※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D×M   作:ぷうち☆りん

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あれ?椿姫は木場の彼女になるんじゃないのん?
→木場のエロシーンが想像できなかった。


第52話(匙×桃&椿姫)

「ふふ♡元ちゃんってば♡♡♡

 こんなにオチンチンパンパンにしちゃって♡」

「本当に仕方がありませんね♡♡♡」

 

 場所取りではないが俺はロキ討伐の前夜に遅れないために会議室にて簡易ベッドを用意して待機していた。

 

 仮眠していたベッドの上で桃先輩、そして椿姫先輩が俺のチンポを左右からシゴき始める。

 ベッドに仰向けになっている俺の側にねそべり極小マイクロビキニというスケベ極まる格好で、だ。

 

「あ、あの、先輩方!?」

「気にしないで♡これは元ちゃんへのご褒美なんだから♡」

「そうよ♡ ディオドラから私と会長を助けてくれたお礼♡」

 

 白い長髪、黒いぱっつんロングの髪が汗ばんだ俺の肌に蜘蛛の糸のように触れ、熱い吐息が耳に吹きかかる。

 それだけで体が火傷しそうなほどに火照る。

 

「くぁあ……っ!」

 

 むにゅん♡むにゅん♡ぐにゅん♡

 ぐにゅん♡ぐにゅん♡むにゅん♡

 

 白黒の長髪が好対照な美しさなら、二人の美巨乳は好対称、シンメトリーの美しさ。その二つが、左右から俺の身体を優しく、しかし確実に快楽に堕とし込む。

 

「あ♡元ちゃんったら、またお汁が垂れてきたわよ♡」

「ふふ♡このスケベな匂い♡ 私まで興奮してしまいます♡乳首もこんなにして……♡」

 

 ちろちろ……と椿姫先輩の舌が俺の乳首を刺激する間に桃先輩の爪がカリカリ、とカリ首の裏をなぞり刺激する。

 痛みと気持ちよさが同時に襲い、電流を流されたように俺の体が跳ねる。

 

「ふふ♡元ちゃんってば♡♡♡ 体くねくね動かしてまるで女の子みたい♡♡♡かわいいわ♡♡♡」

「こんなにも乳首もチンポもビンビンに勃たせた上に玉袋もホカホカにして♡♡♡ もう出したくて堪らないのでしょう?」

 

 年上美女から甘々開発に俺はもうなす術がなかった。抵抗したかったけど二人の甘い匂い、言葉の端々に感じられる愛情に溺れた。そして限界を越えた欲望は俺のチンポから精液という形で解き放たれた。

 

 ドピュッ!! ビュルルル──ッ!! 

 

「わ♡すごい勢い……♡♡♡

 いっぱい出たわねぇ~♡♡♡そんなに私たちのおっぱいに夢中だったの?」

「まったく可愛い後輩です♡♡♡じゃあ今度はわたしたちのおっぱいで挟んであげますね♡♡♡」

「「そ〜れ♡♡♡」」

 

 二人の美女の胸にはみ出すほどの大きさのある肉棒が谷間の中へと入っていく。そしてそれを左右から押さえつける形になると二人は上下運動を始めた。

 

 ずっちゅ♡ぱちゅん♡ぬっちゃぁ~♡♡♡

 ぬっちゃぁ~♡♡♡ぱちゅん♡ずっちゅ♡♡♡ぬちゃぬちゃぁ~♡♡♡

 

 精液を即席のローションにして俺のチンポと二人のデカパイの相性を確かめ合うように互いの肉体を擦り合わせていく。二人が動けば揺れる乳房はさらに淫猥さを増していく。

 それが更にこちらの性感帯を刺激しているのだ。

 

(やばいぃ……これ気持ち良すぎるぅ……)

 

「あははっ♡ 元ちゃんってばぼーっとしちゃって♡ ほーら、オチンチンの先っぽペロペロしてあげるからしっかりして♡」

「そうですよ♡♡♡ これからもっともっと……気持ちいい事をするんですから♡

 会長よりも先に私達といっぱいいっぱい♡

 できちゃった結婚の特訓しなきゃ♡」

 

