しかし初期イッセーって色々拗らせてるよね。
お前の様な弱男がいるか。
化けるならジョックにでも化けるんだったな……。
(ん〜……何だかチンポがムズムズするなぁ……。すげぇ気持いい……)
目覚めたばかりのボーッとした感じのまま俺は自分の股間に目をやる。するとどうだ。藍色のロングヘアのお姉さんが俺のチンポをその御口でしゃぶっていた。
「え……か、カラワーナ……!むごぉ!」
「んふ♥おはようイッセー♥」
俺の声に気付いたのかカラワーナさんは俺のチンポから口を離し、俺に話しかけて来た。そしてまたすぐに俺のチンポを口に含んだ。おお……!すげぇ気持ちいい!!何だこれ!この柔らかい唇で竿をキュッて締められる感覚!プニッとした舌が裏筋を舐めあげる感じ!うわわわ!こんなのすぐ出ちゃう……!俗に言う朝シャンならぬ朝フェラって奴なのか!?目を閉じ、口を窄めて一生懸命顔を前後に動かすその姿が滅茶苦茶エロい!しかも俺のチンポは日を増すごとに太く、長く、雄々しくなっていくものなんだよ!喉の奥にまで届きそうなこのフェラはすげぇ辛いはずだ!なのに……
「んっ♥んふぅ♥じゅぽっ♥」
カラワーナさんはそんなのお構いなしに俺のチンポをひょっとこ顔でしゃぶってくれている。ああ!美人が台無しだよ……。俺みたいな転生したばかりの下級悪魔のためにここまでしてくれるなんて……。堕天使だなんてとんでもない!カラワーナさん、あなたは天使です!
「んっ♥んっ♥じゅぽ♥じゅるるっ♥」
「く……ぅ……。お、おはようカラワーナさん」
まるで返事をするかのように激しく顔を前後に動かす。すげぇ気持ちいい!もう、我慢できない!で……出るっ!!
「く……うぁっ!」
俺はカラワーナさんの口に精液をぶちまけてしまった……!まるで蛇口を一気に捻った時の勢いだ!ドピュッ!ドピュッと何度もカラワーナさんの喉に精液を叩きつける。
「ん……♥んっ♥」
グビグビ、とのどを鳴らしてカラワーナさんはうっとりした様に精液を飲んでいる。
「はぁ♥……ん♥朝から元気だな、イッセー」
カラワーナさんは口元を拭いながら俺を見つめてくる。その瞳はトロンとしていて色っぽい。こんなエロエロ美堕天使が朝フェラをしてくれたという事実を前に俺は喜びに打ち震えた。一糸纏わぬカラワーナさんの黒い翼はバサァッと大きく広がり、その裸体を彩っている。
「カラワーナさん!」
俺はたまらずカラワーナさんに抱きついた!フニフニした柔らかいオッパイの感覚が俺の顔にダイレクトアタック!ああ!幸せすぎる!
「イッセー……お前にそんなに私のおっぱいが好きなのか?」
「はい!大好きです!!」
顔を埋めたまま俺は即答した。なにを隠し立てする事があるだろうか!好きなのに!
モデルばりに背が高く90は軽く超えるであろう豊満なカラワーナさんのおっぱいはまさにアトミック級!お色気核爆発!!
「そんなだらしない顔をするなイッセー♥
戦っていた時のお前は一体どこに行った♥」
「仕方が無いじゃないですかぁ!カラワーナさんのおっぱいが素晴らし過ぎるからいけないんですよ〜、でへへへ」
自分でも解るくらい緩みきった顔をしているであろうが今はそんな事どうでもいい!おっぱいが!カラワーナさんのおっぱいが俺を狂わせるんだぁ〜!
「全く……♥私以外の女にそんな無様で情けない様は見せるなよ♥ハーレム王を目指すのだろう?♥」
「はい!もちろん!」
当然だ!ハーレム王になるという目標は揺らがないぜ!俺はおっぱいに包まれながら大声で宣言した。そんな俺をカラワーナさんは優しく微笑んで見つめる。ああ、もう本当に美人だ……!最高過ぎるよこの美堕天使さまは……!
「イッセー、翼を出してくれないか?」
「えっ? あっはい」
俺が翼を出すとカラワーナさんはその黒い翼を俺の翼に絡める。羽毛がフカフカで柔らかい上にゾクゾクとした快感が体を走り抜けた。それはカラワーナさんも同じ、いや女性である分俺より何倍も凄い快楽が俺の体を駆け巡ってるようだ!
