「はあ……♥はあ……♥もっと♥もっとちょうだい♥♥♥ イッセーくぅん♥♥♥」
「くぅ……!! カテレアさんっ!!」
まるでスポンジが水を吸うかの勢いで俺の精液をカテレアさんが求めてくる。
何度エッチしているかも解らないのにカテレアさんのオマンコは緩むどころか、俺のモノに絡みついて離そうとしない。
「あはぁ♥♥♥ イッセーくんっ♥♥♥」
カテレアさんはバックで繋がっている体勢から俺の玉を揉みしだきチューブから残りを絞り出すかのように揉んでくる。
「うわっ!カテレアさん!やめっ!!」
カテレアさんは、俺の反応が面白いのか玉を指を複数に増やしてまで揉みしだいてくる。俺はその刺激に耐えられずに再び射精してしまった。
どびゅーっ!!! と消火栓の弁が全開で放水するかのような勢いでカテレアさんの中へと射精した。
「あひぃぃっ!!イッセーくんっ♥♥ 熱いぃぃっ♥♥♥ とけちゃうっ♥♥♥ わたしの旧魔族のプライドが♥ キミのオチンポでとけちゃうぅぅっ♥♥ んんんっ♥♥♥
おっぱい♥ おっぱいモミモミされながら♥♥♥ オチンポから♥♥♥ オマンコにいっぱいだされながらぁ♥♥♥ イッセーくんにおっぱいモミモミされてぇ♥♥♥ イッちゃうぅぅぅっ♥♥♥ んふうううっ♥♥♥」
尻をキュッとあげてカテレアさんは尚も情欲の炎が納まらない様子である。
コウモリの羽はすっかりステンドグラスの様に綺羅びやかな翅へと変わり、当に妖精に相応しい姿へとなった。
「カテレアさん……綺麗です……」
俺がそう言うとカテレアさんは嬉しそうに顔を綻ばせる。下級悪魔のトカゲもどき、と俺を謗っていたのがまるで信じられない。
「うふふ♥♥♥ イッセーくんのおかげよ♥♥♥ こんな素敵な姿になれたのは……♥ ありがとう♥生まれ変わるっていうのはこんなにも素晴らしいことなのね♥♥♥」
「そうですよカテレアさん」
花畑空間にて俺とカテレアさんは抱き合い、愛を育む様に交わりを再開する。「んっ♥♥♥」
カテレアさんのぷるりとした唇を啄ばみ、カテレアさんの唇からは甘い吐息が漏れる。俺はその吐息を飲み込む様にしてカテレアさんにキスをする。
「んふ……♥ イッセーくん♥♥♥」
「はい、カテレアさん……」
「わたしね……キミの事が大好きになってしまったみたい♥♥♥」
大体な愛の告白に俺の心は俄然高鳴る。
もしかして年上属性が好きなのかなあ……俺?
