鏡の国の変態王子様 ~アラサーオタクな私の鏡。繋がった先は異世界でした~ 作:もすもす。
※引き続き、男性の喘ぎあります。
苦手な方はご注意を。
「弄りやすいように、自分で広げてくれる?」
そう命じられ、返答出来ずに意味をなさない音が、唇から零れる。
「ね?出来るよね?」と、黒縁の眼鏡の奥でスッと細められた目を見た瞬間。ゾクリとした感覚が背筋を撫でた。
震えながら頷き、正面に向き直って恐る恐る両腕を背中側に向けて伸ばすと、筋肉質な尻を、自らの手で開いて行く・・
ただ晒しただけではない・・己の手で、見せつける様に尻穴を開く行為はこれでもかと羞恥を煽る。
しかしまた同時に、無視できないぞくぞくとした快感が込み上げて来て、いよいよ自身が引き返せないところまで来てしまった事を自覚した。
皮膚が伸ばされ空気に晒された穴の周りに、冷たい感触がぺとりと触れる。
「あ゛っ!ん、ひっ」
驚きに声を上げると「最初はびっくりするよねぇ」と彼女の声が届く。
開いた脚の間を覗くようにしてクッションに頭を付けると、跳ねる分身と袋の向こう側に笑う彼女の口元が見えた。
「まずは触られる事に慣れよっか?はい、力を抜いて~」
「ひっ!?」
「大丈夫、まだ入れないよ・・ちょっと入り口を触るだけ」
分身の向こう側で、白く曲線的な物体が彼女の手に収まっている。
穴を撫でたのはその白い性具だと察して、異物に対する反射で尻に力が入った。
「ゆっくり吸って~吐いて~」と呼吸を促す彼女の声と共に、穴に性具が押し当てられる感触。
そして同時に、そのすぐ下。尻穴と袋の間の部分にぬめりとした筆が這いまわり、じわじわと炙るように快感を注いで来る。
性具から意識を逸らし、筆の感覚に集中しようと呼吸を整えて出来るだけ力を抜いた。
するとぬるっと性具が滑り、僅かに体内に侵入する。
ほんの少しの筈なのに、もうそれだけで染み付いた彼女の魔力に中てられた。
「ん、ふぅ。あっ・・あ!ひっ、あっ!」
ぬるりとした液体に助けられ、彼女の魔力を纏う性具がぬちぬちと穴を出入りする。
内側を擦られる度、自身の口からあられもない声が漏れ出て、それにすら快感を煽られた。
体内を犯す彼女の魔力が心地よい。
快感で昂り凝った自身の魔力が溶かされ、解放に向けて解けていく。
そうして解けた魔力がまた、与えられる刺激で煮詰まり凝縮されて下腹部に集まり荒れ狂い、精と共に解放を請い叫んだ。
それがまた快感を引き寄せ、思考力をガリガリと削り取り何もかもがどうでもよくなっていく・・
「あ゛っ!あっ!あっ!」
気持ちいい。ただただ気持ち良い。
彼女の魔力が、触れる所から増幅された快感が。
沸き上がり、燃え盛る快楽に火をくべ続ける。
「ひっ!ん、ひゃ、あっ!!」
いつの間にか尻から無駄な力が抜け、与えられる刺激を貪るように出し入れされる性具を受け入れていた。
「あ、ひ、あっ!ん、ひっ・・」
粘着的な音ともに襲い来る快感が僅かに残った思考を溶かしていく。
刺激に声を漏らすだけの
途端、今まで感じた事の無い衝撃が下腹部で弾ける。
異物感に腹筋が収縮して、つられて中で性具が快感の蕾を撫でたのだ。
よもや自分の腹の中にこんな、凄まじい快感を得られる部分があろうとは・・
『これ、が。異世界の知・・』
初めて味わう感覚に戸惑い、そこから少しでも遠ざかろうと指に力が入った。
なのに、喉からは今まで出した事が無いような太く割れた音が。
「うん。全部入ったよ・・どう?どこか痛かったり気持ち悪かったりする?」
はっはっと短い息を継ぎながらどうにか「平気」と伝えるも、僅かな身動きで性具が中の蕾を撫でた。
「あっ!?」
一度腹奥を撫でられる快感を受け入れてしまったら、もうだめだった。
腹が、尻が、太腿が、何処の筋肉が収縮しようと、下腹部で快感が弾けて蕾が解されて行く。
私は尻から手を放し、彼女の香りを貪るようにしてクッションを抱きしめ縋りついた。
「あ、ひっ、あ、あぁ、ひっ!」
腹筋が動く、快感が弾ける。
腰が跳ね、蕾が圧され、また悦楽が訪れる。
途切れることなく繰り返される応酬に、嬌声を上げることしか出来ない身体。
意識が快楽に呑まれそうになったところで、彼女の声。
「ふふ。良かった。気持ちいいみたいだね・・そのままクッション抱きしめてて。限界が来たら教えて、ね?」
言い終わらない内に性具が動かされ、腹奥がごりっと擦られた。
どうにか返事のようなものを返すも、既に息は絶え絶え・・
限界が来たら教えろ?
