ふざけんな! エロがこの二次創作の唯一の売りだろ!許しは請わぬ(土下座)
さて、俺たちがやってきた初レーティングゲームの舞台は駒王学園をそのまま作った様な感じだった。
アナウンスによると焼き鳥野郎と部長の意見を参考にした結果のものらしい。
更に俺達は旧校舎のオカルト研究部が本陣、焼き等野郎達は新校舎の生徒会室が本陣に決まり、ここを奪取されるか王が戦闘不能になるかで勝負が決まるとのことだ。
そんで俺は生徒会室、即ち本陣に入らねばプロモーションは発動できない。
しかしそれは向こうも同じ。
俺としては生徒会室に斬り込みたい所だが相手の『兵士』をいかに抑えるか……が役目だな。
「えーと、そう言えば使い魔の力も使えるんでしたっけ?」
「ええ。バイサーに関しては一度限りという制約はあるけれど使っても構わないわ。カラワーナとレイナーレ、あとイゼベルはダメよ」
リアス部長から聞いたところ、なんでも使い魔に関しては制約をかけないとポケ○ンバトルばりに沢山の使い魔を持っている方が有利になるので盛り上がらないから。だそうだ。
た、確かに……それにレイナーレやましてイゼベル様を使い魔として出そうものなら「なんやこの厨パァ!」と焼き鳥野郎から言われかねん。
いや、イゼベル様はそもそも使い魔じゃないけどね。
「あと、確認しておきたい事はある?」
「いえ、大丈夫っす」
「分かったわ。それじゃ木場と朱乃、小猫は手筈通りに罠の設置と偵察、後は体育館の確保を頼むわ。アーシアはここで私と待機」
皆、頷くとそれぞれの役割を果たすべく本陣を後にする。えーと、俺は?兵士なんだからいの一番に切り込むのが役目だと思ってばかりいたけど。
リアス部長と目が合うと部長は微笑みながらこう言った。
「そうね。まずは……ここに頭を乗せなさい」
とソファに座ると部長は自らのスカートを指差す。
こ、これはーっ!? うおぉーっ!!(語彙力喪失)
まさか股間に飛び込むなんてスケベ通り越して変態な選択肢はしない。
まさかイゼベル様以外に膝枕をしてもらえるなんて……と感涙にむせび泣きながら部長の膝に頭を乗せて寝そべる。おお、これが極楽か。ありがたやありがたや。
思わずその白き御御足に頬ずりしたくなる衝動に駆られる……が、ここはこらえる!
流石にそれをやったらリアス部長に嫌われる!ああでも!部長の太ももが俺を呼んでいる気がするっ!
俺は……俺はーっ!
「ふふふ、まだまだ青いのう」
ぬっ、と現れるやイゼベル様が俺の顔を覗き込んできた!?
「あ、貴女は私達のチームとは関係ないでしょ!!何なの急に!」
すっと立ち上がるやイゼベル様と胸を合わせる様にしながら不動の睨み合いだ!
あわわわ、太腿の温もりを思い出すどころじゃない!どうか怒りを鎮めて下さい!
「関係ないとは何じゃ。余はイッセーのパートナーにして加護を与えておるのじゃぞ?」
「それ以前にイッセーは私の可愛い眷属よ!」
リアス部長はイゼベル様に一歩も引かない!嬉しいが、お二人がいがみあう様を見るのは俺は辛い、耐えられない!
「用がないなら帰りなさい!反則を取られたらどうするつもりよ!」
「解った解った。イッセーに膝枕をしてやったら帰ってやるわい。ほれ」
イゼベル様は部長に対して手をひらひらさせると、ソファに対して横に座るや俺を手招きする。
こ、これはーっ!? うおおーっ!(天丼)
「ふふふ、こうすると頭の収まりが良いであろう?」
「は、はい……」
まさか膝に対して垂直ではなく平行に頭を乗せる膝枕があったとは!!頭上には太陽の如きおっぱい!
項には大海原の如き太腿!大海原の如き太腿って何だって?うるせー!知らねー!考えるな!感じろ!
「そうであろうそうであろう?頬ずりもよし、舐めるもよし、いっそ顔を埋めるのも一興やもしれんぞ?余はイッセーのパートナーじゃからリアスの様にケチな事は言わぬ♥」
なんという悪魔の誘惑であろうか!
すりすり……ぺろぺろ……スーハースーハークンカクンカ……。どれも想像するだけで脳がぶっ飛びそうだ!!しかし……。
「イッセー……怒るわよ?」
リアス部長の顔は口しか笑っていない!
