鏡の国の変態王子様 ~アラサーオタクな私の鏡。繋がった先は異世界でした~ 作:もすもす。
多少慣れてきたとはいえ。アヤの魔力は、常に私を情欲の縁へ誘い、侵し浸す。
それが、何よりも心地よくて・・私は、漸く本来の「私」に戻れたような、そんな感覚に陥った。
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彼女の手で触れられるだけで、共に与えられる刺激も相まって達しそうになるほど気持ちが良い。
指先から侵してくる魔力に、私の魔力が喜び混ざり鋭敏な感覚を引き出して、身体に反映した。
すっかり昂っている身体に、アヤの魔力で起動した性具が入れられると、残っていた理性をごっそりと削り取られる。
内側から暴れ回るアヤの魔力により、脳が焼き潰されるような快感が走った。
瞬間的に膨れ上がった射精感。
しかし分身の根本で欲望は細く閉じられ、解放が叶うことはない。
絶頂の波が下り始めても、彼女から与えられる刺激によって身体は翻弄され続ける。
彼女の声。視線。触れてくる指先、それらすべてが・・
私の内側を暴き、落とし、汲み上げ、別のナニカに組み替えていく・・
その感覚が、あまりにも心地よい。
いつの間にか理性は千々に砕け、意識の端に僅かに残るだけ。
それすら「許さぬ」とばかりに押し流したのは、彼女からの口付。
唇を割り、ぞろりと侵入した熱い舌が、私を内側から侵す。
あぁ・・
舌と舌が触れ合う事の、何と気持ちが良いことか。
粘膜を粘膜で直接擦られ、呼吸を忘れて恍惚に浸る。
とろりと絡まり流れ込んだ彼女の唾液が、酷く甘くて「おいしい」としか表現しようがない。
彼女の体液を直接取り込んだ事で、快感の深度がまた一段。ずぶりと沈んだ。
瞬間。それに合わせるように腹の中に灼熱が生まれる。
彼女の魔力を伴う刺激に内側から抉り侵される感覚に、脳がバチバチと痺れた。
視界が激しく明滅し、口から勝手に悲鳴染みた音が飛び出す。
気持ちいい!きもちいい!キモチちイイっ!!
獣のように泣き叫び、拘束された状態にも拘らず必死に腰を振った。
そこに彼女の手による圧が加われば、内から外から気持ちイイが押し寄せて来て何も考えられなくなる。
とうとう奥の奥。絶対に駄目なところに性具が届いて、酷く大きな快感の波が押し寄せた。
内側からぐりぐりと擦り撫でられ、焼き切れそうになる意識の狭間から必死に訴える。
「あ゛あ゛っ!お゛っ!お゛ぐっ!な、かっ!!」
「うんうん。中が凄い奥までぐちゅぐちゅだねぇ」
「も゛っ、やめっ!とめ゛へっ!こえ、とめへぇっ、あ、い゛い゛い゛っ!」
「え~?やめちゃうの?こんなに気持ちよさそうなのに」
「む゛り!も゛、きもち、いのっ!む゛り゛ぃぃっ!」
もうほんとうにむりだ。こわれる。このままでは、こわれてしまう。
拘束された手首をぎちぎちと鳴らし、快楽から逃れようとなりふり構わず腰を振った。
「ん~。どうしようかな~?」
中からぐぼっぐぼっと音がしそうなくらいに、腹が動いている。
生まれ与えられ続ける快感に殺されそうだというのに、彼女は慈しむように髪を梳いた。
性質の違い過ぎる刺激を同時に受けて、自身の何もかもが砕け散るのではないかと恐怖する。
「あ゛っ!ひぃっ!こわれるっ!もぅこわえるぅぅ!」
回らぬ舌で必死に限界を訴えるも、滲む視界越しの彼女は応えてくれず・・
代わりに、至極楽しそうに言った。
「ふふ・・・うん。壊れちゃえ」
瞬き見たその笑顔が、あまりに「良く」て。
目に入った瞬間、びりびりと痺れのような感覚が背筋を駆け上がり、捏ねられ続けた腹の奥から特大の快感が膨れ上がって、弾けた。
「お゛っぉ?!あ゛っ―っっっっ!!」
頭と膝で支え背中を弓なりに反らし、腰を突き出してがくがくと震え衝撃が過ぎ去るのを唯只管に耐える。
息が喉奥で止まり、長い長い絶頂感に全身の筋肉が引き絞られた。
遥か高みに投げ飛ばされた感覚が、なかなか降りてこず恐怖に震える。
それでもやがて絶頂の感覚が緩やかに下降を始めると、漸く呼吸も戻り身体が一気に弛緩して、背中から落ちるように寝台へと戻った。
