(貞操逆転+男女比崩壊)×超能力なドスケベ世界 作:補陀落はくろ
朝食を食べ終える頃には、
勿体無いとは思わない。あのタイミングでヤってしまっては、恐らくお互いに体力が保たなかっただろう。
それに、きっと焦らした方が良い結果を産むと確信している。
今日は一日
そして自分から言わせるのだ。服従を誓い、処女を捧げる事を。快楽を懇願し、必死におねだりする所を心ゆくまで鑑賞し、ご褒美として絶頂地獄に落とす。
後は容赦しない。
因みに、朝食の準備や後片付けは全てお手伝いさんがやってくれる。
えらく美人のお姉さんだが、今は割愛しよう。
普段であれば、朝食後に自室へ戻った後は、まったりと休んでいる分の勉強を進めつつ、遊んだりするわけなのだが。
今日は先に片付けておく事がある。
今一度、その概要をおさらいしよう。
超能力「被隷属」
パワータイプ
任意の対象を一人定め、その者に従属する。従属している期間と、今まで従った命令の数と質によって得られる力が上昇する。
対象を変更するとそれまでに得ていた力は失われる。
ドMの
今朝の脳イキ×3で、
俺はもうその内容を知っているが、
「それでそのぅ……この人、っていうのを一人決めて、その人に……ぃ色々、めいっれいしてっ、貰って……そしたらその分だけ、強くなる、みたいでっ」
「それで、お兄ちゃんにその人になって、命令してほしいって?」
「はい……」
消え入りそうな声で、顔を真っ赤にしてそう呟く
そんな態度を取られると嗜虐心を煽られる。良いよと言いたくなくなってしまう。
今は二人、ベッドに腰掛けて横並びになっている。
互いの距離は身体半分もない程度だ。
その僅かな距離を更に詰めて、
「それってどんな命令でもいいの?」
ピクンと肩を跳ねさせた
考えている。真っ赤な顔をしながら、兄がどんな命令をしてくるのかを妄想している。
「どんなって……ぇ……ぁ、エッチにゃのは、そのぅ……ダ、メ……」
「ダメなの?
「ゃ……だって……」
「だって、何?」
「あれは……に、にぅ、にいさまの、超能力……ですよね?」
「どうかな……俺は背中を押しただけで、殆ど
首をブンブンと振っているが、顔は赤いままだ。
やはり、正気の
表面上清楚を気取ろうとして内の性欲を抑え込み、却って肥大化させて、手が付けられなくなっている。
それにしても、催眠中の記憶は無い筈なのに、俺の超能力である事は見抜いているのか。
いや、結構バレバレなのだろうか?案外そういうものなのかもしれない。
催眠中の記憶が無いという事はそのまま記憶に抜けがあるわけだし、それでいつの間にか身体が絶頂モードになっていたら、まぁ確かに俺が疑わしいだろう。
しかし、
まだ、
「……俺の超能力でイっちゃったって思ってるのに、俺に服従するの?」
「……ぅ」
「それでエッチな命令は無しって、それは難しいんじゃない?
