紫苑が襄陽からの脱出を決断し、明命率いる山猫衆が援護のために出動した。
話の内容からして、紫苑と璃々は無事なようである。間者より報告を受けた孫策は、隠れ家を出て母娘を城外で待つことにした。特に、璃々にはかわいそうなことをした、という自覚がある。普通に過ごしていれば、巡り合うはずのなかった危険なのだ。母親と一緒だとはいえ、慣れ親しんだ家を捨てた。その原因となった自分が、悠長に酒を飲んでいるわけにもいかないだろう。
「紫苑、璃々。こっちだ、よくきてくれた」
少しずつ明るくなっていく景色。見えた騎影に、腕を振り声をあげた。宛城まで駆けっぱなしで、紫苑の顔には濃い疲労の色が滲んでいた。
夜を徹しての逃避行だから、璃々は半分眠り惚けている。多少であっても起きているだけ、気概があるといっていい。それだけ、この短期間でずっと大人になったのか。
馬を停めた紫苑から、璃々を受け取る。小さな声が、孫策の真名を呼んだ。
「一刀殿。ずっと、ここでお待ちを?」
「ああ。行き違ったら、いけないだろう。それに、ここにいる間、俺は死人と同じだ。そんな奴に気を遣う意味なんてちっともないのさ、紫苑」
二人を美羽と引き合わせるのは、明るくなってからにするつもりだった。あの箱入りお嬢さまは、今頃寝台でぐっすり眠っている。
邪魔をしても、ついでに七乃の機嫌を損ねるだけだ。
「熱い湯を用意してある。身体を温めて、ゆっくり休んでくれ」
「助かります、一刀殿。あの、それと明命殿にも」
「言っておくが、過剰な礼は不要だぞ。俺が騒動を引き起こし、臣下である明命が尻を拭っただけのことだ」
「ふっ、うふふっ。言われてみれば、そうでした。では、今度時間があるときに、お食事でも」
笑いながら、紫苑が頷いた。
張り詰めていた雰囲気が、ようやく緩んだ感じがする。まだちょっと緊張があるのか、黙っていた璃々に袖を引かれた。
「璃々、お兄ちゃんと一緒にお風呂入りたい。お母さんも、いいでしょ」
「ははっ。ここの風呂は、広くないぞ? 三人で入るなら、頑張って身体を小さくするしかない」
「えー? それ、なんだか愉しそう。今日は、みんなでくっついてお風呂だね」
嬉しそうに璃々が身体を跳ねさせる。恥じらっているのは、紫苑だけだ。
†
隠れ家に二人を連れて帰り、さっそく風呂の準備に入る。最低限の設備しかないから、三人いると脱ぐも洗うも密着するしかない、と説明した。実際は、もう少し余裕がある。それよりも、気分を盛り上げることの方が大切だ。
璃々を紫苑との間に入れて、互いに服を脱がせ合う。気分が昂揚しつつあるせいで、璃々の無知な肩や腕が下腹部にぶつかると、つい反応を示してしまう。
「わっ。一刀お兄ちゃんのおちんちん、すごいんだね。お友だちのは、こーんなちっちゃかったのに」
「こ、こら、いけませんよ璃々。あんまり見られると、お兄ちゃんも恥ずかしいでしょう?」
自分の意図を、紫苑は汲みかねているようだった。それとも、あえて気づかないふりをしているだけなのか。肩に触れる。びくりと震える紫苑の身体を撫で、やがて重い乳房を手の甲で揺らした。
興奮が強くなる。空いた片手で璃々を抱きしめ、隠れるように紫苑の唇を吸った。
「んむっ、んっ、あうっ……。一刀殿、あんっ、はっ、あっ」
「んー? お母さん、お兄ちゃんとなにしてるの。あっ、この前みたいに、またお口でちゅってしてたりして」
「正解だ。ン……。賢いな璃々ちゃんは」
欲に塗れ匂いを、つい璃々に移したくなる。腰を軽く遣って、男根を頬に押しつけた。意味がわかるはずもなく、璃々は不思議そうに自分の顔を見上げている。
竿先に吹きかかる吐息が、やや官能的な気がしていた。
「中に入ろうか。身体を洗ってあげよう、璃々ちゃん」
「ンッ、お兄ちゃん……?」
なにかを期待するような面持ちで、紫苑が視線を送ってくる。璃々と手を繋いで、暖かな風呂場に入った。
「あははっ、くすぐったーい。お兄ちゃん、そこばっかりだめだってばぁ」
「もう。いけませんわよ、一刀殿。璃々はまだまだ、子どもなんですもの」
首。腋腹。へそ。そして、未成熟な胸と秘部に刺激を加えた。
戯れるような手つき。後ろから璃々を抱きしめるような格好となった自分に、紫苑が触れてくる。勃起した男根の先には、粘っこい汁が浮かんでいた。
「いいだろう、紫苑。孫家では、このくらいの触れ合い、当たり前にする。小さな子を導いてやることも、大人の使命じゃないか」
璃々にも、そろそろ教えてやるべきなのだろう。母がなにを思い、誰を選んだのか。
