フリーレンとフェルンが精液をしぼり取ろうとするので、俺みたいな陰キャ大学生じゃ身がもたない件について 作:a-su
イエス・キリストの生誕から二千と二十年後。
日本。近畿地方の田舎町、
ジョウがいるガレージの中にまで、登校する小学生たちの笑い声が届いていた。九月の初め、新学期の訪れとともに、茶倉の将来を担う子供らは新しい世界に踏み出そうとしている。
もっとも、誰も彼もが踏み出せるわけではない。
「なんでよ! なんで動かないのよ!?」
ヒステリックな声を上げながら運転席に上半身を突っ込んでいるのは、ジョウの妹であるルリだ。頑丈そうな外車のドアを開きっぱなしにしたまま、セーラー服の半袖から伸びた頼りない腕の指先で、エンジンスイッチを連打している。
「だから言ったろ、無理だって」
「もう! なんで私の時だけ!?」
ルリがハンドルを何度もたたくと、耳障りなクラクションがガレージに鳴り響く。
祖母が新車で買った白いジープは正常だ。単に、ブレーキを踏まなければエンジンがスタートしない設計というだけ。
いや、そもそもルリは体が小さいから、ブレーキに足が届かないかもしれない。妹は頭脳も、知識も、肉体も、まだまだ成長の途上にある。
だが、ジョウは違う。
「ほら、どけって」
「どかない!」
「いいから」
力ずくだ。ルリの小さな体をひょいと抱き上げて、運転席から引き剥がす。鼻先をかすめたショートの黒髪から、つんと酸っぱい汗の匂いがした。
「や! お兄ちゃんのチカン! ヘンタイ!」
「お前のまな板なんか興味ないっての」
「う゛ーっ!」
そのまま運転席に乗り込んで、エンジンをかけ、シートベルトをきっちり締める。
ドアも閉めようとすると、血走った目の妹が阻んできた。威圧的なエンジン音にも負けない、腹の底からの大声で叫ぶ。
「ずるい! お兄ちゃんはずるい!」
「これは今日から俺のだ。お前には宝石とか茶道具を受け継いで欲しいって、おばあちゃん、言ってたろ」
祖母は、脳の病気らしかった。今に始まったことではなく、今年の四月から───すなわち、エルフの魔法使いフリーレンがこの世界に現れる前から、ずっと。ジョウやルリには言わないよう、両親に固く口止めしていたらしい。
医者が出した薬を服用しながら闘病を続けていたが、進行を遅らせることしかできなかった。とうとう下半身がまひして歩けなくなり、ジョウたち兄妹に全てを告白したのが、八月の半ばのことだ。
「そう、だよね。お兄ちゃんは頭よくて、うらやましいよ。おばあちゃんから期待もされてる、し?」
そして、頭が確かなうちにと、財産の分与を始めた。ルリには女性としての財産を、ジョウには家としての財産を譲ると言う。
ジョウの妹は、エビかカニみたいに顔を赤くしながら、途切れ途切れに話を続ける。
「でもお兄ちゃんに、おばあちゃんから物をもらう資格ない。ずっと家から逃げてたくせに。ルリの事もほったらかしだったくせに」
わなわなと震えるルリの目から、ぽろりと涙がこぼれる。
ジョウは目をそらさず、ただ妹を見つめ返す。
「お兄ちゃんは、ルリの自慢だったのに。なんでも知ってて、お勉強も一番で……ずっとルリの……なのに」
言葉に
「……なのに勝手なことばかり! 家族と離ればなれに住んで、カビくさい古文書読んで、ワケ分からないよそ者の女の子と付き合って、あっ、うっ」
肩をつかむと、ルリの声が頼りなく震えた。
ジョウは反対の手で、パーキングブレーキをさりげなく解除する。
「あのなルリ、あの二人なんだけどな」
「なに、よぉ」
「お兄ちゃん、あの二人を、お前のお姉さんにするから」
とんと突き放して、ドアを閉める。ルリが車に近づく前に、ブレーキから足を離した。
祖母から受け継いだ車が、ゆっくりと発進する。
「あっ、ちょっと!?」
「これは俺が継ぐ! 会社も家も俺が継ぐ! それで、新しい家族を、お前にもちゃんと紹介するから!」
「あ、あ───ッ! お兄ちゃんの馬鹿っ! ひきょう者!」
エンジン音に負けじと叫ぶ妹の声。
それを後ろに聞きながら、ジョウはアクセルを強く踏み込んだ。茶倉の古い町並みに、白いジープで乗り出していく。天気は晴朗、されどジョウの心は、迫り来る荒波のごとく猛り、猛り、猛っていた。
◆◆◆
「フェルン、いっときの欲望に身を任せたらダメだよ。ジョウを思いやってあげて」
クギを刺すフリーレンにニャーコを任せて、フェルンを車に乗せて、茶倉で一番の告白スポットに連れ出して。
恋人になって欲しい。そう申し込むと、フェルンは首を横に振った。
「ごめんなさい」
清流のほとり、せせらぎの響く木陰で、彼女は紫の髪を揺らめかせる。
その表情は穏やかなものだった。水面から跳ね返る日差しと木漏れ日で、夏用のワンピースから露出した白い肩が淡く光り、輝いている。
「気持ちはうれしいです。本当です」
フェルンの口調はいつも通りで、冷たくすらあった。しかしそれは本心を押し殺そうとするときのクセで、内心まで冷めきっているわけではない。
そのくらいのこと、もうジョウは知っている。
「でも今はまだ、前に進めません」
「そっか」
あっさり答えると、フェルンは、ぷうと頰を膨らませた。予想通りの反応だ。
「むすー」
「ははっ」
「何がおかしいんですか」
「おかしくないよ。おいで」
手を取って軽く引いてやると、フェルンが胸に駆け込んできた。軽く抱きしめると、目と目が合う。
「諦めるんですか?」
「まさか」
「じゃあ、もっと食い下がって」
「そうする。でも、先に理由を聞きたいかな」
ジョウは、自分でも意外なほど動揺していなかった。今の状況を考えれば、フェルンが尻込みする事は明らかだったからだ。
フェルンは、ジョウの胸板におでこをぐりぐり押し付けて、くぐもった声でささやく。
「あなたの体が心配で」
「ありがとう。でも大丈夫だよ」
「フリーレン様が反対するから」
「だろうな」
「…………今は私より、おばあ様のそばに居てあげて下さい」
ジョウは、紫の髪を指ですいてやった。髪の生え際に指先を触れさせ、うなじまで撫で下ろす。
フェルンは、ジョウの胸に顔をうずめてされるがままだ。鼻を鳴らす音が聞こえたのは、ジョウの体臭を吸い込んでいるのだろう。
「どうして私がいいんですか」
「どうしても」
二人の間で、豊かな乳房が潰れて広がっている。最近のフェルンはちゃんとしたブラをしているから、左右にではなく下から上に持ち上がって、鎖骨の下に肉がはみ出す。静脈がうっすら透け、奥からはとくとくと鼓動が伝わってきた。
「私、字も読めません。ここに生えてる花の名前も知りません。正直、ニホンのお茶も苦手です」
「俺もフェルンのことをよく知らない。だからもっと知りたい。もっと知ってほしい」
胸の中にいる魅力的な女の子は、ジョウからの求愛で官能を刺激されている。抱きしめあうことを露骨なくらいに欲しながら、ジョウを案じ、フリーレンを案じ、仕方ないからガマンしようと、心にもない拒絶を繰り返す。
