フリーレンとフェルンが精液をしぼり取ろうとするので、俺みたいな陰キャ大学生じゃ身がもたない件について 作:a-su
イエス・キリストの生誕から二千と二十年後。
日本。近畿地方の観光都市。
ラブホテル「シティ・ラブ」のラグジュアリールームにいるジョウたちが、「ご休憩」の延長を決めた直後のこと。
ベッドルームのドアを開くと、脱衣室がある。その奥にあるガラス張りのバスルームに、五人は入れそうなバスタブが据え付けられていた。
「なにこれ、面白い」
「フリーレン様、泡がくるくるします」
フリーレンとフェルンの二人は、すでに湯船の中でくつろいでいるようだ。虹色の光が出る照明装置やジェットバスのスイッチをいじっては、声をうずうずと高ぶらせている。
一方のジョウは、脱衣室でまごまごしていた。生まれて初めて家族以外の女の子と入浴するからだ。フェルンの言った通りで、抱き合うときとは全く別種の恥ずかしさに足がすくんでいる。
「よーし」
意を決してバスローブを脱ごうとした時───目まいを感じた。とっさに壁へ手をつく。体が石のように重い。
「………………あれ?」
最も、それは一瞬のことだ。すぐに力が戻ってきた。体の動きを確かめ、首をひねる。
「ジョウ」
「あ、なに」
「体調が悪いの」
フリーレンがバスルームから顔を出している。へんに真剣で石のように硬い、ジョウが嫌いな表情をしていた。
「クラッとしただけ。大したことない」
心配させたくなくて、努めて軽い調子で言ったのだが。
フリーレンは足早に脱衣室へ入ってきた。ほどいた髪も裸身も濡れたままだ。ジョウの首筋に手をあてて、それから額に手を当てる。
「熱はないね」
「だろ?」
「……………………うん」
フリーレンは自分の手を見つめ、しばらく考え込んでから首を振った。
「わかった。お風呂に入ったらいいよ」
「ああ、そうするよ」
ジョウはバスローブを床に落とし、出来るだけさりげない感じを装いながら、バスルームに戻るフリーレンに続いた。
「きゃっ」
フェルンの甲高い声がして、ちゃぽんと湯船に体を沈めた音がする。
もう色々見せ合ったはずの女の子が示した恥じらいに、ジョウはクラリときた。
「うう~」
お湯がたっぷりと張られたバスタブに、口元までお湯に浸かったフェルンがいる。
紫の髪は、アメニティのヘアピンで後ろにまとめられていた。濡れたうなじに貼りつく後れ毛が、年若い少女に思わぬ大人っぽさを与えている。
「やっぱり恥ずかしいです」
「わたしは気にならないけど」
「それはフリーレン様が鈍いだけですっ」
「そう?」
フリーレンは白い裸身を湯にひたし、ほどいた髪を湯船の外に垂らす。赤い耳飾りが一しずくのアクセントとなって、さながら女神の沐浴のごとき優美さだ。
「さ、ジョウ、おいで」
「し、失礼しまーす」
かけ湯をして、ジョウは体を湯に沈めていく。フリーレンがスペースを空けてくれて、ジョウは二人の間に挟まれる形になった。右にフリーレン、左にフェルンだ。
「遠慮しないで」
「ジョウさんのえっち」
フリーレンは薄く笑いながら、フェルンは緊張に震えながら、ジョウを挟んで軽く寄りかかってきた。肩をピッタリくっつけるように体を寄せて、こてん、と頭をジョウの肩に載せてくる。
「おおー……」
「ふふ」
「もう、だらしない顔」
フリーレンのなめらかな肌と、フェルンの瑞々しい肌とが、お湯の中でやわらかくジョウの肌を撫でる。湯船の中で二人の手が手を探って、指と指とがからみあう。
(前門のフリーレン、後門のフェルン……誤用か。どうでもいいや……)
ジョウは天井をあおぎ、長い息を吐く。極楽気分を抑えられないのだ。もちろん風呂は気持ちいいものだが、女の子たちに挟まれての入浴は別次元の喜びがある。
フリーレンが結んだ手をにぎにぎしながら、穏やかに問いかけてきた。
「どうかな、ジョウ。楽しい?」
「最高……ホントに……」
「よかった。これから毎日一緒に入ろうか」
「そんな金ないよ」
「わたしが貢いであげる」
「やめろよ人聞きが悪い」
「ここには、わたし達しかいないよ?」
右にいるフリーレンが、ジョウの胸を手でなぞって遊び始めた。手のひらで右の乳首を軽く圧迫しつつ、くすぐるように指先でいじってくる。
こちらがフリーレンで乳首のいじり方を覚えたように、彼女の方もジョウで男を学んでいるのだ。
「フェルンも楽しませてあげたら?」
「は、はい」
バスタブの湯をちゃぽちゃぽと揺らしながら、フェルンが左側で姿勢を変えた。ジョウの胸板に唇を押し当て、左の乳首を優しくついばむ。
指先と唇で左右の乳首をいじられながら、ジョウは首をそらして深く息を吐いた。
「ジョウ、どうかな。気持ちいい?」
「天国みたい……」
「良かった」
「ぺろ、ちゅ、……えへ」
ちゃぷんという水音と共に、フェルンが優しく陰茎を持ち上げた。乳首をれろれろしながら、湯の中で股間のモノを優しくしごく。時折ジョウを見上げては、見ているだけで胸がじーんとするような、喜びのにじんだ笑みを見せてくれる。
「んん……んふ、ちゅ、ぇろ、ぺろ、ぺろっ」
「ああー、ヤバい……出ちゃいそう」
「お湯の中で出しちゃだめだよ」
シチュエーションも相まって、ジョウの体はあっという間に火照らされていた。下半身の奥が、もうすっかり準備完了だ。
とは言え、きちんと精液を渡さなければならない。ジョウはぐっと筋肉を引き締め、射精をこらえる。
「浴槽のふちに座ってて。容器持ってくるから」
「うん──────」
フリーレンが身を離し、ジョウが立ちあがろうと腰を浮かせたとたん。
「あ」
目まいが襲ってきて、ジョウは湯の中に尻もちをついた。全身の筋肉から力が抜けている。
「え? あ、ジョウッ」
「ジョウさんっ」
フリーレンとフェルンが血相を変え、左右からジョウを支えた。
拍子で大きく波打ったお湯の中に、白いものが浮かぶ。ジョウが解き放ってしまった精液だ。
「立てますか? お風呂から出ましょう」
「い、いや、平気だ」
「どう見ても異常ですっ」
フェルンに助け起こされて、ジョウは湯船から出た。洗い場の椅子に座って体を確かめる。
目まいは感じたが、一瞬だけだ。自分で歩けたし、気分も悪くない。強いて言うなら、射精の瞬間に何も感じなかったのが不安と言えば不安なくらいだ。
「あ、ああっ、だめ、だめっ」
ジョウとフェルンはハッと顔を上げた。浴室の中に、フリーレンの声が響いて揺れたからだ。
フリーレンは哀願するように「だめ、だめ」と繰り返しながら、湯の中に散ったジョウの精液をかき集めようと、懸命に白い手を動かしている。
当たり前だが、精液は人体由来の水溶液だ。白くなって浮かんでいるのは熱で固まったタンパク質だけで、ほとんどは水中に溶けてしまっている。手で集めようとして集められるものではない。
「フリーレン様、一体どうされたのですか?」
「何してるのフェルンどうして落ち着いてるの」
早口で、しかも胸の中を絞ったようなうなり声で、フリーレンが問い返した。
フェルンは驚きに息を呑んだようだが、負けじと固い声で返す。
「どうしてジョウさんの心配をしないのですか」
「それは……う、うう……」
「精液ぐらい、ジョウさんは何度でも」
「だめ、そうじゃない、違う……」
とうとう、フリーレンは湯船の中でへなへなと崩れ落ちてしまった。
湯の表面にさざなみがたち、ジョウの精液がまた散っていく。
「フリーレン様……?」
「フリーレン。何か隠してるな」
