※この作品はR-18です。

鏡の国の変態王子様 ~アラサーオタクな私の鏡。繋がった先は異世界でした~   作:もすもす。

12 / 247
お待たせしました。
こちらは二話同時投稿の二話目です。

※男性器の細かな描写、男性側の喘ぎがあります。苦手な方はご注意を。


【12】刷り込み学習は反復が大事って、ばっちゃが言ってた!【R18】

 

足元に落ちる点の染みが重なって、一つの歪な模様へと変わるころ・・

青年は限界を迎えそうになっていた。

 

さわりさわりと乾いた毛束が陰嚢をくすぐると「あっ、あっ」と途切れ途切れの声が漏れ、腹筋に力が込められるとつられて分身も跳ね動き、先端が鏡から離れる際に粘着的な音を立てる。

 

また一つ、ぽたりと雫が垂れ落ちて床の模様を色濃くした。

 

亀頭の傘の縁を平筆の毛先で包みなぞるように動かすと、びくんと剛直が跳ねて鈴口からぷくり透明な先走りが溢れる。

それを筆で拭い取って、そのまま真っ直ぐ裏筋を辿り降りた。

 

「あぁあああっ!」

 

叫ぶように青年は声を上げ、襲い来る絶頂を堪えようと股間を突き出して鏡にぎゅうと分身を押し当てる。

ぶるぶると震えながら引き結んだ唇の端からは、つつと唾液が垂れ流れた。

やっとの思いで波を乗り越え、肩で息をする青年を観察しながら、頼子は頬に手を当てうっとりとして言う。

 

「ふふ。今のは危なかったねぇ・・よく我慢出来ました♪」

「あ、も、むりぃ・・」

「うんうん、だよねぇ。でも、もうちょっと頑張ろうか?」

「あぅ、あうぅぅ・・」

 

解放の許しが得られなかった青年は緩慢に首を振って限界だと訴える。

が、それを軽く受け流して頼子は筆を構えた。

視線の先の剛直は天井を向いて反り返り、びくりびくりと震えて青年の代わりに許しを哀願している。

だが、まだ射精の許可はあげられない。

限界をほんの少し超えて耐えた先に、素晴らしい快感があるのだから。

 

「ほら、行くよ?お腹に力を入れて・・耐えてね?」

 

てらてらと光る筆先を震える先端にぺとりと着地させると、青年は目を細め歯を食いしばった。

「ん゛ん゛ーっ!!」と抑えくぐもった嬌声を上げ、代わりに腕に巻かれたベルトをぎちぎちと鳴らす。

鏡に押し付けられた分身が動かないのを良い事に、舌で舐める様を意識して、鈴口を押し広げるように筆先を押し付け、上から下、下から上へと撫で動かした。

 

「ひっ、ひっ!あひっ!あ゛ーっ!!」

 

叫ぶ青年の腹筋がぶるぶると震えて、鈴口からじわりと白濁が溢れて来る。

漏れ出た欲望は飛ぶ事無く分身を伝い流れ落ちた。

 

「ふふ、漏らしちゃったね・・」

 

楽しそうに笑った頼子は右手で操る筆を定規にすっと持ち替えると、反対の手で黒いリードを引っ張り、青年を引き寄せた。

 

「まだ「出して良いよ」って許可は出してないのに・・悪い子・・」

 

耳元に唇を寄せて、囁くように言葉を紡ぎ・・

シャツに隠れた胸の突起を定規の端でぐっと押し潰しながら、汗が伝う首筋に息を吹きかける。

 

「んっ!はっ!」

「・・悪い子にはお仕置きしなくちゃ・・ね」

「あ゛、い、い゛ぃぃぃ!!」

 

押していた突起を今度は角を使って強めに押し込み、ぐりぐりと抉るように動かす。

強すぎる刺激に青年は低い声で鳴き、ベルトをぎちぎちと奏でながら顎を反らした。

手にしたリードがぴんと張って、青年の身体の震えを直接伝えて来る。

 