「光栄ッス……カテレアさん」
「さん付けなんてイヤ♥ カテレアって呼んで♥」
「か、カテレア……」
「うん♥」
俺はカテレアの唇を奪いながら、再び腰を動かす。カテレアはそれに答える様にして俺の背中に手を回し、足を腰に絡めてくる。お互いの心が通じ合ったからだろうか俺達の精液と愛液がまるで反応を起こして粘り気を増したかの様に強く結びつく。
「あっ♥ ああっ♥ 感じる♥ オチンチンをはっきり感じる♥ 隙間なくみっちり♥
私のオマンコに……イッセーくんのおチンチン……♥♥♥ 埋まってるぅ……♥♥♥」
カテレアの膣内は、精液を搾り取るかのように俺のモノを強く締め上げて来る。
子宮口は亀頭に吸い付き、もっと出せと要求しているかの様だった。
そしてカテレアも俺と唇を重ねながら舌を絡ませる。お互いの舌と唾液が混じりあいまるで媚薬のように脳へと駆け上がる快楽物質が全身に波及した。俺はその麻薬じみた快楽物質をより強く得ようとカテレアの口腔内を犯していく。
激しいキスを繰り返しながら、俺はカテレアの膣内を激しくピストンする。
「んっ♥ んんっ♥♥♥」
キスで口が塞がっている為、カテレアはくぐもった声を上げる。しかしそれは決して痛みから来るものではないと俺は解っていた。その証拠にカテレアの膣壁は俺の肉棒を離すまいと強く絡みつき、子宮口は亀頭に吸い付いて精液をねだる様にちゅぽちゅぽと吸い付いているからだ。
「出すよ……カテレア」
「はい……♥イッセーくん♥」
そして俺のモノが限界を迎えようとするとカテレアは足を俺の腰に回し、両手は俺の頭を抱き抱えるようにして密着度を更に高める。
「ん……っ♥」
「んん……♥」
そして俺は再びカテレアの子宮へと精液を流し込む。どびゅーっ!どびゅーっ!! とカテレアの膣内は瞬く間に俺の精液に満たされていく。
「んふぅぅ♥♥♥ あはぁぁっ♥♥♥イッセーくんっ♥♥♥」
カテレアは俺にしがみついたまま、快楽を貪るかのようにガクガクと痙攣している。
カテレアの膣内は射精をねだるかのように俺のモノに吸い付き、その勢いは衰える事無く子宮へと流れ込んでいく。
「イッセーくん……♥♥♥ はぁ……♥」
そのままカテレアは体力の限界を迎えたのか俺にしがみついたまま寝息を立てた。
俺はカテレアをお姫様抱っこで抱えながら花畑から離れようとしたが、湖畔のほとりに誰かがいるのに気がついた。
覗いている、というワケではなさそうだがイゼベル様が作り出したこの卑し……もとい癒やし空間に入り込めるということは害意のあるものではないはずだ。
「おーい、誰かいるのか?」
「ひっ!? い、いないッスよ!?」
いや、いるじゃんか。というツッコミはさておきその姿と声には覚えがある。
金のツインテールにややキツそうなツリ目、更に背中にある2枚の漆黒の翼。
確かレイナーレの部下だったミッテルトだ。
「どうしたんだよ、こんな所で」
「それはこっちのセリフっスよ! 部屋で休んでいた筈なのにこんなメルヘン空間にいきなり飛ばされて……。 アンタも含めてウチの趣味じゃねーって感じなんスけど!」
え〜……いきなり怒られたよ……?
なんか嫌われる様なことしたっけ……?
いや、ありすぎる……。
確かレイナーレの妹分だし、『憧れのお姉様もよくもっ!!』とかそういう感じ?
これは「百合に挟まる男は万死に値する会」の会員としては士道不覚悟と言わざるを得ない。
『そんな士道があってたまるか』
ドライグのツッコミはさておき今はミッテルトの事だよな……。これから俺は激戦区に戻るワケだし、カテレアと一緒にここに避難してもらった方がいいんだけど。
しかしミッテルトは依然として俺を睨みつけてくるしどうしたものか……。
「そ、そう言えばレイナーレやカラワーナから落ち込んでるって聞いたけど、元気そうで良かったよ」
「ウチが元気かどうかなんてアンタになんの関わりがあるんスか!! 大体なんなんスかアンタは! レイナーレ様に飽き足らずカテレアまでコマして!ハーレム王だかなんだか知らないけど、不埒にも程があるッス!!」
ヒステリックに叫ぶミッテルト。
けど、攻撃まではしてこない辺り何か俺に訴えかけたい事があるのだろう。
「否定はしない。けど、レイナーレやカテレア、パイサーやカラワーナが悪いヤツのままこの世界からいなくなるよりはずっといいんじゃないかな?」
「うぐ……け、けど! ウチはそうはいかないッスよ! ヘンタイ! ヘンタイ!