 ダブルパイズリを中断した椿姫先輩が覆いかぶさってきたかと思ったら胸を突き出し、目の前に柔らかな膨らみを見せつける。

 それは女性特有の甘く優しい香りを放っていた。俺は無意識のうちにそれにしゃぶりつき甘えるように舐め回していた。同時に自分のモノを挟んでいるデカパイの動きが激しさを増してきた。それに加えて亀頭部分を指先で弄び始められるとすぐに果ててしまいそうになる。

 

「ダメです♡まだイッたら許しませんからね♡」

「元ちゃん頑張って♡私もキミのパートナーとして応援するから♡♡♡がんばれ♡

 がんばれ♡ 私達のデカパイ奉仕に負けないで♡♡♡」

 

 そう言って彼女は胸を使って俺の物全体を包み込み上下させ始めた。

 柔らかい感触と温もりを感じるとともに口先に含んだ椿姫先輩の乳首からは母性的なものを感じ取ることができた。

 俺はそれに夢中になり吸いつき続けながらも必死になって腰を前後に動かす。

 じゅぷっ♡じゅぷっ♡ ぱつん! ぱつん! 

 まるで擬似的なセックスをしているようで頭がおかしくなりそうなほどに興奮する。

 

「元ちゃんのオチンポの先、もう真っ赤っ赤♡ 出したくて仕方ないのね♡♡♡」

 

 桃先輩が指摘した通り、もはや爆発寸前まできていたが何とか持ちこたえていた。

 それはひとえに二人のことを満足させてあげたいからに他ならない。

 しかしそんな健気な思いとは裏腹に情けない声しか出てこないのである。

 

「んあ♡ あん♡ んんん……! んくっ! 

 ああ……出したいのですか? 匙くん……? 

 チンポから出来立てザーメン♡♡♡

 孕ませショットガン♡♡♡子宮直撃種付けボム♡♡♡射精(ダ)したいですか?」

 

 あまりの心地良さによって理性は完全に蕩けており俺はまともな判断ができない状態になってしまっていた。

 椿姫先輩の質問にこくこく、と彼女のプリプリの勃起乳首を味わいながら頷くしかできなかった。

 

「そうですか……では♡どうぞ♡♡♡」

「きゃん♡♡♡ 椿姫先輩ってば!?」

 

 じゅぶぶぶぶ♡♡♡

 

 椿姫先輩はニイッと淫魔のような微笑みを浮かべたかと思うと桃先輩に目配せするなり俺の射精寸前のチンポを自分の膣穴に迎え入れたのだ。

 それが意味するものはつまり……。

 

「で、出るっ!!!」

 

 ガシッと椿姫先輩の腰周りをロックしてしまい、そのままお構いなし、先輩に対する無法の腟内射精をしてしまう。

 

 どびゅっびゅるるー!!! 

 

「〜〜〜〜っ♡♡♡」

 

 椿姫先輩は拒むところか俺の項に手を回して肌を益々密着させ、さらに腰を宇宙船が未知の惑星に着陸するかの様に深々と沈めていく。チリチリした陰毛が互いに皮膚の敏感な部分を愛撫し、俺たちの結合部は泡立っている。

 

「やぁん♡椿姫先輩ったら大胆♡♡♡」

「んふっ……♡♡♡はぁーっ♡はぁーっ♡

 噴き上がって……きてますぅ♡♡♡

 匙くんの下剋上上等ザーメン♡♡♡

 私の令嬢卵子に狙い定めてますわぁ♡♡♡」

 

 恍惚とした表情で俺の頬を撫でる姿は妖艶そのもの。

 そんな様子を見つめながらも俺は本能的に彼女の中に注ぎ続けていた。

 ドクンドクンという脈打ちと共に大量の液体を放出している感覚があり次第に意識が覚醒していく。

 

「良かったわね元ちゃん♡」

「はい……」

「でも、まだまだこれからよ♡

 椿姫先輩だけに中出しだなんてズルいわ♡

 イッセーくんに負けない男になるんなら私達も平等に愛してくれなきゃ……♡」

「勿論ですよ、桃先輩」

 

 桃先輩に頭を撫でられたお礼とばかりに、お尻を撫でると彼女はまるで弦楽器が奏でる音色のように悶える。

 

「やぁんっ♡ 駄目ぇっ♡♡♡

 そんな風にお尻揉まれたらぁ……っ♡

 私……わたし……っ♡♡♡」

「駄目じゃないですよ。だってここはもう準備万端じゃないですか」

 