(ああ)
こんなにも優しい女の子を、ジョウは他に知らない。
「フェルン、好きだ」
「私もあなたが好きです」
しばし、せせらぎの音に包まれながら抱き合う。ジョウはフェルンの、フェルンはジョウの、うなじや髪の生え際、背中や肩、腰から足の付け根に至るまで愛撫を繰り返す。
「フェルンの心が欲しい」
「もうあげてます」
「もっと欲しい。全部」
「ダメ……」
川音が
鳥の歌声、魚の跳ねる音。
草花の香り、木の葉のざわめき。
現実の全てをあいまいにしてくれる、夢のようなひととき。
まるで、かつて憧れた歴史の中に迷い込んだようだ。あるいは、旅立ちたかった異世界にたどり着いたような感覚。
それでも、とジョウは思った。
「これだけでも、私は幸せです」
「これだけじゃ、俺はいやだ」
───川の流れを眺めていれば、ずっと同じなように見えるだろう。けれど、流れる水は元のままではない。鳥も魚も、草花も木も、そしてジョウとフェルンも生きている。絶えず変わり続けて、元の自分ではなくなって、そしていつか死ぬ。
祖母が、終わりを迎え始めたように。
『生きてるうちに、ジョウちゃんのお嫁さんが見たいわ』
ジョウは、フェルンの前髪をかき上げ、白い額に唇を落とした。
「きょう一日、フェルンの時間を俺にくれ」
「なにしてくれるんですか……?」
「礼儀を尽くすよ。好きな女の子を、自分のものにできた男たちが、してきたみたいに」
◆◆◆
茶倉からトンネル向こうの、古くからの観光地にある、一流ホテルのレストラン。
重厚な木製のドアを押し開けると、柔らかい照明と生演奏の音楽が、ジョウとフェルンを迎え入れた。
「わあ……」
壁には美しい絵画が飾られ、高い天井にはシャンデリア。暖かく、招き入れるような光が、着飾った二人を優しく照らし出している。
「怖いです」
「どうして?」
「ここ、ニホンの貴族が使うお店なんじゃ」
「大丈夫。ぜんぶ俺に任せて」
フェルンの装いは、髪色の美しさを引き立てる純白のイブニングドレスだ。体のラインを細く見せつつも魅惑的な部分を目立たせるデザイン。さらに、アメジストのイヤリングとネックレスが華を加えている。
一方のジョウはタキシードだ。
手を引いてフェルンをエスコートする。生演奏のピアノとヴァイオリンの音色、キリリとしたウエイターに迎えられながら、店の奥へと向かう。
店内には、他のカップルや家族もいる。誰も彼も着飾って、特別なディナーを楽しむために集った人々だ。
高級感あふれる雰囲気に飲まれたフェルンが、不安そうにジョウの腕へしがみつく。
「皆さんオシャレで……私なんか」
「誰よりも美しいのはフェルンだよ」
ジョウは耳元にささやく。生演奏のピアノとヴァイオリンの音色に乗せて、愛しい女の子への賞賛を、惜しむことなく言葉に乗せる。
もちろん、おべっかではない。本心と真実をありのままに伝えているだけだ。
若さに輝く肉体をエレガントなドレスに包み、理知的で愛らしい顔をメイクとジュエリーで飾ったフェルンに、ジョウは心を奪われているのだから。
「君は綺麗だよ。君が今夜の主役だ」
「うン……」
「見ろよ。みんな、美しい君を目で追ってる」
他のカップルたちが、フェルンに見とれている。
自分たちの世界が急に色づいたような錯覚を覚えていることだろう───と、ジョウの心は好きな女の子の美しさを自慢したい気持ちでいっぱいだった。
「ばか」
フェルンは頰を赤く染めて、ぷいと顔を逸らした。ロマンチックな雰囲気を受け入れ始めたのか、体のこわばりをゆるめ、ジョウにしなだれかかる。
光沢のあるダークウッドの床を、初めてのヒールに戸惑いながら、一歩一歩ゆっくりと歩いていく。
二人の席は、他の客から少し離されていた。テーブルは白いテーブルクロスで覆われ、銀製の食器とクリスタルのグラスが並べられている。
テーブルの中央では、繊細な花瓶に生けられた花が彩りを添えていた。
「なんだか、大人の世界ですね」
「大人になろう。俺と一緒に」
「一緒に……」
テーブルのすぐ横に、レストランの庭園が見える大きな窓。外はすでに暗くなり、庭園の灯りが幻想的な雰囲気を演出している。
フェルンはしきりに周囲を見渡しては、スプーンやフォークの上で手をさまよわせる。
「フェルン、俺を見て」
「あのっ、マナー、忘れてしまってっ」
「俺が教えるよ。俺だけを見ていればいい」
ジョウさんだけ、とフェルンがつぶやく。ジョウを真似て、テリーヌを恐る恐る口に運んだ。
「おいしい……」
口の中でとろける食感に、フェルンは恍惚の表情を浮かべる。炭酸水で口を湿らせ、ふうっと一息ついた。
「大人の味です」
「まだまだ序の口だよ。日本の味を楽しんで」
それからしばらく、二人は海の幸を活かしたフルコースを楽しんだ。
スープには帆立貝、前菜には伊勢エビ、メインには肉厚のアワビが供された。どれも量は少なめで、少しずつ色々な味が楽しめるようになっている。
「おいしい。幸せです」
「素敵なフェルンと美味しい食事ができて、俺も幸せだ」
頬の赤みがいっそう濃くなった。少女の可憐な唇がわずかにゆるみ、赤い舌の先がチラリとのぞく。瞳はとろんとして、水の
アルコールなど一滴も飲んでいないのに、フェルンは
ジョウの期待通りだ。
「恥ずかしいです。私、食べているだけなのに」
「大丈夫。俺がついてるよ」
「えへ……」
フェルンはあどけなく笑った。普段は理性的に振る舞おうとする美少女が、食の官能に溶かされている。愛らしく、そして蠱惑的だ。すでに何度も夜を共にしたジョウでさえ、息をのむほどである。
「ジョウさんとのデート、素敵です」
「俺もだよフェルン。もっと一緒にいたい」
「ほんと? こんな私でも?」
「こんな君が見たくて、ここに連れてきたんだ」
「ぇう…………」
フェルンが雰囲気に酔うのは、何もおかしくない。レストランは、食で人を幸せにする場所だからだ。
分けてもここは、数々の男たちがプロポーズを成功させてきた一流店。内装に人員、音楽、景色、もちろん料理も、女性を官能で酔わせてくれる。
ここは男と女の歴史を作ってきた場所。たくさんの愛や恋を形あるものにしてきた、過去からの遺産。男が女を狩り、一生を共にする覚悟を決めさせるに相応しい場所。
フェルンを陥落させるために、ジョウが用意した愛のワナだ。
「ごほん。もう。無駄遣いしすぎでは?」
恥ずかしさをごまかそうとしたのか、フェルンが、いつもの口調で小言めいたことを言う。
「確かに、いくら使ったっけ」
服に、アクセサリーに、レストラン。これから起こる「特別なイベント」に、共に夜を過ごすための手配。少し前の、実家に反発して貧乏暮らしをしていたジョウなら考えられない出費だ。
「でも必要な出費だから」
「ご実家のお金ですよね」
「もちろん。両親に頭を下げた」
「だらしない子だって思われますよ」