紫苑にも、そのことを望んでいる節がある。劉表の下を離れたのだから、これからは思うように振る舞うべきなのだ。二人は、孫家の緩やかで強固な繋がりの一員となる。璃々が順調に才能を伸ばせば、同世代の少ない小蓮にとってもいい刺激になるはずだ。
「一刀殿ったら、んあっ……♡ おちんちん、こんなに大きくしながら言う台詞ではありませんわよ」
紫苑の奉仕を受けながら、温めるように璃々の全身を撫で回した。愛撫の意味を知らない初心な乳首が、かたくなって手のひらを刺激する。濡れていると言えるほどのものではないが、ぴったりと閉じた秘裂はやや湿り気を帯びていた。
「ふうっ、あんっ、んっ。たくさんかわいがってもらいなさい、璃々。女の子の身体で、そこは一番大切な部分なの。だから、一刀お兄ちゃん以外の男の人には」
「んっ……。は、はい、お母さん。あのね……? おしっこする穴、お兄ちゃんに触られると、なんだかお股がきゅってするの。お母さんも、璃々とおんなじ?」
「うふふっ。璃々が一緒で、お母さんも嬉しいわ」
「へえ、そうなんだ。これって、ちっとも変なことじゃないんだね。えへへっ。一刀お兄ちゃんのお手々、おっきくてあったかい。璃々、なでなで好きー」
自然とはにかむ璃々の頭を撫でてから、やわらかな頬に口づけた。紫苑に肯定されている安心感があるのか、なにごとにも前向きだ。
「そうだ、一刀殿」
なにかを思い出したのか、紫苑が耳もとで囁いた。大人が二人入るのが精一杯の浴槽に足を踏み入れ、誘惑するように尻を突き出す。
割り開かれた膣口からは、透明な愛液が滴っていた。
「この前、璃々が子どものつくり方を聞いてきたんです。その時はなんとなくはぐらかしてしまいましたけど、いまなら」
「はははっ。これ以上ない教材だな。さっ、璃々」
快楽を欲してやまない男根の先を、紫苑の入り口に擦りつける。粘膜同士の接触は、どうしてこんなにも甘美なのか。
ちょっと刺激が勝ちすぎる気もするが、これも璃々には必要な教育だった。
「んっ、んあっ……! し、しっかり見ていなさい、璃々。お母さんのおまんこに、お兄ちゃんのおちんぽが入る瞬間を……♡ おっ、んお゙っ、お゙っ、お゙ーっ……♡」
「お、おちん……? うそっ。お母さんとお兄ちゃん、いまから赤ちゃんつくるの?」
混乱の中に、強い興味がある。戸惑う璃々の背中に手をやり、挿入がはっきりと観察できるような位置に誘った。
抜群の締め具合だった。わずかに狭さを感じる入り口を抜けると、すぐにざらついた壁の感触に男根全体がさらされる。様々なことが重なり、紫苑はかなり敏感になっているのだろう。愛娘の眼前であろうと簡単に絶頂してしまう姿は、ひどく淫靡だった。
「そうよ、璃々。はーっ、んあっ、あ゙っ……。こうして、お゙っ、お゙っ、おーっ、んっ……。何度も何度も気持ちよくなって、幸せを大きくすることが大切なの。しっかりいやらしく腰を振って、おちんぽくださいって、ああっ……♡ お兄ちゃんにおねだりできるようになりなさい、璃々」
「へっ、へえ……? お母さんの中にいると、おちんちん気持ちいいんだ。あっ、でもそこでおしっこしたらいけないよ、一刀お兄ちゃん。お母さん、きっと困っちゃうもん」
母の痴態を、璃々が間近で見つめている。ひと突きする度に、規格外の爆乳が淫らに揺動する。搾るように片手で掴み、抽送をさらに激しくした。
高まり続ける紫苑の肉体は、奥をいじめられると簡単に達してしまう。
「はあっ、あんっ……! そ、それは違うのよ、璃々。たくさん気持ちよくなると、男の人はおしっことは別のお汁をおちんちんの先から出すことができるの。ふふふっ。白くてどろどろの、素敵な赤ちゃんの種。それを女の人のおまんこに蒔くことで、ああっ、ふーっ……♡」
「そうなんだ。赤ちゃんの種、おちんちんから。お兄ちゃん、あんっ、あっ……♡」
璃々が左腕に抱きつく。手首から先だけを動かして、反応を示しはじめた膣口に快感を送った。小蓮よりも、ずっと幼くて無垢な場所だった。傷つけないよう、慎重に扱う。ただし、どうしても最後はこじ開けることになってしまうのだが。
「孫家には、物知りなお姉さんが大勢いる。いろいろな人と仲良くなるといい、璃々」
「うんっ。みんな、お兄ちゃんの家族なの? 璃々も、一緒?」
「そうだな。歓迎されることだけは、俺が保証する。長沙に帰ったら、大きい風呂にみんなで入ろう。愉しいぞ、きっと」
「ふあっ、あっ、んっ……。お、お兄ちゃん、そこ、あんっ……♡」
