※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D×M   作:ぷうち☆りん

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原作沿いにするって言ったのにまたオリキャラ出しやがって!

だってコカビエルに戦力が少ないんだもん。

NTRを描くのはやめました。やめたのか。


月光校庭のエクスカリバー
第18話(イゼベル&アーシア)


 どうも、兵藤一誠です! 

 漸くライザーとの一戦のダメージが回復し再び学生生活をエンジョイ……。

 

「んふう……♥んむぅ♥」

「久々のイッセーのチンポじゃ♥ゆっくり堪能しようとするかのうアーシア♥」

 

 イザベラ様のエロエロスマイルに俺のチンポをしゃぶりながらうなずくアーシア。

 い、いつの間にやらこんなエッチなデビルシスターになってしまったんだ!! 

 俺は……! 俺は嬉しいぞ!! 

「はぁ♥……イッセーさん♥私、イッセーさんを気持ちよく出来ていますか? 

 こういう事にはまだまだ不慣れな私ですけど……イッセーさんの為にもっともっとご奉仕しますから……♥」

 

 イッセーさんの為にもっともっとご奉仕しますから……♥

 こんな素晴らしい日本語が存在していたなんて……!! 俺は今日という日を忘れない! 

 

「これ、イッセー。余の事を忘れてはならぬぞ?」

 

 感動にうち震える中イゼベル様はそのリアス部長とタメを張る美巨乳にて俺の金玉を挟み込んだ。

 

「よしよし♥まずは一発出してしまおうの♥」

 

 むにゅり、むにゅりと挟んできたイゼベル様の巨乳に俺は悶絶する。リンゴを磨くかの様な動きの感触は絹の滑らかさと羽毛の如く柔らかさに男のツボをピンポイントで刺激してくる。

 

「よしよし♥よしよし♥」

 

 親が子供をあやすため頭を撫でる様なリズムで俺の金玉を刺激……ッ!

 チンポよしよしならぬ金玉よしよしの素晴らしい気持ちよさに俺は思わずうなってしまう。

その間もイゼベル様のパイズリは止まらない。そんな聖母の様な微笑と共に繰り出される圧倒的性技に俺は限界を感じてしまう! 更にはアーシアの健気かつ懸命な奉仕フェラの心地よさ! 

 

「で、出るっ!!」

 

 我慢など微塵も出来ず、俺は再びイゼベル様の谷間にたっぷりと種付けした。

 

「うむ♥すごい量じゃの♥」

 

 ……我ながら凄い量だ。噴水の様な勢いで噴射された白濁液がイゼベル様の顔と巨乳を汚す。更にはそのエロすぎるおっぱいから滴り落ちたザーメンがアーシアの口で受けている口に垂れ落ちるというおまけ付きだ!ああ! なんて最高の光景なんだ……ッ! 

 気がつけば俺はイゼベル様に狼の如く飛びかかり正常位の体勢で組み伏せ、前戯もなしに彼女の最奥目掛けて腰を振り始めていた! 

 

「くは♥す、凄いのぅイッセー……ッ♥余の最も弱き所ばかりを狙いおって……♥」

 

 巨尻を掴み持ち上げ、杭打つかの様に腰を打ち付ける。その度にぶるんぶるんと揺れるイゼベル様の巨乳と巨尻はまるでその感触を俺に教えるかのように左右上下にぶるんぶるんと揺れる。なんたる絶景だろうか! 

 感動と共に俺はイゼベル様に口づけを迫ると、彼女はそっと目を閉じた。

 

「んちゅっ♥……ふっ♥……くちゅ」

 

 互いの舌を絡め合い、貪る様な口づけを俺は楽しむ。ああ、なんて柔らかい唇だ。甘い舌の味と唾液の味が混ざりあって俺の脳をガンガン揺さぶってくる! 