「そんな事はないさ。もしそう思われたとしても、俺は何も後悔したりしない」
ジョウは、皮膚の表面がちりちりするような高揚感を覚えていた。
「フェルンのために使うなら、いくらだって惜しくない。そのために果たさなきゃいけない責任もあるけど、フェルンのためなら頑張れる」
レストランの中で奏でられているピアノが、ひときわ音量を上げたように感じた。
「フェルン、好きだよ」
「……」
「君のためなら、どんな事だってできる」
「……私だって……」
規則正しく寄せてくるピアノのメロディーに、フェルンの声が和する。
「私だって……あなたのためになら、なんでもできます」
今だ。
ジョウは、卓上の小さなベル───ハートの模様で飾られている───を鳴らす。
レストランのスタッフがうなずき、演奏が変わった。ゆったりとしたバラードが奏でられる中、レストランの照明が落ちる。
ジョウとフェルンの席を除いて。
「あっ、あっ?」
「フェルン」
ジョウは、はやる心を抑えながら立ちあがった。フェルンの横に立ち、ひざまずいて、ほっそりした手を優しく取る。恋し合う人の手に手を乗せて、じっと目を見つめた。
段取りをしてくれたスタッフたちも、事前に聞かされていた他の客も、愛しいフェルンも、誰も何も言葉を発しない。ただじっと静かに、今日の主役であるジョウの言葉を待っている。
(大丈夫だ。できる。やれる。フェルンはきっと受け入れてくれる)
胸の左側が、痛いほど高鳴っている。不安と緊張で叫び出しそうだ。
それでも、できると信じていた。なぜならジョウは、愛を知っているからだ。愛の証である受け継ぐべきものを、受け継ぐ決心をしたからだ。
「俺は、君のためならどんな事も苦しくない。誰が反対しても、この気持ちは揺らがない。だから」
ゆっくりと言葉を紡ぎながら、フェルンの左手の薬指に唇を落とした。
「俺と結婚してほしい」
演奏が止んだ。鼓動さえ止まったような静けさが、レストランを支配している。
「ふゃっ……」
フェルンは呆然と、ジョウを見下ろした。それからようやく理解が追いついてきたのか、はっと息をのむと口を両手で覆う。
ジョウはじっと、フェルンの反応を待ち続ける。
「……はい」
消え入りそうな声ではあったが、確かにそう聞こえた。
柔らかな照明の下、恥じらいと喜びの涙で潤んだ瞳で、フェルンは確かに微笑んだ。
「私も……貴方と、ずっと一緒にいます。何があっても、誰が反対しても……」
レストランが歓声で沸いた。拍手、指笛、口笛にシャッター音までが響き渡る中、ジョウは立ちあがる。フェルンを抱きしめ、彼女に出会えた奇跡と、自分を導いてくれた全ての人たちに感謝をささげた。
もう一人いる運命の女性、フリーレンを除く全ての人に。
◆◆◆
もちろん、若い二人が将来を約束したその夜が、食事だけで終わるはずもない。
最上階にあるスイートルームに誘うと、ドレス姿のフェルンは不安と期待の入り混じった顔でついてきた。
「交尾……するんですよね」
最上階に向かうエレベーターのドア前で、恥ずかしそうに聞いてくる。
緊張しているのか、壁ぎわで縮こまっている姿は
「お部屋に、シャワーとかあるんですよね」
「もちろん。したい?」
「……したい、です。初めての、婚約して初めての、ほんとの交尾…………」
ドアが開く。
エレベーターの内部は洗練されたデザインだ。光沢のある木材が間接照明で柔らかく照らされている。軽やかな音楽でムードを高めながら、婚約者となったジョウとフェルンを愛し合うための場所へと運んでいく。
フェルンが、何かを期待するように上目遣いで見上げる。ジョウが素知らぬ顔をすると、ぷうっとむくれて腕にすがってきた。
「キスしてください」
「まだ途中だって」
「キス。キスったらキス」
「誰かに見られたらどうするんだ」
「むう」
頰を膨らませたフェルンが、背伸びしてほっぺに軽くキスした。子供じゃあるまいしと思うが、そんなキスでさえフェルンは幸せそうだ。
「愛してるよフェルン」
「知ってますっ!」
怒った声さえ可愛い。
エレベーターが最上階に着くまで、いちゃいちゃしながら互いを見つめ合う時間が過ぎた。手を握って指先で愛撫し、密着して脚を絡め合いながら、目と目とで通じ合う。これから貴方とセックスしますよ、という意思表示をし続ける。
エレベーターを出てからも、二人はぴったりくっついて歩いた。間接照明とシャンデリアの下で、ジョウはフェルンの腰を抱き、フェルンはジョウの胸板にしなだれかかって、愛を確認するように見つめ合う。
「フェルンのこと、好き?」
「大好きだ。愛してる」
「私も貴方のことが好きです。誰よりも」
「ずっと一緒にいられる?」
「はい。貴方が望む限り、死ぬまで」
ジョウはフェルンの頭を撫でると、彼女の体を持ち上げて抱っこする。お姫様抱っこをされると、フェルンは子供のように喜んだ。きゃっきゃと笑ってはしゃぐ姿に、これから男に抱かれるという緊張感は少しもない。
スイートへの入り口は、重厚な木製のドアだ。開けると、広々としたリビングエリアが迎え入れた。足下の間接照明が、ジョウとフェルンを柔らかい光で暖かく歓迎する。
「ラブホテルとぜんぜん違います」
「あれはヤるところだから」
「じゃあ、ここは?」
「もちろん、愛し合うところ」
ちょっとキモいかなと思いつつ、窓のそばでフェルンを下ろす。ふたり並んで、窓の外に広がるパノラマビューを見た。
宝石をちりばめたような夜景は、ラブホテルで見る夜とは一線を画している。
「ここで交尾するんですね」
フェルンの吐息が甘い。見上げてくる彼女の表情は恍惚としていて、これから起きる事への期待に満ちあふれていた。
「すごくロマンチックです」
「これからもっとロマンチックになるよ」
「キスしたい」
「俺も」
「ずっとキスしたかった」
「俺もだっ」
「あなたが好きって言いたかったっ」
「お前を愛してるって言いたかったっ」
「何も考えずに抱かれたかったですっ」
「抱きたい、何も考えずにお前を抱きたいっ」
「好きっ。大好きです!」
「好きだフェルン!」
二人の唇が重なった。最初から情熱的な、唇も口の周りも全部を押しつけるようなキス。
キスしているという事実そのものに酔いしれながら、青年と少女は生まれて初めての口づけに没頭した。
「んーぅ、んぅ、んん、んっ」
フェルンの鼻息に熱がこもり、興奮で荒くなる。口元に当たるそれさえも、ジョウは愛おしくてたまらない。
自分の鼻息も同じように感じていてもらえたら。そしてフェルンも同じように興奮していたなら。
「ぷぁっ、はぁっ」
夢の時間が終わりを告げる。二人の唇の間に糸を引きながら、ゆっくりと二つの顔が離れる。
たっぷり五分間も唇を重ねていただろうか。ようやく解放されたフェルンが荒い息を吐く。とろんとした瞳に歓喜の涙を浮かべていた。
「すごくドキドキする……」
「俺も」
