※この作品はR-18です。

呪術師×呪術師   作:かりん2022

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お披露目

 全てを白状して、夏油傑はのたまった。

 

「悟を助ける事ができたら、ずっと向こうで暮らそうかなって。本当は美々子と菜々子に探ってもらって、一年待って介入をするつもりだったんだけど」

「許すわけねーだろアホか。お前も子供も回収するわ。はぁ」

 

 10年ぶりに、触れる。

 

「少し細くなったな、早く元に戻さないとな」

 

 そして傑を押し倒す。

 

「悟? 無理に責任取らなくてもいいんだよ?」

「お前が責任取るんだよ、傑。体調戻って硝子のゴーサイン出たら、仕込むから」

 

 そう言って、そっと腹を撫でる。

 

「今から産んでも来年の戦いに間に合わないよ? 私だってまた体調崩すかもだし、戦線離脱は嫌だなぁ」

「お前さ、何度も言うけど、もう、逃がさねぇから。散々人を振り回しやがって」

 

 そうして、傑とキスをした。

 正直、混乱すら許されなかった感じで、困惑は俺の中に確かにある。

 

 男と付き合ってたはずなのに子供ができましたってなんだよ。

 僕が2年後に死ぬからその対策ってなんだよ。その前に相談しろ。

 しかもフラフラ逃げようとするから、考える暇すら与えてくれやしない。

 本当に。ほんっとうに。

 

 傑の。傑の。バーカ!!!

 

 

 

 って言えないほどに、僕は傑に骨抜きなのを再確認して、10年ぶりに傑と肌を合わせた。

 

 

 

 

 

 翌日。

 問い合わせが山ほどきてやばい。

 流石にこれは説明に行かないといけない。

 と言うことで、京都に家族で行く事になった。

 五条家に行って説明した後は御三家会議である。

 

 五条家は、万一僕がやられても次世代がいるってことですんなり納得できた。

 出来てしまった。

 

 問題は御三家会議である。

 名目上の題材は宿儺の動乱、僕の敗北について。

 

「ふむ……。この未来を覆す事自体には異論はない。伏黒恵が乗っ取られるのが問題ならば、宿儺の指に近づけさせなければいい。当家で恵を預かろう」

「逆でしょ。恵に乗っ取られる危険があるなら、僕が直接見張ったほうがいい」

「しかし、日本の未来が掛かっているのだからな。そうだ、交換条件がある。錬金腹を恵に使わせろ。夏油傑でも優でもいい」

「は?」

 

 情報漏れ漏れじゃん。優が錬金腹なこともバレてるなんて。

 

「六眼は500年に一度しか出ない。それを覆す孕み袋、興味がある。見た所、2人とも呪力は五条以上ではないか。術式も二つ、全くもって羨ましい。2人目の六眼など、当主候補が2人いても面倒なだけだろう。譲れ」

「ふざけんなよ。傑は僕の子供量産してくれる事になってんの。それはそれ、これはこれだろ」

「あ、あの。直毘人さん? 悟? 前回の子作りから回復までに10年掛かっててさ」

「だが今は次の子を孕めるのだろう」

「次の子も僕が先約入れてんだよ」

「それを譲れと言ってる」

「私の意見は?」

「夏油「傑には聞いていない」」

「酷すぎない?」

 

 なんとか要求を退けたけど、何か仕掛けてくる可能性もある。

 早めに傑に仕込んでおかないといけなくなった。

 

 傑と殴り合いの喧嘩になったけど、なんとか説得(物理)して寝所に連れ込み、5月には懐妊の知らせを受けたのだった。

 

 

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