※この作品はR-18です。

鏡の国の変態王子様 ~アラサーオタクな私の鏡。繋がった先は異世界でした~   作:もすもす。

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こちらは二話同時投稿の二話目です。


【60】与えられし幸福。【R18】

 

性具で奥深く、気持ち良い所を探り突かれる。

 

少し苦しい。だが、それを掻き消すほどの強い快感が脳を揺さぶる。

はっ、はっ、と息を継ぐ間に出入りは徐々に激しくなり、痺れるような感覚が背骨を走ると体裁や羞恥心といった身を取り繕う壁が、僅かも残さず取り払われてしまった。

 

そうしてここに生まれたのは、ただ喘ぐだけの獣。

 

「あ゛っ、ひぃ、あ、んっ!ひぎっ!あひっ、ひんっ!」

「うんうん。いいねその調子。もっと、もっと鳴いて?」

 

楽しそうな声と共に、身体の深い所をぐりぐりと撫で擦られたかと思うと、今度は内壁を剥がしそうな勢いで、一気に出て行かれる。

 

気、持ちいイぃぃ・・

 

弾けるような快感が得られる奥の深い所も、内臓が引きずり出されるような摩擦で生まれるぞくぞくする刺激も、全部ぜんぶ気持ちいい・・

 

ぷじゅっ!ぶちゅっ!と粘着的な音と共に与えられる快感に酔いしれ、荒れ狂う魔力に翻弄されて意識が飛びそうだ。

 

「あっ!あ゛っ!、おっ!お゛ぐっ!、おぐっが、おぐぅぅっ!」

 

既に胸を弄る余裕は無い。

 

ごちゅっ!ごちゅっ!とやや乱暴に突かれ、その度に弾かれる最奥が堪らなく気持ち良い。

握りしめた柔らかな布をギチギチと引き絞りながら喘ぎ、涎を垂らし、涙で不明瞭な視界を限界まで開き嬌声を上げる。

 

もう無理だ。

これ以上はとても耐えられない。

押し留められている精を、魔力と共に解き放ち楽になってしまいたい。

 

ふっと湧いた解放への衝動を満たすべく、許しを請う言葉を発しようとした瞬間。

 

今まで執拗に奥を突いていた異物が、一気に引き抜かれた。

 

「おっ、あ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」

 

内壁を擦り、入り口に向けてぼこぼこと出て行く刺激が、既に限界間際だった快感を無理やり押し上げ、突破する。

 

ぎゅうっと下腹に力が入り、解放に向かおうとした精が強制的に押し留められると、狂いそうな程のもどかしさが全身を襲った。

 

はち切れそうな剛直が、びくっびくっと透明な糸を垂らして跳ねる。

待ち望んだ解放を得られず、行き場を無くした衝動に耐え力んでいた筋肉が弛緩した瞬間、肌の上にどっと汗が噴き出した。

 

そのまま、崩れる様にしてクッションに上体を預ける。

焦れて身悶えする身体は未だ解放への希望を手放さず・・懇願するように途切れ途切れに腰を跳ね震えさせた。

 

これは・・想像以上に・・

 

「苦しい?でも大丈夫・・出さなくても、満足出来るようにしてあげるからね?」

 

・・?

意味が、よく・・

 

彼女の言葉が理解出来ず、崩れかけた思考を如何にか働かせようとした。

だがどうにも考えがまとまらず、片肘で体重を支え首を捻って背後へとのろり視線を向ける。

 

歪んだ視界越しに視線が重なったものの、彼女はこちらへ配慮するつもりが無いのだろう。

次の道具を持ち出し、弾むような声で宣言した。

 

「はーい。次はコレ、試そうね~。きっと気持ち良いよ?」

 

瞬きで明瞭となった視界に映る彼女の手の中にあるモノに、ごくりと喉を鳴らす。

 

・・・それ、を・・今から?

