※この作品はR-18です。

湊友希那と変態シリーズ。   作:美肉。

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湊友希那にフェラしてもらう変態小説。


湊友希那にお口で……。

 頭部が沈み、湊友希那は頬肉を窄めた。口腔粘膜が音を引きずりながら狭まり、口の中に咥え込む陰茎に吸着した。友希那は軽く頭部を持ち上げた。彼の股間とほぼ水平の位置にある口が上擦り、内側の柔肉が、咥え込んでいる竿をずろずろ撫でている。友希那は喉を引き締めていた。溢れ出る唾液を啜り上げる。竿の表面に頬肉がべったり貼り付いていた。友希那はまた頭部を沈ませた。それはかつて古い時代、侍が主に忠誠を示すために行う土下座に似た様相だった。額に影が差し、その暗黒が顔面全域に至って表情が浸っている。きっと彼、この陰茎の持ち主たる友希那の恋人の視界では、友希那の頭頂部や後頭部しか視えていないだろう。

 強い興奮状態にある陰茎からカウパー汁が分泌されており、友希那はそれらを嚥下することとなっていた。

 今、友希那と彼は全裸でベッドに乗り上げ、彼は上半身を起こし、友希那はその股間の位置に、しっとりと潜り込んでいた。陰茎は屹立し、友希那は口で対処していた。それは、まったくの奉仕の格好だった。身を屈めるようにして、立ち昇る陰茎を口に誘い込む。この時に友希那は『歌姫』という世間での肩書きを降ろし、ただ彼という恋人に尽くす『女』になっていた。それは『歌姫』という肩書を侮辱したり陵辱することではなかった。堅苦しい態度を自ら忘れ、また誰からも、何からも要求されていない、そんな状況の中で友希那は自ら彼に従事しているだけだった。

「んぶっ……」

 友希那は頭部を動かしていた。彼の股間に埋め込む勢いで屈むと唇が竿の根本に密着した。友希那はそこでまた頭を引き上げた。友希那の口と彼の陰茎が完全に離れる瞬間はなかった。常にねっとり触れ合っていた。どこからともなく溢れ出る唾液にカウパー汁が混ざり合い、その男女の粘液は友希那の口角から垂れて彼の股間にねっとり絡み付いていた。友希那は頬の内側の温かい柔らかい肉だったり、唇のぷるりとした質感でそれらを撫でて、混ぜて、さらに、練り込むように頭部を自ら上げ下げしていた。

 額が弾み、頭髪が周囲に散り散りに舞っていた。

 別に、友希那は彼に対しへりくだっているわけではなかった。

 二人の間に主と奴隷、などという精神的な支配関係はなかった。だがやはり、男の立ち昇るものを咥える時、どうしてもその大きさに圧倒されるし、そういった大事なものを舐めしゃぶり、またその先のこと、つまり射精の面倒までみるとなるとどうにも、咥えている側、つまり女性、つまり友希那のほうが、勝手に主従関係を意識していしまうのだった。

「んふ……」また彼の股間へ沈み込み、喉元まで使ってしごき上げた。「んっ……」

 すると彼の右手が伸び、友希那は額を撫でられた。

「友希那、気持ちいいよ」

 ひと言だった。たったそれだけを、彼は愛犬に囁くように友希那に預けた。友希那はまず、額に彼の素手が乗ることを意識した。感覚に釣り上げられるように視界をそちらにちらりと寄越し、彼と目が合う。彼は、誰も居ない澄んだ早朝の山々から、街を眺めているかのような顔つきで友希那にほほ笑みかけ、それから素手が外れてゆく。友希那もまた彼の股間に戻り、麺類を大きく啜るように、口元を引き締めた。

 ふと、友希那は彼から視た自分自身というものについて気になった。ベッドの上、跪くように、股間に頭を下げている様子とは、やはり男として誇らしいのだろうか。何か急を要する様相で勃起を啜り、精を強請る様子の中に、普段の孤高な青薔薇などという気配はきっと少しもない。いいやむしろ、そんな気品だとか、尊厳というものを持っているからこそ、今、それらを投げ捨てて股に口を触れさせていることが、きっと彼の中の背徳感をかき立てている。彼は、今あえて何もしていなかった。ベッドの上に下半身を投げ出し、友希那に任せているだけだった。それこそが、友希那という一人の女性を侍らせている何よりの証拠であり、友希那は彼を舐め上げることを続けた。

「んんっ……」

 唾液のざらついた、湿った音が連続し、いよいよ彼のほうが強張ってくる。

 こうなると、今度の友希那は両腕を持ち出した。ついに射精のため、その放出してくる粘ついたものたちを受け止める準備を女は要求される。友希那は両手で彼の腰を優しく握り、すると彼もまた、そんな友希那の手の甲に自身の指先を乗せ、その素手はやがて肩を握る。友希那はそうして抱き締められたまま、その中で頭部の動きを素早くさせた。口の中、舌の上にて蠕動する陰茎の形がより洗練されて、びきびきと強く痙攣する。

「出るっ……」

「んぶっ?!」

 その発射の声と共に友希那は全ての動きを止めることになった。

 友希那は唇で彼の亀頭部分だけをずっぽり咥え込んでいた。口の中に差し迫るその先端部分から、飛沫のような様相の、けれど粘ついたものが噴出している。柔肉に乗る彼の質感は射精と同時に何か恐ろしいと感じるほど強張っており、友希那の喉奥まで濡らしてくるのだった。一度、二度、三度、と射精が終わり、落ち着くと、まず陰茎からあの硬い質感が抜けていった。骨抜き……、などと思いつつ、友希那は彼の腰をぎゅっと抱き寄せた。

「うあ、友希那っ……」

 上部で彼の声がするが、友希那は無視をし、肘関節を折り曲げて彼の腰の位置に入り込んでいった。唇が縮んだ竿の表面を撫で、舌先でぬるついた精液の残りを拭い取っていった。この間の刺激もまた射精に値するものらしく、奥へ奥へめり込む亀頭が震え、温かいものが射出された。友希那はそれを喉を鳴らして強く飲み干した。

 やがて唇と竿の根本がぴったり結合すると友希那は鼻息を漏らした。

 ンフーッ、という猛烈な鋭い音が鼻孔から響いた。いくつも震え上がる陰茎を友希那は口の内側全てで抱擁していた。抱擁、というのは腕で行うそれと全く同じだった。今、彼の臀部に取り付いた友希那はその腕を、比較的強く彼に巻き付けて抱き締めている。細腕の肉が男体の形の上でほどよく潰れ、また腕たちは、彼の背後を通り反対側まで至っている。右手で腰の右側を、左手で腰の左側を握り締め、そして竿に、友希那は自分自身の唾液や喉のにおいをしっとりと擦り付けていた。

 友希那は、彼の精が枯れるまで彼を離さなかった。

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