※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D×M   作:ぷうち☆りん

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第51話(イッセー×イリナ&ライラ)

「しかしセラフォルー様の見事な御力。このディオドラ、ただただ感服し自らの不甲斐なさに恥じ入るばかりでございます。

 なあ、みんな」

 

 と、ディオドラのヤローはハリガネムシみたいな目を益々細めながら俺達がセラフォルー様を連れ立ってやってくるなりおべっかを使い始めた。

 けっ、始まりやがった。ゴマすりヤロー。

 しかもなあ、みんなって何だよ若手の代表にでもなったつもりかよ。

 

「あっそう」

 

 しかしセラフォルー様はそんなディオドラのあっさい腹の中を見透かした様な塩対応。 てっきり「ありがとー☆」くらいの愛想は振りまくものとばかり……。

 

 ともかくセラフォルー様は自分の席にふわり、と優雅かつ軽やかに着席した。その所作に昨日、俺との情事で淫らに乱れきった様子など微塵も窺うことはできない。

 

「なんだ、偉い血色がいいじゃねえか」

「わかるー? アザゼルくん?」

「まあ、程々にな……」

 

 ディオドラのやつかはたまたセラフォルー様にクギを刺したのかはわからんが、ともかく負傷中のサーゼクス様に代わってアジュカ様が会談の音頭を取る。

 

「さて、先の会談で強襲をかけてきたメーガナーダ、ヒノカグツチ、ロキの三者だがメーガナーダは撤退。ヒノカグツチはセラフォルーによる氷獄隔絶結界により拿捕。ロキはアザゼルとオーディンの相乗ルーン秘術によって亜空間に転送された。

 ここまでは各々、いいかな?」

 

 代表の方々は皆、一様に頷いた。

 

「それで、だ。ロキとヒノカグツチの双方が封印を破ろうとしている様だ。もつのはおそらく3日程。サーゼクスの負傷が回復するのには凡そ一月かかるというから、それまでどうしたものだろうか?」

「ワシとしてはまずはロキを叩くべき、と考える。身内の不始末のケジメをつけたいというのもあるが……ヤツは生来の策略家じゃ。この間は思い上がったのかワシらの前にノコノコと現れてくれたが、恐らく今後油断することも、堂々と勝負をしかけてくることはあるまい。無差別テロか、はたまた次はどこぞの神話の勢力を唆すか。何をするにしても厄介極まるぞ」

 

 とオーディン様がおっしゃった。俺自身も異論はない。

 アイツは一人じゃ大して怖くないが誰かを唆したり、潜在能力を解放してやることにかけては天才的だ。

 そんなヤツがいやがらせに特化して冥界にトラブルの種をばら撒いてきたらと思うとゾッとしないな。

 

「オーディン殿がそこまで仰るならやはり最初の一撃はロキにこそ振るうべきでしょう」

「ちょっと待ってくれ。だからといってヒノカグツチの姉御を放っておくのはヤバい」

 

 ミカエル様はオーディン様に同意するが、タケミカヅチ様がまさかの待ったをかけた。

 

「大丈夫よータケちゃん☆ 私の氷獄隔絶結界を多重に張り直せば封じ込められるってば☆」

「阿呆が。姉御の焔はイッセーも知っている通り万里万物を焼く焔だ。魔法少女ならまず自分の見通しの悪さを直せよ」

「あら、カッチーン☆」

 

 た、タケミカヅチ様。何もそんなケンカ腰にならなくても……。

 セラフォルー様も目が笑っていないし。

 

「タケミカヅチ、控えよ」

「……申し訳ありません」

 

 アマテラス様が制してくれて助かった。

 これで席を立ったり口火を切ったりしたら同盟どころの話じゃないものな。

 

「しかし、タケミカヅチの苦慮もわかってほしい。此奴はヒノカグツチより分かたれた神なので、な。その厄介さを憂いての苦言であると察してほしい」

 

 ふ〜む、つまりタケミカヅチ様にとってヒノカグツチは姉であり母親みたいなもの……なのかな? 

 って待てよ!? あいつ女だったの!? 

 確かに一人称はわたし、だったし口調が柔らかい感じだったけどさ! 

 

「そうか。ならば余が一つヒノカグツチとやらに口をきいてやる。味方にするのは無理であろうが、幾らか対決の時を遅らせる事はできよう」

 

 と、そこでイゼベル様が交渉役を買って出た。

 

「お前も大概阿呆だな。あの姉御が誰かの指図や指示で動く筈がねえ」

「ところが種がある。アマテラス。そなたならば解るであろう」

「むむ……」

 

 え? どゆこと? イゼベル様の得意げな顔に対してアマテラス様は渋い顔だ。

 う〜ん……わからん。イゼベル様は何をお考えなのか……まあ、彼女が俺の不利益になることを考えるわけがないか! 