そうだ、イゼベル様のお言葉はありがたいが今はそんな事をしている場合じゃない!ってそんな事とは何だ!!
「相変わらず面白いのうイッセーは」
俺のノリツッコミ(?)にイゼベル様は目を細めてくすくすと微笑んでいた。
いや〜、ウケましたあ?ってあいたたた!
リアス部長に耳を引っ張られた!!
「あなたの封印を解こうと思ったけどやめておこうかしら」
「え?封印?」
フン、とそっぽを向き頬を僅かに膨らませるリアス部長の横顔はお嬢様でも気高い次期当主のものでもなく普通の女の子な気がした。
「すみませんでした部長」
「まあ、いいわ。こんな所であなたにイジワルをしても仕方がないものね」
ちらり、とイゼベル様を意識するように視線を向けた後部長は俺の額に指を当てる。
するとどうだ!みるみる力が溢れてくる!
「覚えている?あなたを『兵士』にした時に駒を8つ全部使ったという話を」
あ、そんな話をしたような、していない様な……おぼろげだが確かにそんな事を言っていた気がする。
「あの時のイッセーの力は悪魔として未成熟すぎたから、『兵士』の力に制限をかけていたの。バケツはバケツ一杯の水までしか汲み取れないのは解るわね?だから何段階かに分けて封印をかけていたのを今、少しだけ解放させたってワケ」
おお……、リアス部長はそこまで俺のことを考えていてくれたのか!その思慮深さ女神様の如し!
「因みに余の『大いなる7つの丘』には特に制限は設けておらんぞ。そなたの想像力次第で如何様にも化ける代物じゃ。今後とも精進するのじゃぞ?余はいつでも見守っておるからの♥」
イゼベル様もご満悦といった所だ!
「さて、名残惜しいが余はもう帰るかの。あとイッセー、リアスから聞いておるかは解らぬがアンパッサンとキャスリングにはくれぐれも気をつけるのじゃぞ」
手を振りながらイゼベル様は魔法陣の中に消えていった。アンパッサン?キャスリング? アンパンの親戚と何かのリングかな?
「あのねイッセー……。まあ、話していなかった私も悪かったわ」
前置きと共にリアス部長が簡単に説明してくれた。……なーるほどそういう事か!
聞けて良かった!
『ナイトよりキングへ。大凡の罠は配置しました』
『クイーンよりキングへ。向こうの戦力の位置取りは大凡把握しましたわ』
『……ルークよりキングへ。偵察完了しました』
丁度その辺りで皆が各々の役割を終えたようでリアス部長へと報告していた。
『皆、ご苦労さま。まずはイッセーと小猫が体育館を確保。朱乃はそのまま新校舎に対して空爆と相手側のトラップ解除。祐斗は哨戒と朱乃のサポートをお願い』
「はい。分かりましたわ部長」
「了解です」
「……分かりました」
それぞれの返事を聞き届けるとリアス部長は立ち上がる。いよいよか!
『さあ皆、進軍開始よ!』
そんなワケで俺は喜び勇んで体育館へと向かっていった。
ー
「やあ!待たせちゃった?」
「……馴れ馴れしいです、先輩」
うひぃ、小猫ちゃんは今日も厳しい!
というか嫌われてはいないが俺も小猫ちゃんも体術型だからかライバル視されているのだろうか……?
ぷい、とそっぽを向かれてしまった。
後でチョコレートパフェ奢るから許して!
ともかく体育館に入ると先客がいたらしい。
えーと、チャイナドレス風の女の子にロリロリな双子、あとは棍持ちの女の子。うーむ、皆可愛いな!特にあのチャイナドレス風の女の子と言ったらスタイルも露出も非常によし!ディ・モールト!ディ・モールト!非常に良いぞッ!!
「……先輩、目つきがいつにも増していやらしいです」
「「キモーイ」」
ロリロリな双子から同時にジャブを食らった。そんなやり取りをしているとチャイナドレスの女の子と目が合った。
「な、何を見ているの……!」
それは貴方の太ももとおっぱいです!
しかし、露出度が高いのに恥ずかしがるとはライザーめ、何て事をさせているんだ!ありがとうございます!!
「この間は名乗るヒマもなかったから挨拶しておくわ。私は『戦車』の雪蘭。そしてこっちの子がミラ。こっちの双子がイルとネル」
「天誅!!」
棍を持った女の子が一気に距離を詰めて突きを放つ!狙いは俺の伸び切った鼻の下辺りだろう。喰らえばまず昏倒は間違いない……!だが……?
