い体がぶるぶると痙攣する。つま先を突っ張らせ、太ももからふくらはぎにかけての筋肉がこわばった。
経験の少なすぎる娘は、オーガズムに溺れる顔を無防備にさらけ出してしまっている。頬はりんごのように赤く火照り、瞳はとろんとして焦点が合っていない。目をしばたたくと、ぽろぽろと涙の粒がこぼれる。
「は、あ、ア、あ……っ……」
両足の間で、若い女肉がツボミめいてぷっくりと膨らんでいる。知るべきものをまだ知らない淫らな花は、少女の蜜によってぬらぬらと照り輝いていた。
そして花弁の頂点にある大きめの肉芽は、いまだフェルンの指先でコネられ続けている。
「う、う、うゥっ、んぅ、んぅ、ん───」
絶頂のさなかにあって、フェルンはなおも自慰行為をやめようとしない。充血しきった敏感な真珠を、自分の指でいじり回すことをやめられないでいるのだ。
(ああ、チンポにくるっ)
そう思わずにいられないくらい、フェルンのトロけ顔はえっちだった。ほつれた紫の髪を丸っこい輪郭に張り付かせ、よだれをこぼす唇をわななかせながら、一心不乱に快感を貪っている。
「ぁはっ──はぁ──────はっ──ん、んふっ──」
ジョウは思った。今すぐ抱きたい。犯してしまいたい。目の前にある処女穴にチンポ突っ込みたい。泣き叫ぶフェルンを無理やり押さえつけて、ナマ膣に中出ししてしまいたい。
そんな凶暴な欲望を、唇を噛んで耐える。フリーレンの目をみつめ、
もちろん、たおやかな手で肉棒をしごいてもらいながらだ。
「フリーレン、フリーレンっ」
「ふーん、フェルンがいるとジョウのココは大きくなるんだ。バカみたいに固くなって、すぐに精液が出ちゃうわけだね」
声が冷たいのは、自分の錯覚だろうか。それとも、自分以外の女に欲情するジョウを見て、機嫌を損ねてくれているのだろうか。
あり得なくても後者だったらいいな、そう思った瞬間、ジョウの
「ねえ、そういう事だよね?」
その通りだと言わんばかりに、尿道口がぱっくり開いた。濃厚な精液の塊が発射されようとする気配に、全身が総毛立つ。
出る、もう出る────そう思ったとき、ジョウは視線を感じた。
見れば、クリオナに興じていたはずのフェルンが、いつの間にかこちらを見上げている。手を止めて、まん丸とした紫の瞳で、射精寸前のジョウちんぽをガン見していた。
「……おっきい。『ぴゅっぴゅ』するんだ」
ぺろり。なんの屈託もないつぶやきに続いて、フェルンの赤い舌が唇を舐める。
その瞬間、ジョウは、頭の奥で何かが弾け飛んだような気がした。
「出───るッ!!」
どびゅるるるる! ぶぴゅるるっ!!
熱いカタマリが次々と飛び出した。白いネバネバが放物線を描き、フェルンの身体へと降り注いでいく。
「きゃ、わ、あつ…………」
呆然としているフェルンの乱れた髪や柔らかい頬のライン、豊かな胸元、上下一体の下着、そして開いたままの股間に、精液がべっとりと付着している。
紫の髪に、ミルク色の肌に、ピンクの割れ目に、白濁したジョウの子種汁がべったりと。
「あの、フリーレン様……これって」
粘液が、フェルンの指先で持ち上げられる。まるで生クリームのようにも見えた。美少女の指先で糸を引き、コネられてぬちゃっと音を立てる。
「男の子の……?」
「そうだよ」
フリーレンは涼しい顔で答えた。ガマン汁にまみれた指で、フェルンの全身に飛び散った精液を回収し始める。どこからか取り出したビーカーのような容器に、精液をためていく。
「すごい魔力……」
「そう、これがジョウの精液。私たちが帰るために、旅を続けるために必要な、魔法の精液」
フェルンは、指に付着したジョウの精液をまじまじと見つめている。指を閉じたり開いたりして粘度を確かめ、それから鼻に近づけて匂いをかぐ。
「くっさ」
「やかましいわ!」
「ネバネバして……すごく、不快です」
静かな罵倒にツッコミを入れつつも、ジョウはフェルンの指先から目を離せない。
ねちねちと精液をもてあそぶ可憐な指、その持ち主は、自分の導きによって生まれて初めて絶頂したばかりの処女なのだ。
「フェルン、満足できた?」
「はい、ええ、最後のコレさえなければ……」
フェルンの答えに、フリーレンは満足げにうなずいている。教え子の成長を喜ぶ教師の表情、とでも言えば良いのだろうか。むふー、と擬音をつけたくなるような、どことなく誇らしげな顔をしていた。
「帰るまでどれくらいかかるのでしょうか」
「さあね。一年か二年か、それとも十年」
「相変わらず気長なことでございますね」
「ごめんて。短縮できるように頑張るから」
「できるんですか?」
「ジョウがたくさん精液を出してくれればね」
フリーレンとフェルンの視線が、ジョウの股間に集まる。
「まだ元気だ」
「おぞましい見た目ですよね」
「冷たい目で見るの止めてくれる?」
一日に二度の射精を経てもなお、ジョウのモノは硬くそそり立っている。それどころか先ほどよりも太く、大きくなっているようだ。
精液を回収し終えたフリーレンが、きっちりと座り直して頭を下げた。
「ジョウ、改めてお願いする。元の世界に帰るためには、この精液が必要不可欠なんだ。わたしとフェルンに精液を提供してほしい」
顔をぬぐったフェルンが、同じく正座して頭を下げる。
「そのために、私も努力します。男の子の生理も勉強して、あなたから……せ……せい……精、液を、出してもらえるようにします。フリーレン様だけに負担をかけるわけにはいきませんから」
こう真面目に言われては、ジョウとしても混ぜっ返したりはしにくい。正座して二人に向き直る。
「わかった。俺、がんばって精液たくさん出すよ」
なぜ俺なんだとか、「なんで精液やねん」とか、そう思うツッコミ心を抑えつつジョウは言い切った。
フリーレンとフェルンが必要としてくれるなら、応えたいと思ったのだ。
「ありがとう」
フリーレンとフェルンが、声をそろえて言う。それから、二人同時に顔をしかめた。
「ていうか、ズボンはきなよ」
「いつまで下半身ハダカなんですか」
「今後はちゃんと容器に出してよね」
「人の顔にかけないで下さい、変態」
見事なリズム感で
ジョウが無言のまま立ちあがって、ズボンに脚を通した瞬間、 ぐうぅぅ……と腹の虫が響いた。
「誰だ今の」
「……わたしじゃないよ」
「……私ではありません」
「冷蔵庫、ちくわしか入ってないんだけど」
◆◆◆
異なる世界に生まれた男女が過ごす官能的な日々、その一日目は、このようにして過ぎ去っていく。これから長く続く日々の、わずか一日目の出来事。
(続く)
ここまで読んでいただきありがとうございました。お気に入り・感想・評価など、いつもありがとうございます。更新の励みにしております。
今までにないほどUAや評価が伸びていて、びっくり仰天しております。フリーレン様、まぎれもない覇権コンテンツですね。
次回は、千年処女が処女じゃなくなっちゃうお話です。お楽しみに。