あとヘンタイ!!」
う〜ん、悪口に語彙力がないし耳まで真っ赤にして……。可愛いけど、これはどうしたらいいんだ……?
俺がミッテルトとのやり取りに四苦八苦していると突如ミッテルトの服の中から声が聞こえてくる。
(フリードなんかにレイプされて汚されたウチでも……変われるのかな?)
これはミッテルトの声? いつの間に腹話術でも身につけたのか?いや、こんなカミングアウトは腹話術でもしないだろう!
『腹話術ではない。旧魔族派の幹部であるカテレアを抱いて妖精に転生させ、その魔王の力を取り込んだそなたに目覚めた新たなる力じゃ』
この声はイゼベル様!?
ま、魔王の力を取り込んだ俺に目覚めた力……!? なんか凄そう!!
(そ、それでその力とは!?)
『うむっ、それはの……乳語翻訳(パイリンガル)じゃ! 端的に言えばおなごの乳房からその者の本心を知る事もできる様になったということじゃ! 但し、悪用するでないぞ』
な、なんて素晴らしい能力なんだ!! これはもうイゼベル様から授かった様なものではないか!?
「な、何一人でブツブツ言ってるんスか? 気持ち悪いんスけど……」
(うう、やっぱりレイプされた汚いウチなんて万年発情ドラゴンのコイツから見ても女の価値がないんだ……死にたい……)
そうだったのか。ミッテルトだって女の子なんだ。あんなクズヤローからレイプされて精神にダメージを受けない筈がないじゃないか! 自分が情けなくなると共にミッテルトの傷を少しでも癒やしてあげたいと思った。俺はミッテルトを抱き寄せ、優しく頭を撫でる。
「ちょ……な、何するんスか……! こ、こんなんでウチが懐柔されるとでも思って……」
俺が頭を撫で始めるとミッテルトはまた顔を真っ赤に染め上げるが離れようとはしない。
「ミッテルトは綺麗だよ。あんなクズヤローの事なんて忘れちまえ」
「はあ!? お、女の子を取っ替え引っ替えしているアンタにそんな事言われてもぜんっぜん響かねぇんスけどー!!」
(だ、ダメ……そんなまっすぐな眼で……見ないで……)
ミッテルトの文字通り胸の内が解る。ミッテルトの心は震えていた。
「俺が、守ってやるからさ」
「う……ひぐっ……! そんなの無理ッスよ……ウチはあんたのトロフィー代わりじゃねーッス」
(今更……変われる訳ないじゃないスか……)
「本当だよ。これが証拠だ」
俺は自らに洋服破壊を発動し、生まれたままの姿になり彼女の前に勃起したチンポを見せる。
「な、なな……」
「勿論、ミッテルトがイヤならしない。
強姦するつもりなんて毛頭ないし、ミッテルトが嫌がる事なんてしたくない」
俺は彼女の目を見ながらそう告げると彼女は俺のチンポに目を釘付けにしながら口を開く。
「ほ、本当に……ウチなんかでいいんスか?」
「ああ、勿論だ。ミッテルトだからいいんだよ」
「……わ、わかったッス……」
ミッテルトは顔を真っ赤に染めながら俺のモノをその小さな手で握り、しこしこと扱きたててくる。
「くっ……ミッテルト……凄く上手だ……自分でするよりもずっといい……」
散々カテレアと交わって落ち着いた筈の俺の欲情に再び火が灯る。
「う、うん……」
ミッテルトは俺のチンポを扱きながら空いた手で自らの秘部を弄り始める。
俺の愛撫によって既に愛液に塗れたそこはクチュクチュと淫らな音を立て、ミッテルトは耳まで赤くしながら更に激しく手を動かす。
「今のミッテルト……凄くエッチで堪らないよ……可愛い……。キスしていいかな?」
「えっ……あっ……は、はい。イイっすよ……」
てっきりミッテルトは顎をクイ、と俺に上げられたものだからキスをされると思ったのだろう。ミッテルトは目を瞑りながら唇を尖らせて、俺の口付けを待ちわびている様子だった。
「んっ!? んん〜っ!? んん〜〜っ♥♥♥」