 

「うう〜! 二人共私を忘れちゃいやですう!」

 

 と、呆けていたらアーシアがヤキモチを焼いたかの様に頬を膨らませていた。

 

「おお、そうであった♥すまぬなアーシア、イッセーともども愛でてやる故、近うよれやい♥」

 

 イゼベル様は俺に思い切りチンポを突っ込まれつつ自らの乳首をくりくりといじりながら、アーシアを手招きし始める。なんて度量とエロさなんだ……! そのエロエロぶりに俺は当然としてアーシアも堪える事が出来ず、フラフラとイゼベル様に這い寄り彼女に口づけをする。

 おお、これが百合というものか……!! 

 百合の合間に立ち入るのは死罪であるがこの光景を目に出来るのなら俺は喜んで死罪を受ける!! 

 

「ふぉぉ……♥余とアーシアの交わりを見て滾りよったか♥チンポを益々膨らませよって♥危うく意識が飛びかけたではないか♥」

「トロトロのエロ顔でそんな事言われちゃたまりませんよイゼベル様♥さ、アーシア。俺達二人でイゼベル様を思い切りイかせてやろうな♥」

「はい♥イッセーさん♥」

 

 いかにイゼベル様がエロエロ至高神と言えど俺達のコンビネーションにはかなうまい! 俺は気合マックスで激しい突き込みを行う中アーシアはイゼベル様と濃厚なキスを交わしながら乳首同士を擦り合わせ、更にはクリトリスにまで手を伸ばす。

 

「うひっ♥ひっ♥♥♥ひうぅん♥」

「ああ、イゼベル様のお姿……♥すごくエッチで素敵ですぅ♥もっともっと乱れる所を私達にお見せください♥」

 

 

 アーシアはそう言ってイゼベル様の裸体に舌を這わせ、更に彼女の耳元で甘く囁いている。うーん、アーシアは意外に攻める方が好きなのか? 

 

「くっ♥うっ♥ううん♥や、やるではないか♥しかし余のみが絶頂しては名折れというものぞ♥」

「あひいっ♥わ、私のオマンコの中にイゼベル様の指ぃっ♥」

「うおっ……俺の金玉にイゼベル様の指が……!?」

 

 揉みほぐすかの様に俺の金玉を解すイゼベル様。うう、なんだこの感覚は! 金玉が急速にザーメンを作り出していくのが解る……ッ!! 

 

「ふふふ♥どうじゃ? イッセーよ♥」

「お、おおっ!」

「ああーっ♥♥♥イクッ♥イゼベル様の指でイっちゃいますう♥♥♥」

 

 こ、この女神様にはまだまだ敵わない! 

 あまりの気持ちよさで白旗をあげるかのように白精を俺はイゼベル様へと大量に解き放った。

 

「ああ……♥熱いのぅ……イッセーよ♥」

 

 と、心底満足げな表情を浮かべつつ俺のチンポを引き抜くイゼベル様。そしてその豊満な乳房でまるで御褒美を与えるかの様に俺のオチンポを挟み込み、残ったザーメンをその舌に絡め取る様に舐めとり始める。

 

「ああっ♥イゼベル様だけズルいです♥」

「そうであったのアーシア♥そなたもイッセーのチンポが欲しかろう? 余の乳房で奴のチンポを研ぎ澄ませてやる故♥」

「はい! お願いします♥」

 

 俺の返事など聞く事もなくアーシアは即座に俺の前に跪くと、イゼベル様の手によって完全に復活させられた俺のチンポを咥えた。

 

「♥んちゅる♥……れろぉ♥♥」

「お、おおっ!」

 

 まるでアイスキャンディーでも舐めているかの様な舌の動きに俺は思わず声を漏らしてしまう。その反応を見て気を良くしたかの様に更に激しくしゃぶり始めるアーシアとイゼベル様のパイズリ研磨により、焼けた鉄の様に俺のチンポは熱く滾る。忽ち復活したチンポは危うく暴発しかける位に膨らみ、アーシアの口からはみ出し始めている。

 