「ん……ふぅ」
「か、カラワーナ!」
つい呼び捨てにしながら、彼女を押し倒した。湧き上がる衝動のままに身体を弄り、その豊満な胸にしゃぶりつく!
「あ……♥イッセー♥そんながっつくな♥私は逃げないし、お前から離れるつもりもない、あうっ♥」
俺の翼が二枚から四枚に増え、カラワーナの翼だけでなく彼女のむっちりしたお尻や太もも、脚に絡みつく。その度にカラワーナの口からは艶っぽい嬌声が漏れた。
「はぁ♥……ん♥ああ、こんな風に愛してもらえるのは初めてだ!♥」
「お、俺だって……!」
イゼベル様やカラワーナとエッチな事をして分かった事がある。俺は今まで本当の愛って奴を知らなかったんだ!こんなにも他人を愛しく思えるなんて……まるで生まれ変わったような気分だ!悪魔だけど暗闇の中に月の光が差し込んだような気がするぜ!
「カラワーナ……愛して……ます」
「ふふっ♥ああ、私もだ。イッセー……愛しているよ♥」
カラワーナの笑顔が堪らなく嬉しい……!俺、この人に会えて本当によかった……!俺は唇を重ねた。彼女への愛しさが俺の心を満たしていく。彼女の唇の感触は飽きるどころかどんどん貪りたくなる一方だ!そして俺のチンポが彼女のとろっとろに蕩けたオマンコにあてがう。
すっかり準備は万端でまるで磁石の様に吸い付いてくる。
「カラワーナ……」
「イッセー♥……きて♥」
その言葉を聞くや俺はチンポを一気に彼女の膣に挿入した!その途端、凄まじい快楽が俺の脳天を直撃する。俺のチンポとカラワーナのオマンコがピッタリ合わさる感触に身震いするだけでなく目眩すら覚えた。これがイチャイチャセックス……。これが愛し合うって事なんだ……!カラワーナのオマンコがギュウゥッと俺のチンポを締め付け、精液を搾り取ろうとしてくる! 俺はたまらず腰を激しく動かした!その度にグチュグチュという卑猥な音が結合部から漏れてくる。
その音を聞く度に俺とカラワーナは興奮し、さらに動きを激しくした。
「あああっ♥は、激しいっ♥も、もう少しゆっくり♥」
「で、でもカラワーナのオマンコが気持ち良すぎて……っ!」
「そ、そうか!なら仕方ないな♥好きなだけ私と気持ちよくなって♥イッセー♥」
ああっ!なんて優しいんだこの人は!俺はその優しさに甘えるようにさらに激しく腰を打ち付ける。その度に彼女の豊満な胸が大きく揺れ動き、俺の興奮を煽った。
更に熱を帯びた彼女のオマンコがキュウゥッと俺のチンポを締め付ける!や、やばい!もう限界だ!!早く抜かないと!
「イッセー♥」
カラワーナが俺の首に手を回してくる。そして耳元で囁いた。
「私の中に……お前の熱い精液を注いでくれ♥」
ああ!もうダメだ!俺は我慢の限界だった!彼女のオマンコの奥に思い切り射精した!凄まじい快楽に頭が真っ白になる……! ビュルッビュルルルッ!!と俺のチンポから大量の精液が迸ると同時に俺もカラワーナも絶頂に達した。
「「あ……♥はぁ♥」」
絶頂の余韻に浸りながら俺たちは繋がったまま抱き合った。お互いの体温がとても心地良い……。しばらくそのままでいたが、頭に凄まじい衝撃を襲う!まるでハリセンで叩かれたみたいだ!
「余を差し置いて何を朝から降天使すれと乳繰りあっておるのじゃ!!」
振り返ると顔を赤くして怒っているイゼベル様のお姿が!
「す、すいません!つい……。でも、イゼベル様は俺がハーレム王になるのを認めてくれたんじゃあ……」
俺は慌ててイゼベル様に謝る。だが、イゼベル様はそんな俺に対してワハハ、と豪快に笑って見せた。
「確かに言ったがの、それとこれとは別問題じゃ!余を差し置いて乳繰りあうなど言語道断なのじゃ!イッセー!余はそなたの夢を認めたが、何もせぬとは言わなかったであろう?まだまだ青いの?」
「は、はい……」
「と、言うわけでイッセー。そなたにはおしおきじゃ♥」
お……おしおき?一体どんな事を……。
痛かったり怖かったりするのは勘弁してくださ〜い!