「良い子だね」と褒められた事を喜ぶ余裕もないというのに。
もう既に限界が近・・
ぬるりと袋が撫でられ、ぞくりとした感覚が走って中でまた性具が悦楽の蕾を擦る。
腰が跳ね動き、その反動で分身が激しく振られるのを、先端が冷える感覚で察知した。
と、その分身が何かに巻かれるようにして彼女の方へ傾いたかと思うと、先端付近に冷たい感触。
「ひあっ!?」
どうやら鏡と接触したらしいと察した所で、彼女の楽しそうな声。
「はーい。今度はこっちを触っていくよ?出そうになったらちゃんと言うこと」
「は、いぃぃぁあっ!!」
返事の途中で先の方にぬるっとした物が触れ、待ち望んでいた感触に思わず声が大きくなった。
触れてきた何かは恐らく筆だろう。
それは離れる事無くつつと下がると、分身の傘の縁を行き来する。
滑りの良い、きめ細かく柔らかな感触が敏感な部分をなぞった瞬間、精が弾ける前兆を察知。
「あっ!それ、だめっ!でちゃ、も、出るからっ!あっ!」
咄嗟に出た言葉に彼女は「それじゃ他のとこにするね」といとも簡単に刺激を終えてしまう。
「あ・・」
「止めないで」という言葉を
名残惜しかったが、すぐに新しい刺激が訪れる。
袋の付け根らへんを柔らかく撫でられると、悦楽を呼びよせようと物足りなくももどかしい心地よさが広がる。
「ん・・あ、ひっ」
「ん~?ここは気持ち良くない?」
「・・気持ち、いい・・じわじわ、くる・・」
得ている感覚を説明すると、彼女は「ふうん。じゃあここは?」と性具を叩いた。
その僅かな衝撃が真っ直ぐに伝い体内に届くと、性具の先で快感の蕾が刺激され、背筋をびりりとした感覚が駆け上がって脳天を貫き抜けていった。
「気持ちいっ!あっ!」
コツコツと性具が押される度、こりこりと蕾が圧され、弾ける快感で声が漏れてしまう。
そんな所へ袋への柔らかな刺激が追加されると、快楽の波が折り重なってますます堪らなくなった。
中から外から、種類の異なる快感が止めどなく注がれ自身の反応に合わせて性具で蕾が弾かれると、反らした背中の先で腰が跳ねる。
足の指がきゅっと縮まり引き絞るように力が籠ると、クッションに縋り涎を垂らしながら只々喘いだ。
「あ゛っあーっ!あ゛っ!ひぃっ!あ、ひぃん!」
「うんうん。気持ち良いねぇ」
ぼんやり聞こえた言葉の後に分身を上下に撫でられると、ぎゅぎゅっと尻が収縮して中の蕾がごりりと擦られた。
「あ゛―っ!!それ!それっ、だぇ!あ゛―っ!!」
緩急をつけて施される拷問のような分身への刺激に、欠片程しか残っていなかった理性がぐすぐずに溶かされて行く。
どのようにして察しているのか、限界が近づくと落ち着く刺激は絶頂への階段をゆっくり、しかし確実に、一歩一歩踏みしめるようにして押し上げていった。
何度も手が届きそうになる頂きを望まぬようにと踏みとどまっていたというのに、分身の傘のすぐ下、敏感な窪みの部分を素早く撫でられると、とうとう我慢がひょいと限界を飛び越えてしまった。
びくんっと身体が跳ね、ぐつぐつと煮えたぎるような魔力が籠った精が飛び出そうと身構える気配。
そして、遂に解放。
精が飛び出す強烈な快感に舌を出し、獣のように咽び喘ぐ。
「お゛っ!イクっ!でるっ!い゛ぐっ!あ゛っ!お゛っ、あ゛―っ!!」
びゅっと分身の中を精が通り過ぎる度に目の前でバチバチと火花が散り、暴力的な快楽が頭の中をぐちゃぐちゃにかき回していった。
また同時に、射精の波に合わせて中の性具が快感の蕾を強く押し上げると、花開くように強制的に吐精を後押し。
治まる筈の射精感は強烈な快感を伴い、何処までも続くかのようで終わりが見えない。
「お゛っ、あ゛、あ゛、あ゛・・」
抱きしめたクッションに頬を押し付け涙と涎を垂れ流す中、断続的に腰が跳ねる。
引き延ばされた余韻に浸っていると、首に強い圧迫感。
「―ぐぇっ!?」
息苦しさから逃れようと、咄嗟に上体を支えて起こす。
「ねぇ、勝手に出しちゃダメでしょ?」
手を付き、背を反らして振り向いた先で、彼女は笑っていた。
だが、その目の奥は・・
「まだ許可は出してないよ?」
「あ、ぅ・・」
「悪い子・・お仕置き、ね?」
「ひっ・・」
彼女の手に平たく細長い物が握られているのを目にして、今まで受けて来た肌で弾ける痛みを思い出し・・・
太腿から背筋にかけて、ゾクゾクとした感覚が駆け上がった。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の更新は月曜日です。