歩いていると、グイッと服の裾を掴まれた。
後ろを振り返ると黄泉が俺の服の裾を掴んでいた。
「また、迷ってたのか?」
「ああ…また迷ってしまった。」
「まったく、よく俺に会うまで一人で生きて来れたな。」
「私はそんなドジではない。……たぶん。」
「それ、自分で言ってて悲しくならないのか?」
「……少し。」
黄泉はシュンとした様子で俯いた。
そんな黄泉を見て俺はため息を吐いた。
「ほら、行くぞ。」
俺はそう言って歩き始めた。
「あ……待ってくれ。」
黄泉は俺の後を小走りでついて来た。
「黄泉。お前、最近野宿してるだろう。少し臭う。」
「ああ…最近野宿をしている。」
「泊まる場所を探すなら、俺も手伝うから相談しろよ?」
「……わかった。」
それから俺は黄泉と共にアパートに戻って行った。
「上がれ。風呂を沸かしてあるから入ってこい。」
「お前はどうするんだ?」
「俺は後で入る。」
俺がそう言うと黄泉は不服そうに頰を膨らませていた。
「……そうか、なら仕方ないな。」
黄泉はそう言ってここで服を脱ごうとする。
「待て。」「どうした?」
「風呂で脱げ。」
「お前は一緒に入らないのだろう?ならここで脱いでも問題ないはずだ。」
「俺が気にする。いいから早く風呂に行け。」
「あ、ああ…わかった。」
俺は黄泉を風呂場へと押し込んだ。
それからしばらくして、俺も風呂に入ろうと思い、脱衣所に向かう。
風呂に入ろうとした時、黄泉と鉢合わせた。
丁度上がった黄泉はタオルを巻いておらず、乳房が丸見えだった。
「………」
「黄昏?」
俺の理性がプツンと切れたのか、服を脱いで黄泉を風呂場に連れて行く。
「……」
「黄泉、こっちに来い。」
俺がそう言うと黄泉は言われるがままこちらに来た。
俺は黄泉を抱きしめて耳元で囁く。
「……最近、シてなかったな。」「随分前の話だ。」
俺はそのまま黄泉の胸を揉みしだく。
そして、その先端を摘まんだり弾いたりする。
「あっ……んっ…」
黄泉は甘い吐息を漏らしながらビクビクと体を震わせる。
「気持ちいいか。」「あ……ああ、気持ちいい。」
俺はそのまま黄泉を床に寝かせて、秘部に手を伸ばす。
「もう濡れてるな。そんなに興奮したのか?」
「そ……それは……」
俺は黄泉の秘部に指を入れ、動かす。
クチュクチュといやらしい音が風呂場に響く。
「んっ…あっ…ああっ!」
黄泉はビクビクと体を震わせて達した。
「もうイッたのか?早いな。」
「はぁ……はぁ……」
黄泉は息を荒くしながら俺にもたれかかってくる。
俺はそのまま自分の男根を黄泉の秘部に当て、ゆっくりと挿入した。
「あっ……」
黄泉は小さく喘ぎながら俺の首元に腕を絡めてくる。
俺はその体勢のまま黄泉と口付けをして腰を振り始める。
肌と肌がぶつかり合う音と水音が混ざり合って風呂場に響き渡る。
「んっ……んんっ…」
「黄泉…黄泉っ……」
「んっ……あっ……ああっ……」
俺は黄泉の子宮口に先端を押し付けてそのまま果てた。
「はぁ……はぁ……」
俺はゆっくりと男根を引き抜くと、そこから白濁液が溢れ出てきた。
「あっ……」
黄泉は体を震わせて小さく喘ぐ。
それからしばらくして、落ち着いたところで俺と黄泉は湯銭に漬かり、体を清めた。
「もう出るぞ。」「ああ……」
俺と黄泉は風呂から出て体を拭き、服を着る。
そして簡素な食事を取り、二人でソファの上でくつろぐ。
「なぁ、黄昏。」
黄泉が話しかけてきたので俺はそちらを向く。
「なんだ?」
「お前は……その……今でも私のことが好きか?」
「……当たり前だろう。朧気な記憶の中で、お前だけはいつも鮮明に覚えている。」
「そうか……。」
黄泉は安心したように微笑むと、俺に抱きついてきた。
俺はそれを受け入れ、黄泉の頭を撫でる。
「私も……お前が好きだ。」「ああ、知ってる。」
それから俺と黄泉はしばらくの間、抱き合っていた。
「なあ…」「なんだ?」
「風呂での続き…しないのか?」「……」
俺は黙って黄泉を抱き上げてベッドに運ぶ。
「あっ……おい、待て。」
俺は黄泉をベッドに下ろしてその上に覆いかぶさる。
「いいのか?」
俺がそう聞くと黄泉は小さくうなずいた。
「なら、遠慮なく。」
俺は黄泉の秘部に男根を当て、ゆっくりと挿入していく。
「んっ……」
黄泉は小さく喘ぐと俺に抱きついてきた。
そしてそのまま腰を動かし始める。
「あっ……ああっ……んあっ…」
俺は黄泉を抱きしめて腰を激しく動かす。
「痛いか?」
俺がそう聞くと黄泉は首を横に振る。
「なら、気持ちいいか?」
「あっ……ああっ!き……きもちいっ……」
黄泉は蕩けた表情を浮かべながらそう答えた。
そんな黄泉を見て俺は更に興奮し、腰の動きを速める。
「ああっ!あっ!んっ!」
黄泉は俺の背中に爪を立て、体を仰け反らせる。
それからほどなくして俺は限界を迎えた。
「……出すぞっ!」「……きてっ……!」
俺はそのまま黄泉の中に射精した。
「あっ……ああ……」
黄泉はビクビクと体を震わせながら、俺の精液を受け止める。
そしてそのままぐったりと脱力してベッドに横たわった。
「大丈夫か?」
「あ……ああ……大丈夫だ……。」
俺は黄泉の中から男根を引き抜くと、黄泉の体を抱き上げて風呂場に向かう。
それから二人でシャワーを浴びてからベッドに戻った。
「なあ、黄昏……」
「なんだ?」「お前は私を置いてどこかに行ったりしないよな……?」
「…善処するさ。」
「そこは嘘でもしないって言ってほしかった。」
黄泉は不満そうにジト目で見つめてきた。
「……私はな、お前にはずっと側にいてほしいんだ。私の側だけがお前の居場所であってほしいと思っているんだ……。」
そう言って俺の手を握る黄泉の手に力がこもる。
「大丈夫だ……俺はお前を置いて行ったりしないさ。」
俺はそう言って黄泉の頭を撫でる。
「ありがとう……」
そう言って笑う彼女を見て、俺も自然と笑みがこぼれた。
そうして、今日も星空は巡っていた。
黄泉さん好き