俺は好きです。
今日も稲妻の天候は悪い。大雨で増水した濁流と濁色の稲妻が、巨大な蛇のごとく荒れ狂っている。
その中を、二人の男女が走っていた。
「宵宮!あそこに洞穴があるぞ!」
俺は洞穴に指を刺す。この天候なら、その中は安全のはずだ。
「せやな。急ご!」
宵宮が洞穴に向かって走り始める。俺も彼女に付いていく。
なんとか無事に洞穴に入る事ができた。
「ふう…危なかったな…十夜は大丈夫?」
「平気だ。宵宮こそ、風邪引いたんじゃないのか?」
「あほぅ、ウチを誰やと思っとるねん。これくらいの雨なら平気や」
「宵宮は元気だな。」
「だから言ったやろ、ウチを誰やと思っとるねん」
「ははは……」
俺は苦笑する。
「うーん…この雨だと…今日は野宿になりそうだな。」
俺は外を見る。到底、今日に終わる雨では無さそうだ。
「そうやな。」
宵宮が頷く。
「安心しろ。食料とござなら一応持ってきてる。野宿ならお手の物だ」
俺は背負っているリュックを叩く。
「それにしても…服がずぶ濡れだな。」
全身ずぶ濡れの俺と宵宮。
すると宵宮が巻いていたさらしが緩んでしまう。
「きゃっ!あかん……」
宵宮は胸元を押さえる。さらしが解けたせいで、彼女の胸が強調されてしまう。
「ああ……その……ごめん」
俺は宵宮から目を逸らす。
「ちょっと!何やのん!?なんで目を逸らすんや!?」
宵宮が顔を赤くしながら言う。
「いや……その…興奮した。」
「あほぅ!」
宵宮が俺の頭を拳で殴る。地味に痛いぞ……。
「………」
頬を赤らめて、宵宮が俺の様子を伺う。
「宵宮?」
「あのな……十夜。」
「どうした?」
「さっきから、ずっと……その……十夜のモノが…」
「モノ?」
宵宮は俺の下半身を指差す。
「……あ」
俺の下半身は、いきり勃っていた。
「悪い……」
「ウチに興奮したんか?」
「うん……」
「……ええよ」
「へ?」
俺は素っ頓狂な声を出す。聞き間違いか?それとも夢か?現実なのか?
「ええよ……十夜なら……ウチは。」
宵宮が俺に近付く。彼女の胸が俺の胸に当たっているのを感じる。この鼓動の音は宵宮か、俺か……。
「宵宮……」
俺は宵宮の肩を抱く。そして俺達は唇を重ねる。
「ん……くちゅ……」
舌を絡め合うキスだ。舌が絡み合い、互いの唾液が混ざり合う。唇を離すと、俺達は銀色の糸で結ばれる。
「可愛いよ……宵宮」
俺は彼女の頭を撫でながら言う。すると、彼女は微笑みこう言った。
「好きやで……十夜」
「……俺も好きだ」
ああ、やっぱり現実だ。俺の告白を受け入れてくれた。
「なあ……宵宮」
「何や?」
「宵宮を抱き締めたい……」
俺は宵宮の華奢な身体に手を回す。柔らかい彼女の身体が、俺を優しく包み込む。まるで雲を抱いているようだった。
「うん……ええよ」
俺達は再びキスをする。今度は舌を使わずに、唇を重ねるだけの優しいキスだった。
その後、俺達は互いに裸になって抱き合った。雨のせいで体が冷えていたが、それ以上に彼女の身体はとても温かかった。
「暖かいな……」
「せやな」
俺達は見つめ合い、微笑み合う。そして再びキスを交わす。
それから俺は、宵宮の胸を揉んでいく。彼女の胸は弾力があり柔らかい。
「あっ……」
宵宮が小さく喘ぐ。可愛い……もっと聞きたい……。俺は彼女の乳首に触れる。すると、彼女はまた甘い声で鳴く。
「ひゃん!」
敏感なんだな。俺は手を休めずに乳首を弄る。すると彼女は身体をビクビクと震わせる。
「十夜ぁ……もっとぉ……」
蕩けた表情の宵宮。俺は彼女のおっぱいを吸う。
「やんっ……吸わんといてぇ……」
彼女はイヤイヤと首を横に振るが、俺を引き剥がそうとはしない。むしろもっと吸ってくれと言わんばかりに、胸を押し付けてくる。
そして宵宮の秘所は濡れていた。これなら大丈夫だな……俺は自分のモノを出す。
「大きい……」