「はあ♥あつい♥おっきい♥

 イッセーさん♥イッセーさぁん♥わたし、もう我慢できません♥私のオマンコにその熱いの♥くだしゃい♥♥」

 

 と、我慢できなくなったかアーシアはバキバキにいきり立った俺のチンポに尻を向けるが早いかその細い腰から下をストンと落とし、そのまま自らの膣へと迎え入れた。

 

「あっ♥ああ〜〜〜っ♥♥♥」

 

 嬉しくて堪らない、と言わんばかりなアーシアの喘ぎ声。それに呼応するかの様に膣がギュッと締まってくる。俺の味を覚えたアーシアの中はまるで犬が骨でもしゃぶるかのようにチンポにしゃぶりついてくる。

 

「う、動くぞ! アーシア!!」

「はいい♥イッセーさんのお望み通りにぃ♥♥♥」

 

 俺の宣言にアーシアは首をひねって肯定を返した。それを了解の合図と捉えた俺は腰を引き、打ち付ける! 

 

「お゛っ♥あ゛っ♥んぉお゛お゛ぉぉぉぉぉ〜ッ♥♥」

 

 その一突きだけで軽く達したのだろう。全身を激しく痙攣させ、舌を突き出してアヘ顔を晒すアーシア。しかしそれでも彼女は腰を振るのを止めない。

 そんな彼女に応える様に俺もまた腰を振り続ける。

 

「あんっ♥はあああっ♥イッセーさぁん♥好きっ! 好きですぅ♥♥」

 

 最早正気を失い、ただただ俺の名前を呼びながら乱れ狂うアーシアに俺は最後の力を振り絞るかのように腰を振り続けた。そして──……ッ!! 

 

「ぐっ!」

 

 まるで洪水の様な勢いで俺の金玉から駆け上がった精液が容赦なくアーシアの子宮へと放たれる! その余りの勢いと熱量に背中を仰け反らせ舌を突き出す様はまるで愛犬の様だった! 

 

「ああああ♥イッセーしゃんのせーえきあちゅいいい♥♥いっぱいです♥」

「ああ、俺も良かったぜアーシア……!」

 

 幸せだなあ……俺。と感慨にふけりながら夜は更けていくのであった。

 

 ー

 

 土砂降りの雨の中を僕は歩いていた。

 イッセー君とライザーの決闘の後、ライザーから妙な物を渡された。水晶の様なソレを見せられた瞬間、僕の全身が怒りにざわめく。

 

「これを……どこで?」

「あるはぐれの悪魔祓いにな。何でも奴らにとっては賢者の石……に値すると言っていたが」

 

 数多の命を依り代に生まれる万能の霊石。

 言い得て妙だ。何故ならあの水晶は聖剣使い達の因子の塊。皆殺しの大司教ことバルパー・ガリレイが残した負の遺産の一つ、聖剣計画の核だ。

 

 びちゃり、と雨以外の水音が僕の鼓膜を打つ。眼前にはシスターらしき人物がいた。

 胸にロザリオをつけ、聖書の神の名において博愛を謳うものたち……反吐が出る。この世に神なんていやしないさ!

 

 そうでなければ同志達は何故あんな虫けらの様に虐げられ死なねばならなかった!?神がいるならば何故彼らを助ける事が出来なかった!!答えろ、神の不在を認めよ。そうすれば……ッ!

 

 パァン……と乾いた音の後にチリン……と空薬莢の落ちる音がした。シスターは背後から撃たれたらしくどさり、と断末魔をあげる暇すらなく倒れ付した。背中には夥しい切り傷の跡。リアス様の騎士であり剣士の端くれでもある僕にはわかる。このシスターはまるで狩りの様に追い回されてなぶり殺しにあったのだと。

 

「くっ……」

 

 口に苦味が拡がる。イッセー君の人の良さが僕にも移ったのだろうか。憎き神の使徒が死んだというのに僕は不快感を抱いている。これは喜ぶべき事なのか、恥ずべき事なのか……。

 

「やっほ。おっひさだねぇ♪」

「アイムシ〜ンギング♪ ザ♪ レイン♪」

 

 片方は見知っている。

 確かイッセー君に返り討ちにあったフリードとかいうはぐれ悪魔祓い。もう一人の下手な歌を歌っているフルフェイスメットの男はよくわからない……。だが、奴からは嘗ての同志達の様な聖剣使いの因子を感じる。どういう事だ……!? 