 

「まあ、ここはこの小娘の尻馬に乗ろうではないか皆の衆」

「余を小娘とはのう。いよいよ耄碌が深まったかオーディンよ」

 

 と、そんなワケでヒノカグツチへの交渉はイゼベル様が向かうこととなり、ロキにはソーナ会長と元士郎を始めとする眷属の皆さん、ディオドラのヤローとその眷属の皆さんが合同で当たる事になった。

 

「悪いなイッセー。今回のロキ討伐で俺は大手柄を立てさせてもらうぜ!」

 

 会談終了直後、元士郎が声をかけてきた。

 なんつーか、死亡フラグ的な言葉だけど実際こいつが強くなったのは本当だしなぁ……。悪友の前途を洋々にするためあとでセラフォルー様に売り込んでみるか。

 

「ああ、しっかりな。それより、ディオドラのヤローには気をつけろよ」

 

 パイサーの記憶からヤツが聖女を堕落させるわ、性奴隷化するわ、果てはキメラ化させるわ……という反吐が出るクズヤローと言うのは流石に言わなかったが。

 

「なんだなんだあ? アーシアちゃんを取られるんじゃないかってそんなに心配か? 

 大丈夫だって、安心しろよ。

 アーシアちゃんはお前にゾッコンなんだからさ。まあ、俺とヴリトラ様ほどじゃないがな」

 

 さらっとノロケる有り様だが俺はもうそんなことで嫉妬なんてしない。しかしゾッコンて古いな。

 

 

「そーいう事じゃなくてだな……」

「わかってるって。アイツは要注意人物だ。それはヴリトラ様もセラフォルー様もよく理解しているさ」

「とにかく頑張ってくれ。お前が手柄を立てればソーナ会長の夢も前進するんだしさ」

 

 と、そこへディオドラが近づいてきて耳打ちしてきた。

 

「イッセーくん。これは君だけに教えてあげるんだが実は僕は禁手化できるんだ。だからロキのことは僕に任せてほしいな」

「はぁ。まあ、わかりましたけど無茶はしない方がいいっすよ?」

「勿論。僕に何かあったらアーシアの保護ができなくなってしまうからね」

「あ、それは俺がいるんで安心して次元の狭間で1000年位バカンスに勤しんで下さい」

「あはははは。なかなかおもしろい冗談だ」

「そうでしょ? あはははは」

 

 ロキのヤツ、コイツだけにハゲる呪いでもかけてくんねーかなぁ……。

 

 ー

 

 所かわって氷獄結界。

 本来ならば酸素すら凝固し、生命体が活動する事も叶わぬ限りなく絶対零度に近しい場所。しかし、そこに轟々と燃え盛る黒い焔の塊が確かに存在した。

 彼女が自らの焔を「万里万物を焼く焔」と自称したのはまんざらハッタリでもないのだ。いかなる低温であろうが関係ない。炎熱神にして溶鉱炉たる彼女の焔は世界中のありとあらゆる物質を蒸発させ焼き尽くすのだ。いや、そんな焔でもかき消せぬものはいくつか存在するらしい。

 

「くはははは。そろそろこのこおりもくだけちるころ。まっていろ、せきりゅうてい」

 

 まるで逢瀬にでも向かう織姫の様な甘い声音を漏らしつつ灼熱の女神は己の封印を溶かさんとしたその矢先だった。

 

「まあ待たぬか」 

「む? きみはせきりゅうていのかいぬしではないか。せきりゅうていのいのちごいにでもきたというのかい?」

 

 イゼベルが氷獄結界の中だというのに眉一つ動かさずに飄々と歩いてのけながら気さくな態度でヒノカグツチに話しかけた。

 しかし敵対するような素振りは互いにない。

 

「飼い主というのとは違うのう。ビジネスパートナーと言うべきものであろうか。まあ、イッセーのためならば出し惜しむものはないのも事実であるが」

「そうか。ではなんのようかな」

「なーに、一つ提案を持ちかけにきた。

 そなた、先の黄金龍となったイッセーと闘いたくはないか?」

 

 ぴくり、と眉の代わりに焔の先端が蠢いた辺り興味を抱いたらしい。

 

「ああ、たたかいたいな。しかしせきりゅうていはあのちからをつかえないといったぞ」

「フフフ、そなたは焔の化身ゆえかせっかちじゃのう。あの力を使いこなせる様になるまで待てぬというのか?」

「いやだ。わたしはすぐにでもせきりゅうていとたたかうぞ」

「何故そんなにもイッセーと闘いたい? 

 お前程の逸材ならばヴァーリやらアザゼルとも渡り合えように」

「だめだ。やつらのつよさはもうわかりきっていて、くらやみがない」

「ほほう、暗闇ときたか」

 

 ヒノカグツチの言葉に虚勢や恐れはない。彼女は何かイッセーの潜在能力ならびに彼の不可思議さに興味を惹かれているらしい。それをイゼベルは看破していた。

 

「せきりゅうていのくらやみはわたしやきみすらわからないくらいふかい。きっとあれはなにかとてもすごいことをやりとげるやつだ」

「うむ。そなたの見る目に狂いはない。

 イッセーはいずれ余の望みをかなえてくれるであろう」

 

 感慨深くイゼベルは頷いた。この時のヒノカグツチもまた、イッセーの可能性を感じ取り将来有望視していた。

 イゼベルの思惑とは異なるであろうがイッセーを特別扱いするのは両者共通しているようだ。

 