ー
で、今俺はお風呂に入っているワケですが……。側にはイゼベル様が鼻歌を歌われながら俺の背中を洗ってくれています。そのおっぱいにて!俺の背中を!
「イゼベル様……」
「む?なんじゃイッセー?」
鼻歌を止め、微笑むイゼベル様は本当に美しい。もしも悪魔と堕天使の戦争が無ければ彼女は人間界でアイドルとして活躍しても可笑しくないんじゃなかろうか?いや……今でも充分その美貌を活かせるはず。あと胸も! 俺はそれをおくびにも出さずに答えた。
「あの〜、おしおきって一体なんですかね?」
「ふふふ。それは入浴の刑じゃ!」
ドヤァ&ふんす、と鼻息も荒くイゼベル様は言い切った。か、可愛い。じゃなくて!
「あ、あの〜……お言葉を返す様ですが我々の業界でなくともこれはご褒美ではないのでしょうか?」
「う、煩いのう!余が刑罰と言ったら刑罰じゃ!分かったら黙って背中を流されるのじゃ!罰なのじゃからな!」
顔を真っ赤にしてそう言うとイゼベル様は冷水を背中にかけてきた。
「あばばっ!?ちべたいっ!?」
「ほ〜れ、どうじゃ?油断しているからじゃ!は〜はっはっはっは!」
とカラカラ背中を流すイゼベル様の姿は小悪魔のようだ。なんというか……とてもかわいい。その美貌とおっぱいはカラワーナやリアス部長にも劣らないが何というか子供っぽい可愛らしさがある。
「は、反撃します!」
「なにっ? はう……ううっ♥」
俺はイゼベル様に対しじゃれ合うように後ろからシャワーにて冷水をかけると子供っぽさは消え去り一気に妖艶な雰囲気へと早変わり。
「はぁっ♥はぁ♥……全くもう!仕方ない奴じゃのうイッセーは。そなたには何をやってもご褒美になってしまうではないか♥♥♥へくちっ!」
小悪魔みたいな可愛さと女神様の美貌。さらには恋人の様な愛嬌が三位一体となり俺を魅了し、イゼベル様への愛しさが膨れ上がる!
「イゼベル様!」
「あっ♥ま、待つのじゃイッセー……。んっ♥」
無論待つつもりなどない。冷えたイゼベル様の身体を温めるべく四枚の翼で彼女を優しく包み込んだ。
「ふぅ……イッセー。そなたの体温は余に染み渡るのぅ……。名湯の如しじゃ♥」
「それを言ったらイゼベル様の御身体だってとても名湯ですよ。温まりすぎて溶けちゃいそうです」
「ふふ……そうか、余はそんなにもお主の身体を熱くしておるか♥少々面映ゆいのぅ♥」
そして俺の首筋に手を回して抱き寄せてきた。その仕草に俺も翼を巧みに操って彼女の華奢な身体を抱く!あぁ!この感触、手で触るのとは違った趣きがある!
「イゼベル様……」
「うむ。許すぞ♥」
俺は許しを得るや否や手を繋ぐ。恋人の様に指を絡ませ合い、手を合わせ……互いの顔が近づく。そして俺たちは口づけをした。
「んっ♥ちゅっ♥ちゅむ♥」
柔らかい唇に舌を這わせるとイゼベル様は口を開き俺の舌を口内へと受け入れる。唾液が舌と舌に絡まり合い、ニュチャニュチャという卑猥な音を奏でながらお互いの口腔を愛撫し合う!なんて甘い唇をしてるんだこの方は……!少し気を許せば腰が砕けてしまいそうだ!!
「むう……。余を翻弄するとは憎い男よ♥」
「してやったり……ですかね?」
正直、カラワーナとする前だったら欲望のままにペニスをイゼベル様の中へと突っ込んでいたかもしれない。それほどまでに魅力的な人だ!でも……今は違う。愛を育みたいんだ……!カラワーナにしたようにイゼベル様を愛したい!!
「じゃが、まだまだ甘いの♥」
「え……?うおぉ……」
イゼベル様が不敵な笑みを浮かべると俺の腰にその御御足を回してきた!そのままグイッと引き寄せると俺の体も引き寄せられる。彼女の豊かな胸がムニュリと密着する感触と同時に大海のような彼女の中に俺のペニスがゆっくりと沈んでいく!なんて……っ!?こ、これが【愛】か……!俺なんかじゃとても手に負えない大波のような快楽……!!ドロドロに溶けてなくなってしまいそうだ!!