ジョウが確信を込めて問うと、フリーレンは怯えた様な目つきで見つめ返してきた。
◆◆◆
おかしいと言えば、最初からおかしかったのだ。
なぜフリーレンとフェルンはジョウのところに現れたのか。そしてなぜ、ジョウの精液が彼女たちに必要不可欠なものとなったのか。
「ジョウを、怖がらせたくなくて」
「俺が怖がる?」
ソファの上でフェルンに髪を拭かれながら、バスローブ姿のフリーレンはぽつりぽつりと語ってくれた。異常な状況をもたらした魔法と魔導書の解析結果についてだ。
ジョウはその隣に座り、頭の中で話の筋道を整理しながら質問する。
「こういうことか? 俺の所にフリーレンが現れたのは、たまたまでも成り行きでもなくて」
濡れた子犬のような目で、フリーレンはジョウを見つめ返す。
「ジョウが、わたしを呼び寄せた」
この魔法は、ジョウを擬似的な術者に見立てて作動しているらしい。もちろん引き金はフリーレンによって引かれたのだが、言わばジョウを宿主にしているのだ。
そして魔法は正常に効力を発揮し、フリーレンをジョウの所に呼び寄せた。
「私は魔法の中に無理矢理飛び込んで来ました」
フェルンは第三者で、魔法の対象に入っていない。これは初めから分かっていたことだ。
「どうして私にまで隠していたのですか」
「きっとジョウに伝えてしまうと思って」
「ジョウさんが体調を損ねたのは……」
「そう、魔法のせい」
「精液に魔力が含まれているのは、ジョウさん自身が術者だからでしょうか」
理解は難しいが、納得のできる話ではある。今の状況は、ジョウにとって都合が良すぎるからだ。フリーレンとフェルンがいてくれる、かつてない幸せ───それをもたらしたのも、代償を払うのも、自分自身だということなら。
「ううん、正確には違う。その」
しかしフリーレンは口元をもにゅもにゅさせ、答えづらそうな顔を作った。ベッドの中でしか見たことのない、どこか気恥ずかしげな表情だ。
「その、それは魔法の正しい動作」
「よく分かりません」
「副次的な効果じゃないってことか?」
「うん。ジョウの生命力を代償にして、精液に強い魔力を与える。そう作動するように術式が構築されている。それが体調を損ねた主な原因」
なんのためにと尋ねると、フリーレンはきゅっと唇を結び、断固たる口調で言い切った。
「言えない。言えない理由も言いたくない」
「フリーレン様、それではあんまりです」
「そもそも、なんで俺なんだ」
なぜ、魔法はジョウを宿主にしたのか。
それが最大の疑問だ。魔導書を見つけ、魔法を発動させたときのフリーレンは、ジョウの存在さえ知らなかったはずなのに。
「それも言えない」
「理由も言いたくないって?」
「そう」
フリーレンはソファから降り、ジョウの前に膝をついた。そして、深々と頭を下げる。角度は深く、ほとんど土下座と言っていい姿勢だ。
「本当にごめん」
「俺は、なにも謝って欲しいわけじゃ」
肩に指をかけて顔を上げさせようとするが、フリーレンは頑として動かない。
「信じて欲しい。このまま魔法が発動し続ければジョウの身がもたない。きっと命を縮めてしまう。できる限り早く魔法を解除して、わたしとフェルンは帰らなくちゃいけない。だから精液は無駄にできない」
眼のくらむようなスピードで言い立てながら、フリーレンはひたすら平身低頭する。額で床をこすりそうな勢いだ。
「お願いします。わたしに精液を下さい。なるべく少ない回数で済むように、ジョウを興奮させてみせます。どんな恥ずかしいリクエストでも従います。だから」
ドン!
ジョウは足で床を踏みならす。がりがり頭をかきながら舌打ちした。
フリーレンが首をすくめて、やっと顔を上げる。
「ちょっとブレイクしようか」
「精液ください」
「交尾する気分じゃないし、頭がこんがらがってるし。飲み物でも飲んで落ち着こう」
フェルンに目配せすると、彼女はうなずいて、這いつくばったままのフリーレンを立たせてくれた。
「ジョウさんを困らせてはいけません」
「でも」
「少し時間をおきましょう。髪を乾かしてあげますから」
脱衣室に戻っていく二人を見送ってから、ジョウは盛大にため息をついた。女の子たちの前では押さえていた黒い気持ちに耐えきれず、ソファの上でずるずると腰を滑らせてしまう。
(俺の命を縮める魔法、か)
立ち上がって、備え付けの冷蔵庫から缶ビールを取り出す。震える手でプルタブを引き、一気飲みした。
「ぷはぁっ」
久々のアルコールだが、不安を取り除くには、まるで足りそうにない。
空になった缶を部屋の隅に放り投げて、ソファに腰を沈める。そのまま、しばらく天井を見つめていた。
(射精しなければ、長生きできる───はは、机上の空論だな)
年齢から言って、ジョウは男性能力のピークにいる。前に射精しなかった日がいつか、思い出せないくらいなのだ。
ましてフリーレンとフェルンという極上のパートナーを得た今は、一日禁欲するだけでも気がヘンになりそうなのに。
そしてもちろん、射精しなければ子供はできない。
この先ジョウが何を知っても、何を成し遂げても。それらを受け継いでくれる者がいなければ、いったい何のために生きていくのか。エルフのフリーレンほど、長生きできるわけでもないのに…………。
◆◆◆
ヴヴヴ。ヴヴヴ。ヴヴヴ。
テーブルの上で、ジョウのスマホが震えていた。ディスプレイには、「おばあちゃん」と表示されている。
「もしもし」
『ああ、もしもし? ジョウちゃん?』
ラブホテルで身内と電話なんて、勘弁して欲しい。
ジョウはスマホをスピーカー通話にして立ち上がり、また冷蔵庫からビールを取り出そうとした。
「どしたの急に」
『ジョウちゃんが街でケンカをしたって聞いたものだから』
ぴくっと震えた指先を、ビールではなくペットボトルの緑茶に伸ばして、フタを緩める。
「なんで知ってるの」
『あのジョウちゃんがねえ』
「あ~もう、なんで知ってるの?」
『仲裁に入ってくれた男性ですけどね』
「あのマッチョの?」
『たくましいとお言いなさい、失礼ですよ』
「あーはいはい、で?」
『あの方は市会議員の秘書さんなのですよ。あなたが
うっそ、とジョウは天井を仰いだ。ペットボトルからごくっと一口飲んで、またスマホに向き直る。
「ちょっと待ってよ、じゃあケンカの理由も?」
『もちろん。フリーレンさんと、フェルンさんを侮辱されたからでしょう? 私はジョウちゃんを誇りに思いますよ」
脱衣室のほうをチラッと振り返るが、二人が出てくる様子はない。それにほっとしつつも、ジョウは祖母の言葉を反すうして顔をしかめた。
「違うかも」
『え?』
「あの二人をバカにされて、頭にきたんだ。自分をバカにされた気がして、なんか、腹の底からカーッとね」
お前など、フリーレンとフェルンにとってその他大勢に過ぎない、そう言われた気がした。だから手を出した。二人のためではなく、自分の中でわだかまっていた感情を叩きつけただけなのだ。
『あら。あらあら。まあまあ』
しかし、祖母はどういう風に受け取ったのか、えらく嬉しそうな声を上げた。
『あらあら、まあまあ、まあまあ』
「なんなの」
『ごめんなさいね。つい嬉しくて』
「なんで?」
『だってねえ……ジョウちゃんにとって、フリーレンさんとフェルンさんはもう自分の一部になっている、そういう事でしょう? ケンカをしてまで守りたいなんて、それはもう、愛よねえ』
あい。あい。アイ? 愛?
