イッセー視点
「フハハハハ! 僻地の蛮神如きには過ぎた力だが冥土の土産に語るがいい!
この不滅のラーフの実力をな!」
腹に顔があり、首なしの六本腕のアシュラであるラーフとかいうヤローが俺達にそう宣言すると、六本腕のそれぞれに剣や槍、斧といった武器を実体化させた。
不滅だが何だか知らないが殴ればダメージはあるんだろ! だったら倒せる!
「ドライグ! 開幕からフルパワーで行くぜ!」
『いいのか相棒? 奴の能力や耐性が分からん以上、最初は慎重に行くべきだ』
ドライグはそう言うが大丈夫大丈夫!
今の俺はイゼベル様やアマテラス様から加護を受けた身!! こんなヤツに遅れを取るはずが無い!
「行くぜ! うおりゃあああああああ!」
『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!!!!!』
俺が赤いオーラに包まれ、赤龍帝の鎧に変わる! ほら見ろ! 前は鎧姿になるので精一杯だったけど、今ならちょちょいのちょいだ!
「ほう。それが噂に名高い赤龍帝の鎧か。しかし借り物の力で我こそ帝なりと驕り高ぶるとは滑稽だな。赤龍帝? フハハハ!
今の貴様は卵を産むために飼いならされた家畜。言わば赤鶏帝よ!」
……!! お、俺がチキンヤローだと! この野郎! ぶっ飛ばしてやる!
『Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost!!』
よし、準備万端だ!
「うおりゃあ!」
俺はラーフに殴りかかるが……
「温いわ!」
ラーフは六本の腕で俺のパンチの威力を分散させて軽く凌ぎ、口から凍える吹雪を吐き出してきた! パキパキ、と赤龍帝の鎧だけでなく翼も凍りはじめる。だが……!
「大いなる7つの丘! (バーブ・イリム)」
イゼベル様から頂いた喪神具。数字の6を象った様な三つの勾玉から太陽の様な光を発する事で凍結を防いだ。
『どうやら奴に打撃の効果は薄い様だな。ここはアマテラスやらタケミカヅチやらと連携を取るか、アメノトリフネから支援砲撃でもしてもらえばどうだ?』
「何言ってんだよドライグ!」
俺はドライグからの提案を却下した。今の俺はリアス部長と一緒に聖書同盟の立ち会いを頼むためにアマテラス様の所に来たんだぜ!? そんなみっともない真似が出来るかよ!
『……』
ドライグは反論せずに黙った。何だって言うんだ? まあいいさ! ライザーもふっ飛ばしたあの技ならこんなヘンテコアシュラなんてイチコロだぜ!
あの時の要領で右手に悪魔の闇の力、左手に堕天使の光の力をイメージして融合させる……。
「ほお、アレが噂の聖魔剣に等しい聖魔融合の力か」
「そうですわアマテラス様!」
そうアマテラス様に言うその顔は誇らしげだった。アマテラス様もリアス部長も認める俺の強さ。
「喰らえ! 聖と魔を掌握せし覇王(トゥイン・ロード)!」
光と闇が融合した一撃必殺のエネルギー波! これをマトモに受けたら不滅だろうが不死身だろうが一溜りもないさ!!
だが、ラーフは不敵な表情で腹の口をぐぱあっ、と大きく開くやそのまま呑み込んでしまった……!?
「あ……うう……!?」
思わずたじろぎ、後退りしてしまう。
クソッ! 何やってるんだ俺は!! これじゃアマテラス様やリアス部長だって俺に愛想を尽かしてしまう……。
足が萎え、翼が縮こまるのが解る。
「さて、それで終わりか? 今度はこちらの番だな」
転じてラーフは六本の腕をそれぞれ高天原の地面に押し当て、衝撃波を放つ! ダメだ! 身体が上手く動かない!?
