ヘンダーランドに遊びに行ったら人生エチエチになったショタ君の話 作:生牡蠣
あれは嘘だ
短めにする予定だったんや…でも書きたい事増えてなぁ……いつも通りの文字数になってもうた……
あっ、今回エロないで。すまんな
始めはただの気まぐれだった。
ただのお遊び、それで終わるはずだった。
あたしは、産まれた時から運命が決まっていた。
あたしに命を吹き込んでくださった方々、オカマ魔女のマカオ様・ジョマ様に仕えることだ。
オカマ魔女のお二人は多様な世界をめぐり、その世界を侵略し、滅びへと導いてきた方々だ。
何故そんなことをするのかって?……さぁ?多分趣味とか道楽じゃない?
正直、あたし自身は世界征服なんかに興味ない。やりたくもない事の毎日で、退屈だった。
でも、そんなことは関係ない。あたしはマカオ様・ジョマ様のお役に立つために生まれたのだから。
オカマ魔女のお二方に命がけで尽くす。それが当たり前だった。
あの日までは……
あの日は、色々とむしゃくしゃしていた。
クレイ・Gの奴に難癖付けられたり、魔女様達に理不尽に怒られたりで、朝から機嫌が悪かった。
なんとか憂さ晴らしをしたい、そう考えていた時であった。ヘンダーランド内を、泣きながら歩いているガキを見つけたのは。
弱そうで、いじめやすそうなガキだと思った。
そのガキを見たあたしは、あのガキで憂さ晴らしをしようと思った。
最初は優しく接して、最後はあたしの本性を見せて絶望した顔のまま消す。なんてことのない、ただのお遊びだ。
そう決めたあたしは、ガキを誘導しテントの中に連れ込んだ。
案の定、ガキは少し優しくしたらコロッと騙された。
迷子になっていたとか言っていたから、心細かったのもあるだろう。
あたしはガキとおしゃべりするフリをしながら、本性を表すタイミングを伺った。
そんな時、あたしは気付いてしまった。
ガキがあたしの胸をチラチラ見ていることに
……まったく、とんだエロガキだ。
これだから男は嫌になる…あたしのボディーを見て発情期の猿のように盛る、本当に呆れる。
…………しかし、これも余興の一つだろう。性の悦びを知った後すぐに死ぬというのも絶望のスパイスになるだろう。
そう考えたあたしは、ガキに胸を揉ませた。
夢中になって胸を揉むガキ、その姿は笑いそうになるくらい面白かった。
(必死になっちゃって………かわいい♡…ッ!?)
心の中で自然と考えてしまったことに、あたしは驚愕した。
今、あたしはなんと思った?かわいいだと?何をバカなことを……あたしは今からこのガキを始末するのだぞ。このガキだって、今しがた顔を合わせた虫のような存在だぞ!?
……しかしいくらそう思おうとも、あたしの中には、この状況を楽しんでいるような謎の充足感が確かにあった。
おかしい気持ちを抱えながら、あたしはついパイズリまでサービスしてしまった。
ガキは初めての射精で疲れた様で、あたしの中でそのまま眠りについている。
のんきな奴だ。これから始末させるとも知らずに……
「むにゃむにゃ………お姉さぁん♡」
「…………フフッ♡」
ッ!?…………まただ。
この子どもを見ていると、変な気分になる。
胸の奥がものすごく熱い、苦しい。しかし不快ではない、むしろ心地がいいと感じてしまう。
……気持ちが悪い、さっさとこの子どもを始末してしまうか。
そう考え、あたしは胸の中で眠る子どもに手をかけ―――
「お姉さん…………すきぃ♡」
……………………それからのことは、よく覚えていない。
気が付いたら、あたしは眠っている子をヘンダーランド内のベンチに寝かせていた。ついでに魔法でこの子の両親を近くに誘導するというおまけつきだ。
自分でも、何故そうしたのか分からない。
ただ、もうこれで終わりだ。あの子と離れれば、あの変な感覚も二度とないだろう。
両親と再会したあの子の姿に口角がわずかに上がるのを誤魔化しながら、あたしはテントに戻った。
終わりだと思っていたのにぃ……!!