ジョウの頭の中に、紙風船がぽんっと浮かび上がった。二つだ。白と、紫。
それらは音もなく膨らんで、同時にパーンと弾けて消える。ジョウの中に溶けていく。
「あい……って」
『電話越しで良かったわねえ』
祖母はころころと笑う。聞いたことがないほどに晴れやかな、若い娘のような声───それが突然止む。
『…………』
「おばあちゃん?」
『…………あ? あ、あらごめんなさい』
「どうしたの、頭でも痛い?」
『いいえそんな。嬉しすぎて、ちょっとクラッとしただけです。大した事はないですよ』
それじゃあね、と祖母はすぐに電話を切ってしまった。LINEの着信音がして、メッセージが三つ浮かび上がる。
おばあちゃんも、あなたを愛していますよ。
二人を大事に。御堂倉ジョウは男の子!
ところで、どっちが本命?
ジョウは「どっちも」とだけメッセージを返し、スマホの電源を切って、脱衣室に二人を呼びに行った。
家族の時間は終わりだ。ここからは、男と女の時間である。
◆◆◆
ベッドの上で、ジョウは膝立ちになったフリーレンを抱擁した。
「ジョウ、こんな普通のでいいの?」
「もちろん」
「苦しくないかな」
「大丈夫。要は射精の回数を抑えればいいんだろ」
照明の色はピンクにした。バスローブに包まれた細い体を腕の中に抱き、顔を上げさせて見つめ合う。
セックスの始まりを告げる、目と目の会話。女の子をより深いエクスタシーに導くための、大事な儀式。
「とても素敵な目だ、フリーレン」
ジョウの姿を映し出す、千年を超えた命の宝石。きらきらと光り、ゆらゆらと揺らぎ、その心を映し出すエメラルドの瞳。
そこに自分が映っていることに、ジョウはえもいわれぬ満足感をおぼえる。これを手放すことはできない、と強く思う。
「ジョウの目、黒くて、ゾクッとする……」
瞳の揺らぎは徐々に穏やかなものとなり、熱っぽい光をたたえはじめる。フリーレンの体から、ふっと力が抜けた。
「脱がせるよ」
「うん」
かわいくリボン結びにされた腰ひもをほどくと、バスローブの前がはだける。
「フリーレン」
「ん」
バスローブの中に手を差し入れ、お尻側から肌をなで上げていく。赤ちゃんみたいなお肌だ。きめ細かく滑らかでありながら、マシュマロのようにぷにぷにした弾力もある。
だが、まだ冷たい。土下座しているあいだ、彼女はどんな不安に苛まれていたのだろうか。
「ひぁ……」
なめらかな腰骨をなぞり、平らな胸へと手を伝わせた。先端のぽっちりした部分に手のひらをかすめさせる。
んんっ、という僅かな喘ぎとともに、桃色の乳首がツンと立ち上がった。
「んー…………ん、ん」
「腕を抜いて」
ささやかな盛り上がりの周辺や、鎖骨のくぼみをフェザータッチで愛でてやる。
フリーレンはくすぐったそうに体をよじらせ、鼻にかかった吐息をもらした。
「あん……っ」
「ほら、バンザイして」
バスローブを脱がせる。フリーレンは子供のように両手を上げて、ジョウに抱かれるための姿へと変えられた。
「ジョウさん、脱がせますね」
「ありがとう」
後ろから、フェルンがバスローブを脱がせてくれる。ジョウの腰に手を回して腰ひもを解き、恥じらう手つきで肩を抜いてくれた。
脱がせきるとき、ジョウの耳たぶやうなじに、フェルンはそっと唇を落としていく。
「頼むな」
「はい」
彼女には、色々言い含めておいた。ジョウの目的と、これから何に挑むのか、そしてお前の助けが必要だということを。
フェルンはいつものようにプクッと頰を膨らませたが、すぐに「分かりました」と言ってくれた。
ジョウが目指すのは、フリーレンから目的意識を奪うことだ。ジョウに申し訳ない、ジョウに誘われた、ジョウの精液が必要だ。そんな意識をはぎ取り、ただの欲望として交わりを求めてもらう。
そのために、フリーレンの意識を溶かすのだ。
ちいさく細い手を取り、指先と指先を交わらせる。白い髪の生え際に指先を触れさせ、ゆっくりと顎先までなで下ろしてやる。同時に細い肩や滑らかな背中も愛撫し、肌が熱を持つまで待った。
「はあ……っ、あ……、ジョウ……」
フリーレンは甘やかな吐息を漏らしながら、わずかに体をくねらせた。悩ましい動きと熱い肌は、ジョウの愛撫に喜んでくれている証拠だ。
顎をくすぐりながら、人差し指で彼女の唇をぷにっと押さえた。反射で口が開く。
「ん……」
舌先が、ぺたっと親指に触れた。最初は遠慮がちに。すぐに大胆に、指の腹をなぞったり爪の形を探ったりするようになる。軽く唇で挟み込みながら、ちゅぱっ、ちゅっと音を立てる。
「ふふふ」
いじらしい舌の動きに、ジョウは思わず笑みを漏らす。そのまま、反対の腕で細い腰をぐっと抱き寄せた。柔らかなほっぺたがジョウの胸板と密着し、長い耳が後ろ頭のほうに折れ曲がる。
「ああ……」
フリーレンはうっとりと目を閉じ、さらにジョウの指を味わいだした。眉を八の字にして肩を震わせ、目元を赤く染めて、口をもにゅもにゅさせている。
「フリーレン、お口の中を触るよ」
「ふぁい……」
小さな口の中で人差し指を動かし、口蓋、つまり上あごの内側をそっとなぞりあげる。
フリーレンはびくんっと腰を跳ねさせた。何度かのフェラチオで、ここに素晴らしい性感帯があることをジョウに教えてくれていたのだ。
「んぐっ……ふっ、うー……」
指の腹で、さわさわと円を描くようになぞってやる。
口のなかで指が動くたび、彼女の体がぎゅっと縮こまる。それでも逃げようとせず、舌を動かしてジョウの愛撫を助けてくれた。
「ふぁ……ん、んぐっ」
小さな口が目いっぱいに開いている。
舌はぴんっと伸びている。
唾液が後から後から湧いて止まらない。
のどから漏れる声が、だんだんと切なくせっぱ詰まったものになっていく。
腕のなかの体が熱を帯び、腰がぐねぐねと動き、ジョウに何かをねだりはじめた。
「あっ、あっ、んっ」
(よし)
キスしたい、と思う。指なんかではなく、自分の舌でフリーレンの感じるところを愛でてみたい。口と口での交尾をしてみたい。
(でも、まだだ。今はまだ、でもいずれ)
ジョウは指を引いた。そして今度は親指と人差し指をそろえて、フリーレンの小さな舌を挟み込む。指二本で舌を押さえ込み、逃げられないようにしてから、くにくにと揉みしだき始める。
「ふっ……んん~っ!」