むしろ、エッチな命令を期待してるから、俺に隷属したいんじゃないの?」
こんなこと、口にしないだけで分かっている事だ。
エッチな命令をされる事くらい。100も承知で、むしろそれ目当てで、だから今懇願しているのは、ただ意地を張っているだけ。
だが、
「ダメ、です……」
「そう?分かった良いよ。契約しよう」
ここは引いておく事にした。あっさり引き下がり、少しホッとした様子の
意地っ張りな
俺は
一先ずそれで良いだろう。元々、命令に従うかどうかの決定権は
俺はズボンの裾を上げて素足が見えやすいようにし、
「ん……ちゅ」
足の甲にそっと口付けをする。
これが
これで
得た力を発揮する為には別途MPが必要だが、どちらも確保には困らないだろう。
「これからよろしく、
「はい、にいさま。
あ、でも、宿題や勉強は自分でやらないと意味がないので、そういうのは拒否しますからねっ」
安心してほしい。そんな下らない命令はしない。
エッチな命令は禁止。という、薄皮一枚で守られているようなルールも、いずれ
それが義務だから。絶対遵守すべき主人の命令だからだ。
今朝催眠にかかった時点で
後はもう、俺の毒牙の射程圏内まで入るのを待つだけで良い。
その後は二人で宿題をしたり、ゲームをしたり、明日の学校の準備をしたりしつつ、その傍らでちょっとした命令を出したりしていたわけなのだが。
「
「やっ……だぅ、め。です。ぇえっちなの、禁止っ……です……」
「手を繋ぐのはエッチじゃないでしょ?」
「ぅ……でも、だめ……」
「じゃあ"アルプス一万尺"は?」
「だっ……だめ、です……」
今朝の事を意識しまくっている。
手が触れ合う遊びは全部禁止だ。
「もう、
「でも朝はイッちゃいました!」
「あれはエッチな気分が残ってただけでしょ。今は大丈夫だよ、ほら」
「ぅ……ぃやんっ。ぃ今も、だめ、です。今も、その……えっちな気分、なので……」
そして、エッチでドスケベでムッツリという部分に反論し損ねた事に後から気付いた
「
えっちな気分を自白しながらえっちじゃないは無理があると思った。
それにしてもガードが堅い。完全に警戒されているのか、普段にも増してスキンシップがガチガチだ。
今朝が初イキの
治まるまでは時間がかかる。満足するまで
だというのに、今の
普段は犬のように従順な
ここもまた、
そんな可愛らしい妹が、顔を赤くしてもじもじしている。
「うぅー……。今日のにいさま、なんだかずっとえっちです……」
「そうかなぁ?」
少なくとも契約後は普通に過ごしていた筈なのだが。
ぶっちゃけ単に
一日焦らすのが目的だったのだが、この状態では仕方あるまい。
一度、ちゃんとクールダウンさせてやる事にする。
「もう……はいじゃあ
「?……えっちな命令じゃないですよね?」
「違うよ、ほら早く」
「はい……」
すぅー、はぁー。
大きく息を吸ってゆっくりと吐く。
どの世界でも同じ、至極当然の深呼吸だ。
「背筋を伸ばして、息を吸いながら両手を上に上げてぐーっと」
「すうぅー……」
「そう、一番上でちょっとだけ息を止める。
はい。そしたら吐いて。両手を広げながら下に下ろして。そう、上手」
これを数回繰り返させる。
さしもの
「落ち着いた?」
「はい、にいさま」
「じゃあ、手を繋いで」
「……はい」
少し迷った末、今度は手を繋いでくれた。
触れ合う瞬間、一瞬だけ
「ね、大丈夫だったでしょ?」
「はい……」
エッチな事も悪くはないが、そればっかりでは飽きてしまう。
人間誰しも、毎日三食カレーとなればどんなに美味くとも飽きるものだ。
重要なのはエロと非エロの日常のメリハリとギャップにある。
ただエロいだけの女では、面白くない。
「そのぅ……ごめんなさいにいさま。
えっちなのは
「いや、お兄ちゃんはえっちだよ。そこは合ってる」
「えっ……」
しおらしくなった
俺は握っている手を身体より後ろに引いて、無理矢理
「あっ……に、さま」
「日が沈んだら、いっぱいいっぱいえっちな事するから。
それまで楽しみにしてるんだよ?日が高い内はえっちなのは我慢する事。これは命令、良いね?」
「はぁ、い」
エッチな命令は禁止。というルールは個人間で交わされたもの、能力に紐付いた縛りではない。
故に禁止と言いつつも、通すか通さないかは
チョロい妹だ。手を繋いだりキスしたりして命令すれば、どんな命令も通るんじゃないか。
今度試してみるか。