「ガイ、大丈夫!?」
「おうよ、俺はこの位なんともないぜぇーっ!」
商店街で、一組の男女ヒーローが怪人との死闘を繰り広げていた。
ガイと呼ばれたのは、黒基調に赤いヒーロースーツを着たたくましい男性ヒーロー。
「く、くそう、たかだかヒーロー二人程度にオレ様が手こずるとは……!?」
ガイの繰り出す強烈な一撃に、平和を脅かす怪人は怯む。
「エリ、弱点見つかりそうか!?」
「ちょっと待っててね、もう少しで分析できそうだから……!」
黒基調に青いヒーロースーツの、グラマーな女性ヒーロー・エリ。
怪人のでたらめな攻撃を身軽にかわしながらも、落ち着いた様子で観察をしている。
共にお揃いのブロンドヘアが揺れ、巻き込まれた人たちは隠れながらも彼らに声援を送り続ける。
「うおー! 頑張れ、ガイー!」
「エリ、早くやっつけちゃってくれよー!」
二人が来るまでは好き勝手していただけに、怪人はまるで面白くなさそうな様子だ。
「この、この、この!」
乱発される攻撃は宙を切るものの、その一方でガイの渾身の連撃も決め手にかけているようだ。
「ガイ、こうなったら合体よ! 二人の力を合わせて、一気に畳み掛けましょう!」
「よし来た! そっちに行くぜ!」
大きな瓦礫がいくつか散らばっている中、二人が近づいていき。
「ダブルパワー、コネクト!」
「ダブルパワー、コネクトォ!」
二人が同時に叫び、ブレスレットを操作する。
「あっ、エリとガイが合体するぞ!」
一般人達は彼らの宣言に興奮するも、怪人の攻撃による煙や音が周囲を覆っていく。
「んっ?」
「えっ」
合体が始まる瞬間、二人のヒーローが小さく驚きの声を上げたのだが……それに気付く者は、誰もいなかった。
「……合体変身、エリとガイでガエリィよ!!!」
一瞬で変化が終わり、二人の特徴を併せ持つヒーローがその姿を現した!
黒基調ではあるが、赤と青の二色がボディースーツを鮮やかに彩っている。
一段と大きくなった乳房を支えるかのように、ムキムキで広い肩幅のガタイ。
腕や太腿は丸太のように太く、今にもスーツを破いてしまいそうなほどだ。
どこか雄々しいながらも、いかにも美人な顔立ち。
僅かに幼稚さを携えて見えるのは、合体による高揚感からだろうか。
エリのロングヘアベースに、ガイのざっくりとしたショートな髪型が合わさっている。
僅かに黒髪がメッシュのように入っているのがアクセントになり、二人が合わさった存在であるのをアピールしているかのようだ。
「うん、うん」
身体を確認するかのように、胸を撫で、股間の膨らみを撫で。
「く、くそ、かっこいいことしやがってぇ!!!」
いいとこ無しの怪人は激昂し、ますます攻撃を激化させる。
「ふっふーん、私の頭脳とスピードがあれば、そんな攻撃!」
強靭そうな肉体とは裏腹に、ガエリィはまるでゴムボールのように跳ねていく。
予測が難しいジグザグ軌道に、怪人の攻撃は振り回され。
その間にも、ガエリィは右手にエネルギーを溜めつつ接近をしていった。
「そして、俺のパワーを喰らいやがれぇぇえええええ!!!」
ダブルヒーローのシンクロした必殺の一撃が、怪人を打ち倒す。
「ぐわぁあああああああ!!!」
勝利を確信し、髪をなびかせて振り返るガエリィの後ろで――怪人は大きな爆発とともに散るのであった。
「わぁ、勝った、勝ったぞ!」
「ありがとう、ガエリィ!」
街の人達が安堵した表情で姿を現し、お礼を言う。
軽く息を吸った後、落ち着いた表情でガエリィが歩き始める。
「皆さん、怪我はないかしら?」