たっぷり十分ほどかけて、ジョウはフリーレンの舌をかわいがってやった。最後に指を抜き取ると、フリーレンの口からよだれがつうっと垂れる。
名残惜しく垂れ落ちる透明で粘っこい液体は、彼女の高い体温をうつされていた。
フリーレンは口元をぬぐいもせずに、ジョウを見上げる。
「これ、ジョウは、楽しい……? あぁ……」
「すごく」
「よかった。……ね、もうゴムつけて」
「欲しい?」
「わたしのなかで、好きなだけ出して欲しい」
「そうだね。フェルン、このまま頼む」
フリーレンとじゃれ合いながら、フェルンにコンドームを任せる。
彼女は「はい」とうなずいて、フリーレンの後ろに回った。師の小さな背中で乳房をたわませながら、ジョウのペニスにコンドームを装着してくれる。
「このまま挿入するよ」
「来て、もういつでも……っ」
フリーレンを抱え上げ、ベッドに腰を下ろしながら対面座位でつながる。
「あぁー……っ」
フリーレンはジョウの首に腕を回し、体を密着させてくる。熱い肌がこすれ合い、触れ合う面積が増えていく。フェルンとジョウに挟まれながら、フリーレンは甘い吐息を漏らした。
「あっあっ……これ好きぃ……」
「フリーレンは交尾が好きなんだね」
「うん、好きっ、ジョウは? んっ、ん……っ」
「もちろん好きだよ」
「ぅぐっ、うれしっ、くるし……っ」
対面座位は膣の奥、ポルチオを刺激するのに向いた体位だ。ペニスがしっかり刺さるし、肌の触れあう面積が大きくて燃える。
欠点は、顔が近いのでキスしたくてたまらなくなる事。それと膣の浅いフリーレンには、刺激が強すぎる事だ。
「フェルン、フリーレンを支えてやって」
「はい」
対面座位大好きなフェルンが、フリーレンの脇から腕を回して支える。そのまま後ろに倒してもらい、ジョウとフリーレンはVの字を描くような交わり方になった。
自然と、ペニスが少し抜け出る。
「あ、ジョウ、行っちゃやだ……」
フリーレンはとっさに膣を締め上げ、ペニスを押しとどめる。
フェルンがくすくす笑って、フリーレンの胸をやわやわと揉みしだいた。
「あっあっ、だめっ、フェルンっ」
「そうでしょうか」
フェルンはフリーレンの胸板に乗った脂肪を優しくコネコネしはじめた。偉大な魔法使いの顔はすぐにとろけて、二人と快楽を共有できる女の顔になる。
「あんっ……あっ……いいっ、それ好きっ」
「気持ちいいな、フリーレン」
「うん、うんっ……」
二つの体がゆっくりと動き始め、ベッドのスプリングがギシッギシッと音を立て始めた。
この状態でペニスを使うと、先端やカリ首が、フリーレンのGスポットをよく刺激する。ヴァギナ前部の、特にざらざらとした部分だ。
「あぁー……っ、あっ、あっ!? だめ、うそ、わたしっ、もうイク、イくの!?」
Gスポットは女性の尿道海綿体で、「オンナの前立腺」と呼ばれることもある。類人猿の場合、交尾でここを刺激されると五秒で子宮が収縮を始めるという。
そしてエルフの場合も、交尾のために存在することは変わらないらしい。
ジョウのペニスがGスポットをこすり上げるたびに、フリーレンの体はビクビクと跳ねた。フェルンが支えてくれなければ、背中からベッドに倒れこんでいただろう。
「フリーレン様、早いですね」
「あっ、フェルンっ! あっ! うっ!」
「でもいいんですよ。お好きなようにイッて下さい」
もだえるフリーレンを、フェルンは後ろからそっと抱きしめている。細い手で前髪をすくい上げ、あやすように頬をなで、柔らかい言葉で耳元をくすぐりながら、フリーレンの体をゆすってやっている。
女の子は、イくとき浮遊感を感じるらしい。自分がどこかに飛んでいきそうで、不安で、そんな時に抱きしめてもらうと安心して、ますます気持ちよさにのめり込んでいってしまうんです……と、フェルンは言っていた。
「イッていいよフリーレン」
ジョウもフリーレンと視線を合わせ、手を握り、オーガズム寸前の脳神経に安心感を刻み込む。
早すぎる絶頂に警戒する心を誘い、惑わして、フリーレンの理性を狂わせる。
じわっと染みこむ温かな毒で、深くて甘いオーガズムへと沈めていく。
「あ、あっ、あっ! イクっ! イクのっ……いくっ!!!」
小さなエルフはVの字でジョウと交わりながら、体をギュッと縮めた。大粒の涙を瞳に浮かべ、小さな腰回りの筋肉をぎゅーっと引き締める。
やがて震えがおさまると、フリーレンはぐったりと力を抜いた。
「ふぁっ……あー……ん……」
「……上手にイけましたねフリーレン様」
「うん……」
フェルンは少しむくれた顔をしながら、恍惚としているフリーレンの髪をなでた。
フリーレンは顔をトロンとさせ、素直にフェルンの手を受け止めている。だが数十秒もすると、射精がなかったことに気づいて首をめぐらせた。
「あぇ……? ジョウ、射精は……?」
「してない。フリーレンをたくさん楽しませてあげたいから」
軽く息を切らせながら、ジョウはペニスを引き抜く。交わっていた時間は四、五分で、まだまだ射精にはほど遠い。
コンドームを外して、わずかにローションの付いたナマの状態でフリーレンの口元に突きつける。
「あつ……」
うめき声を漏らしながら、フリーレンは小さな舌を伸ばし、亀頭の裏側をくびれからつーっと舐め上げた。
ゾクッとジョウの腰骨が震える。
「ん、んくっ」
フリーレンは亀頭を口に含み、カリ首を舌でくすぐったり、鈴口の周りをなめ回したり、尿道に舌を挿し込んだりした。
その間も手で玉袋をさすったりペニスの根元を軽く扱いたりして、射精をねだることを忘れない。
「えぅ……出してぇ……」
「フリーレン様、ジョウさんのはいかがですか」
「熱いよぅ。硬くて、おおきぃ……」
「う、くっ」
「熱くて硬くて大きいから、好きですよね?」
「ぅうん、そう。わたしを簡単にイカせちゃう、たくましいところも好き。血管のスジがボコボコしてて……はぁ……男らしい……」
フリーレンは熱い吐息を漏らしながら、首を起こしてジョウのペニスをくわえ込んだ。フェルンにおっぱいを触られ始めると、夢中で頭を前後に動かし始める。
口の中に唾液が満ちて、唇から漏れ出した。
じゅぽっ、じゅぽっ。
フリーレンは頭を揺らすだけでなく、いろいろ工夫してくれた。顔を回したり、吸ったりしながらジョウを高ぶらせてゆく。
唾液でいっぱいに満たされたオクチでペニスをしごき、頬の肉を亀頭に押しつけ、裏スジやカリに柔らかい舌で触れる。