俺はそんなミッテルトに不意打ちのキスをすると、彼女は目を丸くして驚きの表情を見せる。 キスしたのは何も唇だけじゃない。彼女の腹には俺のチンポが深々刺さっているのだから。
「ぶはっ♥ あ、あっ♥ ひ、ひどおっ♥
ひどぉい♥♥♥ いきなり♥ いきなりセックスなんてぇ♥♥♥ ひゃああん♥♥♥」
駅弁の態勢でミッテルトは翼を使ってバランスを保ちつつ、俺のチンポを深くまで咥え込む。
「あっ♥ ああっ♥ うごか……ないでぇ♥♥♥」
「解った……先ずはお互いの繋がりをゆっくり深め合おうな……ミッテルト」
「そ、そういう意味じゃ……んむぅ……♥♥♥」
ミッテルトの抗議も終わらない内に俺は再び彼女の口をディープキスで塞ぎ舌と舌とを絡み合わせる。
「んふぅ♥ ちゅる……れろぉ……♥♥♥」
ミッテルトの口内は熱く、彼女の唾液はまるでレモンキャンディのように甘い味がする。俺はその甘酸っぱさに誘われるがまま彼女の小さな舌を吸い出し、俺の口へと引き入れる。
そしてそのまま舌で彼女の舌を舐め回し、歯茎や裏側も余す所なく舐め回す。
「んっ♥ んんっ♥ あむぅっ♥ んっ♥♥♥」
「おいおい……動いちゃダメだって言ったのはミッテルトじゃないか?」
ミッテルトは自ら俺に抱きつき、俺のチンポを深くまで咥え込んだまま腰を振っている。
「だ、だって♥ こ、こんな気持ちいいコト……♥ がまんなんてぇ♥♥」
ミッテルトの蜜壺はきつく締めあげていながらも、ドロドロに蕩けた膣内は俺を受け入れようとウネウネと波打ちながら俺のモノをキツく包み込む。
(ふあああっ♥ ああっ♥ なんだか……安心するぅ♥♥♥ きもちいいだけじゃなくて……♥「安心」できて……きもちよくて……しゅごくイイよぉ♥♥♥)
俺はミッテルトを優しく抱きとめつつ、彼女の頭を撫でてやる。するとミッテルトはしがみつく様に抱きついていた手を俺の背中に回し、もっと撫でてと言わんばかりに俺に胸を押しつけてくる。
「ああっ♥ あああっ♥ イッセーさまっ♥ 好きぃ♥ 大好きッスぅ♥♥♥」
(ああ、ミッテルトが俺を受け入れてくれたのが解る……!)
まるでセミが長い地中の暗黒を抜け、古い殻を破って生の悦びを謳歌するようにミッテルトは俺にしがみつきながら腰を振り続ける。
「ミッテルト……俺も好きだよ」
「あ、ああんっ♥♥♥ 嬉しいッスぅ♥♥ イッセーさまっ♥ イッセーさまぁ♥♥♥」
俺なんかの言葉とエッチ一つでここまで反応してくれるのが本当に嬉しかった。
彼女を満たしてあげたい。もっと彼女と一つになりたい。そんな感情が俺の中で渦巻く。
「あっ♥ あっ♥ イっくぅ♥♥ もう……だめッスぅ♥♥ う、ウチだけイクのイヤ♥♥♥
イッセーさまもイッて♥♥♥ いっしょに♥
うごいて♥ 動いてぇ♥♥♥」
あのミッテルトが急かすように俺にチンポをねだり、可愛くおねだりをしている。
それだけでもたまらないのにミッテルトは自らの子宮口まで俺のモノを咥え込み、射精を促してくる。
(ああっ♥ もう……だめッスぅ♥♥ イッちゃうっ♥♥♥)
「ミッテルト……出すぞ……!」
俺はミッテルトの腰を掴み、下から思い切り突き上げる。
「あっ!♥ あああぁ〜〜〜〜っ!!♥♥」
そしてそのまま彼女の膣内に精液を解き放つとその身体に変化が訪れた。
背丈は変わらないが、先ずは背中の翼がセミの様な翅に変わり、更にはばるんっ♥むくむくっ♥とアーシアやゼノヴィアにも引けを取らない豊満なバストがミッテルトに実る。
「あはぁ……♥♥♥ ウチ、生まれ変わってゆく……♥♥♥でも、いいっ♥♥♥ 生まれ変わるっ♥♥♥ 生まれ変わるっ♥♥♥」
そして俺のチンポを包み込んでいたミッテルトの膣内も変化が訪れる。まるで無数のミミズのような肉ヒダがウネウネと波打ちながら俺のモノに絡みつき、射精したばかりの敏感な亀頭をじゅるじゅるの舐め回す。 こ、これが妖精とのセックスなのか……!?