 一旦椿姫先輩からペニスを抜いた後、

 俺は思笑みを湛えたまま桃先輩の背後に周り込み背筋を指先でなぞりながら臀部を露わにする。

 そこは既に愛蜜によって濡れそぼっていた。俺はそこに顔を埋める。

 

「ひゃうん! ♡あんっ! だめっ! そんなところ嗅がないでぇ!」

「なんでです? 俺のチンポをパイズリして、椿姫先輩に種付けした所を見て興奮しちゃったからですか?」

 

 濃厚なフェロモン臭。甘酸っぱい香り漂う股間はヒクつき、クリトリスを肥大させている。

 そんな状態なのに俺は容赦なく攻め立てていくことにした。

 まずは舌を使って丁寧に綺麗にすることにしよう。れろぉっと一舐めすると、

 ピチャッと小さな水音が響いた。

 

「ひゃあん! ちょっと……♡」

「凄いですね……こんなに溢れてくるなんて……俺に種付けされて孕んじゃう事でも考えてたんですか?」

「言わないでぇ……恥ずかしいぃ……」

 

 羞恥心に耐えきれず両手で顔を隠すものの、俺の目線から見れば丸見えであるため何の意味もない行為だろう。それでも何か行動を起こさずにはいられないのか両脚をモジモジとさせる姿はとても可愛らしいものがあった。

 

 俺は桃先輩の両太腿を掴み強引に開かせると股間部分を露出させた状態にする。

 秘裂からはトロォッとした半透明な粘液が流れ出ており床に落ちるほどであった。

 

「やっぱり欲求不満なんじゃないですか」

「う、うぅ〜……元ちゃん♡イジワル言わないでよぉ♡」

 

 そう言うと俺は大きく口を開いて彼女の割れ目にしゃぶりついた。

 ビクビクと痙攣し始めたところで今度は鼻先を使って陰核に触れるようにしながら吸引していく。

 

 ぢゅぱっ♡じゅぱ♡ いやらしい音とともに吸われていくにつれて次第に硬くなっていくのがわかる。それを確認したところで一度口を離す。

 するとそこはすっかり充血しており、ぷっくりとした肉芽となっていた。

 

「元ちゃん、ソコ……♡

 お願いだからちゃんと舐めてほしいんだけどなぁ……」

「了解しましたよ」

 

 再び唇で触れるとそこはもう破裂寸前といった具合であり少し触れただけでも反応してしまうほど敏感になっていた。ゆっくりと口の中に含み軽く歯を立てるだけでピクッと震えるので面白い。今度は強く噛み締めた瞬間──

 

「んんっ! やぁぁっ!」

 

 突然の強い快感に驚いたのか大きな悲鳴を上げながら体を弓のように反らせる桃先輩。だが俺は追い討ちをかけるように執拗に責め続けることにより絶頂を迎えさせるために何度も同じ動作を繰り返した。

 

「ダメェェッッッッッッッ♡♡♡」

 

 甲高い声を上げ果てた彼女を優しく抱き止める。そしてそのままベッドへと横たえてあげるのだった。

 

「はあ……はあ……待って元ちゃん……♡

 」

「ダメです。次は四つん這いになってケツを突き出して下さい。雌犬の交尾みたいにガッツリバックからハメてあげますよ」

「そんなあ……♡ひどいよお♡」

 

 とは言うものの、桃先輩の瞳は蕩け、視線は黒光りする犬を調教する警棒めいた俺のチンポに釘付けになっている。

 

「ひどい? 本当は期待してるんですよね? 

 先輩は血統書付き雌犬みたいですもんね」

「違うわよ! 私は悪魔令嬢なんだから!」

 

 否定する言葉とは裏腹に口角は上がっているのが分かったので恐らく図星なのだろうと思われる。俺は彼女の後ろへと回り込むとその豊満なお尻に手を添える。そして徐々に力を込めて揉み上げていき感触を楽しんでいく。弾力性がある肌質は非常に滑らかで触れているだけでも楽しくなる程だ。それだけでなく指先に当たる凹凸感もあって非常に気持ちよく癖になりそうだと思った。

 待ちきれないといった様子で懇願してくる彼女に対し焦らすような態度をとっていた俺だったがここでようやく挿入することにした。

 俺のチンポが膣穴に近づくのを桃先輩は肩越しに振り向いて凝視する。

 