「交尾したいです……抱きしめて欲しい」
潤んだ瞳で見つめ合いながら、また軽く口づける。ちゅっちゅと音を立て続けるうち、二人は互いの体に手をはわせていた。
夫とすることを誓った人の肉体からタキシードをはぎ取りながら、フェルンは熱い吐息を漏らす。
「わたし、あなたのことが好きです。あなたと交尾するのが大好きです」
見つめ合う二人の間で、ジョウの手がドレスを脱がしていく。スイートルームの間接照明に照らされていく裸身は、愛欲と汗で輝くようだ。
「あなたに抱かれるのが好き。あなたと一つになれるのが好き」
互いの肌をぴったりとくっつけ合えば、火照った人肌のぬくもりに、ジョウは幸せな気持ちがあふれて止まらない。
「俺もお前と交尾するのが大好きだ。結婚しても毎日しような」
「はい。はいっ、毎日交尾します。いっぱいしちゃいます!」
興奮と喜びで、フェルンは下着をびしょ濡れにしていた。発情した若メスは濃い匂いを立ち上らせ、交尾相手の股間へしきりにアピールする。匂いだけでなくドレスの前をこすり付けることで、興奮の高まりを恋オスに訴えた。
トランクスとショーツごしに、二人の性器がこんにちは。オス肉の先っぽが、白い布に包まれた陰唇の間に食い込む。メス肉は膣口でくぽくぽ吸い付きながら、亀頭の丸みを愛おしげに愛撫した。
「好きっ? こんなフェルンでも好きっ?」
「好きっ。大好きっ!」
「嬉しい……嬉しいよぅ、好きぃ……」
うっとりとした表情で腰を押し付けてくるフェルンを、ジョウはぎゅっと抱き寄せる。
「俺もお前が好きだ」「ずっと一緒にいたいんだ」「これからも毎日交尾しよう」「俺とお前の子ならきっと可愛いぞ」
青臭い愛の言葉をぶつけながら、ジョウは若さあふれる女体を
「好き、好きぃ……お胸もおまたも、すごく感じちゃう……」
ジョウとフェルンは互いに全裸になった。豊満な体をくねらせて自分を誘う恋メスを、若いオスは無我夢中で抱きしめる。
愛する人と裸で抱き合う幸せに、ジョウは震えが止まらない。
フェルンも切なげにうめいて、熱い吐息でオスを包み込んでくる。
「フェルンっ!」
「きゃっ」
もう辛抱たまらない。ジョウはフェルンを床に押し倒した。鉄か木のように硬くなったものを、陰毛濃いフェルンの性器に押し付ける。
「あっ、ベ、ベッドでっ」
「フェルン、フェルン、フェルン!」
床には毛足の長いじゅうたんが敷かれている。とは言え床は床、愛する婚約者を押し倒していい場所ではない。
それでも止まれなかった。だって、ある意味ジョウは童貞なのだ。魔法のためではない本当の交尾は、初めてなのだから。
「うおっ!」
「待っ……!!」
挿入はいきなりだった。興奮のあまり、ジョウのいきり勃った強直の先っぽがフェルンの中に潜り込んだのだ。ずぶりと音を立てんばかりに勢いよく、正常位で入り込む。
「フェルンごめん、初めてがこんなでゴメンッ」
「はぅ、はぁぁああぁぁ……っ」
いきなり貫かれたフェルンは、じゅうたんの上で大きく背中を反らせていた。歯をくいしばって、挿入の衝撃に耐えている。
それでも、女肉はいつもより肉が厚く、柔らかくなっていた。初めてのナマ交尾、という高揚感のせいだろうか。あるいはこれまでジョウがさんざん愛撫し、ほぐし、中イキまで開発してきたためか。
いずれにしても素晴らしい感覚だった。初めてナマで触れるフェルンの性器はヌメトロで、しっかりと吸い付きながらきゅんきゅん締め付けてくるのだ。
挿入した瞬間に射精しなかったのは奇跡としか言いようがない。
「あ、ああ、初めて、初めてだっ、こんなに気持ちいいの初めてだっ」
ふざけるな、とジョウは怒った。フェルンみたいに真面目で頭がいい、顔もカラダも最上級の女の子が、生殖器まで素晴らしい造りをしているなんて反則だ。
気持ちよすぎて、ジョウの亀頭はあっという間に噴火寸前になってしまう。
「はぁーっ、ふぅー……ふーっ」
歯を食いしばっていたフェルンが、少しずつ呼吸を整える。
膣肉が拡げられていき、ジョウ専用おまんこへと変貌していく。ぬるぬるの熱々で、オス肉を温かく包み込むような感触は、他の何物にも例えようがない至福だった。
「フェルン……もう出そう」
初めてのナマ交尾、そして初めてのナマ中出し。オスの本能を強烈に刺激されたジョウは、もう限界だ。
情けない気持ちと、本願を成就できることへの恍惚に包まれながら、フェルンのおっぱいに汗を落としてしまう。
「ビクビクして、そんなに、私を……」
「出したい、フェルンにナマで精液出したい」
膣内で射精すれば、その精液は魔法のために使えなくなる。フェルンを妊娠させる役にしか立たない、人生最高の無駄撃ちだ。
フェルンもそれを知りながら、見たことのない柔らかな表情で、優しくジョウに微笑みかけた。
「いいですよ。ほら、手をつないで……」
「あっ」
「私の中でぴゅっぴゅシて?」
フェルンはジョウの手を握り、指をからめた。恋人つなぎで愛撫を加え、青年をあやしながら、手を引いて体の上下を入れ替えさせる。
今度はジョウが床に押し倒され、二人は騎乗位で愛し合う準備を終えた。
「フェルン、精液、いいかっ?」
「はい。私も欲しいです。赤ちゃん作ることしかできないホンモノの射精で、精液染みこませて」
フェルンは一度くちびるを舐め、遠い夢をうっとりと見やるような表情でジョウを見つめた。ジョウさん、ジョウ様、と小さな声で何度か言い直してから、幸せそうに微笑む。
「旦那様ぁ……♥」
「ッ!!」
言葉で愛撫された瞬間、ジョウは射精した。
「あ、出る、でたっ」
「旦那様、シて、ぴゅっぴゅ、ぴゅっぴゅシて」
尿道が弾けるような感覚と共に、頭の中で白い花火が炸裂する。どくん、どくんという脈動に合わせて、大量の精液が子宮めがけて撃ち出されていく。
「はぁ……あぁ~……ああぁ……」
「もう、泣かないで」
ジョウは、種付け幸福のあまり泣き出した。だって初めてなのだ。初めて、フェルンに必要としてもらえた。何かに利用するためではなく、本当の意味でジョウの精液を必要としてもらえたのだ。
射精が止まらない。二人の愛が子宮に着床するまで離さないとばかりに、男性能力のピークに達している生殖器が、びゅーびゅーと子種汁を撃ち出し続ける。
セックスと言うより繁殖行為だ。テクも誠意も何もない、突っ込んで出すだけの、男として最低で情けなさすぎる性行為。
「あ、あぁ……出てる……」
それでも、ジョウは本当に幸せだった。射精を促すように締めつけてくるおまんこは最高だし、上から目線で見下ろされる被虐感もたまらない。
大好きな女の子に種付けさせてもらえる悦びに浸りつつ、ジョウは涙とよだれを流し続けた。
「旦那様の精液、奥に当たってます……ふぁー……あぁー……」
そんなジョウのちんぽを、フェルンがよしよししてくれる。ちんちんを包む若メス肉をきゅんと締めて、オス肉を褒めるようにコスり上げる。恋人つなぎしたままトロマンでつがいを誘い、煮詰まった種汁を一滴残らず吸い出だそうとしている。