「それでどのくらいまてばいい。みっかか。とおかか。ひとつきかい」

「繰り返すが随分とせっかちな荒神じゃな。幾ら何でも3日はなかろう。せめて1年は待てぬか?」

「だめだ。そんなにはまてない。わたしはこのちのたぎりをはっさぬままにむいにおわることにだけはたえられない。

 わたしはイザナミとイザナギがそうしたようにわたしのせかいをわたしのちからできりひらくのだ」

「炎とマグマの化身故か? 存外前向きなことよな。まあ、自閉して非生産的な言動を延々と繰り返す邪神どもよりは遥かにマシじゃが……半年でどうじゃ」

「だめだ」

 

 イゼベルは妙な所で感心しながら交渉を続ける。なんやかんや半日程の交渉でなんとか2ヶ月の猶予を得ることにこぎつけたという。

 

 ー

 

 一方その頃。

 

「ふぅ……」

 

 ソーナは対ロキ戦のシミュレーションに一段落をつけて椅子にもたれかかって伸びをする。 データ上では自分達が有利だが、データはあくまでもデータであり、実戦では何が起こるかわからない。兵藤一誠、そして何より匙元士郎。

 ロキ側に彼らばりに爆発的な成長を遂げる輩が現れたとしても不思議ではない。

 

(それにしても……)

 

 匙の成長ぶりには目を見張るものがある。

 自分が見出した時は【黒い龍脈】目当てであったが今ではすっかりその力を使いこなし、更には花戒や仁村と見事なまでの連携をこなしムードメーカーとしてチームの潤滑油の役割も果たしている。

 ある意味事務では椿姫、戦闘面では元士郎が自分の右腕として活躍しているといっても過言ではないだろう。加えて驚く程背が伸びた。

 

「ソーナ様? 随分と嬉しそうですが何かいいことがありましたか?」

 

 ソーナは椿姫から顔をそむけた。とはいえソーナ自身の元士郎に対する好感度はこの一年間の努力と成果でかなり向上していた。ソーナにとって彼は間違いなく大切な仲間であり家族であると思っている。しかし……顕現したヴリトラと元士郎の仲が良すぎる。付記すれば花戒もである。

 

(プライベートのこと。元士郎には元士郎の生活があるでしょう……。

 学生といえど男女のやること、色恋沙汰など珍しくもない……)

 

 理屈ではそうだ。だが、人間も悪魔も理屈と論理のみで行動は出来ない。ましてや人の感情などは複雑怪奇なのだ。

 しかも『元士郎のため』と公言してリアスやサーゼクスと話をつけて駒王学園の理事長にまでなる始末だ。

 目の上のたんこぶ、と言うには悪性腫瘍ばりに深刻な問題だ。

 ソーナは無意識の内に爪を噛んでいた。

 

「ソーナ様、ソーナ様」

「何だというのです? いや、失礼……」

 

 椿姫の呼びかけについキッ、と視線をキツくした己を恥じながら彼女は謝罪する。

 

「何か悩まれていませんか? 私にはあまりそういったセンスはありませんがお話ぐらいは聞きますよ?」

「貴女にですか? あっ……」

 

 普段は冷静沈着な椿姫であるがそういう悩みもあるのだとソーナは気がつく。

 

「いえ、その。私は……何と言えば良いのでしょうかね……。元士郎のことについてですよ」

「はぁ……」

 

 椿姫の生返事はややドライだった。

 

「私が言ってもあまり説得力はありませんがその……あまり元士郎を怒らないであげてくださいね」

 

 ソーナの脳裏にはこの頃急激に背が伸びはじめた元士郎とやたらと馴れ馴れしいヴリトラ、そしてそんな二人に虎視眈々と機会を伺う花戒のイメージが浮かんだが、吹き飛ばすようにわざとらしく咳払いを一つする。

 

「勿論です。彼はよくやってくれています。寧ろ、そんな彼に現状ロクに報いていない私こそ信賞明らかならず。と糾弾されても仕方がないのですから……」

 

 あっ、と椿姫は口を開いた。

 

「まさかトレードに出すおつもりではありませんよね?」

「そ!? そんなことありません……!! 元士郎は私の大切な部下です!! 彼の幸福を願わないはずが無いです!! 

 彼は私の側にて幸せであればいいのです! 他意はありません!」

 

 真っ赤になって否定する姿があまりに可愛いらしく、椿姫はソーナが初めて見せるその姿に親近感を抱いた。

 

「それは残念。彼となら僕の『歩兵』全員とトレードしても構わなかったのだけど」 

「……!? いつの間に!!」

 

 椿姫は予期せぬ乱入者に対して『女王』として相応しく『王』たるソーナを庇うかの様に前に立ちはだかる。

 乱入者の正体はディオドラ・アスタロト。

 兵藤一誠が蛇蝎の様に嫌っている男である。

 

(あの熱血漢にして好人物を地で行く彼が何故、公然の場でああも悪しざまに他者を罵るなどどうしたのかと他人ながら訝しんでいましたが……成程、良く解りました)

 

「ノックもせずに失礼ではありませんか。ディオドラ様」

「そうでもないでしょう。アスタロト家とシトリー家では格が違いますから。ああ、わかりませんか。これは失礼。

 落ちぶれた地方華族の異端児にして下級転生悪魔如きに、冥界の作法などわかろう筈もないか」

「……!! このっ!!」

 