「あれ?そんなに喘いで・・これ、気持ちいい?気持ち良く、なっちゃった?」

「あ゛あ゛あ゛ぁ・・」

 

リードを引くと、天を仰いでいた青年の顔が正面に向き直る。

だが、その瞳は瞼の裏を覗き込もうとするかのように上を向き、半開きの口からは意味をなさない声が唾液と共に零れている。

頼子は定規をしならせ、はだけている方の胸をバチッ!と打ち鳴らした。

 

「あ゛っ!!」

「お返事は?」

「あ、う?」

「こ、れ。気持ちいい?好きになっちゃったのかな?」

 

再度訊きながら、さっきと同じように突起をぐりぃと抉り潰す。

 

「あい゛ぃ!・・すき、これ、すきぃっ!あ゛っ!」

「そっかぁ。好きになっちゃったかぁ♪いいねぇ、いい感じだねぇ・・」

 

ぐりぐりと定規を動かす度、低い声で「あ゛っ、あ゛っ」と喘ぐ青年が本当に可愛く思えて、頼子は無意識に腿をすり合わせた。

ごくりと喉を鳴らし呼吸を荒げ、お仕置きの事など忘れたかのように突起を弄る手は止まる様子が無い。

 

青年のイイトコロがまた一つ増え、新しい快感の扉が開かれた喜びに頼子は背筋を震わせる。

 

なんて楽しい。素敵だ。もっと、もっと・・トロトロに溶かしたい。

尿道を弄ろうか?それとも、後ろを開発するのは?

内側から前立腺を刺激して、中イキ出来るようになるまでじっくり快感を注ぐのはとても、とても楽しそうだ・・

 

いや、いやいや、まだ早い。それは時期尚早というものだ。

今回は胸を開発した。それで良しとして、次からまた一つ一つ新たな扉を・・性感帯を開発して行こう。

 

シャツの布地越しに突起を圧し潰し、引っ掻き、抉りながらリードを握ったままの拳を口元に押し当て、逸る気持ちを堪え唇を噛みしめる。

 

焦りは禁物だ。

 

意識して深呼吸。すると、少しだが逆上せた頭がクリアになった。

視線を落とせば、放置された分身がたらたらと白濁交じりの露を零しているのが目に入る。

 

そうだ。今は胸を弄りながらイかせてあげなきゃ・・

それを繰り返すことで、胸への刺激は快感を増していく筈。

 

頼子は青年から見えない位置に用意してあったモノをチラリと視線で確認して、準備を始めた。

パキリと温感ローションのキャップを外して、白濁の筋が走る分身へと垂らしかける。

 

「ん゛ぅっ!」

「うん、冷たいねぇ・・ちょっとだけ我慢だよ」

 

ぐらりと後方へ倒れそうになった上体をリードで引き戻し、隠していた肉色のモノをぴたりと先端に押し当てた。

 

汗と涎にまみれた青年の表情を、じっくりと観察しながら、一気にモノを押し付ける。

 

「っあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ!!」

 

ソレに根本近くまで飲み込まれた青年は、ひび割れた嬌声を響かせた。

限界まで見開いた目尻から、涙が滲む。

 

鏡に額を押し当て俯いて「お゛っ、あ゛っ」と言葉にならない声を漏らす青年をうっとりと眺め、その耳元に唇を寄せる。

 

「腰が抜けそうになるくらい気持ちいいでしょ?コレ。こっちの性具なんだ」

 

そう囁いて、指先で掴んでいた青年の剛直を包むオ〇ホを、ぐりんと回した。

 

「ぎっ!!」

「ふふ。さぁ動かすよ?イっても良いけど・・出来るだけ我慢、ね?」

 

「何ピストン耐えられるかなぁ・・」と呟くも、青年は全く耳に入っていない様子。

顎を引き、自身を包むオ〇ホを凝視。動揺から瞳孔を揺らしている。

 