「うぅっ、あぅうぅう~……」
「ぴゅっぴゅ、ぴゅっぴゅ。ぜんぶ出して」
種付け交尾の悦びが、ジョウの下半身から全身に広がっていく。長い長い中イキが終わるまで、青年は何度も腰を跳ねさせた。そのたびにぴゅっぴゅと愛を吐き出してしまう。
やがて精を全て撃ち出してしまうと、ジョウはくたりと脱力した。
「ンぅ~……」
甘いため息と共に、フェルンの腰が浮いた。抜けていく時の感触を少しでも長く味わおうとするかのように、ゆっくり持ち上がっていく。痴態を見せつけながらねっとりと腰をくねらせ、それからゆっくりとジョウのものを引き抜いた。
「あっ、垂れちゃう……」
ぬぽんっと音を立てて勃起肉が引き抜け、フェルンのおまんこから、どろりとした白い液体がこぼれた。
粘っこいそれが自分のちんぽにまとわりつきながら流れ落ちるのを見て、ジョウはようやく正気を取り戻す。
「フェルン、ごめん」
「はぁ……旦那様ぁ……」
種付けの余韻に震えるフェルンが、ジョウの胸に倒れ込んできた。
ジョウは、陶然として酔いしれるメス顔を両手で挟み、汗ばんだ額にちゅっと音を立ててキスする。
「次、次だ。次は
「私はいいですよ? たまにならこんな貴方も」
「ダメだ。お前には、最高の交尾をさせてやりたい。お前の旦那様として」
ジョウの胸板に耳を寄せていたフェルンは、ぱちぱちと瞬きして顔をあげる。仕方ないな、と言いたげにため息をついて、それから、両手を伸ばしてくる。
「じゃあ、キスからやり直しです」
ジョウはうなずき、彼女の柔らかな体を抱き寄せ、くちびるを重ねた。
「ん……」
軽く触れ合わせるだけのキスを繰り返すと、次第にお互いの舌先が突っつき合うようになる。最初は様子見しながらだったけれど、愛欲に駆られてだんだん深くなっていく。口と口が完全にくっつき、唾液を交換するキスに移行した。
「あもっ、むぉ、お」
歯列をなぞるようなディープキス。愛おしくてたまらない思いが舌を絡ませ合い、唇からこぼれた唾液が顎を濡らす。
角度を変えながら舌をしゃぶり合い、オスとメスの愛欲を塗り付け合うようにして、口の中を舐め回し合う。
「んちゅぅぅ……んぅう~……」
ジョウはフェルンを強く抱きしめた。それを受けとめ、彼女もまた男の背に手を回す。
じゅうたんの上で、二人は激しく絡み合う。上になり、下になりながら軟体動物じみたディープキスをして、トロけるような甘いシビれを味わう。
「はぁ……ふぅー……あーん……」
息継ぎのために少し顔を離し、突き出した舌を軽く絡め合わせながら、二人は愛を確かめ合う。唾液にまみれた舌と舌を巻き付けるように前後させ、舌の根元まで絡ませる。
「んっ……んふっ……あっ、れろっ……」
ジョウとフェルンは、どんどん情欲を高めていく。じゅうたんの上で熱いディープキスを交わしながら、二人はふとももをこすりつけ合った。
「ん゛ん゛ん゛っ……!」
がちがちのオス肉が、メス肉の割れ目をなぞり上げてしまう。フェルンは喉の奥で甘く鳴き、ジョウは亀頭に感じる
「ベッド行くぞ、な……」
「ン、ん、もっとキス……」
「あぁ、お安いご用だ」
ようやく、二人は身を起こして立ち上がった。しつこくキスを繰り返しながら、お互いの身体をまさぐりあいつつ、快感でシビれた頼りない足取りでベッドルームに進む。
「あむぉ、もっほぉぉ……」
フェルンの口からこぼれた唾液が、彼女の乳房に滴り落ちた。
若々しく弾力のあるおっぱい。その頂点に硬くトガった乳首の感触を、ジョウの指先はしっかりと感じ取っている。
「んぅ! ふっ、ふぁんっ、んふ……」
ピンと尖った敏感乳首をくりくりと指の腹で弄りながら、ジョウは舌をむしゃぶり続けた。愛メスが逃げないようにしっかりと抱き寄せ、豊満な女肉を手のひらいっぱいに味わいつつ、愛欲の炎に身を焦がす。
「んっ、んぅうぅー」
フェルンはつま先立ちになり、もっと深くキスに応える。
ジョウの頭を優しく撫でながら、もう片手でオス肉を握りしめた。硬くテカった亀頭を自分の下腹部に押し当てて、腰を振る。快楽に浸りつつ愛オスへの奉仕を行う、絶妙のエロス。
「あぁっ、ひゅき……旦那様ぁ……あんん」
「好きだよ。フェルン、好きだっ……」
発情したメスの甘ったるい匂いで、ジョウは頭の奥がぐらぐらだ。オスの獣欲に任せて今すぐぶち込みたいが、キングサイズのベッドまであと数歩の距離だ。
「触って、触ってぇん……」
なのにフェルンがはしたなく脚を開くので、ジョウは笑いながら、手のひらをむっちり白い太ももに割り込ませる。
優しく撫でた淫裂の表面は、もう充分過ぎるほど濡れていた。指を突き入れても柔らかく締め付け、早く手マンしてと下品に求めてくる。
「あはぁぁん……んっ」
愛蜜をかき混ぜるような手マン責めで、くちゅくちゅと音を響かせる。指を前後させ、膣肉をこすって刺激する。
フェルンの背筋がぶるっと震え、細い腰がゆらゆら揺れ始めた。
ぬち……ぬち……。
さらに指の角度を変え、入り口近くの天井にあるざらついた部分を探り当てる。
フェルンは白い喉を反らして、高い声で喘いだ。
「あぁぁあんんんぅ……」
そのまま二本の指であそこを可愛がれば、とうとうガニ股で腰を落としてしまう。自分から、おまんこの深いところに指を押し付け、メス声をどんどん甘くしていく。
「ふゃ……あー……ふにゃぁ……」
ジョウはくちびるを軽く重ねながら、フェルンのあそこを指先で責め立てた。Gスポットを指の腹でこすったり、中を押し広げるように指を回したり。色々な攻め方で、婚約者のナカを交尾にぴったりなコンディションに調整していく。
「んっ…………んんうっ……んふぅっ…………」
やがて、膣壁がぎゅーっ、ぎゅーっと収縮し始めた。
ゆっくりと指を抜けば、膣口がちゅぽっと音を立てる。収縮するメス穴は、手マンされていただけとは思えないほど粘度の高い愛蜜を吐き出している。
「ふぁ……あぁ……」
ジョウは、物欲しげな表情を浮かべて見つめてくるフェルンを抱き上げた。シーツの上にうつ伏せにして、上からのし掛かる。
オスが上、メスが下、野性的な種付け交尾のスタイルで、ビキちんを丸い尻の谷間に押しつけた。
「早くっ……はやくぅっ」
オス棒の感触と硬さに、フェルンも興奮しきりだ。うつ伏せのまま、おっきなお尻を振る。腰だけをくいっと持ち上げた恥ずかしいポーズで、ジョウを淫らに誘惑した。
両脚の間にはしとしとと濡れそぼった谷間がある。熱いよだれを垂らしながらオスを誘うメス穴からは、蒸れた女の香りと熱気がむわりと立ち上ってくる。
「お願いぃ……」
泣きそうな声で哀願され、ジョウはたまらなくなった。今すぐぶち込んでやりたいという衝動を抑え込み、メス穴の入り口をちんぽの先で何度もノックする。
「お願いだから……はや、く」