宵宮は俺のモノを見て驚く。それから彼女も自らの指で秘所を広げる。
「早く……ここに欲しい……」
潤んだ瞳で宵宮は俺を誘惑する。俺は自分のモノを彼女の秘所にあてがう。そして一気に挿入した。その瞬間、彼女の身体が跳ね上がる。
「ああんっ!」
突然の衝撃に驚いたようだが、すぐに快楽へと変わっていく。俺はゆっくりと腰を動かし始める。
「凄いな……宵宮の中」
温かくヌルヌルしており、俺のモノを優しく包み込むような感触がたまらない。
「あんっ!十夜ぁ……もっと激しくしてぇ……」
宵宮が俺に懇願してくる。俺は腰の動きを激しくした。彼女の子宮口に何度も打ち付ける。その度に、彼女の甘い声が俺の鼓膜を刺激する。
「十夜ぁ……ウチもうダメやぁ!」「俺もだ……」
俺はさらに激しく動く。そして限界が近づいてきた。
「十夜ぁ!十夜ぁ!」
宵宮が俺を強く抱き締めてくる。俺も彼女を強く抱き締めた。
そして俺達は同時に果てた。ドクンドクンと脈打ちながら、彼女の子宮へと精子を流し込む。宵宮も絶頂を迎えており、膣内が激しく痙攣している。やがて俺のモノは萎えてしぼんでいくが、俺のモノはまだ硬度を保っていた。どうやらまだ出し足りないらしい。
「宵宮、もう一回いいか?」
「ええよ……十夜の好きにして……」
俺は再び宵宮の腰を掴み、俺のモノを挿入していく。今度はバックからだ。さっきとは違う角度で当たるためか、彼女も感じているようだ。
「ああんっ!これ好きぃ!」
宵宮は自ら腰を振り始める。その姿がとても淫らだった。さらに激しくなっていくピストン運動に、彼女も絶頂へと向かっていく。
「あんっ!あんっ!あんっ!」
もう宵宮は快楽のことしか考えられなくなっていた。そんな彼女を見て、俺の興奮も増していく。
「宵宮……出すぞッ!」
「きてぇ……ウチを孕ませてぇ!」
俺は宵宮の中に射精した。同時に、宵宮も絶頂を迎える。ビクンと大きく震え、秘所から潮を吹き出す。それと同時に俺も果てた。ドクンドクンと脈打ちながら、大量の精液を流し込む。
「はぁ……はぁ……」
2人は繋がったまま抱きしめ合う。お互いの体温を感じながら、俺達は余韻に浸っていた。
「なあ……宵宮」
「……ん?」
「……幸せだ」
「ウチもや……」
俺達は互いに微笑み合い、またキスをした。雨の音は聞こえない。静かな洞穴の中で、ただ2人だけの時間は過ぎていった……。
……数ヶ月後。
「…うぅ…気持ち悪い……」
宵宮は口を手で押さえる。
「大丈夫か?」
俺は宵宮の背中をさすりながら言う。
「分かった」
彼女は水が入ったコップを受け取り、一口飲む。しかし、すぐに吐き出してしまった。
流石におかしいと思ったので、医者に見せてみる事に。
「ああこれネ。」
医者は宵宮のお腹を見て驚いた表情をする。
「あの……先生?どうなんですか?」
俺は恐る恐る聞く。すると、医者は深刻そうな口調でこう言った。
「ご懐妊アル」
「!!?!?!?」
一瞬、俺の頭がフリーズする。
その言葉を聞いた瞬間、俺と宵宮はお互いを見つめ合う。
え?それってつまり……
「早く結婚して責任取れナリ。」
「ちょ、ちょっと待て!なんでそうなる!?」
「子供出来たのに、結婚しない男はゴミアル」
「…………」
俺は宵宮の顔を見る。彼女は顔を真っ赤にしていた。目が合うと、さらに顔を赤くする。
「当然だろ?俺は子供の頃からずっと宵宮の事が好きで、いつか結婚したかったんだから」
「十夜……」
宵宮は俺を抱き締める。そして俺は、彼女の耳元で囁く。
「愛しているよ、宵宮。」
「……ウチもや。十夜」
俺達は唇を重ねる。俺は彼女を強く抱きしめた……。
宵宮と俺の子供か……どんな子だろうな?可愛い女の子……それか強い男の子か……
そんな幸せを想像しながら、俺は彼女を優しく抱くのだった……。
後悔していない。
俺は興奮する。