「うわあーっ!?」
『どうした相棒! 避けられぬ様な攻撃では無かっただろう!』
大きく体勢を崩してしまった俺にドライグからの檄が飛んでくる。頭では解っているのに身体が上手く動かない……。
「アマテラス様! タケミカヅチ様! 援護を!」
「うむ」
「応」
ああ、俺には任せておけないと痺れを切らしたんだろう。リアス部長はアマテラス様とタケミカヅチ様にそれぞれ援護を頼み、二人はラーフへと向かっていく。
が、リアス部長はつかつかと俺の元までやって来てしゃがみ込み、俺の顔をぐいっ! と強引に自身へと向けさせた。
「このおバカ!」
ピシッ、と俺の頬に平手打ちが飛んできた。鎧を纏っているから痛みはなかったが、逆に痛みよりも衝撃で頭の中が一瞬真っ白になる。
「リアス部長……何で?」
俺は訳も解らず彼女の顔を見る。その顔は憤りながらも今にも泣き出してしまいそうなそんな表情だった。
「どうして皆を信頼しないの! これからの戦いは貴方一人の戦いではないのよ! 悪魔だけではなく、天使、堕天使、他の神々。皆が手を携え合って敵に立ち向かわねばならないのよ!」
「クカカカカ! 戦いの最中で痴話喧嘩とは悪魔とは何とも愚か極まるな! その隙……もらった!!」
「させぬ!」
俺達を狙おうとしたラーフの双剣をアマテラス様の正拳が打ち砕く。主神なのにスデゴロ……!?
「愚かなりアマテラス! 我は日食の化身! 故に太陽神たる貴様に負ける道理などなし! 今度こそその力を完全に取り込んでくれるわっ!!」
ラーフは双剣を砕かれても怯む事なく、二本の腕でアマテラス様とがっぷり四つに組む。流石のアマテラス様でもあれでは……?
『いや、良く見ろ相棒』
なんとアマテラス様の方が優勢だった。
「ぐう、うう!? 馬鹿な! 貴様の腕は間違いなく我と相反するもの! その神格の差をどうやって埋めたと言うのだ!?」
「知れた事よ。我とイッセーの愛の力によってだ!」
……は?
俺、リアス部長、ラーフが目を丸くする中タケミカヅチ様はくっく、と面白そうに微笑んでいる。いや、笑っている場合ですか!?
「知れた事よ。我とイッセーの愛の力によってだ!」
「何故繰り返した!? この痴れ者めがあ!」
大事な事だから2回言ったのか? 或いは太陽は陰っても再び昇る例えの様なものなのか? ともかく、ラーフは青い肌が紫に鳴るくらいに激怒して牙を剥いてアマテラス様に攻撃を見舞うもののその攻撃には集中力が欠けていた。アマテラス様は伏せの姿勢にてその6本の剣の一斉横薙ぎを回避。クラウチングスタートの要領で距離を詰めた。
「随分と我のイッセーを笑いものにしてくれたが……顎を砕かれてもまだ笑えるか?」
「ぐが……ゴガアアアッ!?」
万力ばりに両腕に力を込めてのベアハッグにラーフは腹に顔があるせいで窒息しているせいか口から泡を吹き始める。
「アマテラス様!」
『Transfer!』
『譲渡』の力によってアマテラス様の身体が光り輝く! その威容は太陽神に相応しいものだった。
「リアス部長! アマテラス様!」
俺は咄嗟に二人へと呼びかけた。
一人一人の力じゃこのラーフは倒せないって言うのなら……!
「行くぞイッセー! 狙いを外すでない!」
ベアハッグからのジャーマンスープレックスという荒業をラーフへと見舞うアマテラス様のお言葉に従って俺は魔力を高める!
「ぐが……っ!? バカめ! こんな力押しでこのラーフが倒せるものかっ!」
ドオンッ!! と4本の腕で衝撃波を高天原の大地に発する事により空中で姿勢を制御した。流石アスラ軍団の幹部だけはある。
だが、一人で出来ることなんて高が知れている!
『chaosdragon Prominenceburst!!』
赤龍帝の篭手から声がすると俺の膝から下に足甲が展開された。太陽から発せられる知恵を象徴する大蛇の様な紅炎をイメージしたデザイン。これが今の全力全開!