 ソーナは普段冷静ではあるが決して冷徹ではない。 出力の仕方が異なるだけで愛情深さはリアスにも劣らない。

 だからこそ奇妙な友情が長続きしていると言えるのだが。

 ともかく、自身の右腕である椿姫に対するはっきりとしたディオドラの侮辱は精神の火薬庫に火花を散らした。

 ソーナの平手がディオドラの頬に迫ったが、霧のような何かに阻まれた。

 

「何だい? これは? ああ、豚の前足か」

「ぐっ……!?」

 

 手首に纏わりついた霧は宛ら万力のようにソーナの手首を締め上げていく。

 

「僕は明日のロキ討伐のためにミーティングに来てあげたというのになんて無礼な女なんだ。姉がトカゲなんぞに股を開く異常性愛者なら、妹も妹だな」

 

 ハリガネムシの様な目を開いてディオドラは生ゴミでも見るような目でソーナを見下す。しかし、その瞳は邪悪、という形容すら華美に過ぎる程に悍ましく、かつ汚泥のように濁っていた。

 

「僕の可愛い信徒達。僕を殴ろうとしたあの女を取り押さえなさい」

「「はーい」」

「「お任せくださーい」」

「!! きゃっ!!」「なっ……!!」

 

 ディオドラの影から這い出る様に出現した数人の女性は皆それぞれ魅力的なボディラインを誇る美女揃いであった。ソーナや椿姫よりも豊満な体躯に蠱惑的かつ主の品の無さが即座に伺い知れる髑髏仕立てな装束を纏っており、彼女らの視線には獣欲がありありと表れていた。

 その彼女らは瞬く間にソーナと椿姫を取り押さえた。

 その膂力や魔力は尋常のものではなかった。

 

「離しなさい! くぅ……!」

「卑怯な……!」

「おやおや、これは大変だねぇ。

 女の子同士で百合プレイでもはじめるつもりなのかい? 非生産的な事だ」

 

「そうですわ。私達卑しい転生悪魔は高潔なる純血魔族の殿方に下劣な血を濯いで頂く栄誉を賜らなければなりません」

「全くですわ。この売女どもは牝豚も同然なのですわ! 躾が必要です!」

 

 ソーナと椿姫の衣服を引き裂きながら拘束する女達の目は完全にディオドラに媚びる目であった。

 しかもその内訳は元人間、それも聖女だったのだから尚更違和感しか感じない。

 

「この……! 離しなさい!!」

「全く以て醜い。僕がどれだけ寛容だからと言って君達も少しは慎ましく振る舞ったらどうなんだい? 

 僕はアスタロト家の次期当主。君達は田舎の転生悪魔。解っているのかい? 僕に意見出来る立場にないという事を?」

「くっ……!?」

「なんだその目は?抉られたいのか?」

 

 爪先で顎をくい、と持ち上げられるとまるで自分が芋虫以下の存在に過ぎないかのような錯覚に囚われる。

 

「まぁいいや。君達にはここで死んでもらおう。なーに、1日位なら僕のネクロマントで誤魔化しはきく。名誉の戦死をなされたってことで……。あ、そうだ。あの匙とかいうゴミの前で死なせるのも面白いかも」

 

 悔しい。惨めだ。情けない。

 この男の本性を見抜けず功を焦ってこの有り様。ポロポロ、と涙がソーナの瞳から溢れ出して止まらない。

 

(匙……助けて……)

 

 ソーナは無意識下で姉ではなく、元士郎に助けを求める。すると……。

 

「ゴチャゴチャと煩えんだこの糞ヤロー!!」

「がふっ!?」

 

 祈りが天に通じたのか、いや冥界だから地底に通じたというべきか。

 とにかくも憤怒の形相でタックルを放つ匙の一撃は慮外の威力。

 霧のバリアでも衝撃までは殺しきれなかったのだろうか、椅子からバランスを崩してべちゃん、と受け身も取れずに床に顔を直撃させた。

 

「貴様!! ディオドラ様によくも!」

「ディオドラ様の威光を穢す蛆虫が!」

「じゃっかあしい!! この間のベンニーアとかいう死神に比べたらお前らなんぞ蟻んこもいいところだぜ!!」

 

 眷属二人を【黒い龍脈】の舌にて捕縛し、壁に叩きつけた。完全に頭に血が登っているのか男女云々は頭にすらないのだろう。

 

「さ、匙……!」

「か、会長!! 取り敢えずこれを!!」

 

 ソーナの半裸に等しい姿に匙はぎょっとして目を逸らしつつ、自分の上着を纏わせる。 その純朴ながら紳士的な態度に彼女は心動かされたが椿姫のおかげで辛うじて泣きつくのを堪えた。

 

「私には何もないの?」

「ふ、副会長!? え、えーとその」

「……?」

「……」

 

(不可抗力だが)椿姫の露出された美巨乳を前に視線を泳がせてしまう匙。

 ソーナの視線はみるみる鋭くなり平手打ちまではしなかったが、彼の緩んだ頬を思い切り抓る。

 

「あいだだだだ!?」

「匙。何を呆けているのですか。あとで尻を千叩きです」

「そ、そんなぁ〜……」

「あはは……」

 