フェルンは腰を揺すってそれに応じる。早くしてと急かすように、おまんこのエントランスでチン先に吸い付き、亀頭をちゅぱっとしゃぶってくる。
ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ。
下の口がキスする音が響く度に、ジョウの理性は削り取られていく。
「欲しいのぉ……旦那様のちんぽぉ……」
物欲しげに腰を揺らすフェルン。ジョウが我慢していることなど露知らず、まんこから垂れる愛蜜で高級なシーツを汚している。
愛しの恋チンポをえっちすぎる美少女とろとろ肉でチュッチュッして、ジョウの理性をどっぷどぷ煮詰めていく。
「お願いだからぁ……」
フェルンの尻が切なげに震え、もどかしそうに左右へ動く。
ジョウはとうとう耐えきれなくなった。フェルンの腰をシーツに押さえつけ、寝バックの体勢で男根を押し込む。
「あ゛ーっ!!」
一気に奥まで挿入すると、フェルンは歓喜の叫びを上げた。
亀頭に吸い付いた子宮口をきゅんっと締めつけ、子種を催促する。
おまんこ肉を激しくうねらせ、厚い果肉に包み込んだちんぽを優しく愛撫して、我慢汁を搾り取っていく。
「あ……ぁあっ!」
腰を引くと、おまんこのフェルン肉が追いすがるように吸い付いてきた。
それに逆らい引き抜くと、行かないでと言わんばかりに吸い付きを強くする。
挿し込む時は嬉しそうにしゃぶりついて、引き抜くときはまた寂しそうにすがりつく。
「あぁんっ、うぁあん……」
すすり泣くようなフェルンの声を楽しみながら、ジョウは存分に抜き挿しを繰り返してやった。挿し込む時は甘やかすようにゆっくり、引き抜くときは
「あっ、あん…………あぁっ! あ゛ん…………あぁっ!」
カリ首の引っ掛かりで肉ビラを一気にめくられる瞬間が、特に感じるらしい。フェルンはシーツにしがみついて必死に耐えているが、そのたびに膣穴がぎゅっぎゅっと締まってちんぽを欲しがる。
「イイか?」
「あぁ……んぅ……イイッ」
「俺の交尾、情けないか?」
「そんなことないっ、強くて、意地悪で、えっちで……とっても素敵…………あっ、ああんっ!」
「なら良かった」
自尊心を回復したジョウは、自信をもって腰を振り続けた。
抽挿を繰り返すごとに膣ヒダがめくれあがり、サオ肌を丹念に磨き上げる。出るときは亀頭のエラへすがるように肉ビラがうごめき、入る時は子宮口が尿道口に吸い付いてくるのだ。
「ひーっ……おーっ……おぉーんっ…………」
オスとメスの濃厚な摩擦運動に、フェルンは甘い悲鳴を上げながらのたうち回る。
上半身をベッドに押し付けて、腰をわずかに持ち上げた寝バックの体勢で、オスのするままに任せておまんこを差し出していた。
「おひっ……んぉおおっ!!」
膣ヒダが絡みついてくるのを感じながら、ジョウは子宮口を優しくノックする。ノック、ノック、ノック、少し待ってまたノック。
そのたび丸っこい尻に何度もさざ波のような痙攣が走り、膣肉がきゅんきゅんとうねって、オスへ愛の奉仕を行った。
「あ゛っ、旦那様、旦那様っ、すご、すごいの」
「そんなにいいのか」
「はい、奥突かれるの、好きぃ。旦那様ぁ……」
こちらを向かせれば、フェルンはうっとりと顔をほころばせていた。ジョウが蜜壺をかき混ぜ、びちゃっ、ぶちゅっといやらしい音を奏でても、恥ずかしがることもない。淫らに尻を振って、つがうオスのたくましさに悦ぶばかり。
「そこっ……そこっ……あぉおっ!」
シーツを握りしめた手のひらにぎゅっと力が入る。絶頂が近いことを示す反応だ。
ジョウはゆっくりとした抽挿を繰り返し、時おり腰をグラインドさせた。トドメをさしていいのかどうか、まんこ全体の具合を確かめているのだ。
「ふーっ……ふーっ……あっあぁー……あぁぁ、あっ……あ~~っ」
甘ったるい快楽に浸りながら髪を振り乱していたフェルンだが、やがて少しずつ物足りなさを感じ始めたらしい。自ら尻を振り始め、もっともっとと強オスにおねだりする。
どうやら、激しくしてもよさそうだ。
若メスの痴態を楽しみながら、ジョウは体重をかけてのしかかった。よりいっそう深く腰を振り始める。
たくましいオスにのしかかられながらの征服セックスに、フェルンはまたすぐに切羽詰まった声を上げ始めた。
「そこ、おなかの上っ…………そう、そこ、あ゛んっ、そこいいですっ、そこそこっ……」
ジョウは肉厚の尻に腰を叩きつけ、子宮口の手前くらいを何度も何度も、完璧なタイミングと強さで責め立てる。
「おぉぉおっ! い゛いっ! それすごっ! 好き! 好き! カッコよすぎっ!」
フェルンは、もう狂喜乱舞だ。シーツにしがみつき、部屋中に嬌声を響かせた。
大きな声で、大好きなオスに弱点を攻めまくられる快感を訴える。
喜びに満ちた声で、おまんこイジめてくれるオスが大好きなことを訴える。
「あぁ~~っ、好き! 好き! ひお゛っ、ソコ、好き! それ、も、好き! もうぜんぶ好きっ! ぉおっ、ぉおっ、ぉおっ、ぉっ!」
愛されメスのおまんこも、同じくらい雄弁だ。
肉ビラは前後するオスに必死で食いついて、すがりつくように亀頭、カリ、サオ、裏筋を舐め回す。
入り口はぎゅうっと締まって、次々と分泌される天然ローションをぬるぬるまとわりつかせる。
「だんな、さまが、すき!」
フェルンはシーツに頬をこすり付けて悶えまくりながら、全てでジョウの寵愛に応えてくれた。
───ピストンが次第に早まり、やがて、どちゅ どちゅ どちゅ と小気味よいリズムを刻み始める。女を喜ばせるためではなく、ちんぽをシゴくための動きだ。
「ぉっ…………? おくまで、こりぇ、これっ、ぴゅっぴゅしゅるときの……あ゛ーっ……!」
射精の予兆を感じ取ったのか、フェルンが、極まった声を上げた。
「くる、せいえきがぐるぅ…………!!」
「フェルン、出るぞ、俺の子供、子供産めっ」
「あ゛いっ、産みたいっ、家族欲しいっ」
「俺の子供で子宮パンパンにしてやるっ」
ジョウの腰振りがより激しくなるに連れ、ベッドをきしませる音が高鳴り始める。フェルンの堂々としたお尻がぱちゅんぱちゅんと波打つくらいに力強く、オスがメスに種付けするための交尾運動が続く。
「あ──っ、イって、あなたのください、イってイって、子供ください、あぉおおっ、イグッ、フェルンもイ゛……あ゛、あ、あ、ア!」
どちゅんどちゅんと叩きつけるような交尾に、フェルンはシーツをつかんでアクメを待ち構える。
子宮口はちんぽが引き抜かれるたびにきゅーっと吸い付きを強めて、ジョウの子種を切なく求めた。
「出すぞっ!」
ジョウが叫ぶと、婚約者たちの激しい動きがピタリと止まる。お互いの下半身だけがブルブルと震え、サオ肉は射精寸前に膨らんだ。
子宮口を押し上げたちんぽの先で熱い奔流がほとばしった瞬間。
「あぉおっ! イグッいくっイクッッイッぐうぅぅぅぅ!!!」
フェルンは、声帯を限界まで開いて絶叫した。
びゅくっ!