ばるん♥ばるん♥と俺の目線がミッテルトのおっぱいに釘付けになる。
「ああ……ミッテルトのおっぱいもエッチだ……」
俺は思わずミッテルトの乳房を揉みしだき、その先端にあるピンク色の乳首を口に含んで吸い上げる。
「あっ♥ ああんっ♥♥ イッセーさまっ♥♥♥」
すると俺のモノを咥え込んでいたミッテルトの膣内がまたキツくなり、更には無数の肉ヒダが俺のチンポを扱き始める。
「くっ……!え、エロすぎるぞミッテルト!!こんなエロエロ妖精に転生するだなんて……!!」
「んはあああっ♥♥♥ イッセーさまのオチンポ♥♥♥ おっきくなるっ♥♥♥」
俺とミッテルトの顔の合間にぷっくり膨らむ乳輪とコリコリになった乳首を2人でソフトクリームを分け合うカップルの様に舐め合い、貪り合う。俺の興奮もミッテルトの興奮も最高潮に達し、2人同時に絶頂に達した。
「イッセーさまっ♥♥♥」
「ミッテルト……!!」
そして俺は再び射精する。
ミッテルトのおっぱいを操縦桿のようにして俺は腰を突き上げ、彼女の子宮口へと精液を流し込む。
「あはぁ♥♥♥ あつい……あついッスぅ♥♥♥」
そしてミッテルトは俺の射精を受け止めると同時にその小さな身体とその見た目に不釣り合いな火照りきったおっぱいをビクビク、ばるるん♥と震わせる。
「はあっ……♥♥♥ はあっ……♥♥♥」
「はあ……はあ……」
2人の吐息だけが木霊する。
「あ、ああ……ウチ……生まれ変わったッス♥」
ミッテルトは自らの身体の変化を実感したのだろう。その目はトロンと蕩けて、まるで恋する乙女の様だった。
「イッセーさま……大好きッス……」
そして俺はそんなミッテルトに優しく口付けをした。
「んむぅっ♥♥♥」
「俺もだよ、ミッテルト」
(ああ……もう、ダメッス……)
こうして俺はカテレアに続き、ミッテルトも妖精に転じさせってしまった。
取り敢えず二人はこの湖畔で保護するとして……そろそろ行かないとな……。
サクッと禍の団とかいうトンデモ集団をぶっ飛ばして、リアス部長達と子作り……もあるが平和な世の中を作り上げるんだ!
ー
そして異空間から戻った俺の眼に飛び込んできたのはとんでもない景色だった!
「お、おい! おっさん!!」
アザゼルのおっさんの片腕が文字通り吹っ飛んでいて、ヴァーリの野郎にぶちのめされているじゃないか!?
更に上空ではイゼベル様とヴァーリが戦っている? どういう事だ? 確かヴァーリとアザゼルはビジネスパートナーみたいな関係だったんだろ?
