袁家の面々に決意を表明したのち、孫策は私室で最後の詰めを行っていた。
一緒に入室してきた七乃と紫苑が軽く頭をさげる。今頃、美羽はご褒美の蜂蜜水を堪能しているのだろう。そちらには、霞と璃々も同席しているはずだった。
ぐぽっ、じゅるるっ、じゅぱっ。敏感な部分を生温かい感触に包まれていても、孫策の思考に淀みはなかった。肘置き代わりにしている背中を辿り、ふわりとした毛髪を優しく撫でる。業務的な笑みを浮かべる七乃とは違って、紫苑は少し恥じらっているようだった。
「あ、あの、一刀殿?」
「ああ、すまない。飼い犬の躾を、しばらくしていなかったのでな。だから、こうして」
服をずり下げ、丸みを帯びた桂花の尻を露出させる。中心部がすでに濡れてしまっているのは、期待が大きいせいなのか。
三人分の視線を受けても、桂花は孫策のモノにむしゃぶりついている。唾液、それに先走りをすする音が、奉仕の激しさをあらわしているようだった。無防備になった尻を、孫策が手のひらで打ちつける。それだけでちょっと達してしまったのか、桂花の口からどちらかの汁がこぼれ落ちた。
「誰が、部屋を汚していいと言った。掃除をしろ、桂花」
「は、はひっ、ご主人様……♡」
瞬時に反応した桂花が、床に這いつくばって汁を舐め取る。その上に足を置いて、孫策は他の二人に視線を移した。
「うわぁ……。名家のご令嬢に薄汚いわんちゃんみたいな真似をさせるだなんて、さすがの私もどん引きです」
「おまえが飼い主だったなら、この程度の躾では済まないのではないか。そうした意味では、桂花は幸運だ」
「うふふっ♡ ひどいことを仰せになる旦那様のお口は、塞いじゃいましょうか。こうして、んっ、れろっ、ちゅっ、ちゅぅう」
言いながら、七乃が唇を押し当てる。心と思考を絡め取るような舌遣いだった。
床の掃除を終えた桂花が、発情しきった瞳を向けてくる。指で奉仕の続きをするように合図すると、少し萎んだ下腹部が再び熱に包まれた。
「紫苑」
「は、はいっ」
真名を呼ばれた紫苑が、声をふるわせて返事をする。まさか、桂花のような扱いをされるとでも思っているのだろうか。ちょっとからかいたくなり、無言で手招きをする。大胆に空いた胸の谷間。忍び込ませた手で、乱暴に胸を扱ってみる。
「やっ、んんっ、そんな、ああっ……♡ い、いけません、一刀殿。はあっ、あっ、んあっ……♡」
「なんだ。紫苑も、こうした遊びがいける口か」
「え……? あっ、一刀殿」
谷間から引き抜いた手で、今度は乳房を優しく撫でる。冗談であることがわかったのか、紫苑が余計に恥ずかしそうに視線を逸らしていた。
璃々を育んだ母性で、つぎは美羽をいい方向に導いてやってほしい。伸び盛りな時期だけに、助けがいるのも事実だった。義母や家老たちがそうであったように、目標は高く多くあるべきなのではないか。
「七乃」
「はーい。なんでしょうか、旦那様」
唾液で濡れた口もとを拭いながら、七乃が姿勢を正す。桂花だけが、変わらず男根を口に含んだままだった。
「関羽を煽動し戦をはじめたからには、黄祖は間違いなく前線に出てくるはずだ。義母も、あの女を戦場に釘付けにするため、出撃している頃合いではないかな」
大人しく話を聴いている七乃の衣服を、少しずつ剥いでいく。下着姿になったところで、孫策が手を止めた。表情を崩すことなく、七乃がぽんと手を叩いた。
「ああ、なるほど。襄陽の現状を示唆するために、わざわざ手近な女性を辱められたと。さすがは、私の旦那様。変態性にかけては、紛うことなき天下の名将ですね♡」