「シャイニング・ウィザード!!」
「グレモリーブラスター!!」
「グガアアアアッ!?」
俺の必殺技とリアス部長の大技がクリーンヒットしたラーフは爆発四散……はしなかったが霧のようにかき消えていった。
『やったでありますか!?』
アメノトリフネちゃん(飛空艇モード)がフラグを立てそうな事を言ったが幸いにもラーフが現れる事はなかった。つまりは俺達の勝ちだぜ!!
ー
「ダメだな。国津神のアジトはもぬけの殻でさあ」
俺達が被災者の救助に勤しむ中シュボッ、とライターから火を出しながらタバコに火をつけ、アマテラス様にタケミカヅチ様が報告していた。
「ふむ……。今回ばかりは私の不徳の致すところだ。皆を責めてはならぬぞ。ところでオモイカネはどうしているか?」
「全力で奴らの残した暗号文を解読しております。畳の裏から瓦の隙間、果ては天井の裏までくまなく探しましたが乱数表の類は見当たりませんでした」
「その暗号文が偽物の可能性はないのか?」
「現状ではなんとも……」
な、なんだか俺の立ち入る様な話ではないな。今は救助活動に集中するとしよう。
「怪我人は直ぐにアメノトリフネが変化した医療船に収容する様に」
陣頭指揮を通り越して廃墟の残骸を人間(神様だけど)ブルドーザーばりにポイポイと撤去していくアマテラス様は実に頼もしい。高天原にはフォークリフトはいらねえな。アマテラス様がいる。
と、そんな冗談は置いておいてリアス部長は召喚したアーシアや小猫ちゃん共々医療スタッフとなって負傷者の治療を行い、救援活動はスムーズに進んだ。アザゼル先生も一部堕天使を連れて救援活動に参加してくれたし、聖書同盟締結前の実績作りとしては上出来と言える結果だろうな。
ー
「しかしトリフネちゃんは船になら何にでもなれるんだなあ……」
救援活動も一段落したその夜今度はカジノルーム付きクルーザーに変化したのだから俺も驚くばかりだよ。
「まあな。医療船から飛空艇、はたまた水陸両用のホバー艇、潜水艦、給油艦、突撃用高速艇……船なら大抵のものにはなれる。そんで丁寧に家具までついてくる。とは言え食い物や飲み物は持ち込むしかねえが……な。飲むかい?」
アメノトリフネちゃんの代わりにマフィアのボス……もといタケミカヅチ様が解説した。黒いスーツだからかどうしてもそっち系のイメージがチラついてしまう。
伝承からしてバリバリの武闘派だし……。ちょっと怖いなあ……。見た目だけならイケオジなんだけど。
「そうだイッセーよお。お前、乳がデカい女が好みらしいな。実は俺もそうだ。 それはそうとイッセー、トリフネをどう思う? アイツは船だけあって人を乗せるのが上手いヤツでな……俺にとっちゃ相方というより妹みたいなモンだが」
「ほーお、俺はこう見てもおっぱいには人一倍煩い男だぜ? 何せおっぱいのせいで堕天しちまったからな。
ところでミッテルトの事はどう思う?」
……って猥談持ちかけてられてるし!
俺より先にアザゼル先生がノリノリで答えてるし! さらっととんでもない事実を暴露してるよこの人ら! やっぱり駄目な大人だーっ!!
ー
「いや〜、ある意味有意義な話を聞く事が出来たぜ……」
『俺からすれば宇宙の果てがどこにあるかという事くらいどうでもいい話だったが』
俺がタケミカヅチさんとアザゼル先生とかわしたのは
【おっぱいとは吸うべきか! 揉むべきか! はたまたつつくべきか! 或いは挟むべきか! いやいや甘噛みするべきか!】
というお題目の下熱い議論を戦わせたのだ! なお結論はおっぱいとは宇宙の様にはてしないもの! 杓子定規に押し込めるべきではない! 激情とおっぱいを発散させずして何が人生だ!! となった!