その表情にぞくぞくしながら、くりっと性具を回す。

青年はそれだけで内腿をすり合わせ、腰を引いて刺激から逃げようとした。

 

「こーら。逃げちゃダメ」

 

また首に繋がるリードで引き戻された青年は、涙を零していやいやと首を振る。

 

「も、むぃ・・がま、ん、むりぃ・・」

「うんうん。限界まで耐えようねぇ・・」

「ひぁ、う。あぅぅ・・」

 

額を付き合わせるようにして青年の濡れた視線を受け止め、頼子はぴんと張ったリードを奥歯で噛み引き、心の底から笑って見せた。

 

「行くよ?」

 

最初はゆっくり、ゆっくりと引く。

耳に心地よい喘ぎを間近で聴きながら、少しでも快感が長引くように意識して手元を動かす。

抜けるギリギリまで引いたら、今度は同じくらいゆっくりとした動きで押し戻す。

 

引く、引く・・引いて・・

そろり、そろりと入れていく。

 

鏡で隔てられた二人・・

それぞれの荒い息づかいが混ざり重なって、淫靡な空気をより色濃くしていく中、それまで焦らすように動かしていた頼子の手がぴたりと止まる。

 

すると手の動きに合わせ、ゆらゆらと緩慢に振れていた青年の腰が律動を開始した。

 

ぐちゅぷじゅぐぷと荒々しく粘着的な音がするのに合わせ、喉奥からくぐもった喘ぎ声が上がる。

解放をギリギリ耐えている青年へ、無情にも更なる刺激が追加された。

 

頼子は性具を固定している手をそのままに、反対の手の定規でシャツの上から胸の突起を圧し潰す。

「あ゛ぐっ!」と声を上げた青年は、その一押しで限界を迎えた。

 

「あ゛っ!お゛っ!い゛ぐ!いぐっ!でるぅぅぅ!!」

 

視線は股間を見ている様で見ておらずぐらぐらと彷徨い、美しい顔を汗と涙、涎と鼻水でどろどろにしながら青年は腰を振り達した。

 

だが抽挿は止まらない。

 

手に吐精の振動を感じながら、頼子が興奮のままにその手を激しく動かしたからだ。

 

「あ゛っ?!でひぇる!でてりゅかあっ!あ゛、あ゛ーっ!!」

 

性具に注いだ白濁が無理やり掻き出され、床にボタボタと白い染みを作っても、手が止まることはない。

 

「あ゛っ!やめ!もぅひぬっ!こわれるか、らぁ、あ゛ーっ!あ゛―っ!お゛、ん゛っ!」

 

懇願の半ばで、根本まで性具を押し込み深い所でぐりぐりと動かす。

と、一転。勢いよく引き抜かれ、青年は野太い嬌声を上げた。

突き出した腰の中心で白濁に塗れた剛直が余韻を貪るようにびく、びくと跳ね震える。

 

『あぁ素敵。なんて、なんて気持ちよさそ・・ぁ』

 

青年の有様を食い入るように見ていた頼子も、その様子に中てられ、引きずられるように軽く達していた。

彼女もまた快感の波を追って腿をすり合わせるが、青年に悟られてはならぬと跳ねそうになる腰を全力で抑え込む。

銜えていたリードを放し、震える呼吸を吐き出して口内に溜まった唾液を嚥下すと、やや前屈んでいた背筋をすっと伸ばした。

 

『こういう時、女はバレ辛くて助かるなぁ』などと考えながら青年を見やる。

 

拘束された腕の間で額を鏡に押し付け、口から覗く短い舌から唾液を垂らし・・

断続的にぴくっと動く分身からは粘着的な体液を伝い零している。

半ば意識を飛ばしている青年は、有り体に言っても酷い有様だ。

 

・・・・やべ。やり過ぎた、かも?

 

 

 




最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の更新は金曜日です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。