勢いよく飛び出したザーメンが子宮内を満たしていく。
「ん゛ん゛ん゛…………!! ぅぅ~~~~っっ、 う゛ぅぅ~~っっ!!」
「おお……! フェルンッッッッッ…………!」
ぷりっぷりの子袋に、熱濁をびゅくびゅくと注ぎ込む。いや、吸い取られている。
最愛の人に求められる幸せのあまり、ジョウの脳がハッピーなエクスタシーをキメはじめた。
「あ゛お゛おぉぉ……! おおぉぉぉ……んぉぉ……おぉぉぉ……」
フェルンも、ジョウの子種汁を一身に受け止めながら、ポルチオ・オーガズムに浸っているようだった。寝バックでがっちり押さえつけられたまま、脚をピンと伸ばし、おまんこアクメに悶えている。
びゅくっ、ぶりゅっ、ぶぴっ……どぴゅっ……。
「まだ出るぞ……」
射精の勢いは衰えるどころか、むしろ激しさを増していく。
子宮いっぱいにザーメンを出されたフェルンは、言葉にならない声で絶叫し続けていた。
◆◆◆
ジョウとフェルンがスイートルームで熱い夜を過ごした、次の日の朝。と言うより、昼前。
短い眠りから目覚めたジョウの全身を、布団の温もりが包んでいる。
しかし下半身に違和感があった。ねっとりと、絡みつくような感触がある。それと、何かをなめ回し、すするような湿った音。
「んむ……じゅる、むふぅ……」
「うう……うーん」
薄く開いたまぶたの向こうから、まぶしい日光が忍び込んでくる。上質なリネンはしわくちゃで、汗やらナニやらの体液で汚れきっていた。
夜明けまで続いた男女の営みが、どれだけ激しいものだったか。当のジョウでさえ、記憶があいまいなほどだ。
視線を下に移すと、潜り込んだ誰かが、掛け布団をこんもりと盛り上げている。
もぞもぞと動くそいつは、ぬめる舌でジョウの股間をなめ回しているようだ。隠すつもりもないのか、ぴちゃぴちゃという水音までさせている。
布団をめくると、その下には美しい女がいた。
「ちゅぷ、ちゅぽっ、ちゅぽっ」
「うああ……フェルン……?」
体の芯に残る情事の残り火と、精神をトロかすような
「マジかよぉ」
「ぷあっ。ふふ、旦那様、お寝坊はダメですよ」
先端を愛撫するように唇でついばみながら、フェルンが顔を上げる。理知的で清楚な長髪の美少女は、いちもつへ愛おしそうに頰ずりし、カウパーを舌で舐め取った。
「フェルンさんや、これは一体」
「旦那様、がんばってくれたから、ごほうび」
澄ました顔でいたずらっぽく言ってから、フェルンは愛おしそうにサオへ頬ずりした。そして、淫蕩に笑う。昨夜と同じように、淫らな女王となってジョウを誘惑する。
「……ちゅ、むふうっ」
そのまま、吸い付くようなフェラチオを始めた。ふっくらとした唇で敏感なエラをゆるく刺激しながら、亀頭全体を何度も舌で往復する。
プルルルル……プルルルル……
「あのフェルンさん、俺のスマホが」
「ちゅるっ……んんっ。無視して。ちゅぷっ」
夢中になって男根にむしゃぶりつく婚約者の痴態を見ながら、ジョウは頭をかいた。ベッドサイドにあるナイトスタンドに手を伸ばし、そこに置いてあるスマホを摑む。
着信画面に表示された名前は『フリーレン』。
少し前に持たせたスマホからの着信だ。
「はい、もしもし」
呼びかけるが、聞こえてくる声はいやに小さい。耳を澄ませると、聞こえているのかどうか戸惑うフリーレンの声がした。
「フリーレン? ごめん、声が小さいからスピーカーにしてくれ」
エルフのフリーレンは、耳の形が人間とは違う。スピーカーモードでないとスマホは使いにくいのだ。
ジョウは自分もスピーカーモードに切り替え、フェルンに向かって「しーっ」とジェスチャーをする。
「むちゅっ、ちゅぱっ、ちゅるっ」
「静かにしろって」
「むふー」
「ごほんっ」
ジョウは軽く咳払いした。彼女の家族と通話しながらの口淫は、背徳的すぎる。声を禁じたせいか、フェルンの鼻から生あったかいエロ息が吹きつけられるのも良くない。
『あー、あー……ジョウ?』
「フリーレン、どうした?」
『ねえジョウ、あれからフェルンとは……』
「ここにいるよ」
ジョウが笑うと、フェルンの舌がれろぉっとカリ首を這い回った。
背筋にぞくぞくしたものが走り、思わず声が出そうになるのを我慢して、ジョウはスマホを握りなおす。
「さっき起きたとこだ」
『……』
「フリーレン、フェルンのことは俺に任せて」
『でも、あの子は』
「フェルンにはフェルンの幸せがあるから」
フェラを続けるフェルンの髪を撫でながら、ジョウは優しく語りかけた。
フェルンはちゅぽんと音を立てて口を離し、唾液まみれになった男根に頬ずりする。とろんとした瞳を、愛情の光でいっぱいにしていた。
「そうだろ、フェルン」
「ふぁい……旦那様……」
フェラチオの名残でだらしなく開かれた口から、はぁはぁと甘い吐息を出している。指先で目元を愛撫してやれば、フェルンは子猫のような甘えた声で鳴いた。
『えっ……フェルン?』
「ンゥ……今日は早起きですね、フリーレン様」
『フェルン、あの、今なんて』
「私は大丈夫です。また連絡しますから」
あっさり言って、フェルンはスマホの通話を切ってしまった。それからまた口を開き、男根にむしゃぶりつく。
「んむぅ、ちゅぱっ……おっきぃ……ちゅぷっ」
婚約者の愛情表現を拒まず、ジョウはフェルンの頭をなでてやった。汗に濡れた前髪をすくように愛撫する。
「れろぉ……ちゅっ……」
目を細めながら、熱いフェラチオを続けるフェルン。唾液がたっぷり染み込んだ口内粘膜をじゅぽじゅぽと鳴らして、肉厚のくちびるで竿をしゃぶる。
ねっとりとした舌の動き、玉袋をくすぐる手つきもいやらしく、たちまちジョウの射精感が高まった。
「う……出る」
「んふー、んぐ、じゅる、じゅるるるっ」
どっぷりと喉奥に白濁を注がれながらも、フェルンは一滴もこぼすことなく飲み干していく。
