「酒泉君が悪いんだからね………」
両腕を拘束され、酒泉の頭がベッドに押さえつけられる
どうして手錠なんて持っているのだとか、そんな些細な疑問は酒泉が襲われた時の衝撃で簡単に頭の中から消えてしまった
「ゲヘナのくせに私に優しくするから……こんな私なんかを心配してくれるから……!」
そんな事よりも今はか弱き一般市民に暴行を加えようとしている悪しき野生動物をどうにかして止めなければならない
酒泉は目の前の少女の表情に危機感を抱きながら必死にそんな事を考える
「私だって何度も酒泉君のことを嫌おうとしたよ?でも、その度に酒泉君は無償の優しさを私に分け与えて………もう、限界だよ」
(どうしてこんな状況になったんだ?)
(俺は確か聖園さんに水着をプレゼントして、お礼がしたいからって半強制的に寮の屋根裏部屋まで連れてこられて、そして………ああ、いきなり襲われたんだった)
(……なんで襲われた?ゲヘナだから?嫌われてたから?)
そんな事を問おうとして────突然ズボンを脱がされた
「えいっ☆」
酒泉は頭の中が真っ白になり、次に困惑が脳内を支配する
その間にもミカの動きは止まらず、今度は酒泉のパンツまで脱がしてくる
「……あれ?なんだかふにふにしてるね?これって……その、まだ勃ってないってこと?」
────なにして、んだよ……触んな……!
「……もう、暴れないでよ」
口元を手で無理やり塞がれ、ミカは酒泉の竿に手を伸ばす
「えっと……こんな感じでいいのかな?」
────んっ!?んー!んー!
「あはは!何言ってるのか全く分からないや!」
────ん゛っ!?
暴れて抵抗する酒泉を大人しくさせようと、ミカは酒泉の竿を握る手に力を込める
直後、酒泉は電流を流されたかのようにビクンッ!と身体を動かし、恨めしげにミカを睨む
だが、ミカはその表情すら愛おしげに見つめ、酒泉の口を押さえていた手を退けた
「うわっ、魚みたいに跳ねたね………ちょっと強くしすぎたかな?」
────ハァ……ハァ……いい加減にしろよ……!冗談でもやって良いことと悪いことが────
「じゃあ、これぐらいなら気持ちいいかなー?」
────っ!?
ミカは手の力を緩めると、先程よりもスピードを緩めて酒泉の竿を上下させる
痛みが突然快楽に変わり、その緩急が酒泉の身体を興奮させる
柔らかかった竿は堅さを手に入れ、その長さや太さもミカの想定していた二倍以上はあった
先からは少しずつ我慢汁が溢れだし、ミカは酒泉の下半身が限界に近づいていることを察する
────やめて、ください……!ほんとう、に……限界ですからあ゛あっ!?
「んむっ………らーめ♡」
歯を食いしばって必死に耐えていた酒泉、そんな彼の竿をミカは意地悪な笑みでいきなり咥えた
唐突に伝わってくる口内の暖かさ、それまで辛うじて快楽に流されるのを耐えていた酒泉もそれを食らった瞬間、普段の煽り言葉を吐き出す口から出たとは思えないほど情けない声をあげてしまう
「んむぅ……んっ♡らひてもいーんらよ?」
その声を聞いた瞬間、ミカは自分の前に垂れてくるピンクの長髪を後ろにかきあげ、フェラのスピードを早めた
ジュッポジュッポと音を立てながら上目遣いで酒泉を見つめ、酒泉の涙目で耐えている表情に興奮して更にスピードを早める
────………っ!?……ふっ……ぅ゛あ………
「んぐっ!?んぅ………んくっ……んっ……ぷはっ♡もう………出しすぎだよ?」
抵抗虚しく、簡単にイかされてしまった酒泉
彼はグッタリしながらミカに視線だけ向けて語りかける
────ハァ……ハァ………そろそろ解放してくれません?………んっ……大嫌いな俺への嫌がらせが目的ならもう十分でしょう……?
「……ふーん?まだ分かってないんだ?………まあいいや、今更何を言われようと止めるつもりはないからさ」
────は?何して……まさかっ!?
「今度はこっちの口でシテあげるね♡」
自身に跨がるミカを見て嫌な予感が頭を過る酒泉
これ以上はシャレにならないと身体を捩らせる
「もうっ……動かないでよ、こういうの始めてで慣れてないんだからさ……」
────おい!これ以上は取り返しが────
「せー……のお゛っ!?」
酒泉の言葉を無視し、勢いに任せて無理やり挿入させるミカ
想像以上の痛みに思わず苦痛の声をあげ、同時に血が少しずつ流れる
「いったぁ………こんなに痛いんだ、初体験って……」
────っ……なんで……こんな事……!