 

「よう、元気だったかイザイヤ?」

「……!!」

 

 僕は辛うじて動揺を抑えた。なぜあのフルフェイスのマスクを被る男は僕の呼び名を知っているのか? 

 

「リアス・グレモリーの眷属になって、ダチも後輩も出来てハッピーハッピーって感じか? 羨ましいねぇ全く」

「ちょいとちょいと! ノロイの旦那! 俺っちを差し置いて昔話に花を咲かせないでくんなまし!! 俺っちとしてはこの澄まし顔の悪魔ヤローにちょいとした因縁がありやしてねぇ……ヒヒヒ」

 

 癇に障る引き笑いをしながらフリードはメットの男の名を呼ぶ。ノロイ? 聞いたことのない名前だが何故僕の過去を知っている口ぶりで話すのか……? 

 

「……まだこの街に潜伏していた様だね。

 今日は何の用かな? 今日の僕はあいにくと機嫌が悪くてね」

「ハッハハハア! 今日もだろ? お前はベースが不機嫌じゃねえか。なんで僕だけ生き残っちゃんダロー。

うえーん、悲しいよー寂しいよーってな。バッカじゃなかろっか♪ ルンバ♪」

「だからノロイの旦那! 俺っちとこのクソ悪魔の感動の再会なんすから脇から口を挟まねーでくだせーな!」

 

 見え透いた挑発だ……。乗るな。ノロイとかいう男の真意をまずは探るべきだ。そうだ。僕は冷静だ。

 

「彼奴等は弱いから死んだってんだよ。わからねえかなぁ? そんなワケでイザイヤよぉ、うす甘い自己陶酔を抱えながらくたばりやがれ」

 

 声のトーンが変わるや否やノロイは発砲してきた。

 

『魔剣創造!!』

 

 僕は咄嗟に魔剣を錬成し、その銃弾を弾く。

 

「不意打ちとは舐められた物だね。顔を隠すだけあって姑息な真似をする」

 

 距離を詰めようとした瞬間、背中に凄まじい激痛が走り、肺が爆発したかの様な衝撃が僕を襲った。

 

「かっ……!?」

 

 背中に被弾した!? なぜだ……!? まさかフリードやノロイに増援でも現れたというのか? いや、そんな気配はない。

 

「うっひょー! 流石ノロイの旦那! 魔弾の射手の異名は伊達じゃねーッス! それはそれとしてキーバくぅん! 

これなーんだ?」

 

 そう言ってフリードは何かを取り出した。

 あれは……!? ぼやけていた視界が晴れて、痛みが怒りで吹き飛ぶ。何故ならば、フリードが持っていたのは……。

 

「聖剣……!?」

「さよーでございますともさあ!! ここにありしはエークス→カーリ↑バー↓でござんす!! テメーのしょーもねえ魔剣と俺っちのスンバラシイ聖剣どっちが上でございましょうかねー? ギャハハハハ!! 答えはCMの後!」

「うおぉぉぉぉ!!」

 

 僕は雄叫びを上げながら、フリードとノロイへと突進する。

 僕の身体、いや命にかえてもアレの存在だけは許してはおけない!! 

 

 ー

 

『お楽しみの後で悪いがなエロガキ』

 

 すやすや寝息を立てるアーシアとぐうぐう眠っているイゼベル様に挟まれている俺の頭にドライグの声が響いた。

 何だよ全く……。俺は今モテ期の到来に胸踊らせ、いい夢見てる所なんだよ……。

 

『木場とかいうお前の知り合いが死にかけている』

 

 何だと! そういう話はもっと早く言えよ!! この人でなし! いや、ドラゴンだが! そんなくっだらねえ話はどうでもいい! 木場がヤバいって!? 