「うん、大丈夫だぜ! これもガエリィさんのおかげだ!」
「いやぁ、ガイもエリもすっごく強いもんなぁ!」
「私も俺も、そのためにヒーローとして鍛えているからな! いつだって、私が平和を守ってみせるわよ!」
ヒーローとしての頼れる発言に、全員が笑顔で歓声を上げる。
ガエリィはそれを満足気に見つめながら……勢いよく地面を蹴り、ビルの屋上へと移動するのであった。
「よーし、誰もいない……よね?」
すると突然、キョロキョロと周囲を警戒し始めたではないか。
「え、へへ、これ……わぁ、柔ら、かぁ~い♡」
甘えたような声を漏らし、がっしりとした手がスーツの中の胸を掴む。
「んっ、んっ、すっごいなぁ、ぼく、男の子なのに、おっぱいの感覚、あるんだぁ♡」
妙なことを口走りつつ、空いていた片手も胸を触り始める。
「あっ、あんっ♡ 面白いなぁ、みーんな、ぼくの事……ガエリィだって信じてたや!」
にや、にやと口が歪み、歯が見える。
「ええ、その通りよ。私、エリと俺、ガイが合体したから、確かにガエリィなんだぜぇ?」
おどけた調子で誰にいうわけでもなく、説明口調。
「でも実は、ちょっとちがいまーす♡ 合体する時に、俺と私は……わかば幼稚園の年中さん、チューリップ組の斎藤 猛くん四歳に、溶けちゃいましたぁ♡♡♡」
満面の笑みで乳首をつまみながら、嬉しそうに声を上げ。
そう、まさにヒーロー二人が合体しようとした時。
たまたま近くの瓦礫に隠れていた幼稚園児が、合体に巻き込まれてしまったのだ。
しかも事もあろうか、幼稚園児に二人の青年ヒーローが吸い込まれ一体化してしまったのである!
「うふふ、思い出すなぁ……♡ 混ざっていく間に、私も、俺も、どーんどん、ぼく、猛になっていっちゃったもんね。気持ちよかったなぁ、私なのに、ぼく。俺なのに、ぼく。だって、ぼくに合体しちゃったんだもの、仕方ないわよねぇ♡♡♡」
現実世界では一瞬の出来事でも、彼らにとっては違ったようだ。
既に自分になったヒーロー二人の記憶や感情を思い出し、スーパーヒーローになった猛くんはうっとりとしている。
「私、斎藤猛、四歳でぇーす! 俺も、斎藤猛、四歳だぜ! 合体により自意識が完全に幼稚園児であるぼくに同化結合しちゃったから、もう戻したくても戻せないわぁ、だって俺、ぼくだもんね!」
自らの肉体をおもちゃのように扱い、頬を紅潮させ。
「うふ、うふふ、ぼく、すっごく頭良くなっちゃった、すっごく強くなっちゃった♡」
胸を揉みながらも、片手で逆立ちしてみせる。
「俺の運動神経に、私のバランス感覚♡ あっ、あっ、ぼくの思い通りに使えちゃうわあ♡ ぼくなんだから当たり前なんだけど、うわっ、うわっ♡」
わざとでたらめに飛び跳ねてみても、ダブルヒーローの能力によりまるで危なげがない。
「おっぱい揉み揉み気持ちいいのに、ジャンプしながら事故の原因の分析できちゃうわぁ♡♡♡」
あまりの高性能を使い切れず、意味もなく高度なことをしてしまう。
「えへ、えへへ、ぼくの天才的な頭脳で考えた結果、事故の結果は……運命、でーす♡ こうやってぼくと合体するために、私は合体システム作ったのよ、俺もエッチしまくれるように、体を鍛えていたんだぜぇ♡ うん、うん、私も俺も、もう一生ぼくだもんね、えへへ、嬉しいわぁ、嬉しいぜぇ、なので出来たとしても分離なんてやりませーん♡」
うひ、うひひ、と悪ガキのような表情で胸遊びを続け。
汗が額を流れ、鼻息は荒くなり。
