もしも、20年の間に日和がオロチの言いなりになる奴隷になっていたら。 作:ユミネ様
~光月おでんが処刑されてから10年~
16歳となっていた光月日和は、来る日まで正体が決してバレぬよう、小紫と名を変え、父の仇であるオロチと親密な関係を築いていた。
そんな、ある日のことだった。
~花の都・将軍の屋敷~
そこでは、宴が開かれていた。
だが、ワノ国の将軍黒炭オロチは、ただ一人、気が気ではなかった。先程部下からとある報告がきたことが原因である。その報告とは、自分が愛していた小紫が光月おでんの娘、日和である可能性が高いというものだった。
「なぜだ!光月はあの日、燃え盛るおでん城で全員死んだはずだろ!」
「しかし、小紫様の出世を辿ると怪しい点が多く見つかり、捕らえた光月の家臣の一人『河童の河松』の尋
問の末、光月日和が生きているということが分かりましたので。」
「ということは、あの女、俺に惚れているフリしながら、情報を引き出そうとしてたのか!」
「では、小紫様は、捕らえて尋問しますが、よろしいでしょうか。」
「いや、待て。」
「え?」
「あの女は、俺を騙して、辱めようとしてきたんだ。同じように、辱めてやる。
だから、俺が対処する。国民には上手くごまかしておけ」
「了解しました」
「まってろ、小紫いや、日和!」
~2時間後~
オロチは小紫を呼び出した。
「御用でございますか。殿」
「入れ。小紫。お前に話がある」
「何でしょうか」
「光月家って知ってるか」
「はい。もちろんでございます。10年前、この国で殿を殺害しようとした一族ですね」
「そうだ。その一族の娘が生き残っているという報告が入った」
「え!」
(まさか、バレた?)
「その女は、俺に近づいてきて、今は、小紫と名前を変えているそうだ。なあ、日和!」
(逃げるしかない。傳ジローのとこにたどり着けば。)
「逃げられると思うなよ」
「しまった! オロチお庭番衆!」
「捕らえよ」
「っぁあ」
「俺を騙していた罪は重いぞ。さあ、赤鞘の者どもが、どこにいるか教えてもらおうか」
「私は、日和ではない」
「だまれ!調べはついている」
「オロチ様、我々が尋問しましょうか?」
「お前たちは下がっていろ。俺がやる」
「はっ」
(お庭番衆が離れた。今がチャンス!)
隠し持っていた海牢石のクギをオロチに刺そうとする。
だが、オロチの方が速かった。
「うっ」
(何をかけられた?)
「何をかけた!」
「後のお楽しみさ」
(直に効果があらわれてくる筈さ)
「それより、自分の心配をしたらどうだ?今から、何をされるか理解できないだろ」
「何をするの!」
「お前を犯す」
「なっ!」
「さあ、始めよう。ショータイムだ」