『アホかお前らは……付き合いきれん。俺は寝る』
呆れ果てた様な口調でドライグは言うと右手がガクッと重くなるし尚且つ赤龍帝の篭手モードに転じてしまうわで散々だ! クソッ……鎮まれ……俺の右腕……なんてふざけてる場合じゃないんだよな……。篭手を引きずりながら寝室へ向かう。トリフネちゃんには迷惑かもしれないが、俺も大分眠い……。目を擦りながらドアを開けると───そこに居たのはトリフネちゃんだった……! しかもバニーガール姿というありがた……とんでもない姿である!
『お疲れ様であります♥イッセー殿♥』
ウィンクと共にトリフネちゃんが俺を労ってくれた。眠気も疲れも一気に吹っ飛んじまったよ! 地味系おかっぱ美人とは思ってはいたけど……これほどはっちゃけてくるとは……!!
「ぬ、脱ぐと凄いんだね……」
『お気に召して頂けたでありますか♪』
それはもう!
『けど、これはイッセー殿にだけ。秘密でありますよ♥』
小悪魔な笑みを口元に浮かべながらそう言うと俺の頭を胸に抱えてきた! これっておっぱい枕!? そのままゆっくりとトリフネちゃんは俺と一緒にベッドへ横になった。
そういやこの船はトリフネちゃんの化身でもあるから文字通りに抱かれて眠っているってワケだよな。
「ねえ……トリフネちゃん」
『何でありますか?』
「どうして君はここまでしてくれるんだい? 俺が君の主神であるアマテラス様に気に入られているから? だったら」
そう、俺はそれが気掛かりだった。
確かに今の俺はアマテラス様やタケミカヅチさんといった神話勢力の人達と縁ができた。その立場を利用して関係を迫るっていうのは……アマテラス様、リアス部長、なによりトリフネちゃん自身に失礼極まりない。しかし俺の危惧と不安を打ち消すかの様に仰向けの彼女は俺の顔をその雪原の様なかまくら級おっぱいに挟み込ませて後頭部を撫でてくれた。
『イッセー殿……♥某は貴方に一目惚れでありますよ♥』
脳を揺らし、麻痺させる魅惑の囁きだった。俺の緊張の糸もそこでプツンと切れる。
「そ、それって……」
『某は元から霊体であります故人間の様な子を成す事は出来ません……。それでも構わないのであれば♥』
据え膳食わぬはなんとやら!! 俺は思わずトリフネちゃんのおっぱいをむにむに揉んでしまう。左手からしか感覚が伝わらないのが悲しい……!! しかしもちもちでハリがあって……いつまでも揉んでいたい位の幸せが脳髄に伝わった。
『あぁ……♥イイッ♥♥』
「トリフネちゃん!」
口調が変化したのを皮切りに俺は思わず彼女の唇を奪う! ああ、柔らかいしいい匂いもするし最高だあ……!
なんで女神様ってみんなこんなにいい匂いがするんだ……反則だろ!!
『んふっ♥はあっ♥ちゅるっ♥じゅるるるっ♥♥ぷはっ♥♥』
トリフネちゃんの瞳が緩み、ふにょんとおっぱいが揺れ動いて俺を誘う。もう我慢の限界だった。俺はそのまま彼女のバニーガール衣装を破かんばかりの勢いで脱がしてそのたわわなおっぱいを揉みながら脇に舌を這わせる。
「毛は生えてないんだね……トリフネちゃん」
「ふああっ♥申し訳ありませんんっ♥某は船の化身でありますからあっ♥♥♥」
「船の化身なんだからツルツルなんだ? 脇だけじゃなくて……ここも♪」
いわゆるパイパンというヤツだった。
彼女のラメ生地の隙間から指を入れるとそれだけで彼女の口からは甘い声が漏れ出てくる。
『ああっ♥♥♥くふっ♥♥あっ♥♥んはっ♥♥』
「トリフネちゃん……すっげえエロいぜ……!」
バニースーツの股間についていたファスナーを下ろすとむわっと湯気が立つんじゃないかという蒸れ具合だ。ある意味で肉マンならぬアンマンってワケだな。
……って俺はエロオヤジか!!