「ストップだ」
「んぁ、は、あぁン……」
ジョウはフリーレンの額を押して、ペニスを吐き出させる。唾液と我慢汁まみれになったそれを、フリーレンの頰にぺちぺちと打ちつけた。
「はぁ……あぁ……」
フリーレンは目をつむって、自分を絶頂させたたくましいペニスを受け止める。敬うような、慕うような表情を小さな顔に浮かべていた。うっとりと匂いを嗅ぎ、ちゅっと口づけし、頰ずりまでして見せる。
「フリーレン様、交尾、お好きですよね」
「好きだろ?」
「ぇあ……うん、好きぃ……」
「ならもっと、したいよな」
「ぅ……えっと」
ぱちぱちと、フリーレンはまばたきをする。
「ジョウがしたいなら……でも、フェルンとしてくれてもいい。ジョウがしたいようにして、精液を出して欲しい」
なにかのスイッチが切り替わったかのように、悩ましく溶けていた表情が力を取り戻す。雑念のない、透明なまなざしがジョウを見上げてくる。
まだちょっと快楽が足りないようだ。まだ、欲望に正直にはなってくれないらしい。
ならば第二ラウンドだ。
「フェルン、頼む」
「はい。抱いて下さい」
おざなりな呼びかけを受けたフェルンが、さっとバスローブを脱いでしまう。
素晴らしい丸みのふくらみが揺れる。若く弾けそうな肌が、ピンクの照明に凹凸を浮かび上がらせた。
「さっきのフリーレンと同じ格好で」
「はいっ、抱っこ交尾ですね」
「なんでそんなスケベに言うんだよ」
いそいそとジョウに抱きつき、自分から目線を合わせてくる。
紫の瞳にチロチロ燃える欲情の炎を見て、ジョウはにやりと笑った。
「えっちな目だぞ」
「んふぅ、ごめんなさい」
「悪い子だ」
「はい……んっ」
互いに微笑みを交わしながら、フェルンの腰に手を回して抱擁する。
しっとりと汗をかいた肌は熱伝導率が良く、すぐに互いの体温が混ざり合い始めた。じゃれあいで肉がひずむと、どんどん境界はあいまいになっていく。肌と肌の境目が分からなくなる。
「あっ、あつ……」
「熱いか?」
「熱くて……お腹のあたりからなにかが……きちゃいそう」
フェルンはぎゅーっとジョウに抱きついてくる。たわわな乳房を横に押しつぶしつつ、見事な肉感をジョウの胸板でアピールしながら、熱い吐息をジョウの耳に吹きかける。
「ねぇ……」
「どうした」
フェルンは悩ましく腰をくねらし、ジョウのペニスに自分のヴァギナを押し付けてくる。まだゴムをつけていないから、ぶちゅんと音を立てて、ナマの亀頭とクリトリスがキスをした。
フェルンのお尻に回した手で、まぁるいお肉を軽く叩く。
「あンっ」
「だめだぞ。ゴム、着けような」
「…………」
「言うこと聞け」
「はぁい」
フェルンはしぶしぶゴムを取り出し、手慣れた仕草でペニスに装着した。
ジョウの首筋に吸い付きながら腰を持ち上げ、怒張の先端を細い指で自らの秘所にあてがう。
「好きにしていい」
「はいッ」
にゅるんっ。
軽く体重がかかるだけで、ペニスはたやすく秘密の谷へ飲み込まれていく。フェルンが腰を回すと、豊かな肉ヒダに四方八方から吸い付かれた。
「あッ、あァン」
対面座位だ。フェルンの腰が沈み、お尻がジョウの腰に着地する。肉厚なヴァギナによってペニスがもみくちゃに締め付けられ、射精欲がむくむくと膨張する。
「ん゛ッ」
軽くイッたのだろう、お尻が小刻みに震える。しっとりと濡れた乳房がふるふると揺れ動き、ジョウの胸板にぺたぺたと吸い付く。
今のフェルンはジャムだ。ドスケベという火で煮詰めて煮詰めて、それでも新鮮さを失わない淫果が目の前にある。
「ふぁ……すごい」
フェルンは顔を上気させながら、ジョウの首筋に顔を埋めた。鼻から体臭を吸い込み、お腹の中の異物感を確かめるように腰を揺する。甘い吐息でジョウの首筋をくすぐりながら、うれし涙に詰まったような鼻声でささやく。
「熱いの。硬くて、おおきぃ……たくましくて、男らしくて、カッコいいです……」
(すっご、声、エッロ)
感じ入った声のいやらしさに、ジョウは頭がしびれてきた。
フェルンはもう役目を忘れつつあるようだ。くねくねと腰をうねらせて、ジョウとの密着感に溺れている。
「あウンッ、あっ、ウッ、はぁぁ」
「よし、よし」
ゆっさ、ゆっさ、ゆっさ。
腰が揺すられ、ポルチオもヴァギナも、クリトリスもラビアも、フェルンのやらしい肉がぜんぶジョウにしゃぶりついてくる。フリーレンに比べてずっと成熟しているから、しっかりぴったりハメられても余裕があるのだ。
「ふぅー……っ、ふーっ……ふぅー……」
「おっ」
「ふーっ……ジョウ、フェルン……」
ジョウはほくそ笑む。傍で見ていたフリーレンの呼吸が、荒くなっていたからだ。
滑らかな肌にはびっしりと汗が浮かび、白い髪が幼いラインのほっぺたに張り付いている。小さな顔は上気しすぎて真っ赤になっており、緑の目は興奮でうるみきっていた。
「フリーレンっ、したいかっ」
「ジョウ、あぁ、そんな」
フリーレンを優しくオーガズムに導き、しかる後にペニスを取り上げ、他の女の子と熱く抱き合うところを見せる。渇望を煽って理性を奪い、余計な理屈を忘れてもらう。
そうやってペットプレイの時より確かな言葉を吐き出させる、それが目的だ。
我慢しきれないのか、フリーレンは息を荒らげながら秘所へと手を伸ばした。くちゅくちゅと音を立ててクリトリスを刺激し始める。フェルンとジョウの淫らな動きをオカズに、オナニーを始めたのだ。
「あっ、は、ぁン……ジョウっ」
「フ、リーレン様っ、あぁ、オナニーしてるっ」
フリーレンのオナニーショーが目の前で繰り広げられる。フリーレンが息を乱せば乱すほど、フェルンの体がぐねぐねと波打つ。
荒い息をつきながら興奮に熱くなる女体の中で、ジョウはペニスを硬くした。
「フリーレン、オナニーしてても可愛いっ」
「はーっ、あっ、ジョウっ……あ゛ぁッ……」
「あ゛んーっ、ジョウさんっ、ジョウさんっ」
「フェルンもえっちだっ、いいぞっ」
「あ゛っ、あ゛ぁッ、イィッ、イィですっ……気持ちいいっ……」
ジョウは二人を褒める。
二人分の喘ぎ声を浴びながら、フリーレンのオナニーを誉めて誉めて褒めまくった。
フェルンの柔らかい尻をつかんで腰を揺すってやりながら、淫肉を隅々まで可愛がってやる。
「フェルン、イかせるぞ」
「ぅンーっ、いや、もっと抱っこぉ、ぁンっ」
