鏡の国の変態王子様 ~アラサーオタクな私の鏡。繋がった先は異世界でした~ 作:もすもす。
下半身を覆っていた服が急に消えた。
腰を浮かせていないのに、足から脱がされた感覚も無かった。のに。
混乱の最中。アド君は口付けたまま、ぐしょぐしょな私の中心を、分身で探るように撫で・・
つぷりと、ほんの僅かに先端を沈めた。
本能的な恐怖から、ひゅっと息を呑む。
うれしい。こわい。しあわせ。こわい。きて。
―けど、いいの?
このまま、していいの?
わたしなんかでいいの?
そうだよ。わたしなんかと。したら。
アドくん。絶対、責任取るって、言いそう。
いや、言うでしょ。
アド君優しいから。凄くちゃんとしてるんだから。
好きな相手じゃなくても、自分のやらかしはしっかりケジメつける人でしょ。
そんな、責任感で私に縛り付けるような事、させない。させたくない。
アド君には、ちゃんと、好きな人と幸せになって欲しい。
恐怖を起因に怒涛の勢いで思考が巡り、今更ながらアド君を制止すべくその両肩をぐっと押して、唇が離れると同時に声を上げた。
「はっ。アド君ちょっと止ま―ぁ、あ、あ゛あ゛あ゛っ!!」
遅かった。
熱くて。
太くて。
固い。
アド君が、入って来た。入って、来ちゃった。
ディ〇ドより柔軟で、異世界のオモチャより硬くて芯がある、感じ。
ずっ、ずっ、と。
私の
掴んでいたアド君の肩に爪を立てて顎を反らし、はく、はくと声なく喘ぎ震える。
そのまま、アド君の先端は最奥に到達し、子宮の入口を押しつぶして私の思考能力を完全に消し飛ばした。
中で、アド君が跳ねて出してるのを感じる。
ぐい、ぐいと腰を押し付けられ。先端で中の入口を擦られる度、激しくも甘い快感が全身を駆け巡って幸せ苦しい。
ぴったりと重なった入り口が無理矢理に押し広げられ、アド君が腰を動かすと溢れた互いの体液でぐじゅぬちゅと卑猥な音を立てた。
「ひぃあっ!あっ!あぅぁっ!あっ!」
「アヤ、アヤ、―アヤ・・」
身体がずり動かないように頭を優しく抱えられ、互いの隙間を埋めるように肌を触れ合わせて、耳元で名を呼ばれながら最奥を穿たれる。
怖くて、幸せで、苦しくて、気持ち良くて、涙が止まらない。
アド君の背中に震える両手で力なくしがみつき、汗で湿る肌に爪を立てた。
奥を捏ねるような動きはいつの間にか激しい律動へと移り、一突き毎に精を吐き出した分身は同量の体液を掻き出してベッドを汚して行く。
肌と肌がぶつかって、ばちゅっ!ばちゅっ!と粘着的な音が立ち、部屋の中に淫靡な空気を満たしていった。
きもちい。気持ちいい。ごめんね。きもちい。アドくん。ごめんね。
すき。好き。きもちい。ごめんね。すき・・
「あっ!あ゛っ!はっ!う゛んっ!うぁっ!」
がつ!がつ!と最奥を叩き潰され続け、声を抑える余裕がない。
凄く。凄く気持ち良くて。理性は千々に散ったまま戻る気配は遥か遠く。
「あっ、あ゛ぁっ!あ゛っ?!そ、れっやぁ、あ゛~っ!!」
足首を持たれ、大きく左右に開かれて羞恥に叫ぶ。
繋がっているところを見られまいと、咄嗟に手を伸ばした。
ところがそのまま両手首を捉えられてしまい、ピンと引き伸ばされた肘を支えに、より力強く奥を抉り突かれる。
「あ゛ぁっ!やっ!ふかいぃっ?!深い、のっ、やぁあっ!!」
強すぎる快感に咽び泣き、叫んでも。
穿ち、壊そうとするかのような律動は止まらない。
じんじんする。
奥がじんじんして、だくだくと愛液が中で溢れて。
アド君のと混ぜられ掻き出されて、零れてる。
ぼろぼろと涙を零しながら喘ぎ、胸を揉まれて腰をくねらせ、首筋を吸われて甘い悲鳴を上げた。
終わらない。
もうずっと気持ちいのが続いて、果てが見えない。
途切れる事なく満たされ続ける悦楽で、脳が焼き切れそう。
ベッドシーツを引っ掻き、頭を振ってどうにか快感を逃がそうと藻掻く。
喘ぎ伸ばした舌が絡め取られて呼吸ごと吸われ、息苦しさすら悦楽に繋がって目の前が白く染まり光がチラついた。
重なり、積もり積もった快感が、大きな波となって解き放たれようとしている。