「ちゃぁ~んとヒーローのお仕事はするから、問題ないもんねーだ。合体している方が強いんだし、みんなだって気にしないもんね。うふふ、その通りよぉ♡ 私はぼくになっちゃったからぁ、みんなの前で私のふりするの、簡単だものぉ♡ だって、ぼくの中に俺がいるからな! 俺みたいに喋るのも、簡単なんだぜ! えっへん、ぼくは私で俺なんだぞー!」
いいとこ取りのふたなり大人ヒーローボディが、四歳児の欲望の赴くままに使われる。
「うっふぅ~ん、分離成功しちゃったら、私、ぼくじゃ無くなっちゃうわぁ♡ 折角ぼくとして、おっぱい揉み揉みしてるんだし、すっごく気持ちいいし、ずうっとぼくとして、こうしていたいの♡ 俺も、私のおっぱい最高だぜ♡ へへへ、よく私をオカズにシコってるけど、もう同じだから、感触も快感も全部来てるぜ……♡ 分離なんかされたら、またちんちんだけになっちまうぜ。それなら、俺も一生ぼくのままで、おっぱい揉み揉み、ちんちんシコシコ♡♡♡」
好き勝手なことを言いながら、片手がそっと股間に向かう。
そこには確かに、立派なイチモツがもっこりとしているのであった。
「あっ、あんっ、私の計算よりずっと、おちんぽ気持ちいいわぁ♡ 俺、おっぱいで興奮しすぎて、へへ、でもやっぱり、ちんちん最高だぜぇ♡ ぼく、ぼく、幼稚園の男の子なのに、ギンギンちんぽにおっきなおっぱい、どっちもあるんだよ、いいでしょ、いいでしょぉ、ぼくのだもぉん、いいっ、いいっ、気持ち、いいいぃん♡♡♡」
ヒーローパワーのおかげか、激しい自慰にも肉体はびくともしない。
「うふっ、うふっ、パパも、ママも、おっぱいちんちんダブルオナニーなんか出来ないもんね、おっぱい揉み揉み、ちんちんシコシコ♡ あっ、えへ、えへへへ、すごい、すっごぉい、まだ、まだ、全然絶頂なんてしないのに、もうこんなに、ぼくの身体、私、俺、きゅんきゅんしちゃって、楽しぃぃいい♡♡♡」
天才的頭脳が思考を促進し、頑丈な肉体が全てを受け止める。
大人を手に入れた子供はそれに甘えるように、ひたすら快楽を貪っていく。
「んっ、ふーっ、でもぉ、私のおちんぽ、俺のおまんこには入れられないから、それはパパとママには負けちゃうなぁ、でもでもぉ、子供できちゃったら、えへへ、私と俺がぼくの子供作って生んじゃうの、なんか、想像したらぁ、エッチかもぉ♡♡♡」
背徳的な妄想が、肉体信号をさらに強化する。
「うふ、うふふ、四歳なのに、幼稚園児なのに、赤ちゃん、生まれちゃいましたぁ、生んだのはぼくでぇ~す、お父さんもぼく♡ ぼくとぼくがエッチして、俺と私の遺伝子入りのぼくの子供を生んじゃいまぁ~す♡♡♡」
頭がフル回転し、妊娠中や出産の時、子育てまで瞬時に都合よくイメージできてしまう。
「ヒーローボディだから痛くないし、生むのもオナニーみたいで気持ちよくってぇ、母乳あげる時に乳首が感度いいからおちんぽからもミルクでちゃうんだよぉ、ぼくったら、エッチスケッチワンタッチ、ぁ~ん♡♡♡」
尊厳も何もなく、ビルの屋上とは言え下まで聞こえそうなほどの声量になっていく。
幼稚ででたらめな妄想と共に、パーフェクトヒーローボディがオルガズムに達しようとする。
「あ、あ、あ、あ、ぼく、ぼく、おしっこ、出ちゃいそう、これ、これ、射精、うふふ、私、ぼく、初めてだけど、俺、何度も、でもでもぉ、おまんこ、俺、こんな、びしょびしょ、私もぉ、一人でこんなになっちゃうのぉ、初めてぇ、ぼく、ぼく、もっと、もっとぉ、あっ、あっ、あっ、もっともっと、気持ちよくぅ、なり、たぃいいいいいいいんん♡♡♡♡♡」