魔法の役にも立たない、生殖の役にも立たない、ただ欲望の証として放たれた精液を、愛情いっぱいのバキュームで吸い上げる。
「ぷはぁ……ぁ……らんなふぁまぁ……」
余すことなく吸い尽くし、ようやく口を離すと、フェルンはうっとりとした顔でジョウを見つめた。
「あ~ん……」
見せつけるように舌を出し、口内に残ったままの精液をジョウに見せつける。
それから口を閉じて、見せびらかすようにアゴを動かす。もぐもぐ、もぐもぐと粘液をかみしめ、再び開けて、シェイクした白濁をアピールしてから飲み下した。
「んぐ、ごくっ」
「俺の婚約者、エロすぎ」
「ん、ふぅ……もう、誰が悪いんですか?」
「フェルン」
「旦那様も」
「そうかも」
「そうです」
フェルンはうっすら笑いながら、ジョウの首元にしがみつく。そのまま体をくねらせて、むっちりとした太ももをジョウの腰に絡みつかせる。
「ふーっ、はぁー……」
ザーメンくさい息が、ジョウの胸板を湿らせる。
フェルンは
「悪い子だ」
「あん。悪い子だったら、私を捨てますか?」
「まさか」
「エロかったら、婚約解消ですか?」
「ぜったい結婚する。で、毎日子作りする」
「んふふ、ふー」
フェルンは幸せそうに微笑むと、ジョウの胸板に顔をこすりつける。ジョウは柔らかい髪の感触を楽しみながら、エロくて悪い婚約者の前髪を指でいじる。汗の名残で少しべたつくが、それさえも心地いい。
「ねえ旦那様」
「うん?」
「フリーレン様のこと、諦めますか?」
「いいや、絶対に諦めない。ずっと俺たちの側にいてもらう」
お前以外に好きな女がいて、絶対に自分のものにする。そういう意味の事を言われて、フェルンは我が意を得たりとばかりにうなずいた。
「私、旦那様のそういうところ大好きですよ」
「どんなところ?」
「いやらしくて、欲張りで強情で」
「ちょっとは手加減してくれ」
「でも一途で、男らしくて、素敵」
フェルンのほっそりとした指が、ジョウの顔を撫でる。愛しい気持ちを伝えるように、壊れ物に触れるような手つきで、将来を誓った青年の顔を愛撫する。
「どうしたらフリーレンを説得できる?」
「理屈じゃ不利です」
「泣き落としとか?」
「それ、フリーレン様の土俵です」
「そうなの?」
「キレると三日三晩くらい泣きますよ」
「マジか。じゃあ、魔導書を隠すとか」
「それこそダメです。力ずくでは絶対に敵いません。旦那様には分からないでしょうけど、フリーレン様は本当に力のある魔法使いなんです」
婚約者と二人、どうすればフリーレンを翻意させられるか話し合う。二人で作る新しい家族に、もう一人を加えるための、倒錯的な作戦会議だ。
「いい案が出ませんね」
「コーヒーでも飲むか」
「
フェルンがさっとベッドから抜け出す。いきなり体温が消え、ジョウは寂しさに動かされてフェルンの後を追った。
「いいよ、カプセルの簡単なやつだし」
「妻として、ちゃんとお世話しますっ」
「気が早くない?」
「そんなことないです。す…………」
「す?」
ぽわーっ、とフェルンの頬が赤くなる。バルコニーから差し込む外光に照らされたその姿があまりにもかわいらしくて、ジョウはまた一つフェルンを好きになる。
「好きな人のお世話ができるのは、すてきなことだと思います……早いとか遅いとか、そんなの関係ないと思います……んう」
ジョウはたまらず唇を奪った。日の光さすスイートルームで、ふたり、立ったまま濃厚なキスを贈り合う。
舌と舌がこすれ合う感触は恐ろしく心地よく、頭がシビれるような幸福感を感じられた。
「ん……ちゅむ、んんんぅ」
(愛って毒だな…………ん、ん?)
キス一つでうっとりとなってしまうフェルンを見て、ジョウはひらめきを得た。
愛していると伝え、伝えられるたびに、頭がおかしくなる。ジョウが思うに、愛するという事は、相手と自分の境が分からなくなるほど深く交じり合う事だ。
フェルンと唇で愛し合いながら、ジョウは考えを巡らせる。
(俺は前に、フリーレンを気持ちよさで屈服させようとして……でも上手くいかなくて……それは、俺を思いやってくれるフリーレンが、可愛くて愛おしいからで……俺が、夢中になってしまうからで…………)
人間は愛されることに弱い。フリーレンはそれを知っていて───あのフリーレンがなぜ、とジョウは思うのだが───無意識にそれを自分の武器としている。人を思いやり、愛することの強さを、なぜか身につけている。
そこまで考えて、ジョウはとても不快な気分になった。その武器はフリーレン自身に由来するものではない、そんな気がするのだ。フリーレンにそれを受け継がせた「誰か」の存在が感じられて、胸のざわつきを抑えられない。
「旦那様?」
不安げなフェルンの声に、ジョウの意識が現実へと引き戻される。心配する婚約者を安心させるために、なんでもないと口づけで伝えた。
「……ん、ちゅ」
(そうだ……それだ)
誰かがフリーレンに伝えた愛。ジョウが知らない、フリーレンの過去。
それは、ジョウも受け継ぐことのできる武器だ。愛と思いやりの恐ろしさを、フリーレンに味わわせてやることができれば。
「旦那様……?」
「ああいや」
「あの、どうかしましたか?」
「ちょっと思いついたことがある」
「え?」
フェルンを腕に抱いてベッドに横たわり、ジョウは尋ねた。
「フェルンだったらさ」
「はい」
「フリーレンを、どうやって甘やかす?」
(続く)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
半月も更新を空けてしまい、申し訳ありません。本作は、今回を含めてあと四話。しっかり完結させますので、どうぞ最後までお付き合い願います。
お気に入り・感想・評価など、いつもありがとうございます。おかげさまで四半期ランキングの一位を獲得できました。大変、励みになっております。
次回は、頭かちこちエルフを徹底的に甘やかす依存セックスのお話です。お楽しみに。