 椿姫は思わず愛想笑いをするほどやや弛緩した空気になりつつあったが……。

 

「そこまでです」

 

 ヴリトラが匙とディオドラの双方に割って入る。

 

「ヴリトラ様!? どうして!」

「熱くなりすぎてはいけません元士郎。

 サーゼクスの勅により共同でロキを討伐する様にと命じられているのでしょう? 家の争いは両成敗が原則。

 こんな男と刺し違えるのが貴方の一生の最終目的なのですか?」

「くっ……」

(確かにそうだ。片をつけるなら私闘ではなくレーティング・ゲームではっきりさせるべきだろう)

 

 ヴリトラも嘗てはアスラにして龍王。

 邪竜やら悪鬼を率いて神と戦った経験を鑑みれば匙を教導するのも容易いことであった。そんな彼女に諭されては流石に匙も矛を収めた。

 

「言ってくれるねェ。どうしてこうトカゲの類は礼節を知らないのか……。

 まあ、いいさ。取り敢えず明日は宜しく頼むよ、ソーナ=シトリー」

 

 一方のディオドラも面の皮をミルフィーユの様に幾層も固めているのかはわからないがまるで何もなかったのかの様に貼り付けた様な笑顔を見せると眷属ともども霧に紛れて姿を消した。

 

 ー

 

「ひー!! 死ぬ!! 死んじゃいますー!」

 

 アマテラス様の拳は一突き、一突きがまさに神の拳。 風圧すら熱波となって襲ってくるのだから堪らない。反撃どころじゃないぞ!! 

 

「目を背けるなイッセー! それでは万年かかろうと我はおろか、ヒノカグツチには勝てんぞ!!」

 

 アマテラス様のお言葉は優しくも厳しい! 

 だが、言ってる事は理解できる。アマテラス様に恐怖して目を逸らしていちゃ、魔王さんにだって届きやしない!! 

 

「死んで堪るかー!!」

『BOOST!!』

 

 連続で倍化する籠手の音声が俺を強化していく!

 

「甘い!!」

 

 しかし、俺のパンチは肘からいなされてしまい、脇にドスッ! と肘打ちを食らってしまう。 

 

「ぐ……はっ……!?」

「そなたが如何に赤龍帝であろうと人体の構造自体は変わらぬ

。そして攻撃の起こり、筋肉と視線の動きから予測するのはそう難しいものではない」

 

 肺から空気が全部抜けていく様なショックを受け俺はめまいを起こしてしまう。その隙を見逃すアマテラス様じゃない。

 

「ゆえに!!」

 

 追撃の掌底をモロに食らって俺は吹き飛んだ! 

 

「ふん!」

 

 更にニードロップ。赤龍帝の鎧越しだというのにこの威力は……!? ヤバい……!? 

 

「げほっ!?」

「そこまで! であります!」

 

 トリフネちゃんの静止により稽古は中断。

 と、いうよりボコられていただけの様な……。ぐう、情けない……! 

 

「アーシアよ。イッセーの治癒を」

「あ、あの……今日はもういいのでは?」

 

 何度目になるかも解らない『聖母の微笑み』による回復だが、アーシアは表情を曇らせた。 

 彼女の性格からして、自分の消耗するのは耐えられても俺がボコボコにされ続ける姿を見るのは辛いのだろう。

 その優しさが今の俺には益々辛い。

 

『リアスの愛情深さも良し悪しじゃ。親というものは子にいつまでも水遊びに興じさせてやりたいが、それでは夏の嵐や冬の寒波を乗り切る事は出来ぬ。

 とはいえ琴も張り詰めるばかりでは音は鳴らず、ぷつりと切れてしまうがのう』

 

 と言うのはイゼベル様のお言葉だ。なっちゃいなかった! 

 俺は本当になっちゃいなかった!! 

 

「いいんだ、アーシア。回復を」

「で、でも……」

「いいんだ! 俺みたいな才能も血統もないヤツが、ヒノカグツチやヴァーリ、ディオドラに立ち向かうためには……!! 

 生命をかけるしかない!!」

 

 俺はアーシアの肩を掴んで懇願した! 

 

「う……ううっ! わ、わかりました。ですがこれ以上酷くなったら本当に止めますからね!!」

「ありがとう! アーシア! アマテラス様! もう一本、お願いします!!」

 

 そして日がとっぷり暮れるまで修行は続いていった。 俺達以外にも、部員全員が鍛錬を積んでいる事だろう。

 

 ー

 

「つ……疲れた……!」

 

 ダメージは回復できても体力までは一気に回復できないのが『聖母の微笑み』の弱点だ。フラフラながらも自室に戻った俺はベッドに身を任せる。

 やはりリアス部長の別荘だけあり設備が豪華だ。 流石に眠気には抗えない。

 俺はすぐにウトウトしかけていた。

 が、予期せぬ来訪者がやってきた。

 

「イッセーくん! イッセーくんってば!」

「イッセーサン! 起きてくだサイ!」

 

 ……まさかの聖剣使いタッグだ。

 話があるなら明日にしてほしい。イリナッシュ、僕とても眠いんだ。

 

「それ、死んじゃうヤツでしょ!!」

「死なないでくだサイ!!」

 

 ガクガクユサユサと左右から揺さぶれてはおちおち夢の世界に飛び立つことも出来ない。疲労困憊ながらなんとか身を起こして二人を見ると……!? 