『イッセー、喩え女の子を相手にしてもレーティングゲームで手加減してはダメよ。相手は貴方に対して手加減などするつもりは更々ないのだから』
『そうじゃ、イッセー。ゲームとはいえ戦いは非情なものじゃ』
二人の言葉を思い出しながら俺は棍をかわす。確かに早いが小猫ちゃんの重さや祐斗の速さには及ばない。これならば……。
「甘い!」
女の子が叫ぶと同時に棍は三節に分かれ軌道を変化させる!その先端部が俺の先端部に直撃……!はしなかった。
「そっちもな!」
『赤龍帝の籠手』で先端部をキャッチすると俺は三節棍を引っ張り女の子を引き寄せるとそのまま腕ひしぎ十字固めに入る!
「ぐっ……!ああああっ!?」
「キミの腕力じゃもう俺を跳ね飛ばすのは不可能だ!早くギブアップしろ!」
ミシミシ、と女の子の肘辺りが軋む。しかし、女の子は痛みに顔を歪めながらも棍を手放さない!
「な、舐めるなぁ!このミラ、例え腕をお前に折られても降伏などしない!!」
な、何だって!?なんでそこまであんなホスト崩れでゴーマンな焼き鳥野郎にそこまで尽くすんだ!?
「お前には解るまい!あのお方は私の理想の男だ!私は……ライザー様に身も心も救われたのだ!!」
「……くっ!」
思わず腕を解いてしまった!油断や同情したワケじゃない。ミラって子の思いの強さに気圧されたのだ!くそっ!俺の馬鹿野郎!戦いは非情だって言われたばかりじゃねえか!!
ー
「アンパッサン……。『兵士』同士の戦いの場合カウンターの威力が大幅に上がるというルール。故に『兵士』同士の戦いは数の多い方が大きく有利……というのが定石ですが……意外な結果になりそうです」
「まるで教師の様に言うわい。そなたは教師を目指しておるのか?」
「いけませんか?」
「そう怖い目で余を睨みつけるでないわ。下級悪魔や転生悪魔を育成するための学舎を作るというそなたの夢……余は賛同しておるのだぞ?じゃから余のイッセーのあり方をよーく見ておくがよいぞ。定石破りにおいてイッセーに並び立つものはおらぬ故」
ー
「大丈夫、ミラ?」
「大丈夫、完全には極っていなかったから少し休めばなんとか……」
ミラちゃんはそう言うがそう簡単に関節技のダメージは回復するものじゃない。
その証拠に腕をだらりと下げている辺り、拳を握るだけでも激痛が走る筈だ。
「無理はしないで下さい」
「な、何だお前は……!敵の私に同情する気!?」
「あはは、ミラってばだらしなーい」
「なら私達があのヘンタイを解体しちゃいぞ♪」
背負っていたケースからチェーンソーをそれぞれ取り出すなりブォンブォンと駆動音を立てている。え、えーと……何すかアレ?
「「テキサスチェーンソーアターック!」」
と言うなり手をつなぎながら片手でチェーンソーを持ちながら突進してきた!!敵刺すところかあんなの食らったらイッセーはバラバラになったになっちまうよ!
何てことだ!これは貴方の好きな転生悪魔肉だ!
なんてことになるのはやだよー!
「うわあああっ!!」
俺は思わず背を向けてダッシュで逃げてしまった!だって怖いもん!あんなのと真っ正面からやりあえるか!
「あはははは!待て待てー!」
子供ってのは無邪気に残酷だよな!
まるで虫をバラバラにするみたいな感じで楽しそうにチェーンソーを振りながら俺を追いかけて来やがる!チェーンソーは木とかそういうのに使ってくれ!
『落ち着けイッセー。そなたはリアスの『兵士』の駒8個全てが使われておる。多重に駒を使ったが故の権能が備わっておるのじゃ』
イゼベル様の念話が頭に響く。そ、そんな事を急に言われても何をどうしたら良いのでしょうか?たじろぐ俺に対しイゼベル様が更に助言を下さる。
『その一つはグラスホッパー。
しかし今急に使うよりも、壁際ギリギリに追い詰められてから使った方が効果的じゃぞ』
ここはイゼベル様を信じよう!
命じられるがままに俺はイルちゃんとネルちゃんからまるでバッタの様に逃げる!