 夢なんて見てる場合じゃねえ! 

 俺はパンパンと顔をはたいて気合を入れ直すとアーシアを揺さぶる。アーシアには悪いが木場がピンチなのだ! 

 

「アーシア! 起きてくれ!」

「むにゃ……イッセーさん……お早うございます」

 

 寝ぼけ眼のアーシアも可愛い。しかし、今はそれどころじゃないのだ。ともかくアーシアに事情を簡潔に説明する最中にイゼベル様も目を覚ましたようだ。

 

「どうしたイッセー、ひどく慌てて」

「どうしたもこうしたも……木場がピンチらしいんです!」

「なんじゃと! ……で、木場というのは誰ぞ」

 

 テンプレなボケをかまされ俺とアーシアはスッテーンとこける所だった。

 

「ヒドいですよぉイゼベル様! 

 木場さんは私達と同じリアスお姉様の眷属でイッセーさんのお友達ですう!」

「おお! あやつか! 剣使いの!」

 

 ポン、と拳を掌に落としながら思い出してくれた所悪いんですけど『魔剣創造』ですからねイゼベル様! 

 

「イッセーの友であるなら捨て置くワケにもゆかぬな。どれ、木場とやらの所に向かうとするか」

 

 そう言ってイゼベル様は指をパチンと鳴らす。まさか全裸のまま木場達の所に!? それは社会的にマズいです!! せめて着るものを!!

まあ、サービスなのかすぐに服は構築されたけど。

 

 ー

 

「うっひょー! さっすが悪魔! 腕一本切り飛ばされてもまだ向かってくるなんてアテクシ涙がちょちょ切れますわあ! 序にエクスカリバーは超々切れます! 俺っちは蝶々の様に舞いクソ悪魔の木場たんはキリキリ舞い!」

「ラップ上手えなあフリード君」

「フッヒ! でしょう? うぇーい!」

 

 フリードは僕に痛みを与える事で愉悦を感じている様だ。やられる僕としてはたまったものではないが。風の魔剣で止血はしているが痛覚が遮断されているわけじゃない。油断すると気を失ってしまいそうな、寧ろ気を失ってしまった方が楽になれそうな激痛と、それに伴ってやってくる吐き気。

 

「随分と頑張るなあイザイヤ? そんなに死ぬのがイヤか? 死んじまったほうが幸せな事ってのが世の中にはたあーくさんあるってのにな」

「御高説は痛み入るが、そういうワケじゃない」

 

 ノロイが銃で首筋をトントンと叩きながら『命冥加な奴だぜ』とでも言いたげなトーンで話してきたが僕は死ぬのがイヤなワケではない。これは罰なんだ。同志達の命を踏み台にして生きながらえた僕の。

 

「まー俺っちとしては泣き叫ぼうが我慢しようがどっちでもイーけどねん!! テメーがくたばる事であの兵藤一誠に少しでも精神的ダメージを与えられるならケッコーケッコー! コケコッコー!!」

「ははは、聖ペテロの逸話かあ? 鶏が鳴く前に3度私のことを知らないだろう。だったか? 聖人だのなんだのと言っても生き物は所詮自分が一番かわいいって事だわな。そうじゃねえっていう奴は本能に真っ向から外れた変態だぜ!」

「うっひょー! さっすが旦那! 俺っちの言いたい事をズバリ言ってくれますな!」

 

 フリードはノロイにサムアップしながらそう答える。

 

「まあ、木場たんにもそろそろ飽きましたんでここらで死んでもらいやしょーか」

「だな」

 

 そして二人が僕に止めをさすべく銃と剣を構えたその時。

 

「変態で悪かったなあ! 何やってんだお前らぁ!!」

「ぐべらっ!? いたぁっい!!」

 