「ああ……♡やっと来たぁ……♡」

 

 嬉々として受け入れ態勢に入っているようだ。それならば遠慮なく行かせてもらおうと思い一気に貫いた。

 ヌプッという音と共に侵入していったペニスは膣内を掻き分けながら奥の方へと進んで行く。

 

「うあぁ……っ! すごぉいぃ……♡太すぎぃ……っ♡こんなの初めて……っ♡♡♡

 元ちゃんの長チンポぉぉっ♡♡♡

 しゅごいよぉぉぉっ♡♡♡」

 

 根元まで入り切る前に最深部まで到達してしまったようだ。それでもなお押し込んでいくと行き止まりとなっている部分があったためそこで止まった。

 

「はあ……っ♡おまんこの一番深いところまで来ちゃってるううぅぅっ♡♡♡」

 

 桃先輩は涙混じりで叫ぶ。

 しばらく馴染ませるように静止していると少しずつ締まりが緩和されてきたため改めて抽送運動に入る。最初は緩慢に動かしてみることにしたが途中からスピードアップさせていく。バチンと肉同士がぶつかる音が鳴り響く度に愛液が飛び散っていく。

 

「あぁっ♡ イクゥッ♡いいっ♡♡♡

 元ちゃんのオチンポきもちいいっっ♡♡♡

 イキすぎてバカになっちゃうっっ♡♡♡

 こんなに感じちゃうの初めてっっ♡♡♡」

 

 喘ぎ狂う桃先輩を尻目に俺は彼女の両腕を持ち上げて四つん這いにさせる。

 そしてそのまま後ろ向きに倒れるような姿勢を取り腰を突き出させた体位になったことでより深く挿入できるようになりさらに動きやすくなった。

 

「どうだよっ! 俺のチンポはっ!? 

 兵藤一誠より凄いだろっ!?」

 

「すごすぎるよぉぉっっ♡♡♡

 元ちゃんの長くてあっついスナイパーライフルチンポっっ♡♡♡

 最高なのぉぉっっ♡♡♡

 元ちゃん好きぃぃっっ♡♡♡」

 

 パンッパァンッグッチュグチュッグチョグチョッ♡♡♡ 一定のリズムで叩きつけられていく感覚に酔い痴れているようで完全にメロメロといった様子を見せている。その表情はとても幸せそうで見ているだけでも充足感を得ることができた。

 

「ほらっ! 桃先輩っ! イクぞっ!」

「うんっ♡♡♡ 元ちゃん♡♡♡

 私も孕ませてぇっ♡♡♡ 令嬢改め隷嬢マンコに新鮮ぴゅっぴゅザーメンミルクたくさん注ぎ込んでぇっ♡♡♡」

 

 お互いが果てる時が来るのを感じ取ったのかお互いがお互いを求め合い求め合い貪り合っていくような感覚に陥りつつあった。そして遂に訪れる瞬間を迎えることになるのだった。今まで以上に速く激しい膣穴ストロークによるラッシュ攻撃が始まる。その全てを受け止める覚悟を決めた彼女の全身が大きく震えていた。その様子に気付いた俺は最後の一押しをするためにラストスパートをかけていく。

 

「イクゥウウウッッッ!!」

 

 ドピュッドピュ────ッッッッ!!

 

 盛大に放たれた精液を受け止めきれずに逆流してしまった白濁汁は結合部から溢れ出している。それでもなお止まらずに断続的に吐き出され続けていた。全てを出し切った俺たちはそのまま力尽きて崩れ落ちていった……はずだった。

 

「ああ……捕まっちゃたぁ♡♡♡

 元ちゃんのハングリー精子に……私の金満卵子捕まっちゃったあぁ♡♡♡」

 

 アヘ顔で泣き笑いしながら己の下腹部を撫でる桃先輩。自分の人生が確定してしまったショックによるものか、それとも俺の子を身籠った事による歓びか……。どちらか分からないけど一つ確かなことはこの人が母親になったらきっと良い家族を作ってくれるだろうということだろうか……。

 

 そして俺は桃先輩にシーツをかけると、

 尻を投げ出す様にして半ば放心状態になっている椿姫先輩に狙いを定めた。

 