あたしはテントの中で悶々としながら歯ぎしりをする。
あの子を送り届けた後、テントに戻ったあたしだったが、それから身体の調子が変なのだ。
胸の奥が“キュウゥン…”と寂しくなり、何かを求めているような感覚に陥ったのだ。食事で腹を満たしても、クレイ・Gに八つ当たりしても落ち着かない、全身がずっと何かを求め続けているのだ。
特に腹の下…子宮に当たる部分はやばい。“キュウゥゥゥン♡♡♡”と締め付けられるように切なくなり、性器からは“だらだら…♡”と液体が止めどなく漏れてきている。
極めつけは、頭の中には先程からかって遊んだあの子の事でいっぱいだ。
なんだ、この感覚は…!?
今まで感じた事のない感覚に、自分が自分じゃなくなるような恐怖感を感じた。
身体が熱い……毒を盛られたかのようだ……
ッ!!そうか!あのガキは実はあたしと同じような存在だったのだ!きっと魔法か何かでこうしてあたしを蝕んでいるに違いないッ!
こうしてはいられない、早くあのガキを見つけ出さなければ…!
そう考えたあたしは、夜空へと猛スピードで飛び立った。
もう一度あの子に会える、その事に身体中が歓喜しているのを誤魔化すように……
あのガキは存外早く見つかった。
運のいいことに、ヘンダーランド内のホテルに泊まっていたのだ。
ガキを見つけた時に全身が歓喜したのを感じたのは、きっとこの呪縛から解き放たれる喜びのはずだ。決してあの子と再会できたことへの悦びではないッ!
窓越しにそう自分に言い聞かせた。
あたしはガキに窓を開けさせ、部屋の中に入ってあたしに何をしたのか吐かせようと、ガキを拷問しようとした。
「ちょっと、あんたに聞きたいことが「お姉さん!!」きゃあ!?」
しかし、そんな考えはすぐに消えてしまった。
何故なら、部屋に入った瞬間に件の子どもがあたしに抱き着いて来たからだ。
あたしは突然のことに脳が思考停止してしまう。
な、なななななななな何が起こってくぁwせdrftgyふじこlp!?!?!?
脳がバグっている間にもあの子はあたしに自分の思いを伝えてる。
“ずっと会いたかった” “また会えてすごく嬉しい”
そんな言葉を聞くたびに、あたしは不思議な幸福感に包まれていった。
“もう……なんでもいいっか♡”
あたしはその幸福感に抗えず、欲望のままにあの子と交じり合った。
あの子と共に自慰をし、挙句の果てには初めてを捧げてしまった。
驚くことに後悔という二文字はなく、逆に歓喜の文字があたしを支配していた。
初めての絶頂を迎えた後、麻痺した脳にあの子の言葉が響く。
“好き” “ずっと一緒に居たい”
“キュウううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん♡♡♡♡♡♡♡”
その言葉を聞いた瞬間、子宮が『この男の子どもを孕みたい!』と降りてきたのを感じた。
それに気が付いた時、あたしは察してしまった。
あぁ――――――
あたしは、もうこの
このチョキリーヌ様が、こんなガキに惚れてしまうなんてという様な嫌悪感は全くなかった。むしろ今この瞬間の全てが輝いて見え、今までのオカマ魔女たちとの侵略の日々がゴミのように思えてきた。
あたしは、この子と愛し合うために生まれたんだ。本気でそう思えてしまう程にこの子にゾッコンになってしまった。
あたしはこの子と…ショウタと一緒に居たい、ショウタともっと愛し合いたい、ショウタの子どもが欲しい…………頭の中で、これから起こ
……しかし、それを実現するには
あたしはショウタを眠らせて、けじめに決着をつけるべく動き出した。
ヘンダーランド内にある、動物や喋る木が住まう場所―――おとぎの森にあたしは立っていた。
あたしの目の前には、黒いオオカミの人形が転がっている。
その人形は、あたしの元同僚である。
しかしその人形を見ても、何の感情も沸かない。我ながら薄情だと思った。
人形に冷たい目を向けていると、あたしの後ろに2人組の気配を感じた。
来たか……
「クレイ・Gの気配が消えたから様子を見に来てみたら……まさかあんただったとはね」
「あたし達はてっきり、トッペマが動いたのだと思ったわ」
あたしの後ろからダンディな、しかし女のような喋り方のオカマ声が聞こえてきた。