「あはは!どこまで逃げられるかなー?」
「早くバラバラになりなー♪」
駄目だ、そろそろ捕まる……。こうなったら一か八かであの双子が振りかぶるその一瞬を狙う!それしかない!壁に追い詰められたその時、俺は叫ぶ!!
「グラスホッパー!!」
その言葉を口にした瞬間だった。俺の足元が発光しこれまたバッタの様な大ジャンプを見せるとそのまま壁に足を付けて某ゴッドハンドと呼ばれる空手家ないし某スーパーサッカーのゴールキーパーばりの三角跳びをしながら双子の背後に回り込んだ!
「キエエェェーッ!!!」
「「えっ!?ええーっ!?」」
イルちゃん、ネルちゃんは急には止まれない!激突こそしなかったがチェーンソーが壁にめりこみチェーンが回転部から外れてしまった!これであの武器は使えない!
しかしイルちゃんとネルちゃんはまだ戦う姿勢を崩さず、俺に向かって来た!
「この私を忘れてもらっては困るわ!!ヘタに情けをかけたのが仇になったわね!」
前からはイルちゃんとネルちゃん、背後からはミラちゃんという状況だが俺にはまだ必殺技がある!10日間という短いながら血のにじむ様な特訓とアーシアやレイナーレ、カラワーナの献身的な協力を経て編み出したこの必殺技を今こそ放つ!!
「衣服……破壊!!」
とん、とん、とんと3人の攻撃をかわしながら彼女達の服に軽くタッチする。
場所はどこでもいい。触れるか叩くかによってこの技は発動するのだから!俺の掛け声と同時にバリバリ!バリィ!と音を立てて3人の衣服が文字通りに張り裂ける!
「いやぁああああああああ!?」
「にゃぁぁぁああああああ!!」
「いやあああ!!見ないでよこのヘンタイ!!」
そう叫びながらも3人はまともに衣服を破壊されて大事な部分が露わになり、隠すためにしゃがみこんでしまった。よって俺はじっくりと見ることが出来る……じゃなくてだ!3人は戦闘不能だ!
『ミラ、イル、ネル。以上3名、ライザー・フェニックス指揮下の『兵士』はリタイアとなります』
グレイフィアさんのアナウンスが入るや3人は光に包まれて、魔法陣が浮かび上がる。
ー
「何だあの技は……やはり転生悪魔というものは品がない」
「フェニックス家にしてもレーティングゲームで成り上がっただけの事よ」
「あれだけの種族が揃っているのにチームワークの欠片もねえとは笑っちまうぜ!
いっそ俺のチームに囲っちまうか?」
「……貴様らの目は節穴か。3人の猛攻を凌ぎながらソフトに触れる……つまり寸止めをする離れ業をしてのけたのだぞ。相当の実力差がなければ出来ぬ芸当だ。あの『兵士』は。兵藤一誠か……。リアスはとんでもない拾いものをしたやもしれんな」
ー
「……お兄様!」
「狼狽えるなレイヴェル。少々……いや、大分予想外な事態にはなったがこちらの優勢はまだ揺らがない。……が、だ。あの転生トカゲの尻尾クンを調子に乗らせるのも腹立たしい。ここは一つ……こちらも特殊ルールを使わせてもらうさ」
ー
3人を倒して、こちらは二対一。
とはいえ雪蘭ちゃんはライザー眷属の中でも屈指の実力者だという。しかも、手足に炎の闘気を纏わせて戦う事が出来るとか!
「破ッ!!」
独特の掛け声と共に雪蘭ちゃんの蹴りが俺を襲う!なんて速い蹴りだ。木場の斬撃にも劣らない速度だ!咄嗟にガードするが彼女は何と俺の腹を踏み台にしてサマーソルトキックを俺の顎へと放ってきた!
バキィッ!!と良い音がして俺は宙を舞う!
「もらった!」
更に落下地点を見定めた雪蘭ちゃんは手を丸めてそこに闘気を凝縮してからの双掌打が放たれる!直撃した俺は更に飛ばされて体育館の壁にめり込んだ。なんて威力だ……!
「が……はっ!?」
口から血反吐を吐いてしまった。
気を抜いたら内蔵が口から飛び出るんじゃないかという苦痛が俺を襲う……。しかしこのパワーアップぶりはどういう事なんだ? 最初は小猫ちゃんと五分位の強さだったのにこの強さは……。
「簡単なことよ。今の私はライザー様からのお力によって強化されている。
貴方も『グラスホッパー』の権能を使用したように私は今『アマゾン』の権能を使っているの。『戦車』の剛力と『騎士』の速さを併せ持つ格闘戦に於いて最強の駒……!