「じゃあ、動くよ……?」
もはや聞く耳持たず、勝手に腰を動かし始めるミカ
最初はズキズキと痛みに耐えていたものの、途中から愛液が溢れだし、苦痛の表情は次第に快感の表情へと変わっていった
「ふーっ♡ふーっ♡……少しだけ、ど……気持ちよくなって……きたかも♡」
────っふぅ……ふぅ……!
「もう、酒泉君もいつまでも意地張ってないでさ……私と一緒に気持ちよくなろうよ♡んっ♡」
────んむっ!?
深呼吸をして何とか落ち着こうとしていた酒泉、そんな彼を無理やり起こしたかと思えば突然ミカが唇を重ね合わせてくる
酒泉の背中に手を回して抱きつき、舌を絡み合わせ、その間にも腰を動かし続ける
酒泉が拘束されているのを良い事にやりたい放題だ
「んっっ……♡ちゅ……んぢゅ……んむ♡っぷはあ♡」
「あはっ♡キスしながらだとさっきと全然違うね♡」
────……っ……ぅぁ……
目をトロンとさせて呆けている酒泉
ミカはそんな酒泉に一方的に話しかけて一方的に腰を振り続けている
「ふっ……んぐっ……はあ……♡きもちいい♡きもちいいよぉ♡」
「あは♡あはは♡びくびくってしてる♡酒泉君のが………ん゛ぃっ!?♡……お、大きくなってるのが……わかるよ♡」
「だしてっ♡わたしの膣内を酒泉君の暖かさで満たしてっ♡だしちゃえっ♡だせっ♡」
想い人と繋がっている事への歓喜で涙を流すミカ
しかし、酒泉はそれとは反対にいい様にされている事への悔しさで涙を流す
(嫌だ、イきたくない、イかされたくない、こんな状況で無理やりイかされたくない)
(嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌────)
「あ゛ぁ!?♡」
────う゛あ゛っ!?
「……えへ、えへへ………みて、酒泉君………いっぱい溢れてきてるよ……?」
そんな思いも虚しく、酒泉は己の男根から勢いよく白い液体を吐き出した
────ひっ!?
「んっ……♡」
しかし後悔する暇すら与えてもらえず、ミカが再び腰を動かす
「あんっ♡……もしかして休めると思った?これで解放してもらえるとおもった?」
────や、やめろよ……やめてくださいよ……!
「うーん………そんなに拒絶されると流石の私もちょっと落ち込んじゃうかなー………」
「まあ、それでも止めるつもりはないんだけどね☆」
ミカにとって最高の時間が、酒泉にとって最悪な時間が始まった
「もっと♡もっといっぱいちょうだい♡」
「あははははっ♡いたいのにきもちいい♡」
「すきっ♡だいすきっ♡しゅせんくんすきすき♡」
「わたしだけみてっ♡わたしだけあいしてっ♡」
「ああ゛っ♡きてっ♡きてえっ♡」
「ずっといっしょにいて♡ずっとわたしからはなれないでぇ♡」
「いこっ♡いっしょにいこっ♡いっ………ぐぅ♡」
「……あは♡まだまだイケるよね?しゅせんくん♡」
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「あはは!すっかりグロッキー状態だね!普段は小生意気な酒泉君もこうなっちゃえば可愛いもんだね☆」
天井を見上げながら肩で息をする酒泉
一方のミカはまだまだ余裕そうに酒泉に話しかける
「ありゃ……いつもみたいに減らず口を叩く気力すらなくなっちゃったのかな?」
酒泉には返事をする余裕などない、それを分かっていながらもミカはあえて挑発する
酒泉を犯したことで満たされた独占欲と支配欲、それは彼女を調子づかせるには十分だった
────アンタのセックスが独りよがりすぎて言葉を失ってただけだよ、バーカ
「…………っ♡」
そんなミカに対し、酒泉は何とか呼吸を整えて視線を合わさる
舌をべーっと突き出し、苦しそう顔でニヤリと笑う酒泉
ただの強がりでしかない行動………それはこの状況に置いては逆効果だった
汗をかき、顔と身体を赤くし、口の端からは僅かに涎が垂らしながら雄の匂いを発する酒泉
そんな姿を見たミカは〝キュン♡〟という下半身が疼くような感覚を覚え、息をより荒くさせる
「……ふーん、まだまだ元気そうだね?」
酒泉の腕を乱暴に引っ張り、自身の胸元に寄せるミカ
彼女はギラついた瞳で酒泉の耳元で囁いた
「じゃあ、今から本気で酒泉君のこと犯すから♡」
「また情けない声をあげさせてあげるね♡」
「私以外の身体じゃ満足できないようにさせるから♡」
「身も心も完全に堕としちゃうから♡」
「酒泉君のプライドとかゲヘナへの想いとか色々とぐちゃぐちゃになっちゃうけど……別に良いよね?だって─────」
「────酒泉君がいけないんだから♡」