その方向を振り向くと、そこにはバレリーナの恰好をした2人組の男達が立っていた。
そう、この2人こそがあたしに命を吹き込んだ張本人たち―――オカマ魔女のマカオとジョマだ。
「チョキリーヌ…いくらクレイ・Gの事が気に入らないからって消すことはないじゃない?仲良くしなきゃダメよぉ~?」
少し禿げている方のオカマ―――マカオが呆れている様なジェスチャーをする。
確かにクレイ・Gの事は好きではなかったが、別に消すほど嫌いというわけではない。
クレイ・Gを消したのは、他に理由がある。
「いいえマカオ様、あたしはあなた達がここに来ていただくためにクレイ・Gを消したんです」
「……へぇ、何のために?」
お団子頭の方のオカマ―――ジョマが訝しげに問いかけてくる。
その手には、いつでも魔法が放てるようにと魔力を溜めているのが分かった。
「いえね、今日はお二人に聞いていただきたいことがありまして」
「…………いいわ、話しなさい」
「あたしはお二人の支配下から抜けます。今までお世話になりました」
あたしは頭を下げながら言った。
「……それ、意味わかっていってるの?私達、あなたを生み出した親よぉ~」
「その親から離れたいだなんて、裏切り行為よねぇ…!」
オカマ魔女の二人の視線が鋭くなった。
放たれるものすごいプレッシャーに冷や汗が流れる。
「……まぁ、あんたは今まで良い働きをしてくれたからねぇ…すぐに謝るなら、今の言葉は聞かなかったことにしてあげる」
「さぁ、いい子だから言いなさい」
オカマ魔女の言葉に、あたしは少し驚く。
冷徹な2人だが、あたしを見逃すチャンスをくれるのか…なんだか、意外だ。
……しかし、あたしの答えは決まっている。
「ご理解成されていないようなのでもう一度言います――――――お前らと縁切りてぇんだよ、オカマ野郎ども」
「…………残念ねぇ、1日に部下を二人も失うなんて…………本当に人生って上手くいかないものよねぇ~」
「あらぁ、そこが面白いんじゃない」
オカマ魔女たちが恋人の様に手をつなぎ、あたしにその手を向けてくる。
2人からは、意識せずとも感じることが出来る―――あふれんばかりの殺意を…!
…………だが、これでいい。ここまでは計算通りだ。この場面を作るためにクレイ・Gを倒し、オカマ魔女たちを挑発したのだ。
ここからは賭けに近い、ぶっちゃけ運次第だ。しかし、あたしはこの賭けに必ず勝たなければならない…!
――――あたしに力を貸して、ショウタ!!
「それじゃあね、チョキリーヌ。来世では従僕色白イケメンに生まれ変わるのよぉ~」
「その時は思いっきり使い潰してあげる♡……そういうわけだから――――」
「「消えちゃえ」」
「チョキリーヌ・ベスタッ!!!」
オカマ魔女たちの手から放たれた黒い魔法とあたしの赤く光る魔法がぶつかり合う。
互いの魔法はしばらく拮抗していたが、徐々にあたしの魔法が押され始めた。
「バカよねぇ~人形だったあんたに命を吹き込んだのは私達、つまりあんたの魔法の大本は私達なの」
「最初から勝てるわけないのよねぇ~今だって少し手を抜いてあげてるのに全然押し返して来ないじゃなぁ~い」
オカマ魔女たちが見下したように言った。
魔女たちの言う通り、あたしの魔法はこの2人に授けられたもの。だからこうして魔法対決をしても勝てるわけがない。
きっと魔女たちにとってはあたしの処刑なんてお遊び程度。最初から本気を出してしまえば、あたしごとき一瞬で消し去ることだってできたはずだ。
相手を痛めつけることを好む、サディストの2人らしい……あたしが言うのも何だが本当に性格が悪い。
今のままではどうあがいても勝てない。きっとあたしはこのまま跡形もなく消し炭になってしまうだろう。
そう、
「そのようですわね……だからこそ、これを使わせてもらいます」
そう言って、あたしは胸の谷間から四角い箱を取り出した。
それは青っぽいクリアケースで、中には何枚ものカードが入っていた。
「……“スゲーナスゴイデスのトランプ”…なるほど、あんたの自信はそれか」
「大方、トッペマが持ち出したのをあんたがネコババしたって感じかしら?…それで自分の魔力を高めようってわけね」
オカマ魔女たちは合点がいったという様な顔でアタシを睨みつけた。
スゲーナスゴイデスのトランプ