「ひっ……!? わ、私とのエッチはもう終わったのでは? ひゃうんん♡♡♡」

 

 驚きの中に期待が混ざったような感情の入り乱れる表情を浮かべる椿姫先輩の乳首をピンッと弾いてやる。

 

「あんなのエッチの内に入りませんよ。

 入れて、出して、はいおしまいなんて……。犬の交尾の方がまだロマンチックってもんです」

 

 首筋に舌を這わせ彼女の鼠径部に指先でツーッとなぞっていく。

 

「ああっ……♡♡♡そん……な……♡」

 

 椿姫先輩は戸惑っているようだけど逃げる素振りは無い。耳元で囁いてやればビクッとする反応があったのでいやではないと理解できた。ならば問題はないはずだ。

 ずぶぶ……♡と俺のチンポを再び椿姫先輩の中へと側臥位で挿れていく。

 

「んふう♡……ふう♡♡♡」

 

 苦しさが和らぐ様に、ゆっくりと。そして椿姫先輩の片脚を持ち上げながらの側位の体勢で抽挿を開始する。

 まるで酵素による化学反応を起こした様に椿姫先輩の中は柔らかでジューシーかつ肉厚、極上の搾精器官に変じていた。

 

「どうです……? こうやってゆっくりと愛されるのは……?」

 

 俺は優しく語りかけながら腰を動かし続ける。やがて慣れてきたのか動きに合わせて自らも腰を使い始めた。そのタイミングに合わせてストロークの幅を大きく広げていく。

 

「ああ……っ♡ きもちいぃ♡

 きもちいいわあっ♡♡♡ 匙くんのオチンポきもちよすぎるわあ♡♡♡

 こんなの知ってしまったら戻れないぃっ♡♡♡」

「俺もですよ……椿姫先輩とのご褒美セックスがこれきりだなんて納得できないです……」

 

 徐々に感度が高まってきていることを示すように膣壁が収縮してきた。

 椿姫先輩が喜んでくれていて嬉しいが本番はこれからだ……! 

 

 グチュッグッチョ♡ グチョッグッチョッ♡♡♡

 

「ひあぁんっ♡ 激しいっっ♡ そんなにしたら壊れちゃいますぅっっ♡♡♡」

 

 激しくなる一方の動きに対して快感に浸っていた表情から一変して困惑へと変わる瞬間を目撃してしまったことで余計に興奮してしまう自分がいることを自覚していた。

 だからこそここまで昂ったものを鎮める方法はないということも理解していたはずなのにどうしてなのか我慢することが出来ずどんどん加速していくばかりなのである。

 

「やだやだやだぁ♡♡♡ 駄目なのにぃ♡♡♡ もっと欲しいのぉっ♡♡♡

 お願いしますぅっ♡♡♡  都落ち卵子に追討ザーメンで御首討ち取って♡♡♡」

「望むところですよっ! イクときの声ちゃんと聞かせてくださいよねっ!」

「はいぃっ♡ 聞いてくださぁいっ♡ あんっ♡ もうすぐイッちゃいましゅうぅっっ♡♡♡」

 

 そしていよいよ絶頂を迎えようとしていることが明らかとなった時に俺はより一層力を込めて最後の猛攻を仕掛けることにする。するとその甲斐もあってかとうとう椿姫先輩の方も限界に達したようで……

 

「ああぁっっ♡♡♡ すごいのぉぉっっ♡♡♡ こんなに感じちゃってるのおぉっっ♡♡♡ イクゥウウッッッ♡♡♡」

 

 絶叫と共に盛大に潮吹きしながら絶頂を迎えてしまった。それと同時に精液を大量に出されていたので栓の役割を果たしていたものがなくなって溢れ出してしまう。

 純白のシーツがドロドロになるまで汗と愛液を垂らして意識を飛ばす二人の年上美女のあられもない姿を見ると自然に頬が緩んでしまうのだった……。

 

 ……。

 ……。

 …………。

 

「匙君。匙君。いつまで寝ているのですか?」

「そうよ。元ちゃん。もうすぐロキ討伐に向かうんだから、しっかりしてね」

 

 んあ? あ、あれ? 

 椿姫先輩と桃先輩、それぞれに揺さぶられると俺の意識は目覚める。

 え? もしかして夢オチってヤツ? 

