(貞操逆転+男女比崩壊)×超能力なドスケベ世界 作:補陀落はくろ
女だらけの超能力世界に来て早一週間が経過しようとする今日この頃。
10歳の少年に生まれ変わった俺こと
「ううむ……」
自室で唸り、両手を組んで考え込む。
未だに違和感のある小さな身体と、それにそぐわない溢れんばかりの性欲。そして股間で強かに主張するナニ。
身体年齢は10歳、精神年齢は前世と混ざってぐちゃぐちゃになってしまったが、この歳にしては落ち着いている方。という評価になるのだろう。
もっと頭を空っぽにしても良いのかもしれない。
とにかく俺は悩んでいた。
悩み続けていた。
「にいさま。どこか具合が悪いですか?」
可愛らしく俺の後を付いて周るこの美少女に、如何なる理由でエロい事をしようかと。
「いや、考え事だよ。大丈夫」
心配そうに袖を摘むツインテールの頭を撫でると、目を細めてそれを受け入れてくれた。
本当に可愛らしい女の子だ。
一週間前、高熱を出して入院していた俺の所に足繁く通い詰め、あれこれと世話を焼いたこの美少女。名を
女児の二次性徴は早いというが、この世界は特にそれが顕著なように思える。退院した帰り、車から覗く街の女の子達も皆、胸が大きかったのを覚えている。
街を歩いているのが本当に女しかいなかったり、何なら超能力らしき何かを当たり前のように使っている人が居たり、喫煙コーナー的な感覚で自慰コーナーが置かれていたりという異様な光景を目の当たりにして愕然とした事については、一先ず置いておこう。
そんな事より
俺の記憶が混濁する前から
以前の俺は便利な小間使いのように扱いつつ、時折邪魔くさくも思っていたようだが、前世の記憶と混ざり性欲の解放された今となっては違う。
男女比のイカれたこの世界。更に女の性欲が強くなったこの世界で如何にしてこの美少女を籠絡するか。
というのもこの妹、世界観の割にガードが堅いのだ。
「
例えばこんな感じで雑に誘ってみると。
「うぇっ!?にぅ、にいさまの、男の人のお膝に座るだなんて、そんな、無理です。もしお怪我させてしまったら怖くて……できません」
こんな感じで拒否される。
自分からは触ってくるが、誘いには乗ってこない。
近くには居るが、傍には来ない。
そんな感じだ。
故に、これは難問だ。難問なのだ。
俺は
未熟な
そのシチュエーションを決めかねている。
エロい事をしたいがきっかけが無い。それを掴めずにいる。
そんな状態が続いていた。
この世界、男に対する扱いは基本的に過保護だ。熱を出したらすぐ病院に運ばれるし、怪我をしてもそう。
男は希少だから可能な限り手厚い補助をしている。
そして、
或いは体の良い方便なのかもしれないが。
もし本当に方便だったら泣く。鏡で見る感じこの顔は悪くない筈なのに。
今まで扱き使っていたから愛想を尽かされているのかもしれない。
とは言え、まだ愛想を尽かされたと決めつけるには早い。
この世界には超能力がある。と言った通り、俺にも最強の秘密兵器が備わっている。
異世界転生のチート特典的な感じがして正直気が引けるが、使えるものは使っていく。その超能力こそがズバリ。
『エロに関するなら何でも出来る能力』だ。
これをチートと呼ばずして何と呼ぶ。
しかし、この世界共通の超能力のコストとして、使用する為にはMP的なものを消費する。
そのMPを得るには性的快感を得て絶頂をする必要があり、街中にあった自慰コーナーはそういう事だ。
ちなみに能力の使い方は頭の中に自然と展開される。
何でも出来るという事は対象の性癖や欲求も分かるという事。
これを使えば
問題は、この付いて周る妹を振り切って如何にして自慰を敢行するか。だ。
何せ、風呂場にまで付いてくるし、トイレだって長時間は篭もれない。
初期MPは0なので、超能力を発動するには必ず一回以上の絶頂が必要となる。
何処か、長時間一人になれる時間を確保し、且つ、お手軽でいい感じのオカズがあれば尚良いのだが。
そんな都合のいいタイミングが果たしてあるだろうか?
「……そうか」
そこまで考えて思い至った。
俺は妹の睡姦を決意した。