 聞き慣れたイッセー君の声と衝撃音、そしてフリードの悲鳴が僕の耳に届いた。

 

 ー

 

「無事か木場ぁ!!」

 

 俺は転移で瞬時に移動し、木場に声をかける。しかし、当の本人は生気のない虚ろな瞳をこちらに向けて……。

 

「ああ、イッセー君か……」

 

 そう呟くだけだった。その右腕の肘から先が切り落とされているのに気付くのには少し時間がかかった。そして同時になんか知らんヤツとイゼベル様の戦闘音にも気付いたのだ

 

「バイサー! アーシア!」

 

 俺は木場の回復をアーシアに、その二人の護衛をバイサーに任せなんか知らんヤツに向き合うことにした。フルフェイスのメットに妙な革ジャンと黒いズボンはまるでバイク乗りみたいだ。

 

「なんだテメーは!」

「変なお兄さんだよ! ガハハハハ!」

 

 言うなり拳銃を発砲してきた! たぶん祓魔弾とかそういうヤツだろうが俺がそれしきのスピードの弾丸を見きれないとでも思っているのか! 即座に赤龍帝の鎧を身に纏い、銃弾を弾く! 

 

「かーらーのぉぉっ!」

 

 俺は背中からロケットが噴射するかの様に魔力をぶっ放し加速し、ヤツのメットを殴り抜ける! 

 しかしヤツの踏ん張りはライザー以上だとでも言うのか吹っ飛ぶ事もなく耐え抜きやがった!? 

 

「何!?」

「何じゃねーよ!? 赤龍帝の兄ちゃんよぉ!!」

 

 ヤツは拳銃ではなくドラ厶付の自動小銃を俺に向けて乱射してきた! 

 

「ぐおおぉぉぉっ!?」

 

 鎧の隙間から幾つか被弾してしまったがこのダメージには覚えがある! この生きている事を投げ出したくなる位の激痛は……! 

 

「お前……マグダラの仲間か!?」

「解るかい? こいつの弾にはアイツの髪を練り込んであるのさ。並の悪魔なら一発貰えば忽ちスライムみたいに溶けちまうシロモンなんだがなァ。大したモンだぜ」

 

 そんな所で感心されてもまるで嬉しくねえよ! ドラゴンショットを放とうにも今の状態じゃ威力が強すぎる……! 

 

「ハハハハハ! 技に威力がありすぎるってのも良し悪しだよな赤龍帝! 俺としては街を踏み潰さない様に気を遣う怪獣映画を見ているみたいで笑えて仕方ねェけどな!」

 

 自動小銃からハンディ・ショットガンに持ち替えながらノロイは俺の迷いをせせら笑う。

 

「ちいいっ! この外道共がぁ!」

「おうさ。何を今更な事言ってんだよ赤龍帝さんよお? 何でもありなら俺達ニンゲンに勝るものは無えってことよ!」

 

 バスゥン! とショットガンからスラッグ弾が放たれると俺の翼を貫通した! だが……! 木場の受けた痛みはこんなもんじゃない! 俺は痛みに耐えながら地面に魔力を放ち、砂埃を巻き上げる! 

 

「アーシア! バイサー! イゼベル様!」

「うむ」

 

 以心伝心というヤツだろうか。俺の目的をイゼベル様は即座に理解してくれたようだ。いや、寧ろ今回は木場を助けることが目的であってフリードやノロイを倒すことじゃない。戦略的撤退ってヤツだ。

 

「オイオイオイ! なーにトンズラかまそうとしてるワケ、クソ悪魔君がさあ!」

「全くだ。変態ながら無双の誉。赤龍帝の名が泣くぜ」

 

 二人が挑発してくるがその手には乗るものかよ。恥は一時、志は一生! 

 俺は烙印の風(デッド・ロン・フーン)で嵐の結界を展開し、イゼベル様の転移陣にて退避するのだった。




ノロイの外見は仮面ライダーRXのガテゾーンとロックマンXのVAVAを混ぜた感じをイメージしてね
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