 

「おーおー、ロキっていう大物界の小物をぶちのめしに行くってのに会議室で高いびきとは。将来大物間違いなしだなぁ、お前さん」

「す、すいません……」

 

 アザゼル先生も頭を掻いて苦笑いしている。全くだ。ソーナ会長の夢の実現に一歩でも気合を入れていかなきゃいけないってのにあんなエロエロな夢を見るなんて……!! 気合入ってんのか俺!! 

 

「まあまあアザゼル先生。元ちゃんはやる時はやる子だから♡ねっ?」

 

 ひしっ、と腕に絡みつく桃先輩。

 ……え? なんか距離近くない? 

 前はソーナ会長の前ではケジメをつける人だったような? 

 

「全く。桃の言う通りです。あなたはやる時はやる人なんですから、自分を信じなさい。……会長以上に私は貴方の将来に期待していますよ」

 

 何やら熱を帯びた視線が飛んできた? 

 ま、まさかアレは……夢じゃ……ない? 

 バカ! 気合を入れなきゃいかんのにふにゃふにゃになりやがって!? 

 

「会長! 俺にビンタしてください!!」

「いいですよ」

 

 まさかの即答!? いや、これは俺の迷いを見抜いた会長が俺に喝を入れてくれるために……ありがとうございます!! 会長! 

 

「目を覚まして差し上げます。天網恢恢疎にして漏らさず!」

 

 ばっちーん!! とオファニムの攻撃よりも強烈なビンタが直撃!! 

 め、めちゃくちゃ痛い……!! 

 

 つい、ふらついた俺はヴリトラ様のおっぱいに後頭部を乗せてしまう。

 あ、相変わらず雲のようにふわふわな龍王っぱい……。と、またしても気持ちが浮ついてしまったその刹那……。

 

「この浮気者!!」

 

 逆鱗に触れられたかの様な憤怒の形相でまさかのグーパンチが飛んできた!? 

 ぐはっ……!? 

 どさり、と俺は床に倒れて天を仰ぐ。

 視界には桃先輩と椿姫先輩のスカートの中が映ったが、マイクロビキニの隙間からとろぉ……♡と太腿へ何かが垂れている様に見えたのだった……。

 

 ー

 

 なんやかんやあって会議室から俺達はロキが封じられている亜空間に転送された。

 しかし亜空間といって空がオーロラに包まれている以外は地上とそんなに変わらない。

 が、それよりディオドラの奴等はいない……。

 逃げたのか? あのチキン野郎!! 

 

「アイツらは後詰め……ということにして島流しだ。余程のことがない限りこっちには来れねえよ」

 

 カッカしていたところ、義手の指先で器用にタバコに火をつけながらアザゼル先生が補足する。

 

「軽卒ではありませんか? 万一ということもあります。ここでロキを取り逃がしてしまったら禍の団が活性化しますよ?」

 

 会長の意見ももっともだ。

 ここで取り逃がしたら元の木阿弥になってしまう。

 

「対策は取っている。安心しとけ。

 そこの若作り龍王を始め、オーディンのジジイとアマテラスのBBA、あとミカエルに頭を下げて援軍を送ってもらったからな」

「アザゼル。この闘いが終わったら次は貴様だ」

 

 あわわ……! ヴリトラ様の機嫌が雷雨の様に荒れていらっしゃる……!? 

 

「やっほー! 匙くん! 宜しくね!」

「宜しくお願いシマス」

 

 あの二人はイリナさんとライラさんか。

 というかイッセーから聞いた通り、イリナさんは転生天使になったんだな……。

 というかライラさんはローブ姿だがあのレイナーレさんばりに肌丸出しの白黒ビキニアーマーは一体なんだ? 

 天界の倫理はどうしたの? 

 

「此度はオーディン様の命により、このロスヴァイセ馳せ参じました。なんなりとお使い下さい」

「ん? 今、なんなりとお使い下さいって言ったよな?」

 

 アザゼル先生ェ……。ナチュラルにセクハラは止めて下さいよ。堕天使総督の前に、貴方は生徒会とオカルト研究部の顧問なんですからね。

 

「……しかし、妙だな」

「どうした武闘派YAKUZA」

「誰がYAKUZAだこの野郎」

 

 タケミカヅチ様は相変わらずおっかないなあ……。だって黒のオールバックにコートに白スーツに日本刀……って出で立ちじゃ……ねえ? 