 疲労も冥府の果てまで吹っ飛ぶ様なカッコの二人がいたじゃないか!? 

 まるでアニメやマンガに出てくる女戦士が着る様な白黒マーブル模様のビキニアーマーにイリナとライラちゃんは身を包んでいたのだ!! 

 

「……こりゃ夢かな?」

 

 思わず頬をつねる。痛い。どうやら現実らしいが……何でこんな素晴ら、けしからん姿に? 

 

「どうやら驚いたようねイッセーくん!」

 

 そんなことは構わずに腰に手を当てふんす、とドヤ顔でなかなかの胸を張るイリナは誇らしげに俺を見下ろしてきた。

 

「そ、そりゃ驚くだろ……」

「い、いかがでショウ……?」

 

 と、ライラちゃんはベッドに膝をついて俺の顔を不安げに覗きこんできた。

 控えめな性格とは真反対のわがままドスケベおっぱいが当たるんですけど!? 

 

「に、似合うと思うよ」

「ありがとうゴザイマス♡」

 

 安堵した様子のライラちゃん。確かにウェーブパーマにスラブ系の顔立ちに褐色肌だから踊り子風衣装が映えるよな。

 

「そ、それでその格好は?」

「うん、話せば長くなるから掻い摘んで説明するわ! これは『擬態の聖魔鎧』よ!!」

「おいおいおいおい!! 聖魔鎧って何だよ!! そんなポンポン禁手化できてたまるかい!! 木場も怒るわ!!」

「落ち着いてくだサイ、イッセーサン。

 怒るの、身体に良くないデス。リラックスしてクダサイ」

 

 思わずツッコミを入れた俺にライラちゃんが諭してくれる。よし、一旦落ち着こう。

 

「この聖魔鎧はアザゼル先生とミカエル様が共同で製作したものでね。私が下賜された擬態の聖剣をベースに作られたもので、悪魔、神、堕天使、果ては魔獣や英雄も含めた属性を擬態する事ができるのよ!」

「は、はあ……」

 

 あっけらかんとイリナは説明するがそれって凄いことじゃないのか? 

 というか属性を擬態するのに何故そんなビキニアーマーに? 

 

「趣味よ!」

「お前のかぁ!?」

「違うわよ! アザゼル先生の!!」 

 

 ああ、もうワケがわからん。こっちはもうクタクタなんだよ……。

 

「それでこの擬態の聖魔鎧なんだけど……♡」

 

 ん? なんだかイリナの様子がおかしい。

 媚びるようでいて、こちらの様子を伺っているような……? 

 

「私とライラに協力して欲しいことがあるのよ♡ イッセーくんならわかるでしょ?」

「イッセーさん、天界の未来のため、力を貸して欲しいデス……♡」

 

 左右から耳をはむはむ&ささやき&俺の手を取っておっぱい誘導の欲張りコンボを二人は同時にかましながら哀願してきた!! 

 ま、ま、待て!! ライラちゃんはともかくイリナは転生天使になったんだろ!? 

 悪魔とエッチしたら堕天するんじゃ……! 

 

「ま、待て!! 俺は悪魔でイリナは天使だろ!? 欲望のままに振る舞ったら堕天使になっちまうぞ!? そんなんでいいのかよ!!」

「いいわよ……♡ イッセーくんとなら♡」

 

 お、おぉ!? そんなうるうるした瞳で覚悟の据え膳とは……!! 俺の心の理性は崩壊寸前に追い込まれる!! 

 

「ア、ダイジョブデス。聖魔鎧の力でエッチの時だけは属性をごまかして、コトが終わったら天使に戻れマスから」

「ライラ! ネタバラシしないで!!」

 

「さてと……」

 

 俺はベッドの上でイリナとライラちゃんのビキニアーマー姿を改めて眺めた。

 聖なる鎧とか言われてるけど、デザインは完全にエロ目的だろコレ! 特にイリナのは乳首ギリギリ隠してるだけだし、ライラちゃんのは股間の布面積が小さすぎるし、チャックまでついている! 

 

「お誘いありがとうな、イリナ」

 

「ふえ? や、やぁん♡♡♡」

 ニヤリと笑いながら、イリナの背中に手を回す。翼の根本から柔らかい感触が伝わってくる。 

 

「ひゃっ……い、イッセーくん……?」

 

 期待と緊張で震える幼馴染の顔を見て、つい悪戯心がムクムクと湧いてくる。

 

「ライラ、君も手伝うんだ。この淫乱ド変態愛欲天使にしっかり自分の在り方を思い出させてやらないとな」

「あ……あい……分かりましたぁ♡」

 

 ライラちゃんの目がハートマークになっている。この娘も意外とノリノリだな。

 

 乳バンドをずらすとぷるんっと弾力のある乳房が露わになり、桃色の突起が顔を出す。バンドが外れていないからか幸いにも翼は純白のままでイリナの淫らなトロ顔を照明板のように照らしていた。

 

「いただきまーす♪」

 

 俺は遠慮なくイリナの乳首に吸い付いた!! 