 

腰から背中を駆け上がる、ゾクゾクとした感覚に身体が震えるのをどうしても抑えられない。

 

拒否するどころか、完全に受け入れるつもりになっている自分に心の何処かで驚きつつ「はい」と擦れた声で了承の言葉を返した。

 

 

〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇

 

 

明るい室内に、パン!と軽快な打撃音が響く。

真昼間だが気にしない。

鏡越しの音は自分以外に聞こえないのだから。

 

誰に遠慮する事無く奉仕出来る素晴らしさよ。

いつの間にか謎の新機能を獲得していた不思議な鏡に感謝、感謝。

 

手首のスナップを効かせ、先程とは反対の尻をラケットに似た形のスパ〇キングパドルで打ち上げる様にして打撃を与える。

 

パンっ!と音が鳴ると同時に尻が震え「ひぎっ!」と小さくない悲鳴が上がった。

 

「どう?君の為に取り寄せたんだよ?気持ちいい?」

 

つーと。パドルの縁で太腿から腰の輪郭をなぞりながら問うと、膝立ちの体勢で晒された後ろの口がヒクリと動く。

たっぷり時間を掛けて慣らし、解されたそこからは輪になったシリコン製の紐が垂れ下がっていた。

 

「どうする?もうちょっと強くしちゃおうか?」

「ひっ、も、じゅうぶん・・」

「大丈夫、大丈夫。えいっ」

 

手元のリモコンの先を鏡に差し込み、振動の強弱スイッチをぽちちと押す。

 

「あ゛っ!あ゛ぁあああっ!」

 

体内に入れられた男性用ディ〇ドが振動を強め、青年は堪らず太腿をぎゅうと閉じてクッションに縋りつき嬌声を上げた。

 

ぐっと背中が反ると赤く染まった尻が突き出され、ビクッビクッと断続的に跳ねる腰に『辛そうだなぁ』と勝手な感想と共に笑みが浮かぶ。

 

「キツそうだねぇ・・じゃあそろそろ次のヤツにしようか?」

「ひっ、ひっ、これ、もぅやめ・・」

「うん。止めようね。抜くから動かないでねー」

 

小さめのS字フックを棒の端に固定した物で、ついと垂れ下がる紐を引っ掻け手繰り寄せる。

 

「はーい、力抜いて~」

 

ブブブっと振動が伝わるそれを。ぬ、ぬ、と強い抵抗を感じながら、焦らすように引き抜いていく。

 

「はひっ、はひっ・・んひぃっ!」

 

最後入り口付近で引っ掛かり、一気にぬぽっ!と抜いた瞬間。

肘を伸ばし、がばりと身を起こして四つん這いの姿勢になった青年の口から、また切なそうな嬌声が漏れ響いた。

その後、ぶるりと一震えしたかと思うと、元の位置に上半身がドサリと倒れ込む。

 

突き出され、熟れたように赤い尻の真ん中で、快感を覚え入り口と成り果てた穴はヒクヒクと余韻を貪るように動いていた。

 

「ん~・・解した時に『もしや』と思ったけど・・君、あれから自分で後ろ弄ったりした?」

 

ある種の確信を持って訊ねると、青年はびくっと身体を跳ねさせ呼吸を止めて固まった。

 

やっぱりね。判りやすい反応だ。

隠す気が無いのかもしれないけど・・それとも誘ってる?

 

「前回よりだいぶ抵抗感が少ないし、解れるの早い気がしたんだよね。使ってたんだ、エネ〇グラ。お尻、そんなに気に入っちゃった?」

 

くすりと笑いながら訊ねるも、身体をふるふる震わせるばかりで答えは返ってこない。

まぁ、言葉がなくても、その反応で十分伝わるけれど。

 

「ふふ・・なら、もっと可愛がってあげようね?まだ時間はあるんだから・・目一杯楽しんで?」

 

ちらりと肩口越しに向けられた視線ににっこりと笑みを浮かべて宣言すると、青年は息を呑み・・僅かに頷いた。

 

「いいね。素直な子は好きだよ」

 

欲望に正直な青年を好ましく思いながら、引き抜いたディ〇ドのスイッチを切って使用済みの箱へ入れる。

 

鏡の向こうでは、ぴったり閉じた脚の間から押し出される形で陰嚢がぷくっと顔を覗かせていて、ちょっと可愛い。

その上にある穴は零れ出たローションで周りをてらてらと光らせ、ひくりひくりと誘うように動いている。

 

イイ感じに熟れてそうだ。

これならもう少々激しくしても大丈夫だろう。

嫌そうにしたら止めるし。

 

重ねた打撃で更に赤みが増していく尻を、羽箒で優しく撫でつつ次の手を思案する。

 

そうだなぁ・・次は体位も変えようか。

顔見ながら弄るとか、間違いなく最高。

 

夜まで時間はあると言ってたし・・

 

お楽しみは、まだまだこれから・・ね?

 

 

 




最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の更新は金曜日です。
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