くだらねー事言っているヒマがあるならトリフネちゃんともっと身も心も繋がって、もっとエロい事をしたい……! そう思いながら俺は彼女の小さな蕾を優しく撫でた。
『はああんっ♥♥♥ もうっ♥ だめえぇっ♥』
トリフネちゃんはそれだけで軽くイったらしい。膣穴はボイラー室ばりに熱く、湿りきり、いつでも準備OKの様子だった。ああ、もう我慢出来ない!! 俺はズボンとトランクスを脱ぎ去り、その剛直を彼女の蜜壺に正常位の姿勢で突き入れた!
「ふうっ……」
『い、イッセー殿ぉ♥某の膣内にっ……♥♥♥』
「うん、奥まで入ったよ。動くね」
俺はそのままゆっくりと腰を動かしていく。すると肉壷は俺のペニスをきゅんきゅんと締めつけてくるのでまさに至福の感触だ。
『ああっ♥はあっ♥♥イッセー殿のおちんちんっ♥♥某のおまんこの中でっ♥♥ごりごりしてますぅ♥♥♥』
「俺もさ。トリフネちゃんのお腹の中、凄く気持ちいいよ……」
『うれしい♥♥♥もっともっとイッセー殿と気持ちよくなりたいであります♥』
「じゃあこうして……ああ、トリフネちゃんの中キツいだけじゃなくてぬるぬるで気持ちいいっ……!」
俺は更に腰を早めていく。ああっ、こんな事が毎日できたら……! そんな風に思いながら夢中でトリフネちゃんと繋がった!
「ふああああん♥♥はあっ♥♥あんっ♥♥」
『ああっ♥はあっ♥も、もうっ♥♥♥
某はあっ♥♥♥』
「ああ、俺もだ!! 出すよっ!!」
そう叫ぶと俺達は同時に絶頂に達して膣内に射精した!
『んくうっ……♥は、あ……ああ〜……♥♥♥』
イクという言葉を恥ずかしがって我慢していたらしいが顔は正直だ。じわじわと弛緩していく彼女の中に俺は彼女を抱きしめる様にしながらビュルビュルと精を注ぎ込んでいく。
「トリフネちゃん、もっとヤろう……いや、ヤらせてくれるかな?」
『はい♥イッセー殿がお望みならいくらでも……♥♥』
そんな俺のワガママにトリフネちゃんはドロッドロのメス笑顔で答えてくれた。
ー
「イッセー……?」
「イッセー……」
「これ! イッセー!!」
三者三様の怒り声で俺は最高の夜から最悪の朝へと急転直下! アマテラス様、リアス部長、更にはイゼベル様までが俺を見下ろしている! 残念ながらエッチなムードではなくおしおきムードだ!
「ち、違わないけど違うんですよ」
滝のように汗が流れる。ヤバイヤバイ。
自分でも何を言っているのか解らねえ!
「余がそなたの栄達と成長を願ってこそアチラコチラに奔走していたというのにそなたは他の端女に現を抜かしておったのか?」
あ、あの目はヤバい! かなり怒っている!
浮気はまあ認めるが手放しで許してはくれない。お説教(物理)が確定だ!
「まさか昨日の今日でこの有り様とはな。
耐え忍ぶのも愛だが、時には叩き直すのも愛ということか」
はぁーっとアマテラス様が握り拳に息を吹きかけている。あの不死のラーフの不死っぷりも貫通したお説教(物理)が飛んでくるのか!? 死ぬ!? 死んでしまう!!
2回も死ぬのはイヤだー!!
『まあまあ、皆様。イッセー殿も反省している様子ですしここら辺で許されては如何でありましょうか?』
「黙れ」
「「あっ……はい」」
アマテラス様のど迫力に俺達は揃って口をつぐむしかなかった。
こうなったらなんとか部長からお慈悲を!
お慈悲を!!
「イッセー……たまには痛い目を見ないと解らない事もあるわよね? でも解って頂戴。貴方が憎くての行いではないの」
御御足に縋り付いて慈悲を求めても時既に遅し……!! 結局俺は3人から愛のお説教(物理&魔法)フルコースを喰らう事になってしまった……
ハーレム王への道は未だ……遠い……。