 

「ふ……ふぁああん……い、イッセーくん……♡♡♡」

 

 甘い声が漏れるイリナの胸を舌先で転がすように味わう。イリナの体がピクリと跳ねる度に俺の心の中の何かが満たされていくような感覚があった。

 

「いやん……いじわる……♡♡」

「そりゃ悪魔だからな。というか、カエルみたいに足を投げ出してまあ……」

「言わないれぇっ♡♡♡」

 

 さらに指で乳輪を撫で回しながら時折軽く爪を立てたりして刺激を与えてみる。

 すると今度は少し大袈裟な反応を見せてくれるので面白かった。

 

「んー……イリナってやっぱ敏感だよなぁ」

 

 そう言いながら舌で舐めるだけではなく唇を使って強く吸ってみると途端に顔を真っ赤にして俯いてしまった。

 

「だって……イッセーくんのこと考えてるといつの間にかこうなってるんだもん……恥ずかしいけど嬉しいの……だからもっとしていいんだよぉ♡♡」

「言われなくてもやってやるさ。ほら、ライラもイリナを気持ちよくしてやるんだ。俺が見た所、イリナは乳首と背中が感じるらしいぞ?」

「は、ハイッ♡♡♡」

「んひゃあああ♡♡♡ ちゅぱちゅぱくりくりらめえぇぇっ♡♡♡」

 

 ライラちゃんが乳首を攻めている間、俺は翼を撫でてやりながらイリナの鼠径部アーマーについたチャックを外し、ご開帳させた。天界の門ばりにぴっちりと閉じた一本の筋の周りには産毛すらない。

 いわゆるパイパンというものだ。

 

「いやああっ♡ は、恥ずかしいよぉ♡」

 「何言ってやがる。悪魔のチンポと子種漁りに夜這いしてきた淫乱天使が」

 

 う〜ん。気心の知れた(?)幼馴染ゆえかサディスティックな言葉責めになってしまう。せめて肉体の痛みはないようにしないとな……。と、心がけながら俺は爪を立てて傷つけないように彼女のスジをなぞりつつ、更に余念なく愛撫を続けた。

 

「ふぁぁっ……いぃ……イッセーくんの指が私の大事なところ触ってるぅ……♡♡♡」

「大事なところ? 信仰心より大事なものがお前ら天使にあるとは初めて知ったぜ」

 

 わざと意地悪い口調で言ってみる。すると案の定返ってきた答えは予想通りのものだった。

 

「だ、だってしょうがないじゃん! ずっとイッセーくんとしたくてしょうがなかったんだから!!」

 

 そう叫ぶように言い放った瞬間、またしても新たな蜜液が溢れ出てきたのでそれを掬い上げるようにして舐め取ってやることにした。

「ひゃんっ♡ ちょっ……直接舐めるなんて聞いてないっ! 汚いからダメェッ♡♡♡」

 

 必死になって抵抗しようとするものの力が入らないらしくされるがままになっている。

 

「おいおい。自分に汚い所があるだなんて信仰心が足りねえんじゃねえのかイリナ。

 丁度いい。もう汚れちまっていると自覚しているならもっともっと卑しいマンコにしてやるよ」

「ひゃあぁ……。こ、こわいぃ♡♡♡」

「でも今のイリナさん、凄く嬉しそうデス♡」

 

 ライラはニコニコしながらイリナのおっぱいを下から掬い上げるように揉みしだいていく。まるで彼女の信仰心を絞り取り、母乳に変換させるかのような執拗な乳搾りは

 俺には考えもつかなかった。

 

 

「あ……ん……♡」

「イリナさんは大きさはともかく形もいいデスね……。こんな素晴らしいモノを持っているなんて羨ましい限りです……。それにここも……ふふ……可愛く勃起していますよ? まるで殿方への誘導灯みたい」

「う……嘘……そんなところまで見られてたのぉ?」

 

 クリトリスがビンビンに勃起している様をイリナの頬がさらに紅潮して耳まで茹で上がっていく様を見ながらライラはニヤリとした表情を浮かべながら言った。

 

「ええもちろんですとも。全て見えていましたからねぇ……」

 

 あれ? 片言じゃなくなっている? 

 キャラ作りだったのアレ? いや、何やら悪魔にとって不都合というかゾワゾワ、チリチリするこの感覚は……? 

 と、俺の疑問をかき消すように彼女はイリナの股下に腕を挿し込み、誘導の姿勢に入る。痛いまでに勃起したチンポにイリナのオマンコから蕩け出る愛液が垂れ落ちると軟膏か消毒液ばりに染み渡る。

 

「そう言えば……。天使と悪魔が交わると反作用で独特の刺激が互いに襲うらしいですよ。イリナさんは処女、イッセーさんはまだ今日は射精していないワケですから

 ……」

「イリナ。俺との初体験で失神しても構わねえからな?」

 

 快楽主義的な思考は悪魔である俺にとっては逆にありがたい事だ。下手に道徳的倫理を持ち出されても萎えるだけだからな。

 イリナに覆いかぶさるようにして肉棒をあてがうとゆっくりと膣内へ侵入させていった。

 

「いぎっ!? 痛っ……! おっきすぎぃ♡♡♡」

「動くなイリナ。ライラはそのままイリナを固定していろ」

 