それが今の私よ」
小猫ちゃんの連続攻撃を捌きながら得意気に雪蘭ちゃんは語る。あの焼き鳥野郎……そんな能力まであるのかよ!
「貴方の様な下劣でふざけた心根の転生悪魔には勿体ない力だけどライザー様のためとあれば惜しみなく使わせてもらうわ!」
「……くっ」
小猫ちゃんの衣服があちこち引き裂かれ、更に炎の闘気によるものかぷすぷすと衣服が燻りはじめている!
「ふざけているだと!俺は真剣だ!!」
「何をいうの!女の子を裸にして辱める様な男が真剣だなんて、全く信じられないわ!!」
傍から見ればそうかもしれない。だが……俺はリアス部長の力になるために、イゼベル様のパートナーに恥ずかしくない男になるために編み出したのがこの『衣服破壊』作戦なんだ!
「だったら……!これで対等だろ!」
変態じゃないからパンツまでは脱がないが上半身の服を破り捨て、ズボンを吹き飛ばして俺は叫ぶ。
「これでどうだ!俺は女の子を傷つけたり辱めるためだけにハーレム王を目指しているんじゃない!」
「……く、口先だけは達者ね。でも無駄よ!その程度でパワーアップした私に勝てるわけが……」
「やってみなくちゃわからねえ!!」
俺は気力を振り絞って突進する!
雪蘭ちゃんはケリをつけるべく、闘気を集約した拳をストレートで放ってきた!
当に閃光の突きというべきその一撃を回避するのは無理だろう。だが……!
「かわせないなら我慢するだけだ!!」
俺はおでこで雪蘭ちゃんのストレートをギリギリで受け止めた!
「ぐっ!?ううううっ!!」
だが激痛は治まらない。まるで炎に焼かれているかの様な痛みだ。
だからどうした……俺は根性を見せる時なんだ!!ここで耐えないでいつ耐えるっていうんだ!!歯を食い縛り、雪蘭ちゃんの腕を掴んだ!
「衣服……破壊!」
「くっ……ああああっ!?」
雪蘭ちゃんの炎の闘気のみならずチャイナドレスも裂けだし彼女の抜群なプロモーションが露わになる。
「だからどうしたというの!全ての女が貴様の様なならず者にされるがままになると思わないことね!!」
彼女は裸体を隠そうともせずトラースキックを俺に放ってきた!俺はそれを頭突きで返す。彼女の蹴りは俺の額を切って血を噴出させるがそんな事などどうでもいい!!
「なっ……!?」
「頼むぜ!小猫ちゃん!!」
「……任されました」
一瞬のスキを突いて、雪蘭ちゃんに小猫ちゃんがロケット頭突きを彼女の細い腰へと見舞った。彼女の身体がくの字に曲がり床に倒れる!
おっぱいもお尻も、そしてアソコもほぼ丸見えだ。さっきまでの俺ならこれ幸いとその女神の様な裸体を脳内メモリーに収めるなり記録するなりするのだが……。
『全ての女が貴方の様なならず者にされるがままになるとは思わないことね!』
彼女の言葉が深く胸に突き刺さる。それでも俺は後悔しない。……いや、してはならないんだ!!けどさ……。
バリィ!っと俺は体育館のカーテンを破り、雪蘭ちゃんの身体を隠す様に巻き付けた。
『ライザー・フェニックス指揮下『戦車』雪蘭、リタイア』
雪蘭ちゃんが何か言おうとしたが彼女は魔法陣に包まれると何処かへと転送されていった。
「さあ、行こうか小猫ちゃん」
そうだ、俺とリアス部長の戦いはまだまだ続くんだ。雪蘭ちゃんが消えて行った場所に背を向け、俺は小猫ちゃんを引き連れて体育館から出た……かったのだが。
「……カッコつけてますけどパンツいっちょじゃ全然カッコよくないです。
あと、そもそも相手の服を破壊するいやらしい技を使っておいて女の子を傷つけなくないと言っても説得力ゼロどころかマイナスです。それと……」
「あううう……小猫ちゃん……厳しいス」
小猫ちゃんからのダメ出しラッシュはミラちゃんの棍やイルちゃん、ネルちゃんのチェーンソー、雪蘭ちゃんの一撃より強烈で俺はダウン寸前!
どうして俺って今一決まらないんだろう?
ぐすんぐすん。
「泣かないで下さい。気持ち悪いです」
「ぐはああっ!?」