スーツの中に射精をしながら、ヒーロー合体猛くんが叫ぶ。
それに連動するように突然ベルトのバックルが光り、肉体を包み込み……
「うひ、うひひ、いやぁ~ん、オレったらぁ、合体したままおっさんになっちゃってるわぁ~ん……♡♡♡」
金と黒の長髪をなびかせ、可愛らしいカットソーとスカートを身にまとっている何者かが低い声をあげる。
美人……ではあるのだが、顎は少々四角く、青ひげが覆っており。
二色の目が下品に歪み、鏡代わりのガラスを見つめている。
プロレスラーも真っ青なほど大柄でゴツい体格に、メロンのように大きな胸。
毛深い腕が、服の皺を気にせずそれを掴んで快感を得ている。
「くっついてぇ、射精してぇ、気持ちよくなりてぇって思ったら、ヒーローパワー全部使って成長しちゃったんだわぁ、やぁねぇ、オレ、変な口調なのにぃ、なんだかぁ、すっごく、あぁ~、いいっ、いいわねぇええええ♡♡♡」
変身が解除された時に、どうやらエリの服装が優先されたらしい。
一気に成長して変貌した肉体に合わせ、リサイズされた衣服。
エリには似合うはずなのだが、合体ふたなりおっさんがニヤニヤしながら着ている姿はどう見ても不審者であった。
「いいわぁ~、ヒーローパワーが全身に行き渡ったからぁ、ずうっと変身してるみたいな感じなのねぇ♡♡♡ ぐふ、ぐふ、オレ、40代になっちゃったのにぃ、ピッチピチのギャルみたいに欲情しちゃってるわぁ♡♡♡」
大きなイチモツがスカートを持ち上げ、構え構えと催促をしている。
「むふ、むふふ、もう、俺も私もぼくも面影なくなっちまったから、ほんっとうに戻れなくなっちゃったじゃなぁい、うへ、うへ、でもぉ、でもぉ、おっさんおっぱい、おっさんちんぽ、たまんないわぁん、ゾックゾクしちゃう、あっ、おぉおおおお♡♡♡」
汚らしい声で喘ぎ、スカートの上からペニスを扱き。
全く処理していないすね毛がむき出しになっているのが、より一層変貌した融合体を興奮させる。
「あっ、んっ、そうだわぁ、オレ、親父やお袋より、年が大きくなっちゃったんだわぁ、四歳だけど、どう見てもこんなおっさん、うへ、うへへへへ、あぁーっ、幼いはずのオレが、親父のちんぽを挿れられちゃって、お袋にオレのちんぽぶちこんでぇ、ああっ、いいっ、いいっ、しちまいたい、たまんないわぁ~ん、いいっ、いいっ、ぅぉおおお~~~~ん♡♡♡♡♡」
びゅる、びゅる、びゅると何度も連続して精液が放たれる。
「やっべぇ、一回だけじゃ、かえってムラムラしちゃってるじゃなぁい♡♡♡」
完全にでたらめになってしまったふたなりおっさん猛は、同化しきったヒーローの肉体を改めて堪能するのだった。
「うっふぅ~ん、合体成長ヒーロー、ガエリィよぉ~ん♡♡♡」
スーツのデザインは変わっていないのだが、その姿は変わり果て。
美しいロングヘアを輝かせながら現れたのは……ニヤニヤしているふたなりおっさんヒーロー。
大きな胸を揺らし、股間をやたらと膨らませ。
「えっ……ガエリィ?」
「あんなおっさん、知らないぞ?」
「でも、胸あるじゃない?」
「いやいや、髭生えてんじゃん!?」
「け、結構、美人に見える気もするけど……」
「無理無理、あんなドスケベな目してるのに!」
気のせいか、目の前の怪人もどこか動揺しているように見え。
「あっ、やべ、やべ、みんなに変な目で見られてるの、すっごく、感じちゃうわぁ……♡」
強くはあるものの、問題部分が多すぎる。
変態ドスケベふたなりおっさんヒーロー、ガエリィの活躍は始まったばかりである。
おしまい