「お゛っ、かはっ!はっ!はっ、はっ・・」
きっ、きしっと寝台を鳴らしながら、喘ぐように新しい空気を肺に送り込む。
と、またさらりと頭を撫でられた。
びくっと勝手に跳ねる身体を労わる様に、優しい声音が耳を打つ。
「上手に中だけでイけたねぇ・・・でも・・」
「あ゛っ?!」
撫で梳かれていた髪をぐいと掴み引かれて、顎を反らされた。その先。
ひたと。濃く暗い茶色が、覗き込む。
「イく時は、何て言うんだったかな?」
「あ、ぅ・・」
髪を雑に掴み引かれるその乱暴な行為に、酷く昂った。
頭皮に伝わる鈍い痛みにぞくぞくと背筋が震え、口内に唾液が溢れて口の端から零れそうになる。
「前に教えたのに・・忘れちゃったの、かな?」
「っ、ぎぃっ?!」
言葉尻を発すると共に胸の先端をぎちりと押し潰されて、喘ぎとも悲鳴ともつかない声が唾液を伴って溢れ零れた。
そのままぐり、ぐりと先端を乱暴に弄ばれながら話掛けられる。
「ねぇ。今日はまだ一度も聞いてないんだけど?」
「あ゛っ!ひぃっ!?あっ、あっ!あひぃっ!」
髪を放した手も、放置されていたもう片方の胸に加わって、泡立つ肌の縁をするすると優しくなぞった。
右胸からは千切られるのではないかという鋭い痛みが。
左胸からはさわさわと撫ぜ擽るような淡い感覚を与えられ、性質の違い過ぎる刺激を同時に受けた私は、頭がどうにかなりそうになる。
「ひいぃっ!あ゛ぃっ!あ゛ぎゅっ!いひぃっ!」
「ね。ちゃんと言えるよね?・・・次、忘れたら・・」
「あ・・?」
突然すっと両胸から刺激が消えて、物足りなさに目を開けた。
そこへ、低い声が届く。
「それ、入れたまま。1時間放置。ね?」
・・・なにが?
いれた、まま?
なに。何を?
まさかこの中の、
その時、絶頂の直後に動きを止めていた性具が、存在を主張するかのようにぐぐんとうねって内側を擦った。
「お゛ほっ?!」
「ね?だから。ちゃあんと、教える事」
ごりゅっ。ごりゅん、と。
今度は最初から最奥を捏ねてきた性具に脳を揺らされ、ばちばちと視界が明滅する。
落ち着きかけていた思考が快楽に塗りつぶされ、殆ど意味を成さない言葉を紡ぎながら、何とか彼女へ了解の意志を伝えようと足掻いた。
「あ゛、いっ!いひぃっ!いう゛っ!い゛い゛まずっ!ちゃん、と。い゛ぅ゛ぅ゛っ!」
「ん。嬉しい。いい子は好きだよ。約束ね?」
また頭をさらさらと撫でられ、愛でられる感覚と。煮詰められつつある脳に届いた「好き」という言葉に恍惚として、私は。何度目かの獣へと生まれ直した。
〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇
両足の拘束を解かれたアド君は、理性を遠くに飛ばしてぶるんぶるんと分身を振り動かしながら咽び泣いていた。
「お゛ぅっ!あ゛っ!あ゛っ!う゛ぅっ。ぎぃっ!あぎぃぃっ!」
異世界の
拘束されたままの両手を祈る様に組んで、背中の肩甲骨辺りを支えに大きく足を開きがくんがくんと腰を振るアド君は、はっきり言って最っ高に可愛くてメチャメチャそそった。
少しでも解放に近づこうと足掻く姿に、昂りが止まりそうにない。
私の下着は過度の興奮により溢れた愛液が外側へ滲み、履いているズボンにまで染みてきていた。
ベッドもアド君の体液と零れた粘液でどろどろになってきたので、異世界のお掃除道具を使うことにする。
ついでにとばかりに自分にも洗浄の魔法をかけ、何度目かの清潔感を得ることに成功した。
「お゛ぁぁ゛っ!」
音もなくベッドの上が綺麗になると同時に、アド君が一際大きく喘ぐ。
どうやら私の魔力?霊力?がアド君の身体に触れる度、とても気持ちがいいようだ。
理解はしたけど、まだちょっとその事実に慣れない。
不意打ちの快感増量に身体を震えさせたアド君は、絶頂しないようにだろう必死に歯を食いしばって耐えていた。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の更新は月曜日の予定です。