 

 俺はライラの指示に従って動きを止めた。すると少し落ち着いたのか呼吸を整える余裕が生まれたのか荒い息遣いだけが聞こえるようになった。

 しばらく経って痛みが引いてきたのか徐々に落ち着きを取り戻してきたようだったので少しずつ抽送を再開する事にする。

 

「あっ♡♡♡ すご……♡♡♡ 奥まで届いてるよぉぉっ♡♡♡♡」

 

 ズチュッグチョッヌプッと結合部から卑猥な水音が鳴り響くたびに二人の喘ぎ声がより大きく室内へ響き渡った。

 ビリビリッ、竿表面に電気が流れる様な痛痒い快感が走る。これはライラが言っていた天使の拒否反応によるものだろうか。

 

「やぁっ♡ だめぇ……おかしくなるぅぅっ♡♡♡」

「おかしくなれよ。淫乱天使イリナ」

「やんっ♡ いじわる言わないでぇっ♡♡」

 

 涙を流しながら懇願するイリナに対し容赦なく腰を打ち付け続ける。

 パァーンパァーンという乾いた破裂音と共に粘着質な液体が絡みつく音が響き渡った後、限界を迎えたのか急激に締め付けが強くなり始める。

 

「はぁ……♡♡♡ はぁ……♡♡♡ イッセーくんすごいぃぃっ♡♡♡」

 

 蕩けきった表情を浮かべるイリナに対してさらに激しく攻め立てるように動けば次第に彼女の方からも積極的に求めるようになり始めたようであった。

 

「くおっ……!! 初めてのくせにこんなに乱れやがって……!! つくづく淫乱で卑しいザコマン天使が……!! エロすぎんだろ!!」

「あひいっ♡そうなのっ♡わたしっ♡ ドスケベで浅ましいのっ♡♡♡ イッセーくんとの赤ちゃん身籠るためにあれこれ策を講じるぐらい淫乱なのぉっ♡♡♡」

「全く最低の信仰者だなオイ……。 ああっ!! もう出そうだ……!!」

 

 ドビュッドビュルルルゥゥーッッ!! 

 

「おほぉぉぉっ♡♡♡出てるぅっ♡♡熱い精子いっぱいぃっ♡♡♡イッセーくんの孕ませ汁流れ込んでくるうぅぅっ♡♡♡」

 

 歯を食いしばりながら全力で射精をする。

 イリナの子宮の最奥に到達する度に背筋にゾクゾクとした快感が駆け巡り意識を持っていかれそうになる程であった。

 処女とは思えない乱れぶりに俺自身もかなり興奮しており今までで一番の量が出たような気がしなくもない。

 

「ひゃあああっ♡♡♡凄すぎて頭おかしくなりそおぉぉっ♡♡♡」

 

 絶頂を迎えているイリナを無視してなおも抽送を繰り返すうちに段々と収まりつつあったものの未だ硬さを保っていたため引き続きピストン運動を行った結果二回目の射精を迎える事になったのである。

 しかし尚も勢いは衰える事を知らず三度目を迎えようとしていた所でようやく解放される事となったのだった。

 

「ふぅ……」

「はぁはぁはぁ……」

「どうだったイリナ? 初めての悪魔さんとの性行為は♡」

「凄く良かったよぉ♡♡♡」

「それは良かったですねぇ……イッセーさんの生殖器もまだまだ元気そうですし……イリナさんが淫らすぎて私のオマンコもキュンキュンしちゃいます♡」

 

 と、言ってライラちゃんが俺を押し倒して抱きついてきた。ゼノヴィア以上に豊かな褐色爆乳が重くも温かい。

 

「ああ……ずるいよぉ♡ライラ♡

 聖剣使いだから全裸でセックスできるなんて♡♡♡私ももっと、繋がりたい♡♡♡

 イッセーくんと生ハメらぶらぶ子作りしたいよぉ♡♡♡」

 

 っておいおいおい! 二人が乗ってくるのは構わなくもないがイリナの翼がチカチカと白黒に点滅してるじゃないか!! 

 キレかけの蛍光灯か……!? 

 結局このあと散々二人に搾られ尽くされたのであったが意識が沈むその刹那……。

 

「はあはあ♡ ライラさまぁ♡これでわたしぃ♡りっぱな天使になれたでしょうか♡」

「はい、胎児と生誕を司る私、ライラとイリナ、いえ、友愛と養育を司る新天使イリナで天界をもりたてていきましょう……」

 

 あ、あれ? ライラちゃんの背中に6枚の純白の翼が……!? これは、まるで……ミカエルさんと同じじゃ……? 

 しかし……体力の限界……!! 

 

「ちょっと!? イッセーくん!?」

「……はっ? イッセーサン!?」

 

 左右から俺の顔を覗き込む二人をよそに、俺は完全にダウンしてしまったのだった。




メーガナーダどんだけ強いねん。
→リアスが目の前にいたからサーゼクスは本気出せなかっただけ。(リアスがサーゼクスの持つ力にトラウマがある)
だからオーフィスが割り込んだのを幸いに退いた。

ヒノカグツチ女だったんかい!!
ラノベにはよくあること。 火の国の女っていうでしょ。
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