「黄祖としては、動いたからには孫堅殿を討つまでは止まれない。劉備殿のお身内も、この戦で遣い潰すつもりなのでしょうが」
「そのようなこと、許してやるものかよ。三人まとめて、俺が面倒を見ると誓ったからには、な」
「いいご身分ですねぇ、旦那様は。戦をする度に、肉奴隷が増えるんですから」
すべてを理解した上で、七乃が妖しく笑う。下着が床に落ちる。ついで、顔がやわらかな双丘に覆われた。この女にとっては、なにもかもが遊びの延長線上にあるのだろう。
それでも、いいと思った。この乱世、誰しもどこかしら狂っている。
「孫家の力を結集させ、黄祖の首を挙げることを約束する。そうなれば、あとは襄陽だ。悠長な城攻めをするつもりはない。劉表は、腹の内側から食い潰す」
「うふふっ。旦那様、きっとすごーく悪い顔してますよね。こっちには、都合よく引き込んだ紫苑さんもいることですし、ねっ?」
ほんとうに悪い顔をしているのはどっちだ、と胸に包まれながら孫策は思う。愉しくやっている七乃への対抗心があるのか、桂花の奉仕がずっと激しくなっていた。
「劉表を討つ覚悟は、できております。必要な情報がございましたら、なんなりと」
「紫苑の心意気、ありがたく思う。力を合わせ、襄陽を搦手から突き崩せ。期待しているぞ、三人とも」
「むふっ!? ごふっ、んっ、むぐぐっ」
口による奉仕に夢中になっていた桂花が、いきなりむせ返る。歯を立てられた孫策が、ちょっと顔をしかめた。
「あ、あああっ。も、申し訳ありません、ご主人様」
「もう。旦那様においたをするだなんて、躾のなっていない飼い犬なんですから、桂花ちゃんは」
泣きそうになっている桂花のことを、七乃が抱きしめる。歯を立てられたくらいで機嫌を損ねてなどいないのだが、妙なところで気を回したがる女だ、と孫策は思う。
「む、むぐぐっ……。だから、馴れ馴れしく真名を呼ばないでちょうだいって何度も、この女狐めぇ」
戦闘態勢になった桂花とじゃれ合う七乃をよそに、孫策が紫苑を引き寄せた。
女を強く感じさせる尻を撫で回す。能力はあるが相反する二人を繋ぐ役割も、紫苑には委ねることになる。それだけに、前後の労いは手厚くしてやるべきなのではないか。時間ができたら、璃々を連れて三人で出かけてみるのも愉しそうだ、と孫策は密かに考える。
卓上に手をつかせ、紫苑に煽情的な姿勢を取らせた。あえて服は着せた状態で、濡れた中心を指でこじ開ける。男を惑わすうまそうな蜜が、湧き出していた。
「一刀殿。んっ、き、きてるっ……♡ んあっ、あっ、くうっ……♡」
桂花に見せつけるように、ゆっくりと挿入していく。最奥で快楽を受け止めたところで、紫苑が気持ちよさそうに声をあげた。大きな胸が、下品に揺れる。
「真名を交わすのは旦那様からのご命令なのに、ほんとに強情ですねえ、桂花ちゃんは。でも、いいんですか。このままだと、紫苑さんにぜーんぶ持っていかれてしまいますけど。清楚な未亡人を装っているだけで、あの人しっかりけだものなんですから。旦那様好みの、いやらしーい年上の女性。絶対、いくらでも精液びゅるってできちゃいますよね」
「ちょっと、やめっ……。そんな、胸ばっかり……ぃ♡」
羽交い締めにした桂花の胸を、七乃が責めている。しかも、ご丁寧なことに挿入の様子を間近で見えるようにしてくれているのだ。
情愛を込めて、紫苑の中をほぐしていく。予想外の交わり方だったのか、紫苑の反応はかなりよかった。
「呼んでください、七乃って。ほら、早く♡」