甘えた声をあげるフェルンを仰向けに寝かせ、ジョウは足を投げ出し、腰をベッドに降ろした。さきほどフリーレンともした、変形型の対面座位だ。
そのままペニスを奥に押し込み、上向きの圧力でフェルンの弱点をゴリゴリとこすり上げる。
「やっ、ああっ! そこっ、すきぃ!」
フェルンが足を暴れさせる。足裏でベッドを叩くようにしながら悶絶するが、ジョウがガッチリ腰骨をつかんでいるので逃げることも出来ない。ひっきりなしに喘ぐ唇から舌を突き出し、完璧なおっぱいをたっぷたっぷと弾ませる。
「はひぃーっ、ひぃーっ、ひぃーっ」
喘ぎ声が切羽詰まってゆく。フェルンの絶頂が近い。
ヴァギナの中は、熱いジュースで満たされたコップのようだ。粘っこい汁は、ジョウが出し入れするたびグチャグチャかき混ぜられ、あふれて飛び散ってシーツを汚す。
「も、もぅだめぇ……ン゙ぅう゛ッ!」
フェルンはガクンッと喉を反らせながら絶頂した。ぴゅっ、と微量の潮を噴き、お尻から太ももまでをけいれんさせる。
熱い膣ヒダがうねって陰茎にむしゃぶりつき、奥へ奥へと引きずり込もうとした。
「バカ、マジイキすんなッ」
「ふう゛ううぅ~~~~…………」
強烈な膣の締め付きが、ジョウの一物を食いちぎらんばかりの勢いで収縮する。
ジョウは歯を喰いしばって射精を耐え忍び、ペニスを引き抜いた。
「おぅうン……っ」
汗だくになったおっぱいを震わせながら、フェルンは足をぱたぱたさせる。つれなく抜け出していった質量を恋しがるように、汗まみれの太ももでジョウを挟み込む。脚をガニ股に開いたまま、びっしょり濡れた肉唇をひくつかせた。
「ぅン……っ、はぁーっ、はぁー……」
えっちすぎる有り様だ。まだ女子高生くらいなのに淫らが過ぎて、でもそれが愛おしい。
もっと手伝わせようと思っていたが、このさい仕方ないだろう。フリーレンを煽る役割は、まあ十分に果たしてくれた。
ジョウはフリーレンへ目をやる。
「よし、じゃあ次はフリーレン……」
「はぁ……ふぅ……ッ」
とろんと蕩けたまなざしで虚空を仰いでいたフリーレンが、視線に気付き小首をかしげた。
どうやら一度イったらしい。汗まみれの髪をべったり頰に張り付かせ、細い太ももを愛液でべとべとに汚し、悩ましい吐息をはふぅっと一つ。
「ん……んっ」
もぞ、もぞもぞとベッドの上を這いずって、ジョウに歩み寄る。おぼつかない手でペニスのゴムを外し、新しいものを口にくわえて、上からかぶせていく。
「おおっ?」
「んふー、んふ、ふぅー……」
フリーレンは目を閉じ、触感だけを頼りにしているようだ。ぎこちなくも細やかな動きで頭を降ろし、ジョウを飲み込みながらゴムを下まで導く。
ぬ゛るぅ~……。
「んーっ、んっ、んっ……んふぅ……」
最後にくちびるでゴムを搾り出すようにしながら、フリーレンはやっと顔を持ち上げた。焦点の定まらない目をうっとりと細め、ジョウの目や、口元の表情をぼんやりとした目線で追ってゆく。
「…………フリーレン」
「ジョぉ…………」
「すごく、素敵だ。今の、すごく嬉しい」
「くひっ。でしょぉ……?」
フリーレンはしてやったりと笑い、ペニスの先端にキスをする。
「んゅ、ちゅ、んぅ、ちゅ、んぅっ、ちゅ」
「おっふ」
ちんキスはだんだんエスカレートし、何度も何度も熱烈に、根元にまで降りていった。
フリーレンはサオの根元に整いすぎた小顔を貼り付け、ジョウの顔を嬉しそうに見上げながら、何度も顔をコスり付ける。
「んぅっ、こうび、ねっ、こうびしよっ、ねっ」
「ああ」
「精液出そっ、濃いのどぴゅっ、濃いのどぴゅっ、出して出して出して、ねっねっ」
動物じみたハメ請いを見せるフリーレン。なのにまだ、言葉の中にジョウを思いやる気持ちをにじませていた。
ジョウの本命である白いエルフは、抱きしめても、犯しても、嬲っても、ひたむきにジョウへの思いやりと誠意を返してくれる。
(すごい。可愛い。なんだよこれ、こんな可愛い生き物がいていいのか?)
ジョウは愛おしさに胸が詰まった。攻めていたはずなのに、いつの間にか攻められている。溶かそうとしていたのに、いつの間にか溶かされていた。
勝てない。ジョウ一人では、この愛しすぎる女の子に勝てそうにない。
「んふふっ、んん、んぅ、ちゅ、じゅるっ、ちゅっ、ぅ」
かすかに笑いながら、ジョウの股間にキスと頬ずりを繰り返すフリーレン。
その表情があまりにも幸せそうで、愛おしすぎて、ジョウは身も心もとろけそうになる。
(くそ、負けるかっ)
これくらい予想していたことだ。フリーレンが可愛いとか愛おしいとか、そんなの当たり前なのだ。そんなことで萎えて、あきらめるわけにいくものか。
「フリーレン」
「ふぇっ」
ジョウはフリーレンの顔を引き上げて、ベッドに転がした。枕元に用意しておいたメッシュケースから、レンタルの備品を取り出す。
取り出したのは、アダルトグッズだ。先端がやわらかな素材で出来た、電動マッサージ器である。
「なッ……なに、これ」
「マッサージ器だよ。気持ちいいぞ」
「気持ち、いい? あっ、いやっ」
ジョウは嫌がるフリーレンの太ももを大きく広げさせ、その間に割って入った。余分な肉のついていないひざ頭に軽くキスする。これからイキ狂ってもらうことへの、お詫びを込めて。
スイッチを入れると、電気コードから伝わった百ボルト電流によって電動マッサージ器───いわゆる電マ───がぶるぶると振動し始める。
「いくぞ」
「ひっ、ひぃッ」
振動する機械の頭を、フリーレンの下腹部に押し当てる。へその下、ちょうど子宮の上辺りだ。ぜい肉のほとんどない薄い腹の内部へと、バイブレーションによる振動が伝わり始める。
「あっ、やっ、やぁっ」
「どうだ?」
「ンぅぅっ、んッ、んーっ」
「気持ちいいか?」
「んっ、んっ……ンッ」
フリーレンはぎゅっと目を閉じて、こくこくとうなずく。下腹部に広がる振動の波に合わせて、細い腰がベッドの上で踊る。
「気持ちいッ、気持ちいい、けど……っ」
「もっと気持ちよくなれるぞ」
電マを左右に何度か動かす。右の腰骨、おへその下、左の腰骨、おへその下と、特に皮膚の薄い部分へ重点的に振動を与える。腰骨から骨盤に、骨盤から股関節に。
「ふぇぁ……はひゅっ、ひっ、ひふぅ……っ」
フリーレンがのけぞる。腰をガクガクとさせる。