「何だよ。うるっせえガキだなあ……。
身内の手が一本吹っ飛んだ位で血相変えるなよ……。悪い、タバコ取ってくれや。
右手がねえから左のポケットが弄れなくてな……」
俺はアザゼルのおっさんの言う通りにタバコを取り出してやると燃え広がっている火を使って火を付けた。
「何がどうなってんだ? 説明してくれよ!」
「あー、端的に纏めるとだ。 あの野郎が俺を裏切った……というのは少し違うな。
アイツはハナから俺を仲間だとは思っていなかっただけだからな……。はぐれ者の野良犬どもを纏めあげていたもんだからもう一人位増えたって構やしねえ……と思って付き合っていたんだがな……」
『フン。豚に真珠を与えることなかれ。
犬に聖なるものを与えることなかれ……。
奴等はそれを足で踏み躙り、お前に噛みついてくるであろう。を体現したワケか』
「おい!ドライグ!!そういう言い方は……!!」
「おいおい。俺はともかくヴァーリのヤツを愚弄するな。アイツは犬じゃねえし、そもそも汝、人を裁くことなかれ、とも言うぜ?」
この状況でもおっさんはヴァーリとの絆と情が残っているようだ。
果たして俺に同じ振る舞いが出来るだろうか……?
騙されるヤツが悪い。俺は騙された、傷つけられた被害者だから何をやっても許されるんだ。
そうしたり顔で『オレハヨノナカノゲンジツヲチャーントワカッテイルカシコイニンゲンデス』って言うやつもいるがそんなものはクソ喰らえだ!!
だから俺はヴァーリのおっさんへの裏切りをこのままにするワケにいかない!!
「おいおい。坊主。お前、人の話聞いていたか? 汝、人を裁くなかれだ」
「裁くんじゃねえ。止めるんだよ!!」
「ははっ……若いねぇ赤龍帝。オヤジに背いた昔の俺を見てるみてえだわ……そんじゃ、一つよろしく頼むわ」
ー
「どうした? 半減の力とやらは使わぬのか? 無論、余には通じぬが」
「あれは雑魚相手に使うものだ。アンタにそれをやるのは詰まらないしフェアじゃないだろ?」
「貴様のそれは公平ではなく慢心じゃ。それに育ての親代わりのあやつを雑魚呼ばわりとは……つくづくそなたは傲慢の魔王の血の体現者よのう。説教する気も失せてしもうた」
「それならアンタは◯◯の◯◯の血の体現者だろ?両雄並び立たず……。わかりあえることなどあり得ないなら、どちらかが消えるしかないな」
イゼベル様とヴァーリの力は傍目には互角に見えるがヴァーリにはどこか余裕が見える。まさか……カテレアみたいにドーピングでもしているのか?
「むっ、イッセーか」
「赤龍帝か。キミには興味はない。今は何より彼女との最高の時間を楽しみたい。見逃してやるから失せろ」
しっしっ、とヴァーリは俺を追い払うように手を払うが俺はそれを無視してヴァーリに殴りかかった!!
バキィッ!!といい音が虚空に響き渡る。
ヤツの白龍皇の鎧の兜に阻まれダメージはなかったが……これでいい!
「今、何かしたのかい?」
「アザゼルのおっさんじゃねえけど月並みなヴィランのセリフと面の皮の厚さだなヴァーリ。お前をグーで殴ったんだよ。わからねえか?」
「わからないな。キミの実力じゃ俺にダメージを与えられないという事実を示してやったというのに……」
やれやれ、と肩を竦めるヴァーリ。
だが、わかってねえのはお前も一緒さ。
拳が届いたって事はいつかは倒せるんだ。
フリード、ライザー、そしてコカビエル。
俺が戦って倒したヤツらにも拳は届いたんだ……!!
喩え100万回ぶちのめされようが、お前には負けられねえんだよ!ヴァーリ!!