きゅうくつな門の内側に、指の先を滑り込ませる。ぐにぐにとその場で動かすと、璃々が違った反応を見せるようになった。
さすがに、紫苑の娘であると言うべきなのか。快楽によって乱れる母の姿が、強烈に成長を後押ししていることもある。璃々の大きな瞳。爛漫で明るいだけの輝きとは別の色彩が、生まれつつあるような感じがしていた。
「ン……。しっかり見ているんだぞ、璃々。これが、女を母にする種付けだ」
「あっ……♡ くる、きちゃう。おちんぽの先ぷくってふくらんで、あっ、お゙うっ、んっ、んんんんんん……っ♡」
子宮のさらに奥にまで響くような一撃。弓のように反り返った紫苑の上半身を掴まえ、煮えたぎった精液を叩きつける。熱望していた種汁に犯され、膣肉が歓喜にふるえた。璃々への愛撫を少し強くして、母娘の快楽をどうにか繋げようとする。
すがりつく璃々の腕の力が、切なかった。
「くふっ、うっ、あ゙っ、が……っ♡ ぜ、全部見ていなさい、璃々。お母さんが、あっ……♡ 一刀殿に中出しされてイクところ、ぜんぶ、見てぇ……♡」
「あっ、すごい、んあっ……♡ おかーさん、璃々もからだふわってするの。とってもドキドキして、なんだか、あっ……♡ お、おしっこでちゃうよぉ……。むりっ、もう……っ。んふっ、んんっ、んーっ♡」
「あ゙ーっ♡ 璃々に、娘に見られながらイクのすごい……っ。いけない声が全部でて、お゙っ、んお゙っ、おほっ……♡ たくましいおちんぽ、まだまだ射精終わらない。おまんこ窒息するまでくるくるっ、きちゃう……お゙お゙お゙お゙♡」
快楽の吐き出し方を知らない璃々の身体は、放尿することを選んだようだ。手のひら。指。生温かい液体が、とめどなく溢れている。幼い愛液。かき出すように刺激すると、璃々の震えが余計に強くなる。
娘の洩らす嬌声に興奮しているのか、紫苑はいつも以上に
†
浴槽の縁に腰掛け、紫苑が秘裂を指で開いてみせる。たっぷり放出した新鮮な白濁。どろりと床に落ちるところを見ているだけでも、男根がかたくなってくる。
「すごいね、おかーさん。これが、お兄ちゃんの赤ちゃんの種なんだ」
「とってもいい勉強になったでしょう、璃々。それじゃ、あとは……」
脈打ちの残る男根を手繰り寄せ、紫苑が数回鼻を鳴らす。蕩けるような吐息だった。粘液で汚れた亀頭が、熱い口内に迎えられる。髪を撫でてやると、紫苑は嬉しそうにほほ笑んだ。
「ちゅっ、ぱっ……。さっ、璃々も。お射精たくさん頑張れましたねって、おちんちんさんにえらいえらいしてあげましょう」
「こ、これでいいの? わっ……! いきなりふるえるから、璃々ちょっとびっくりしちゃった」
「ふふっ。だったら、お母さんが先をお口で捕まえておいてあげる。これなら、璃々も安心でしょう?」
宣言通り、紫苑に亀頭を丸呑みにされてしまう。射精で敏感になった薄肌が、舌で柔軟に舐め回される。その上で、中間から根本を璃々の小さな手でしごかれているのである。背徳感が加わり、気持ちよくないはずがなかった。
「璃々」
「おにーちゃん? んっ、あむっ、んっ、んっ……。ふはっ、はう……。えへへっ。璃々も、おにーちゃんとちゅってしちゃった。これで、お母さんとおんなじだね」
「んっ……♡ 璃々と一緒に素敵な殿方にご奉仕できるようになるだなんて、お母さんも思っていなかったもの。だからいま、すごく嬉しいわ」
「へぇ、そうなんだ。おちんちんさん、きもちいーですかぁ? 璃々がお手てで、がんばってシコシコってしてあげますから、しっかりおしゃせーするんですよー♡」
「まあ……。璃々ったら、うふふっ」
紫苑の声真似までして、璃々はすっかりその気である。
再び射精が近くなり、紫苑に向けて腰を遣った。奉仕の術を理解させようと、璃々の口には指を挿入する。
「んぷっ、んっ、んへぇ……♡ ちゅるっ、んぷっ、んっ……♡」
「上手よ、璃々。舌を遣って、唾を絡めて、そうそう……♡」
紫苑の後頭部に手を添える。射精の合図を理解した唇と舌が、ぎゅうっと窄まり快楽を強くした。
「おちんぽきてっ。お口まんこに特大射精してください♡ んぶっ、んっ、んーっ、んぐっ……♡ ごきゅごきゅ、んんっ♡」
「るれっ、うぷっ、んっ、はへっ……♡ 赤ちゃんの種、お口に出してもきもちーんだ。お兄ちゃんのおちんちん、すっごくふるえてるよ」
「すごいんだな、璃々は。全部今日がはじめてなのに、そこまでわかってしまうんだから」
「えへへー♡ もっとほめてほめて、おにーちゃん」
喉にぶつかる精液を胃に溜め込みながら、紫苑は幸せそうに眼を細めていた。