その前兆を感じ取って、顔を振り口付から逃れ悲鳴のような嬌声を上げた。
「あ゛、ぁああああああっ!!」
全身の筋肉が強張り、中にいるアド君をぎゅぎゅうと締め付ける。
深すぎる絶頂は、胎の奥深くへ引き込むような痙攣を起こして快感を増幅させた。
呼応するように、息を詰めたアド君が震える。
ビクリビクリと跳ねた分身は、印を残すように最奥をぐりぐりと撫で潰した。
「お゛っ!あ゛っ!あ゛あ゛~」
追い打ちの刺激でバチバチと脳が焼け痺れ、グズグズになった思考の流出が止まらない。
だというのに、アド君は律動を再開。
どちゅっ!どちゅっ!と音を立てる暴力的な注挿に、胎から生まれた灼熱が痺れを伴って脳天から突き抜けた。
満ち満ちた悦楽の器に、限界を超え無理矢理快感を注ぎ込まれる。
「ひい゛っ!お゛っ!お゛っ!んあ゛っ!」
荒波に呑まれ溺れたように喘ぎ、なんとか息を吸うものの・・
取り込むそばから、打ち付けられる衝撃で肺から空気が追い出された。
激しく揺さ振られる中、意識が暗く遠くなっていく。
これ、いじょうは、うけとめきれな・・
瞬間、暗転。
だが体感で数舜の後、今までとは異なる刺激により強制的に覚醒する。
「あ゛ぅあっ?!」
―っ?
な、に。が?
何時の間に体勢を変えられたのか、私の身体は横向きになっていた。
アド君は私の脚を片方跨ぐ形で、下腹部と尻に手を添えている。
何が起きた?状況が分からない。
しかし、答えは直ぐに与えられた。
下腹部に添えられた手が、子宮を押し潰すようにぐっと沈み、押された身体が逃げないように腰を支えられる。
同時に分身で子宮口がぐりりと捏ねるように
「あぎゅぅっ?!」
これ、これだめっ!
お腹が、子宮が直接圧迫されて頭が痺れるっ!
苦し善くても逃げ場はない。
アド君がお腹と腰を両手で挟みがっしりと支え、接合部を支点に混ぜる様に動かした。
「ひぃっ!あひっ!あぁっ!ひぃっ!」
ぐちょん、ぐちょんと捏ねられて、アド君が跨る太腿に溢れ出た体液が零れ伝う感覚がする。
多少は刺激に慣れたと思ったのに、正常位でされてた時とは違う角度で攻められて前後不覚に陥った。
涎を零しながらベッドシーツを引っ掻いて、指先に触れた枕を引き寄せて抱きしめる。
む、り。もうむりっ!
これ、いじょ・・は、こわれ、るっ!!
限界どころか、命の危機を感じてアド君を止めようと必死でお腹を支える手を何度も叩いた。
すると解ってくれたのか、アド君が中から出て行き身体を離す。
心底ほっとして、荒い息継ぎの合間に唾液を飲み込み、酸素を求めて深く息を吸った時だった。
ひょいと腰を抱えられ、「はぇ?」と間抜けな声が漏れて。
瞬間。四つん這いの体勢にされた私は、背後から思いきり貫かれる。
「あ゛ぁっ!!」
あまりに強い快感が脳髄を焼き焦がして、咄嗟に両手を伸ばし上体を起こした。
や、ばい。これ、いちばんいいところ、に。
ぱんっ!ぱんっ!と肌がぶつかる度に最奥の気持ちイイところを穿たれて、甲高い悲鳴のような嬌声が飛び出した。
がしっと掴まれた骨盤を引き寄せると同時に突き出す荒々しい腰使いで、凄く深いところまでアド君が届いてる。
打ち付けられる衝撃で、揺れた胸の先端がじんじんと痺れてきて更に私を追い詰めた。
抜き差しされるリズムに合わせて、ぷしっ。ぷしっと潮が漏れ出て膝辺りがびしょびしょになってる。
羞恥心を抱く余裕は既にない。
やがて力尽き、べしゃりと上体を伏せると。腰を掴んでいた手は突き出す形になったお尻を包むように移動して、分身で角度を変えて抉りにくる。
「お゛っ、お゛ぅっ、お゛~・・」
いつの間にか眼鏡が外れ、ぼんやりとした横向きの視界がリズミカルに揺れる。
も、だめ。ほんとうに、むり―・・・
ずっと喘ぎ続けた喉が嗄れ、身体がぴくりとも動かなくなっても。
疲れ知らずのアド君は容赦なく私を攻め立てて。何度も、何度も。
一番深いところに、精を注ぎ放った。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の更新は月曜日の予定です。