「そなたにはたっぷり愛のお仕置きじゃ♥」
耳元でそう囁かれて俺の頭は一気に真っ白になった。ヤバイ、幸せすぎる……っ!カラワーナともセックスをした後だけどこのままじゃ……!
「よいぞイッセーよ……♥余の膣にいっぱい射精するがよい♥」
その言葉に俺の最後のタガが外れた!イゼベル様の腰に回している四枚の翼を強く動かし、腰を振る!豊満な胸に顔を挟まれながら俺は精液が迸るのを感じた……。
「ううっ!イゼベル様っ!」
「ふふっ♥そなたの熱い精を感じるぞ♥♥」
そのまま俺たちは抱き合ったままタイルに横になった。既に俺は二回目の射精をしており、消耗も激しい……。だが満足だ……!何というか今までで一番幸せなセックスだったような気がするぜ! そんな俺に対してイゼベル様は悪戯っぽく微笑みながらこう言った。
「本当に愛い奴よ♥この地上の誰よりもそなたを愛しておるぞイッセー♥♥」
その言葉で俺の思考は更に蕩けた。こんな女神様と愛し合えるなんて……!
結局そのまま3回戦、4回戦とイゼベル様と愛し合った……。
ー
「小腹が空いたのうイッセー」
そんなワケで散々盛った後の昼間、居間でせんべいを齧りながらイゼベル様が言った。
俺は腰が痛くてまともに動けない。
カラワーナやイゼベル様と節操なく交わり続けたせいだろうか……。うう、情けない。
「お祖母様、お昼はさっき食べたでしょう?」
「誰がババアじゃ牛乳降天使が!確かに聖書にも余の名は記されておるがの……。そんな話はどうでもよいのじゃ!これ、イッセー!使い魔への教育がなっておらぬぞ!!」
カラワーナの軽口にイゼベル様はムキになって言い返す。そして俺に向かって一喝した。
と言われても、使い魔とか奴隷にしてムリヤリとかはやっぱりハーレム王を目指すものとして少し違うよなって。せめて愛人とか恋人だよね!と兵藤一誠思うワケ。
「まったくもう。お昼ご飯を食べた後なのに急にお腹が空いたとか言い出すんですからお祖母様は」
「何を言うかカラワーナよ!確かに余は聖書にも記される様に、大昔より生きておるが肉体は未だ全盛期の瑞々しさを保っておるのじゃぞ!ピチピチじゃぞ!」
「え?ビッチビッチ?」
カラワーナってこういうタイプだったかな?よく笑う様にもなったけどイゼベル様に当たりがキツい様な。俺が知らないだけで二人とも仲が良くなったような。
「じ、じゃあ俺がハンバーガーでも買ってきますよ」
「イッセー。あまり彼女を甘やかすのは良くありませんよ」
「何故じゃ!余はイッセーのパートナーじゃぞ!」
二人が仲良く口喧嘩する所に挟まれて何だか少し居心地が悪い。と、ともかく俺が行ってこよう!
ー
腰が痛いからチャリンコを杖代わりに歩くなんてまるで爺さんみたいだな我ながら。
しかし夜になれば悪魔の力で回復するらしいけど、なかなか辛い。
「はううっ!」
「はわう!」
俺の腰に電流が走ったのと同時にどこかからボスン、と路面に俺と誰かとチャリンコが転がる。その衝撃で若干、ケツが割れた。いや、元からだけど!
ともかくも視線の先にはシスターが転がっていた。シスターなんて漫画やアニメでしか見たこともなかったから新鮮な感じ。
いや、堕天使や悪魔、果ては女神様まで出てきたからそれに比べればシスターなんてかなり身近か?
「はわ、はわわ……なんで何もない所で転んでしまうのでしょうか?フリードさんからは『恥ずかしーラブコメ体質ですなあ!』と言われてしまいましたし」
と、ひとりごちているシスターさんの見た目は大分若い。俺と同年代くらいかな?