52枚のカード1枚1枚に強力な魔力を秘めている特別なトランプ。
そこに秘められた魔力を開放すれば、どんな敵でも倒せるし、どんな願いもかなえられるかもしれない。
その力は、何度も世界征服をしてきたオカマ魔女たちも一目を置いていた。
このトランプを正しく使うことが出来たなら、オカマ魔女たちに勝つこともできたかもしれない…
そう、
「……まさかここまで愚かだったとはねぇ…全力のトランプの力は人間にしか使えないのを忘れたの?あんたが使ったところで私達に勝つなんて不可能よ」
「仮に1枚…いえ、2、3枚使われたところであんたが私達に勝つことなんてできないわよ」
オカマ魔女たちが見下したような視線を向ける。
オカマ魔女たちが言う通り、無敵と思われるトランプの力にも制限がある。
トランプの魔法は、その力を信じる熱いハートを持った人間でしか真の力を開放することは出来ないのだ。
先述の通り、チョキリーヌの正体は人形。トランプの力を使ってもその半分程度の力しか発揮できないだろう。
それに、チョキリーヌの魔法をトランプの力で強化したとしても両者の魔力の差は天と地ほどもある。2、3枚どころか5。6枚使ったとしてもオカマ魔女たちには到底かなわないだろう。
だが、それがどうした?
「そうですわね」
真の力を発揮できない?
5,6枚使ったところで絶望的?
「だったら――――」
だったら、それ以上の事をすればいいだけだ
「―――こうするだけよッ!!」
あたしはカードケースを真上に投げた。
ケースの蓋が開き、中のカードが“バラバラァ!”と空中を舞った。
「なにを――――」
「スゲーナスゴイデス!!!」
あたしが呪文を唱えたと同時に空中のカードが輝きだし、そららから放たれた光があたしを包み込んだ。
「なっ…何してるのよあんた!?」
先程まで余裕そうだったジョマの顔が、ひどく動揺したように歪んだ。
なんだ、そんな顔も出来るのか……少し笑える。
「何って…見たまんまですよ」
「トランプ52枚の力を全部取り込もうとしてるんです」
「「なっ……」」
あたしの言葉に、魔女2人は絶句する。
力が足りない?発揮できない?
なら、話は簡単だ。力を増やせばいいのだ。
5枚でダメなら10枚、20枚…50枚と増やしていけばいいだけだ
今までにないほどの強力な魔力があたしの身体を流れるのを感じる。
あたしの手から放たれる魔法の光線も段々と大きく、太くなってオカマ魔女の魔法を押し返していく。
「で、でもっ!そんなことしたらあんただって無事じゃないはずよ!?」
「あんた……死ぬ気なの!?」
オカマ魔女の言う通り、あたしの身体は大量の魔力を流し込まれて今にも意識が飛びそうだ。今までのあたしなら、なんて馬鹿なことをしてるんだろうと自分を笑い飛ばしているだろう。
……それにしても、「死ぬ気?」……か
『お姉さん……好き』
「あいにく、そのつもりはありませんッ!必ず帰って愛し合うって約束しているものでッ!!!」
-
あたしは身体に力を籠め、最大出力で魔力を放った。
「わ、私たちだってこんな所で死ねないわよッ!!」
「オカマの底力っ!思い知りなさい!!」
魔女の2人も本気で命の危機を感じ取ったのか、全力の魔力を放つ。
そうして互いの力は、真の意味で拮抗した。
「はああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「「おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」
あたし達は互いに出せる力の全てをぶつけあう。
今にも身体は崩れそうなくらい、全身が痛い。痛みでおかしくなりそうだ。
もう、駄目……っ!
『お姉さんッ!!』
「―――待っててショウタあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
そうして、辺りは光に包まれた。
えぇ…これR18作品やろ……エロはどこ……ここ?
しかも話まとまんなくて次回に持ち越しやし…次回もエロなさそうだし……これもうわかんねぇなぁ……
色々感想ありがとね。モチベ上がりますわ
ノスタルジーに浸るためにもっと感想ほちぃ……♡
ここまでご拝読ありがとうございました