「はあっ、はっ。ご、ご主人様のが、紫苑の中であんなに……」
「ん、んんっ……。一刀殿のおちんちん、すごくいい。ゆっくり擦られているだけなのに、わたくしの身体どんどん熱くなって」
紫苑の片脚を持ち上げ、結合部をさらに見せつける。男根によって押し拡げられた肉の花弁。敏感な突起を一緒に刺激してやると、紫苑が太く淫乱な声でないた。
「お゙ーっ、んっ、ああっ、お゙っ……♡ ゆっくり押し潰されるの、だめぇ♡ おまんこだけじゃなく、胸の奥までとっても熱くなってしまうんです。一刀殿……♡ んあっ、一刀殿……ぉ♡」
繋がっている紫苑の腰が、がくんと大きく揺れる。種を吐き出したくなる衝動を堪えるのも、簡単なことではなかった。七乃の指が、桂花の服の上で愉しそうに躍っている。断続的に乳首を責められ、桂花の我慢は限界に達しているはずだ。
「ほら、ぱんぱん♡ ぱんぱん♡ 桂花ちゃん、こうやって打ち付けられたいんですよね、旦那様の腰を。乳首かりかりっていじめられながら、おまんこの奥いじめられるのとっても気持ちいい。ねっ、桂花ちゃん……♡」
「んあっ、あっ……♡ おちんちん。ご主人様の、おちんちん♡」
桂花の乳首を愛撫しながら、七乃が自分の腰を尻にぶつける。なにもついていないはずなのに、桂花の反応はなかなかのものだった。
発情した雌犬の視線を結合部に浴びる。何度か言葉を飲み込んだのち、桂花がようやく口を開く。
「な、七乃♡ ご主人様の覇道のため、七乃と協力して襄陽の愚物どもを調略いたします♡ ですから、私にも何卒お恵みを♡」
「よく言えたな、桂花。紫苑も、茶番に付き合わせて悪かった」
「い、いえ……♡ 桂花殿をお待ちしている間、たくさん気持ちよくしていただきましたもの。わたくし、何度もはしたなくいってしまい……。お゙っ、んお゙っ、おっ、お゙ーっ……♡」
気を抜きかけた紫苑の中で数度男根をしごいてから、七乃との間で桂花を挟み込んだ。完全にできあがった膣内に、種を吐き出す場所を求める亀頭を沈めていく。嬉し泣きをする桂花の乳首を、七乃がさらに激しく愛撫していた。
「よかったですねぇ、桂花ちゃん。大好きなご主人様のおちんぽ挿れてもらえて。あっ、大好きなのはおちんぽの方でしたっけ?」
「ち、ちがっ……♡ ご主人様のおちんぽだから、大好きなのっ♡ そ、そこだけは、かんちが、い……っくぅ♡」
「えー? いやらしい声にかき消されて、よく聞こえませんでしたねぇ? まあ、どっちだっていいんですけど、私は。ほら、ぱんぱん♡ おちんぽ前後からぱんぱん♡」
この場に流れる雰囲気を一番愉しんでいるのは、間違いなく七乃だった。
呼吸を合わせて、二人で桂花の子宮を快楽で圧迫する。締め付けがいくらでも強くなる。色めいた七乃の唇。吸い付くと、自然とすべてが緩んでいくようだった。
「いぐっ……♡ ご主人様と七乃に犯されて、もう……♡」
「はははっ。素直になった桂花はかわいいだろう、七乃。俺も、ここで」
「んっ、んむっ、んっ……。はいはい。惚気はいいですから、かわいいわんちゃんにさっさと中出しすればいいんじゃないですか、ご主人様」
離れる瞬間、七乃がちょっと唇を噛んでくる。妖しげな雰囲気ではなく、どちらかといえば子供っぽい笑みだった。
「あっ、ああっ♡ あっつい精液、きてるぅ……♡ はーっ、んっ、んあっ。ありがとうございます、ご主人様……ぁ♡」
歓喜に打ち震える桂花の声。七乃と二人分の身体を力強く抱き寄せながら、孫策は一度目の絶頂を愉しんだ。