下腹部全体が、電マの振動で震わされていた。まだ振動は弱だが、もともと体が小さいのだ。バイブレーションによる刺激はたやすく伝わるらしい。
「んンっ、ひぅ……ひぁあっ」
「そろそろ直接当ててみるか?」
「いやっ」
性器への直接的な刺激を匂わせると、フリーレンがいやいやと首を振る。
しかし抵抗の言葉とはうらはらに、フリーレンの太ももは、ジョウが電マを当てやすいように大きく開かれていた。
「食べたら甘酸っぱそうな脚だよな」
「あっ、いやッ……」
「ここがいいのか?」
期待を裏切り、太ももの内側に電マを押し当てる。振動を内ももに染みこませるように、ひざの方からゆっくりと降ろし、徐々に陰部の方へ。
「ふぁあっ……」
電マが脚の付け根に迫ると、フリーレンはぽーっと顔を上気させて、体をぶるぶると震わせる。期待しているのに恥ずかしいのだろう。でも止められないのだろう。待ちきれないように腰が揺れる。
「よし」
「ッっ!!」
「ウソだよ」
陰部に達する瞬間、さっとソコを避けて反対の内ももに電マを押し当てた。
期待を外され、フリーレンが眉を寄せる。脚をはしたなく開いたまま、腰を浮かせてねだるように揺らす。
「んんんっ……ジョウっ……」
「どう? 気持ちいい?」
「んっ……あぁっ、きもちい、きもちっ」
内ももに電マを押し付けると、愛液でふやけたミニサイズの陰唇が、物欲しそうにくぱっ、くぱっと口を開け閉めした。
(エロすぎ)
ソコの気持ちよさを知っているジョウは、もう脳がとろけそうだった。
「ジョウっ、ねえ……っ」
「なにっ」
「も、もう入れて……こんな冷たいのじゃなくて、ジョウの熱いので、ふぁっ、はぁぁっ、ねえん……っねえったらぁ……」
フリーレンの声はヴィンテージ楽器のように震え、ジョウという奏者を誘う。あなたの演奏で素晴らしい音楽を奏でて欲しい、狂ってしまった旋律を正して欲しいと、チンポおねだりしている。
直視できないほどエロティックなお誘いだった。背は小さいし、胸はないし、お尻だって可愛らしいものだが、フリーレンは大人の女性なのだ。
それでいてジョウしか知らない、ジョウからしか愛でられたことのない、純真な身体でもある。
そのギャップに、ジョウはやられてしまった。
「なんでだよっ」
「えっ」
「なんで入れて欲しいんだよッ」
ジョウはフリーレンの太ももを電マでくすぐり続ける。ひざから脚の付け根に、脚の付け根からひざに。何回か繰り返したら性器を飛び越して恥丘の上にあてがい、間接的にクリトリスやラビアを揺さぶる。
「ふぁっ、ふぁあっ」
「なんだよっ」
「ジョ、ジョウのため……」
「そんなの分かってるよっ。でもフリーレンにだってしたいことあるだろ!? 何したいのか言ってみろよっ!」
フリーレンが目を泳がせる。腰から下はどう見ても電マによる快感で参っているのに、顔には「どうやってジョウを
それがどうにも悔しくて、なのに何だか嬉しくて、ジョウは矛盾する感情に振り回されながらフリーレンを責め立てた。
「言ってくれなきゃずっとこうだぞ!」
「ひあぁっ」
電マを恥丘に押し当て、円を描くようにくるくる回す。
太ももがビクビクとけいれんし、愛液がぴゅっぴゅっと飛び散る。
フリーレンはジョウの強引な愛撫に悶絶しながら、息絶え絶えに口を開いた。
「あっあっあっ……わたしもジョウとしたいっ」
「そうかっ」
「こうび気持ちいいっ、気持ちいいのしたいっ」
「うん、うんっ」
「でも、ダメ、ジョウが可愛いんだもんっ」
「は!? かわいい!?」
「大切にしたい、守ってあげたいっ、だから交尾しよっ、いい子だから精液だしてっ」
電マで焦らされて理性が飛ぶ寸前なのか、フリーレンの言動は支離滅裂だ。それでもジョウを想う気持ちは伝わってくる。肉の淫具を求めてくぱくぱと口を開け閉めする幼い性器も、言葉に負けないほど健気だ。
「お願いっ、ねえっ、ねえっ」
「あっ……うっ……ぐ……」
理性が振り切れてしまいそうだ。本能に任せたい。何もかも忘れて獣のようにこのメスを貪りたい。
それでもジョウはこらえる。もう少しだ。もう少しでフリーレンは堕ちるはずだ。だから今は、フリーレンを言い負かさなくては。
「子供扱いするなっ。俺は大人の男だぞっ」
「大人でも、人間でしょっ。どうせすぐ死んじゃうんだから、命を大事にしなよっ」
ジョウは、自分のノドが変な音をたてるのを聞いた。かつて考えていたことを、記憶の中から浮かび上がらせてしまう。
(フリーレンから見た俺は、俺からみたニャーコみたいなものなんだろうか)
人間とエルフの、どうしようもない寿命の差。ジョウが早死にしても長生きしても、それはフリーレンにとって、わずかな差でしかない。
…………変な気分だ。ジョウは電マを放り投げた。睾丸がぐつぐつとたぎるのを感じる。
「ほら、こうびっ、こうびしよ? ねっ?」
「うるさい! 入れさせろ!」
ジョウはフリーレンの太ももをしっかりと押さえつけると、正常位で腰を押し付けた。
ぐしょぐしょになっていたエルフまんこは、何の抵抗もなくジョウを迎え入れてくれる。
「あァーっ、すごい! 今日のジョウすごい! おなか焼ける! ジョウに燃やされるゥ!」
フリーレンは、あっという間に快楽でとろけた。
「あーっ、あっあっあ! すごいっ、すごいの!」
最も、すごいのはペニスではなくエルフまんこの方だ。電マの振動で血行が良くなったのか、膣内全体がぽてっと柔らかくなっている。降りきった子宮が、亀頭にちゅーちゅーとキスをする。
(これ、今までで一番気持ちいいっ)
ジョウは我を忘れて腰を激しく揺すった。フリーレンの華奢な骨盤が、肉付きの薄いお腹が、ジョウの動きに蹂躙される。
「すごっすごっ、そこっ、そこもっとっ」
「もっとするかっ」
「して! して! 突いてっ、めちゃくちゃにしてぇっ!」
フリーレンが自分から腰を押し付けてくる。肌からは汗を、二つの瞳からは喜びの涙を、口からはよだれを、そしオマンコからは愛のジュースを飛び散らせて、ジョウから与えられる快感を全身で表現している。
「こうびぃっ! こうび好きぃっ」
「好きなのか!?」
「すきぃっ! 好きっ、ジョウとこうびするの好きぃっ!」
「俺も好きだ、フリーレンとこうびするの好きだっ!」
ジョウはフリーレンの細い体をかき抱いた。そのまま上下を入れ替えて、女性上位の体位をとる。