 

「タケミカヅチ様、妙とは?」

「ん……シトリー家の嬢ちゃんか。いやな。ロキっていう野郎を性格から封印されていた3日の間に散々罠やら伏兵やら助勢やらを仕込んできているんじゃねえか……と読んでいたんだが何の気配もねえ」

 

 グラサンをギラリ、と光らせたタケミカヅチ様は辺りの森の様子を伺いながら呟く。

 確かにこの場所は木々が生い茂っていて視界も悪い……。あちこちに罠があってもおかしくない。

 

「匙」

「……はい!」

 

 目配せしてくる会長はクールビューティーだよなあ。ってそうじゃなくて!! 

 俺は【黒い龍脈】を蜘蛛型にすると地面に展開し、様子を探る。地脈や水脈の流れや気配から罠を探知する。昔流行ったダウジングみたいなもんだ。

 ん……? んん……? んんっ!? 

 なんだこりゃ……? 

 ドクン、ドクンと大地全体が一定のリズムを刻んでいる……!? 

 まるでこの空間が1個の生命体の様で……。

 

「アザゼル先生! 一旦戻りましょう!」

「いや、どうもそういうワケにもいかねえな……」

 

 アザゼル先生はやっちまった、とばかりに髪をガシガシ掻きむしる。

 その刹那……空気が凍るような威圧感が周囲を支配した。全身に鳥肌が立って冷や汗が滝のように溢れだす。

 やばい……! これは……! 

 

『ははははは……ははははは!! 

 まんまとかかったな!! このマヌケ共がァ!!』

 

 ドーン!! と地面が裂け出し土砂が吹き上がる!! 

 

「きゃあっ!?」

「うわあっ!?」

 

 桃先輩と仁村が岩の弾雨に飲まれかけたその矢先。

 

「チッ」

 

 タケミカヅチ様が舌打ちすると共にまるで流星群の様な太刀筋の曙光が放たれると弾雨を漏れなく細切りにし、ロスヴァイセさんのルーン結界が第二陣を阻んだ。

 クソッ! やっぱり罠を張ってやがった! 

 

「どこにいやがる! 出てこい卑怯者!」

「そうよそうよ! この愛の天使、イリナが神の御名に於いて貴方を退けてあげるからとっとと姿を現しなさい!!」

 

 あの、イリナさん? 便乗してくるのはいいんスけどね? 聖なる呪文を唱えられるとこっちにもスリップダメージが入っちゃうんで……。 

 

『姿を表せだと……!? ハハハハハ! 

 バカめ! 今やこの空間そのものが私だ!! 本来ならあのバケモノを葬り去るための取っておきだったのだがな……!』 「バケモノってのはサーゼクスの事か?」

『そうに決まっているだろう! 

 ……そうだ。アザゼル。

 お前も禍の団に鞍替えしないか? 

 あんなバケモノに与しているのはヤツの力が恐ろしいからだろう?』

 

 !? な、いきなり何を言い出しやがる!? 

 一方のアザゼル先生は明後日の方向を見ながらタバコを吸い、美味そうに煙を吐く。

 

「アザゼル、俺にもくれ」

「あいよ」

 

 タケミカヅチ様がタバコを出すとまたしても義手の指先から火をつける。

 まるでロキの勧誘なんて興味ありません、と言わんばかりに。

 

「ロキ、お前友達いねえだろ?」

『なにっ……!?』

「あのなあ。ダチっていうのは良い面も悪い面も含めて一緒にいて楽しいか、そうじゃねえか。それだけのことだ。

 ちょっと自分より力が上だからってバケモノだの、何だのとキーキー喚くなよ。

 そんなに自分のプライドが大事か? 

 ま、そういうワケでメーガナーダやらお前らとは一緒にいても楽しくなさそうだ。丁重にお断りさせてもらう」

「言いようはともかく、友人付き合いの下りは私も同意します」

 

『バカな連中だ……! ならば死ね!!』

 

 はー……。

 部下になれ→いやです。→じゃあ死ね! 

 どういう思考回路だよ。

 こんな三下悪神にビビって損したぜ。

 お前なんかに負けてやるほど、会長と俺の夢は安かないんだよ!! ロキ!!

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