「あ、大丈夫ッスか?」
取り敢えず手を差し伸べる。誰がどう考えたってハンバーガーよりも女の子の方が優先だ。
「あ、ありがとうございますぅ」
差し出した俺の手をシスターさんは起き上がったその時。
ぶわっ、と車が高速で通り過ぎた風でシスターさんのヴェールが飛んでいった。
拍子で束ねていた金色の長髪が解き放たれ、ヴェールが宙を舞う。エメラルドの様な淡いグリーンの瞳はまるで人形の様な可憐さを思わせる。犬も歩けば棒に当たるというが棒なんてものじゃない。まるで天使が目の前に舞い降りたようだ……。
「すいません。急いでいたものですから」
「いやいや。キミみたいなカワイコちゃんにぶつかるなんて神に感謝ですよ!あいたたたた!!」
腰ではなく頭を金槌で殴られた様な激痛に俺は頭をおさえる。と、シスターさんは心配そうな顔を浮かべながら俺の顔を覗き込んできた。
「大丈夫ですか?どこかお怪我でも?」
「はい!たった今キミの瞳に心を撃ち抜かれて頭のネジがはじけ飛びました!」
って何をナンパみたいな事を口走っているんだ俺は!?今の激痛は多分悪魔となった俺が神に感謝してしまったからだろう。
『貴方、神は信じている?』
『いえ、クリスマスを絶対許さない市民の会には入会していましたが』
『……よくわからないけれどイッセー。悪魔になった今の貴方にとって神の聖なる力は猛毒に等しいものなの。だからお祈りや教会に近づいては駄目よ』
『マジですか!?』
『でも神社は構いませんわよ。姫島神社は堕天使以外ならば誰でも歓迎でしてよ。うふふ』
う〜ん、懐が深いな日本の神様!ってそんな話よりもまずはシスターさんに謝らないと!
「すいません。キミが余りにも美しすぎて思わず本音が口から……。俺、兵藤一誠って言います。皆はイッセーって呼んでますけど」
「まあ、イッセーさんって面白い方なんですね」
おお、シスターさんだけあって何と慈悲深い。この出会いはまさに運命!是非ともシスターさんのお名前を。
「私、アーシア・アルジェントと申します!アーシアと呼んでください」
以心伝心とはこの事か!それにしてもこのアーシアって子、とても清らかな雰囲気だな。やっぱり教会の関係者なのかな?
「それではイッセーさんですね!よろしくお願いします!」
ペコリと頭を下げるアーシアに思わずキュンときた。こんないい子は会ったことがないや!
「いやー、よろしくお願いします!アルジェントさん!」
と、俺が返すとアーシアは手をパタパタと振りながら困ったように笑う。
「あ、あの……できれば私の事はアーシアと呼んで欲しいです」
「はい!じゃあ俺もイッセーでお願いしますね!」
そうして俺は初めての女の子のお友達ができた!いや〜嬉しいなぁ!!
カラワーナとイゼベル様は恋人だからノーカン。初めて女の子のお友達ができたぞ!
「あの、イッセーさん。ひょっとして腰を痛めてませんか?」
アーシアが俺の腰に手を当てる。何だろ?ただ触られてるだけなのにすっごく気持ちいい……。ああ、何だろうこの癒やされる感じ……。
気がつけば俺の腰の痛みは消え失せていた。
「凄い……!腰痛が消えた!」
と、驚く俺にアーシアは微笑む。本当に何者なんだこの子は!?聖母のような笑みがますます俺の心を掴むぞ!恐らくは神器の力なんだろうけどその様な些細な事はどうでも良い!
などと考えていた矢先、彼女の鞄に入っている地図が目に入る。スマホではなく地図という辺りがある意味渋い。「これって教会ですよね?しかも結構近いな」
「はい。私はこの町の教会に赴任したんです」
……え、赴任!? まあ良いや!アーシアと会えた事に比べればそんな事は些細な事だ!いや、些細でもないのか!?
またしてもリアス部長に釘を差された事を思い出す。
『いい、イッセー?貴方の神器の力は私達の想像よりも凄いものだけど無闇に戦ってはダメよ。特に教会や神に属する悪魔祓い祓魔師との戦いは避けなさい』
『でも……俺の神器があれば……』
『と、思うでしょう?所が向こうは聖書の時代から征伐と粛清に明け暮れた言わば誅殺のエリートよ。そんな連中にしてみれば転生して間もない貴方はいわば子馬も同然。忽ち殲滅されるでしょうね』
確かにそんな連中と悪魔の俺が戦えばあっという間に消滅だ。しかしアーシアは教会関係者のシスターさん!ならば恐らく大丈夫だろう!
「あの、アーシア?良ければ俺が案内するよ!さあ、乗った乗った!乗って悪いのは無賃乗車!」
俺は自転車に跨がりアーシアを促す。
法律違反?知らないねえ!俺は悪魔だから!悪魔だから大丈夫!
「あ、ありがとうございます!イッセーさん!」
アーシアは俺の背中に抱きつきながら嬉しそうに微笑んだ。あぁ……背中に当たるこの感触も堪らないな……。
あんまり原作そのままだと運営からまた怒られるから(震え声)