「あぁっ、すきっ、すきっ」
フリーレンがジョウの首に手を回した。
ジョウがゆっくり腰を突き上げると、フリーレンの軽い体がぐんっ、ぐんっ、と波打つように弾む。そのたび子宮口と亀頭が熱烈なキスをし、陰唇がじゅぷじゅぷとよだれを垂らす。
「う゛ぅっ、すごい、そっ、それ、そのウネウネしてくれるの好きっ、好きぃっ」
一緒になって、大きな波を起こすイメージだ。抜き差しするのではなく、一体化したまま波になる。フリーレンのぷにまんも、ジョウのオス棒も、子宮口も、チン先も全部で刺激し合う。
「あぁすごい、気持ちいい、こうびっ、好きっ」
「いいよなっ、こうびっ」
「うんっ、こうび好きぃっ! もっとしたい!」
「もっとっ、もっとだッ」
ジョウは攻め方を切り替えた。フリーレンの尻をつかみ、上下させてペニスを抜き差しする。
愛液と潮のシャワーで下半身全体がぬれぬれで、肉がコスれ合うたびにばちゅんばちゅんといやらしい水音がした。
「あ゛ぁ゛んっ!」
「ほらっ、ほらっ、抜くの好きだろ!?」
「お゛っ! ぉん! お゛ぉ゛っ!」
カリ首でヴァギナの前側をこそぎまくられ、フリーレンが濁った声をあげた。涙とよだれでぐしょぐしょのメス顔をさらす。
ペットプレイを経験したフリーレンは、獣のような乱れかたを自然と身につけていたのだ。
「ほらっ、ここだろ!?」
「ふぃっ! お゛ぅっ! お゛ぉぉっっ! あぉっ、そこ! そこすゅきっ、すきぃっ! 抜いて、抜いてっ、入れたらすぐ抜いてぇ!」
「こうか、こうかっ」
「お゛ー、ぉ゛っ! お゛ぉ゛ーっ、ふぉ゛っ、しゅごぃっ」
「俺も気持ちいいよっ。フリーレンのおまんこ、最高だ!」
「う゛ぅ゛ぅっ! うれひーっ、ジョウかわいいっ、かっこいいっ、ひーっ、お゛っきくてっ、あ゛っ、すごいぃ゛っ」
「ほらっ、ほらぁっ、こうびしてるぞ! おまんこにこうびっ!」
「つよいっ、ジョウつよいっ! もうイっちゃう、イくっ、イグゥッ」
フリーレンが、頭をのけぞらせて終わりを告げた。膣肉で狂ったようにペニスを絞り上げる。
ジョウも限界だ。このまま中に出したい。コンドームなんかぶち抜いて、フリーレンの中にぶちまけたい。
「いいよな!? 俺の精子欲しいんだよな!? ほらぁっ!」
ジョウは腰を振りたくった。愛液をだらだら垂らしているフリーレンのオマンコに、何度も何度もペニスを叩き付ける。亀頭を子宮口に叩き付けてはペニスを抜き、叩き付けては抜く。
「お゛っ、お゛っ、あ゛ぁ゛ー」
その度にフリーレンは濁った声をあげ、ジョウにしがみつき、潮と愛液をペニスにぶちまける。
「出る……! ゴムに出しちまう、くそ……!」
「だしでぇ……っ、精液、いっぱい……ッ」
びゅるっ、びゅるっ!
ジョウは思い切り射精した。
フリーレンの膣が引きつる。精液をぶちまけられたメスの本能だ。
「ジョウ、出た……?」
「出ちまった、くそぉっ……」
「良かっ゛……た……」
断末魔のようなうめき声を発し、一瞬目を閉じて開くと、フリーレンはオーガズムのさらに先、想像を絶する快感の渦に飲み込まれ始めた。小さな口を限界までひらき、舌を突きだし、両目を裏返らせ、ジョウの耳元で絶叫する。
「んお゛ぉ゛ぉ゛っ! イぐっ、イぐイぐっ!! イっぐぅッ! あたまイグッ、ジョウのでイグゥウウーッ!」
「うおっ」
まるで、フリーレンの体に精霊が宿ったかのようだった。見たこともないほど激しく、ありえないほど妖艶に腰を振りたくって絶頂しまくる。メス肉の悦びに溺れ、ジョウのペニスをぎゅうぎゅうと絞り上げる。
「あ゛ーっ、イぐのとまんなひッ」
電マで焦らされていたラビアの周りが、よほどたまらないのだろうか。ジョウの恥骨や陰毛にぐりぐりと自分の陰部を押し付けて、フリーレンは終わらない絶頂を味わい続けた。ピンクの光に照らされながら、腰をクネクネと踊らせる。
「あ゛ーっ、まらイクっ! まらイグゥッ!! あ゛ーッ!! はぁ゛ぁ゛ーッ、あ゛──ッ!! イっでるぅーッ!」
頰がひきつって、ビクビク痙攣しっぱなしだ。動物的というか、ケダモノじみているというか。フリーレンの整った顔立ちがこんな風に歪むなんて、いったい誰が想像するだろうか。
知っているのはジョウだけだ。二つの世界に、たった一人だけ。
「フリーレン、かわいいよ。すごく……」
「…………ごほん」
いや、もう一人いた。
「あっ、あ゛ぁ゛っ、しゅきっ、おっきくてカタくてしゅきぃっ!」
「ごほん、ごほん」
ようやっとエクスタシーから覚めたフェルンが、ベッドの反対側でお尻を突き出し、ふりふりといやらしく振っている。
「ごほんごほん」
ジョウはフリーレンを引き剥がすと、膝立ちでフェルンににじりよった。
頭にきていた。フェルンさえイキ潰れずに手伝ってくれていれば、フリーレンを攻略できていたのに。フェルンさえいてくれれば、惑わされたりしなかったのに。
しっとりと汗で濡れたフェルンの背中と尻肉が、ピンク色の照明で照らされている。フリーレンの絶叫にあてられたのか、マンコはもう洪水状態だ。愛液でぬらぬら光る性器の谷間と尻穴がはしたなく蠢いていた。
「私もあの動くやつ、してみたいです」
「うるさい。ちんぽさせろ」
ジョウもだいぶ正気を喪っている。
フェルンの尻を乱暴につかみ、使用済みコンドームが残ったままのペニスをあてがう。ひょっとしたら外れるかもと気づきつつも、その可能性に脳を焼かれていた。
振り向いたフェルンの鼻がぷくっと膨らむ。
「フリーレン様だけずるい」
「……今度な」
「はい、次の機会に。絶対ですよ」
フェルンが息を吸う。ジョウは、ぐっ、と腰を突き出した。
◆◆◆
ジョウたちがラブホテルを後にしたのは、明け方の五時を回った頃だった。そのあいだ射精をたったの二回で済ませたのは、まあ、成果と言っていいだろう。
ジョウはフリーレンの強情さ、あるいは精神力に負けた。そのことに違いはない。
しかし転機はすぐに訪れる。ジョウが、フェルンにプロポーズする決意を固めたことによって。
(続く)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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次回は、まだ幼い美少女魔法使いとの婚約ラブラブ甘々エッチです。お楽しみに。